JP7373468B2 - 放射性物質収納容器および放射性物質収納容器の組立方法 - Google Patents

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Description

本開示は、放射性物質を収納して搬送や貯蔵を行う放射性物質収納容器、放射性物質収納容器を組み立てる放射性物質収納容器の組立方法に関するものである。
原子力施設にて、原子炉などで発生した使用済燃料などの放射性廃棄物は、放射性物質収納容器に収納され、貯蔵施設や再処理施設などに輸送され、貯蔵または再処理される。放射性物質収納容器は、上部が開口した底付きの円筒形状をなす胴部と、胴部の上部に固定されて開口を閉止する蓋部とから構成される。蓋部は、例えば、一次蓋と二次蓋と三次蓋とを有する。
放射性物質収納容器は、一次蓋と二次蓋との空間部の圧力を計測する圧力センサが設けられる。圧力センサにより常時空間部の圧力を計測することで、一次蓋による内部の密閉性を監視している。このような放射性物質収納容器としては、例えば、下記特許文献1に記載されたものがある。
特開2015-184196号公報
ところで、放射性物質収納容器は、直立した状態で保管されることから、地震発生時に転倒して蓋部が破損するおそれがある。また、放射性物質収納容器は、竜巻などの発生時に飛来物が衝突して蓋部が破損するおそれがある。そのため、放射性物質収納容器の二次蓋の外側に三次蓋を装着したり、二次蓋や三次蓋の外側に緩衝体を装着したりする必要がある。ところが、上述したように放射性物質収納容器は、圧力センサが設けられ、圧力センサの計装ケーブルが外部に引き出されている。そのため、圧力センサの計装ケーブルが邪魔になり、放射性物質収納容器に三次蓋や緩衝体を装着することが困難であるという課題がある。
本開示は、上述した課題を解決するものであり、放射性物質収納容器の安全性を向上すると共に蓋や圧力センサなど部材の組付性の向上を図る放射性物質収納容器および放射性物質収納容器の組立方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本開示の放射性物質収納容器は、放射性物質収納容器の長手方向の一方に開口部を有して内部に放射性物質を収納可能な胴部と、前記開口部に着脱可能に装着される複数の蓋を有する蓋部と、前記蓋部の外側に着脱自在に装着される緩衝体と、前記開口部における最も内側に装着される一次蓋と前記一次蓋の外側に装着される二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサと、前記蓋部と前記緩衝体の少なくともいずれか一方に前記長手方向に交差する方向に沿って設けられて前記圧力センサの計装ケーブルを配置可能なケーブル通路と、を備える。
また、本開示の放射性物質収納容器の組立方法は、内部に放射性物質を収納可能な胴部における長手方向の一方の開口部に一次蓋を締結する工程と、前記開口部における前記一次蓋の外側に二次蓋を締結する工程と、前記二次蓋に前記一次蓋と前記二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサを配置する工程と、前記開口部における前記二次蓋の外側に三次蓋を締結する工程と、前記圧力センサに計装ケーブルの一端部を接続する工程と、前記二次蓋と前記三次蓋の少なくともいずれか一方における前記長手方向に交差する方向に沿って設けられたケーブル通路に前記計装ケーブルを配置する工程と、前記三次蓋の外側に緩衝体を締結すると共に前記計装ケーブルの他端部を外部に取り出す工程と、を有する。
また、本開示の放射性物質収納容器の組立方法は、内部に放射性物質を収納可能な胴部における長手方向の一方の開口部に一次蓋を締結する工程と、前記開口部における前記一次蓋の外側に二次蓋を締結する工程と、前記二次蓋に前記一次蓋と前記二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサを配置する工程と、前記圧力センサに計装ケーブルの一端部を接続する工程と、緩衝体における前記長手方向に交差する方向に沿って設けられたケーブル通路に前記計装ケーブルを配置しながら前記二次蓋の外側に前記緩衝体を締結すると共に前記計装ケーブルの他端部を外部に取り出す工程と、を有する。
本開示の放射性物質収納容器および放射性物質収納容器の組立方法によれば、放射性物質収納容器の安全性を向上することができると共に、蓋や圧力センサなど部材の組付性の向上を図ることができる。
図1は、第1実施形態の放射性物質収納容器を表す縦断面図である。 図2は、放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す要部断面図である。 図3は、放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す拡大断面図である。 図4は、第2実施形態の放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す要部断面図である。 図5は、第3実施形態の放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す要部断面図である。 図6は、第4実施形態の放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す要部断面図である。 図7は、第5実施形態の放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す要部断面図である。
以下に図面を参照して、本開示の好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本開示が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。また、実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。
[第1実施形態]
<放射性物質収納容器>
図1は、第1実施形態の放射性物質収納容器を表す縦断面図である。
第1実施形態において、図1に示すように、放射性物質収納容器(キャスク)10は、胴部11と、蓋部12と、バスケット13とを有する。
胴部11は、胴本体21を有し、胴本体21における長手方向の一方、つまり、上部に開口部22が形成され、長手方向の他方、つまり、下部に底部(閉塞部)23が形成された底付きの円筒形状をなす。但し、胴部11は、円筒形状に限らず、多角筒形状などであってもよい。胴本体21は、内部にキャビティ24が設けられる。キャビティ24は、内面がバスケット13の外周形状に合わせた形状である。バスケット13は、例えば、使用済燃料集合体である放射性物質(図示略)を個々に収納するセルを複数有する。胴本体21は、下部に底部23が溶接結合または一体成形される。胴本体21及び底部23は、γ線遮蔽機能を有する炭素鋼製またはステンレス鋼製の鍛造品である。
