JP6432459B2 - 救出システムおよび救出方法 - Google Patents

救出システムおよび救出方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6432459B2
JP6432459B2 JP2015138404A JP2015138404A JP6432459B2 JP 6432459 B2 JP6432459 B2 JP 6432459B2 JP 2015138404 A JP2015138404 A JP 2015138404A JP 2015138404 A JP2015138404 A JP 2015138404A JP 6432459 B2 JP6432459 B2 JP 6432459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
password
electronic lock
home elevator
building
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015138404A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017019621A (ja
Inventor
沙也加 丹羽
沙也加 丹羽
由香里 松岡
由香里 松岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd filed Critical Mitsubishi Electric Building Techno-Service Co Ltd
Priority to JP2015138404A priority Critical patent/JP6432459B2/ja
Publication of JP2017019621A publication Critical patent/JP2017019621A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6432459B2 publication Critical patent/JP6432459B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Elevator Control (AREA)

Description

この発明は、救出システムおよび救出方法に関する。
特許文献1は、ホームエレベータの利用者救出システムを開示する。当該利用者救出システムにおいて、利用者がかごに閉じ込められた際、ホームエレベータは、救出依頼信号を保守会社の管理装置に送信する。管理装置が当該救出依頼信号を受信した際、保守会社の者は、救出員に連絡する。救出員は、ホームエレベータが設けられた建築物に向かう。この際、利用者が解除スイッチを操作すると、建築物の出入口の錠が解かれる。このため、救出員は、建築物の内部に進入して、利用者を救出することができる。
特開平4−173677号公報
しかしながら、特許文献1に記載のものにおいては、解除スイッチを備えたかごが必要となる。このため、通常のかごに閉じ込められた利用者を救出することができない。
この発明は、上述の課題を解決するためになされた。この発明の目的は、建築物のセキュリティを維持しつつ、通常のかごに閉じ込められた利用者を救出するまでの時間を短縮することができる救出システムおよび救出方法を提供することである。
この発明に係る救出システムは、ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定する電子錠制御装置、を備え、前記電子錠制御装置は、前記ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータのかごに設けられた釦の操作内容に基づいて前記電子錠のパスワードを新しく設定する
この発明に係る救出システムは、ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定する電子錠制御装置、を備え、前記電子錠制御装置は、前記電子錠のパスワードを新しく設定した際に、前記建築物の出入口から前記ホームエレベータまでの経路として設定されている経路において前記建築物の出入口から前記ホームエレベータに到達するまでに通過し得る出入口の扉を開き得る状態に維持し、前記建築物の出入口から前記ホームエレベータまでの経路として設定されている経路および当該経路とつながる経路において通過し得る出入口以外の出入口の扉を閉じた状態に維持する。
この発明に係る救出システムは、ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定する電子錠制御装置、を備え、前記電子錠制御装置が前記電子錠のパスワードを新しく設定した際に、救出員の携帯端末に当該パスワードの情報を送信し、前記救出員の携帯端末からの救出完了信号を受信した際に当該パスワードを無効にする信号を送信する管理装置、を備え、前記電子錠制御装置は、前記管理装置が当該パスワードを無効にする信号を送信した際に当該パスワードを無効にする。
