JP6433176B2 - 制御プログラム、情報処理方法及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、端末装置に地図情報を出力する技術に関する。
従来、携帯電話やスマートフォン、車載端末等の端末装置に地図情報を出力するサービスが多く提供されている。
特許文献1には、ディスプレイに地図情報を表示する地図表示装置において、地球観測衛星から送信される地表観測画像データを受信すると共に、受信した地表観測画像データから地図情報を構成する地図背景画像を作成し、これをディスプレイに表示する手段と、ディスプレイに表示される地図背景画像に、地図情報を構成する地図関連情報を重ねて表示する手段とを備える、地図表示装置に関する技術が開示されている。
特開平7−28400号公報
しかしながら、例えば、特許文献1のような従来の技術では、ユーザの操作によってディスプレイに表示される地図の範囲が変わった場合、その都度、変更した表示範囲に含まれる地図関連情報(コンテンツデータ)を取得しており、通信量が膨大となってしまっていた。
そこで、本発明は、上記事情に鑑み、表示範囲が変わった場合であっても、コンテンツデータの再取得の発生を抑えることによって、コンテンツデータの取得に関する通信量を低減することを目的とするものである。
本発明に係るプログラムは、表示部を備えるコンピュータを、表示部に表示される第1の表示領域に、当該第1の表示領域の周縁部を加えた第1の取得対象領域に含まれる、地図情報に関連するコンテンツデータを取得する取得手段と、ユーザの操作によって、表示部に表示される地図情報の中心が、第1の表示領域の中心である第1座標から第2座標へと移動した場合に、第1座標と第2座標との差分と周縁部の大きさとに基づいて、コンテンツデータの再取得が必要であるか否かを判定する判定手段と、して機能させ、取得手段は、判定手段が、再取得が必要であると判定した場合に、第2座標と中心とする第2の表示領域に当該第2の表示領域の周縁部を加えた第2の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを再取得するものを含む。
取得手段は、第2の取得対象領域から、第1の取得対象領域を除いた領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを再取得することが望ましい。
また、取得手段は、コンテンツデータとともに表示部に表示される地図情報の縮尺に応じて、周縁部の大きさを決定することが望ましい。
また、本発明に係る方法は、制御部と表示部とを備える情報処理装置において実施される方法であって、制御部が、表示部に表示される第1の表示領域に当該第1の表示領域の周縁部を加えた第1の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを取得するステップと、ユーザの操作によって、表示部に表示される地図情報の中心が、第1の表示領域の中心である第1座標から第2座標へと移動した場合に、第1座標と第2座標との差分と周縁部の大きさとに基づいて、コンテンツデータの再取得が必要であるか否かを判定するステップと、を実行し、取得するステップは、判定するステップが、再取得が必要であると判定した場合に、第2座標と中心とする第2の表示領域に当該第2の表示領域の周縁部を加えた第2の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを再取得するものを含む。
また、本発明に係る情報処理装置は、表示部に表示される第1の表示領域に当該第1の表示領域の周縁部を加えた第1の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを取得する取得部と、ユーザの操作によって、表示部に表示される地図情報の中心が、第1の表示領域の中心である第1座標から第2座標へと移動した場合に、第1座標と第2座標との差分と周縁部の大きさとに基づいて、コンテンツデータの再取得が必要であるか否かを判定する判定部と、を備え、取得部は、判定部が、再取得が必要であると判定した場合に、第2座標と中心とする第2の表示領域に当該第2の表示領域の周縁部を加えた第2の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを再取得する、ものを含む。
また、本発明のプログラムは、CD−ROM等の光学ディスク、磁気ディスク、半導体メモリ等の各種の記録媒体を通じて、又は通信ネットワーク等を介してダウンロードすることにより、コンピュータにインストール又はロードすることができる。
