JP6436164B2 - 時刻参照端末、計測端末、時刻同期システムおよび時刻同期方法 - Google Patents

時刻参照端末、計測端末、時刻同期システムおよび時刻同期方法 Download PDF

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Description

本発明は、時刻参照端末、計測端末、時刻同期システムおよび時刻同期方法に関する。
センサネットワークなどで利用される、センシング機能と通信機能を搭載する計測端末は、各々の計測端末間における時刻の同期に高い精度を要する。また、これらの計測端末は、商用電源が確保しにくい場所に設置されることも多いので、電力量に制限があり、バッテリ駆動が要求される。これに対して、特許文献1には、時刻同期信号を受信するために長い時間待機する必要なく、そのため消費電力量を低く抑える方法が開示されている。
また、特許文献2には、水、油およびガス等が配管の特定位置から漏れている際に、漏れている個所を、相関方式を利用して感知し、検出する手法が開示されている。
特開2006−74326号公報 特開昭58−208636号公報
各計測端末がバッテリ駆動を利用して無線通信するセンサネットワークでは、当該各計測端末の長期間動作のために、低電力で各計測端末間を時刻同期する必要がある。例えば、特許文献1に記載の時刻同期方法では、低電力に時刻同期を実現するために、時間管理された端末間において周期的に時刻同期処理を行うことにより、消費電力量の高い無線通信を実行する頻度を抑制する。しかし、計測端末に搭載するクロック精度によりカウント時間には誤差が発生する。このため、リファレンス端末が、同期時刻と実際に計測する計測時刻との間隔を長くすると計測開始時間の誤差が大きくなり、同期時刻と計測時刻との間隔を短くすると計測開始時刻を超過してしまうという問題がある。
また、特許文献2に記載の相関処理を用いた位置特定手法は、異なる2点間で取得する時間波形が完全に同期されていることが前提となっており、実際の運用においてはこの時間波形の同期誤差を抑制する必要がある。しかし、屋外で広範囲に亘りセンサ端末を設置して、計測データ送信に無線通信を使用する場合、通信環境の変動による同期誤差の低下や、センサ端末の高負荷動作により電力消費が高くなるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するべくなされた。本発明は、通信環境の変動や計測の時間間隔が計測誤差の発生要因とならず、高い同期精度を得られ、且つ、低い消費電力を実現する時刻参照端末等を提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の観点は、
所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始する少なくとも1つ以上の処理端末と接続された時刻参照端末であって、
処理開始時刻まで処理を開始しないことを指示する信号を、処理端末の各々に送信する動作開始指示手段と、
現在時刻から処理開始時刻に至る時間のうち、処理端末の各々の動作に関するクロックの精度に相当する時間分、処理開始時刻に先立って完了するよう、処理端末の各々との間で同期処理を実施する同期処理手段とを備える、時刻参照端末である。
本発明の第2の観点は、
所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始するよう指示する時刻参照端末と接続された処理端末であって、
処理開始時刻まで処理の開始を待つ待機手段と、
時刻参照端末から通知される同期開始時刻に、時刻参照端末との同期処理を実施する同期処理手段と、
処理開始時刻に、処理を開始する処理手段
とを備える、処理端末である。
本発明の第3の観点は、
上記のいずれかに記載された時刻参照端末と、上記のいずれかに記載された処理端末を備える時刻同期システムである。
本発明の第4の観点は、
所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始する少なくとも1つ以上の処理端末と接続された時刻参照端末が行う時刻同期方法であって、
処理開始時刻まで処理を開始しないことを指示する信号を、処理端末の各々に送信し、
現在時刻から処理開始時刻に至る時間のうち、処理端末の各々の動作に関するクロックの精度に相当する時間分、処理開始時刻に先立って完了するよう、処理端末の各々との間で同期処理を実施することを備える、
時刻同期方法である。
本発明の第5の観点は、
所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始するよう指示する時刻参照端末と接続された少なくとも1つ以上の処理端末が行う時刻同期方法であって、
処理開始時刻まで処理の開始を待ち、
時刻参照端末から通知される同期開始時刻に、時刻参照端末との同期処理を実施し、
処理開始時刻に、処理を開始することを備える、
時刻同期方法である。
本発明の時刻参照端末等によると、通信環境の変動や計測の時間間隔が計測誤差の発生要因とならず、高い同期精度を得られ、且つ、低い消費電力を実現することができる。
本発明の第一の実施形態に係る時刻同期システムの構成を示す図である。 第一の実施形態における時刻参照端末の機能構成の一例を示す図である。 第一の実施形態における計測端末の機能構成の一例を示す図である。 第一の実施形態における時刻参照端末および計測端末の時間の概念を説明するための図である。 第一の実施形態に係る時刻同期システムの動作をフロー図である。 本発明の第二の実施形態に係る時刻同期システムの構成を示す図である。 第二の実施形態に係る時刻同期処理の動作を示すフロー図である。 本発明の第三の実施形態に係る時刻同期システムの時刻参照端末の内部構成図である。 第三の実施形態に係る時刻同期システムの計測端末の内部構成図である。 第三の実施形態に係る時刻同期処理の動作を示すフロー図である。 第三の実施形態におけるフラグ間のクロックパルスの概念を示す図である。 第三の実施形態におけるフラグ間のカウンタ値の概念を示す図である。 第三の実施形態におけるフラグ送信回数とカウンタ値との関係を示すグラフ図である。 第三の実施形態における時刻参照端末と各計測端末との通信処理を時系列で示すグラフ図である。 クロック補正なしの同期誤差を示すグラフ図である。 クロック補正ありの同期誤差を示すグラフ図である。 本発明の第四の実施形態に係る時刻参照端末の構成を示す図である。 本発明の第五の実施形態に係る処理端末の構成を示す図である。 本発明の第六の実施形態に係る時刻同期システムの構成を示す図である。
次に図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。更に以下に記載される実施形態は一例であり、その本質を同一とする範囲において適宜変更可能であることに留意すべきである。