この発明に係る救出方法は、ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定するパスワード設定工程、を備え、前記パスワード設定工程は、前記ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータのかごに設けられた釦の操作内容に基づいて前記電子錠のパスワードを新しく設定する工程を含む
この発明に係る救出方法は、ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定するパスワード設定工程、を備え、前記電子錠のパスワードが新しく設定された際に、前記建築物の出入口から前記ホームエレベータまでの経路として設定されている経路において前記建築物の出入口から前記ホームエレベータに到達するまでに通過し得る出入口の扉を開き得る状態に維持し、前記建築物の出入口から前記ホームエレベータまでの経路として設定されている経路および当該経路とつながる経路において通過し得る出入口以外の出入口の扉を閉じた状態に維持する扉制御工程、
を備える。
この発明に係る救出方法は、ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定するパスワード設定工程、を備え、前記電子錠のパスワードが新しく設定された際に、救出員の携帯端末に当該パスワードの情報を送信するパスワード送信工程と、前記救出員の携帯端末から救出完了信号が送信された際に当該パスワードを無効にする信号を送信するパスワード無効工程と、を備える。
これらの発明によれば、ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードが新しく設定される。このため、建築物のセキュリティを維持しつつ、通常のかごに閉じ込められた利用者を救出するまでの時間を短縮することができる。
この発明の実施の形態1における救出システムの構成図である。 この発明の実施の形態1における救出システムが適用された建築物の平面図である。 この発明の実施の形態1における救出システムの動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における救出システムの動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態1における救出システムに適用されたエレベータ制御装置のハードウエア構成図である。 この発明の実施の形態2における救出システムの電子錠制御装置のブロック図である。 この発明の実施の形態2における救出システムの動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態2における救出システムの動作を説明するためのフローチャートである。
この発明を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における救出システムの構成図である。
図1において、建築物1は、住居である。扉2は、建築物1の出入口に設けられる。電子錠3は、扉2に設けられる。扉4は、建築物1の内部に設けられる。電子錠5は、扉4に設けられる。入力装置6は、建築物1の出入口において建築物1の外側に設けられる。電子錠制御装置7は、建築物1の内部に設けられる。電子錠制御装置7の入力部は、入力装置6の出力部に接続される。電子錠制御装置7の出力部は、電子錠3の入力部と電子錠5の入力部とに接続される。
ホームエレベータ8は、建築物1の内部に設けられる。ホームエレベータ8は、かご9を備える。操作盤10は、かご9の内壁に設けられる。例えば、操作盤10は、第1階床釦11と第2階床釦12と第3階床釦13と開釦14とを備える。
第1階床釦11は、操作盤10の中央に設けられる。第1階床釦11は、「1」を表示する。第2階床釦12は、操作盤10において第1階床釦11の直上に設けられる。第2階床釦12は、「2」を表示する。第3階床釦13は、操作盤10において第2階床釦12の直上に設けられる。第3階床釦13は、「3」を表示する。開釦14は、操作盤10において第1階床釦11の直下に設けられる。開釦14は、「開」を表示する。
エレベータ制御装置15は、かご9に接続される。監視装置16は、エレベータ制御装置15に接続される。監視装置16は、電子錠制御装置7に接続される。
管理装置17は、建築物1の外部に設けられる。例えば、管理装置17は、ホームエレベータ8の保守会社に設けられる。管理装置17は、固定電話回線18を介して監視装置16に接続される。
ホームエレベータ8においてかご9の停止中に開釦14が操作された際、かご9のドアが開く。第1階床釦11が操作された際、エレベータ制御装置15は、1階をかご9の行先階として認識する。第2階床釦12が操作された際、エレベータ制御装置15は、2階をかご9の行先階として認識する。第3階床釦13が操作された際、エレベータ制御装置15は、3階をかご9の行先階として認識する。
エレベータ制御装置15は、ホームエレベータ8の動作を制御する。利用者がかご9に閉じ込められた場合、エレベータ制御装置15は、利用者の閉じ込めを検出する。例えば、エレベータ制御装置15は、かご9の走行後に1分間継続してドアが閉じた状態を維持した場合に利用者の閉じ込めを検出する。この際、監視装置16は、固定電話回線18を介して救出依頼信号を管理装置17に送信する。
