JP6436631B2 - 自転車用のリムおよび該リムを備える自転車用の車輪 - Google Patents

自転車用のリムおよび該リムを備える自転車用の車輪 Download PDF

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Description

本発明は、自転車用のリムに関する。
本発明は、さらに、そのようなリムを備える自転車用の車輪に関する。
周知のとおり、自転車の車輪用のリムは、タイヤと接続するように構成された(configured to be coupled)径方向外側部分と、各スポーク用の複数の取付孔を有する径方向内側部分とを備える。
典型的に、径方向内側部分は、両側の側壁、および前述の孔が形成された底壁を含む。
「対称リム」と「非対称リム」が知られている。「対称リム」は、その径方向内側部分が、リムの正中矢状面を基準として対称な径方向断面を有するリムであり、「非対称リム」は、その径方向内側部分が、リムの正中矢状面を基準として非対称な径方向断面を有するリムである。
本明細書及び添付の特許請求の範囲において「正中矢状面」という表現は、リムに装着されるタイヤの中間を通過して、リムの回転軸心と直交する平面のことを指す。つまり、正中矢状面は、リムに装着されるタイヤの対称面と一致する。
典型的に、スポークは、前述の孔で車輪に接続され、所定のキャンバ角が得られるように、前記正中矢状面に対して所定の傾斜角で向けられる。
対称リムは自転車の前輪に使用されることが多く、非対称リムは後輪に使用されることが多い。事実、リムの径方向内側部分の形状が非対称であると、キャンバ角を大きくし易い。特に、後輪では、ハブの片側にスプロケットアセンブリを設けるので、キャンバ角を大きくする必要がある。しかし、非対称リムは、前輪に使用される場合もあり、具体的には、ディスクブレーキを用いる前輪の場合に使用される。
自転車、特に競走用自転車の分野では、軽量であると同時に高強度で信頼性も高いリムの製造が、特に所望されている。
そのため、リムの径方向内側部分の壁厚を、リムの所望の強度特性及び信頼性が損なわれない範囲で十分に薄くしようとする傾向がある。
出願人は、スポークが締められると、スポークのヘッドが、リム側の各孔周辺の接触領域に大きな応力をもたらすことに気付いた。この応力により、孔周辺に張力が大きく集中する。そのため、少なくとも底壁では、壁厚は、所定の厚さにする必要がある。
本願と同じ出願人による特許文献1には、対称リムに、スポークのヘッドを保持する孔付きインサートを設ける構成が開示されている。各スポークは、リムの底壁に形成された各孔を介して、そのインサートに挿通される。つまり、そのインサートは、前述の孔の部分で、スポークのヘッドと底壁との間に配置される。
特許文献1に記載されたインサートは、スポークが締められた際に発生する応力を、インサートを設けない場合に比べて底壁の孔周辺のより広い範囲の接触領域に分散させることができる。これにより、有利なことに、インサートを使用しない場合に比べて、底壁の壁厚をより薄くすることができる。
しかし、出願人は、底壁とインサートとの接触には、改善の余地があることに気付いた。この接触を改善することにより、スポークが締められた際に発生する応力を、より良好にリムに分散させることができる。これにより、底壁の壁厚をさらに薄くできるので、リムのさらなる軽量化を達成することができる。
欧州特許出願公開第2422959号明細書
出願人は、非対称リムについても、壁厚を薄くすることによるリムの軽量化が望ましいことを見出し、さらに、非対称リムの場合においても、スポークが締められた際の、その取付ヘッドによってリムに生じる応力に特に注意することにより、そうした軽量化の要求に答えることができることを見出した。
したがって、本発明の根底をなす技術的課題は、スポークが締められた際の張力を、(対称リムであるか非対称リムであるかに関わらず)リムに最適に分散させることにより、リムを薄肉化して所望の軽量化を達成することである。
以上を踏まえて、本発明の第1の態様は、自転車用のリムに関する。この自転車用のリムは、自転車用のタイヤと接続するように構成された径方向外側部分と、各スポーク用の複数の取付孔を有する径方向内側部分とを備え、前記径方向内側部分が、両側の側壁、および前記複数の孔が形成された底壁を含み、前記径方向内側部分が、少なくとも前記側壁のうちの1つを前記底壁から区切る第1の曲率不連続部を有しており、前記底壁が、少なくとも一部の前記孔において、前記スポークのヘッドを保持する、各孔付きインサートを収容するように構成されている。
