JP6434568B2 - 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6434568B2
JP6434568B2 JP2017098868A JP2017098868A JP6434568B2 JP 6434568 B2 JP6434568 B2 JP 6434568B2 JP 2017098868 A JP2017098868 A JP 2017098868A JP 2017098868 A JP2017098868 A JP 2017098868A JP 6434568 B2 JP6434568 B2 JP 6434568B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pixels
background
linear region
linear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017098868A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018196008A (ja
Inventor
恵太 八重樫
恵太 八重樫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rakuten Group Inc
Original Assignee
Rakuten Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rakuten Inc filed Critical Rakuten Inc
Priority to JP2017098868A priority Critical patent/JP6434568B2/ja
Priority to US15/980,744 priority patent/US10789715B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6434568B2 publication Critical patent/JP6434568B2/ja
Publication of JP2018196008A publication Critical patent/JP2018196008A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T7/00Image analysis
    • G06T7/10Segmentation; Edge detection
    • G06T7/13Edge detection
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/20Image preprocessing
    • G06V10/255Detecting or recognising potential candidate objects based on visual cues, e.g. shapes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V10/00Arrangements for image or video recognition or understanding
    • G06V10/40Extraction of image or video features
    • G06V10/44Local feature extraction by analysis of parts of the pattern, e.g. by detecting edges, contours, loops, corners, strokes or intersections; Connectivity analysis, e.g. of connected components
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V30/00Character recognition; Recognising digital ink; Document-oriented image-based pattern recognition
    • G06V30/40Document-oriented image-based pattern recognition
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T2207/00Indexing scheme for image analysis or image enhancement
    • G06T2207/20Special algorithmic details
    • G06T2207/20172Image enhancement details

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理方法、及びプログラムに関する。
従来、1枚の中に複数のページを含む画像を生成する技術が知られている。例えば、特許文献1には、テンプレート画像と背景画像を組み合わせた画像内に写真などを差し込むことによって、複数のページが1枚に印刷されるリーフレットを作成する技術が記載されている。
特開2005−165790号公報
例えば、特許文献1の技術において、リーフレットの画像に含まれる各ページを、それぞれ別の画像に分割しようとする場合、リーフレットの画像を表示する画面において、ユーザが指定した折り目の位置で画像を分割することが考えられる。しかしながら、この場合、ユーザが折り目の位置を手動で指定するので、例えば多数のリーフレットの画像を分割する場合には、非常に手間がかかっていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、画像を分割する場合の省力化を図ることである。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、背景とオブジェクトを含む画像を取得する画像取得手段と、前記画像から検出された前記オブジェクトの位置に基づいて、直線上の前記オブジェクトの画素数が閾値未満となる領域、又は、直線上の前記背景の画素数が閾値以上となる領域を特定する特定手段と、前記特定手段が特定した領域に基づいて、前記画像を複数に分割するための処理を実行する処理実行手段と、を含むことを特徴とする。
本発明に係る画像処理方法は、背景とオブジェクトを含む画像を取得する画像取得ステップと、前記画像から検出された前記オブジェクトの位置に基づいて、直線上の前記オブジェクトの画素数が閾値未満となる領域、又は、直線上の前記背景の画素数が閾値以上となる領域を特定する特定ステップと、前記特定ステップで特定した領域に基づいて、前記画像を複数に分割するための処理を実行する処理実行ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、背景とオブジェクトを含む画像を取得する画像取得手段、前記画像から検出された前記オブジェクトの位置に基づいて、直線上の前記オブジェクトの画素数が閾値未満となる領域、又は、直線上の前記背景の画素数が閾値以上となる領域を特定する特定手段、前記特定手段が特定した領域に基づいて、前記画像を複数に分割するための処理を実行する処理実行手段、としてコンピュータを機能させる。
本発明の一態様によれば、前記特定手段は、前記画像に対するエッジ検出によって検出された前記オブジェクトの輪郭の位置に基づいて、直線上の前記輪郭の画素数が閾値未満となる領域、又は、直線上の前記輪郭ではない画素数が閾値以上となる領域を特定する、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記特定手段は、前記画像の一端と他端を結ぶ直線上の前記オブジェクトの画素数が閾値未満となる領域、又は、前記画像の一端と他端を結ぶ直線上の前記背景の画素数が閾値以上となる領域を特定する、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記画像の一端と他端を結ぶ直線は、前記画像の縦方向の直線又は横方向の直線である、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記処理は、前記特定手段が特定した領域に基づいて、前記画像の分割位置を決定し、決定した当該分割位置を、前記画像が表示された表示手段に表示させる画像処理であり、前記画像処理装置は、前記分割位置を変更するための操作を受け付ける受付手段と、前記操作により変更された分割位置に基づいて、前記画像を分割する分割手段と、を更むことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記処理は、前記特定手段が特定した領域に基づいて、前記画像を複数に分割する画像処理である、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記処理実行手段は、前記特定手段が特定した領域内の直線に基づいて、前記処理を実行する、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記処理実行手段は、前記特定手段が特定した領域の端部の直線に基づいて、前記処理を実行する、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記処理実行手段は、直線同士の間隔又は直線と前記画像の縁との間隔が所定間隔以上となるように、前記特定手段が特定した領域内の直線を選択し、選択した当該直線に基づいて、前記処理を実行する、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記画像処理装置は、前記特定手段が特定した領域同士の間隔、又は、当該領域と前記画像の縁との間隔に基づいて、当該領域によって区切られる画像部分にページ番号を付与する付与手段、を更に含むことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記画像処理装置は、前記特定手段が特定した領域に基づいて、前記画像部分の総ページ数を推定する推定手段を更に含み、前記付与手段は、前記推定手段が推定した総ページ数に更に基づいて、前記画像部分にページ番号を付与する、ことを特徴とする。