胴部11は、胴本体21の外周側に径方向に沿って所定の隙間を空けて外筒25が設けられる。胴部11は、胴本体21と外筒25との空間部に水素を多く含有する高分子材料で中性子遮蔽機能を有するボロンまたはボロン化合物を含有したレジン(中性子遮蔽体)26が充填される。
胴部11は、底部23の下側に所定の隙間を空けて底板27が連結される。底部23と底板27との空間部にレジン(中性子遮蔽体)28が充填される。また、胴部11は、胴本体21の外周面に複数のトラニオン29が固定される。複数のトラニオン29は、放射性物質収納容器10をクレーンなどの揚重設備により吊り上げる吊具として機能する。
蓋部12は、一次蓋31と、二次蓋32と、三次蓋33とを有する。一次蓋31は、胴部11における胴本体21の開口部22に対して着脱可能に取付けられる。二次蓋32は、一次蓋31の外側で開口部22に対して着脱可能に取付けられる。三次蓋33は、二次蓋32の外側で開口部22に対して着脱可能に取付けられる。すなわち、一次蓋31と二次蓋32と三次蓋33は、胴本体21の開口部22に長手方向に並んで装着される。
一次蓋31は、キャビティ24側の負圧を維持してキャビティ24内に充填されたガスの漏洩を防止すると共に、キャビティ24内に収納された放射性物質から出る放射線(γ線)を遮蔽する。一次蓋31は、図示しないが、二次蓋32側にレジン(中性子遮蔽体)が設けられる。二次蓋32は、一次蓋31との間に大気に対して加圧された圧力監視境界としての空間部34を有する。二次蓋32は、空間部34からのガスの漏洩を阻止する。三次蓋33は、二次蓋32を外部の衝撃から防御する。
胴部11は、胴本体21の開口部22の内周部に長手方向に並んで3個の段部41,42,43が設けられる。段部41,42,43のうち、第1段部41の内径が最小であり、第3段部43の内径が最大であり、第2段部42の内径が第1段部41の内径より大きく、第3段部43の内径より小さい。第1段部41は、第1座面部41aを有し、第1座面部41aに複数のねじ孔41bが胴本体21の周方向に等間隔で形成される。第2段部42は、第1段部41よりも開口部22の外側に位置し、第2座面部42aを有し、第2座面部42aは、複数のねじ孔42bが胴本体21の周方向に等間隔で形成される。第3段部43は、第2段部42よりも開口部22の外側に位置し、第3座面部43aを有し、第3座面部43aは、複数のねじ孔43bが胴本体21の周方向に等間隔で形成される。
一次蓋31は、第1段部41に嵌合し、第1座面部41aに密着する。そして、ボルト51が一次蓋31の貫通孔31aを貫通してねじ孔41bに螺合することで、一次蓋31は、胴本体21の開口部22における第1段部41に固定される。二次蓋32は、第2段部42に嵌合し、第2座面部42aに密着する。そして、ボルト52が二次蓋32の貫通孔32aを貫通してねじ孔42bに螺合することで、二次蓋32は、胴本体21の開口部22における第2段部42に固定される。三次蓋33は、第3段部43に嵌合し、第3座面部43aに密着する。そして、ボルト53が三次蓋33の貫通孔33aを貫通してねじ孔43bに螺合することで、三次蓋33は、胴本体21の開口部22における第3段部43に固定される。
放射性物質収納容器10は、搬送時や外部設置時に、蓋部12側と胴部11の底部23側に緩衝体61,62が取付けられる。放射性物質収納容器10は、蓋部12側に緩衝体61が着脱自在に装着され、胴部11の底部23に緩衝体62が着脱自在に装着される。緩衝体61は、外周部に複数の貫通孔61aが周方向に等間隔で形成される。三次蓋33は、上面の外周部側に複数のねじ孔33cが周方向に所定間隔で形成される。緩衝体61は、放射性物質収納容器10の胴部11の外周部に嵌合し、ボルト54が緩衝体61の貫通孔61aを貫通して三次蓋33のねじ孔33cに螺合することで、緩衝体61は、三次蓋33に固定される。なお、図示しないが、緩衝体62も同様に胴部11の底部23に固定される。
ところで、放射性物質収納容器10は、例えば、原子炉などで発生した使用済燃料などの放射性廃棄物が収納され、貯蔵施設や再処理施設などに輸送され、直立した状態で保管される。そのため、放射性物質収納容器10は、上述したように、開口部22に一次蓋31と二次蓋32と三次蓋33が締結され、三次蓋33の外側に緩衝体61が装着されることで、転倒時の破損が防止される。また、放射性物質収納容器10は、一次蓋31と二次蓋32との空間部34の圧力を計測することで、一次蓋31による内部の密閉性を監視している。そのため、放射性物質収納容器10は、二次蓋32または三次蓋に圧力センサが配置される。この場合、放射性物質収納容器10に対して圧力センサの計装ケーブルを効率良く配置する必要がある。
<圧力センサの配置構造>
図2は、放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す要部断面図、図3は、放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す拡大断面図である。
図2および図3に示すように、蓋部12は、一次蓋31と、二次蓋32と、三次蓋33とを有する。胴部11の開口部22に対して、一次蓋31、二次蓋32、三次蓋33の順に装着される。すなわち、一次蓋31が胴部11の開口部22に締結され、二次蓋32が一次蓋31の外側に締結され、三次蓋33が二次蓋32の外側に締結される。そして、緩衝体61が三次蓋33の外側に締結される。
緩衝体61は、放射性物質収納容器10に対する衝撃を吸収するものであり、端面側部材71と、周面側部材72と、衝撃吸収体73とを有する。端面側部材71は、蓋部12における軸方向(胴部11の長手方向)の一方側の上端面(上面)側に配置される。端面側部材71は、鋼材からなる複数(第1実施形態では、2個)の板体81,82を有する。板体81は、円板形状をなし、板体82はリング形状をなす。板体81,82は、外径が胴部11の外径より大きい。板体81は、蓋部12側に配置され、板体82は、板体81の上面に仕切板83,84により連結される。仕切板83,84は、外径が相違する円筒形状をなす。板体81,82および仕切板83,84の区画された空間には、複数の補強部材85が周方向に所定間隔を空けて固定される。
周面側部材72は、胴部11の上部および蓋部12(三次蓋33)における径方向の外側の外周面側に配置される。周面側部材72は、鋼材からなる円筒形状をなす筒体86を有する。筒体86は、軸方向の一端部(上端部)が端面側部材71における板体81の外周下面に接合される。筒体86は、軸方向の他端部(下端部)に鍔部87が接合される。鍔部87は、リング形状をなし、筒体86から径方向の外側に突出する。
衝撃吸収体73は、端面側部材71および周面側部材72の外側に配置される。衝撃吸収体73は、放射性物質収納容器10が落下や衝突したときの衝撃を変形により吸収するものであり、例えば、木材により構成される。