また、本明細書等において、「部」とは、単に物理的構成を意味するものではなく、その構成が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの構成が有する機能が2つ以上の物理的構成により実現されても、2つ以上の構成の機能が1つの物理的構成により実現されてもよい。
本発明のプログラムが、表示部を備えるコンピュータを、表示部に表示される第1の表示領域に当該第1の表示領域の周縁部を加えた第1の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを取得する取得手段と、ユーザの操作によって、表示部に表示される地図情報の中心が、第1の表示領域の中心である第1座標から第2座標へと移動した場合に、第1座標と第2座標との差分と周縁部の大きさとに基づいて、コンテンツデータの再取得が必要であるか否かを判定する判定手段と、して機能させ、取得手段は、判定手段が、再取得が必要であると判定した場合に、第2座標と中心とする第2の表示領域に当該第2の表示領域の周縁部を加えた第2の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを再取得するように機能させることによって、コンテンツデータの再取得の発生を抑え、コンテンツデータの取得に関する通信量を低減することが可能となる。
本発明の実施形態における地図表示システムの構成図である。 本発明の実施形態における情報処理装置及び携帯端末のブロック図である。 本発明の実施形態における取得対象領域を模式的に示す図である。 本発明の実施形態における取得対象領域を模式的に示す図である。 本発明の実施形態における地図表示処理のフローを示す図である。
[実施形態]
以下、本発明の第1の実施形態を図1乃至図5を用いて説明する。
図1は、本実施形態にかかる制御プログラム(以下、地図表示アプリという)をインストールした携帯端末200を備える地図表示システム10のシステム構成図を示している。図1に示すように情報処理装置100と携帯端末200(携帯端末200A〜200Dを総称して、携帯端末200という)とが、インターネットや専用線等のネットワーク300を介して互いに通信可能に設定されることにより地図表示システムが構成される。この地図表示システムでは、情報処理装置100から携帯端末200へ、地図表示アプリ等の各種アプリの配布が行われる。
図2は、情報処理装置100および携帯端末200のブロック図である。
情報処理装置100は、サーバ用コンピュータであり、図2に示すように、CPU(不図示)およびメモリ(不図示)を含む制御部110と、ネットワーク300と接続するための通信部140と、情報処理装置100の管理者からの操作を受け付ける入力部120と、配布するアプリ、地図情報及びコンテンツデータ等が記憶されている記憶部130と、を備えている。
地図情報は、地図を描画するための情報をいう。例えば、地図情報には、地図画像、緯度経度の情報などが含まれる。コンテンツデータは、地図上に重畳されて表示される情報をいう。例えば、コンテンツデータには、イベント情報、店舗情報、施設情報、交通規制情報、アイコン、注記情報などが含まれる。また、コンテンツデータは、メッシュに紐づけられた情報であることが望ましい。
メッシュは、緯度・経度に基づいて地図を分割して得られる複数の分割領域をいう。なお、本実施形態では、メッシュは正方形の領域であるものとして説明するが、これに限られるものではなく、仕様や設計に応じて適宜メッシュの分割領域の形状やサイズを設定することができる。例えば、メッシュの形状は、四角形、六角形、ひし形等の多角形や、円等の曲線で囲まれた領域とすることができる。またメッシュのサイズは一定でなくてもよい。例えば、ユーザが頻繁に滞在するメッシュを特定したい場合はメッシュのサイズを大きく設定し、一方、ユーザが頻繁に訪れる店等を特定したい場合はメッシュのサイズを小さく設定することができる。また例えば、都市部のメッシュはより小さく(細かく)するようにしてもよい。また、人口統計情報によって地域毎にメッシュのサイズを変えたり(例えば人口が多い地域のメッシュは小さくする。)、市区町村の分類、宅地種別等に基づいてサイズを設定したりしてもよい。
情報処理装置100は、制御部110に機能部として、配布部111を備え、携帯端末200からのダウンロード要求を受信すると、要求元を認証し、適切なアプリケーションを配布部111から配布するものであることが望ましい。
携帯端末200は、現在位置を測位した位置情報を所定時間間隔で、またはユーザの入力に基づいてアップロードする機能を備えた、ユーザが持ち運び可能な可搬性の端末装置である。具体的には、たとえば、携帯電話やスマートフォン、ノートPC、PDA等が挙げられる。なお、本実施形態において、ユーザは携帯端末200を用いてドライブレコーダアプリを利用するものとして説明するが、ユーザが利用する端末は必ずしも可搬性を備える必要はなく、たとえば車載端末などであってもよい。
