JP6432419B2 - サーバ、画像形成装置、及びデータ収集システム - Google Patents

サーバ、画像形成装置、及びデータ収集システム Download PDF

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本発明は、画像形成装置から装置データを収集するサーバに関する。
従来より、プリンタからデータを収集し、収集データに基づいて生成したお知らせをプリンタに送信するサーバが知られている。例えば特許文献1には、プリンタからインク使用量の積算値をサーバが取得し、当該積算値に応じたクーポン画像をサーバがプリンタに印刷させるサービスを提供するシステムが開示されている。
特開2001−347734号公報
サーバは、プリンタのデータを収集することについての許諾を、データ収集に先立って当該プリンタのユーザから受けるのが一般的である。しかしながら、プリンタの管理者や所有者(以下、「管理者等」と表記する。)が変更された場合に、サーバは、当該変更に気付かずに新たな管理者等から許諾を受けることなく、データ収集を継続してしまう可能性がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像形成装置の管理者等が変更された場合に、データ収集の許諾を受け直すことが可能なサーバを提供することにある。
(1) 本明細書に記載のサーバは、通信部と、記憶部と、制御部とを備える。前記通信部は、画像を形成する画像形成装置と通信可能である。前記制御部は、前記通信部を通じて前記画像形成装置から第1許諾情報を受信する許諾受信処理を実行し、前記第1許諾情報は、データ収集処理を前記画像形成装置に実行させることを当該画像形成装置のユーザが許諾したことを示す情報であり、前記データ収集処理は、前記第1許諾情報に対応する装置データを収集し、収集した前記装置データを該サーバに送信する処理である。前記制御部は、前記通信部を通じて前記画像形成装置から第1通信情報を受信する通信情報受信処理を実行し、前記第1通信情報は、前記画像形成装置が外部装置と通信するために用いられる通信情報であって、且つ前記画像形成装置が前記第1許諾情報を送信する際に用いられた前記通信情報である。前記制御部は、受信した前記第1通信情報を前記記憶部に記憶させる記憶処理と、前記許諾受信処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記データ収集処理の開始を指示する収集指示情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する収集指示処理と、前記第1通信情報を受信した後に、前記通信部を通じて前記画像形成装置から前記装置データ及び前記第2通信情報を受信する装置データ受信処理とを実行し、前記第2通信情報は、前記画像形成装置が前記装置データを送信する際に用いられた前記通信情報である。前記制御部は、前記第2通信情報が前記第1通信情報と一致するか否かを判断する第1判断処理と、前記第1判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記データ収集処理を許諾するか否かをユーザに確認することを指示する許諾確認情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する許諾確認処理とを実行する。
通信情報は、画像形成装置の設置場所の変更に伴って変化することが多い。そこで、上記構成のサーバによれば、通信情報が変化した場合、すなわち、画像形成装置が以前とは別の管理者に管理され、別の場所に設置された可能性がある場合に、データ収集の許諾を受け直すことができる。
(2) 好ましくは、前記制御部は、前記第1判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記データ収集処理の停止を指示する停止指示情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する停止指示処理を、前記許諾確認処理に先立って実行し、前記許諾確認処理を実行した後に前記許諾受信処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記収集指示処理を実行する。
上記構成によれば、通信情報の変化を検知してから再許諾を受けるまでの間に、データ収集が継続されない。すなわち、未許諾のデータ収集をより効果的に抑制できる。
(3) 好ましくは、前記制御部は、前記許諾確認処理を実行した後に前記許諾受信処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記記憶部に記憶された前記第1通信情報を前記第2通信情報で更新する更新処理を実行する。