また、緩衝体61は、外周部に軸方向に沿う貫通孔61aが周方向に所定間隔で複数設けられる。すなわち、端面側部材71を構成する板体81,82は、貫通孔81a,82aが周方向に所定間隔で複数設けられる。衝撃吸収体73は、貫通孔73aが周方向に所定間隔で複数設けられる。衝撃吸収体73は、図示しないが、内面に金属製のベローズが装着される。貫通孔81a,82aと貫通孔73aは、周方向で一致し、軸方向に連通する。貫通孔61aは、貫通孔81a,82aおよび貫通孔73aにより構成される。貫通孔61aは、三次蓋33におけるねじ孔33cに周方向で一致し、軸方向に連通する。
緩衝体61は、放射性物質収納容器10の上部に装着される。緩衝体61は、端面側部材71が三次蓋33の上端面側に配置され、周面側部材72が胴部11の上部および三次蓋33の外周面側に配置される。胴部11は、上部外周面に径方向に凹む凹部11aが設けられる。緩衝体61は、周面側部材72が胴部11の凹部11aに嵌合する。そして、複数のボルト54(図1参照)が緩衝体61の貫通孔61aを貫通し、先端部が三次蓋33のねじ孔33cに螺合することで、緩衝体61が三次蓋33に固定される。
放射性物質収納容器10は、圧力センサ101が装着される。圧力センサ101は、計装ケーブル102を有する。圧力センサ101は、開口部22における最も内側に装着される一次蓋31と一次蓋31の外側に装着される二次蓋32との間に設けられる空間部34の圧力を検出する。圧力センサ101は、開口部22における最も外側に装着される三次蓋33に配置される。
三次蓋33は、径方向の中心位置より径方向の外周部側に位置する取付孔111が設けられる。取付孔111は、三次蓋33を軸方向(厚さ方向)に沿って貫通する。圧力センサ101は、取付孔111に配置される。二次蓋32は、取付孔111に軸方向に対向して第1凹部112と、第2凹部113と、貫通孔114が設けられる。第1凹部112は、二次蓋32の上面に開放され、軸方向の深さは、二次蓋32の厚さより小さい。第2凹部113は、第1凹部112の底面に開放され、軸方向の深さは、二次蓋32の厚さより小さい。また、第1凹部112と第2凹部113とを合わせた深さは、二次蓋32の厚さより小さい。貫通孔114は、第2凹部113から二次蓋32を軸方向(厚さ方向)に沿って貫通する。
取付孔111に配置された圧力センサ101は、貫通孔114まで連通管115が延出される。連通管115は、Z形状をなし、第1凹部112および第2凹部113に配置される。連通管115は、一端部が圧力センサ101の計測部に連結され、他端部が貫通孔114の上端部に連結される。連通管115は、開閉弁116が設けられる。そのため、圧力センサ101は、計測部が連通管115および貫通孔114を介して空間部34に連通される。圧力センサ101は、空間部34の圧力を計測可能である。
放射性物質収納容器10は、圧力センサ101の計装ケーブル102を配置可能なケーブル通路117が設けられる。ケーブル通路117は、三次蓋33の軸方向に交差する方向に沿って設けられる。ケーブル通路117は、三次蓋33の外面(上面)に径方向に沿って設けられる溝部118を有する。溝部118は、三次蓋33の径方向に沿って設けられる。但し、溝部118は、三次蓋33の軸方向に交差する方向に沿って設けられればよく、三次蓋33の径方向に限らず、径方向に対して所定の角度をもって設けられていてもよい。また、溝部118は、直線状に設けることが好ましいが、屈曲させたり、湾曲させたりしてもよい。溝部118は、取付孔111と1個のねじ孔33cを連通するように設けられる。溝部118は、深さおよび幅が、計装ケーブル102を収容できる長さに形成される。
また、ケーブル通路117は、三次蓋33に設けられる溝部118以外に、緩衝体61を三次蓋33に固定するための貫通孔61a(貫通孔81a,82a、貫通孔73a)およびねじ孔33cを有する。溝部118は、径方向の一方が取付孔111に連通し、径方向の他方がねじ孔33cに連通する。なお、緩衝体61は、複数のボルト54により三次蓋33に固定されており、1個のボルト54による固定をなくし、1個の貫通孔61aおよびねじ孔33cをケーブル通路117として使用する。
そのため、一端部が圧力センサ101に接続された計装ケーブル102の他端部側は、溝部118に配置され、ねじ孔33cおよび貫通孔61a(貫通孔81a,82a、貫通孔73a)を通して緩衝体61の外部に引き出される。
<放射性物質収納容器の組立方法>
ここで、第1実施形態の放射性物質収納容器10の組立方法について説明する。図1および図2に示すように、第1実施形態の放射性物質収納容器の組立方法は、内部に放射性物質を収納可能な胴部11における長手方向の一方の開口部22に一次蓋31を締結する工程と、開口部22における一次蓋31の外側に二次蓋32を締結する工程と、二次蓋32に一次蓋31と二次蓋32との間に設けられる空間部34の圧力を検出する圧力センサ101を配置する工程と、開口部22における二次蓋32の外側に三次蓋33を締結する工程と、圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する工程と、三次蓋33における長手方向に交差する方向に沿って設けられたケーブル通路117に計装ケーブル102を配置する工程と、三次蓋33の外側に緩衝体61を締結すると共に計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す工程とを有する。
具体的に説明すると、まず、胴部11の開口部22に一次蓋31、二次蓋32を順に締結する。次に、締結前の三次蓋33の取付孔111に圧力センサ101を配置すると共に、連通管115を装着する。この場合、二次蓋32側に圧力センサ101や連通管115を装着してもよい。そして、胴部11の開口部22に圧力センサ101が装着された三次蓋33を締結する。三次蓋33の圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する。計装ケーブル102を三次蓋33のケーブル通路117を構成する溝部118に配置し、テープや接着剤などにより固定する。そして、計装ケーブル102の他端部を緩衝体61の貫通孔61aに通しながら、緩衝体61を三次蓋33に締結し、計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態の放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す要部断面図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態において、図4に示すように、放射性物質収納容器10Aは、圧力センサ101が装着される。圧力センサ101は、計装ケーブル102を有する。圧力センサ101は、三次蓋33に配置される。
圧力センサ101は、三次蓋33の取付孔111に配置される。取付孔111に配置された圧力センサ101は、貫通孔114まで連通管115が延出される。連通管115は、第1凹部112および第2凹部113に配置される。連通管115は、一端部が圧力センサ101の計測部に連結され、他端部が貫通孔114の上端部に連結される。
