JP2009115691A - 放射性発熱体の温度モニタリングシステム、放射性発熱体の温度モニタリング方法及び放射性物質貯蔵施設 - Google Patents
放射性発熱体の温度モニタリングシステム、放射性発熱体の温度モニタリング方法及び放射性物質貯蔵施設 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】放射性発熱体の温度異常の検出性能を向上させることができ、かつ構造を簡素化できる放射性発熱体の温度モニタリングシステムを提供する。
【解決手段】放射性物質貯蔵施設1のモニタリングシステム27は、収納管8内の上部空間に接続されるサンプリング配管20によって、開閉弁21、He検出器22、フィルタ23及び排風機24をこの順序で接続している。使用済燃料集合体を格納しているキャニスタ11が収納管8内に収納されている。温度検出装置14がキャニスタ11の下に置かれこのキャニスタ11と接触している。温度検出装置14は、Heが充填されているガス空間16を内部に形成し、このガス空間16に連絡されて、溶融金属製の栓部材で密封された排気管を有する。使用済燃料集合体が設定温度に達したとき、栓部材が溶融してガス空間内のHeが収納管8内に放出され、He検出器で検出される。
【選択図】図2
【解決手段】放射性物質貯蔵施設1のモニタリングシステム27は、収納管8内の上部空間に接続されるサンプリング配管20によって、開閉弁21、He検出器22、フィルタ23及び排風機24をこの順序で接続している。使用済燃料集合体を格納しているキャニスタ11が収納管8内に収納されている。温度検出装置14がキャニスタ11の下に置かれこのキャニスタ11と接触している。温度検出装置14は、Heが充填されているガス空間16を内部に形成し、このガス空間16に連絡されて、溶融金属製の栓部材で密封された排気管を有する。使用済燃料集合体が設定温度に達したとき、栓部材が溶融してガス空間内のHeが収納管8内に放出され、He検出器で検出される。
【選択図】図2
Description
本発明は、放射性発熱体の温度モニタリングシステム、放射性発熱体の温度モニタリング方法及び放射性物質貯蔵施設に係り、特に使用済燃料集合体及び高レベルガラス固化体などの放射性発熱体の温度を監視するのに好適な放射性発熱体の温度モニタリングシステム、放射性発熱体の温度モニタリング方法及び放射性物質貯蔵施設に関する。
原子炉から取り出された使用済燃料集合体は、原子炉建屋内に設けられた燃料貯蔵プール内に保管される。燃料貯蔵プールに所定期間貯蔵された使用済燃料集合体は、ウラン及びプルトニウム等の再使用可能な核燃料物質を回収するために核燃料再処理施設にて再処理される。この再処理において、高レベルガラス固化体(以下、ガラス固化体という)が発生する。ガラス固化体は、最終的には地下に設けられた処分場にて埋設処分される。しかし、ガラス固化体は、製造直後は発熱量が高いため、数十年間、専用の貯蔵施設にて冷却しながら貯蔵され、処分可能な発熱量まで低下した後に処分される。
貯蔵プールに保管されている使用済燃料集合体の一部を、再処理施設にて再処理される前に、金属キャスク及びボールト等の中間貯蔵施設にて数十年間貯蔵することも提案されている。
ガラス固化体の放射性物質貯蔵施設の一例が実開昭63−17500号公報に記載されている。この貯蔵施設は、ガラス固化体を収納する複数の収納管を建屋内の貯蔵室内に設置している。外管が収納管の周囲を同心状に取り囲んでおり、収納管と外管の間に建屋外から取り入れた空気を流している。収納管内のガラス固化体はこの空気によって冷却される。ガラス固化体を冷却した空気は、暖められて貯蔵施設に設けられた排気通路を通って外部へ排出される。この冷却用の空気は、暖められた空気が排気ダクト内を上昇する力(ドラフト力)を利用して、自然循環により貯蔵室内を流れる。さらに、収納管内のガスをサンプリングし、このガスに含まれる放射性物質等の成分を分析している。サンプリングしたガスの温度を測定している。