本発明の一態様によれば、前記画像は、リーフレットを広げた状態の画像であり、前記オブジェクトは、前記リーフレットの内容部分であり、前記特定手段が特定する領域は、前記リーフレットの折り目を含み、前記処理は、前記特定手段が特定した領域内の前記折り目の位置で前記画像を複数に分割するための処理である、ことを特徴とする。
本発明によれば、画像を分割する場合の省力化を図ることができる。
画像処理装置のハードウェア構成を示す図である。 画像処理装置で実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。 画像の一例を示す図である。 リーフレットのレイアウトと折り方の一例を示す図である。 エッジ検出が施された画像を示す図である。 画像から特定された折り目領域を示す図である。 処理実行部の処理内容の一例を示す図である。 画像処理装置において実行される処理の一例を示すフロー図である。 変形例における機能ブロック図である。 折り目領域の間隔を示す図である。 画像部分の幅とページ番号との関係の一例を示す図である。 図11のリーフレットの折り方の一例を示す図である。 ページの幅とページ番号との関係の一例を示す図である。 図13のリーフレットの折り方の一例を示す図である。
[1.画像処理装置のハードウェア構成]
以下、本発明に関わる画像処理装置の実施形態の例を説明する。図1は、画像処理装置のハードウェア構成を示す図である。画像処理装置10は、画像処理を実行可能なコンピュータであり、例えば、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、又は携帯端末(スマートフォンやタブレット型コンピュータを含む)等である。図1に示すように、画像処理装置10は、制御部11、記憶部12、通信部13、操作部14、及び表示部15を含む。
制御部11は、少なくとも一つのマイクロプロセッサを含む。制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラムやデータに従って処理を実行する。記憶部12は、主記憶部及び補助記憶部を含む。例えば、主記憶部はRAMなどの揮発性メモリであり、補助記憶部は、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、又はハードディスクなどの不揮発性メモリである。通信部13は、有線通信又は無線通信用の通信インタフェースであり、ネットワークを介してデータ通信を行う。操作部14は、入力デバイスであり、例えば、タッチパネルやマウス等のポインティングデバイス、キーボード、又はボタン等である。操作部14は、ユーザによる操作内容を制御部11に伝達する。表示部15は、例えば、液晶表示部又は有機EL表示部等である。表示部15は、制御部11の指示に従って画面を表示する。
なお、記憶部12に記憶されるものとして説明するプログラム及びデータは、ネットワークを介して供給されるようにしてもよい。また、画像処理装置10のハードウェア構成は、上記の例に限られず、種々のハードウェアを適用可能である。例えば、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブやメモリカードスロット)や外部機器とデータの入出力をするための入出力部(例えば、USBポート)が含まれていてもよい。例えば、情報記憶媒体に記憶されたプログラムやデータが読取部や入出力部を介して、画像処理装置10に供給されるようにしてもよい。
本実施形態では、ユーザは、リーフレットの画像を個々のページに分割し、電子パンフレット上で別個のページとして表示させるために、画像編集ソフトを使って、画像の分割位置を指定する。その際に、画像処理装置10は、文字や写真などが描かれていない領域にリーフレットの折り目が含まれているものと仮定し、画像編集ソフト上で折り目を表示させることによって、ユーザの作業支援をするようにしている。以降、画像処理装置10が有する構成の詳細を説明する。
[2.画像処理装置において実現される機能]
図2は、画像処理装置10で実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。図2に示すように、画像処理装置10では、データ記憶部100、画像取得部101、検出部102、特定部103、処理実行部104、表示制御部105、受付部106、及び分割部107が実現される。
[2−1.データ記憶部]
データ記憶部100は、記憶部12を主として実現される。データ記憶部100は、背景とオブジェクトを含む画像を記憶する。画像は、任意の方法で生成されたものであればよく、例えば、スキャナで用紙を読み取った画像であってもよいし、カメラで用紙を撮影した画像であってもよいし、画像編集ソフトで生成した画像であってもよい。例えば、画像内の全ての画素は、背景の一部又はオブジェクトの一部の何れかである。
背景は、例えば、オブジェクトの背後の様子であり、背景色や模様パターンが描かれた領域である。別の言い方をすれば、背景は、例えば、オブジェクト以外の領域であり、それ自身に情報(意味)を持たない領域である。例えば、スキャナ又はカメラで生成した画像であれば、背景は、用紙の色が表れた領域であってもよいし、用紙に印刷された背景色又は模様パターンが表れた領域であってもよいし、用紙が存在しない部分(例えば、スキャナのカバー部分)であってもよい。また例えば、画像編集ソフトで生成した画像であれば、背景は、画像編集ソフトで指定された背景色又は模様パターンが表れた領域である。なお、背景は、写真や絵であってもよいが、この場合は目立たないように、オブジェクトよりも薄い(淡い)色で描かれるものとする。
オブジェクトは、例えば、背景上に描かれた内容部分であり、文字(文書)、写真、又は絵などである。別の言い方をすれば、オブジェクトは、それ自身に情報(意味)を持った領域である。例えば、スキャナ又はカメラで生成した画像であれば、オブジェクトは、用紙に印刷された文字、写真、又は絵などである。また例えば、画像編集ソフトで生成した画像であれば、オブジェクトは、画像編集ソフトで入力された文字、画像編集ソフトで取り込まれた写真、又は画像編集ソフトで描画された絵などである。
図3は、画像の一例を示す図である。図3では、画像Gの左上を原点Oとする座標軸(X軸−Y軸)が設定されており、各画素の位置は、2次元座標で示される。図3の画像Gは、X軸方向(横方向・水平方向・行方向)にXmax個の画素が並び、Y軸方向(縦方向・垂直方向・列方向)にYmax個の画素が並ぶ。図3に示すように、本実施形態では、画像Gの一例として、リーフレットを広げた状態の画像を説明する。
リーフレットは、例えば、折りたたみ式の印刷物である。リーフレットは、1枚刷りのチラシやビラなどとは異なり、折りたたむことによって、1枚の用紙を複数の部分に分けることができる。即ち、リーフレットは、折り目によって、紙面を複数の領域(印刷面)に区切ることができる。本実施形態では、折り目で区切られた領域を、ページと記載する。図3のリーフレットは、片面に6つのページを含む。
例えば、ページは、折り目で囲まれるので、リーフレットの折り目は、ページの端部又は境界線ということができる。例えば、ページは、版面と余白によって構成される。版面とは、印刷物のうち、本文などの内容部分が印刷される領域であり、余白は、内容部分が印刷されない領域である。例えば、版面は、ページの中央付近(折り目又は縁から所定距離以上の領域)に配置され、余白は、折り目又は縁付近(折り目又は縁から所定距離未満の領域)に配置される。なお、縁とは、リーフレット自体の輪郭(用紙の端部)であり、ここでは、画像の端部(上下左右の端部)を意味する。別の言い方をすれば、版面は、余白に囲まれた領域であり、背景とオブジェクトから構成される領域であり、余白は、版面の周囲にある領域であり、背景だけで構成される領域である。
なお、リーフレットは、パンフレットと似ているが、本実施形態では、リーフレットは、1枚の用紙であるのに対し、パンフレットは、複数枚の用紙で構成される点で異なるものとする。リーフレットは、両面印刷であってもよいし、片面だけの印刷であってもよい。本実施形態では、リーフレットの内容部分(例えば、文字、写真、又は絵)がオブジェクトに相当し、リーフレットの内容部分以外の部分(例えば、用紙の色、用紙に印刷された背景色又は模様パターン)が背景に相当する。
リーフレットとしては、種々の形式を適用可能であり、1枚のページ数、リーフレットの折り方、及び各ページのレイアウト(配置と向き)は、任意であってよい。図3では、片面6ページのリーフレットを例に挙げたが、片面のページ数は、2ページ、4ページ、又は8ページ等の任意のページ数であってよい。また例えば、両面印刷のリーフレットであれば、表面と裏面で印刷されるページ数が異なってもよい。なお、表面とは、折りたたんだ場合の1ページ目(表紙)が印刷された面であり、裏面とは、表面ではない方の面である。
また例えば、本実施形態では、折りたたみの回数が3回である場合を説明するが、2回又は4回等の任意の回数の折り方であってよい。また例えば、各ページのレイアウトは、ページ数や折り方に応じたレイアウトを適用すればよい。本実施形態では、いわゆるダイレクトメール折りのレイアウトを説明するが、他にも例えば、二つ折り、巻き三つ折り、外三つ折り、観音折り、外四つ折り、又は巻四つ折り等の任意のレイアウトであってよい。
図4は、リーフレットのレイアウトと折り方の一例を示す図である。なお、図4では、リーフレット内の文字や写真などの詳細は省略しており、各ページの境界を模式的に点線で示している。また、リーフレット内の数値は、ページ番号を示し、数値の向きは、ページの向きを示す。例えば、第1ページP、第5ページP、及び第6ページPは、順方向で印刷されており、第2ページP〜第4ページPは、逆方向で印刷されている。なお、以降では、第1ページP〜第6ページPを特に区別する必要のないときは、単にページPと記載する。