本発明の第2の態様は、上記のリムを備える自転車用の車輪に関する。
本明細書及び添付の特許請求の範囲において「曲率不連続部」という表現は、所与のプロファイル(profile)に沿って、曲率が実質的に急峻に変化する箇所のことを指す。
本明細書及び添付の特許請求の範囲において、スポークのヘッドについて言及する際、それは、スポークの端部が幅拡になって形成されたヘッド、およびスポークの端部に螺合したニップルによって形成されたヘッド(つまり、この場合の端部には、ニップルが螺合するためのねじ部が設けられている)の両方の構成を含む。ニップルの代わりに、既知の方法でスポークの端部と連結することのできる、別の連結部材が使用されてもよい。
有利なことに、本発明のリムには、前述した第1の曲率不連続部が設けられているので、スポークのヘッドを保持する孔付きインサートを底壁に収容でき、側壁のプロファイルや曲率に関わらず、前記底壁と連結する(couple)前記インサートの壁の曲率に応じて、その底壁の曲率を選択することができる。よって、前記第1の曲率不連続部は、側壁の曲率と、底壁の所望される曲率との差が大きくなればなるほど、より際立つ。このような構成により、スポークが締められた際に、そのスポークによってリムの底壁に発生する張力を、最適に分散させることができる。したがって、本発明のリムの強度および信頼性に不利益を生じることなく、底壁の壁厚を薄くして所望の軽量化を達成することができる。
特に、出願人は、スポークが締められると、第1の曲率不連続部が、前記リムの底壁の収縮効果を引き起こすことに気付き、さらに、その効果が、リムの径方向内側部分のプロファイルに関わらず(つまり、対称リムおよび非対称リムのいずれの場合にも)得られることに気付いた。この効果により、孔付きインサートと底壁との相互接触面が増加し、張力をより良好にリムに分散させることができる。
出願人は、さらに、底壁の曲率を、インサートの壁の曲率に応じて選択できる構成により、有利なことに、孔付きインサートと底壁との最適な接触を維持することによって張力をリムに最適に分散させると同時に、所定のキャンバ角が得られるようにスポークを向けることが可能となることに気付いた。
本発明は、上述したいずれの態様においても、後述する少なくとも1つの好適な構成を、単独で又は2つ以上の組合せとして包含する。
好ましくは、前記底壁が、所定のプロファイルを有しており、前記孔付きインサートのそれぞれが、前記底壁と連結する連結壁(coupling wall)を有しており、この連結壁が、前記所定のプロファイルと略合致するプロファイルを有している。
より好ましくは、前記底壁が、所定の第1の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有しており、前記孔付きインサートのそれぞれが、前記底壁と連結する連結壁を有しており、この連結壁が、前記第1の曲げ半径と略同一の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有している。
本明細書及び添付の特許請求の範囲において「略円弧形状のプロファイル」という表現は、円弧形状に実質的に追従した形状を、その大部分の範囲にわたって有するプロファイルのことを指す。
これにより、有利なことに、合わせ面間の形状が合致した形状カップリングが得られる、すなわち、孔付きインサートと底壁との接触が最適になる(その結果、張力がリムに最適に分散される)。さらに、所望のキャンバ角を得るためにスポークに加えられる特定の傾斜角に関わらず、その最適な接触を維持することができる。
本発明のリムの第1の好ましい実施形態において、前記径方向内側部分は、当該リムの正中矢状面を基準として対称である。これにより、対称リムが製造される。
本発明のリムの第2の好ましい実施形態において、前記径方向内側部分は、当該リムの正中矢状面を基準として非対称である。これにより、非対称リムが製造される。
好ましくは、本発明のリムは、さらに、前記両側の側壁のうちの他方の側壁を前記底壁から区切る第2の曲率不連続部を有している。