特開平11−326069号公報が記載している放射性物質貯蔵施設は、外管と収納管の間に形成される環状流路内で出口側に温度センサを配置している。この温度センサによってその環状流路から排出される空気の温度をモニタリングする。検出されたその温度に基づいて収納管、収納管内部の空気温度、キャニスタ温度を順に算出し、最後にキャニスタ温度からガラス固化体の温度を算出する。
特開平8−110398号公報に記載されている放射性物質貯蔵施設では、ガラス固化体を収納する収納容器を、収納管内に収納している。モニタリング管が、収納容器の蓋の溶接部を覆って収納容器に取り付けられるキャップに接続される。このモニタリング管は、その溶接からキャップ内に放射性物質が漏洩した場合、この放射性物質をサンプリングする。
特開2005−265443号公報は、コンクリートキャスク内に収納したキャニスタの上下面の中心温度をモニタリングし、温度分布のパターンを基にキャニスタ内のヘリウムガスの漏洩を検知することを記載している。
特開平11−326069号公報に記載された放射性物質貯蔵施設では、外管と収納管の間に形成される環状流路の出口でこの環状流路から排出される空気の温度を計測している。このような温度モニタリングシステムは、空気温度に基づいて収納管内のガラス固化体の温度を推定する必要があり、ガラス固化体の温度を精度良く求めることができない。特に、ガラス固化体の温度を求めるためには、そのガラス固化体を収納している収納管の温度を求める必要がある。環状流路内を流れる空気温度から、この収納管の温度を特定するために、周囲の収納管からの輻射放熱も考慮しなければならないことも、ガラス固化体の温度の精度が向上しない一因である。
実開昭63−17500号公報では、収納管内のガラス固化体の発熱量によっては、サンプリングした空気温度が、収納管内の空気温度よりも低くなる場合がある。例えば、収納管内の下部に配置されたガラス固化体の発熱量が大きく、収納管内の上部に配置されたガラス固化体の発熱量が小さい場合、収納管上部の空気よりも、収納管下部の空気の温度が高くなる。実開昭63−17500号公報では、収納管の上部から空気をサンプリングしているので、サンプリングした空気の温度が、収納管内部の空気温度よりも低くなる。ガラス固化体の収納作業中において、収納管内部の空気温度分布が変化することから、上記に示の問題が必ず発生する。このため、収納管内のガラス固化体の温度異常を精度良く検出することができない。
特開平8−110398号公報は、収納管内の収納容器のキャップ内に漏洩した放射性物質を吸引し、放射性物質の漏洩の有無を監視している。特開平8−110398号公報は、ガラス固化体の温度の計測は行っていない。
特開2005−265443号公報では、コンクリートキャスク内のキャニスタの表面温度を直接計測している。このような考え方を、他の3つの公開公報に記載された貯蔵室に複数の収納管を設置した放射性物質貯蔵施設に適用した場合には、収納管内に収納したキャニスタ(例えば、ガラス固化体を収納)の外面に温度計を設置することになる。しかしながら、収納管内面とキャニスタの間に形成される隙間は、キャニスタから収納管への熱伝達を増大させるため、非常に狭くなっている。この狭い間隙を通して、遠隔操作により、収納管内のキャニスタの外面に温度計(例えば、熱電対)を設置することは困難である。また、予め外面に熱電対を設置したキャニスタを収納管内に収納することも考えられる。しかしながら、1つのキャニスタを収納管内に収納した後、他のキャニスタを収納する作業は、先に収納したキャニスタに取り付けられて収納管の上端に向かって伸びている熱電対に損傷を与える危険性がある。
本発明の目的は、放射性発熱体の温度異常の検出性能を向上させることができ、かつ構造を簡素化できる放射性発熱体の温度モニタリングシステム、放射性発熱体の温度モニタリング方法及び放射性物質貯蔵施設を提供することにある。
上記した目的を達成する本発明の特徴は、放射性発熱体を内蔵する容器を収納する収納管内に配置されてその容器と接触する温度検出装置と、収納管内に連絡されたサンプリング配管と、サンプリング配管に設けられたトレーサガス検出器及び放射性物質除去装置とを備え、
その温度検出装置は、トレーサガスが充填された内部空間を形成し、この内部空間に連絡されて温度検出装置の外部に開放されるトレーサガス排出通路を有しており、トレーサガス排出通路は、放射性発熱体の温度が設定温度まで上昇したときに溶融する栓部材で密封されていることにある。