放射性物質収納容器10Aは、圧力センサ101の計装ケーブル102を配置可能なケーブル通路121が設けられる。ケーブル通路121は、三次蓋33の軸方向(胴部11の長手方向)に交差する方向に沿って設けられる。ケーブル通路121は、三次蓋33の外面(上面)に径方向に沿って設けられる溝部122を有する。溝部122は、三次蓋33の径方向に沿って設けられる。但し、溝部122は、三次蓋33の軸方向に交差する方向に沿って設けられればよく、三次蓋33の径方向に限らず、径方向に対して所定の角度をもって設けてもよい。また、溝部122は、取付孔111から複数のねじ孔33cの間を通って三次蓋33の外周端まで延出される。溝部122は、深さおよび幅が、計装ケーブル102を収容できる長さに形成される。
また、ケーブル通路121は、三次蓋33の上面に設けられる溝部122以外に、三次蓋33の端面に設けられる溝部123と、胴部11の凹部11aに設けられる溝部124,125とを有する。溝部122は、径方向の一方が取付孔111に連通し、径方向の他方が外周部の端面に開口する。溝部123は、三次蓋33における径方向の外周部側の端面に軸方向に沿って設けられる。溝部123は、溝部122に連通する。溝部124は、胴部11における径方向の外周部側の凹部11aの端面に軸方向に沿って設けられる。溝部124は、溝部123に連通する。溝部125は、胴部11における径方向の外周部側の凹部11aの下面に径方向に沿って設けられる。溝部125は、溝部124に連通する。
なお、上述の説明では、ケーブル通路121として、三次蓋33の溝部123と胴部11の溝部124,125を設けたが、この構成に限定されない。例えば、緩衝体61は、三次蓋33の外面側に装着可能な第1緩衝体と、胴部11における開口部22側の外周部に装着可能な第2緩衝体とを有する。ここで、第1緩衝体は、端面側部材71と衝撃吸収体73の一部から構成され、第2緩衝体は、周面側部材72と衝撃吸収体73の一部から構成される。ケーブル通路121として、第2緩衝体を構成する周面側部材72の内面に軸方向に沿って溝部を設けてもよい。
そのため、一端部が圧力センサ101に接続された計装ケーブル102の他端部側は、三次蓋33の溝部122に配置され、三次蓋33の溝部123と胴部11の溝部124,125を通して緩衝体61の外部に引き出される。
第2実施形態の放射性物質収納容器の組立方法は、内部に放射性物質を収納可能な胴部11における長手方向の一方の開口部22に一次蓋31を締結する工程と、開口部22における一次蓋31の外側に二次蓋32を締結する工程と、二次蓋32に一次蓋31と二次蓋32との間に設けられる空間部34の圧力を検出する圧力センサ101を配置する工程と、開口部22における二次蓋32の外側に三次蓋33を締結する工程と、圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する工程と、三次蓋33における軸方向(胴部11の長手方向)に交差する方向に沿って設けられたケーブル通路121に計装ケーブル102を配置する工程と、三次蓋33の外側に緩衝体61を締結すると共に計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す工程とを有する。
具体的に説明すると、まず、胴部11の開口部22に一次蓋31、二次蓋32を順に締結する。次に、締結前の三次蓋33の取付孔111に圧力センサ101を配置すると共に、連通管115を装着する。この場合、二次蓋32側に圧力センサ101や連通管115を装着してもよい。そして、胴部11の開口部22に圧力センサ101が装着された三次蓋33を締結する。三次蓋33の圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する。計装ケーブル102をケーブル通路121を構成する溝部122,123,124,125に配置し、テープや接着剤などにより固定する。そして、緩衝体61を三次蓋33に締結し、計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す。
[第3実施形態]
図5は、第3実施形態の放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す要部断面図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第3実施形態において、図5に示すように、放射性物質収納容器10Bは、圧力センサ101が装着される。圧力センサ101は、計装ケーブル102を有する。圧力センサ101は、三次蓋33または二次蓋32に配置される。
圧力センサ101は、三次蓋33の内面に設けられる。ケーブル通路131は、三次蓋33の内面に設けられる。すなわち、三次蓋33は、内面(下面)に取付凹部132が設けられる。圧力センサ101は、三次蓋33の取付凹部132に配置される。取付凹部132に配置された圧力センサ101は、貫通孔114まで連通管115が延出される。連通管115は、第1凹部112および第2凹部113に配置される。連通管115は、一端部が圧力センサ101の計測部に連結され、他端部が貫通孔114の上端部に連結される。
ケーブル通路131は、三次蓋33の軸方向(胴部11の長手方向)に交差する方向に沿って設けられる。ケーブル通路131は、三次蓋33の内面(下面)に径方向に沿って設けられる溝部133を有する。溝部133は、三次蓋33の径方向に沿って設けられる。但し、溝部133は、三次蓋33の軸方向に交差する方向に沿って設けられればよく、三次蓋33の径方向に限らず、径方向に対して所定の角度をもって設けてもよい。また、溝部133は、取付孔111から複数のねじ孔33cに緩衝しないように三次蓋33の外周側に延出される。また、ケーブル通路131は、胴部11の端面(第3座面部43a/図1参照)に軸方向に交差する方向に沿って設けられる。ケーブル通路131は、胴部11の端面(上面)に径方向に沿って設けられる溝部134を有する。溝部134は、三次蓋33の径方向に沿って設けられる。溝部133,134は、深さおよび幅が、計装ケーブル102を収容できる長さに形成される。
また、ケーブル通路131は、三次蓋33および胴部11に設けられる溝部133,134以外に、胴部11の凹部11aに設けられる溝部136を有する。溝部133は、径方向の一方が取付凹部132に連通し、径方向の他方が外周部の端面に開口する。溝部134は、径方向の一方が溝部133に連通し、径方向の他方が外周部面に開口する。溝部135は、胴部11における径方向の外周部側の凹部11aの端面に軸方向に沿って設けられる。溝部135は、溝部134に連通する。溝部136は、胴部11における径方向の外周部側の凹部11aの下面に径方向に沿って設けられる。溝部136は、溝部135に連通する。