携帯端末200は、図2に示すように、主制御部210、入力部220、記憶部230、通信部240、表示部250、を備えている。
主制御部210は、CPUおよびMPU等の演算処理部211、およびメモリ(不図示)
を備えている。演算処理部211は、各種入力に基づき、メモリ(不図示)に記録されたプログラムを実行することで、各種機能部を動作させる。このプログラムは、microSD等の外部メモリに記憶され、もしくはネットワーク300を介して配布され、携帯端末200にインストールされるものであってもよい。メモリ(不図示)は、OS(Operating System)をはじめとする、携帯端末200のシステムが処理に必要とするデータ等が記憶されている。
入力部220は、ボタン、タッチパネル等のことを指し、ユーザからの操作を受け付けるものである。
記憶部230は、RAM等の記憶媒体によって構成され、ユーザがダウンロードしたアプリケーションに関するデータや、画像ファイル、音声ファイル等を記憶しておくためのものである。記憶部230は、携帯端末200に内蔵されるものに限らず、たとえばmicroSD等の外部メモリであってもよい。
通信部240は、携帯端末200をネットワーク300に接続するためのものをいい、表示部250は、画像を携帯端末200に表示する、液晶画面などをいう。
演算処理部211には、地図表示アプリがインストールされることで、取得部2111、判定部2112として機能することが可能になる。
取得部2111は、表示部250に表示される第1の表示領域に当該第1の表示領域の周縁部を加えた第1の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを取得する。例えば、取得部2111は、コンテンツデータをメッシュ単位で取得することが望ましい。このとき、取得部2111は、表示部250に表示される範囲とは重複する部分を有さないメッシュのコンテンツデータを周縁部のコンテンツデータとして取得することができる。具体的には、取得部2111が、第1の表示領域に含まれる座標に対応する緯度経度のうち、最小の緯度経度と最大の緯度経度と、周縁部の大きさを情報処理装置100にコンテンツデータ取得要求とあわせて送信することが望ましい。これによって、情報処理装置100は、受信した最小と最大の緯度経度から第1の表示領域を算出し、当該領域と重複する部分を有するメッシュを特定する。情報処理装置100は、特定したメッシュに周縁部分のメッシュを加えた第1の取得対象領域のコンテンツデータを取得部2111に対して送信することができる。
なお、取得部2111は、コンテンツデータを取得する前に、地図情報を情報処理装置100から取得しておくことが望ましい。地図情報の取得は既存の技術を用いて行うことができる。また、地図情報の取得についてもコンテンツデータの取得と同様に、遊びの領域を合わせて取得しておき、後述する判定部2112の判定処理によって再取得が必要なときにのみ、再取得するとしてもよい。
図3は、取得部2111が取得するコンテンツデータに関連する地図情報の範囲を模式的に示す図である。
領域R60は、メッシュに区切られた地図情報の一部を模式的に示している。
領域R611は、表示部250に表示される地図の領域である。点P11は領域R611の中心点であり、点P13は、領域R611に含まれる最小の緯度経度に対応する点、P12は、領域R611に含まれる最大の緯度経度に対応する点である。また、領域R611の周縁部1メッシュ分の領域R621を加えた領域R631が、取得部2112がコンテンツデータを取得する対象とする第1の取得対象領域を示している。
取得部2111は、コンテンツデータの取得要求を情報処理装置100に対して送信する。このとき、取得部2111は、点P12及び点P13に対応する緯度経度も合わせて送信する。取得要求を受信した情報処理装置100は、点P12と点P13との緯度経度から、表示部250に表示される領域R611を算出する。そして、情報処理装置100は、領域R621に含まれるメッシュを特定して、コンテンツデータの送信を行う。