その温度検出装置は、トレーサガスが充填された内部空間を形成し、この内部空間に連絡されて温度検出装置の外部に開放されるトレーサガス排出通路を有しており、トレーサガス排出通路は、放射性発熱体の温度が設定温度まで上昇したときに溶融する栓部材で密封されていることにある。
容器内の放射性発熱体が設定温度まで上昇したとき、栓部材がその放射性発熱体から伝えられる熱によって溶融し、内部空間内のトレーサガスがトレーサガス排出通路を通って収納管内に排出される。このトレーサガスは、サンプリング配管に導かれ、トレーサガス検出器によって検出することができる。トレーサガス検出器がトレーサガスを検出することによって収納管内に収納された容器内の放射性発熱体が設定温度に達したことを精度良く検出することができる。
温度モニタリングシステムは、トレーサガス検出器を放射性物質除去装置が設けられたサンプリング配管に設置し、収納管内に温度検出装置を配置するので、構造を簡素化することができる。
本発明によれば、放射性発熱体の温度異常の検出性能を向上させることができ、かつ温度モニタリングシステムの構造を簡素化することができる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の好適な一実施例である実施例1の放射性物質貯蔵施設を、図1〜図4を用いて以下に説明する。
本実施例の放射性物質貯蔵施設1は、内部に複数の収納管8が配置された貯蔵室3を有する貯蔵建屋2、及びモニタリングシステム27を備えている。貯蔵室3は、貯蔵建屋1に設けられる天井スラブ4と床スラブ5の間に形成される。この貯蔵室3は、入口側に給気ダクト6が接続され、出口側に排気ダクト7が接続される。給気ダクト6及び排気ダクト7は、貯蔵建屋1外の外部環境に開口している。複数の収納管8は、上端部が天井スラブ4に設置されて吊り下げられており、天井スラブ4から床スラブ5に向かって伸びている。遮へいプラグ9がそれぞれの収納管8の上端部で各収納管8内に設置されている。各収納管8の上端に蓋10が取り付けられ、各収納管8が密封される。それぞれの収納管8内には空気が充填され、収納管8内の圧力は収納管8外の圧力よりも若干低くなっている。放射性物質装荷室25が天井プラグ4より上方で貯蔵建屋2内に形成されている。遮へいプラグ9は、収納管8内に収納されたキャニスタ11内の使用済燃料集合体から放出される放射線が放射性物質装荷室25内に到達することを防止している。
モニタリングシステム27は、複数のサンプリング配管20、複数のヘリウム検出器(トレーガス検出器)22、複数の粒子フィルタ23及び複数の排風機24を有している。1本1本のサンプリング配管20が、1つ1つの収納管8に別々に接続され、遮へいプラグ9よりも下方で、収納管8内の空間に連絡されている。各サンプリング配管20に、開閉弁21、ヘリウム検出器22、粒子フィルタ23及び排風機24がそれぞれ設置され、開閉弁21、ヘリウム検出器22、粒子フィルタ23及び排風機24は上流よりこの順に配置されている。ヘリウム検出器22、粒子フィルタ23及び排風機24は、放射性物質装荷室25内に配置される。サンプリング配管20は、射性物質装荷室25内を通って貯蔵建屋2外に達している。
放射性物質である使用済燃料集合体を格納しているキャニスタ11が収納管8内に収納されている。円筒であるスカート(筒状支持部材)13が、キャニスタ11の下端に設けられ、下方に向かって伸びている。温度検出装置14がキャニスタ11の下でスカート13の内側に置かれている。この温度検出装置14は、図3に示されているように、ステンレス鋼製の容器15を有し、容器15内にガス空間16を形成している。短い排気管18が、容器15に取り付けられ、ガス空間16に連絡される。排気管18は、溶融金属等で構成された栓部材19で密封されている。栓部材19を設けることによって、ガス空間16は密封空間となる。トレーサガスであるヘリウムガスがガス空間16内に充填されている。把持部17が容器15の上端部に設けられる。この把持部17はキャニスタ11の上端部に設けられた把持部12と同じ形状である。温度検出装置14は、排気管18の替りに、容器15内に形成されてガス空間16に連絡されかつ外部に開口される排気通路(図示せず)を設け、この排気通路内に栓部材19を設置して排気通路を封鎖する構成を採用することも可能である。