管理装置17は、当該救出依頼信号を受信した際に電子錠3のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく生成する。管理装置17は、固定電話回線18を介して当該パスワードの情報を監視装置16に送信する。監視装置16は、当該パスワードの情報を電子錠制御装置7に送信する。電子錠制御装置7は、当該パスワードの情報に基づいて電子錠3のパスワードを新しく設定する。
この際、電子錠制御装置7は、建築物1の出入口からホームエレベータ8までの経路として設定されている経路において建築物1の出入口からホームエレベータ8に到達するまでに通過し得る出入口の扉4を開き得る状態に維持する。図1においては、電子錠制御装置7は、当該扉4の電子錠5を解く。
電子錠制御装置7は、建築物1の出入口からホームエレベータ8までの経路として設定されている経路および当該経路とつながる経路において建築物1の出入口からホームエレベータ8に到達するまでに通過し得る出入口以外の出入口の扉4を閉じた状態に維持する。図1においては、電子錠制御装置7は、当該扉4の電子錠5を解かない。
管理装置17は、電子メール等を用いて当該ホームエレベータ8の情報と当該パスワードの情報とを救出員の携帯端末19に送信する。救出員は、当該ホームエレベータ8の情報に基づいて建築物1に向かう。救出員は、建築物1に到着した際に当該パスワードの情報に基づいて入力装置6に当該パスワードを入力する。
電子錠制御装置7は、入力装置6に入力されたパスワードが新しく設定されたパスワードと一致しない場合は電子錠3を解かない。電子錠制御装置7は、入力装置6に入力されたパスワードが新しく設定されたパスワードと一致した場合は電子錠3を解く。
電子錠3が解かれた場合、救出員は、建築物1の内部に進入する。その後、救出員は、建築物1の内部において開き得る扉4が設けられた出入口を通過する。その結果、救出員は、ホームエレベータ8に到着する。その後、救出員は、かご9に閉じ込められた利用者を救出する。
その後、救出員は、携帯端末19を用いて救出完了信号を管理装置17に送信する。この際、管理装置17は、固定電話回線18を介して当該パスワードを無効にする信号を監視装置16に送信する。監視装置16は、当該パスワードを無効にする信号を電子錠制御装置7に送信する。電子錠制御装置7は、当該信号を受信した際に当該パスワードを無効にする。
次に、図2を用いて、建築物1の出入口からホームエレベータ8までの経路を説明する。
図2はこの発明の実施の形態1における救出システムが適用された建築物の平面図である。
図2において、建築物1の出入口からホームエレベータ8までの経路は、矢印で示される。扉4aは、建築物1の出入口からホームエレベータ8までの経路において建築物1の出入口からホームエレベータ8に到達するまでに通過し得る出入口に設けられる。このため、扉4aは、開き得る状態に維持される。これに対し、扉4bは、建築物1の出入口からホームエレベータ8までの経路および当該経路とつながる経路において建築物1の出入口からホームエレベータ8に到達するまでに通過し得る出入口に設けられていない。このため、扉4bは、閉じた状態に維持される。その他の扉4cは、建築物1の出入口からホームエレベータ8までの経路および当該経路とつながる経路から到達し得ない。このため、扉4cは、任意の状態に設定される。
次に、図3と図4とを用いて、救出システムの動作を説明する。
図3と図4とはこの発明の実施の形態1における救出システムの動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS1では、エレベータ制御装置15は、利用者がかご9の内部に閉じ込められているか否かを判定する。ステップS1で利用者がかご9の内部に閉じ込められていない場合は、ステップS1が繰り返される。ステップS1で利用者がかご9の内部に閉じ込められている場合は、ステップS2に進む。
ステップS2では、監視装置16は、救出依頼信号を管理装置17に送信する。その後、ステップS3に進む。ステップS3では、管理装置17は、電子錠3のパスワードを新しく生成する。その後、ステップS4に進む。ステップS4では、管理装置17は、当該パスワードの情報を監視装置16に送信する。その後、ステップS5に進む。ステップS5では、管理装置17は、当該ホームエレベータ8の情報と当該パスワードの情報とを救出員の携帯端末19に送信する。その後、ステップS6に進む。
ステップS6では、監視装置16は、当該パスワードの情報を電子錠制御装置7に送信する。その後、ステップS7に進む。ステップS7では、電子錠制御装置7は、当該パスワードの情報に基づいて電子錠3のパスワードを新しく設定する。その後、ステップS8に進む。ステップS8では、電子錠制御装置7は、予め設定された電子錠5を解く。その後、ステップS9に進む。
ステップS9では、電子錠制御装置7は、入力装置6に入力されたパスワードが新しく設定されたパスワードと一致するか否かを判定する。
ステップS9で入力装置6に入力されたパスワードが新しく設定されたパスワードと一致しない場合は、ステップS10に進む。ステップS10では、電子錠制御装置7は、電子錠3を解かない。その後、ステップS9に戻る。