また、以下の実施形態の説明において、各装置の各構成要素は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。各装置のハードウェアは、その構成要素として、任意のコンピュータのCPU(Central Processing Unit)と、プログラムをロードするためのメモリを含む。更にハードウェアによる構成要素は、プログラムを格納するためのハードディスクなどの記憶メディアと、ネットワーク接続用インタフェースを含む。
上記の各構成要素をメインとした、ハードウェア、ソフトウエア、またはこれらの任意の組合せによって各装置は実現される。そして、その実現方法等には様々な変形例がある。例えば、CPUの他に、MPU(Micro-processing unit)やMCU(Micro Controller Unit)が使用されてもよい。
<第一の実施形態>
(時刻同期システム)
第一の実施形態に係る時刻同期システム1は、計測端末間の計測開始時刻の同期をとるシステムであり、図1に示すように、時刻参照端末20および複数の計測端末10(10a、10b、10c…)を備えている。時刻参照端末20は、時刻同期システム1内に1つ以上存在する。時刻参照端末20と計測端末10a、10bおよび10cは、通信網7を介して互いに通信することができる。尚、多くの場合、計測端末10a〜10cと通信網7の間の通信は無線で行われ、この無線通信の際に、計測端末10a〜10cは多くの電力を消費する。
(時刻参照端末)
時刻参照端末20は、図2に示すように、計測開始時刻設定部100、計測間隔算出部110、クロック精度記憶部120、最大誤差時間算出部130、同期開始時刻設定部140、動作開始指示部150、同期処理部170、計測開始時刻記憶部180、残時間設定部190および送受信部160等を備えている。
計測開始時刻設定部100は、時刻同期システム1の管理者等であるユーザに、計測開始時刻の設定を促す。計測開始時刻記憶部180は、設定された計測開始時刻を記憶する。計測間隔算出部110は、予め設定された計測開始時刻および現在時刻である動作開始時刻から、計測間隔を算出する。クロック精度記憶部120は、各計測端末10a〜10cのクロック周波数の許容誤差(以下「クロック精度」と記載)に関する情報であるクロック精度情報を記憶する。最大誤差時間算出部130は、計測間隔とクロック精度情報とを基に、各計測端末10a〜10cの最大誤差時間を算出する。
同期開始時刻設定部140は、計測開始時刻、最大誤差時間および同期に必要とされる時間である同期処理時間を基に、計測開始時刻の直前に同期を行うように、同期開始時刻を算出する。動作開始指示部150は、各計測端末10a〜10cに動作待機を示す指示を送信する。同期開始時刻記憶部141は、同期開始時刻を記憶する。同期処理部170は、同期開始時刻に、各計測端末10a〜10cとの間で時刻同期処理を行う。残時間設定部190は、同期処理時間と計測開始時刻とから、計測開始時刻までの残時間を算出する。残時間設定部190は、算出された残時間を、無線通信を介して、各計測端末10a〜10cに設定する。送受信部160は、通信網7を介して計測端末10a〜10cと無線通信する。
(計測端末)
計測端末10a〜10cは、図3に示すように、計測待機部200、同期処理部210、計測処理部220、送受信部230、同期開始時刻記憶部240および残時間記憶部250等を備えている。計測待機部200は、時刻参照端末20からの動作待機指示により周辺機能の電源をオフにし、同期開始時刻もしくは計測開始時刻までオフ状態を維持する。同期処理部210は、同期開始時刻において、時刻参照端末10との時刻同期を行う。計測処理部220は、様々な計測処理、例えば配管の漏洩位置の計測等を行う。計測処理部220の計測に用いるセンサは、例えば振動センサ、温度センサ、圧力センサなどがある。送受信部230は、通信網7を介して、時刻参照端末20と無線通信を行う。尚、これは有線通信であっても構わない。同期開始時刻記憶部240は、同期開始時刻を一時記憶するメモリである。残時間記憶部250は、残時間を一時記憶するメモリである。
尚、上述した各部は図示しないコンピュータのCPU等に格納されている。または図示しないROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)に格納されて、適宜CPUが演算処理を行うことでこれらの処理は実行される。
(時刻同期システムの動作)
時刻同期システム1にて使用される各時刻および各時間等を、時刻参照端末20および計測端末10a〜10c間の時系列に沿った動作を参照しながら説明する。図4において、tは時間軸を表す。
まず、図4に示すように、時刻参照端末20に設定された計測開始時刻30と現在時刻である動作開始時刻31とから、計測端末10a〜10cに設定すべき計測間隔32が算出される。
ここで、一般的な計測端末10a〜10cのクロック精度は±数十ppm(パーツパーミリオン)程度であり、仮に±100ppmとすると1日の誤差時間は約±10秒となる。当然、計測間隔32が、より長い設定となれば、誤差時間も大きくなる。例えば、クロック周波数の許容誤差が負値(例えばクロック精度が-100ppm)であり、且つ、計測開始を予定している時刻が一日後の場合を考える。この場合、実際の計測開始時刻は、予定より10秒遅くなり、本来の計測開始時刻30を超過することになる。
よって、本実施形態では、各計測端末10a〜10cの製品カタログに記載されている精度情報(以下「カタログ値」と記載)のうち、クロック精度の負値の最大絶対値(以下「最小カタログ値」と記載)を得て、これを基に、計測間隔32に最小カタログ値を乗じた結果である最大誤差時間33を算出する。例えば、計測間隔32が24時間、最小カタログ値が|−100ppm|であると、24時間×60分×60秒×|−100ppm|/10=8.6秒となる。但し、「| |」は絶対値を表し、「/」は除算を表す。ここで、計測開始時刻30から最大誤差時間33と同期処理時間34を減算した時刻が同期開始時刻35となる。
これにより、時刻参照端末20と通信する全ての計測端末10a〜10cにおいて、クロック精度の個体差によらず、計測開始時刻30より前に同期開始処理36が実行される。その後、同期開始時刻35から同期処理時間34が経過した時刻、すなわち同期処理完了時刻から、計測開始時刻30を減じた結果である残時間37が算出される。そして、同期処理完了時刻から残時間37経過後が、計測端末10a〜10cが計測処理38を開始すべき計測開始時刻30となる。
次に、本実施形態に係る時刻同期システム1の各部の動作を、図5のフロー図を用いて説明する。
