JP6435129B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、基体に対し灯具を折り畳み可能な電気スタンド等の照明装置に関するものである。
従来、この種の照明装置としては、柱状部(本願発明の基体に相当する)に対し可動部(本願発明の灯具に相当する)を揺動可能に設けると共に、第一LED(本願発明の光源に相当する)の照射方向が柱状部を向くように、可動部を折り畳むことが出来る照明装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実用新案登録第3174635号公報
しかしながら、このような照明装置は、光源を点灯したままで灯具を折り畳んでしまうと、光源を点灯させていることに気付かず、そのまま点灯させ続ける虞があった。なお、光源から放射された光は、基体と灯具との隙間から僅かに漏れるが、周囲が明るい場合、気付きにくいという問題があった。
本発明は以上の問題点を解決し、光源を点灯させたまま灯具を折り畳んでも気付きやすく、消し忘れを防止できる照明装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の照明装置は、基体と、この基体に対し可動に設けられた灯具とを有し、この灯具が、この灯具の光源による照射側が前記基体側となるように折り畳み可能な照明装置において、前記光源の照射側を覆うようにカバー体を設け、このカバー体と一体的に導光部を設け、前記灯具を折り畳んだ際に前記カバー体と対向する前記基体の部位が前記光源からの光を反射可能であると共に、前記導光部の先端部を、前記灯具を折り畳んだ際に露出するよう、前記光源による照射方向とは異なる方向に、光学的に露出させものである。
また、本発明の請求項2に記載の照明装置は、請求項1において、前記導光部の先端部を、前記光源の照射方向の反対側で光学的に露出させものである。
また、本発明の請求項3に記載の照明装置は、請求項1又は2において、前記光源を囲むように反射体を設けると共に、この反射体と一体的に、前記導光部を囲む筒状部を設けものである。
更に、本発明の請求項4に記載の照明装置は、請求項1において、前記灯具における前記光源の照射側に突部を設け、前記基体における前記突部に対応する位置に凹部を設けると共に、前記灯具の折り畳み時に、前記突部が前記凹部内に収容されるものである。
本発明の請求項1に記載の照明装置は、以上のように構成することにより、前記光源から放射された光の一部が、前記カバー体から導光部に導かれ、この導光部から前記光源による照射方向とは異なる方向に放射されるので、前記光源を点灯させたまま前記灯具を折り畳んでも、前記導光部からの光によって、前記光源が点灯しているのが分かり、消し忘れを防止することができる。また、前記灯具を閉じた状態で、前記光源から放射された光が前記基体における前記カバー体との対向位置で反射して前記カバー体に戻ることで、前記導光部に導かれる光の量が増えるので、前記灯具を開いた状態に比べ、前記導光部の先端部から放出される光の量を増加させ、より視認しやすくすることができる。
なお、前記導光部の先端部を、前記光源の照射方向の反対側で光学的に露出させことで、前記光源を点灯させたまま前記灯具を折り畳んでも、前記光源が点灯しているのをより分かりやすくすることができる。
また、前記光源を囲むように反射体を設けると共に、この反射体と一体的に、前記導光部を囲む筒状部を設けることで、前記光源から放射された光が、前記導光部から漏れることなく、この導光部から放出される光量を多くして、前記光源が点灯しているのをより分かりやすくすることができる。
また、前記灯具における前記光源の照射側に突部を設け、前記基体における前記突部に対応する位置に凹部を設けると共に、前記灯具の折り畳み時に、前記突部が前記凹部内に収容されることにより、基体と灯具との間から光が漏れにくい構造であっても、前記導光部からの光によって、前記光源が点灯しているのが分かり、消し忘れを防止することができる。