ステップS9で入力装置6に入力されたパスワードが新しく設定されたパスワードと一致した場合は、ステップS11に進む。ステップS11では、電子錠制御装置7は、電子錠3を解く。その後、ステップS12に進む。
ステップS12では、管理装置17は、救出員の携帯端末19からの救出完了信号を受信した否かを判定する。ステップS12で管理装置17が救出員の携帯端末19からの救出完了信号を受信していない場合は、ステップS12が繰り返される。ステップS12で管理装置17が救出員の携帯端末19からの救出完了信号を受信した場合は、ステップS13に進む。
ステップS13では、管理装置17は、当該パスワードを無効にする信号を監視装置16に送信する。その後、ステップS14に進む。ステップS14では、監視装置16は、当該パスワードを無効にする信号を電子錠制御装置7に送信する。その後、ステップS15に進む。ステップS15では、電子錠制御装置7は、当該パスワードを無効にする。その後、動作が終了する。
以上で説明した実施の形態1によれば、ホームエレベータ8の救出依頼信号が外部に送信される度に、電子錠3のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードが新しく設定される。このため、建築物1のセキュリティを維持しつつ、電子錠3を破壊することなく通常のかご9に閉じ込められた利用者を救出するまでの時間を短縮することができる。
また、電子錠3のパスワードが新しく設定された際、建築物1の出入口からホームエレベータ8に到達するまでに通過し得る出入口の扉4aは開き得る状態に維持される。建築物1の出入口からホームエレベータ8までの経路として設定されている経路および当該経路とつながる経路においては、通過し得る出入口以外の出入口の扉4bは、閉じた状態に維持される。このため、救出員が通過する必要のない部屋に進入することはない。その結果、利用者のプライバシーを守ることができる。
また、かご9の内部に閉じ込められた利用者の救出が完了した際は、新しく設定されたパスワードが無効になる。このため、電子錠3等の設定を容易に通常に戻すことができる。
次に、図5を用いて、エレベータ制御装置15の例を説明する。
図5はこの発明の実施の形態1における救出システムに適用されたエレベータ制御装置のハードウエア構成図である。
エレベータ制御装置15の各機能は、処理回路により実現される。例えば、処理回路は、少なくとも1つのプロセッサ20aと少なくとも1つのメモリ20bとを備える。例えば、処理回路は、少なくとも1つの専用のハードウエア21を備える。
処理回路が少なくとも1つのプロセッサ20aと少なくとも1つのメモリ20bとを備える場合、エレベータ制御装置15の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、プログラムとして記述される。ソフトウェアおよびファームウェアの少なくとも一方は、少なくとも1つのメモリ20bに格納される。少なくとも1つのプロセッサ20aは、少なくとも1つのメモリ20bに記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、エレベータ制御装置15の各機能を実現する。少なくとも1つのプロセッサ20aは、CPU(Central Processing Unit)、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSPともいう。例えば、少なくとも1つのメモリ20bは、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の、不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD等である。
処理回路が少なくとも1つの専用のハードウエア21を備える場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、又はこれらを組み合わせたものである。例えば、エレベータ制御装置15の各機能それぞれは、処理回路で実現される。例えば、エレベータ制御装置15の各機能は、まとめて処理回路で実現される。
エレベータ制御装置15の各機能について、一部を専用のハードウエア21で実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現してもよい。例えば、かご9の動作を制御する機能については専用のハードウエア21としての処理回路で実現し、かご9の動作を制御する機能以外の機能については少なくとも1つのプロセッサ20aが少なくとも1つのメモリ20bに格納されたプログラムを読み出して実行することによって実現してもよい。
このように、処理回路は、ハードウエア21、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、エレベータ制御装置15の各機能を実現する。
なお、監視装置16の各機能と管理装置17の各機能と電子錠制御装置7の各機能も、エレベータ制御装置15の各機能を実現する処理回路と同様の処理回路により実現される。
実施の形態2.