(a)ステップS100において、図2の時刻参照端末20側の計測開始時刻設定部100は、計測開始時刻を設定する。具体的には、計測開始時刻設定部100は、システム管理者等のユーザ等に対し、時刻参照端末20に設定すべき計測開始時刻の入力および設定を促す。ステップS110において、計測開始時刻設定部100は、設定された計測開始時刻30を計測開始時刻記憶部180に格納する。
(b)ステップS120において、計測間隔算出部110は、動作開始時刻31から計測開始時刻30までの計測間隔を算出する。ステップS130において、最大誤差時間算出部130は、算出された計測間隔32と、予めクロック精度記憶部120に保持していた各計測端末10a〜10cのクロック精度情報とを用いて、計測端末毎の最大誤差時間を算出する。ステップS140において、同期開始時刻設定部140は、計測開始時刻30から、最大誤差時間および同期処理に要する時間を減算した時刻を、同期開始時刻35として、計測端末10a〜10cに通信網7を介して送信する。更に、同期開始時刻設定部140は、同期開始時刻35を同期開始時刻記憶部141に格納する。
(c)次にステップS141において、図3の計測端末10a〜10c側の送受信部230が送信された同期開始時刻35を受信すると、計測待機部200は、受信した同期開始時刻35を同期開始時刻記憶部240に格納する。その後、計測待機部200は、通信機能を代表とする、不要な全ての周辺機能の電源をオフとし、計測端末10a〜10cを計測待機状態とする。
ステップS160において、計測待機部200が同期開始時刻記憶部240に格納される同期開始時刻になったと判断する場合(ステップS160でYES)、ステップS170において、同期処理部210が時刻参照端末20と、通信網7を介して、同期処理を開始する。ステップS160において、同期時刻ではないと判断する場合(ステップS160でNO)、ステップS150に戻り、計測待機状態が継続する。ただし、同期時刻でない場合、ステップS150に戻らず、同期時刻になるかの判定(ステップS160)に戻ってもよい。
具体的には、時刻参照端末20の同期処理部170は、計測端末10a〜10cに同期信号を送信する。これに応じて、計測端末10a〜10cの同期処理部210は、時刻参照端末20に同期信号を返信する。この同期信号送受信のタイミングは、同期開始時刻設定部140により計測開始時刻の直前に行うよう設定されている。同期誤差は、時間経過につれて大きくなるので、このように計測開始時刻30の直前に同期処理を行うことで、正確な残時間を算出することができるようになる。
(d)ステップS171において、図2の同期処理部170は、同期開始時刻記憶部141に格納されている同期開始時刻になったと判断すると、計測端末10a〜10cと、通信網7を介して、同期処理を開始する。ステップS180において、同期処理完了後、残時間設定部190は、各計測端末10a〜10cの同期処理完了時刻から、計測開始時刻30を減じた結果である残時間37を各々算出し、この各残時間37を、通信網7を介して、各計測端末10a〜10cに送信する。
(e)ステップS181において図3の計測端末側の送受信部230が通信網7を介して残時間37を受信すると、計測待機部200は、受信した残時間37を残時間記憶部250に格納する。その後、ステップS190において、計測待機部200は、再度、通信機能を代表とする不要な全ての周辺機能の電源をオフとして、計測端末10a〜10cを計測待機状態とする。ステップS200において、計測処理部220が、残時間記憶部250に格納される残時間が経過し、計測開始時刻30になったと判断すると、ステップS210において、計測処理部220が様々な計測処理を実行する。
以上記載したように、本発明の第一の実施形態によれば、時刻同期システム1は、どのような計測開始時刻を設定しても、計測開始時刻を超過しない範囲で、計測開始時刻に最も近い同期開始時刻を自動的に1回設定する。これにより、時刻同期システム1は、比較的短い周期で複数回の同期処理を行う場合と比較し、同期精度を維持するために同期処理にかかる消費電力を削減することができると共に、より高い同期精度を実現することができる。
<第二の実施形態>
(時刻同期システム)
第二の実施形態に係る時刻同期システム(図示しない)は、図1の時刻同期システム1と同様に、時刻参照端末21と、これと通信可能な、計測のための図示しない複数の計測端末を備えている。
時刻参照端末21は、図6に示すように、以下の構成を備える。
計測開始時刻設定部300、
計測間隔算出部310、
クロック精度記憶部320、
最大誤差時間算出部330、
同期開始時刻設定部340、
同期開始時刻記憶部341、
動作開始指示部350、
同期処理部370、
クロック精度実測部371、
計測開始時刻記憶部380、
補正残時間設定部390および
送受信部360。
同期開始時刻記憶部341は、基準となる同期開始時刻と、各計測端末にて実際に同期処理が開始された時刻である実測同期開始時刻を一時記憶する。クロック精度記憶部320は、計測端末毎のカタログ値から得られる基準クロック精度の情報、および実際に測定された結果得られる実測クロック精度の情報を記憶する。
クロック精度実測部371は、各計測端末にて実際に同期処理が開始された時刻を取得し、取得した実測時刻と、同期開始時刻記憶部341に格納される同期開始時刻を基に、各計測装置のクロック精度の実測を行い、実測クロック精度を算出する。補正残時間設定部390は、同期処理完了後から計測開始時刻までの時間を、実測クロック精度を基に補正する。
尚、他の各部については第一の実施形態と同様であるため説明を割愛する。
次に、第二の実施形態に係る時刻同期システムの各部の動作を、図7のフロー図を用いて説明する。
(a)ステップS300においては、図6の時刻参照端末側の計測開始時刻設定部300は、時刻参照端末21に設定すべき計測開始時刻を設定する。具体的には、計測開始時刻設定部300は、ユーザ等に対し、計測開始時刻の入力および設定を促す。ステップS310において、計測開始時刻設定部300は、設定された計測開始時刻を計測開始時刻記憶部380に格納する。
(b)ステップS320において、計測間隔算出部310は、動作開始時刻から計測開始時刻までの計測間隔を算出する。ステップS330においては、最大誤差時間算出部330は、クロック精度記憶部320から基準クロック精度を表す情報を取得し、計測間隔と各計測端末の基準クロック精度情報とを基に最大誤差時間を算出する。ステップS340において、同期開始時刻設定部340は、計測開始時刻から、最大誤差時間および同期処理に要する時間を減算した時刻を、同期開始時刻として、各計測端末に通信網7を介して送信する。更に同期開始時刻設定部340は、同期開始時刻を、同期開始時刻記憶部341に格納する。
(c)次にステップS341において、各計測端末が同期開始時刻を受信すると、計測端末の計測待機部200は、通信機能等の電源をオフとし、自端末を計測待機状態とする(ステップS350)。ステップS360において、計測待機部200が同期開始時刻になったと判断すると、ステップS370において、同期処理部210は、時刻参照端末21との間で同期処理を行う。