トレーサガスとしては、ヘリウムガス以外に、二酸化炭素ガス、窒素ガス及びクリプトンを用いることができる。二酸化炭素ガスまたは窒素ガスを用いる場合は、温度検出装置14のガス空間16内に封入する二酸化炭素ガスまたは窒素ガスの濃度を、空気中の二酸化炭素または窒素と判別できる程度に高く設定する必要がある。クリプトンを使用する場合は、クリプトンが空気より比重が大きいので、サンプリング配管20を、収納管8の下端部に設置する必要がある。しかしながら、化学的に不活性かつ安定であり、原子力発電所の検査で使用された実績がある観点から、ヘリウムガスの使用が好ましい。
温度検出装置14が、放射性物質装荷室25内に設けられた装荷機(図示せず)によって把持部17を掴まれて放射性物質装荷室25より収納管8内に挿入され、収納管8の底の上に置かれる。把持部17が把持部12と同じ形状であるので、装荷機は、キャニスタ11と同様に温度検出装置14を掴むことが可能になる。収納管8は、温度検出装置14を挿入する前に、蓋10及び遮へいプラグ9が取り外されている。放射性物質である使用済燃料集合体が格納されたキャニスタ11は、放射性物質装荷室25内に搬入され、上記の装荷機で把持部12を掴んで収納管8内に挿入される。キャニスタ11は、スカート13によって収納管8の底に置かれる。温度検出装置14はスカート13の内側に形成された空間28内に配置され、把持部17の上面がキャニスタ11の底面に接触している。キャニスタ11の挿入後、遮へいプラグ9が収納管8内の上端部に設置され、蓋10が収納管8に取り付けられて収納管8が密封される。
収納管8内に収納されたキャニスタ11内の使用済燃料集合体の冷却は、以下のように行われる。貯蔵建屋2外の空気が、給気ダクト6内に取り込まれ、冷却空気26として貯蔵室3内に導かれる。収納管8の周りを流れる冷却空気26によって、収納管8内に収納されたキャニスタ11内の使用済燃料集合体が冷却される。暖められた冷却空気26は、排気ダクト7に流入し、貯蔵建屋2外に排出される。温められた冷却空気26が排気ダクト7内を上昇することによって発生するドラフト力により、冷却空気26が給気ダクト6に取り込まれて貯蔵室3内を流れる。
キャニスタ11内の使用済燃料集合体の温度が設定温度(例えば、500℃)に達した場合の検知方法について説明する。その使用済燃料集合体で発生した熱が温度検出装置14に伝えられたときの温度分布を図4に示す。使用済燃料集合体で発生した熱は、熱伝達及び熱伝導等の伝熱によりキャニスタ11に伝えられるので、キャニスタ11の温度が高くなる。キャニスタ11の底と温度検出装置14の把持部17の上面は接触しているが、それらは完全に溶接されていないため、それらの間には僅かに熱抵抗が発生する。このため、キャニスタ11の表面温度と温度検出装置14の表面の温度に差が生じる。キャニスタ11と温度検出装置14の接触面から栓部材19までは、温度検出装置14の容器15の熱伝導によって熱が伝わる。この熱により栓部材19が加熱される。以上のように、キャスク11内の使用済燃料集合体で発生した熱が温度検出装置14の栓部材19まで伝えられる。上記の熱伝導及び熱抵抗等により、使用済燃料集合体の最高温度よりも温度検出装置14の栓部材19の温度が低くなる。使用済燃料集合体の発熱量及び温度検出装置14の熱伝導率などの物性値が分かれば、計算により、使用済燃料集合体の最高温度と栓部材19の温度の差を算出することができる。すなわち、検知したい使用済燃料集合体の温度を設定すれば、このときに溶融すべき栓部材19の融点を決定できる。本実施例では、キャニスタ11及び容器15の材質、及びキャニスタ11と温度検出装置13の接触による熱抵抗を考慮することによって、栓部材19を融点200℃の半田で構成している。