図6はこの発明の実施の形態2における救出システムの電子錠制御装置のブロック図である。なお、実施の形態1の部分と同一又は相当部分には同一符号が付される。当該部分の説明は省略される。
実施の形態2の電子錠制御装置7は、パスワード記憶部7aと暗号化処理部7bと復号化処理部7cとパスワード認証部7dとを備える。
パスワード記憶部7aは、電子錠3のパスワードを記憶する。暗号化処理部7bは、パスワード記憶部7aに記憶されたパスワードから暗号化パスワードを生成する。復号化処理部7cは、入力装置6(図6においては図示せず)に入力された暗号化パスワードからパスワードを生成する。パスワード認証部7dは、復号化処理部7cに生成されたパスワードとパスワード記憶部7aに記憶されたパスワードとの比較結果に基づいて電子錠3を制御する。
次に、図7と図8とを用いて、救出システムの動作を説明する。
図7と図8とはこの発明の実施の形態2における救出システムの動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS21では、エレベータ制御装置15は、利用者がかご9の内部に閉じ込められているか否かを判定する。ステップS21で利用者がかご9の内部に閉じ込められていない場合は、ステップS21が繰り返される。ステップS1で利用者がかご9の内部に閉じ込められている場合は、ステップS22に進む。
ステップS22では、監視装置16は、かご9に閉じ込められた利用者に対して電子錠3のパスワードの生成を要求する。利用者は、当該要求に基づいて操作盤10の釦を操作することにより電子錠3のパスワードを新しく生成する。その後、ステップS23に進む。
ステップS23では、監視装置16は、電子錠3のパスワードが操作盤10の釦の操作により新しく生成されたか否かを判定する。ステップS23で電子錠3のパスワードが操作盤10の釦の操作により新しく生成されていない場合は、ステップS23が繰り返される。ステップS23で電子錠3のパスワードが操作盤10の釦の操作により新しく生成された場合は、ステップS24に進む。
ステップS24では、監視装置16は、建築物1の出入口の施錠を電子錠制御装置7に要求する。その後、ステップS25に進む。ステップS25では、監視装置16は、操作盤10の釦の操作により新しく生成されたパスワードの情報を電子錠制御装置7に送信する。監視装置16は、当該パスワードからの暗号化パスワードの生成を電子錠制御装置7に要求する。その後、ステップS26に進む。
ステップS26では、電子錠制御装置7のパスワード記憶部7aは、監視装置16からのパスワードの情報を記憶する。電子錠制御装置7の暗号化処理部7bは、当該パスワードから暗号化パスワードを生成する。その後、ステップS27に進む。
ステップS27では、電子錠制御装置7は、暗号化パスワードの情報を監視装置16に送信する。その後、ステップS28に進む。ステップS28では、監視装置16は、当該ホームエレベータ8の情報と当該暗号化パスワードの情報とを管理装置17に送信する。その後、ステップS29に進む。
ステップS29では、管理装置17は、救出員を選定する。管理装置17は、当該ホームエレベータ8の情報と当該暗号化パスワードの情報とを当該救出員の携帯端末19に送信する。この際、救出員は、携帯端末19に対して認証操作を行う。例えば、救出員は、携帯端末19に指紋を読み取らせることにより認証操作を行う。その後、ステップS30に進む。
ステップS30では、電子錠制御装置7は、携帯端末19と入力装置6との近距離通信等により暗号化パスワードが入力装置6に入力されたか否かを判定する。ステップS30で暗号化パスワードが入力装置6に入力されていない場合は、ステップS30が繰り返される。ステップS30で暗号化パスワードが入力装置6に入力された場合は、ステップS31に進む。
ステップS31では、電子錠制御装置7の復号化処理部7cは、当該暗号化パスワードからパスワードを生成する。その後、ステップS32に進む。ステップS32では、電子錠制御装置7のパスワード認証部7dは、復号化処理部7cに生成されたパスワードがパスワード記憶部7aに記憶されたパスワードと一致するか否かを判定する。
ステップS32で復号化処理部7cに生成されたパスワードがパスワード記憶部7aに記憶されたパスワードと一致しない場合は、ステップS33進む。ステップS33では、電子錠制御装置7は、電子錠3を解かない。その後、ステップS32に戻る。
ステップS32で復号化処理部7cに生成されたパスワードがパスワード記憶部7aに記憶されたパスワードと一致した場合は、ステップS34に進む。ステップS34では、電子錠制御装置7は、電子錠3と予め設定された電子錠5とを解く。その後、ステップS35に進む。
ステップS35では、エレベータ制御装置15は、利用者の閉じ込めが解消されたか否かを判定する。ステップS35で利用者の閉じ込めが解消されていない場合は、ステップS35が繰り返される。ステップS35で利用者の閉じ込めが解消された場合は、ステップS36に進む。
ステップS36では、監視装置16は、建築物1における出入口の扉4の解錠を電子錠制御装置7に要求する。その後、ステップS37に進む。ステップS37では、電子錠制御装置7は、電子錠3を解く。電子錠制御装置7は、パスワード記憶部7aに記憶されたパスワードの情報を消去する。その後、動作が終了する。