本発明の第一の実施形態を示す照明装置の装置本体の斜視図である。 同、灯具を閉じた状態における正面図である。 同、灯具を閉じた状態における右側面図である。 同、灯具を開いた状態における右側面図である。 同、A−A拡大断面図である。 同、本発明の第二の実施形態を示す照明装置の要部の拡大断面図である。 同、本発明の第三の実施形態を示す照明装置の要部の拡大断面図である。
以下、本発明の第一の実施形態について、図1乃至図5に基づいて説明する。なお、本実施形態において、図2及び図3を基準として、前後上下左右を規定する。即ち、図3における左を前、右を後と規定する。また、後述する灯具5は揺動可能であるが、図2及び図3の状態に基づいて、便宜上、前後上下を規定する。1は、本発明の照明装置である。この照明装置1は、装置本体2と、充電台3とを有して構成される。なお、前記装置本体2は、前記充電台3上に着脱可能に載置されると共に、図示しない給電端子と受電端子によって電気的に接続される。また、前記装置本体2は、基体4と、この基体4に対し揺動可能に取り付けられた灯具5とを有して構成される。そして、前記灯具5は、前記基体4に対し折り畳み可能である。
前記基体4は、前半体6Aと後半体6Bからなる外殻体6を有する。この外殻体6は、縦長で且つ上部が後方に向かって反るように形成される。また、前記前半体6Aの中央部から上端にかけて、段部7が形成される。そして、この段部7の下部には、後方に向かって凹む凹部8が形成される。なお、この凹部8を含む前半体6Aの表面は、光が良好に反射されることが望ましい。この場合、反射とは、鏡面反射でも拡散反射でもよい。また、前記段部7の下部の左右両側には、前記灯具5に指を掛けるための指掛け凹部9が設けられる。更に、前記前半体6Aの正面下部には、スイッチ操作部10が設けられる。また、前記後半体6Bの下部の内側には、電池室11が設けられる。そして、この電池室11内には、二次電池12が設けられる。また、前記外殻体6内には、点灯回路や充電回路が形成された回路基板13が設けられる。そして、この回路基板13に実装されたスイッチ14が、前記スイッチ操作部10によって押圧可能となる。更に、前記外殻体6の上端部に、左右一対の軸受部15,15が上方に突出して設けられる。
前記灯具5は、前半体16Aと後半体16Bからなる外殻体16を有する。この外殻体16は、前記基体4の外殻体6に倣って、上方ほど後方に反るように形成される。また、前記外殻体16の後半体16Bの上部には、軸受突部17が形成される。この軸受突部17は、前記両軸受部15,15間に位置する。そして、これら軸受部15,15と軸受突部17を、図示しない揺動軸によって揺動可能に枢支する。即ち、この揺動軸によって、前記灯具5は前記基体4に揺動可能に枢支される。なお、前記揺動軸は、左右方向に水平に設けられる。そして、前記揺動軸から前記灯具5の先端までの長さは、前記揺動軸から前記段部7の下端までの長さよりも僅かに短い。また、前記灯具5の厚さは、前記段部7の深さよりも僅かに薄い。従って、前記灯具5の先端が前記基体4に近付くように、前記灯具5を揺動させると、この灯具5は、図2及び図3に示されるように、前記段部7に収まるように折り畳まれる。また、前記外殻体16の前記軸受突部17よりも上方には、把持部18が設けられる。更に、前記前半体16Aの下部には、前後方向に貫通した貫通孔19が形成される。そして、前記後半体16Bの下部には、後方に突出した突部20が形成される。なお、前記凹部8は、前記突部20に対応して設けられたものである。即ち、前記灯具5を折り畳んだ際に、前記突部20は前記凹部8に収容される。
前記突部20は、側面視で、後方に三角形状に突出する。この突部20の下方の面、即ち図4のように前記灯具5を開いた際に前方となる面は、光を透過させない壁面21である。一方、前記突部20における前記壁面21よりも前記揺動軸側となる部位には、後方に開口する開口部22が形成される。そして、この開口部22には、この開口部22を塞ぐように、透光性を有するカバー体23が設けられる。なお、このカバー体23は、透明な合成樹脂で形成され、その表面に微細な多数の凹凸を形成することで、このカバー体23を透過する光を拡散させるように構成される。また、前記カバー体23の内側には、基板24に実装された光源としての複数のLED25が設けられる。更に、これらのLED25を囲むように、反射体26が設けられる。なお、この反射体26は、白色の合成樹脂で形成される。