なお、上述の説明では、ケーブル通路131として、三次蓋33の内面に溝部133を設けたが、この構成に限定されない。例えば、ケーブル通路131として、二次蓋32の外面(上面)に溝部を設けてもよい。二次蓋32の外面(上面)に設けられた溝部は、径方向の一方が取付凹部132に連通し、径方向の他方が外周部の端面に開口し、溝部134に連通する。また、上述の説明では、圧力センサ101を三次蓋33の内面に設けたが、二次蓋32の外面に設けてもよい。
そのため、一端部が圧力センサ101に接続された計装ケーブル102の他端部側は、三次蓋33の溝部133と胴部11の溝部134に配置され、胴部の溝部135,136を通して緩衝体61の外部に引き出される。
第3実施形態の放射性物質収納容器の組立方法は、内部に放射性物質を収納可能な胴部11における長手方向の一方の開口部22に一次蓋31を締結する工程と、開口部22における一次蓋31の外側に二次蓋32を締結する工程と、二次蓋32に一次蓋31と二次蓋32との間に設けられる空間部34の圧力を検出する圧力センサ101を配置する工程と、圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する工程と、二次蓋32または三次蓋33における軸方向(胴部11の長手方向)に交差する方向に沿って設けられたケーブル通路131に計装ケーブル102を配置する工程と、開口部22における二次蓋32の外側に三次蓋33を締結する工程と、三次蓋33の外側に緩衝体61を締結すると共に計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す工程とを有する。
具体的に説明すると、まず、胴部11の開口部22に一次蓋31、二次蓋32を順に締結する。次に、締結後の二次蓋32に圧力センサ101を配置すると共に、連通管115を装着する。そして、二次蓋32または三次蓋33の圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する。計装ケーブル102を、ケーブル通路131を構成する溝部133,134,135,136に配置し、テープや接着剤などにより固定する。胴部11の開口部22に三次蓋33を締結する。そして、緩衝体61を三次蓋33に締結し、計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す。
[第4実施形態]
図6は、第4実施形態の放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す要部断面図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第4実施形態において、図6に示すように、放射性物質収納容器10Cは、胴部11と、蓋部12Aと、バスケット13(図1参照)とを有する。胴部11は、第1実施形態と同様である。蓋部12Aは、一次蓋31と、二次蓋32とを有する。放射性物質収納容器10Cは、蓋部12側に緩衝体61が着脱自在に設けられる。
放射性物質収納容器10Cは、圧力センサ101が装着される。圧力センサ101は、計装ケーブル102を有する。圧力センサ101は、二次蓋32に装着される。
圧力センサ101は、二次蓋32に設けられる。ケーブル通路141は、緩衝体61に設けられる。すなわち、二次蓋32は、軸方向に貫通する取付孔142が設けられる。圧力センサ101は、二次蓋32の取付孔142に配置される。取付孔142に配置された圧力センサ101は、貫通孔114まで連通管115が延出される。連通管115は、第1凹部112および第2凹部113に配置される。連通管115は、一端部が圧力センサ101の計測部に連結され、他端部が貫通孔114の上端部に連結される。
ケーブル通路141は、緩衝体61の軸方向に交差する方向に沿って設けられる。ケーブル通路141は、緩衝体61の内面側(下面)側に径方向に沿って設けられる溝部143を有する。溝部143は、二次蓋32の径方向に沿って設けられる。但し、溝部143は、緩衝体61の軸方向に交差する方向に沿って設けられればよく、緩衝体61の径方向に限らず、径方向に対して所定の角度をもって設けてもよい。溝部143は、深さおよび幅が、計装ケーブル102を収容できる長さに形成される。
すなわち、緩衝体61は、端面側部材71と、周面側部材72と、衝撃吸収体73とを有する。端面側部材71は、板体81,82と、仕切板83,84と、補強部材85とを有する。ケーブル通路141としての溝部143は、板体81,82と仕切板83,84とにより区画され、補強部材85が配置される空間部に設けられる。そして、緩衝体61は、外周部に軸方向に沿う貫通孔61aが周方向に所定間隔で複数設けられる。貫通孔61aは、貫通孔81a,82aおよび貫通孔73aにより構成される。貫通孔61aは、二次蓋32におけるねじ孔32cに周方向で一致し、軸方向に連通する。
また、ケーブル通路141は、緩衝体61に設けられる溝部143以外に、緩衝体61を二次蓋32に固定するための貫通孔61a(貫通孔82a、貫通孔73a)を有する。溝部143は、径方向の一方が取付孔142に連通し、径方向の他方が貫通孔82aに連通する。
なお、上述の説明では、ケーブル通路121として溝部143を、板体81,82と仕切板83,84とにより区画される空間部に設けたが、この構成に限定されない。例えば、緩衝体61を構成する板体81,82に径方向に沿って溝部を設けてもよい。また、ケーブル通路141として、緩衝体61を二次蓋32に固定するための貫通孔61aを適用したが、貫通孔61aとは別に、ケーブル通路141専用の貫通孔を設けてもよい。
そのため、一端部が圧力センサ101に接続された計装ケーブル102の他端部側は、緩衝体61の溝部143に配置され、緩衝体61の溝部143と貫通孔61aを通して緩衝体61の外部に引き出される。
第4実施形態の放射性物質収納容器の組立方法は、内部に放射性物質を収納可能な胴部11における長手方向の一方の開口部22に一次蓋31を締結する工程と、開口部22における一次蓋31の外側に二次蓋32を締結する工程と、二次蓋32に一次蓋31と二次蓋32との間に設けられる空間部34の圧力を検出する圧力センサ101を配置する工程と、圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する工程と、緩衝体61における軸方向(胴部11の長手方向)に交差する方向に沿って設けられたケーブル通路141に計装ケーブル102を配置しながら二次蓋32の外側に緩衝体61を締結すると共に計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す工程とを有する。
具体的に説明すると、まず、胴部11の開口部22に一次蓋31、二次蓋32を順に締結する。次に、二次蓋32の取付孔142に圧力センサ101を配置すると共に、連通管115を装着する。そして、二次蓋32の圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する。計装ケーブル102をケーブル通路141を構成する溝部143に配置し、テープや接着剤などにより固定する。そして、計装ケーブル102の他端部を緩衝体61の貫通孔61aに通しながら、緩衝体61を二次蓋32に締結し、計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す。