以上で説明した実施の形態2によれば、電子錠3のパスワードは、操作盤10の釦の操作内容に基づいて設定される。このため、建築物1のセキュリティを維持しつつ、利用者を救出するまでの時間を短縮することができる。
1 建築物、 2 扉、 3 電子錠、 4 扉、 4a 扉、 4b 扉、 4c 扉、 5 電子錠、 6 入力装置、 7 電子錠制御装置、 7a パスワード記憶部、 7b 暗号化処理部、 7c 復号化処理部、 7d パスワード認証部、 8 ホームエレベータ、 9 かご、 10 操作盤、 11 第1階床釦、 12 第2階床釦、 13 第3階床釦、 14 開釦、 15 エレベータ制御装置、 16 監視装置、 17 管理装置、 18 固定電話回線、 19 携帯端末、 20a プロセッサ、 20b メモリ、 21 ハードウエア

Claims (6)

  1. ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定する電子錠制御装置、
    を備え、
    前記電子錠制御装置は、前記ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータのかごに設けられた釦の操作内容に基づいて前記電子錠のパスワードを新しく設定する救出システム。
  2. ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定する電子錠制御装置、
    を備え、
    前記電子錠制御装置は、前記電子錠のパスワードを新しく設定した際に、前記建築物の出入口から前記ホームエレベータまでの経路として設定されている経路において前記建築物の出入口から前記ホームエレベータに到達するまでに通過し得る出入口の扉を開き得る状態に維持し、前記建築物の出入口から前記ホームエレベータまでの経路として設定されている経路および当該経路とつながる経路において通過し得る出入口以外の出入口の扉を閉じた状態に維持する救出システム。
  3. ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定する電子錠制御装置、
    を備え、
    前記電子錠制御装置が前記電子錠のパスワードを新しく設定した際に、救出員の携帯端末に当該パスワードの情報を送信し、前記救出員の携帯端末からの救出完了信号を受信した際に当該パスワードを無効にする信号を送信する管理装置、
    を備え、
    前記電子錠制御装置は、前記管理装置が当該パスワードを無効にする信号を送信した際に当該パスワードを無効にする救出システム。
  4. ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定するパスワード設定工程、
    を備え、
    前記パスワード設定工程は、前記ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータのかごに設けられた釦の操作内容に基づいて前記電子錠のパスワードを新しく設定する工程を含む救出方法。
  5. ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定するパスワード設定工程、
    を備え、
    前記電子錠のパスワードが新しく設定された際に、前記建築物の出入口から前記ホームエレベータまでの経路として設定されている経路において前記建築物の出入口から前記ホームエレベータに到達するまでに通過し得る出入口の扉を開き得る状態に維持し、前記建築物の出入口から前記ホームエレベータまでの経路として設定されている経路および当該経路とつながる経路において通過し得る出入口以外の出入口の扉を閉じた状態に維持する扉制御工程、
    を備えた救出方法。
  6. ホームエレベータの救出依頼信号が外部に送信される度に、前記ホームエレベータが設けられた建築物の出入口の扉に設けられた電子錠のパスワードとして救出員に対応付けられていないパスワードを新しく設定するパスワード設定工程、
    を備え、
    前記電子錠のパスワードが新しく設定された際に、救出員の携帯端末に当該パスワードの情報を送信するパスワード送信工程と、
    前記救出員の携帯端末から救出完了信号が送信された際に当該パスワードを無効にする信号を送信するパスワード無効工程と、
    を備えた救出方法。
JP2015138404A 2015-07-10 2015-07-10 救出システムおよび救出方法 Active JP6432459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138404A JP6432459B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 救出システムおよび救出方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015138404A JP6432459B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 救出システムおよび救出方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017019621A JP2017019621A (ja) 2017-01-26