前記カバー体23には、前方に延びる導光部27が、前記カバー体23と一体に形成される。即ち、前記導光部27も、透明な合成樹脂で形成される。なお、前記導光部27が延びる前方は、光源としての前記LED25による照射方向である後方に対し、ほぼ反対側である。また、前記反射体26には、前記導光部27を囲むように前方に延びる筒状部28が、前記反射体26と一体に形成される。即ち、前記筒状部28も、白色の合成樹脂で形成される。そして、前記導光部27の先端部は、前記貫通孔19で外部に露出する。
なお、29は前記装置本体2の脚部である。また、30は前記充電台3の電源コードである。そして、この電源コード30の先端には、図示しないACアダプタが接続される。
次に、本実施形態の作用について説明する。まず、前記充電台3の電源コード30を図示しない交流電源に接続し、前記充電台3に前記装置本体2を載置する。この際、前記充電台3の図示しない給電端子が、前記装置本体2の図示しない受電端子と電気的に接続される。これによって、交流電流が前記ACアダプタによって直流電流に変換され、この直流電流が給電端子と受電端子を介して前記装置本体2内の前記二次電池12に供給され、この二次電池12が充電される。
そして、前記把持部18を把持して前記装置本体2を前記充電台3から取り外し、前記装置本体2を任意の場所に運んだ後、前記灯具5を開いて前記スイッチ操作部10によって前記スイッチ14を操作することで、前記二次電池12から前記点灯回路を経て前記LED25に電力が供給される。なお、前記基体4に指掛け凹部9が形成されていることにより、使用者が前記灯具5に指を掛けやすくなっている。これによって、前記灯具5が開きやすくなっている。そして、これらのLED25に電力が供給されることで、これらのLED25が点灯する。そして、これらのLED25から放射された光は、一部が直接、一部が前記反射体26で反射した後、前記カバー体23を透過する。なお、前記LED25から放射された光は、前記カバー体23を透過する際に、適度に拡散される。そして、前記カバー体23を透過した光によって、被照射面を照射することができる。
なお、前記装置本体2を前記充電台3に載置した状態であっても、前記灯具5を開いて前記スイッチ操作部10によって前記スイッチ14を操作すれば、前記LED25を点灯させることができる。この場合、前記充電台3から供給された電力は、前記回路基板13の点灯回路を経て、前記LED25に供給される。この際、前記二次電池12が満充電状態でなければ、同時に、前記回路基板13の充電回路を経て、前記二次電池12を充電し続ける。
なお、前記灯具5に前記突部20を設け、この突部20の下部に前記壁部21を設けることで、図4に示すように、前記灯具5を、その先端側が水平位置よりも高くなるように開いたとしても、前記LED25から前方に放射された光が前記壁面21によって遮蔽され、使用者の目に直接入らない。このため、前記灯具5の先端が高くなるようにしても、使用者に眩しさを感じさせにくいようにすることができる。換言すると、前記揺動軸の位置が低くなるように前記装置本体2を小型化しても、使用者に眩しさを感じさせることなく、前記LED25の位置を高くすることができる。
そして、前記LED25から放射された光の一部は、前記カバー体23自体の内部において前記導光部27に導かれ、この導光部27の露出した先端部から放出される。なお、前述した通り、前記導光部27の周囲が前記筒状部28によって囲まれていることで、前記導光部27の側面から漏れた光を、前記筒状部28の内面で反射させて前記導光部27に戻すことができる。これによって、前記導光部27から前記灯具5外に放出される光の量が減少しないようにして、前記導光部27が光っていることを確実に認識させることができる。また、前記カバー体23と前記導光部27が一体に形成されることにより、部品点数を増やすことなく、前記LED25の消し忘れを容易に認識させることができる。なお、本実施形態のような、光源としてLED25を用いる場合、このLED25を実装するための不透明な基板24が必要となるため、前記LED25の実装面の逆側へは、光を照射することができない。前記導光部27を用いることで、光源がLED25であっても、このLED25から放射された光を、前記LED25の放射方向の逆側へ導くことができる。