上記構成によれば、新たな管理者等から許諾を受ける手続が繰り返されることを防止できる。
(4) 好ましくは、前記制御部は、前記許諾受付処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記画像形成装置に第1サービスを提供する第1サービス提供処理を開始し、前記第1サービスは、前記装置データ受信処理で受信した前記装置データに基づいて提供されるものである。前記制御部は、前記第1判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記第1サービス提供処理を停止し、前記第1サービス提供処理を停止した後に前記許諾受付処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記第1サービス提供処理を再開する。
上記構成によれば、未許諾のサービスが提供されることを防止できる。
(5) 好ましくは、前記記憶部は、前記第1許諾情報と異なる第2許諾情報を記憶することが可能である。前記制御部は、前記第2許諾情報が前記記憶部に記憶されていることに応じて、前記第1サービスと異なる第2サービスを提供する第2サービス提供処理を実行し、前記第2サービスは、前記装置データ受信処理で受信した前記装置データに基づいて提供されるものである。前記制御部は、前記第1判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記第2許諾情報が前記記憶部に記憶されているか否かを判断する第2判断処理と、前記第2許諾情報が記憶されていると前記第2判断処理で判断したことに応じて、前記停止指示処理を実行せず、前記第2サービス提供処理を停止せず、前記第1サービス提供処理を停止する。
上記構成によれば、第1サービスの再許諾を受け付けるまでの間に、第2サービスのためのデータ収集処理が停止されるのを防止できる。
(6) 例えば、前記制御部は、前記第2許諾情報が記憶されていないと前記第2判断処理で判断したことに応じて、前記停止指示処理を実行し、前記第1サービス提供処理を停止し、前記第1サービス提供処理を停止した後に前記許諾受付処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記収集指示処理を実行し、且つ前記第1サービス提供処理を再開する。
(7) 例えば、前記記憶部は、前記装置データから生成されるお知らせデータを記憶可能である。前記制御部は、前記第1サービス提供処理において、前記お知らせデータの有無を問い合わせる問合せ情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信する問合せ受信処理と、前記問合せ情報を受信したことに応じて、前記お知らせデータが前記記憶部に記憶されているか否かを判断する第3判断処理と、前記お知らせデータが記憶されていると前記第3判断処理で判断したことに応じて、当該お知らせデータを前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信するお知らせ送信処理とを実行する。
(8) 好ましくは、前記記憶部は、第1認証情報、及び前記第1認証情報に対応付けられた前記第1通信情報を記憶しており、前記第1認証情報は、前記画像形成装置のユーザに割り当てられた認証情報である。前記制御部は、前記認証情報をユーザから取得することを指示する認証確認情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する認証確認処理と、前記画像形成装置がユーザから取得した前記認証情報である第2認証情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信する認証受付処理と、前記第2認証情報が前記第1認証情報と一致するか否かを判断する第4判断処理と、前記第4判断処理で一致と判断したことに応じて、前記第1認証情報に対応付けて前記記憶部に記憶された前記第1通信情報を、前記第2通信情報で更新する更新処理と、前記第4判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記許諾確認処理とを実行する。
上記構成によれば、同じ管理者等の許で画像形成装置の設置場所が変更された場合に、再許諾の手続を省略することができる。
(9) 例えば、前記制御部は、前記第1判断処理で一致と判断したことに応じて、受信した前記装置データを前記記憶部に記憶させる記憶制御処理を実行する。
(10) 例えば、前記画像形成装置は、インターネットに接続されたLANに属している。前記通信情報は、前記LANとインターネットとの間の通信を中継するルータに割り当てられたグローバルIPアドレスを含む。