栓部材19は、例えば、半田、ガラス、樹脂材料等の融点が低い材料で構成される。特に、半田は組成の違いにより100℃〜350℃程度の融点の材料が多数存在するので、検知したい使用済燃料集合体の設定温度に対応する温度で溶融する融点の材料を選定しやすい。ガラスは一般に融点が高い。樹脂は半田と同様に様々な融点の素材が存在する。しかしながら、本実施例のように使用済燃料集合体から発生する放射線が強い環境においては、樹脂は劣化する可能性が高いため、栓部材19には、半田及びガラスが樹脂よりも適している。
キャニスタ11内の使用済燃料集合体が設定温度に達したとき、上記の伝熱のメカニズムにより温度検出装置14の栓部材19が溶融する。その後、ガス空間16内に封入されていたヘリウムガスが、排気管18を通って収納管2内に流出し収納管8内の空気中に拡散する。ヘリウムガスは、空気より比重が軽いため、収納管8の上部に移動する。常時駆動されている排風機24によって、収納管8内のガスが吸引されている。この吸引によって、収納管8内は負圧に保たれる。収納管8内のヘリウムガスを含む空気が、収納管8内で上端部付近に開口しているサンプリング配管20によってサンプリングされ、ヘリウム検出器22に送られる。ヘリウム検出器22は、空気内のヘリウムガスの濃度を検出する。検出されたヘリウムガスの濃度は表示装置(図示せず)に表示される。ヘリウム検出器22によってヘリウムガスが検知されることにより、キャニスタ11内の使用済燃料集合体が設定温度に達したことを知ることができる。ヘリウム検出器22は、市販されている比較的安価なものでも検出感度が十分高い。
ある栓部材19が溶融したとき、すなわち、その栓部材19が設けられていた温度検出装置14が接触しているキャニスタ11は、その温度検出装置14と共に収納管8から取り出される。新しい温度検出装置14が別の収納管8内に挿入され、その後、上記の取り出されたキャニスタ11がこの収納管8内に挿入される。別の収納管8内では、新しい温度検出装置14がそのキャニスタ11の底に接触している。このようにして、キャニスタ11が新しい温度検出装置14で温度を監視することが可能になり、栓部材19が溶融した温度検出装置14は放射性廃棄物として処理される。また、栓部材19が溶融した温度検出装置14が挿入されていた収納管8内への別のキャニスタ11の挿入は、中止される。ヘリウム検出器22でヘリウム濃度を計測されたサンプリングガスは、粒子フィルタ23を通過してサンプリング配管20により貯蔵建屋2外に放出される。万が一、キャニスタ11内から収納管8内に漏洩した場合には、粒子フィルタ23がサンプリングガスに含まれている放射性物質を捕捉する。このように、万が一、キャニスタ11から放射性物質が漏洩しても、この放射性物質は粒子フィルタ23によって完全に除去されるので、放射性物質が貯蔵建屋2の外に放出されることはない。粒子フィルタ23は、開閉弁21を全閉することにより、定期的にサンプリング配管20から取り外され、別の放射線計測室に搬送される。ここで、粒子フィルタ23の放射能が計測され、放射能が設定レベル以上ある場合に、キャニスタ11からの放射性物質の漏洩を知ることができる。サンプリング配管20に設けられた粒子フィルタ23付近に放射線検出器を設置し、この放射線検出器によって設置された粒子フィルタ23からの放射線を計測することも可能である。
放射性物質が漏洩したキャニスタ11は、収納管8から取り出されて輸送キャスク内に収納され、原子力発電所の所定の場所に搬送される。このキャニスタ11内の使用済燃料集合体は、その所定の場所において、そのキャニスタ11から取り出されて正常な新たらしいキャニスタ11内に詰め替えられる。密封された新しいキャスク11は、輸送キャスクに収納されて放射性物質貯蔵施設1内に搬送され、その後、収納管8内に収納される。
本実施例によれば、排気管18(または排気通路)を所定の融点で溶融する栓部材19で密封した排気管18(または排気通路)が連絡される容器15内のガス空間16にヘリウムガスを封入した温度検出装置14をキャニスタ11と接触させているので、収納管8内に収納されたキャスク11内の使用済燃料集合体が設定温度に達する異常な温度状態になったとき、栓部材19が溶融してガス空間16内のヘリウムガスが収納管8内に流出し、このヘリウムガスをヘリウム検出器11で検出することができる。このため、万が一、使用済燃料集合体の温度が異常な温度まで上昇したとき、この温度の異常状態を精度良く検出することができる。