[第5実施形態]
図7は、第5実施形態の放射性物質収納容器における圧力センサの装着部を表す要部断面図である。なお、上述した第1実施形態と同様の機能を有する部材には、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
第5実施形態において、図7に示すように、放射性物質収納容器10Dは、胴部11と、蓋部12Aと、バスケット13(図1参照)とを有する。胴部11は、第1実施形態と同様である。蓋部12Aは、一次蓋31と、二次蓋32とを有する。放射性物質収納容器10Dは、蓋部12側に緩衝体61が着脱自在に設けられる。
放射性物質収納容器10Dは、圧力センサ101が装着される。圧力センサ101は、計装ケーブル102を有する。圧力センサ101は、二次蓋32に装着される。
圧力センサ101は、二次蓋32に設けられる。ケーブル通路151は、緩衝体61に設けられる。すなわち、圧力センサ101は、二次蓋32の取付孔142に配置される。取付孔142に配置された圧力センサ101は、貫通孔114まで連通管115が延出される。連通管115は、第1凹部112および第2凹部113に配置される。連通管115は、一端部が圧力センサ101の計測部に連結され、他端部が貫通孔114の上端部に連結される。
ケーブル通路151は、緩衝体61の軸方向(胴部11の長手方向)に沿って設けられる。ケーブル通路151は、緩衝体61を軸方向に貫通する貫通孔である。ケーブル通路151としての貫通孔は、一端部が取付孔142に連通し、他端部が外部に開口する。ケーブル通路151としての貫通孔は、内面に金属製のベローズが装着される。
そのため、一端部が圧力センサ101に接続された計装ケーブル102の他端部側は、緩衝体61のケーブル通路151に配置され、ケーブル通路151を通して緩衝体61の外部に引き出される。
第5実施形態の放射性物質収納容器の組立方法は、内部に放射性物質を収納可能な胴部11における長手方向の一方の開口部22に一次蓋31を締結する工程と、開口部22における一次蓋31の外側に二次蓋32を締結する工程と、二次蓋32に一次蓋31と二次蓋32との間に設けられる空間部34の圧力を検出する圧力センサ101を配置する工程と、圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する工程と、緩衝体61における軸方向(胴部11の長手方向)に沿って設けられたケーブル通路151に計装ケーブル102を配置しながら二次蓋32の外側に緩衝体61を締結すると共に計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す工程とを有する。
具体的に説明すると、まず、胴部11の開口部22に一次蓋31、二次蓋32を順に締結する。次に、二次蓋32の取付孔142に圧力センサ101を配置すると共に、連通管115を装着する。そして、二次蓋32の圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する。計装ケーブル102をケーブル通路151に配置しながら、緩衝体61を二次蓋32に締結し、計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す。
[本実施形態の作用効果]
第1の態様に係る放射性物質収納容器は、放射性物質収納容器10の長手方向の一方に開口部22を有して内部に放射性物質を収納可能な胴部11と、開口部22に着脱可能に装着される複数の蓋31,32,33を有する蓋部12と、蓋部12の外側に着脱自在に装着される緩衝体61と、開口部22における最も内側に装着される一次蓋31と一次蓋31の外側に装着される二次蓋32との間に設けられる空間部34の圧力を検出する圧力センサ101と、蓋部12と緩衝体61の少なくともいずれか一方に長手方向に交差する方向に沿って設けられて圧力センサ101の計装ケーブル102を配置可能なケーブル通路117,121,131,141とを備える。
第1の態様に係る放射性物質収納容器は、圧力センサ101の計装ケーブル102は、蓋部12または緩衝体61に長手方向に交差する方向に沿って設けられてケーブル通路117,121,131,141に配置されることとなる。そのため、一端部が圧力センサ101に接続された計装ケーブル102の他端部をケーブル通路117,121,131,141から外部に引き出すことが可能となる。その結果、圧力センサ101の計装ケーブル102が邪魔になることがなく、三次蓋33や緩衝体61を容易に装着することができ、放射性物質収納容器10,10A,10B,10Cの安全性を向上することができると共に、複数の蓋31,32,33や圧力センサ101など部材の組付性の向上を図ることができる。
第2の態様に係る放射性物質収納容器は、ケーブル通路117,121,131は、二次蓋32または三次蓋33に設けられる。これにより、二次蓋32または三次蓋33にケーブル通路117,121,131を形成すればよく、構造の複雑化を抑制することができる。
第3の態様に係る放射性物質収納容器は、ケーブル通路117,121は、三次蓋33における緩衝体62に対向する面に設けられる溝部118,122を有する。これにより、三次蓋33の外面を加工すればよく、構造の複雑化を抑制することができる。
第4の態様に係る放射性物質収納容器は、ケーブル通路131は、三次蓋33における二次蓋32に対向する面に設けられる溝部133を有する。これにより、三次蓋33の内面を加工すればよく、構造の複雑化を抑制することができる。
第5の態様に係る放射性物質収納容器は、ケーブル通路は、二次蓋32における三次蓋33に対向する面に設けられる溝部を有する。これにより、二次蓋32の内面を加工すればよく、構造の複雑化を抑制することができる。
第6の態様に係る放射性物質収納容器は、ケーブル通路141は、緩衝体61に設けられる溝部143を有する。これにより、緩衝体61を加工すればよく、構造の複雑化を抑制することができる。
第7の態様に係る放射性物質収納容器は、開口部22における最も外側に装着される三次蓋33は、緩衝体61を固定するための複数のボルト54が螺合する複数のねじ孔33cを有し、ケーブル通路117は、複数のねじ孔33cの少なくとも一つを有する。これにより、ケーブル通路117として複数のねじ孔33cの少なくとも一つを兼用することで、別途ケーブル通路を形成する必要がなく、加工コストを低減することができる。
第8の態様に係る放射性物質収納容器は、緩衝体61は、開口部22における最も外側に装着される二次蓋32または三次蓋33に固定するための複数のボルト54が貫通する複数の貫通孔61aを有し、ケーブル通路117,141は、複数の貫通孔61aの少なくとも一つを有する。これにより、ケーブル通路117として複数の貫通孔61aの少なくとも一つを兼用することで、別途ケーブル通路を形成する必要がなく、加工コストを低減することができる。