そして、前記装置本体2の使用を止める場合、使用者は、前記スイッチ操作部10によって前記スイッチ14を操作して前記LED25を消灯させた後、前記灯具5を折り畳み、前記把持部18を把持して前記装置本体2を前記充電台3に載せる。そして、前記LED25を点灯させた分、前記二次電池12が放電したので、前記回路基板13の充電回路によって、再び前記二次電池12の充電が開始される。なお、前記装置本体2を前記充電台3に載置したまま使用した場合、使用者は、前記スイッチ操作部10によって前記スイッチ14を操作して前記LED25を消灯させた後、前記灯具5を折り畳むだけでよい。
なお、前記スイッチ操作部10を操作せずに前記灯具5を折り畳んでしまうこともあり得る。この場合、前記基体4と灯具5との間から光が漏れるが、周囲が明るければ、この漏れる光に気付かず、前記LED25を点灯させ続けてしまう可能性がある。特に、本実施形態の装置本体2では、前記灯具5の突部20が前記基体4の凹部8内に収容されるので、前記基体4と灯具5との間から漏れる光は僅かである。このため、前記基体4と灯具5との間から漏れる光によって、前記LED25が点灯しているか否かを判断するのは困難である。しかしながら、前記灯具5の前半体16Aに形成された貫通孔19から前記導光部27の先端部が露出し、この導光部27の先端部から、前記LED25から放射された光の一部が放出されるので、前記灯具5を閉じた状態であっても、前記LED25が点灯しているか否かを判断することができる。特に、前記灯具5を閉じた状態では、前記LED25から放射された光が前記基体4の凹部8で反射して前記カバー体23に戻ることで、前記導光部27に導かれる光の量が増えるので、前記灯具5を開いた状態に比べ、前記導光部27の先端部から放出される光の量が増加し、より視認しやすくなる。また、前記導光部27の先端部は、光源となる前記LED25の照射方向の反対側、即ち前記灯具5を畳んだ際の正面側で、前記前半体16Aに形成された貫通孔19で露出するので、使用者がより視認しやすくできる。そして、前記LED25の消灯し忘れに気付いた使用者は、前記スイッチ操作部10によって前記スイッチ14を操作して前記LED25を消灯させる。
以上のように本発明は、基体4と、この基体4に対し可動に設けられた灯具5とを有し、この灯具5が、この灯具5の光源としてのLED25による照射側が前記基体4側となるように折り畳み可能な照明装置1において、前記LED25の照射側を覆うようにカバー体23を設け、このカバー体23と一体に導光部27を設けると共に、この導光部27の先端部を、前記LED25による照射方向とは異なる方向に露出させたことで、前記LED25から放射された光の一部が、前記カバー体23から導光部27に導かれ、この導光部27の先端部から放出されるので、前記LED25を点灯させたまま前記灯具5を折り畳んでも、前記導光部27からの光によって前記LED25が点灯しているのが分かるので、前記LED25の消し忘れを防止することができる。
また、本発明は、前記導光部27の先端部を、前記LED25の照射方向の略反対側で露出させたことで、前記LED25を点灯させたまま前記灯具5を折り畳んでも、前記LED25が点灯しているのをより分かりやすくすることができる。
また、本発明は、前記LED25を囲むように反射体26を設けると共に、この反射体26と一体に、前記導光部27を囲む筒状部28を設けることで、前記LED25から放射された光が、前記導光部27の側面から漏れることなく、この導光部27から放出される光量を多くして、前記LED25が点灯しているのをより分かりやすくすることができる。
また、前記灯具5における前記LED25の照射側に突部20を設け、前記基体4における前記突部20に対応する位置に凹部8を設けると共に、前記灯具5の折り畳み時に、前記突部20が前記凹部8内に収容されることにより、前記基体4と灯具5との間から光が漏れにくい構造であっても、前記導光部27からの光によって、前記LED25が点灯しているのが分かり、消し忘れを防止することができる。
