JP6434369B2 - 放射性物質収納容器への監視装置の固定方法及び放射性物質収納容器 - Google Patents

放射性物質収納容器への監視装置の固定方法及び放射性物質収納容器 Download PDF

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Description

本発明は、放射性物質収納容器への監視装置の固定方法及び放射性物質収納容器に係り、原子力プラントから発生する使用済燃料集合体を貯蔵する金属キャスクに適用するのに好適な放射性物質収納容器への監視装置の固定方法及び放射性物質収納容器に関する。
原子力発電プラントの原子炉内の炉心で所定期間使用された燃料集合体は、使用済燃料集合体として炉心より取出されて使用済燃料プール等に一時保管される。使用済燃料プールで、所定の期間、冷却された使用済燃料集合体は、最終的に核燃料再処理施設に搬送される。使用済燃料集合体に含まれている使用済核燃料は核燃料再処理施設において再処理され、使用済核燃料に含まれるウラン及びプルトニウムが、再資源として取り出されて再利用される。
使用済燃料集合体は、再処理されるまでの間、適切に貯蔵されて管理されなければならない。このために、日本では原子力発電所の敷地内もしくは敷地外において使用済燃料集合体を貯蔵及び管理する方法として、コスト的にもまた長期に亘る安定貯蔵を考えた場合においても乾式貯蔵が注目されている。乾式貯蔵方式のうち、現在、国内で実用化されているキャスク貯蔵方式は、金属製の放射性物質収納容器(いわゆる金属キャスク)内に複数の使用済燃料集合体を収納し貯蔵する方法である。
この放射性物質収納容器の一例が、特開2001−235583号公報に記載されている。この放射性物質収納容器は、内筒及び外筒を有し、外筒が内筒を取り囲んで内筒に取り付けられており、中性子遮へい体を内筒と外筒の間で内筒を取り囲んで配置している。使用済燃料集合体を収納する複数の領域を画定するバスケットが、内筒内に設置される。内筒の上端部には、一次蓋及び二次蓋が取り付けられる。一次蓋がバスケットの上を覆って配置されて内筒の上端部に取り付けられ、二次蓋が一次蓋の上を覆って配置されて内筒の上端部に取り付けられる。
また、特開2004−45230号公報及び特開2006−292694号公報は、それぞれ、乾式貯蔵を適用した放射性物質貯蔵施設の例を記載している。貯蔵建屋を有するそれらの放射性物質貯蔵施設は、中間貯蔵施設であり、複数の使用済燃料集合体を収納する多数の放射性物質収納容器を配置する、区画された貯蔵エリア、外部環境から貯蔵エリア内へ冷却空気を供給する冷却空気供給流路、及び貯蔵エリア内から外部環境へ冷却空気を排出する冷却空気排出流路を備えている。貯蔵エリア、冷却空気供給流路及び貯冷却空気排出流路が貯蔵建屋内に設けられる。貯蔵建屋の屋上に設けられた排気塔が冷却空気排出流路に接続されている。冷却空気を取り込む給気口が、貯蔵建屋の一つの側壁で排気塔と反対側の側壁に形成され、冷却空気供給流路に連絡される。各貯蔵エリアの相互間に隔壁が配置されている。
放射性物質貯蔵施設内に保管された、複数の使用済燃料集合体を収納した各放射性物質収納容器は、一次蓋と二次蓋の間に形成された空間の圧力及び放射性物質収納容器の外面の温度を監視している。一次蓋と二次蓋の間に形成された空間の圧力及び放射性物質収納容器の外面の温度を監視するキャスク監視装置の一例が、特開2013−72764号公報に記載されている。
特開2013−72764号公報に記載されたキャスク監視装置は、横置きにされた放射性物質収納容器の内部の圧力を圧力検出器を用いて測定し、放射性物質収納容器の外面の温度を温度検出器を用いて測定している。
特開2001−235583号公報 特開2004−45230号公報 特開2006−292694号公報 特開2013−72764号公報
貯蔵専用の放射性物質収納容器を放射性物質貯蔵施設内に保管する場合には、キャスク監視装置の圧力検出器及び温度検出器のそれぞれに接続されるケーブルをフレキシブルチューブまたは電線管内に敷設し、そのフレキシブルチューブまたは電線管はサポートを介して放射性物質収納容器自体にボルトまたは溶接により固定されていた。
近年、原子力発電プラントで発生した複数の使用済燃料集合体の原子力発電所外に設置された放射性物質貯蔵施設への輸送、及びこれらの使用済燃料集合体の放射性物質貯蔵施設内での貯蔵に使用される、使用済燃料集合体用の輸送貯蔵兼用の放射性物質収納容器が開発されてきた。
この輸送貯蔵兼用の放射性物質収納容器で使用済燃料集合体を原子力発電プラントから放射性物質貯蔵施設に輸送し、使用済燃料集合体を収納したその放射性物質収納容器を放射性物質貯蔵施設内に貯蔵したとき、放射性物質収納容器に設置された圧力検出器及び温度検出器を内部に敷設したフレキシブルチューブまたは電線管を上記した従来の固定方法で放射性物質収納容器の外面に取り付ける場合には、放射性物質収納容器の外面に、フレキシブルチューブまたは電線管を固定する複数の取付け用座を新たに取り付け、フレキシブルチューブまたは電線管を固定するサポートをその取付け用座にネジにより取り付けるか、または、そのサポートをその取付け用座に溶接により取り付けることが必要になる。
輸送前にフレキシブルチューブまたは電線管を放射性物質収納容器の外面に取り付けた場合には、輸送中の放射性物質収納容器の外面にサポート及びフレキシブルチューブまたは電線管等の突起物が形成されることになり、輸送貯蔵兼用の放射性物質収納容器の輸送中にその突起物が物に当たって放射性物質収納容器を損傷させる恐れがある。このため、放射性物質収納容器の外面には、突起物が無い方が望ましい。
また、輸送中の放射性物質収納容器において外面への突起物の形成を避けるために、使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器を放射性物質貯蔵施設内に搬入して所定位置に置いた後に、フレキシブルチューブまたは電線管を放射性物質収納容器の外面に取り付けた複数の取付け用座にサポートを用いて前述のように固定する場合には、使用済燃料集合体が収納された多数の放射性物質収納容器が配置された、放射性物質貯蔵施設内の環境において、放射性物質収納容器の外面にフレキシブルチューブまたは電線管を取り付ける必要がある。このため、フレキシブルチューブまたは電線管を取り付ける作業員の被ばく低減の観点から、可能な限り短時間でその取り付け作業を終了できることが望まれる。