当然ながら、対称リムの場合、そのような第2の曲率不連続部は、前述の正中矢状面を基準として、前記第1の曲率不連続部と鏡対称になる。
一方、非対称リムの場合、前述の第2の曲率不連続部は、前記第1の曲率不連続部と鏡対称にはならない。すなわち、前記第2の曲率不連続部は、前記第1の曲率不連続部よりも際立つかもしくは前記第1の曲率不連続部よりも際立たなくなりえ、および/または前記第1の曲率不連続部の径方向位置に対して異なる径方向位置に設けられうる。
出願人は、スポークが締められると、第2の曲率不連続部が、当該第2の曲率不連続部の形状や位置に関わらず、前記リムの底壁のより大きな収縮効果を引き起こすことに気付き、さらに、その結果、孔付きインサートと底壁との相互接触面が増加し、張力をリムにより良好に分散できることに気付いた。これは、対称リムおよび非対称リムのいずれの場合にも起こる。
好ましくは、少なくとも1つの前記側壁が、前記第1の曲げ半径よりも大きい所定の第2の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有している。
あるいは、少なくとも1つの前記側壁が、略真直なプロファイルを有している。
したがって、前述の曲率不連続部を設けることにより、側壁のプロファイルに関係なく、底壁のプロファイルを所望に形成することができる。
非対称リムの場合、好ましい一実施形態において、前記両側の側壁のうちの一方の側壁は、前記所定の第2の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有しており、前記両側の側壁のうちの他方の側壁は、前記第2の曲げ半径と異なる第3の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有している。
好ましくは、前記第1の曲率不連続部が、前記リムの前記径方向内側部分の軸方向内側面および軸方向外側面の両側に形成されている。
この場合、有利なことに、前記リムの径方向内側部分の底壁及び側壁の壁厚を略一様に形成できる、特に、底壁の壁厚と側壁の壁厚とを略等しく形成できるので、製造およびコストの面で明らかに有利である。
好ましくは、前記第2の曲率不連続部も、前記リムの前記径方向内側部分の軸方向内側面および軸方向外側面の両側に形成されている。
本発明のさらなる特徴および利点は、添付の図面を参照しながら行う、好ましい実施形態についての以下の詳細な説明から明らかになる。それらの実施形態は、例示に過ぎず、本発明を限定するものではない。
本発明にかかる自転車用のリムの第1の実施形態を示す概略斜視図である。 図1のリムの概略拡大断面斜視図である。 図1のリムの概略拡大径方向断面図である。 図1のリムの他の概略拡大径方向断面図であり、鎖線はリムの変形前の形態(図3の形態に相当)を表し、実線はスポーク(図示せず)が締められたリムの変形後の形態を表す。 図4のリムの変形前の形態を示す概略拡大径方向断面図である。 図4のリムの変形後の形態を示す概略拡大径方向断面図である。 本発明にかかる自転車用のリムの第2の実施形態を示す概略拡大断面斜視図である。 図7のリムの概略拡大径方向断面図である。 本発明にかかる自転車用のリムの第3の実施形態を示す概略径方向断面図である。 図9のリムの概略拡大径方向断面図であり、鎖線はリムの変形前の形態を表し、実線はスポーク(図示せず)が締められたリムの変形後の形態を表す。 図1のリムを備える本発明にかかる自転車用の車輪の概略斜視図である。
図1〜図6に、本発明にかかる自転車用のリムの第1の実施形態を示す。このリム全体に、符号10を付す。
リム10は、車輪11(図11)の一部である。リム10は、タイヤ100と接続するように構成された(configured to be coupled)径方向外側部分12と、各スポーク17(図11では、一部のスポークに対してのみ符号17を付している)用の複数の取付孔16(図面では、一部の孔に対してのみ符号16を付している)を有する径方向内側部分14とを備える。これらのスポーク17は、リム10に取り付けられる側と反対側の端部でハブ19(図11)に接続される。この場合、好ましくは、タイヤ100には空気室が設けられている。