(d)ステップS371において時刻参照端末21と各計測端末の間での同期処理が完了すると、ステップS372において、図6のクロック精度実測部371は、各計測端末にて実際に同期処理が開始された時刻を、通信網7を介して、取得する。ステップS373においては、クロック精度実測部371は、取得した実測同期開始時刻と、同期開始時刻記憶部341に格納される基準同期開始時刻とを比較し、各計測端末のクロック精度の測定を行う。ステップS380において、補正残時間設定部390は、同期処理時間経過直後の時刻から計測開始時刻までの残時間を、クロック精度の測定結果に応じて補正した、補正残時間を算出する。
例えば、ある計測端末の遅延時間が10μs(マイクロ秒)で、計測開始時刻まで残時間が10sなら、その計測端末に10s−10μsを、補正した残時間として設定する。
尚、ステップS381〜S410は、図5のステップS181〜S210と同様であるため説明を割愛する。
以上説明したように、本発明の第二の実施形態によると、同期処理後から計測開始時刻までの残時間を、各計測端末装置固有の実測したクロック精度で補正することにより、より高い同期精度を得ることができる。ひいては、本実施形態によれば、より正確に時刻同期処理を行うことができる。
<第三の実施形態>
第三の実施形態の時刻同期システム(図示せず)は、図1の時刻同期システム1と同様に、時刻参照端末22および複数の計測端末11a〜11cを備えている。時刻参照端末22と各計測端末11a〜11cは通信可能に接続されている。
時刻参照端末22は、図8に示すように、以下の構成を備える。
計測開始時刻設定部400、
計測間隔算出部410、
クロック精度記憶部420、
最大誤差時間算出部430、
同期開始時刻設定部440、
同期開始時刻記憶部441、
動作開始指示部450、
同期処理部470、
計測開始時刻記憶部480、
残時間設定部490および
送受信部460。
同期処理部470は、フラグ送信部470a、同期信号送信部470bおよび通信時間設定部470c等を備えている。
フラグ送信部470aは、計測端末11a〜11cに一定の時間間隔で受信の目印となるデータ(以下「フラグ」と記載する)を所定回数送信する。同期信号送信部470bは、計測端末11a〜11cに同期をとるための同期信号を送信する。通信時間設定部470cは、時刻参照端末22と計測端末11a〜11cの各々の間の通信時間を設定し、設定された通信時間を基に、計測開始時刻までの残時間を算出する。
計測端末11a〜11cは、図9に示すように、計測待機部500、同期処理部510、計測処理部520、送受信部530、同期開始時刻記憶部540および残時間記憶部550等を備えている。同期処理部510は、平均値算出部510a、閾値判定部510b、差分算出部510c、補正値算出部510dおよび同期信号送信部510e等を備えている。
平均値算出部510aは、あるフラグを受信したタイミングから、次のフラグを受信するまでの間に発生するクロックパルスをカウントした値(以下「カウンタ値」と記載する)を取得し、複数のカウンタ値がある場合は、その平均値を算出する。閾値判定部510bは、算出された平均値が、所定の上下限閾値内であるかを判定する。差分算出部510cは、時刻参照端末22のカウンタ値と計測端末11a〜11cのカウンタ値の差分を算出する。補正値算出部510dは、算出された差分を基に、計測端末11a〜11cの動作に関するクロック周波数(以下、「動作クロック」とも記載)の補正値を算出する。ここでカウンタ値と動作クロックとは、逆数関係を有しており、各実施形態を例に説明する本発明において、係る動作クロックの単位は「秒」に基づくヘルツ(Hz)には限定されない。同期信号送信部510eは、計測端末11a〜11cから時刻参照端末22に対し、同期をとるための同期信号を送信する。
尚、他の各部は第一および第二の実施形態と同様であるため説明を省略する。
次に第三の実施形態の時刻同期システムにおける各部の動作は、第一の実施形態で説明した図5のフローチャートおよび第二の実施形態で説明した図7のフローチャートに示す動作と、同期動作以外は、同様である。よって、以下においては、第三の実施形態の時刻同期システムにおける同期動作について主に説明を行ない、他のステップについては説明を省略する。
先ず、第三の実施形態の時刻同期システムにおける同期動作の概要について説明する(図5のステップS170〜S171および図7のステップS370〜S371に該当)。尚、本実施形態における同期動作とは、時刻参照端末22と各計測端末11a〜11cとの間の信号の往復通信時間を得るために行われる。計測動作開始の直前近くに、時刻参照端末22と各計測端末の間の通信時間の差を得て、この差を用い計測動作迄の残時間を補正することで、各計測端末11a〜11cが同時に計測動作を開始できるようになる。
図8および図9には図示しないが、時刻参照端末22および計測端末11a〜11cは、基準クロックを生成するための基準オシレータを内蔵する。各端末は、内蔵されている基準オシレータが発振する所定の低周波を源振として逓倍することによって、基準クロックを生成する。基準クロックを生成する際、当該基準オシレータの周波数は、使用するCPU、MPUまたはMCUの個体差、環境温度変化により値が変化する。そこで、同期処理部470は、時刻参照端末22の基準クロックを基準に逓倍する係数を補正し、時刻参照端末22と各計測端末11a〜11cの基準クロック周波数を一致させる。これにより、同期処理部470は、時刻参照端末22と各計測端末11a〜11c間の正確な通信時間差を得て、この通信時間差にて各計測端末11a〜11cの計測開始時刻を補正する。
以下に同期動作について図10のフロー図を用いてより詳細に説明する。尚、他のステップは第一および第二の実施形態と同様であるため説明を省略する。
(a)まずステップS600において、図8の時刻参照端末22のフラグ送信部470aは、計測端末11a〜11cにフラグを所定数n回送信する。尚、これは時刻参照端末22と計測端末11a〜11cとの間でのクロックパルスの周期の違いを調べるためである。
図11に示す例では、時刻参照端末22において、1秒間に5回のクロックパルスが計測される一方、計測端末11a〜11cでは4回のクロックパルスが計測されており、周期に違いがある。尚、図11のクロック周波数では説明の便宜上フラグ間隔が1秒の場合について説明しているが、フラグ間隔は1秒の場合のみに限定されず、任意のフラグ間隔において時刻参照端末22と計測端末11のクロックパルスをカウントするようにしても構わない。
(b)ステップS610において、図9の計測端末11a〜11cの平均値算出部510aは、フラグを受信すると、フラグを前回受信したタイミングと今回受信したタイミングとの期間におけるカウンタ値を取得する。