放射性物質収納容器内の使用済燃料集合体に含まれる使用済核燃料を再処理するために、放射性物質貯蔵施設内に貯蔵された放射性物質収納容器は、核燃料再処理施設に搬送される可能性がある。フレキシブルチューブまたは電線管がサポートを介して放射性物質収納容器自体にボルトまたは溶接により固定されている場合には、核燃料再処理施設への搬送に際して、フレキシブルチューブまたは電線管を放射性物質収納容器から取り外しために、ボルトの取り外し、または溶接部の切断等の作業を行う必要がある。
一方で、放射性物質貯蔵施設内における放射性物質収納容器の貯蔵位置に応じて、放射性物質収納容器の内部の圧力監視及びそれの外面の温度監視のために圧力検出器及び温度検出器に接続される各ケーブルの、放射性物質収納容器の外面上での敷設位置を変更する必要がある。従来のフレキシブルチューブまたは電線管の固定方法では、そのような各ケーブルの敷設位置の変更に対応するためには、複数の取付け用座を予め放射性物質収納容器の外面に取り付けておく必要があった。
本発明の目的は、圧力検出器及び温度検出器のそれぞれに接続される各ケーブルの敷設に要する時間を短縮できる放射性物質収納容器への監視装置の固定方法及び放射性物質収納容器を提供することにある。
上記した目的を達成する本発明の特徴は、圧力検出器に接続された第1ケーブル及び温度検出器に接続された第2ケーブルが内部に敷設されたケーブル収納管路に取り付けられたケーブル収納管路固定装置を、放射性物質を収納した放射性物質収納容器の外面上に配置し、
前記ケーブル収納管路固定装置に含まれるマグネットホルダーの切換レバーをONの位置まで回転させて磁力の作用により前記マグネットホルダーを放射性物質収納容器の外面に吸着させてケーブル収納管路をこの外面に固定することにある。
放射性物質収納容器が放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに搬入されてこの貯蔵エリア内の所定の位置に置かれた後に、マグネットホルダーの切換レバーをONの位置まで回転させることによって簡単にケーブル収納管路を放射性物質収納容器の外面に取り付けることができ、ケーブル収納管路の放射性物質収納容器の外面への取り付けに要する時間を短縮することができる。この結果、第1ケーブル及び第2ケーブルが内部に敷設されたケーブル収納管路を放射性物質収納容器の外面に固定するのに要する時間を短縮することができる。
本発明によれば、放射性物質貯蔵施設内で行われる、放射性物質収納容器の外面への、圧力検出器及び温度検出器のそれぞれに接続される各ケーブルの敷設に要する時間を短縮できる。
本発明の好適な一実施例である実施例1の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法により監視装置を外面に固定した、貯蔵時における放射性物質収納容器の側面図である。 貯蔵時における放射性物質収納容器の二次蓋の、図1のII部の部分での拡大縦断面図である。 図1のIII部の拡大図である。 図3のIV−IV矢視図である。 図1のV−V断面図である。 輸送時における放射性物質収納容器の二次蓋の、図1のII部の部分での拡大縦断面図である。 本発明の好適な他の実施例である実施例2の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法に用いられる、ケーブルトレイ固定装置の正面図である。 本発明の好適な他の実施例である実施例3の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法に用いられる、ケーブルトレイ固定装置の正面図である。 本発明の好適な他の実施例である実施例4の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法により監視装置を外面に固定した、貯蔵時における放射性物質収納容器の側面図である。 図9のX−X断面図である。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の好適な一実施例である実施例1の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法を、図1〜図5を用いて以下に説明する。
まず、輸送貯蔵兼用の放射性物質収納容器1の概略構成を図1及び図2を用いて説明する。放射性物質収納容器1は、一種の金属キャスクであり、外筒2、内筒(図示せず)、一次蓋(図示せず)、二次蓋3、バスケット(図示せず)、及び中性子遮へい体(図示せず)を備えている。外筒2及び内筒は、例えば、炭素鋼で作られており、外筒2は、内筒を取り囲んでおり内筒に取り付けられる。使用済燃料集合体を収納する複数の領域を画定するバスケットが、内筒内に設置される。一次蓋が、バスケットを覆って配置され、内筒の上端部に取り外し可能に取り付けられる。二次蓋3が、一次蓋の上を覆って配置され、内筒の上端部に取り付けられる。一次蓋及び二次蓋3は内筒に取り外し可能に取り付けられる。一次蓋の上面と二次蓋の下面の間に、空間(図示せず)が形成される。中性子遮へい体は、外筒2の内面と内筒の外面の間の領域、一次蓋の内部空間及び内筒の底部内に形成された空間にそれぞれ配置され、放射性物質収納容器1内から外部に向かう中性子を遮へいする。外筒2の内面と内筒の外面の間に配置された中性子遮へい体は、内筒を取り囲んでいる。内筒から外筒2へ熱を伝える複数の伝熱フィン(図示せず)が、放射状に、外筒2の内面と内筒の外面の間の領域内に配置される。この領域に配置される中性子遮へい体は、外筒2の内面と内筒の外面の間において、対向する一対の伝熱フィンの相互間にそれぞれ配置される(例えば、特開2001−235583号公報の図1及び図3参照)。
原子力発電プラントで発生した使用済燃料集合体は、原子力発電所内の燃料貯蔵プールで冷却されながら貯蔵される。所定期間貯蔵された複数の使用済燃料集合体は、原子力発電所内において、放射性物質収納容器1のバスケット内に画定された各領域に収納される。放射性物質収納容器1内に所定体数の使用済燃料集合体を収納した後、一次蓋を内筒の上端部に取り付け、その後、二次蓋3を一次蓋を覆って内筒の上端部に取り付ける。使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1は、原子力発電所から放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアまで搬送される。この放射性物質収納容器1は、その貯蔵エリア内の所定位置における床面上に置かれた貯蔵架台36上に設置される(図1参照)。
放射性物質収納容器1の内部圧力及び外面温度を検出する監視装置11が、放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアにおいて、作業員によって放射性物質収納容器1の外面に取り外し可能に取り付けられる。