図4では、リーフレットの左上、右上、左下、右下を、それぞれ点O,Q,Q,Q11とする。また、リーフレットの上辺を3等分する位置を点Q,Qとし、下辺を3等分する位置を点Q,Q10とし、左辺を2等分する位置を点Qとし、右辺を2等分する位置を点Qとする。そして、直線Qと直線Qの交点を点Qとし、直線Q10と直線Qの交点を点Qとする。例えば、リーフレットの折り目は、直線Q、直線Q10、及び直線Qとなり、各ページPは、これらの折り目で区切られた領域となる。
なお、各ページPのページ番号は、リーフレットを折りたたんだ場合のページの順番を示している。このため、画像G上では、各ページPは、ページ番号順に並ぶわけではなく、図4に示すリーフレットの上段は、左から順番に、第5ページP、第6ページP、第1ページPが並び、下段は、左から順番に、第4ページP、第3ページP、第2ページPが並ぶ。
図4に示すように、リーフレットを折りたたむためには、まず、第1の工程として、広げた状態のリーフレットを、直線Qを折り目にして山折りする。第2の工程として、直線Q(裏側から見ると直線Q10)を折り目にして山折りする。第3の工程として、直線Q(裏側から見ると直線Q)を折り目にして山折りする。
以上の3つの工程により、リーフレットは、折りたたまれた状態となり、第1ページPが表紙になる。折りたたまれたリーフレットの第1ページPを開くと、左から順番に第2ページPと第3ページPが表れる。そして、リーフレットを裏返すと、第4ページPが表れて、第4ページPを開くと、第5ページPと第6ページPが表れることになる。なお、リーフレットを広げた状態では、第2ページP〜第4ページPは、逆方向に印刷されているが、第1の工程で折り返しているので、折りたたまれた状態では順方向となる。
上記のように、本実施形態のデータ記憶部100は、リーフレットを広げた状態の画像Gを記憶する。画像Gは、種々のデータ形式を適用可能であり、例えば、BMP形式、JPEG形式、PNG形式、又はGIF形式であってよい。また、画像Gの色数は、任意であってよく、例えば、カラー画像、グレースケール画像、又はモノクロ画像の何れであってもよい。カラー画像やグレースケール画像のビット数も任意であってよく、例えば、24ビットのRGB画像であってもよいし、8ビットのグレースケール画像であってもよい。
なお、データ記憶部100に記憶されるデータは、上記の例に限られない。例えば、データ記憶部100は、画像Gと関連付けて、後述する分割部107が分割した各ページPの画像を記憶してもよい。また例えば、データ記憶部100は、後述する特定部103の処理に必要な閾値を記憶してもよい。
[2−2.画像取得部]
画像取得部101は、制御部11を主として実現される。画像取得部101は、背景とオブジェクトを含む画像Gを取得する。本実施形態の画像取得部101は、複数のページPが所定方向(例えば、縦方向と横方向の少なくとも一方)に並べられた画像Gを取得することになる。なお、図3では、画像Gの各ページPが上段と下段の2段に並ぶ場合を説明したが、3段以上の段組みであってもよいし、特に段組みが分かれておらず、1段だけであってもよい。
本実施形態では、データ記憶部100が画像Gを記憶しているので、画像取得部101は、データ記憶部100に記憶された画像Gを取得する。なお、画像処理装置10がスキャナやカメラと接続されている場合には、画像取得部101は、スキャナやカメラから直接的に画像Gを取得してもよい。また例えば、画像Gがフラッシュメモリなどの情報記憶媒体やデータベースサーバに記憶されている場合には、画像取得部101は、情報記憶媒体やデータベースサーバから画像Gを取得するようにしてもよい。
[2−3.検出部]
検出部102は、制御部11を主として実現される。検出部102は、画像Gに含まれるオブジェクトを検出する。別の言い方をすれば、検出部102は、画像Gの各画素を、オブジェクトに対応するオブジェクト画素と、背景に対応する背景画素と、に分類する。
オブジェクト画素は、オブジェクトの色が表れた画素であり、背景画素は、オブジェクト画素以外の画素であり、背景の色が表れた画素である。別の言い方をすれば、オブジェクト画素は、画像G内のオブジェクトを構成する画素であり、背景画素は、画像G内の背景を構成する画素である。
オブジェクトの検出方法自体は、公知の種々の手法を適用可能であり、本実施形態では、エッジ検出を利用する場合を説明する。エッジ検出は、画像の中から色変化の大きな箇所(エッジ)を検出する方法であり、例えば、Canny法、Sobel法、又はLaplacian法などの種々のエッジ検出を適用可能である。
例えば、検出部102は、画像Gにエッジ検出を施すことによって、オブジェクトの輪郭を検出する。例えば、リーフレットに印刷される文字、写真、又は絵などの輪郭(オブジェクトの輪郭)は、エッジ画素として検出される。検出部102は、エッジ画素を、オブジェクトの輪郭を示す画素として検出する。なお、エッジ画素は、オブジェクト画素の一例であり、非エッジ画素は、背景画素の一例である。このため、本実施形態でエッジ画素と記載した部分は、オブジェクト画素と読み替えることができ、非エッジ画素と記載した部分は、背景画素と読み替えることができる。
例えば、背景が単色である場合、背景は色の変化がないので、非エッジ画素として検出される。また例えば、背景がグラデーションしている場合、背景は複数の色を含んでいるが、色変化がゆるやかなので、非エッジ画素として検出される。一方、背景が所定の模様パターンを含む場合は、模様の色変化がゆるやかであれば、非エッジ画素として検出されるが、模様の色変化が大きければ、エッジ画素として検出されることになる。
図5は、エッジ検出が施された画像Gを示す図である。図5では、エッジ画素を黒で示し、非エッジ画素を白で示している。なお、エッジ画素と非エッジ画素は、何色で示してもよく、例えば、エッジ画素を白で示し、非エッジ画素を黒で示してもよい。図5に示すように、例えば、画像Gに描かれたオブジェクトの輪郭は、その付近で色の変化が大きいので、エッジ画素として検出される。一方、画像Gの背景は、色の変化がほとんどないので、非エッジ画素として検出される。
なお、オブジェクトの検出方法は、エッジ検出を利用した方法に限られない。例えば、検出部102は、物体認識方法に基づいて、画像Gから物体を検出し、オブジェクト画素と背景画素を分類してもよい。物体認識方法としては、例えば、光学文字認識を利用してもよいし、画像中の局所特徴量から物体を認識するBoVW(Bag of Visual Words)法を利用してもよいし、種々の物体の基本形状を学習させた学習データと比較して物体を認識するパターンマッチング法を利用してもよい。この場合、検出部102は、画像Gから検出した物体を構成する画素をオブジェクト画素とし、それ以外の画素を背景画素とすることになる。
[2−4.特定部]
特定部103は、制御部11を主として実現される。特定部103は、画像から検出されたオブジェクトの位置(オブジェクト画素の座標)に基づいて、直線上のオブジェクトの画素数が閾値未満となる領域、又は、直線上の背景の画素数が閾値以上となる領域を特定する。即ち、特定部103は、直線上のオブジェクト画素の数が閾値未満となる領域、又は、直線上の背景画素の数が閾値以上となる領域を特定する。
本実施形態では、特定部103は、画像Gに対するエッジ検出によって検出されたオブジェクトの輪郭の位置(エッジ画素の座標)に基づいて、直線上の輪郭の画素数が閾値未満となる領域、又は、直線上の輪郭ではない画素数が閾値以上となる領域を特定することになる。即ち、特定部103は、直線上のエッジ画素の数が閾値未満となる領域、又は、直線上の非エッジ画素の数が閾値以上となる領域を特定することになる。
直線は、画像G上の直線であればよく、その長さや方向は任意であってよい。例えば、画像Gの縦幅又は横幅よりも短い直線であってもよいし、画像Gの端部同士を結ぶ直線でなくてもよいが、本実施形態では、画像Gの一端と他端を結ぶ直線を例に挙げる。このため、特定部103は、画像Gの一端と他端を結ぶ直線上のオブジェクトの画素数が閾値未満となる領域、又は、画像Gの一端と他端を結ぶ直線上の背景の画素数が閾値以上となる領域を特定することになる。
なお、ここでの一端とは、上下左右の何れかの端部であり、他端は、隣接する端部又は対向する端部である。対向する端部とは、例えば、一端が左端部であれば、右端部であり、一端が上端部であれば、下端部である。例えば、画像Gの一端と他端を結ぶ直線は、斜めであってもよいが、本実施形態では、画像Gの縦方向の直線又は横方向の直線である場合を説明する。縦方向の直線は、Y軸方向の直線であり、横方向の直線は、X軸方向の直線である。
特定部103が特定する領域は、画像Gの分割位置の候補であり、ページPの境界線の候補ともいえる。本実施形態では、リーフレットの折り目によって各ページPが区切られるので、特定部103が特定する領域は、リーフレットの折り目である。このため、本実施形態では、特定部103が特定する領域を、折り目領域という。
折り目領域を特定するための閾値は、固定値であってもよいし、可変値であってもよい。可変値である場合には、ユーザの操作によって変更されてもよいし、画像Gに応じて自動的に変更されてもよい。画像Gに応じて閾値が変更される場合には、画像Gの特徴と閾値との関係をデータ記憶部100に記憶させておき、画像Gの特徴に関連付けられた閾値が設定されてもよい。この関係は、数式形式又はテーブル形式のデータであってもよいし、プログラムコードの一部として記述されていてもよい。
なお、画像Gの特徴とは、画像Gの形状的又は色的な特徴であり、例えば、画像Gのサイズ(総画素数)、画像Gの幅(縦横のピクセル数)、画像Gの色の多さ(ヒストグラムで所定頻度以上となる階調の多さ)である。例えば、画像Gのサイズや幅が大きいほど閾値を高くして、総画素数に対するエッジ画素又は非エッジ画素の割合を適正に評価してもよい。また例えば、画像Gの色が多いほど閾値を高くして、本来は折り目である部分が、その部分に印刷された淡い色や模様によって検出されなくなることを防止してもよい。