(11) 例えば、前記通信情報は、前記画像形成装置に設定されたデフォルトゲートウェイサーバ或いはDNSサーバのIPアドレスを含む。
(12) 例えば、前記画像形成装置は、FAXデータを送受信するFAX部を備える。前記通信情報は、前記FAX部に設定された前記画像形成装置のFAX番号を含む。
(13) 本明細書に記載の画像形成装置は、通信部と、記憶部と、制御部とを備える。前記通信部は、サーバと通信可能である。前記記憶部は、第1通信情報を記憶しており、前記第1通信情報は、該画像形成装置が外部装置と通信するために用いられる通信情報であって、且つ該画像形成装置が第1許諾情報を送信する際に用いられた前記通信情報であり、前記第1許諾情報は、データ収集処理を該画像形成装置に実行させることを当該画像形成装置のユーザが許諾したことを示す情報であり、前記データ収集処理は、前記第1許諾情報に対応する装置データを収集し、収集した前記装置データを前記サーバに送信する処理である。前記制御部は、前記通信部を通じて前記サーバに前記第1許諾情報を送信する許諾送信処理と、現在の前記通信情報である第2通信情報が前記第1通信情報と一致するか否かを判断する判断処理と、前記判断処理で一致と判断したことに応じて、前記データ収集処理とを実行する。
(14) 本明細書に記載のデータ収集システムは、サーバと、画像を形成する画像形成装置とを備える。前記サーバは、記憶部と、第1通信部と、第1制御部とを備える。前記第1通信部は、前記画像形成装置と通信可能である。前記第1制御部は、前記第1通信部を通じて前記画像形成装置から第1許諾情報を受信する許諾受信処理を実行し、前記第1許諾情報は、データ収集処理を前記画像形成装置に実行させることを当該画像形成装置のユーザが許諾したことを示す情報であり、前記データ収集処理は、前記第1許諾情報に対応する装置データを収集し、収集した前記装置データを該サーバに送信する処理である。前記第1制御部は、前記第1通信部を通じて前記画像形成装置から第1通信情報を受信する通信情報受信処理を実行し、前記第1通信情報は、前記画像形成装置が外部装置と通信するために用いられる通信情報であって、且つ前記画像形成装置が前記第1許諾情報を送信する際に用いられた前記通信情報である。前記第1制御部は、受信した前記第1通信情報を前記記憶部に記憶させる記憶処理と、前記許諾受信処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記データ収集処理の開始を指示する収集指示情報を、前記第1通信部を通じて前記画像形成装置に送信する収集指示処理と、前記第1通信情報を受信した後に、前記第1通信部を通じて前記画像形成装置から前記装置データ及び前記第2通信情報を受信する装置データ受信処理とを実行し、前記第2通信情報は、前記画像形成装置が前記装置データを送信する際に用いられた前記通信情報である。前記第1制御部は、前記第2通信情報が前記第1通信情報と一致するか否かを判断する第1判断処理と、前記第1判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記データ収集処理を許諾するか否かをユーザに確認することを指示する許諾確認情報を、前記第1通信部を通じて前記画像形成装置に送信する許諾確認処理とを実行する。前記画像形成装置は、操作部と、第2通信部と、第2制御部とを備える。前記第2制御部は、前記データ収集処理の許諾を前記操作部を通じて受け付ける受付処理と、前記受付処理で許諾を受け付けたことに応じて、前記第2通信部を通じて前記サーバに前記第1許諾情報を送信する許諾送信処理と、前記第2通信部を通じて前記サーバに前記第1送信情報を送信する送信情報送信処理と、前記装置データ及び前記第2通信情報を前記第2通信部を通じて前記サーバに送信する前記データ収集処理と、前記第2通信部を通じて前記サーバから前記許諾確認情報を受信する許諾確認情報受信処理と、前記許諾確認情報を受信したことに応じて、前記受付処理とを実行する。
本発明のサーバによれば、通信情報が変化したとによって、画像形成装置の管理者等が変更された可能性があると判断し、データ収集の許諾を受け直すことができる。