監視装置11は、図1に示すように、圧力検出器12(図2参照)、温度検出器14(図4参照)、ケーブル13及び14、ケーブルトレイ15、ケーブルトレイ固定装置26、温度検出器固定装置16及びフレキシブルチューブ45A及び45Bを備えている。
ケーブルトレイ15は、図5に示すように、横断面が矩形状のトレイ部材27及びカバー28を有する。トレイ部材27は対向する一対の側壁及び一つの底部を有し、この底部がこれらの側壁の下端部につながっている。トレイ部材27の上面部分には、トレイ部材27の一部を折り曲げて形成された一対のカバー支持部27Aが形成されており、カバー28が、一対のカバー支持部27Aの上面に置かれてそれぞれのカバー支持部27Aに取り外し可能に取り付けられ、一対のカバー支持部27Aの相互間に形成されたトレイ部材27の開口部を塞いでいる。圧力検出器12に接続されたケーブル13及び温度検出器14に接続されたケーブル14Aが、ケーブルトレイ15内に敷設されている(図5参照)。
ケーブルトレイ15の長手方向における複数箇所においてケーブルトレイ固定装置26がケーブルトレイ15に取り付けられている(図1参照)。ケーブルトレイ固定装置26は、一対のマグネットホルダー43を有する。各マグネットホルダー43は、ケーシングを有し、切換レバー17をこのケーシングに回転可能に取り付けている。さらに、切換レバー17の回転範囲を制限するストッパ18が、切換レバー17のONの位置でそのケーシングに設けられる。図5に示されるように、一つのマグネットホルダー43のケーシングがトレイ部材27の一つの側壁の外面に、他のマグネットホルダー43のケーシングがトレイ部材27のその側壁に対向する、トレイ部材27の他の側壁の外面に、ボルト29によってそれぞれ取り付けられる。一対のマグネットホルダー43が、左右対称にケーブルトレイ15に取り付けられている。傾斜面を有する楔形のスペーサ30が、各マグネットホルダー43のケーシングとトレイ部材27の側面の間に挟まれている。
フレキシブルチューブ45Aがケーブルトレイ15の上端に接続され、ケーブル13がフレキシブルチューブ45A内に敷設される。フレキシブルチューブ45Bがケーブルトレイ15の下端に接続され、ケーブル13及び14Aがフレキシブルチューブ45A内に敷設される。後述するように、圧力検出器12は、二個、二次蓋3に設けられるため、それぞれの圧力検出器12に接続されたそれぞれのケーブル13(2本)が、フレキシブルチューブ45A、ケーブルトレイ15及びフレキシブルチューブ45B内に敷設される。なお、ケーブルトレイ15及びフレキシブルチューブ45B内に敷設された、温度検出器14に接続されたケーブル14Aは1本である。
カバー28がトレイ部材27に取り付けられて構成される横断面が矩形(例えば、正方形)のケーブルトレイ15は、ケーブル収納管路であり、内部にケーブル13及び14Aを敷設する。フレキシブルチューブ45A及び45Bも、ケーブル収納管路である。ケーブルトレイ固定装置26、及び後述のケーブルトレイ固定装置26,26A及び26Bはケーブル収納管路固定装置である。
温度検出器固定装置16は、図3及び図4に示すように、マグネットホルダー44及びマグネットホルダー44に取り付けられた温度検出器保持部材を備えている。温度検出器保持部材は、支持金具(支持部材)19、押し付け部材20及び押さえ金具(押さえ部材)21を含んでいる。マグネットホルダー44は、マグネットホルダー43と同様に、切換レバー17をこのケーシングに回転可能に取り付け、ストッパ18を切換レバー17のONの位置でケーシングに取り付けている。温度検出器保持部材の構成を以下に説明する。支持金具19が、マグネットホルダー44のケーシングの一つの側面にボルトにより固定される。ブッシュ24が、支持金具19を貫通し、支持金具19に取り付けられる。押さえ金具21が押し付け部材20の下端部に取り付けられる。押し付け部材20が、支持金具19に取付けられたブッシュ24内を貫通し、ブッシュ24の上方からブッシュ24よりも下方に向かって伸びている。コイルばね25がブッシュ24と押さえ金具21の間に配置され、押し付け部材20がコイルばね25内を貫通している。コイルばね25の上端部はブッシュ24内に配置される。押し付け部材20の上端部の外面には雄ネジが形成されており、押し付け部材20の雄ネジと噛み合うナット23がブッシュ24の上端面に接触しており、この結果、押し付け部材20がブッシュ24を介して支持金具19によって支持される。溝22が押さえ金具21の下面に形成される。
使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1が放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに搬入されて貯蔵架台36上に設置された後、その放射性物質収納容器1の二次蓋3に形成されて上方に向かって開放される窪み42を覆うように、カバー部材4が作業員によって複数のボルト6を用いて二次蓋3に取り付けられる(図2参照)。二次蓋3には窪み42が二箇所形成されており、二つのカバー部材4が別々にそれぞれの窪み42を覆うように二次蓋3に取り付けられる(図1参照)。
圧力監視系7が、図2に示すように、それぞれの窪み42内に設置されている。圧力監視系7は、圧力伝播管8、バルブ9及びブロック41を含んでいる。バルブ9及びブロック41は、窪み42の底面上に置かれて二次蓋3に取り付けられる。バルブ9は圧力伝播管8に設けられている。圧力伝播管8の一端部は、窪み42の底面で二次蓋3に接続され、二次蓋3に形成されて窪み42の底面から一次蓋と二次蓋3の間に形成される前述の空間に達する圧力伝播用の貫通孔46に連絡される。圧力伝播管8の他端部は、ブロック41に接続された圧力伝播管47に継手40を介して接続される。ブロック41内には、水平方向においてU字状の圧力伝播通路(図示せず)が形成されており、この圧力伝播通路の両端は、ブロック41の、バルブ9に面する一つの側面に開口している。その圧力伝播通路の一端が圧力伝播管47に連絡され、この圧力伝播通路の他端は、ブロック41のその側面に取り付けられる他の圧力伝播管(図示せず)に連絡される。