例えば、特定部103は、画像Gの中から、エッジ画素の数が閾値未満となる行と列の少なくとも一方を特定する。特定部103は、1行目〜Ymax行目までの行ごとに、当該行におけるエッジ画素をカウントし、エッジ画素の数が閾値未満であるかを判定する。特定部103は、エッジ画素の数が閾値未満である行を、折り目領域として保持する。同様に、特定部103は、1列目〜Xmax列目までの列ごとに、当該列におけるエッジ画素をカウントし、エッジ画素の数が閾値未満であるかを判定する。特定部103は、エッジ画素の数が閾値未満である列を、折り目領域として保持する。
図6は、画像Gから特定された折り目領域を示す図である。図6では、折り目領域Aを斜線で示している。図6に示すように、折り目領域Aは、エッジ画素が全く存在しない行列、又は、エッジ画素が少ない行列から構成され、リーフレットの実際の折り目(各ページの実際の境界線)を含む領域となっている。また、本実施形態の特定部103は、画像Gの行又は列ごとに、折り目領域の特定処理を実行するので、折り目領域Aは、格子状となる。
なお、特定部103は、エッジ画素の数ではなく、非エッジ画素の数を利用して、折り目領域Aを特定してもよい。この場合、特定部103は、画像Gの中から、非エッジ画素の数が閾値以上となる行と列の少なくとも一方を特定する。例えば、特定部103は、1行目〜Ymax行目までの行ごとに、当該行における非エッジ画素をカウントし、非エッジ画素の数が閾値以上であるかを判定する。特定部103は、非エッジ画素の数が閾値以上である行を、折り目領域Aとして保持する。同様に、特定部103は、1列目〜Xmax列目までの列ごとに、当該列における非エッジ画素をカウントし、非エッジ画素の数が閾値以上であるかを判定する。特定部103は、非エッジ画素の数が閾値以上である列を、折り目領域Aとして保持する。
[2−5.処理実行部]
処理実行部104は、制御部11を主として実現される。処理実行部104は、特定部103が特定した折り目領域Aに基づいて、画像Gを各ページに分割するための処理を実行する。本実施形態では、折り目領域Aは、リーフレットの折り目を含むので(即ち、折り目領域Aの中に、折り目が位置するので)、処理実行部104は、特定部103が特定した折り目領域A内の折り目の位置で画像Gを複数に分割するための処理を実行することになる。
ここでは、処理実行部104が実行する処理の一例として、特定部103が特定した折り目領域Aに基づいて、画像Gの分割位置を決定し、決定した当該分割位置を、画像Gが表示された表示部15に表示させる画像処理である場合を説明する。
分割位置は、画像Gを複数の小画像に分割した場合の当該小画像の輪郭であり、切り取り位置と同じ意味である。分割位置は、画像G内の線によって特定され、例えば、画像Gの端部同士を結ぶ直線で特定される。処理実行部104は、折り目領域Aの全部を分割位置としても良いし、その内部の直線を分割位置としてもよい。本実施形態では、処理実行部104は、特定部103が特定した折り目領域A内の直線に基づいて、処理を実行する。
また、処理実行部104が実行する画像処理は、折り目領域Aを視覚的に識別可能にする処理であればよく、例えば、画像Gの中で折り目領域Aの表示態様を変えること、又は、折り目領域Aを示すように別の画像を表示させることである。表示態様とは、画像の見た目を変えることであり、例えば、色や明度(輝度)を変えること、画像に模様パターンを付与することなどである。
図7は、処理実行部104の処理内容の一例を示す図である。図7に示すように、例えば、処理実行部104は、折り目領域Aを示すように、画像G内に直線Lを表示させる。直線Lとしては、種々の線を適用可能であり、図7に示す点線以外にも、実線や破線であってもよい。また、直線Lの色は、任意であってよく、例えば、目立つように蛍光色であってもよい。
処理実行部104は、特定部103が取得した折り目領域Aの全部に直線Lを引いてもよいし、その一部にだけ直線Lを引いてもよい。例えば、処理実行部104は、折り目領域Aのうち、幅が2画素以上の部分については、1画素分の幅の折り目領域Aだけ選択して、直線Lを引く。なお、直線Lの太さは、1画素に限られず、任意の太さであってよい。
図7に示す例では、処理実行部104は、折り目領域Aの全てについて直線Lを引くのではなく、何れかの行又は列を選択して、直線Lを引く。例えば、処理実行部104は、折り目領域Aの中心線を選択してもよいし、端部の線を選択してもよいし、その間にある線を選択してもよい。なお、画像Gの端部付近も折り目領域Aとして検出されるが、リーフレットの端部が折り目ではないことは予め分かっているので、ここでは、直線Lは引かないものとする。なお、本実施形態では、処理実行部104が決定した直線Lは、受付部106が受け付けた操作によって変更されるので、処理実行部104は、分割位置の初期位置(即ち、分割位置の候補)を決定して表示させることになる。
[2−6.表示制御部]
表示制御部105は、制御部11を主として実現される。表示制御部105は、画像Gを表示部15に表示させる。本実施形態では、ユーザが画像Gの分割位置を指示するので、例えば、表示制御部105は、画像Gの加工をするための画像編集ソフトが起動した場合に、画像編集ソフトの画面上で画像Gを表示させる。画像編集ソフトとしては、画像の分割や切り取りを含めた種々の加工が可能なソフトであればよい。
[2−7.受付部]
受付部106は、制御部11を主として実現される。受付部106は、分割位置を変更するための操作を受け付ける。当該操作としては、操作部14から行うことができる操作であればよく、直線Lを上下左右に移動させる操作であってもよいし、直線Lの向きを変える操作であってもよい。受付部106が受け付けた操作に基づいて直線Lを変更する処理は、処理実行部104又は分割部107によって実行されるようにすればよい。
なお、画像編集ソフト上では、ユーザが新たに分割位置を指定できるようにしてもよく、この場合は、受付部106は、ユーザが操作部14を使って指示した画面上の位置を、分割位置として受け付ける。例えば、ユーザは、画像編集ソフトに表示された画像G上で線又は領域を指定することによって、分割位置を指定する。
[2−8.分割部]
分割部107は、制御部11を主として実現される。分割部107は、受付部106が受け付けた操作により変更された分割位置に基づいて、画像Gを分割する。例えば、分割部107は、ユーザが変更した分割位置で画像Gを分割し、各ページを別々の画像としてデータ記憶部100に記録する。
[3.本実施形態において実行される処理]
図8は、画像処理装置10において実行される処理の一例を示すフロー図である。図8に示す処理は、制御部11が、記憶部12に記憶されたプログラムに従って動作することによって実行される。下記に説明する処理は、図2に示す機能ブロックにより実行される処理の一例である。
図8に示すように、まず、制御部11は、記憶部12に記憶された画像Gを取得する(S1)。S1においては、例えば、制御部11は、ユーザの操作に基づいて画像編集ソフトを起動し、編集対象として指定された画像Gを記憶部12から読み出す。
制御部11は、画像Gのエッジを検出する(S2)。S2においては、所定のエッジ検出アルゴリズムに基づいて、画像Gの中からエッジを検出する。各画素がエッジ画素又は非エッジ画素の何れであるかを識別する情報(例えば、図5の画像G)は、記憶部12に保持される。
制御部11は、カウンタ変数iに1を代入する(S3)。カウンタ変数iは、記憶部12に記憶され、何行目が処理対象であるかを識別する情報である。制御部11は、画像Gの第i行のエッジ画素の数が閾値以上であるかを判定する(S4)。S4においては、制御部11は、第i行の第1列目から第Xmax列目まで順番に、各画素がエッジ画素であるかを判定することによって、エッジ画素をカウントする。なお、S4で使用される閾値は、記憶部12に予め記憶されているものとする。
第i行のエッジ画素の数が閾値未満であると判定された場合(S4;N)、第i行は折り目の確率が高いので、制御部11は、第i行を折り目領域Aに追加する(S5)。S5においては、制御部11は、第i行が折り目領域Aであることを識別する情報(例えば、図6の画像Gの斜線)を記憶部12に記録する。一方、第i行のエッジ画素の数が閾値以上であると判定された場合(S4;Y)、第i行は折り目の確率が低いので、S5の処理は、実行されない。
制御部11は、カウンタ変数iが最大値Ymaxであるかを判定する(S6)。S6においては、制御部11は、第1行目から第Ymax行目までの全ての行に対し、S4の判定処理が実行されたかを判定することになる。カウンタ変数iが最大値Ymaxであると判定されない場合(S6;N)、制御部11は、カウンタ変数iをインクリメントし(S7)、S4の処理に戻る。この場合、次の行について、折り目領域Aであるかが判定されることになる。
一方、カウンタ変数iが最大値Ymaxになったと判定された場合(S6;Y)、行方向の判定は終了したので、列方向の判定をするために、制御部11は、カウンタ変数jに1を代入する(S8)。カウンタ変数jは、記憶部12に記憶され、処理対象となっている列数を識別する情報である。なお、ここでは、行方向の判定の後に列方向の判定が実行される場合を説明するが、これとは逆に、列方向の判定の後に行方向の判定をしてもよい。他にも例えば、列方向の判定と行方向の判定を交互にしてもよい。
制御部11は、画像Gの第j列のエッジ画素の数が閾値以上であるかを判定する(S9)。S9においては、制御部11は、第j列の第1行目から第Ymax行目まで順番に、各画素がエッジ画素であるかを判定することによって、エッジ画素をカウントする。なお、S9で使用される閾値は、記憶部12に予め記憶されているものとする。また、S9の閾値と、S4の閾値と、は同じであってもよいし、異なってもよい。閾値が異なる場合には、画像Gの縦横比に応じた比率の閾値が設定されてもよい。
第j列のエッジ画素の数が閾値未満であると判定された場合(S9;N)、第j列は折り目の確率が高いので、制御部11は、第j列を折り目領域Aに追加する(S10)。S10においては、制御部11は、第j列が折り目領域Aであることを識別する情報(例えば、図6の画像Gの斜線)を記憶部12に記録する。一方、第j列のエッジ画素の数が閾値以上であると判定された場合(S9;Y)、第j列は折り目の確率が低いので、S10の処理は、実行されない。