本実施例は、キャニスタ11からの放射性物質の漏洩を監視するモニタリングシステムにヘリウム検出器22を設け、収納管8内に温度検出装置14を配置してこれをキャニスタ11に接触させているので、放射性物質のモニタリングシステムと温度のモニタリングシステムの一部を共有することができる。したがって、本実施例は、放射性物質の漏洩監視のモニタリングシステムと、温度検出のために多数の熱電対を用いる温度モニタリングシステムをそれぞれ別に設けている従来例に比べて、温度を監視するモニタリングシステムを簡素化することができる。とくに、本実施例では、温度、及び放射性物質の漏洩を監視するモニタリングシステムの構造を簡素化することができる。
本実施例は、キャニスタ11内に使用済燃料集合体を収納している例について説明したが、使用済燃料集合体の替りにガラス固化体を収納した場合にも適用が可能である。図4に示す伝熱のメカニズムは、ガラス固化体を収納したキャニスタ11とこれの下端に温度検出装置13を接触させた場合にも適用することができる。
本発明の他の実施例である実施例2の放射性物質貯蔵施設を、図5〜図7を用いて以下に説明する。
本実施例の放射性物質貯蔵施設1Aは、実施例1の放射性物質貯蔵施設1において、各収納管8内に、放射性物質であるガラス固化体を収納した複数のキャニスタ11Aを収納した場合の例である。本実施例では、キャニスタ11がガラス固化体を収納するキャニスタ11Aに替り、キャニスタ11A及び温度検出装置14の収納管8内での配置が異なるだけで、放射性物質貯蔵施設1Aの他の構成は、放射性物質貯蔵施設1と同じである。本実施例では、収納管8内に複数の温度検出装置14及び複数のキャニスタ11Aが下方より交互に配置されている。温度検出装置14は、容器15の下部に内部空間29を形成している(図6参照)。収納管8内で、下方に位置するキャニスタ11Aの把持部12がその上方に位置する温度検出装置14の内部空間29内に挿入され、この温度検出装置14の把持部17がこれの上方に位置するキャニスタ11Aのスカート13内の空間28に挿入されて、温度検出装置14とキャニスタ11Aが図7に示すように交互に積層される。図7において、温度検出装置14の栓部材19がこの温度検出装置14の下方に位置するキャニスタ11A内のガラス固化体が異常温度になったときに溶けないように、この温度検出装置14の容器15の、下方のキャニスタ11Aと接触する部分に断熱材を配置するとよい。
本実施例は、実施例1で生じる効果を得ることができる。1本の収納管8内に複数の温度検出装置14及び複数のキャニスタ11Aを交互に配置しているので、放射性物質の収納密度が向上し、かつ収納管8内に収納された複数のキャニスタ11Aのうち少なくとも1つのキャニスタ11A内のガラス固化体の温度が異常温度まで上昇しても検知することができる。
本実施例は、使用済燃料集合体が収納された複数のキャニスタを収納管8内に配置した場合にも適用することができる。さらに、温度検出装置14とキャニスタ11Aの配置を逆にする、すなわち、対となる温度検出装置14及びキャニスタ11Aにおいて温度検出装置14をキャニスタ11Aの上方に配置することも可能である。この場合には、上方に位置するキャニスタ11Aの熱がこのキャニスタ11Aの下方に位置する温度検出装置14に伝わることを抑制するため、この温度検出装置14の把持部17の上面に断熱材を設置するとよい。
本発明の他の実施例である実施例3の放射性物質貯蔵施設を、図8を用いて説明する。
本実施例の放射性物質貯蔵施設1Bは、実施例1及び実施例2において、キャニスタと温度検出装置を一体化したキャニスタ11Bを収納管8内に1個または複数個配置した構成を有する。放射性物質貯蔵施設1Bの他の構成は、放射性物質貯蔵施設1と同じである。キャニスタ11Bは、使用済燃料集合体(またはガラス固化体)が格納される胴体部30、及び蓋部31を有する。蓋部31は、胴体部30に取り付けられて胴体部30を密封する蓋、及びこの蓋に直接取り付けられた温度検出装置14を有している。温度検出装置14は実施例1で用いる温度検出装置14と同じ構成を有する。