第9の態様に係る放射性物質収納容器は、ケーブル通路117,141は、緩衝体61の外部から最も外側に装着される二次蓋32まで貫通する貫通孔を有する。これにより、計装ケーブル102を適正に配置することができる。
第10の態様に係る放射性物質収納容器は、緩衝体61は、開口部22における最も外側に装着される二次蓋32または三次蓋33の外面側に装着可能な第1緩衝体(端面側部材71)と、胴部11における開口部22側の外周部に装着可能な第2緩衝体(周面側部材72)とを有し、ケーブル通路121,131は、胴部11と第2緩衝体の少なくともいずれか一方に設けられる溝部124,125,135,136を有する。これにより、ケーブル通路として、緩衝体61に設けられた貫通孔61aなどを使用する必要がなく、緩衝体61の貫通孔61aに計装ケーブル102を通さずに緩衝体61を装着することができ、組付性を向上することができる。
第11の態様に係る放射性物質収納容器は、圧力センサ101は、開口部22における最も外側に装着される二次蓋32または三次蓋33に配置される。これにより、組付性を向上することができる。
第12の態様に係る放射性物質収納容器の組立方法は、内部に放射性物質を収納可能な胴部11における長手方向の一方の開口部22に一次蓋31を締結する工程と、開口部22における一次蓋31の外側に二次蓋32を締結する工程と、二次蓋32に一次蓋31と二次蓋32との間に設けられる空間部34の圧力を検出する圧力センサ101を配置する工程と、開口部22における二次蓋32の外側に三次蓋33を締結する工程と、圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する工程と、二次蓋32と三次蓋33の少なくともいずれか一方における長手方向に交差する方向に沿って設けられたケーブル通路117,121,131に計装ケーブル102を配置する工程と、三次蓋33の外側に緩衝体61を締結すると共に計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す工程とを有する。これにより、圧力センサ101の計装ケーブル102が邪魔になることがなく、三次蓋33や緩衝体61を容易に装着することができ、放射性物質収納容器10,10A,10Bの安全性を向上することができると共に、複数の蓋31,32,33や圧力センサ101など部材の組付性の向上を図ることができる。
第13の態様に係る放射性物質収納容器の組立方法は、内部に放射性物質を収納可能な胴部11における長手方向の一方の開口部22に一次蓋31を締結する工程と、開口部22における一次蓋31の外側に二次蓋32を締結する工程と、二次蓋32に一次蓋31と二次蓋32との間に設けられる空間部34の圧力を検出する圧力センサ101を配置する工程と、圧力センサ101に計装ケーブル102の一端部を接続する工程と、緩衝体61における長手方向に交差する方向に沿って設けられたケーブル通路141に計装ケーブル102を配置しながら二次蓋32の外側に緩衝体61を締結すると共に計装ケーブル102の他端部を外部に取り出す工程とを有する。これにより、圧力センサ101の計装ケーブル102が邪魔になることがなく、緩衝体61を容易に装着することができ、放射性物質収納容器10Cの安全性を向上することができると共に、複数の蓋31,32,33や圧力センサ101など部材の組付性の向上を図ることができる。
なお、上述した実施形態では、胴部11に三次蓋33を装着する放射性物質収納容器10,10A,10Bと、胴部11に三次蓋33を装着しない放射性物質収納容器10C,10Dについて説明したが、ケーブル通路117,121,131,141,151の構成は、いずれの放射性物質収納容器10,10A,10B,10C,10Dにも適用することができる。
例えば、三次蓋33の内面または二次蓋32の外面に設けた溝部133に配置した計装ケーブル102をねじ孔33cから貫通孔61aを通して外部に引き出してもよい。また、胴部11に三次蓋33を装着しない放射性物質収納容器10Cにて、二次蓋32の外面にケーブル通路としての溝部を設け、この溝部に配置した計装ケーブル102をねじ孔33cから貫通孔61aを通して外部に引き出したり、胴部11や第2緩衝体に設けられた溝部を通して外部に引き出したりしてもよい。
10,10A,10B,10C,10D 放射性物質収納容器
11 胴部
11a 凹部
12,12A 蓋部
13 バスケット
21 胴本体
22 開口部
23 底部
29 トラニオン
31 一次蓋
32 二次蓋
32c ねじ孔
33 三次蓋
33c ねじ孔
34 空間部
41 第1段部
42 第2段部
43 第3段部
51,52,53,54 ボルト
61,62 緩衝体
61a 貫通孔
71 端面側部材
72 周面側部材
73 衝撃吸収体
73a 貫通孔
81,82 板体
81a,82a 貫通孔
83,84 仕切板
85 補強部材
101 圧力センサ
102 計装ケーブル
111,142 取付孔
112 第1凹部
113 第2凹部
114 貫通孔
115 連通管
116 開閉弁
117,121,131,141,151 ケーブル通路
118,122,123,124,125,133,134,135,136,143 溝部
132 取付凹部

Claims (10)

  1. 放射性物質収納容器の長手方向の一方に開口部を有して内部に放射性物質を収納可能な胴部と、
    前記開口部に着脱可能に装着される複数の蓋を有する蓋部と、
    前記蓋部の外側に着脱自在に装着される緩衝体と、
    前記開口部における最も内側に装着される一次蓋と前記一次蓋の外側に装着される二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記蓋部と前記緩衝体の少なくともいずれか一方に前記長手方向に交差する方向に沿って設けられて前記圧力センサの計装ケーブルを配置可能なケーブル通路と、
    を備え、
    前記ケーブル通路は、前記二次蓋と前記二次蓋の外側に装着される三次蓋の少なくともいずれか一方に設けられ、
    前記ケーブル通路は、前記三次蓋における前記緩衝体に対向する面に設けられる溝部を有する、
    放射性物質収納容器。
  2. 放射性物質収納容器の長手方向の一方に開口部を有して内部に放射性物質を収納可能な胴部と、
    前記開口部に着脱可能に装着される複数の蓋を有する蓋部と、
    前記蓋部の外側に着脱自在に装着される緩衝体と、
    前記開口部における最も内側に装着される一次蓋と前記一次蓋の外側に装着される二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記蓋部と前記緩衝体の少なくともいずれか一方に前記長手方向に交差する方向に沿って設けられて前記圧力センサの計装ケーブルを配置可能なケーブル通路と、
    を備え、
    前記ケーブル通路は、前記二次蓋と前記二次蓋の外側に装着される三次蓋の少なくともいずれか一方に設けられ、