制御部11は、カウンタ変数jが最大値Xmaxになったかを判定する(S11)。S11においては、制御部11は、第1列目から第Xmax列目までの全ての列に対し、S9の判定処理が実行されたかを判定することになる。カウンタ変数jが最大値Xmaxになったと判定されない場合(S11;N)、制御部11は、カウンタ変数jをインクリメントし(S12)、S9の処理に戻る。この場合、次の列について、折り目領域Aであるかが判定されることになる。
一方、カウンタ変数jが最大値Xmaxになったと判定された場合(S11;Y)、画像G内の全ての行列の判定処理が終了したので、制御部11は、折り目領域Aに基づいて、画像Gに直線Lを入れて表示部15に表示させる(S13)。S13においては、制御部11は、折り目領域Aが所定幅以上である部分については、中心に直線Lを入れる。また、制御部11は、画像Gの端部に接している折り目領域Aについては、直線Lを入れない。
制御部11は、操作部14の検出信号に基づいて、分割位置の変更を受け付け(S14)、画像Gを分割し(S15)、本処理は終了する。S14においては、制御部11は、ユーザの操作に基づいて、S13で決定した直線Lを移動させたり向きを変えたりする。S15においては、制御部11は、画像Gを分割するための所定の操作が行われた場合に、現在の直線Lに基づいて画像Gを分割し、分割された個々の画像を、画像Gと関連付けて記憶部12に記録する。これにより、例えば、電子パンフレットにおいて、各ページPを別個のページとして表示可能な状態となる。なお、ユーザは、ページ番号を指定してもよく、この場合は、ユーザが指定したページ番号が各ページPの画像に関連付けて記憶部12に記録されることになる。
以上説明した画像処理装置10によれば、画像Gのうち、直線上のエッジ画素又は非エッジ画素の数に基づいて折り目領域Aを取得し、画像Gを各ページに分割するための処理が実行されるので、画像Gを複数に分割する場合の省力化を実現することができる。例えば、ユーザが手動で分割位置を指定する場合に、分割位置の候補である直線Lを表示することで、ユーザの作業支援をすることができる。また例えば、画像処理装置10が折り目領域Aで画像Gを自動的に分割する場合には、画像Gを各ページに分割する処理を自動化することができる。
また、画像処理装置10は、種々のアルゴリズムが存在するエッジ検出を利用することによって、折り目領域Aを取得するための処理を簡略化できるので、画像処理装置10の処理負荷を軽減するとともに、折り目領域Aを取得する処理を高速化することができる。
また、画像処理装置10は、画像Gの一端と他端を結ぶ直線を折り目領域Aとすることにより、折り目領域Aの抽出精度を高めることができる。例えば、リーフレットの実際の折り目は、用紙の端部同士を結ぶ直線なので、実際の折り目に近い折り目領域Aを抽出することができる。
また、画像処理装置10は、画像Gの縦方向の直線又は横方向の直線を折り目領域Aとすることにより、折り目領域Aの抽出精度をより高めることができる。例えば、リーフレットの実際の折り目は、用紙の縦方向又は横方向になることが多いので、実際の折り目に近い折り目領域Aを抽出することができる。
また、画像処理装置10は、ユーザが分割位置を指定する画面において、折り目領域Aを識別可能に表示させ、ユーザの操作に基づいて分割位置を変更することで、画像Gを各ページに分割する際の作業支援をすることができるので、画像Gを複数に分割する場合の省力化を実現することができる。
また、画像処理装置10は、折り目領域Aが太くなってしまうと、どれが本当の折り目なのかを判別しにくくなってしまうが、折り目領域A内の直線Lを利用することで、折り目を判別しやすくなり、作業支援を効果的に行うことができる。
また、画像処理装置10は、画像Gの一例として説明したリーフレットの画像を個々のページPを分割する場合の省力化を実現することができる。例えば、旅館や観光協会などがアップロードしたリーフレットの画像を画像処理装置10が電子パンフレット化する場合には、画像処理装置10は、多数の画像を処理しなければならないが、このような場合であっても、電子パンフレットに必要なデータを迅速に生成することができる。このため、例えば、リーフレットから電子パンフレットを作成する場合に、短時間に多くの電子パンフレットを作成することができる。
[4.変形例]
なお、本発明は、以上に説明した実施形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
図9は、変形例における機能ブロック図である。図9に示すように、以降説明する変形例では、実施形態で説明した機能に加えて、付与部108と推定部109が実現される。これら各機能は、制御部11を主として実現される。
(1)例えば、処理実行部104が実行する処理は、実施形態で説明した折り目領域Aを識別可能にする画像処理に限られない。処理実行部104が実行する処理は、折り目領域Aに基づいて、画像Gを複数に分割する画像処理であってもよい。即ち、ユーザが画像Gを手動で分割するのではなく、処理実行部104が画像Gの分割まで自動的に実行してもよい。
処理実行部104は、折り目領域Aの全部を使って画像Gを分割してもよいし、折り目領域Aの一部を使って画像Gを分割してもよい。例えば、処理実行部104は、図7で直線Lを引いた部分で画像Gを6つに分割してもよい。この場合、処理実行部104は、実施形態で説明した分割部107の機能も兼ねることになる。
変形例(1)によれば、画像処理装置10は、折り目領域Aに基づいて画像Gを分割することで、画像Gを自動的に各ページに分割することができるので、画像Gを複数に分割する場合の省力化を実現することができる。
(2)また例えば、実施形態では、折り目領域Aの中心に直線Lを引く場合を説明したが、折り目領域Aの任意の位置に直線Lを引けばよい。例えば、ページによっては、折り目付近まで文字や写真が印刷されていることがあり、このような場合は、折り目領域Aの端部に直線Lを引いた方が、直線Lが折り目に近くなる。
例えば、処理実行部104は、特定部103が特定した折り目領域Aの端部の直線Lに基づいて、処理を実行する。なお、処理実行部104は、折り目領域Aの幅に関係なく、折り目領域Aの端部を直線Lとして決定してもよいが、折り目領域Aが所定幅以上である場合に、折り目領域Aの端部の直線Lに基づいて処理を実行してもよい。所定幅は、任意の幅であってよく、例えば、ある程度の幅を持たせて100ピクセル分としてもよい。また、端部の直線Lは、折り目領域Aが縦長であれば、右端部又は左端部の直線であり、折り目領域Aが横長であれば、上端部又は下端部の直線である。なお、縦長とは、縦幅が横幅よりも長いことを意味し、横長とは、横幅が縦幅よりも長いことを意味する。
変形例(2)によれば、実際の折り目に近い位置に直線Lを引くことができ、折り目の位置の推定精度を高めることができる。また例えば、エッジ検出の結果によって、望ましくない位置での領域分割が発生するといった問題を解決することができる。
(3)また例えば、直線Lの間隔が短すぎると、その間にページが存在せず、本来は折り目ではない位置が、たまたま折り目として検出されている可能性が高い。また例えば、直線Lと画像Gの縁との間隔が短すぎる場合も同様に、本来は折り目ではない位置が、たまたま折り目として検出されている可能性が高い。このため、直線Lで囲まれる領域がページを構成するとはみなせないほど直線L同士の間隔又は直線Lと画像Gの縁との間隔が短い場合は、直線Lを除去するようにしてもよい。
例えば、処理実行部104は、直線L同士の間隔又は直線Lと画像Gの縁との間隔が所定間隔以上となるように、特定部103が特定した折り目領域A内の直線Lを選択し、選択した当該直線Lに基づいて、処理を実行する。所定間隔は、予め定められた間隔であればよく、例えば、一般的なリーフレットのページの幅を考慮して100ピクセル程度としてもよい。
例えば、処理実行部104は、直線L同士の間隔が所定間隔未満である場合、左側又は上側にある方の直線Lを除去するようにしてもよいし、右側又は下側にある方の直線Lを除去するようにしてもよい。また例えば、処理実行部104は、直線Lと画像Gの縁との間隔が所定間隔未満である場合、当該直線Lを除去するようにしてもよい。処理実行部104は、直線L同士の間隔又は直線Lと画像Gの縁との間隔が所定間隔以上になるまで、直線Lの除去を繰り返す。即ち、処理実行部104は、直線L同士の間隔又は直線Lと画像Gの縁との間隔が所定間隔以上になるまで、直線Lを徐々に減らすことになる。
変形例(3)によれば、ページを構成するとみなせる程度まで直線Lの間隔を広げることができるので、折り目の位置の推定精度を高めることができる。また例えば、エッジ検出の結果によって、望ましくない(細かすぎる)領域分割が発生するといった問題を解決することができる。
(4)また例えば、ユーザは、リーフレットの画像Gを各ページに分割した後に、分割した各画像をページ順に並び替えることがある。この点、ページの順番とページの幅は関連していることがあるので、折り目領域Aの間隔からページ順を推定し、ユーザがページ順に並び替える場合の作業支援をしてもよい。
本変形例の画像処理装置10は、付与部108を含む。付与部108は、特定部103が特定した折り目領域A同士の間隔、又は、当該折り目領域Aと画像Gの縁との間隔に基づいて、当該折り目領域Aによって区切られる画像部分にページ番号を付与する。画像部分は、各ページの候補となる領域であり、折り目領域A同士又は折り目領域Aと画像Gの縁の間隔は、例えば、各ページの候補となる領域の幅(縦幅又は横幅)である。
図10は、折り目領域Aの間隔を示す図である。なお、図10では、画像Gのオブジェクトや背景の詳細は省略している。図10の例では、3つの折り目領域Aにより、画像Gは、4つの画像部分に区切られている。付与部108は、折り目領域Aの間隔から、各画像部分の幅を計算する。ここでは、左から順番に、横幅a,b,b,aとなっており、横幅aは、横幅bよりも短い。