放射性物質収納容器1を原子力発電所から放射性物質貯蔵施設まで移送する際には、前述したように放射性物質収納容器1の外面での突起物の形成を避けるために、突起物となるカバー部材4が放射性物質収納容器1の二次蓋に取り付けられていない。カバー部材4の替りとして輸送用カバー31が図6に示すように複数のボルト6により二次蓋に取り付けられている。輸送用カバー31は、円板状のカバー部31A及びカバー部31Aの下面に設けられる円筒部31Bを有する。輸送用カバー31が二次蓋に取り付けられているとき、円筒部31Bが二次蓋に形成された窪み42内に挿入され、カバー部31Aが窪み42内の圧力監視系7を覆って複数のボルト6により二次蓋3に取り付けられている。このとき、カバー部31Aの上面は、二次蓋3の上面と同じレベルに位置し、二次蓋3の上面よりも上方に突出していない。なお、二つの輸送用カバー31が二つの窪み42を別々に覆って二次蓋3に取り付けられている。
本実施例の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法を具体的に説明する。この放射性物質収納容器への監視装置の固定に必要な全ての作業は、作業員によって実施される。放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアにおいて、貯蔵架台36は貯蔵エリアの床面35上に置かれている。使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1が放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに搬入されて貯蔵架台36上に設置された後、前述したように、二つのカバー部材4が別々にそれぞれの窪み42を覆うように二次蓋3に取り付けられるが、カバー部材4の取り付けの前に、放射性物質収納容器1の移送時に二次蓋3に取り付けられていた二つの輸送用カバー31が作業員によって取り外される。その後、二つの圧力検出器12が、それぞれの窪み42内に設置された各圧力監視系7の圧力伝播管に接続される。すなわち、圧力検出器12は、ブロック41内にU字状の圧力伝播通路の前述の他端に連絡された他の圧力伝播管の端部(圧力監視用ポート)に取り付けられる。そして、カバー部材4が、圧力監視系7及び圧力検出器12を覆って前述のように二次蓋3に取り付けられる。圧力検出器12には、検出信号を伝送するケーブル13が接続されており、このーブル13はカバー部材4の側壁部に形成された開口部5を通してカバー部材4の外部に伸びている。
さらに、ケーブルトレイ15のカバー28を取り外した状態でトレイ部材27に取り付けられた各ケーブルトレイ固定装置26のそれぞれのマグネットホルダー43が、所定の各位置で、放射性物質収納容器1の外筒2の側面に取り付けられる。トレイ部材27は、放射性物質収納容器1の外筒2の側面に、放射性物質収納容器1の軸方向に伸びるように配置されている。
各マグネットホルダー43を外筒2の側面に取り付ける前の段階では、切換レバー17がOFFの位置に合わせられている。この状態で、一つのケーブルトレイ固定装置26の各マグネットホルダー43を外筒2の側面に接触させ、各マグネットホルダー43の切換レバー17をONの位置まで回転させる。マグネットホルダー43内の磁石による磁力の作用により、各マグネットホルダー43の底面が外筒2の側面に吸着され、各マグネットホルダー43が外筒2の側面に固定される。この結果、トレイ部材27が外筒2の側面に固定される。トレイ部材27に取り付けられた全てのケーブルトレイ固定装置26のそれぞれのマグネットホルダー43が、同様に、外筒2の側面に取り付けられる。この結果、本実施例では、トレイ部材27は、放射性物質収納容器1の軸方向に伸びるように、3個のケーブルトレイ固定装置26によって外筒2の側面に固定される。
ケーブルトレイ固定装置26の各マグネットホルダー43が、各マグネットホルダー43の中心軸が放射性物質収納容器1の外筒2の法線方向に向かうように、外筒2の側面に取り付けられるので、各マグネットホルダー43は最大の吸着力が得られる。この最大の吸着力を得るために、傾斜面を有する楔形のスペーサ30が、前述したように、トレイ部材27の対向する一対の側壁の各外面とマグネットホルダー43の間に配置される。これらのスペーサ30は、放射性物質収納容器1の外筒2の外面に向かって厚みが減少している。
それぞれの圧力検出器12に接続されて開口部5を通して各カバー部材4の外部に引き出された各ケーブル13(2本のケーブル13)は、フレキシブルチューブ45Aを通してトレイ部材27内に敷設される。
次に、温度検出器14の外筒2の側面への取り付けについて説明する。温度検出器14を取り付ける、外筒2の側面の所定の位置に、温度検出器固定装置16のマグネットホルダー44を取り付ける。外筒2の側面の所定の位置へのマグネットホルダー44の取り付けは、ケーブルトレイ固定装置26のマグネットホルダー43と同様に実施される。マグネットホルダー44の切換レバー17がOFFの位置に合わせられている状態で、マグネットホルダー44を外筒2の側面に接触させ、その切換レバー17をONの位置まで回転させる。マグネットホルダー44内の磁石による磁力の作用により、マグネットホルダー44の底面が外筒2の側面に吸着され、マグネットホルダー44が外筒2の側面に固定される。
温度検出器14を、押さえ金具21に形成された溝22に沿って溝22内に挿入する。押さえ金具21の下面が外筒2の側面に接触するように、ナット23を回して、支持金具19と押さえ金具21との間の押し付け部材20の長さが調節される。押さえ金具21は、コイルばね25のばね力によって外筒2の側面に押し付けられる。溝22に沿って伸びる温度検出器14は、溝22内において外筒2の側面と押さえ金具21の間に配置され、押さえ金具21によって外筒2の側面に押し付けられて外筒2の側面に接触する。外筒2の側面に接触した温度検出器14は、外筒2の側面の温度を検出する。温度検出器14に接続されたケーブル14Aは、トレイ部材27内に敷設される。
ケーブルトレイ固定装置26のそれぞれのマグネットホルダー43及び温度検出器固定装置16のマグネットホルダー44が外筒2の側面に固定されているとき、意図しない切換レバー17の誤操作を防止するために、各マグネットホルダーの、ONの位置に位置している切換レバー17は、ストッパ18にねじ込まれたロックナット付きボルト(図示せず)でロックされる。
トレイ部材27内に敷設された2本のケーブル13及び1本ケーブル14Aは、さらに、フレキシブルチューブ45B内に敷設され、フレキシブルチューブ45Bの一端から外部に取り出される。取り出された2本のケーブル13及び1本のケーブル14Aは、貯蔵架台36上に設置された端子箱34に接続される。その後、カバー28が、トレイ部材27の一対のカバー支持部27Aに取り付けられる。