このような温度検出装置14付きキャニスタ11Bを有する放射性物質貯蔵施設1Bは、実施例1で生じる効果を得ることができる。本実施例は、温度検出装置14付きキャニスタ11Bを有するので、実施例1で生じるキャニスタ11と温度検出装置14の間における熱抵抗が無くなり、胴体部30内の使用済燃料集合体(またはガラス固化体)と栓部材19との温度差を実施例1及び2よりも小さくすることができる。その温度差が小さくなることによって、内部の使用済燃料集合体(またはガラス固化体)の熱が栓部材19までに伝わるのに要する時間がより短くなるので、使用済燃料集合体(またはガラス固化体)が異常温度に達したことを検出する検出性能が向上する。
本発明の他の実施例である実施例4の放射性物質貯蔵施設を、図9及び図10を用いて説明する。
本実施例の放射性物質貯蔵施設1Cは、実施例1の放射性物質貯蔵施設1において、モニタリングシステム27をモニタリングシステム27Aに替えた構成を有する。放射性物質貯蔵施設1Cの他の構成は、放射性物質貯蔵施設1と同じである。モニタリングシステム27Aは、貯蔵室3に配置された全収納管8を複数の収納管8ごとに1つのグループを形成し、グループごと1本ずつのサンプリング配管、すなわち、例えば、サンプリング配管20A,20B,20C……を備えている。サンプリング配管20Aは、ヘリウム検出器22A、粒子フィルタ23A及び排風機24Aを連絡する。Aグループに含まれる複数の収納管8Aは、それぞれ開閉弁21Aを介してサンプリング配管20Aに接続されている。サンプリング配管20Bは、ヘリウム検出器22B、粒子フィルタ23B及び排風機24Bを連絡する。Bグループに含まれる複数の収納管8Bは、それぞれ開閉弁21Bを介してサンプリング配管20Aに接続される。サンプリング配管20Cは、ヘリウム検出器22C、粒子フィルタ23C及び排風機24Cを連絡する。Cグループに含まれる複数の収納管8Cは、それぞれ開閉弁21Cを介してサンプリング配管20Cに接続されている。各収納管8A,8B,8C内には、実施例1と同様に、キャニスタ11と温度検出装置14が接触して配置されている。本実施例では、温度検出装置14はキャニスタ11の上に配置されている。
ヘリウム検出器22A,22B,22Cで該当するサンプリング配管に各収納管から排出される空気に含まれるヘリウムの有無を検出する。例えば、ヘリウム検出器22Aでヘリウムを検出した場合には、サンプリング配管20Aに接続される全部の開閉弁21Aをいったん全閉にする。その後、それらの開閉弁21Aを順番に開閉する。この開閉は制御装置を用いて遠隔にて行われる。サンプリング配管20Aに接続される全開閉弁21Aを順番に開閉することによって、溶融した栓部材19が入っている収納管8A、すなわち、設定温度に達した使用済燃料集合体を内蔵するキャニスタ11が収納されている収納管8Aを特定することができる。
本実施例は、実施例1で生じる効果を得ることができる。さらに、本実施例は、複数の収納管8に1本のサンプリング配管を接続しているので、実施例1のモニタリングシステム27よりも、サンプリング配管、ヘリウム検出器、粒子フィルタ及び排風機の数を少なくすることができ、モニタリングシステム27Aの構成をより簡素化することができる。また、本実施例は、複数の収納管を開閉弁の切り替えでサンプリング配管に接続するので、前述したように、本数の少ないサンプリング配管で異常温度に達している使用済燃料集合体が収納されている収納管8を特定することができる。
本実施例で用いたモニタリングシステム27Aは、実施例2及び3にも適用することができる。
1,1A,1B,1C…放射性物質貯蔵施設、2…貯蔵建屋、3…貯蔵室、4…天井スラブ、5…床スラブ、6…給気ダクト、7…排気ダクト、8…収納管、11…キャニスタ、13…スカート、14…温度検出装置、15…容器、16…ガス空間、18…排気管、19…栓部材、20,20A,20B,20C…サンプリング配管、22,22A,22B,22C…ヘリウム検出器、23,23A,23B,23C…粒子フィルタ、24,24A,24B,24C…排風機、27,27A…モニタリングシステム。