次に、本発明の第二の実施形態について、図6に基づいて説明する。本実施形態では、上述した第一の実施形態のように、前半体16Aに貫通孔19を形成せず、代わりに、前半体16Cに薄肉部31を形成し、この薄肉部31の内側に導光部32の先端部を配置する。なお、前記薄肉部31の厚さは、前記導光部32の先端部から放出される光を透過させることができる程度に十分薄く形成される。この場合、前記導光部32の先端部は物理的には露出しないが、前記導光部32の先端部から放出される光を透過させることができるので、光学的には露出していると言える。これ以外の構成は、上述した第一の実施形態と同一であるので、説明を省略する。また、作用及び効果も、上述した第一の実施形態と同一であるので、説明を省略する。
次に、本発明の第三の実施形態について、図7に基づいて説明する。40は本実施形態の照明装置の装置本体である。この装置本体40は、基体41と、この基体41に対し揺動可能に取り付けられた灯具42とを有して構成される。そして、前記灯具42は、前記基体41に対し折り畳み可能である。前記基体41は、前半体43Aと後半体43Bからなる外殻体43を有する。この外殻体43は、縦長で且つ上部が後方に向かって反るように形成される。また、前記前半体43Aの中央部から上端にかけて、段部7が形成される。なお、前記前半体43Aの表面は、光が良好に反射されることが望ましい。この場合、反射とは、鏡面反射でも拡散反射でもよい。更に、前記前半体43Aの正面下部には、スイッチ操作部10が設けられる。また、前記後半体43Bの下部の内側には、電池室11が設けられる。そして、この電池室11内には、二次電池12が設けられる。また、前記外殻体43内には、点灯回路や充電回路が形成された回路基板13が設けられる。そして、この回路基板13に実装されたスイッチ14が、前記スイッチ操作部10によって押圧可能となる。
前記灯具42は、前半体44Aと後半体44Bからなる外殻体44を有する。この外殻体44は、前記基体41の外殻体43に倣って、上方ほど後方に反るように形成される。そして、前記灯具42の先端が前記基体41に近付くように、前記灯具42を揺動させると、この灯具42は、前記段部7に収まるように折り畳まれる。更に、前記前半体44Aの下部には、前後方向に貫通した貫通孔19が形成される。そして、前記後半体44Bの下部には、後方に開口する開口部45が形成される。そして、この開口部45には、この開口部45を塞ぐように、透光性を有するカバー体46が設けられる。なお、このカバー体46は、透明な合成樹脂で形成され、その表面に微細な多数の凹凸を形成することで、このカバー体46を透過する光を拡散させるように構成される。また、前記カバー体46の内側には、基板24に実装された光源としての複数のLED25が設けられる。更に、これらのLED25を囲むように、反射体47が設けられる。なお、この反射体47は、白色の合成樹脂で形成される。
前記カバー体46には、前方に延びる導光部48が、前記カバー体46と一体に形成される。即ち、前記導光部48も、透明な合成樹脂で形成される。なお、前記導光部48が延びる前方は、光源としての前記LED25による照射方向である後方に対し、ほぼ反対側である。また、前記反射体47には、前記導光部48を囲むように前方に延びる筒状部49が、前記反射体47と一体に形成される。即ち、前記筒状部49も、白色の合成樹脂で形成される。そして、前記導光部48の先端部は、前記貫通孔19で外部に露出する。
即ち、本実施形態の装置本体40は、上記各実施形態とは異なり、基体41と灯具42の対向面が平坦となるように構成される。そして、本実施形態は、前記基体41に凹部が設けられない点、及び前記灯具42に突部が設けられない点を除き、上記第一の実施形態と構成が基本的に共通する。
そして、前記LED25から放射された光の一部は、前記カバー体46自体の内部において前記導光部48に導かれ、この導光部48の露出した先端部から放出される。なお、前述した通り、前記導光部48の周囲が前記筒状部49によって囲まれていることで、前記導光部48の側面から漏れた光を、前記筒状部49の内面で反射させて前記導光部48に戻すことができる。これによって、前記導光部48から前記灯具42外に放出される光の量が減少しないようにして、前記導光部48が光っていることを確実に認識させることができる。