使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1が放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに貯蔵されているとき、一次蓋と二次蓋3の間に形成された空間の圧力が、二つの圧力検出器12でそれぞれ検出され、検出された圧力信号が各ケーブル13により端子箱34を経由して、放射性物質貯蔵施設内に設けられた管理室内の表示装置(図示せず)に伝えられ、その圧力が表示装置に表示される。放射性物質収納容器1の外筒2の側面の温度が温度検出器14で検出され、検出された温度信号が各ケーブル14Aにより端子箱34を経由してその表示装置に伝えられ、その温度が表示装置に表示される。管理室内にいるオペレータが、表示装置に表示された圧力情報及び温度情報を見ることにより、放射性物質収納容器1の内部圧力及び外筒2の側面の温度を把握することができる。
放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアで貯蔵架台36上に設置された、使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1を核燃料再処理施設に搬送する場合における作業について説明する。
カバー部材4が二次蓋3から取り外され、カバー28がトレイ部材27から取り外される。カバー部材4が取り外された後、各窪み42においてブロック41内に形成された圧力伝播通路に連絡された圧力伝播管から各圧力検出器12を取り外す。そして、輸送用カバー31が、図6に示すように、圧力監視系7を覆って複数のボルト6により二次蓋に取り付けられる。また、カバー28が取り外されたトレイ部材27内に敷設された2本のケーブル13及び1本のケーブル14Aが、トレイ部材27から外部に取り出される。トレイ部材27を外筒2の側面に固定している各ケーブルトレイ固定装置26のそれぞれのマグネットホルダー43において、ストッパ18にねじ込まれたロックナット付きボルトを取り外し、切換レバー17をOFFの位置まで回転させることにより、各マグネットホルダー43を順番に外筒2の側面から取り外す。この結果、トレイ部材27が外筒2の側面から取り外される。そして、温度検出器固定装置16のマグネットホルダー44も、ストッパ18にねじ込まれたロックナット付きボルトを取り外して切換レバー17をOFFの位置まで回転させることにより、外筒2の側面から取り外される。この結果、温度検出器14が外筒2の側面から取り外される。その後、貯蔵架台36上に設置された、使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1を、放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアから核燃料再処理施設に搬送される。
本実施例によれば、一対のマグネットホルダー43を有するケーブルトレイ固定装置26がケーブルトレイ15に取り付けられているので、使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1が放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに搬入されてこの貯蔵エリア内の所定の位置に置かれた後に、各マグネットホルダー43の切換レバー17をONの位置まで回転させることによって簡単にケーブルトレイ15を放射性物質収納容器1の外面、具体的には、外筒2の側面に取り付けることができ、その貯蔵エリア内において実施される、ケーブルトレイ15の放射性物質収納容器1の外面への取り付けに要する時間を短縮することができる。この結果、圧力検出器12に接続されるケーブル13及び温度検出器14に接続されるケーブル14Aの、ケーブルトレイ15内への敷設、すなわち、これらのケーブルの放射性物質収納容器1の外面への敷設に要する時間を短縮することができる。
本実施例では、マグネットホルダー44及び温度検出器保持部材(例えば、支持金具19、押し付け部材20及び押さえ金具21)を有する温度検出器固定装置16を用いて、温度検出器14の、外筒2の側面への設置を行うので、温度検出器14の、外筒2の側面への設置を短時間に行うことができる。具体的に説明すると、マグネットホルダー44の切換レバー17をONの位置まで回転させることによって、温度検出器固定装置16を短時間に外筒2の側面に固定することができ、さらに、マグネットホルダー44に取り付けられた温度検出器保持部材を用いて温度検出器14を外筒2の側面に押し付けながら保持するので、温度検出器14の、外筒2の側面への設置を短時間に行うことができる。また、マグネットホルダー44及び温度検出器保持部材を用いて温度検出器14を外筒2の側面に設置するので、温度検出器固定装置16により温度検出器14を外筒2の側面から脱落しない押圧力で保持することができる。
放射性物質貯蔵施設から放射性物質貯蔵施設外の他の場所(例えば、核燃料再処理施設)に使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1を搬送する場合には、監視装置11を放射性物質収納容器1から取り外す必要があるが、ケーブルトレイ15及び温度検出器14を放射性物質収納容器1に取り付ける場合とは逆に、マグネットホルダー43及び44のそれぞれの切レバー17をOFFの位置まで回転させることによって、ケーブルトレイ15及び温度検出器14を放射性物質収納容器1から簡単に取り外すことができる。監視装置11の放射性物質収納容器1からの取り外しに要する時間を短縮することができる。このため、放射性物質貯蔵施設から放射性物質貯蔵施設外の他の場所(例えば、核燃料再処理施設)への使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1の搬送が容易になる。
上記したように、放射性物質貯蔵施設の貯蔵エリアにおいて、圧力検出器12に接続されたケーブル13及び温度検出器14に接続されたケーブル14Aの、放射性物質収納容器1の外面への敷設、及び放射性物質収納容器1の外面からのケーブル13及び14Aの取り外しに要するそれぞれの時間を短縮することができるので、貯蔵エリア内でそれらの作業を行う作業員の被ばくを著しく低減することができる。
放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに搬入された放射性物質収納容器1に対して、ケーブルトレイ15及び温度検出器14等の設置を行うので、搬送時においては、ケーブルトレイ15及び温度検出器14等の突起物が放射性物質収納容器1の外面に存在しない。このため、放射性物質収納容器1の輸送中において、その突起物が物に当たって放射性物質収納容器1を損傷させる確率が低減される。