図1は、本実施形態に係るデータ収集システム100の概略図である。 図2は、(A)が複合機10の機能ブロック図であり、(B)がサーバ50の機能ブロック図である。 図3は、データ記憶領域62Bに記憶される情報又はデータの一例であって、(A)は装置ID、第1許諾フラグ、第2許諾フラグ、通信情報、及び認証情報を、(B)は装置ID及び装置データを、(C)は装置ID及びお知らせデータを示す。 図4は、装置データの収集を許諾するか否かを複合機10Aのユーザに確認するためのデータ収集システム100の動作を示すフローチャートである。 図5は、複合機10Aからサーバ50へ装置データを送信し、サーバ50から複合機10Aへお知らせデータを送信するためのデータ収集システム100の動作を示すフローチャートである。 図6は、第1通信情報と第2通信情報とが不一致である場合に、データ収集の許諾を再びユーザから取得するためのデータ収集システム100の動作を示すフローチャートである。 図7は、表示部23の表示例であって、(A)は許諾確認画面を、(B)はお知らせ画面を示す。 図8は、認証画面の表示例を示す図である。
以下、適宜図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、以下に説明される実施形態は本発明の一例にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で、本発明の実施形態を適宜変更できることは言うまでもない。
図1は、本実施形態に係るデータ収集システム100の概略図である。図1に示されるデータ収集システム100は、複合機10A、10B(以下、これらを総称して、「複合機10」と表記することがある。)と、サーバ50とで構成されている。複合機10及びサーバ50は、通信ネットワークを通じて通信可能となっている。通信ネットワークの具体例は特に限定されないが、例えば、インターネット、有線LAN(Local Area Networkの略)、無線LAN、或いはこれらの組み合わせであってもよい。
複合機10Aは、LAN102に属している。複合機10Bは、LAN103に属している。また、LAN102、103は、ルータ102A、103Aを通じてインターネット101に接続されている。サーバ50は、インターネット101に接続されている。複合機10A、10Bは、ルータ102A、103Aを通じてインターネット101上のサーバ50と通信する。そのため、複合機10A、10Bからサーバ50へ向けて送信されるIPパケットのSA(Source Addressの略)には、ルータ102A、103Aに割り当てられたグローバルIPアドレスが、ルータ102A、103Aによって設定される。ルータ102A、103Aに割り当てられたグローバルIPアドレスは、複合機10が外部装置と通信するために用いられる通信情報の一例である。
[複合機10]
複合機10は、図2(A)に示されるように、プリンタ部11と、スキャナ部12と、FAX部13と、表示部23と、操作部24と、通信部25と、CPU31と、記憶部32と、通信バス33とを主に備える。複合機10を構成する各構成要素は、通信バス33を通じて相互に接続されている。複合機10は、画像形成装置の一例である。
[プリンタ部11、スキャナ部12、FAX部13]
プリンタ部11は、画像データで示される画像をシートの一例である記録用紙に記録する記録処理を実行する。プリンタ部11の記録方式として、インクジェット方式や電子写真方式などの公知の方式を採用することができる。スキャナ部12は、記録用紙に記録されている画像を読み取って画像データを生成するスキャン処理を実行する。FAX部13は、FAXプロトコルに準拠した方式でFAXデータを送受信するFAX処理を実行する。複合機10は、記録用紙に記録された画像を読み取って他の記録用紙に記録するコピー処理をさらに実行してもよい。
[表示部23]
表示部23は、各種情報を表示する表示画面を備える。表示部23としては、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Displayの略)、有機ELディスプレイ(Organic Electro−Luminescence Displayの略)等を採用することができる。
[操作部24]
操作部24は、表示部23の表示画面に表示されたオブジェクトを選択するユーザの操作を受け付ける。具体的には、操作部24はボタンを有しており、押下されたボタンに対応づけられた各種の操作信号をCPU31へ出力する。さらに、操作部24は、表示部23の表示画面に重畳された膜状のタッチセンサを有していてもよい。すなわち、表示部23がタッチパネルディスプレイとして構成されてもよい。
なお、「オブジェクト」とは、ユーザが操作部24を操作することによって選択可能な画像を指す。一例として、オブジェクトは表示部23に表示された文字列であって、操作部24の方向キーを押下することによってオブジェクトの1つがハイライト表示され、操作部24の決定ボタンを押下することによってハイライト表示されたオブジェクトが選択されてもよい。他の例として、操作部24がタッチパネルである場合のオブジェクトは表示部23に表示されたアイコン、ボタン、リンク等であって、タッチ位置に表示されたオブジェクトが選択されてもよい。