付与部108は、計算した幅に基づいて、画像部分にページ番号を付与する。幅に関する条件と、ページ番号の付与ルールと、の関係は、予めデータ記憶部100に記憶されているものとする。この関係は、数式形式又はテーブル形式のデータであってもよいし、プログラムコードの一部として記述されていてもよい。付与部108は、計算した幅が満たす条件に関連付けられた付与ルールに基づいて、ページ番号を付与する。
幅に関する条件は、検出された幅の方向(縦方向又は横方向)、長さ、及び検出された幅の数に関する条件であり、どの方向にどの長さの幅がいくつ検出されたかを示す条件である。付与ルールは、画像G内の位置(座標情報)と、ページ番号と、の関係を定義したものである。例えば、付与部108は、計算した幅が満たす条件に関連付けられた付与ルールを参照し、折り目領域Aで区切られた画像部分に関連付けられたページ番号を、当該画像部分に付与することになる。
図11は、画像部分の幅とページ番号との関係の一例を示す図であり、図12は、図11のリーフレットの折り方の一例を示す図である。図11に示すように、ここでは、画像Gが両面印刷のリーフレットである場合を説明する。例えば、左から順番に横幅a,b,b,aが並んでおり、a>bである場合は、図11に示すように、表面は、左から順番に第7ページP、第8ページP、第1ページP、第2ページPが並び、裏面は、左から順番に第3ページP、第4ページP、第5ページP、第6ページPが並ぶものとしてもよい。
この場合、図12に示すように、リーフレットは、いわゆる観音折りとなるようにしてもよい。例えば、リーフレットは、第1ページPと第2ページPの間で山折りにされ、第7ページPと第8ページPの間で山折りにされる。そして、第1ページPと第8ページPとの間で山折りにされることで、リーフレットが折りたたまれる。これにより、短い横幅bのページ(例えば、第2ページPと第7ページP)がリーフレットの内側に格納され、これらのページが破けてしまったり、変な方向に折れてしまったりすることを防止できる。なお、付与部108は、画像Gの各画像部分に対し、表面又は裏面のページ番号を付与すればよい。
図13は、ページの幅とページ番号との関係の一例を示す図であり、図14は、図13のリーフレットの折り方の一例を示す図である。なお、ここでも、画像Gが両面印刷のリーフレットである場合を説明する。例えば、左から順番に横幅a,a,b,cが並んでおり、a>b>cである場合は、図13に示すように、表面は、左から順番に第8ページP、第1ページP、第2ページP、第3ページPが並び、裏面は、左から順番に第4ページP、第5ページP、第6ページP、第7ページPが並ぶものとしてもよい。
この場合、図14に示すように、リーフレットは、いわゆる巻き巻き四つ折りとなるようにしてもよい。例えば、リーフレットは、第2ページPと第3ページPの間で山折りにされ、第1ページPと第2ページPの間で山折りにされる。そして、第1ページPと第8ページPとの間で山折りにされることで、リーフレットが折りたたまれる。これにより、短い横幅b,cのページ(例えば、第2ページPと第3ページP)がリーフレットの内側に格納され、これらのページが破けてしまったり、変な方向に折れてしまったりすることを防止できる。なお、付与部108は、画像Gの各画像部分に対し、表面又は裏面のページ番号を付与すればよい。
なお、図11−図14は、幅とページ番号との関係の一例に過ぎず、この関係は、公知のリーフレットのレイアウトから予め定めておけばよく、他のパターンがデータ記憶部100に定義されていてもよい。例えば、二つ折り、巻き三つ折り、外三つ折り、又は、外四つ折りにおける幅とページ番号の関係をデータ記憶部100に定義しておいてもよい。
付与部108は、付与したページ番号に基づいて、分割された個々の画像に対しページ番号を付与するための処理を実行する。この処理としては、画像編集ソフト上で、各画像部分とページ番号を関連付けて表示する画像処理であってもよいし、分割部107が分割した画像に対して自動的にページ番号を付与する処理であってもよい。
変形例(4)によれば、ページ番号を付与する場合の省力化を実現することができる。例えば、リーフレットの各ページPを分割して電子パンフレットとして表示させる場合に、各ページPの表示順を指定する場合の省力化を実現することができる。
(5)また例えば、画像Gのうち、折り目領域Aによって区切られた画像部分の数は、画像Gに含まれるページの総ページ数と関連しているので、折り目領域Aから総ページ数を推定し、ページ番号の推定精度を高めるようにしてもよい。
本変形例の画像処理装置10は、推定部109を含む。推定部109は、特定部103が特定した折り目領域Aに基づいて、画像部分の総ページ数を推定する。推定部109は、折り目領域Aによって区切られる画像G内の画像部分を特定する。推定部109は、折り目領域Aによって区切られた画像部分の数をカウントすることによって、総ページ数を推定する。例えば、図10の例であれば、画像部分は4つ存在するので、推定部109は、総ページ数を4又は8と推定する。なお、片面印刷の場合は、総ページ数は4となり、両面印刷の場合は、総ページ数は8となる。
変形例(5)の付与部108は、推定部109の推定結果に更に基づいて、画像部分にページ番号を付与する。総ページ数と、ページ番号の付与ルールと、の関係は、予めデータ記憶部100に記憶されているものとする。この関係は、数式形式又はテーブル形式のデータであってもよいし、プログラムコードの一部として記述されていてもよい。付与部108は、総ページ数に関連付けられた付与ルールに基づいて、各ページにページ番号を付与すればよい。
変形例(5)によれば、ページ番号の推定精度を高めることができる。
(6)また例えば、上記変形例を組み合わせてもよい。
また例えば、リーフレットから電子パンフレットを作成する場合の処理を説明したが、これとは逆に、画像処理装置10は、電子パンフレットからリーフレットを作成する処理を実行してもよい。その際に実施形態及び変形例で説明した手法と同様の手法を利用してもよい。即ち、電子パンフレットでは、各ページのデータは、ページ番号順に並べられていることが多いが、画像処理装置10は、このデータを出力する場合に、1枚の画像内に各ページを並べたうえで出力してもよい。なお、出力とは、印刷を意味してもよいし、画像データとしての出力を意味してもよい。例えば、1枚の画像内に各ページを並べた状態で出力する場合には、各ページの並び順や折り目のレイアウトを手動で指定する必要があるが、画像処理装置10は、変形例(4)−(5)と同様の方法に基づいて、各ページの並び順や折り目のレイアウトを自動的に設定してもよい。
また例えば、画像処理装置10は、画像Gに対して光学文字認識を施して検出した文字の向きに基づいて、各ページの向きを推定してもよい。そして、画像処理装置10は、各ページの向きの推定結果に基づいて、ユーザにページの向きを提案してもよいし、各ページの画像を自動的に回転させるようにしてもよい。
また例えば、画像処理装置10は、旅館や観光協会などがリーフレットの画像Gをアップロードするサーバによって実現されてもよいし、当該サーバとは異なるサーバによって実現されてもよい。また例えば、画像Gを分割する処理を自動化する場合には、画像処理装置10は、画像Gがアップロードされるたびに処理を実行してもよいし、バッチによって定められた日時に処理を実行してもよい。他にも例えば、リーフレットをアップロードする旅館や観光協会などの端末が画像処理装置10に相当してもよい。この場合、画像処理装置10は、画像Gとともに、分割した個々のページPを示す画像もアップロードする。サーバにおいては、アップロードされた画像Gと個々のページPの画像とをデータベースに格納し、電子パンフレットとして表示可能な状態としてもよい。
また例えば、画像処理装置10は、リーフレット以外の画像を処理対象としてもよい。例えば、画像処理装置10は、チラシやビラを示す画像に対して処理を実行してもよいし、パンフレットの個々の用紙を示す画像に対して処理を実行してもよい。また例えば、画像処理装置10は、ツーインワン印刷などの多面刷りをした用紙を示す画像に対して処理を実行してもよい。他にも例えば、画像処理装置10は、雑誌などの書籍を示す画像に対して処理を実行してもよい。また例えば、画像処理装置10は、製本された書籍をスキャナで電子書籍化する場合(いわゆる自炊をする場合)に、スキャナで取り込んだ当該書籍の画像に対して処理を実行してもよい。また例えば、画像処理装置10は、複数枚の用紙を並べた状態で、スキャナで取り込んだ画像に対して処理を実行してもよい。
また例えば、画像処理装置10の各機能のうち、画像取得部101、特定部103、及び処理実行部104以外の機能は省略してもよい。例えば、データ記憶部100は、画像処理装置10に含まれている必要はなく、データベースサーバによって実現されてもよい。また例えば、検出部102は、画像処理装置10に含まれている必要はなく、他のコンピュータによって検出部102の処理が実行され、データ記憶部100に、当該他のコンピュータによるオブジェクトの検出結果(例えば、エッジ処理が施された状態の画像G)が予め記憶されていてもよい。この場合、特定部103は、データ記憶部100に記憶された当該検出結果を参照することによって、画像Gから検出されたオブジェクト(即ち、オブジェクト画素と背景画素の分類結果)を特定すればよい。
10 画像処理装置、11 制御部、12 記憶部、13 通信部、14 操作部、15 表示部、100 データ記憶部、101 画像取得部、102 検出部、103 特定部、104 処理実行部、105 表示制御部、106 受付部、107 分割部、108 付与部、109 推定部、P ページ、A 折り目領域、G 画像、L 直線。

Claims (23)

  1. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像において並列する複数の線状の領域の各々に対して順に、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した前記線状の領域を前記画像上で識別可能に表示させる、又は、前記特定手段が特定した前記線状の領域に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行手段と、