例えば図12に示すように、フラグ1からフラグ2を受信するまでに4回クロックパルスが発生していると、カウンタ値aは4となる。同様にフラグ2とフラグ3間のカウンタ値bは5、フラグ3とフラグ4間のカウンタ値cは5となる。尚、図11では説明の便宜上1秒間隔で計測を行っているが、フラグ間隔はこれに限定されるものではない。
図13は、第3の実施形態における、フラグ送信部470aが送信するフラグ送信回数nと平均値算出部510aが算出するカウンタ値との関係を示すグラフである。図13において、時刻参照端末22が、計測端末11a〜11cに対し、2回(n=2)から6回(n=6)までの送信回数に亘って、フラグを送信したとする。この場合、n=4では、一定間隔でフラグが4回送信され(図12参照)、計測端末11a〜11cは、1回目と2回目とのフラグ間のカウンタ値a(図12では4回)、2回目と3回目とのフラグ間のカウンタ値b(図12では5回)、3回目と4回目とのフラグ間のカウンタ値c(図12では5回)を取得する。次に、ステップS620において、平均値算出部510aは、受信したn回分のカウンタ値の平均値を算出する。例えば、平均値算出部510aは、図13に破線で示されたn=4の場合、3回分のカウンタ値a、bおよびcの平均値を算出する。
(c)次にステップS630において、閾値判定部510bは、予め設定した上下限閾値と算出された平均値を比較する。この閾値との比較は各フラグ間のクロックパルス数に大きなばらつきがないかを調べるために行われる。ここで平均値が上下限閾値内であったらステップS640へ進む。尚、比較の結果、上下限閾値範囲外であれば、閾値判定部510bは、閾値範囲外である旨の通知を計測端末22に送信する。ステップS631において、この通知を受けた計測端末22のフラグ送信部470aは、フラグの送信回数を1回増加させる。これは、カウンタ値のばらつきが大きくなると予測される場合に、なるべく少ない送信回数で高精度なカウンタ値を得るためである。ステップS631の処理が終了すると、処理はステップS600へ戻される。
例えば、係るカウンタ値のばらつきが小さい時は、なるべく少ないフラグ送信回数にすることにより、電力消費の大きい無線通信を最小限にする。反対に、ばらつきが大きい時は、カウンタ値の平均処理と許容判定処理により、バラつきを抑えた高精度なカウンタ値を得るようにする。これにより、一定精度を保ちつつ、電力消費の少ない時刻同期ができる。
(d)ステップS640において、差分算出部510cは、フラグ間カウンタの平均値を基に計測端末11a〜11cのクロック周波数を算出し、時刻参照端末22と計測端末11a〜11cのクロック周波数の差分を算出する。
一例を示すと、マイクロコントローラの基準クロックであるACLK(AuxiliaryClock)、MCLK(MasterClock)およびSMCLK(SubmainClock)を基に、時刻参照端末22のマスタークロックの周波数と、計測端末11a〜11cのマスタークロックの周波数との差分を算出する。ここでACLK=リファレンスクロック周波数、MCLK=α×ACLK、SMCLK=MCLK/βとし、リファレンスクロック周波数の値、α値、β値を初期設定しておく。
時刻参照端末22のマスタークロックの周波数と、計測端末11a〜11cのマスタークロックの周波数差は、
ΔfMCLK=MCLKGW×(1−SMCLKIF/SMCLKGW)…(式1)
により求めることができる。尚、GWは時刻参照端末22を、IFは計測端末11a〜11cを示す。
尚、上記の各クロック周波数は、予め計測端末11a〜11cに設定されている。又は上記の各クロック周波数は、ステップS600で計測端末11a〜11cに通知してもよい。
(e)ステップS650において、補正値算出部510dは、上記の差分から、計測端末11a〜11cの動作クロックの補正値を算出し、この算出された補正値を用いて、クロック周波数を補正する。一例を示すと、補正値γを、下記の式2によって求める。
γ=ΔfMCLK/ACLKGW…(式2)
更に、この補正値γを用いて、補正後の計測端末11a〜11cのクロック周波数を、下記の式3によって求める。
MCLKIF=(α+γ)×ACLK…(式3)
ここで具体例として、時刻参照端末22および計測端末11a〜11c共通で、リファレンスクロック周波数=32.768kHz(キロヘルツ)、α=610、β=2と初期設定する。時刻参照端末22における各基準クロック周波数を、ACLKGW=32.768kHz、MCLKGW=20.021248MHz(メガヘルツ)、SMCLKGW=10.010624MHzと設定する。計測端末11a〜11cにおけるサブメインクロック周波数を、SMCLKIF=10.079278MHzと設定する。この場合、マスタークロックの周波数差(差分)は式1よりΔfMCLK=−137308Hzと算出され、補正値γは式2よりγ=−4と算出される。更にこの補正値を式3に代入し、補正後のクロック周波数は、MCLKIF=606となる。
(f)ステップS660において、ステップS650における補正値の算出が終了した後に、図8の時刻参照端末22の同期信号送信部470bは、計測端末11a〜11cに同期信号を送信する。これに対しステップS670において、図9の計測端末11a〜11cの同期信号送信部510eは、時刻参照端末22に同期信号を返信する。ただし、この同期信号送受信のタイミングは、同期開始時刻設定部440により計測開始時刻の直前に僅差の時間となるよう予め設定されているものとする。
(g)ステップS680において、図8の時刻参照端末22の通信時間設定部470cは、ステップS660およびS670の同期信号の送受信にかかる時間から計測端末11a〜11cの内部処理時間を減算した半値を、時刻参照端末と計測端末の通信時間に設定する。
図14を用いて第三の実施形態における通信時間設定処理の一例について説明する。図14に計測端末間の計測開始時刻を同期するための時刻参照端末22と計測端末11a、11bの通信処理動作を示す。尚、説明の簡略のため計測端末を2つのみ使用した場合の通信処理を説明する。
図14に示す斜線で表された矩形部(通信時間(往))は、時刻参照端末22から計測端末11a、11bへの通信に要する時間を示す。白い矩形部(内部処理)は、計測端末11a、11bでの内部処理に要する時間を示す。横線で表された矩形部(通信時間(復))は、計測端末11a、11bから時刻参照端末22への通信に要する時間を示す。各計測端末11a、11bと時刻参照端末22との間の通信時間が異なると、時刻参照端末22からの動作開始指示が遅延するので計測開始タイミングがずれる。そこで、本実施形態では、各計測端末11a、11bの通信時間差(図14上のΔt)を算出し、計測端末11a、11bの計測開始タイミングを個別に設定する。