好ましくは、リム10は、少なくとも一部が、高分子材料に構造繊維を組み込んだ複合材料で構成されるか、あるいは、少なくとも一部が、軽合金(例えば、アルミニウム、アルミニウム系合金など)で構成されてもよい。しかし、本実施形態では、リム10は、金属材料で構成され、好ましくは軽合金(例えば、アルミニウム、アルミニウム系合金など)で構成される。
径方向外側部分12は、隔壁13により、径方向内側部分14から隔てられている。隔壁13は、径方向外側部分12において、タイヤ100のビード用の支持壁を形成している。
径方向外側部分12は、その径方向断面が、リム10の正中矢状面X−Xを基準として実質的に対称である。
一方、図2〜図4から明らかなように、リム10の径方向内側部分14は、正中矢状面X−Xを基準として非対称である。したがって、このリム10は非対称リムである。
径方向内側部分14は、互いに向かい合う両側の側壁14a,14b、および前述の孔16が形成された底壁14cを含む。これらの壁14a,14bは、隔壁13と共に、リム10の径方向内側部分14内に単一の閉じた空間140(図4)を形成している。
径方向外側部分12は、底壁14cにおける前述の孔16に、複数の孔12aを各々、スポーク17を挿入するために有している(図2)。見易くするために、図1には孔12aを示していない。
図2〜図6から明らかなように、径方向内側部分14は、側壁14a,14bのそれぞれに、その側壁14a,14bを底壁14cから区切る曲率不連続部14d,14eを各々有している。したがって、底壁14cは、その径方向外側の位置で、前述の曲率不連続部14d,14eによって境界が定められている。
曲率不連続部14d,14eは、リム10の径方向内側部分14の軸方向内側面14fおよび軸方向外側面14gの両側に形成されている。
曲率不連続部14dと、曲率不連続部14eとは、正中矢状面X−Xを基準として鏡対称の位置にある。
好ましくは、底壁14cは、所定の曲げ半径(図示せず)を有する略円弧形状のプロファイル(profile)を有している。一変形例として、底壁14cは、略楕円形状のプロファイルを有していてもよい。
底壁14cは、少なくとも一部の前述の孔16において、スポーク17のヘッドを保持する、対応する孔付きインサート18を収容する。つまり、底壁14cは、孔付きインサート18を収容する座部を形成している。
好ましくは、孔付きインサート18は、高分子材料に構造繊維を組み込んだ複合材料で構成される。他の実施形態において、孔付きインサート18は、金属材料で構成され、好ましくは軽合金(例えば、アルミニウム、アルミニウム系合金など)で構成される。
孔付きインサート18のそれぞれが、底壁14cと連結する(coupling)連結壁(coupling wall)18a(図5)を有している。
この連結壁18aは、底壁14cのプロファイルと合致するプロファイルを有している。
図2〜図6に示す好適例(ただし、本発明を限定しない)では、前述の連結壁18aが、底壁14cと実質的に合致するプロファイルを有しており、例えば、略円弧形状を有する底壁14cの曲げ半径と略同一の曲げ半径(図示せず)を有する略円弧形状のプロファイルを有している。図5では、スポークを締める前とスポークを締めた後での孔付きインサート18と底壁14cとの異なる相対位置関係(後で詳述する)を分かり易く示すために、孔付きインサート18の連結壁18aと底壁14cとの間の隙間を、故意に過剰に描いている。
孔付きインサート18は、特許文献1に記載したものと同じ種類であってもよい。リム10が複合材料で構成されたものである場合、このリム10と孔付きインサート18とを一体成型してもよい。
側壁14a(図2〜図4の左側の側壁)は、底壁14cの曲げ半径よりも大きい所定の曲げ半径(図示せず)を有する略円弧形状のプロファイルを有している。
側壁14b(図2〜図4の右側の側壁)も、底壁14cの曲げ半径よりも大きい所定の曲げ半径(図示せず)を有する略円弧形状のプロファイルを有している。図2〜図4に示す例(ただし、本発明を限定しない)では、側壁14bの曲げ半径が、側壁14aの曲げ半径よりも大きく設定されている。
図4〜図6に、スポーク17を締めることでリム10に生じる変形、特に、リム10が複合材料で構成されたものである場合の変形を示す。