JP6432459B2 true JP6432459B2 (ja) 2018-12-05

Family

ID=57887657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015138404A Active JP6432459B2 (ja) 2015-07-10 2015-07-10 救出システムおよび救出方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6432459B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113562566B (zh) * 2021-07-24 2022-10-28 长沙星玛电梯工程有限公司 一种加装电梯阳台入户救援方法、系统、以及存储介质

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04159991A (ja) * 1990-10-24 1992-06-03 Toshiba Shiyoukouki Service Kk エレベータ用安全装置
JP2004339737A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Toyota Motor Corp 車両の錠操作システム
JP2005188199A (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Fujitsu Ltd ネットワーク鍵管理システム及び鍵管理サーバ
JP2009257046A (ja) * 2008-04-21 2009-11-05 Hitachi Software Eng Co Ltd 携帯電話を利用した解錠・施錠システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017019621A (ja) 2017-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101595413B1 (ko) 계층적 관리자 승인 구조형 ict 융합기술 기반 출입통제 시스템 및 방법
KR101614713B1 (ko) 출입 관리 시스템 및 그 방법
KR101636025B1 (ko) 스마트 도어락 시스템
KR101765080B1 (ko) IoT 기반의 스마트 도어락 시스템 및 그 방법
JP6432459B2 (ja) 救出システムおよび救出方法
KR20160010009A (ko) 원격 방문자 출입관리 시스템 및 방법
JP6437757B2 (ja) 警備装置
KR101706041B1 (ko) 스마트폰을 이용한 도어락 제어방법 및 그의 도어락 장치
KR102052178B1 (ko) 원격 IoT 시건 장치
KR101933769B1 (ko) 스마트 출입 인증시스템
JP2015176411A (ja) 入退室管理システム
JP6489285B2 (ja) 入退出管理システム
JP7382284B2 (ja) 認証システム、モバイル装置、サーバ装置、および制御装置
JP6442184B2 (ja) 警備装置
KR20180008132A (ko) 지하철 환기구 출입 통제 관리 방법 및 시스템
JP6796804B2 (ja) 電気錠システム及び電気錠装置
JP2016188477A (ja) 入室管理装置
KR100445368B1 (ko) 실시간암호발생기(rtp)를 이용한 도어락 보안장치
JP2008273732A (ja) エレベータートランク室解錠・施錠制御装置、エレベータートランク室解錠・施錠制御方法及びエレベータートランク室解錠・施錠制御システム
JPWO2020194395A1 (ja) 自律移動体の入退管理システムおよび自律移動体の管理装置
JP6040862B2 (ja) 入退室管理システム
KR101528224B1 (ko) 스마트 도어락 장치 및 그 제어 방법
CN104790763B (zh) 防盗门锁装置
JP2014228883A (ja) 入退室管理装置
KR100411568B1 (ko) 이동통신단말기를 이용한 홈 보안 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170901

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181009

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181022

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6432459

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250