Claims (11)
- 放射性発熱体を内蔵する容器を収納する収納管内に配置されて前記容器と接触する温度検出装置と、前記収納管内に連絡されたサンプリング配管と、前記サンプリング配管に設けられたトレーサガス検出器及び放射性物質除去装置とを備え、
前記温度検出装置は、トレーサガスが充填された内部空間を形成し、この内部空間に連絡されて前記温度検出装置の外部に開放されるトレーサガス排出通路を有しており、前記トレーサガス排出通路は、前記放射性発熱体が設定温度まで上昇したときに溶融する栓部材で密封されていることを特徴とする放射性発熱体の温度モニタリングシステム。 - 前記温度検出装置と前記容器が一体化されている請求項1に記載の放射性発熱体の温度モニタリングシステム。
- 前記トレーサガス検出器及び前記放射性物質除去装置を設置した前記サンプリング配管が、複数の前記収納管ごとに設けられたそれぞれの開閉弁を介して各々の前記収納管に連絡されている請求項1または請求項2に記載の放射性発熱体の温度モニタリングシステム。
- 前記トレーサガスがヘリウムガスである請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の放射性発熱体の温度モニタリングシステム。
- 放射性発熱体を内蔵する容器と、トレーサガスが充填された内部空間が形成され、この内部空間に連絡されて外部に開放されるトレーサガス排出通路を有し、前記トレーサガス排出通路を前記放射性発熱体が設定温度まで上昇したときに溶融する栓部材で密封して構成された温度検出装置とを互いに接触させて収納管内に収納し、
前記栓部材が溶融したときに前記内部空間から前記収納管内に排出されたトレーサガスを、トレーサガス検出器及び放射性物質除去装置を設けたサンプリング配管に導き、
前記トレーサガス検出器によって導かれた前記トレーサガスを検出することを特徴とする放射性発熱体の温度モニタリング方法。 - 前記収納管内に、複数の前記容器と前記温度検出装置が交互に配置されている請求項5に記載の放射性発熱体の温度モニタリング方法。
- トレーサガスが充填された内部空間が形成され、この内部空間に連絡されて外部に開放されるトレーサガス排出通路を有し、前記トレーサガス排出通路を放射性発熱体が設定温度まで上昇したときに溶融する栓部材で密封して構成された温度検出装置が一体化された、前記放射性発熱体を内蔵する容器を、収納管内に収納し、
前記栓部材が溶融したときに前記内部空間から前記収納管内に排出されたトレーサガスを、トレーサガス検出器及び放射性物質除去装置を設けたサンプリング配管に導き、
前記トレーサガス検出器によって導かれた前記トレーサガスを検出することを特徴とする放射性発熱体の温度モニタリング方法。 - 冷却空気が供給される貯蔵室内に配置され、放射性発熱体を内蔵する容器を収納する収納管と、前記収納管内で前記容器と接触して配置される温度検出装置と、前記収納管内に連絡されたサンプリング配管と、前記サンプリング配管に設けられたトレーサガス検出器及び放射性物質除去装置とを備え、
前記温度検出装置は、トレーサガスが充填された内部空間を形成し、この内部空間に連絡されて前記温度検出装置の外部に開放されるトレーサガス排出通路を有しており、前記トレーサガス排出通路は、前記放射性発熱体が設定温度まで上昇したときに溶融する栓部材で密封されていることを特徴とする放射性物質貯蔵施設。 - 前記温度検出装置と前記容器が一体化されている請求項8に記載の放射性物質貯蔵施設。
- 前記トレーサガス検出器及び前記放射性物質除去装置を設置した前記サンプリング配管が、複数の前記収納管ごとに設けられたそれぞれの開閉弁を介して各々の前記収納管に連絡されている請求項8または請求項9に記載の放射性物質貯蔵施設。
- 前記トレーサガスがヘリウムガスである請求項8ないし請求項10のいずれか1項に記載の放射性物質貯蔵施設。
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2007
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