既述したように、リム10は、変形前の形態(図3の形態に相当)が鎖線で概略的に図示されており、スポーク17が締められ変形した後の形態が実線で概略的に図示されている。同様に、孔付きインサート18は、リム10の変形前の形態が鎖線で概略的に図示されており、リム10の変形後の形態が実線で概略的に図示されている。
図5は、リム10の変形前の形態における、底壁14cおよび孔付きインサート18の拡大図である。図6は、リム10の変形後の形態における、底壁14cおよび孔付きインサート18の拡大図である。
図5と図6とを比較すると分かるように、リム10の変形後の形態では、底壁14cと孔付きインサート18の連結壁18aとの接触面が、リム10の変形前の形態よりも増加している。これは、曲率不連続部14d,14eを設けたことにより、スポーク17を締める過程でもたらされるリム10の底壁14cの収縮効果の結果である。当然ながら、この有利な収縮効果(およびこの収縮効果によって生じる、底壁14cと孔付きインサート18の連結壁18aとの接触面の有利な増加)は、前述の曲率不連続部14d,14eの一方のみを設けた場合にも得られる。
図7及び図8に、本発明にかかる自転車用のリム10の第2の実施形態を示す。
図7及び図8では、機能面からみて、図1〜図6を参照しながら既に説明したリム10の構成要素と同一な又は等価的な構成要素には、図1〜図6と同じ符号を付しており、以下ではその説明を省く。
図7及び図8のリム10も、非対称リムである。しかしながら、図7及び図8のリム10は、その径方向外側部分12が、図2〜図6のリム10の径方向外側部分12と実質的に異なる。
より具体的に述べると、図7及び図8のリムの径方向外側部分12は、その径方向断面が、リム10の正中矢状面X−Xを基準として実質的に対称であるが、図2〜図6のリム10の径方向外側部分12とは違って、タイヤ100を留める両側の環状のウィング12bを具備している。この場合のタイヤ100には、空気室を有するものもあれば、空気室を有さないものもある。
一方、径方向内側部分14は、図2〜図6のリム10の径方向内側部分14と実質的に同じである。
図9及び図10に、本発明にかかる自転車用のリム10の第3の実施形態を示す。
図9及び図10では、機能面からみて、図1〜図6を参照しながら既に説明したリム10の構成要素と同一な又は等価的な構成要素には、図1〜図6と同じ符号を付しており、以下ではその説明を省く。
具体的に述べると、図9及び図10のリム10は、対称リムである点が、図2〜図6のリム10と実質的に異なる。
具体的に述べると、径方向内側部分14は、正中矢状面X−Xを基準として対称である。
より具体的に述べると、径方向内側部分14の両側の側壁14a,14bが、正中矢状面X−Xを基準として対称であり、さらに、底壁14cの曲げ半径よりも大きい曲げ半径(図示せず)を有する略円弧形状のプロファイルを有している。
図10に、スポーク17を締めることでリム10の径方向内側部分14に生じる変形、特に、リム10が複合材料で構成されたものである場合の変形を示す。
この場合においても、リム10は、変形前の形態(図9の形態に相当)が鎖線で概略的に図示されており、スポーク17が締められた変形後の形態が実線で概略的に図示されている。同様に、孔付きインサート18が、リム10の変形前の形態が鎖線で概略的に図示されており、リム10の変形後の形態が実線で概略的に図示されている。この場合でも、明らかに、有利な収縮効果が得られ、その結果、底壁14cと孔付きインサート18の連結壁18aとの接触面の有利な増加をもたらすことができる。
前述の曲率不連続部14d、14eを設ける構成は、非対称リム10の場合だけでなく、ロープロファイル(low profile)型の対称リムにおいても、特に有利である。ロープロファイルでは、径方向内側部分14のいずれの側壁14a,14bは、底壁14cの所望される曲げ半径よりも大きい曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有する。
当然ながら、当業者であれば、特定の要件及びその時々の要件に応えるために、既述した自転車用のリム10および該リム10を備える自転車用の車輪11に対して様々な変更や変形を施されうるが、このような変更及び変形の全ては、添付の特許請求の範囲に規定された本発明の保護範囲内に包含されることに留意されたい。
なお、本発明は、実施の態様として以下の内容を含む。
[態様1]