取得部2111は、周縁部の大きさもコンテンツデータ取得要求時に合わせて通知することで、表示部250に表示される範囲と重複部分を有さないメッシュのコンテンツデータを周縁部として取得することができる。例えばメッシュ37等は、第1の表示領域のコンテンツデータを表示するには必要のないメッシュである。しかし、取得部2111から周縁部が1メッシュ分であることの通知を受けた情報処理装置100は、第1の表示領域R611に含まれるメッシュ(53〜56、68〜71、83〜86、98〜101、113〜116、128〜131、143〜146、156〜161)より1メッシュ分外側にあるメッシュ(37〜42、52、57、67、72、82、87、97、102、112、117、127、132、142、147、157、162、172〜177)のコンテンツデータも合わせて送信するため、このメッシュ37等のコンテンツデータも、取得部2111は取得することが可能となる。
なお、図3の例では周縁部の大きさは1メッシュ分で示されているがこれに限定されない。例えば、取得部2111は、コンテンツデータとともに表示部250に表示される地図情報の縮尺に応じて、周縁部の大きさを決定することが望ましい。例えば、表示部250に地図情報を表示するときに、ユーザによって指定された縮尺を取得部2111が取得し、この取得した縮尺に基づいて周縁部の大きさを算出するとしてもよい。具体的には、表示部250にデフォルトで表示される地図の拡大率に対する周縁部の大きさを初期値とする。そして、デフォルトの拡大率とユーザに指定された拡大率との比率と、初期値との積に基づいて周縁部の大きさを決定するとしてもよい。具体的には拡大率が2倍になれば周縁部のメッシュ数も2倍となるとしてもよい。また、例えば、表示部250に表示されるメッシュ数に基づいて、周縁部の大きさを決定してもよい。これは、地図を拡大表示している場合には、ユーザは細かく操作することが多いためである。そのため、拡大表示している場合に、移動が発生するたびにコンテンツデータを再取得すると通信量が膨大になってしまう。そのため、拡大率に応じて周縁部の大きさを大きくすることで、通信量を低減することが可能となる。
なお、周縁部の大きさの決定は、情報処理装置100が行うものとしてもよい。この場合、取得部2111は、コンテンツデータの取得要求を送信するときに、表示される地図の拡大率も合わせて情報処理装置100に通知することが望ましい。
さらに、図3の例では、周縁部の大きさは、第1の表示領域のすべての辺に対して一定であるが、これに限定されない。例えば、メッシュに紐づけられたコンテンツデータの量に応じて、変化するとしてもよい。具体的には、第1の表示領域の各辺の周縁部に含まれるコンテンツデータの平均量が、全辺で一定となるように、周縁部の大きさを辺ごとに決定するとしてもよい。
また、取得部2111側で、第1の表示領域と重複する部分を有するメッシュを特定し、さらに特定されたメッシュに周縁部分のメッシュを加えて第1の取得対象領域に含まれるメッシュ番号を特定し、これらのメッシュ番号を情報処理装置100に通知するとしてもよい。
このように取得部2111がコンテンツデータを取得する際に、表示部250に表示される領域だけでなくその周囲の領域のコンテンツデータも遊びの領域として取得する。これによって、ユーザ操作によって表示部250に表示される地図の範囲が移動した場合であっても、移動後の領域が遊びの領域内に含まれる場合には、再度コンテンツデータを取得するために情報処理装置100と通信をする必要がなくなる。
取得部2111は、さらに、後述する判定部2112が、再取得が必要であると判定した場合に、第2座標を中心とする第2の表示領域に当該第2の表示領域の周縁部を加えた第2の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを取得する。さらに、取得部2111は、第2の取得対象領域から第1の取得対象領域を除いた領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを再取得することが望ましい。
判定部2112は、ユーザの操作によって表示部250に表示される地図の領域の中心が第1座標から第2座標へと移動した場合に、第1座標と第2座標との差分と、周縁部の大きさとに基づいて、コンテンツデータの再取得が必要であるか否かを判定する。具体的には、判定部2112は、第1座標と第2座標との差分が周縁部の大きさを超える場合には、再取得が必要であると判定する。
図4は、ユーザの操作によって、地図の表示領域が移動した際の様子を模式的に示した図である。図4において、領域R60はメッシュに区切った地図情報を模式的に示している。また、領域R631は第1の取得対象領域を、領域R611は第1の表示領域を、領域R621はその周縁部を示している。
また、領域R632は第2の取得対象領域を、領域R612は第2の表示領域を、領域R622は第2の表示領域の周縁部を示している。また、点P11は第1の表示領域である領域R611の中心である第1座標を、点P21は第2の表示領域である領域R612の中心である第2座標を、点P22は第2の表示領域R612の最大の緯度経度に対応する点、点P23は第2の表示領域R612の最小の緯度経度に対応する点を示している。