    前記ケーブル通路は、前記三次蓋における前記二次蓋に対向する面に設けられる溝部を有する、
    放射性物質収納容器。
  3. 放射性物質収納容器の長手方向の一方に開口部を有して内部に放射性物質を収納可能な胴部と、
    前記開口部に着脱可能に装着される複数の蓋を有する蓋部と、
    前記蓋部の外側に着脱自在に装着される緩衝体と、
    前記開口部における最も内側に装着される一次蓋と前記一次蓋の外側に装着される二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記蓋部と前記緩衝体の少なくともいずれか一方に前記長手方向に交差する方向に沿って設けられて前記圧力センサの計装ケーブルを配置可能なケーブル通路と、
    を備え、
    前記ケーブル通路は、前記二次蓋と前記二次蓋の外側に装着される三次蓋の少なくともいずれか一方に設けられ、
    前記ケーブル通路は、前記二次蓋における前記三次蓋に対向する面に設けられる溝部を有する、
    放射性物質収納容器。
  4. 放射性物質収納容器の長手方向の一方に開口部を有して内部に放射性物質を収納可能な胴部と、
    前記開口部に着脱可能に装着される複数の蓋を有する蓋部と、
    前記蓋部の外側に着脱自在に装着される緩衝体と、
    前記開口部における最も内側に装着される一次蓋と前記一次蓋の外側に装着される二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記蓋部と前記緩衝体の少なくともいずれか一方に前記長手方向に交差する方向に沿って設けられて前記圧力センサの計装ケーブルを配置可能なケーブル通路と、
    を備え、
    前記ケーブル通路は、前記緩衝体に設けられる溝部を有する、
    放射性物質収納容器。
  5. 放射性物質収納容器の長手方向の一方に開口部を有して内部に放射性物質を収納可能な胴部と、
    前記開口部に着脱可能に装着される複数の蓋を有する蓋部と、
    前記蓋部の外側に着脱自在に装着される緩衝体と、
    前記開口部における最も内側に装着される一次蓋と前記一次蓋の外側に装着される二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記蓋部と前記緩衝体の少なくともいずれか一方に前記長手方向に交差する方向に沿って設けられて前記圧力センサの計装ケーブルを配置可能なケーブル通路と、
    を備え、
    前記開口部における最も外側に装着される前記蓋は、前記緩衝体を固定するための複数のボルトが螺合する複数のねじ孔を有し、前記ケーブル通路は、前記複数のねじ孔の少なくとも一つを有する、
    放射性物質収納容器。
  6. 放射性物質収納容器の長手方向の一方に開口部を有して内部に放射性物質を収納可能な胴部と、
    前記開口部に着脱可能に装着される複数の蓋を有する蓋部と、
    前記蓋部の外側に着脱自在に装着される緩衝体と、
    前記開口部における最も内側に装着される一次蓋と前記一次蓋の外側に装着される二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記蓋部と前記緩衝体の少なくともいずれか一方に前記長手方向に交差する方向に沿って設けられて前記圧力センサの計装ケーブルを配置可能なケーブル通路と、
    を備え、
    前記緩衝体は、前記開口部における最も外側に装着される前記蓋に固定するための複数のボルトが貫通する複数の貫通孔を有し、前記ケーブル通路は、前記複数の貫通孔の少なくとも一つを有する、
    放射性物質収納容器。
  7. 放射性物質収納容器の長手方向の一方に開口部を有して内部に放射性物質を収納可能な胴部と、
    前記開口部に着脱可能に装着される複数の蓋を有する蓋部と、
    前記蓋部の外側に着脱自在に装着される緩衝体と、
    前記開口部における最も内側に装着される一次蓋と前記一次蓋の外側に装着される二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記蓋部と前記緩衝体の少なくともいずれか一方に前記長手方向に交差する方向に沿って設けられて前記圧力センサの計装ケーブルを配置可能なケーブル通路と、
    を備え、
    前記ケーブル通路は、前記緩衝体の外部から最も外側に装着される前記蓋まで貫通する貫通孔を有する、
    放射性物質収納容器。
  8. 放射性物質収納容器の長手方向の一方に開口部を有して内部に放射性物質を収納可能な胴部と、
    前記開口部に着脱可能に装着される複数の蓋を有する蓋部と、
    前記蓋部の外側に着脱自在に装着される緩衝体と、
    前記開口部における最も内側に装着される一次蓋と前記一次蓋の外側に装着される二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記蓋部と前記緩衝体の少なくともいずれか一方に前記長手方向に交差する方向に沿って設けられて前記圧力センサの計装ケーブルを配置可能なケーブル通路と、
    を備え、
    前記緩衝体は、前記開口部における最も外側に装着される前記蓋の外面側に装着可能な第1緩衝体と、前記胴部における前記開口部側の外周部に装着可能な第2緩衝体とを有し、前記ケーブル通路は、前記胴部と前記第2緩衝体の少なくともいずれか一方に設けられる溝部を有する、
    放射性物質収納容器。
  9. 放射性物質収納容器の長手方向の一方に開口部を有して内部に放射性物質を収納可能な胴部と、
    前記開口部に着脱可能に装着される複数の蓋を有する蓋部と、
    前記蓋部の外側に着脱自在に装着される緩衝体と、
    前記開口部における最も内側に装着される一次蓋と前記一次蓋の外側に装着される二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサと、
    前記蓋部と前記緩衝体の少なくともいずれか一方に前記長手方向に交差する方向に沿って設けられて前記圧力センサの計装ケーブルを配置可能なケーブル通路と、
    を備え、
    前記圧力センサは、前記開口部における最も外側に装着される前記蓋に配置される、
    放射性物質収納容器。
  10. 内部に放射性物質を収納可能な胴部における長手方向の一方の開口部に一次蓋を締結する工程と、
    前記開口部における前記一次蓋の外側に二次蓋を締結する工程と、
    前記二次蓋に前記一次蓋と前記二次蓋との間に設けられる空間部の圧力を検出する圧力センサを配置する工程と、
    前記圧力センサに計装ケーブルの一端部を接続する工程と、
    緩衝体における前記長手方向に交差する方向に沿って設けられたケーブル通路に前記計装ケーブルを配置しながら前記二次蓋の外側に前記緩衝体を締結すると共に前記計装ケーブルの他端部を外部に取り出す工程と、
    を有する放射性物質収納容器の組立方法。
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