自転車用のタイヤ(100)と接続するように構成された径方向外側部分(12)と、
各スポーク(17)用の複数の取付孔(16)を有する径方向内側部分(14)と、
を備え、
前記径方向内側部分(14)が、両側の側壁(14a,14b)、および前記複数の孔(16)が形成された底壁(14c)を含む、自転車用のリム(10)であって、
前記径方向内側部分(14)が、少なくとも前記側壁(14a,14b)のうちの1つを前記底壁(14c)から区切る第1の曲率不連続部(14d,14e)を有しており、
前記底壁(14c)が、少なくとも一部の前記孔(16)において、前記スポーク(17)のヘッドを保持する、各孔付きインサート(18)を収容するように構成されていることを特徴とする、自転車用のリム(10)。
[態様2]
態様1に記載の自転車用のリム(10)において、前記底壁(14c)が、所定のプロファイルを有しており、前記孔付きインサート(18)のそれぞれが、前記底壁(14c)と連結する連結壁(18a)を有しており、この連結壁(18a)が、前記所定のプロファイルと実質的に合致するプロファイルを有している、自転車用のリム(10)。
[態様3]
態様1に記載の自転車用のリム(10)において、前記底壁(14c)が、所定の第1の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有しており、前記孔付きインサート(18)のそれぞれが、前記底壁(14c)と連結する連結壁(18a)を有しており、この連結壁(18a)が、前記第1の曲げ半径と略同一の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有している、自転車用のリム(10)。
[態様4]
態様1から3のいずれか一態様に記載の自転車用のリム(10)において、前記径方向内側部分(14)が、当該リム(10)の正中矢状面(X−X)を基準として対称である、自転車用のリム(10)。
[態様5]
態様1から3のいずれか一態様に記載の自転車用のリム(10)において、前記径方向内側部分(14)が、当該リム(10)の正中矢状面(X−X)を基準として非対称である、自転車用のリム(10)。
[態様6]
態様1から5のいずれか一態様に記載の自転車用のリム(10)において、さらに、前記両側の側壁(14a,14b)のうちの他方の側壁を前記底壁(14c)から区切る第2の曲率不連続部(14d,14e)を有している、自転車用のリム(10)。
[態様7]
態様3または態様3に従属する場合の態様4から6のいずれか一態様に記載の自転車用のリム(10)において、少なくとも1つの前記側壁(14a,14b)が、前記第1の曲げ半径よりも大きい所定の第2の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有している、自転車用のリム(10)。
[態様8]
態様5に従属する場合の態様7に記載の自転車用のリム(10)において、前記両側の側壁(14a,14b)のうちの一方の側壁(14a)が、前記所定の第2の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有しており、前記両側の側壁(14a,14b)のうちの他方の側壁(14b)が、前記第2の曲げ半径と異なる第3の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有している、自転車用のリム(10)。
[態様9]
態様1から6のいずれか一態様に記載の自転車用のリム(10)において、少なくとも1つの前記側壁(14a,14b)が、略真直なプロファイルを有している、自転車用のリム(10)。
[態様10]
態様1から9のいずれか一態様に記載の自転車用のリム(10)において、前記第1の曲率不連続部(14d,14e)が、前記径方向内側部分(14)の軸方向内側面(14f)および軸方向外側面(14g)の両側に形成されている、自転車用のリム(10)。
[態様11]
態様1から10のいずれか一態様に記載のリム(10)を備える自転車用の車輪(11)。

Claims (10)

  1. 自転車用のタイヤ(100)と接続するように構成された径方向外側部分(12)と、
    各スポーク(17)用の複数の取付孔(16)を有する径方向内側部分(14)と、
    を備え、