一対のマグネットホルダー43がケーブルトレイ15のトレイ部材27の対向する側壁の各外面にそれぞれ取り付けられているため、ケーブルトレイ固定装置26によって外筒2の側面に固定されているケーブルトレイ15の安定性が増し、地震力または他の意図しない力がケーブルトレイ15に加わった場合においても、ケーブルトレイ15の外筒2の側面からの脱落を防止することができる。
後述の実施例4のように、ケーブル13及び14Aを内部に敷設しているケーブルトレイ15を、ケーブルトレイ固定装置26を用いて放射性物質収納容器1の外面に固定してもよい。この場合には、カバー28を外した状態でトレイ部材27内にケーブル13及び14Aを敷設し、トレイ部材27にカバー28を取り付けてトレイ部材27の上方を封鎖し、その後、ケーブルトレイ固定装置26の各マグネットホルダー43を放射性物質収納容器1の外面に接触させる。そして、各マグネットホルダー43の切換レバー17をONの位置まで回転させて各マグネットホルダー43を放射性物質収納容器1の外面に固定する。実施例2におけるケーブルトレイ固定装置26A及び実施例3におけるケーブルトレイ固定装置26Bを用いた場合においても、同様に、ケーブル13及び14Aを内部に敷設しているケーブルトレイ15を放射性物質収納容器1の外面に固定してもよい。
本発明の好適な他の実施例である実施例2の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法を、図1〜図4及び図7を用いて以下に説明する。
本実施例における監視装置の固定方法では、実施例1において用いられたケーブルトレイ固定装置26の替りに、図7に示されたケーブルトレイ固定装置26Aを用いている。ケーブルトレイ固定装置26Aは一個のマグネットホルダー43を有する。
ケーブルトレイ固定装置26Aを用いた、本実施例における放射性物質収納容器1の外面、すなわち、外筒2の側面へのケーブルトレイ15の固定について説明する。ケーブルトレイ15のトレイ部材27の下面がマグネットホルダー43のケーシングの上面に接触した状態で、トレイ部材27がボルト29を用いてマグネットホルダー43に取り付けられている。ケーブルトレイ固定装置26Aであるマグネットホルダー43が、トレイ部材27の長手方向において、複数個、トレイ部材27に取り付けられる。
使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1が放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに搬入されて貯蔵架台36上に設置された後、マグネットホルダー43の切レバー17をOFFの位置に回した状態で、マグネットホルダー43を外筒2の側面上に置き、切レバー17をONの位置に回すことによってマグネットホルダー43が外筒2の側面に固定される。この結果、ケーブルトレイ15が外筒2の側面に固定される。
放射性物質収納容器1が放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに搬入されて貯蔵架台36上に設置された後において実施される本実施例の、放射性物質収納容器への監視装置の固定方法に関する作業のうち、ケーブルトレイ15を外筒2の側面に固定する作業以外の作業は、実施例1と同様に行われる。
本実施例は実施例1で生じる各効果を得ることができる。本実施例で用いられるケーブルトレイ固定装置26Aは、実施例1で用いられるケーブルトレイ固定装置26よりも構造が単純化されている。
ケーブルトレイ固定装置26Aは一個のマグネットホルダー43を有しているだけであり、マグネットホルダー43の、外筒2の側面へのマグネットによる吸着力が小さい場合には、ケーブルトレイ15の長手方向において、ケーブルトレイ15に取り付けるマグネットホルダー43の個数を増加させるとよい。
本発明の好適な他の実施例である実施例3の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法を、図1〜図4及び図8を用いて以下に説明する。
本実施例における監視装置の固定方法では、実施例1において用いられたケーブルトレイ固定装置26の替りに、図8に示されたケーブルトレイ固定装置26Bを用いている。ケーブルトレイ固定装置26Bは、二個のマグネットホルダー43及びフレーム32を有する。二個のマグネットホルダー43は、相互間に所定の間隔を置いてフレーム32の下面に取り付けられる。各マグネットホルダー43は、フレーム32の上面からボルト33によってそれぞれ固定される。ケーブルトレイ15のトレイ部材27の下面がフレーム32の上面に接触した状態で、トレイ部材27がボルト29を用いてマグネットホルダー43に取り付けられている。複数のケーブルトレイ固定装置26Bが、トレイ部材27の長手方向において、トレイ部材27に取り付けられる。ケーブルトレイ固定装置26Bの各マグネットホルダー43は、トレイ部材27に対して左右対称に配置される。
使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1が放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに搬入されて貯蔵架台36上に設置された後、ケーブルトレイ固定装置26Bの各マグネットホルダー43の切レバー17をOFFの位置に回した状態で、各マグネットホルダー43を外筒2の側面上に置き、切レバー17をONの位置に回すことによって各マグネットホルダー43が外筒2の側面に固定される。この結果、ケーブルトレイ15が外筒2の側面に固定される。
放射性物質収納容器1が放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに搬入されて貯蔵架台36上に設置された後において実施される本実施例の、放射性物質収納容器への監視装置の固定方法に関する作業のうち、ケーブルトレイ15を外筒2の側面に固定する作業以外の作業は、実施例1と同様に行われる。
本実施例は実施例1で生じる各効果を得ることができる。本実施例で用いられるケーブルトレイ固定装置26Bは、実施例1で用いられるケーブルトレイ固定装置26よりもやや構造が複雑になる。
本実施例で用いられるケーブルトレイ固定装置26Bでは、フレーム32を曲げて各マグネットホルダー43の中心軸が放射性物質収納容器1の外筒2の法線方向に向かうように調節しているが、傾斜面を有する楔形のスペーサをフレーム32とそれぞれのマグネットホルダー43の間に設置することにより、各マグネットホルダー43の中心軸が放射性物質収納容器1の外筒2の法線方向に向かうように調節してもよい。