時刻参照端末22から計測端末11aに対し、tの時に同期信号が送信され、計測端末11aはこれをtにて受信する。その後内部処理が行われ、計測端末11aはtの時に時刻参照端末22に対し同期信号を返信し、時刻参照端末22はtでこれを受信する。しかしながら、別の計測端末11bにおいては、tより通信開始が遅延したt´のタイミングにおいて同期信号が送信され、計測端末11bは、通信開始遅延時間や通信時間差Δtの分、tより遅延した時刻で同期信号を受信する。その後同じ内部処理が行われ、計測端末11bは時刻参照端末22に対し同期信号を返信し、時刻参照端末22はこれをt´で受信する。
このため、計測端末11a、11bの各々の片道の通信時間tIFa、tIFbは、以下に示す式の通りになる。
・計測端末11a: tIFa={(t−t)−(t−t)}/2
・計測端末11b: tIFb={(t´−t´)−(t−t)}/2
尚、この際に計測端末11a、11bの通信時間差Δtは、
Δt=tIFb−tIFaとなる。
(h)ステップS690において、通信時間設定部470cは、上記の通信時間差を基に計測開始時刻を補正する。具体的には、通信時間差Δtの分、計測端末11bの計測開始時刻を早める、または計測端末11aの計測開始時刻を遅延させるように設定し、計測端末11a、11b間の計測開始時刻を同期させる。
例えば、計測端末11aの遅延時間が0μs、計測端末11bの遅延時間、即ち通信時間差が100μsで、計測開始時刻まで残時間が10sなら、計測端末11aには10sを、計測端末11bには10s−100μsを、補正した残時間として算出する。また、通信時間設定部470cは、算出された残時間を残時間設定部490に送信し、残時間として設定するように促す。
(実施例)
以下に、本発明の第三の実施形態に係る時刻同期システムを用いて、2つの計測端末を用いて行われた計測開始時刻同期の実験およびその結果について説明する。時刻同期システムの単純な構成として、動作制御およびデータ取得用パソコン(以下、「PC」と記載する)、時刻参照端末1台、計測端末AおよびBの2台を使用した。時刻参照端末および計測端末A、BはMCUを備える。PCと時刻参照端末は有線で接続し、時刻参照端末と計測端末A間の距離1.5m(メートル)、時刻参照端末と計測端末Bの距離を0.5mとし、各間は特定小電力無線で接続した。計測端末A、Bと時刻参照端末の開始時刻の同期精度を計測するため、シグナルジェネレータから基準信号を発生し2台の計測端末A、Bに入力した。計測開始の指令は時刻参照端末から行った。計測開始時刻は、予め算出した2つの計測端末A、Bの通信時間差の分ずらして対象の計測端末毎に個別に設定した。
計測条件としては、計測端末A、Bに入力する基準信号は、周波数50Hz、振幅1Vpp(ピーク間電圧)方形波とし、1.65V(ボルト)のオフセットを与えた。計測端末A、Bのサンプリング周波数は6kHzとした。また、MCU基準クロックの補正効果を確認するため、基準クロックの補正有無の2水準で時刻同期精度を各10回計測した。
補正前、時刻参照端末の基準クロック周波数は10010624Hz、補正前の計測端末Aの基準クロック周波数は10061864Hz、補正前の計測端末Bの基準クロック周波数は10079278Hzであった。しかし、補正後の計測端末Aの基準クロック周波数は10012379Hz、補正後の計測端末Bの基準クロック周波数は10013184Hzとなり、補正の効果が表れた。尚、補正後の時刻参照端末の基準クロックとの誤差は計測端末Aで0.02%(パーセント)(補正前0.51%)、計測端末Bで0.03%(補正前0.69%)であった。
図15Aおよび図15Bに2つの計測端末A、Bで取得した基準信号波形の代表例を示す。図15AはMCU基準クロックを補正しない場合、図15BはMCU基準クロックを補正した場合の結果を示している。横軸が時間、縦軸が電圧を示す。図15Aでは、計測端末A、Bのパルス波形の立ち上がりエッジがずれ、両者のパルス幅も波形もずれているが、図15Bでは計測端末A、Bのパルス波形の立ち上がりエッジが揃い、パルス幅も波形もほぼ重なっている。この結果から、MCU基準クロックを補正した場合、補正しない場合と比較して同期精度が向上することがわかった。
以上に記載したように、本発明の第三の実施形態によれば、時刻参照端末と各計測端末で、一定時間をカウントする動作クロック数が補正される。また、算出するカウンタ値に上下限閾値による判定処理を設け、閾値外であればフラグ送信回数を1つずつ増やすことで、最少のフラグ送信回数で高いクロック精度を維持する。これにより、同期処理に伴う電力消費が少なくすることができ、又、高精度のクロック同期を実現することができる。
<第四の実施形態>
図16は、第四の実施形態に係る時刻参照端末24の構成を示す図である。時刻参照端末24は、所定の処理を予め定められた時刻である処理開始時刻に開始する少なくとも1つ以上の処理端末(図16には不図示)と接続される。時刻参照端末24は、動作開始指示部24aおよび同期処理部24cを少なくとも備える。
動作開始指示部24aは、処理開始時刻まで処理を開始しないことを指示する信号を処理端末の各々に送信する。同期処理部24cは、処理端末の各々との間で同期処理を実施するに際して、現在時刻から処理開始時刻までに至る時間(期間)のうち、個々の処理端末の動作に関するクロックの精度に相当する時間分だけ、当該同期処理を、処理開始時刻に先立って完了する。
本発明の第四の実施形態によると、同期処理部が、複数の処理端末の各々のクロック精度を基に同期処理を行うため、通信環境の変動や計測の時間間隔による計測誤差が発生しない。これにより、高いクロック同期精度を得ることができる。更に、本実施形態によれば、同期を一度のみとすることができるので、消費電力を低く抑えることができる。
<第五の実施形態>
図17は、第五の実施形態の処理端末12a〜12cの構成を示す図である。処理端末12a〜12cは、所定の処理を予め定められた時刻である処理開始時刻に開始するよう指示する時刻参照端末(図17には不図示)と接続されている。処理端末12a〜12cは、待機部12d、同期処理部12eおよび処理部12fを少なくとも備える。
待機部12dは、処理開始時刻まで処理の開始を待つ。同期処理部12eは、時刻参照端末から通知される同期開始時刻に、時刻参照端末との同期処理を実施する。処理部12fは、処理開始時刻に、当該処理を開始する。
本発明の第五の実施形態によると、同期処理部が、処理端末のクロック精度を基に時刻参照端末が設定した時刻に同期処理を行うので、通信環境の変動や計測の時間間隔を原因とする計測誤差を発生させず、高い同期精度を得られる。更に、本実施形態によれば、同期を一度のみとすることができるので、消費電力を低く抑えることができる。
<第六の実施形態>
図18は、第六の実施形態における時刻同期システム4の構成を示す図である。時刻同期システム4は、第四の実施形態に記載された時刻参照端末24の各部の機能と、第五の実施形態に記載された処理端末12a〜12cの各部の機能を含む。