図4の例では、第1座標である点P11と第2座標である点P21との差分は領域R621よりも大きい。そのため判定部2112は、コンテンツデータの再取得が必要であると判定する。このとき、第2の取得対象領域である領域R632のうち第1の取得対象領域である領域R631と重複する、領域R700に含まれる地図に関連するコンテンツデータについては、第1の表示領域のコンテンツデータを取得した際に取得済みである。そのため、取得部2111は重複する領域R700のコンテンツデータについては再取得を行わず、領域R632から領域R631を除いた領域のコンテンツデータを再取得する。これによって、コンテンツデータの取得の際に発生する通信の量を抑えることが可能となる。
次に、図5を用いて、携帯端末200の地図表示処理のフローについて説明する。なお、以下に説明する処理のフローに含まれる各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して又は並列に実行することができるとともに、各処理ステップ間に他のステップを追加してもよい。また、便宜上1ステップとして記載されているステップは、複数ステップに分けて実行することができる一方、便宜上複数ステップに分けて記載されているものは、1ステップとして把握することができる。
ユーザは携帯端末200を操作して、地図表示アプリを起動する。アプリ起動時に演算処理部211は、フラグを1に設定する(S100)。
次に、取得部2111は、情報処理装置100に対して、表示部250に地図を表示するために、まず地図情報の取得要求を送信し、情報処理装置100から地図情報を受信する(S101)。次に取得部2111は、フラグの値を確認する(S102)。フラグが0の場合(S102:YES)には、取得部2111は、コンテンツデータの取得を行わず、すでに取得済みのコンテンツデータを用いて地図を表示部250に表示する(S104)。
一方で、フラグが1の場合(S102:NO)、取得部2111は、情報処理装置100に対して、第1の取得対象領域についてコンテンツデータの取得要求を送信し、コンテンツデータを取得する(S103)。このとき取得部2111は、取得要求を、第1の表示領域に含まれる座標に対応する緯度経度のうち、最小の緯度経度と最大の緯度経度と併せて送信する。また、表示する地図情報の縮尺に応じて、周縁部の大きさを決定し、情報処理装置100に合わせて通知する。
コンテンツデータ取得要求を受信した情報処理装置100は、受信した最小の緯度経度と最大の緯度経度とから、第1の表示領域の範囲を算出し、当該範囲と重複する部分を有するメッシュを特定する。さらに、通知された周縁部の大きさに基づいて、第1の取得対象領域を決定し、当該領域のコンテンツデータを送信する。周縁部の大きさは、コンテンツデータ取得要求を受信したときに、情報処理装置100側で決定するものとしてもよい。
情報処理装置100が送信したコンテンツデータを受信すると、携帯端末200の表示部250に地図が表示される(S104)。ユーザがアプリを終了させずに(S105:NO)、さらに携帯端末200を操作して(S106)、地図の表示範囲が移動すると、判定部2112が、移動量と周縁部の大きさとに基づいてコンテンツデータの再取得が必要か否かの判定を行う(S107)。移動量が、周縁部の大きさ以内であった場合(S107:NO)には、演算処理部211はフラグを0に設定し、S101に再帰する。一方、移動量が周縁部の大きさより大きかった場合(S107:YES)には、演算処理部211はフラグを1に設定し、S101に再帰する。
ユーザがアプリを終了する(S105:YES)まで、このS101からS109までの処理が繰り返し実行される。
これによって、地図表示アプリ起動時には、フラグが1に設定されるため、コンテンツデータの取得が行われる。一方で、ユーザの操作によって地図の表示範囲が移動した場合には、その移動量に応じて、フラグに設定する値が異なる。そのため、移動後の領域が遊びの領域内である場合には、フラグが0に設定されるため、コンテンツデータの再取得は行われない。一方で、移動後の領域が、遊びの領域内でない場合には、フラグが1に設定されるため、コンテンツデータの再取得が行われる。
なお、地図情報の取得は既存の技術を用いて行うことができる。また、地図情報の取得についてもコンテンツデータの取得と同様に、遊びの領域を合わせて取得しておき、ユーザ操作によって地図の表示範囲が移動した場合、移動後の領域が遊びの領域内に収まる場合には再取得を行わないとしてもよい。