本発明の好適な他の実施例である実施例4の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法を、図2〜図4及び図9及び図10を用いて以下に説明する。
本実施例における監視装置の固定方法では、実施例1において用いられたケーブルトレイ固定装置26の替りに、図10に示された電線管固定装置26Cを用いており、さらにケーブルトレイ15の替りに電線管37を用いている。二つの圧力検出器12にそれぞれ接続されたケーブル(2本のケーブル)1、及び温度検出器14に接続された1本のケーブル14Aが、電線管37内に敷設されている。
電線管固定装置26Cは、前述のケーブルトレイ固定装置26Bと実質的に同じ構成を有する。すなわち、電線管固定装置26Cは、二個のマグネットホルダー43及びフレーム32を有する。二個のマグネットホルダー43は、相互間に所定の間隔を置いてフレーム32の下面に取り付けられる。各マグネットホルダー43は、フレーム32の上面からボルト33によってそれぞれ固定される。このフレーム32は、ケーブルトレイ固定装置26Bのフレーム32と同様に曲げられている。
複数の電線管固定装置26Cが電線管37の軸方向に配置され、それぞれの電線管固定装置26Cが電線管37に取り付けられる。電線管37は、フレーム32の上面に置かれたスペーサ48の円形の窪み内に置かれ、Uボルト38によってフレーム32に固定される。Uボルト38による電線管37の固定を具体的に説明する。Uボルト38は、フレーム32の上面に置かれたスペーサ48の円形の窪み内に置かれた電線管37の上方から下方に向かって移動され、Uボルト38の両端部がフレーム32に形成された二つの貫通孔(図示せず)内に挿入される。この両端部のそれぞれにフレーム32の下方からナット39が噛み合わされ、これらのナット39を締め付けることによって電線管37がフレーム32に固定される。電線管固定装置26Cの各マグネットホルダー43は、電線管37に対して左右対称に配置される。
使用済燃料集合体を収納した放射性物質収納容器1が放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに搬入されて貯蔵架台36上に設置された後、電線管固定装置26Cの各マグネットホルダー43の切レバー17をOFFの位置に回した状態で、各マグネットホルダー43を外筒2の側面上に置き、切レバー17をONの位置に回すことによって各マグネットホルダー43が外筒2の側面に固定される。この結果、電線管37が外筒2の側面に固定される。
放射性物質収納容器1が放射性物質貯蔵施設内の貯蔵エリアに搬入されて貯蔵架台36上に設置された後において実施される本実施例の、放射性物質収納容器への監視装置の固定方法に関する作業のうち、電線管固定装置26Cを用いて電線管37を外筒2の側面に固定する作業以外の作業は、実施例1と同様に行われる。
本実施例は実施例1で生じる各効果を得ることができる。
電線管37の替りにケーブル13及び14Aを内部に敷設したフレキシブルチューブを用いる場合には、このフレキシブルチューブの外筒2の側面への固定は、電線管固定装置26Cを用いて実施例4と同様に実施される。
電線管37及びそのフレキシブルチューブも、ケーブル収納管路である。電線管固定装置26Cはケーブル収納管路固定装置である。
1…放射性物質収納容器、2…外筒、3…二次蓋、4…カバー部材、7…圧力監視系、11…監視装置、12…圧力検出器、13,14A…ケーブル、14…温度検出器、15…ケーブルトレイ、16…温度検出器固定装置、17…切レバー、18…ストッパ、19…支持金具、20…押し付け部材、21…押さえ金具、22…溝、26,26A,26B…ケーブルトレイ固定装置、26C…電線管固定装置、27…トレイ部材、28…カバー、31…輸送用カバー、32…フレーム、34…端子箱、37…電線管、43,44…マグネットホルダー、45A,45B…フレキシブルチューブ。

Claims (20)

  1. 圧力検出器に接続された第1ケーブル及び温度検出器に接続された第2ケーブルが内部に敷設されたケーブル収納管路に取り付けられたケーブル収納管路固定装置を、放射性物質を収納した放射性物質収納容器の外面上に配置し、
    前記ケーブル収納管路固定装置に含まれる第1マグネットホルダーの切換レバーをONの位置まで回転させ、磁力の作用により前記第1マグネットホルダーを前記放射性物質収納容器の外面に吸着させて前記ケーブル収納管路を前記外面に固定することを特徴とする放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  2. 対向する一対の側壁及び前記一対の側壁の下端部をつないでいる底部を有するトレイ部材及び前記トレイ部材の開口部を覆って前記トレイ部材に取り外し可能に取り付けられるカバー部材を有する横断面が矩形のケーブルトレイの、前記カバー部材を取り外した前記トレイ部材に取り付けられたケーブル収納管路固定装置を、放射性物質を収納した放射性物質収納容器の外面上に配置し、
    前記ケーブル収納管路固定装置に含まれる第1マグネットホルダーの切換レバーをONの位置まで回転させ、磁力の作用により前記第1マグネットホルダーを前記放射性物質収納容器の外面に吸着させて前記トレイ部材を前記外面に固定し、
    圧力検出器に接続された第1ケーブル及び温度検出器に接続された第2ケーブルを前記トレイ部材内に敷設し、
    前記カバー部材を、前記開口部を覆って前記トレイ部材に取り外し可能に取り付けることを特徴とする放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  3. 前記放射性物質収納容器に設けられる一次蓋と前記一次蓋を覆って前記放射性物質収納容器に設けられる二次蓋の間に形成される空間に連絡されて前記二次蓋に設けられる圧力監視系に、前記第1ケーブルに接続された圧力検出装置を取り付ける請求項1または2に記載の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  4. 温度検出器固定装置に含まれる第2マグネットホルダーの切換レバーをONの位置まで回転させ、磁力の作用により前記第2マグネットホルダーを前記放射性物質収納容器の外面に吸着させて前記温度検出器固定装置を前記外面に固定し、