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記特定手段は、前記画像に対するエッジ検出によって検出された前記オブジェクトの輪郭の位置に基づいて、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する、
    ことを特徴とする請求項1の何れかに記載の画像処理装置。
  3. 前記線状の領域は、前記画像の一端と他端を結ぶ領域である、
    ことを特徴とする請求項1又は2の何れかに記載の画像処理装置。
  4. 前記線状の領域は、前記画像の縦方向又は横方向の領域である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した前記線状の領域に基づいて、前記画像の分割位置を決定し、決定した当該分割位置を、前記画像が表示された表示手段に表示させる処理実行手段と、
    前記分割位置を変更するための操作を受け付ける受付手段と、
    前記操作により変更された分割位置に基づいて、前記画像を分割する分割手段と、
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  6. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した複数の前記線状の領域が互いに隣接する場合に、当該複数の線状の領域の一部を識別可能に表示させる、又は、当該複数の線状の領域の一部に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行手段と
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  7. 前記処理実行手段は、前記複数の線状の領域の中の端部の領域を識別可能に表示させる、又は、前記複数の線状の領域の中の端部の領域に基づいて前記画像を複数に分割する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した前記線状の領域同士の間隔又は前記線状の領域と前記画像の縁との間隔が所定間隔以上となるように、前記特定手段が特定した前記線状の領域を選択し、選択した当該線状の領域を識別可能に表示させる、又は、選択した当該線状の領域に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行手段と
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  9. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した前記線状の領域を前記画像上で識別可能に表示させる、又は、前記特定手段が特定した前記線状の領域に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行手段と、
    前記特定手段が特定した線状の領域同士の間隔、又は、当該線状の領域と前記画像の縁との間隔に基づいて、当該線状の領域によって区切られる画像部分にページ番号を付与する付与手段
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  10. 前記画像処理装置は、前記特定手段が特定した前記線状の領域に基づいて、前記画像部分の総ページ数を推定する推定手段を更に含み、
    前記付与手段は、前記推定手段が推定した総ページ数に更に基づいて、前記画像部分にページ番号を付与する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. リーフレットを広げた状態の画像であって、前記リーフレットの内容部分である複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段と、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段と、
    前記特定手段が特定した前記リーフレットの折り目を含む前記線状の領域を前記折り目として前記画像上で識別可能に表示させる、又は、前記特定手段が特定した前記リーフレットの折り目を含む前記線状の領域を前記折り目として前記画像を複数に分割する処理実行手段と、
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  12. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像において並列する複数の線状の領域の各々に対して順に、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップが特定した前記線状の領域を前記画像上で識別可能に表示させる、又は、前記特定ステップが特定した前記線状の領域に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  13. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップが特定した前記線状の領域に基づいて、前記画像の分割位置を決定し、決定した当該分割位置を、前記画像が表示された表示手段に表示させる処理実行ステップと、
    前記分割位置を変更するための操作を受け付ける受付ステップと、
    前記操作により変更された分割位置に基づいて、前記画像を分割する分割ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  14. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップが特定した複数の前記線状の領域が互いに隣接する場合に、当該複数の線状の領域の一部を識別可能に表示させる、又は、当該複数の線状の領域の一部に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  15. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップが特定した前記線状の領域同士の間隔又は前記線状の領域と前記画像の縁との間隔が所定間隔以上となるように、前記特定ステップが特定した前記線状の領域を選択し、選択した当該線状の領域を識別可能に表示させる、又は、選択した当該線状の領域に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  16. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップが特定した前記線状の領域を前記画像上で識別可能に表示させる、又は、前記特定ステップが特定した前記線状の領域に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行ステップと、
    前記特定ステップが特定した線状の領域同士の間隔、又は、当該線状の領域と前記画像の縁との間隔に基づいて、当該線状の領域によって区切られる画像部分にページ番号を付与する付与ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  17. リーフレットを広げた状態の画像であって、前記リーフレットの内容部分である複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得ステップと、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定ステップと、
    前記特定ステップが特定した前記リーフレットの折り目を含む前記線状の領域を前記折り目として前記画像上で識別可能に表示させる、又は、前記特定ステップが特定した前記リーフレットの折り目を含む前記線状の領域を前記折り目として前記画像を複数に分割する処理実行ステップと、
    を含むことを特徴とする画像処理方法。
  18. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段、
    前記画像において並列する複数の線状の領域の各々に対して順に、前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段、
    前記特定手段が特定した前記線状の領域を前記画像上で識別可能に表示させる、又は、前記特定手段が特定した前記線状の領域に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  19. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段、
    前記特定手段が特定した前記線状の領域に基づいて、前記画像の分割位置を決定し、決定した当該分割位置を、前記画像が表示された表示手段に表示させる処理実行手段、
    前記分割位置を変更するための操作を受け付ける受付手段、
    前記操作により変更された分割位置に基づいて、前記画像を分割する分割手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  20. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段、
    前記特定手段が特定した複数の前記線状の領域が互いに隣接する場合に、当該複数の線状の領域の一部を識別可能に表示させる、又は、当該複数の線状の領域の一部に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  21. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段、
    前記特定手段が特定した前記線状の領域同士の間隔又は前記線状の領域と前記画像の縁との間隔が所定間隔以上となるように、前記特定手段が特定した前記線状の領域を選択し、選択した当該線状の領域を識別可能に表示させる、又は、選択した当該線状の領域に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  22. 複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段、