    前記径方向内側部分(14)が、両側の側壁(14a,14b)、および前記複数の孔(16)が形成された底壁(14c)を含む、自転車用のリム(10)であって、
    前記径方向内側部分(14)が、各取付孔(16)の箇所、および円周方向で隣り合う取付孔(16)の間で、少なくとも前記側壁(14a,14b)のうちの1つを前記底壁(14c)から区切る第1の曲率不連続部(14d,14e)を有しており、
    前記底壁(14c)が、少なくとも一部の前記孔(16)において、前記スポーク(17)のヘッドを保持する、各孔付きインサート(18)を収容するように構成されており、
    前記第1の曲率不連続部(14d,14e)は前記径方向内側部分(14)の内側に向かって延
    前記第1の曲率不連続部(14d,14e)が、前記径方向内側部分(14)の軸方向内側面(14f)および軸方向外側面(14g)の両側に形成されており、
    前記両側の側壁(14a,14b)は、前記底壁(14c)と共に、前記リム(10)の前記径方向内側部分(14)内に単一の閉じた空間(140)を形成している自転車用のリム(10)。
  2. 請求項1に記載の自転車用のリム(10)において、前記底壁(14c)が、所定のプロファイルを有しており、前記孔付きインサート(18)のそれぞれが、前記底壁(14c)と連結する連結壁(18a)を有しており、この連結壁(18a)が、前記所定のプロファイルと実質的に合致するプロファイルを有している、自転車用のリム(10)。
  3. 請求項1に記載の自転車用のリム(10)において、前記底壁(14c)が、所定の第1の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有しており、前記孔付きインサート(18)のそれぞれが、前記底壁(14c)と連結する連結壁(18a)を有しており、この連結壁(18a)が、前記第1の曲げ半径と略同一の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有している、自転車用のリム(10)。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の自転車用のリム(10)において、前記径方向内側部分(14)が、当該リム(10)の正中矢状面(X−X)を基準として対称である、自転車用のリム(10)。
  5. 請求項1から3のいずれか一項に記載の自転車用のリム(10)において、前記径方向内側部分(14)が、当該リム(10)の正中矢状面(X−X)を基準として非対称である、自転車用のリム(10)。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の自転車用のリム(10)において、さらに、前記両側の側壁(14a,14b)のうちの他方の側壁を前記底壁(14c)から区切る第2の曲率不連続部(14d,14e)を有している、自転車用のリム(10)。
  7. 請求項3または請求項3に従属する場合の請求項4から6のいずれか一項に記載の自転車用のリム(10)において、少なくとも1つの前記側壁(14a,14b)が、前記第1の曲げ半径よりも大きい所定の第2の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有している、自転車用のリム(10)。
  8. 請求項5に従属する場合の請求項7に記載の自転車用のリム(10)において、前記両側の側壁(14a,14b)のうちの一方の側壁(14a)が、前記所定の第2の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有しており、前記両側の側壁(14a,14b)のうちの他方の側壁(14b)が、前記第2の曲げ半径と異なる第3の曲げ半径を有する略円弧形状のプロファイルを有している、自転車用のリム(10)。
  9. 請求項1から6のいずれか一項に記載の自転車用のリム(10)において、少なくとも1つの前記側壁(14a,14b)が、略真直なプロファイルを有している、自転車用のリム(10)。
  10. 請求項1からのいずれか一項に記載のリム(10)を備える自転車用の車輪(11)。
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