    前記温度検出器固定装置の前記第2ケーブルに接続される温度検出装置を、前記温度検出器固定装置に含まれる温度検出器保持部材によって前記放射性物質収納容器の外面に押し付ける請求項1または2に記載の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  5. 前記温度検出器保持部材が、前記第2マグネットホルダーに取り付けられる支持部材、前記支持部材に取り付けられた押し付け部材及び前記押し付け部材の下端部に取り付けられた押さえ部材を有しており、
    温度検出装置の、前記放射性物質収納容器の外面への押し付けは、前記放射性物質収納容器の外面に向かって移動可能な前記押し付け部材に取り付けられた前記押さえ部材によって行われる請求項4に記載の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  6. 前記ケーブル収納管路として、対向する一対の側壁及び前記一対の側壁の下端部をつないでいる底部を有するトレイ部材及び前記トレイ部材の開口部を覆って前記トレイ部材に取り外し可能に取り付けられるカバー部材を有する横断面が矩形のケーブルトレイを用いる請求項1に記載の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  7. 前記ケーブル収納管路固定装置として、前記トレイ部材の前記底部の下面に取り付けられる前記第1マグネットホルダーを含むケーブル収納管路固定装置を用いる請求項2または6に記載の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  8. 前記ケーブル収納管路固定装置として、前記トレイ部材の前記一対の側壁のそれぞれの外面に別々に取り付けられる前記第1マグネットホルダーを含むケーブル収納管路固定装置を用いる請求項2または6に記載の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  9. 前記ケーブル収納管路固定装置として、前記トレイ部材の前記底部の下面に取り付けられたフレーム、及び前記フレームの下面に、相互間に間隔を持って取り付けられた一対の前記第1マグネットホルダーを含むケーブル収納管路固定装置を用いる請求項2または6に記載の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  10. 前記ケーブル収納管路固定装置として、前記トレイ部材のそれぞれの前記側壁の外面と前記第1マグネットホルダーの間に、前記放射性物質収納容器の前記外面に向かって厚みが減少するスペーサ部材が配置されたケーブル収納管路固定装置を用いる請求項8に記載の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  11. 前記第1マグネットホルダーが前記放射性物質収納容器の前記外面への固定は、前記第1マグネットホルダーの中心軸が前記放射性物質収納容器の法線方向に向かうように行われる請求項7ないし9のいずれか1項に記載の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  12. 前記ケーブル収納管路が電線管及びフレキシブルチューブのいずれかであるとき、前記ケーブル収納管路固定装置として、フレーム、及び前記フレームの下面に、相互間に間隔を持って取り付けられた一対の前記第1マグネットホルダー、及び前記フレームに前記電線管及び前記フレキシブルチューブのいずれかを取り付ける固定部材を含むケーブル収納管路固定装置を用いる請求項1に記載の放射性物質収納容器への監視装置の固定方法。
  13. 放射性物質を収納する内筒と、前記内筒を取り囲む外筒と、前記内筒の上端部に取り外し可能に取り付けられる一次蓋と、前記一次蓋を覆って前記内筒に取り外し可能に取り付けられる二次蓋と、前記二次蓋に保持され、前記一次蓋と前記二次蓋の間に形成される空間の圧力を検出する圧力検出装置と、前記外筒の外面に接触してこの外面の温度を検出する温度検出装置と、前記圧力検出装置に接続された第1ケーブル及び前記温度検出装置に接続された第2ケーブルを内部に敷設したケーブル収納管路と、前記ケーブル収納管路に取り付けられたケーブル収納管路固定装置とを備え、
    前記ケーブル収納管路固定装置が、切換レバーを有し、前記外筒の前記外面に固定される第1マグネットホルダーを含んでいることを特徴とする放射性物質収納容器。
  14. 前記ケーブル収納管路が、対向する一対の側壁及び前記一対の側壁の下端部をつないでいる底部を有するトレイ部材及び前記トレイ部材の開口部を覆って前記トレイ部材に取り外し可能に取り付けられるカバー部材を有する横断面が矩形のケーブルトレイである請求項13の放射性物質収納容器。
  15. 前記ケーブル収納管路固定装置が、前記トレイ部材の前記底部の下面に取り付けられる前記第1マグネットホルダーを含むケーブル収納管路固定装置である請求項14に記載の放射性物質収納容器。
  16. 前記ケーブル収納管路固定装置が、前記トレイ部材の前記一対の側壁のそれぞれの外面に別々に取り付けられる前記第1マグネットホルダーを含むケーブル収納管路固定装置である請求項14に記載の放射性物質収納容器。
  17. 前記ケーブル収納管路固定装置が、前記トレイ部材の前記底部の下面に取り付けられたフレーム、及び前記フレームの下面に、相互間に間隔を持って取り付けられた一対の前記第1マグネットホルダーを含むケーブル収納管路固定装置である請求項14に記載の放射性物質収納容器。
  18. 前記ケーブル収納管路が電線管及びフレキシブルチューブのいずれかであり、
    前記ケーブル収納管路固定装置が、フレーム、及び前記フレームの下面に、相互間に間隔を持って取り付けられた一対の前記第1マグネットホルダー、及び前記フレームに前記電線管及び前記フレキシブルチューブのいずれかを取り付ける固定部材を含むケーブル収納管路固定装置である請求項13に記載の放射性物質収納容器。
  19. 切換レバーを有し、前記外筒の前記外面に固定される第2マグネットホルダー、及び前記温度検出装置を前記外筒の前記外面に押し付ける温度検出器保持部材を含む温度検出器固定装置を備えた請求項13ないし18のいずれか1項に記載の放射性物質収納容器。
  20. 前記温度検出器保持部材が、前記第2マグネットホルダーに取り付けられる支持部材、前記支持部材に取り付けられた押し付け部材及び前記押し付け部材の下端部に取り付けられ、前記温度検出装置を前記放射性物質収納容器の前記外面に押し付ける押さえ部材を有する請求項19に記載の放射性物質収納容器。
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