    前記特定手段が特定した前記線状の領域を前記画像上で識別可能に表示させる、又は、前記特定手段が特定した前記線状の領域に基づいて前記画像を複数に分割する処理実行手段、
    前記特定手段が特定した線状の領域同士の間隔、又は、当該線状の領域と前記画像の縁との間隔に基づいて、当該線状の領域によって区切られる画像部分にページ番号を付与する付与手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  23. リーフレットを広げた状態の画像であって、前記リーフレットの内容部分である複数のオブジェクトと、前記複数のオブジェクトとは異なる背景と、を含む画像を取得する画像取得手段、
    前記画像における線状の領域ごとに、前記オブジェクトを構成する画素の数であるオブジェクト画素数、又は、前記背景を構成する画素の数である背景画素数を検出し、前記オブジェクト画素数が閾値未満となる前記線状の領域、又は、前記背景画素数が閾値以上となる前記線状の領域を特定する特定手段、
    前記特定手段が特定した前記リーフレットの折り目を含む前記線状の領域を前記折り目として前記画像上で識別可能に表示させる、又は、前記特定手段が特定した前記リーフレットの折り目を含む前記線状の領域を前記折り目として前記画像を複数に分割する処理実行手段、
    としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
JP2017098868A 2017-05-18 2017-05-18 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム Active JP6434568B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017098868A JP6434568B2 (ja) 2017-05-18 2017-05-18 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
US15/980,744 US10789715B2 (en) 2017-05-18 2018-05-16 Image processing device, image processing method, and information storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017098868A JP6434568B2 (ja) 2017-05-18 2017-05-18 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6434568B2 true JP6434568B2 (ja) 2018-12-05
JP2018196008A JP2018196008A (ja) 2018-12-06

Family

ID=64272430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017098868A Active JP6434568B2 (ja) 2017-05-18 2017-05-18 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10789715B2 (ja)
JP (1) JP6434568B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7180408B2 (ja) * 2019-01-25 2022-11-30 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 画像処理装置および画像処理プログラム
KR102247877B1 (ko) * 2019-03-22 2021-05-04 카페24 주식회사 온라인 쇼핑몰 배너 디자인 생성을 위한 이미지 크롭 방법 및 장치

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3912012B2 (ja) * 2001-01-24 2007-05-09 富士ゼロックス株式会社 イメージ分割装置
JP2005165790A (ja) 2003-12-03 2005-06-23 Ricoh Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US7706591B2 (en) * 2006-07-13 2010-04-27 Cellomics, Inc. Neuronal profiling
US8189962B2 (en) * 2006-12-19 2012-05-29 Hitachi Kokusai Electric Inc. Image processing apparatus
JP5206782B2 (ja) * 2010-12-28 2013-06-12 ブラザー工業株式会社 画像処理装置、画像処理方法およびプログラム
CN103167293B (zh) * 2011-12-09 2015-07-22 夏普株式会社 显示系统
US9179130B2 (en) * 2013-06-05 2015-11-03 Htc Corporation Image-capturing device and method having image identification mechanism
CN105940392B (zh) * 2014-02-19 2019-09-27 高通股份有限公司 装置的图像编辑技术
JP6645294B2 (ja) * 2016-03-22 2020-02-14 富士ゼロックス株式会社 画像読取装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20180336684A1 (en) 2018-11-22
JP2018196008A (ja) 2018-12-06
US10789715B2 (en) 2020-09-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6938422B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
US7433518B2 (en) Image selection support system for supporting selection of well-photographed image from plural images
CN107979709B (zh) 图像处理装置、系统、控制方法和计算机可读介质
JP6601966B2 (ja) 背面画像候補決定装置、背面画像候補決定方法および背面画像候補決定プログラム
JP6569532B2 (ja) 管理システム、リスト作成装置、リスト作成方法、管理方法及び管理用プログラム
KR102090973B1 (ko) 정보 처리장치, 정보 처리방법, 및 기억매체
US20080304718A1 (en) Device and method for creating photo album
US10545656B2 (en) Information processing apparatus and display controlling method for displaying an item in a display area in response to movement
JP5288961B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JP6353893B2 (ja) 携帯端末装置のカメラにより撮影される紙面画像から記事をスクラップするための方法、プログラム、及び装置
JP2017037435A (ja) 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム
JP6434568B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
JP2007072642A (ja) 画像処理装置および画像処理装置の制御方法
KR101903617B1 (ko) 복수 개의 객체 이미지를 포함한 정적인 디지털 결합 이미지의 편집 방법
US10878606B2 (en) Information processing apparatus, control method, and storage medium
JP5158974B2 (ja) 注目領域抽出方法、プログラム、及び、画像評価装置
JP2009070284A (ja) 設定方法、識別方法及びプログラム
JP4080157B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び記録媒体
JP2021149196A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及びプログラム
CN111831846A (zh) 信息处理装置、记录媒体及信息处理方法
JP4501731B2 (ja) 画像処理装置
US11978133B2 (en) Image processing apparatus, image processing method, and storage medium
JP6077873B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法
JP3739621B2 (ja) 情報処理装置および情報端末
JP6798309B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6434568

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250