なお、前記スイッチ操作部10を操作せずに前記灯具42を折り畳んでしまうこともあり得る。この場合、前記基体41と灯具42との間から光が漏れるが、周囲が明るければ、この漏れる光に気付かず、前記LED25を点灯させ続けてしまう可能性がある。特に、前記基体41と灯具42の間隔が狭ければ、漏れる光は僅かである。このため、前記基体41と灯具42との間から漏れる光によって、前記LED25が点灯しているか否かを判断するのは困難である。しかしながら、前記灯具42の前半体44Aに形成された貫通孔19から前記導光部48の先端部が露出し、この導光部48の先端部から、前記LED25から放射された光の一部が放出されるので、前記灯具42を閉じた状態であっても、前記LED25が点灯しているか否かを判断することができる。特に、前記灯具42を閉じた状態では、前記LED25から放射された光が前記基体41を構成する外殻体43の前半体43Aの対向部位43Cで反射して前記カバー体46に戻ることで、前記導光部48に導かれる光の量が増えるので、前記灯具42を開いた状態に比べ、前記導光部48の先端部から放出される光の量が増加し、より視認しやすくなる。また、前記導光部48の先端部は、光源となる前記LED25の照射方向の反対側、即ち前記灯具42を畳んだ際の正面側で、前記前半体44Aに形成された貫通孔19で露出するので、使用者がより視認しやすくできる。そして、前記LED25の消灯し忘れに気付いた使用者は、前記スイッチ操作部10によって前記スイッチ14を操作して前記LED25を消灯させる。その他の作用は、上記各実施形態と共通するので、説明を省略する。
なお、本発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、上記実施形態では、導光部の先端部を灯具の正面で露出させたが、灯具の側面で露出させるようにしてもよい。(但し、視認性の面から、灯具の正面で露出させるのが好ましい。)また、上記実施形態では、灯具を折り畳んだ際に、光源の照射方向が後方となるが、灯具を折り畳んだ際に光源の照射方向が下方となる照明装置にも適用可能である。更に、上記実施形態では、光源としてLEDを用いたが、EL光源であってもよい。
1 照明装置
2,40 装置本体
4,41 基体
5,42 灯具
8 凹部
19 貫通孔
20 突部
23,46 カバー体
25 LED(光源)
26,47 反射体
27,48 導光部
28,49 筒状部

Claims (4)

  1. 基体と、この基体に対し可動に設けられた灯具とを有し、この灯具が、この灯具の光源による照射側が前記基体側となるように折り畳み可能な照明装置において、
    前記光源の照射側を覆うようにカバー体を設け、このカバー体と一体的に導光部を設け、前記灯具を折り畳んだ際に前記カバー体と対向する前記基体の部位が前記光源からの光を反射可能であると共に、前記導光部の先端部を、前記灯具を折り畳んだ際に露出するよう、前記光源による照射方向とは異なる方向に、光学的に露出させことを特徴とする照明装置。
  2. 前記導光部の先端部を、前記光源の照射方向の反対側で光学的に露出させことを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記光源を囲むように反射体を設けると共に、この反射体と一体的に、前記導光部を囲む筒状部を設けことを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記灯具における前記光源の照射側に突部を設け、前記基体における前記突部に対応する位置に凹部を設けると共に、前記灯具の折り畳み時に、前記突部が前記凹部内に収容されることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
JP2014154308A 2014-07-29 2014-07-29 照明装置 Expired - Fee Related JP6435129B2 (ja)

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