第六の実施形態によると、処理端末12a〜12cのクロック精度を基に、時刻参照端末24が設定した時刻に互いの同期処理部(24c、12e)が同期処理を行うため、通信環境の変動や計測の時間間隔が計測誤差発生の要因とならず、高い同期精度を得られる。
上記の各実施形態及び各変形例の一部又は全部は、以下に示す付記のようにも特定され得る。但し、各実施形態及び各変形例が以下の記載に限定されるものではない。
[付記1]
所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始する少なくとも1つ以上の処理端末と接続された時刻参照端末であって、
前記処理開始時刻まで前記処理を開始しないことを指示する信号を、前記処理端末の各々に送信する動作開始指示手段と、
現在時刻から前記処理開始時刻に至る時間のうち、前記処理端末の各々の動作に関するクロックの精度に相当する時間分、前記処理開始時刻に先立って完了するよう、前記処理端末の各々との間で同期処理を実施する同期処理手段とを備える、時刻参照端末。
[付記2]
前記クロックの精度を、前記処理端末の各々にて実測するクロック精度実測手段を更に備え、
前記同期処理手段は、現在時刻から前記処理開始時刻に至る時間のうち、前記実測されたクロックの精度に相当する時間分、前記処理開始時刻に先立って完了するよう、前記処理端末の各々との間で前記同期処理を実施する、
付記1に記載の時刻参照端末。
[付記3]
前記処理端末が複数ある場合に、
前記同期処理の完了時間を基に、前記処理端末毎の前記時刻参照端末との通信時間を算出し、前記複数の処理端末の内、ある処理端末の通信時間と別の処理端末との通信時間の差を算出し、前記算出された差を基に、前記ある処理端末と前記別の処理端末の各々の計測開始時間を補正する通信時間設定手段を更に備える、
付記1又は2に記載の時刻参照端末。
[付記4]
所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始するよう指示する時刻参照端末と接続された処理端末であって、
前記処理開始時刻まで前記処理の開始を待つ待機手段と、
前記時刻参照端末から通知される同期開始時刻に、前記時刻参照端末との同期処理を実施する同期処理手段と、
前記処理開始時刻に、前記処理を開始する処理手段
とを備える、処理端末。
[付記5]
前記同期処理手段は、
前記時刻参照端末から少なくとも1つ以上のフラグを一定の時間間隔で受信し、受信した前記フラグ間の各々に発生するクロックパルスをカウントし、前記フラグ間における各々のカウント値の平均値を算出する平均値算出手段と、
前記平均値が所定の閾値の範囲内であるか判定する判定手段と、
前記判定の結果閾値の範囲内であれば、前記時刻参照端末で計測された前記フラグ間における各々で発生したクロックパルスのカウンタ値と、前記平均値との差分を算出する差分算出手段と、
前記差分を基に、自端末の動作に関するクロックの補正値を算出し、前記補正値を基に自端末のクロック周波数を補正する補正値算出手段
とを更に備える、付記4に記載の処理端末。
[付記6]
付記1乃至3のいずれか1項に記載された時刻参照端末と、前記処理端末を備え、
前記処理端末は付記4又は5に記載された処理端末を備える、
時刻同期システム。
[付記7]
前記時刻参照端末は、前記処理端末の各々に一定の時間間隔でフラグを送信するフラグ送信手段を更に備え、
前記フラグ送信手段は、前記判定の結果閾値の範囲外であれば、前記フラグを再度送信し、
前記処理端末は付記5に記載された処理端末であり、前記差分算出手段は、前記再度送信されたフラグと前回送信されたフラグとの間を含めた、各々のカウント値から前記平均値を算出する、
付記6に記載の時刻同期システム。
[付記8]
所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始する少なくとも1つ以上の処理端末と接続された時刻参照端末が行う時刻同期方法であって、
前記処理開始時刻まで前記処理を開始しないことを指示する信号を、前記処理端末の各々に送信し、
現在時刻から前記処理開始時刻に至る時間のうち、前記処理端末の各々の動作に関するクロックの精度に相当する時間分、前記処理開始時刻に先立って完了するよう、前記処理端末の各々との間で同期処理を実施することを備える、
時刻同期方法。
[付記9]
前記クロックの精度を、前記処理端末の各々にて実測することを更に備え、
前記同期処理を実施することは、現在時刻から前記処理開始時刻に至る時間のうち前記実測されたクロックの精度に相当する時間分、前記処理開始時刻に先立って完了するよう、前記処理端末の各々との間で前記同期処理を実施する、
付記8に記載の時刻同期方法。
[付記10]
前記処理端末が複数ある場合に、
前記同期処理の完了時間を基に、前記処理端末毎の前記時刻参照端末との通信時間を算出し、前記複数の処理端末の内、ある処理端末の通信時間と別の処理端末との通信時間の差を算出し、前記算出された差を基に、前記ある処理端末と前記別の処理端末の各々の計測開始時間を補正することを更に備える、
付記8又は9に記載の時刻同期方法。
[付記11]
所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始するよう指示する時刻参照端末と接続された少なくとも1つ以上の処理端末が行う時刻同期方法であって、
前記処理開始時刻まで前記処理の開始を待ち、
前記時刻参照端末から通知される同期開始時刻に、前記時刻参照端末との同期処理を実施し、
前記処理開始時刻に、前記処理を開始することを備える、
時刻同期方法。
[付記12]
前記同期処理を実施することは、
前記時刻参照端末から少なくとも1つ以上のフラグを一定の時間間隔で受信し、受信した前記フラグ間の各々に発生するクロックパルスをカウントし、前記フラグ間における各々のカウント値の平均値を算出し、
前記平均値が所定の閾値の範囲内であるか判定し、
前記判定の結果閾値の範囲内であれば、前記時刻参照端末で計測された前記フラグ間における各々で発生したクロックパルスのカウンタ値と、前記平均値との差分を算出し、
前記差分を基に、自端末の動作に関するクロックの補正値を算出し、前記補正値を基に自端末のクロック周波数を補正すること、
を更に備える、付記11に記載の時刻同期方法。
[付記13]
付記8乃至10のいずれか1項に記載された時刻参照端末が行う時刻同期方法と、
付記11又は12に記載された処理端末が行う時刻同期方法を備える、時刻同期方法。
[付記14]
前記時刻参照端末は、前記処理端末の各々に一定の時間間隔でフラグを送信することを更に備え、
前記フラグを送信することは、前記判定の結果閾値の範囲外であれば、前記フラグを再度送信し、
前記処理端末が前記差分を算出することは、前記再度送信されたフラグと前回送信されたフラグとの間を含めた、各々のカウント値から前記平均値を算出する、