このように、表示部250に表示される地図よりも一回り大きい領域のコンテンツデータを取得することで、コンテンツデータの再取得が発生することを抑えることができ、通信量を低減することが可能となる。
10 地図表示システム
100 情報処理装置
110 制御部
111 配布部
120 入力部
130 記憶部
140 通信部
200A〜D 携帯端末
210 制御部
211 演算処理部
2111 取得部
2112 判定部
220 入力部
230 記憶部
240 通信部
250 表示部
300 ネットワーク

Claims (4)

  1. 地図情報に関連するコンテンツデータが記憶されたサーバとネットワークを介して接続され、表示部を備えるコンピュータを
    前記表示部に表示される第1の表示領域に、当該第1の表示領域の周縁部を加えた第1の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを、前記サーバから取得する取得手段であって、前記周縁部の大きさを、前記表示部に表示される地図情報の縮尺に応じて決定する取得手段と、
    ユーザの操作によって、前記表示部に表示される地図情報の中心が、前記第1の表示領域の中心である第1座標から第2座標へと移動した場合に、前記第1座標と前記第2座標との差分と前記周縁部の大きさとに基づいて、コンテンツデータの再取得が必要であるか否かを判定する判定手段と、
    して機能させ、
    前記取得手段は、
    前記判定手段が、再取得が必要であると判定した場合に、前記第2座標と中心とする第2の表示領域に当該第2の表示領域の周縁部を加えた第2の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを前記サーバから再取得する、プログラム。
  2. 前記取得手段は、
    前記第2の取得対象領域から、前記第1の取得対象領域を除いた領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを再取得することを特徴とする請求項1に記載のプログラム。
  3. 地図情報に関連するコンテンツデータが記憶されたサーバとネットワークを介して接続され、制御部と表示部とを備える情報処理装置において実施される方法であって、
    前記制御部が、
    前記表示部に表示される第1の表示領域に当該第1の表示領域の周縁部を加えた第1の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを前記サーバから取得するステップであって、前記周縁部の大きさを、前記表示部に表示される地図情報の縮尺に応じて決定するステップと、
    ユーザの操作によって、前記表示部に表示される地図情報の中心が、前記第1の表示領域の中心である第1座標から第2座標へと移動した場合に、前記第1座標と前記第2座標との差分と前記周縁部の大きさとに基づいて、コンテンツデータの再取得が必要であるか否かを判定するステップと、
    を実行し、
    前記取得するステップは、
    前記判定するステップが、再取得が必要であると判定した場合に、前記第2座標と中心とする第2の表示領域に当該第2の表示領域の周縁部を加えた第2の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを前記サーバから再取得するステップをさらに含む、
    方法。
  4. 地図情報に関連するコンテンツデータが記憶されたサーバとネットワークを介して接続する通信部と、
    表示部に表示される第1の表示領域に当該第1の表示領域の周縁部を加えた第1の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを前記サーバから取得する取得部であって、前記周縁部の大きさを、前記表示部に表示される地図情報の縮尺に応じて決定する取得部と、
    ユーザの操作によって、前記表示部に表示される地図情報の中心が、前記第1の表示領域の中心である第1座標から第2座標へと移動した場合に、前記第1座標と前記第2座標との差分と前記周縁部の大きさとに基づいて、コンテンツデータの再取得が必要であるか否かを判定する判定部と、
    を備え、
    前記取得部は、
    前記判定部が、再取得が必要であると判定した場合に、前記第2座標と中心とする第2の表示領域に当該第2の表示領域の周縁部を加えた第2の取得対象領域に含まれる地図情報に関連するコンテンツデータを前記サーバから再取得する、情報処理装置。
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