付記13に記載の時刻同期方法。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
この出願は2014年3月28日に出願された日本出願特願2014−067363を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 時刻同期システム
20、21、22 時刻参照端末
10a、10b、10c、11a、11b、11c 計測端末
100、300、400 計測開始時刻設定部
110、310、410 計測間隔算出部
120、320、420 クロック精度記憶部
130、330、430 最大誤差時間算出部
140、340、440 同期開始時刻設定部
150、350、450 動作開始指示部
160、360、460 送受信部
170、370、470 同期処理部
180、380、480 計測開始時刻記憶部
190、490 残時間設定部
390 補正残時間設定部
200、500 計測待機部
210、510 同期処理部
220、520 計測処理部
230、530 送受信部
240、540 同期開始時刻記憶部
250、550 残時間記憶部

Claims (9)

  1. 所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始する少なくとも1つ以上の処理端末と接続された時刻参照端末であって、
    前記処理開始時刻まで前記処理を開始しないことを指示する信号を、前記処理端末の各々に送信する動作開始指示手段と、
    現在時刻から前記処理開始時刻に至る時間のうち、前記処理端末の各々の動作に関するクロックの精度に相当する時間分、前記処理開始時刻に先立って完了するよう、前記処理端末の各々との間で同期処理を実施する同期処理手段とを備える、時刻参照端末。
  2. 前記クロックの精度を、前記処理端末の各々にて実測するクロック精度実測手段を更に備え、
    前記同期処理手段は、現在時刻から前記処理開始時刻に至る時間のうち、前記実測されたクロックの精度に相当する時間分、前記処理開始時刻に先立って完了するよう、前記処理端末の各々との間で前記同期処理を実施する、
    請求項1に記載の時刻参照端末。
  3. 前記処理端末が複数ある場合に、
    前記同期処理の完了時間を基に、前記処理端末毎の前記時刻参照端末との通信時間を算出し、前記複数の処理端末の内、ある処理端末の通信時間と別の処理端末との通信時間の差を算出し、前記算出された差を基に、前記ある処理端末と前記別の処理端末の各々の計測開始時間を補正する通信時間設定手段を更に備える、
    請求項1又は2に記載の時刻参照端末。
  4. 所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始するよう指示する時刻参照端末と接続された処理端末であって、
    前記処理開始時刻まで前記処理の開始を待つ待機手段と、
    前記時刻参照端末から通知される同期開始時刻に、前記時刻参照端末との同期処理を実施する同期処理手段と、
    前記処理開始時刻に、前記処理を開始する処理手段
    を備える、処理端末であって
    前記同期処理手段は、
    前記時刻参照端末から少なくとも1つ以上のフラグを一定の時間間隔で受信し、受信した前記フラグ間の各々に発生するクロックパルスをカウントし、前記フラグ間における各々のカウント値の平均値を算出する平均値算出手段と、
    前記平均値が所定の閾値の範囲内であるか判定する判定手段と、
    前記判定の結果閾値の範囲内であれば、前記時刻参照端末で計測された前記フラグ間における各々で発生したクロックパルスのカウンタ値と、前記平均値との差分を算出する差分算出手段と、
    前記差分を基に、自端末の動作に関するクロックの補正値を算出し、前記補正値を基に自端末のクロック周波数を補正する補正値算出手段と
    を更に備える処理端末。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載された時刻参照端末と、
    請求項4に記載された処理端末を備える、
    時刻同期システム。
  6. 前記時刻参照端末は、前記処理端末の各々に一定の時間間隔でフラグを送信するフラグ送信手段を更に備え、
    前記フラグ送信手段は、前記判定の結果閾値の範囲外であれば、前記フラグを再度送信し、
    記差分算出手段は、前記再度送信されたフラグと前回送信されたフラグとの間を含めた、各々のカウント値から前記平均値を算出する、
    請求項5に記載の時刻同期システム。
  7. 所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始する少なくとも1つ以上の処理端末と接続された時刻参照端末が行う時刻同期方法であって、
    前記処理開始時刻まで前記処理を開始しないことを指示する信号を、前記処理端末の各々に送信し、
    現在時刻から前記処理開始時刻に至る時間のうち、前記処理端末の各々の動作に関するクロックの精度に相当する時間分、前記処理開始時刻に先立って完了するよう、前記処理端末の各々との間で同期処理を実施することを備える、
    時刻同期方法。
  8. 前記クロックの精度を、前記処理端末の各々にて実測することを更に備え、
    前記同期処理を実施することは、現在時刻から前記処理開始時刻に至る時間のうち前記実測されたクロックの精度に相当する時間分、前記処理開始時刻に先立って完了するよう、前記処理端末の各々との間で前記同期処理を実施する、
    請求項7に記載の時刻同期方法。
  9. 所定の処理を、予め定められた時刻である処理開始時刻に開始するよう指示する時刻参照端末と接続された少なくとも1つ以上の処理端末が行う時刻同期方法であって、
    前記処理開始時刻まで前記処理の開始を待ち、
    前記時刻参照端末から通知される同期開始時刻に、前記時刻参照端末との同期処理を実施し、
    前記処理開始時刻に、前記処理を開始することを備える、
    時刻同期方法であって、
    前記同期処理を実施することは、
    前記時刻参照端末から少なくとも1つ以上のフラグを一定の時間間隔で受信し、受信した前記フラグ間の各々に発生するクロックパルスをカウントし、前記フラグ間における各々のカウント値の平均値を算出し、
    前記平均値が所定の閾値の範囲内であるか判定し、
    前記判定の結果閾値の範囲内であれば、前記時刻参照端末で計測された前記フラグ間における各々で発生したクロックパルスのカウンタ値と、前記平均値との差分を算出し、
    前記差分を基に、自端末の動作に関するクロックの補正値を算出し、前記補正値を基に自端末のクロック周波数を補正すること
    を更に備える時刻同期方法。
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