タッチパネルとして実現される操作部24は、表示部23の表示画面をタッチするユーザ操作を受け付ける。また、操作部24は、ユーザがタッチした表示画面上の位置を示す位置情報を出力する。位置情報は、例えば、表示画面の左上端を原点とし、右向きをx軸の正の向き、下向きをy軸の正の向きとしたx−y平面上の座標(x,y)として表現できる。タッチセンサには、静電容量方式、抵抗膜方式等の周知の方式を採用することができる。
なお、本明細書中における「タッチ」とは、入力媒体を表示画面に接触させる操作全般を含む。すなわち、タッチした入力媒体を所定時間内に表示画面から離間させるタップ操作、タッチした入力媒体を表示画面上で静止させるロングタッチ操作、タッチした入力媒体を表示画面上でスライドさせるスライド操作、表示画面上をスライドする入力媒体の加速度が閾値以上であるフリック操作、表示画面上の異なる位置にタッチした2つの入力媒体を互いに近づける向きにスライドさせるピンチイン操作、表示画面上の異なる位置にタッチした2つの入力媒体を互いに離れる向きにスライドさせるピンチアウト操作等は、タッチの一例である。
また、入力媒体が表示画面に触れていなくても、表示画面との間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させることを、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。
[通信部25]
通信部25は、通信ネットワークを通じて外部装置と通信を行うためのインタフェースである。すなわち、複合機10は、通信部25を通じてサーバ50に各種情報を出力し、通信部25を通じてサーバ50から各種データ又は各種情報を受信する。通信部25の具体的な通信手順は特に限定されないが、例えば、Wi−Fi(Wi−Fi Allianceの登録商標)を採用することができる。
通信部25には、例えば、ローカルIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイサーバのIPアドレス、DNS(Domain Name Systemの略)サーバのIPアドレス等が設定されている。ローカルIPアドレスは、LAN102、103内で複合機10を識別する情報である。サブネットマスクは、ローカルIPアドレスからネットワークアドレスを抽出するための情報である。デフォルトゲートウェイのIPアドレスは、ルータ102A、103Aに割り当てられたローカルIPアドレスである。DNSサーバのIPアドレスは、複合機10が名前解決を依頼するDNSサーバのIPアドレスである。
ローカルIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイサーバのIPアドレス、及びDNSサーバのIPアドレスは、通信情報の一例である。なお、「通信情報を通信部25に設定する」とは、例えば、通信部25が参照する記憶部32の予め定められた領域に、前述の各種情報を記憶させることを指す。複合機10は、前述の各種情報をLAN102、103から収集して通信部25に設定してもよいし、前述の各種情報を設定するユーザ操作を操作部24を通じて受け付けてもよい。
複合機10は、通信情報の一部又は全部を用いて外部装置と通信する。サーバ50と通信しようとする複合機10Aは、例えば、以下のように通信情報を用いる。すなわち、「通信情報を用いて外部装置と通信する」とは、以下に説明するように、外部装置で受信されるデータに通信情報が含まれていることに限定されず、複合機10A自身が通信情報を用いることにも限定されない。
まず、複合機10Aは、サーバ50に送信するデータをルータ102Aに中継させるために、デフォルトゲートウェイサーバのアドレス解決を行う。すなわち、複合機10Aは、デフォルトゲートウェイサーバのIPアドレスに対応するMACアドレスを取得する。次に、複合機10Aは、サーバ50のグローバルIPアドレスを取得するために、DNSサーバに名前解決を依頼する。LAN102の外、例えばインターネット101に備えられているDNSサーバに依頼する場合、複合機10Aは、ルータ102Aを通じて、DNSサーバに名前解決を依頼する。すなわち、複合機10Aは、サーバ50のURLを含む名前解決要求情報を、IPアドレスによって特定されるDNSサーバに通信部25を通じて送信する。このように、「通信情報を用いて外部装置と通信する」とは、外部装置に送信するデータに通信情報を含めることに限定されず、外部装置との通信の準備段階で通信情報を用いることも含む。
次に、複合機10Aは、サーバ50に送信したいデータをルータ102Aに送信する。このとき、複合機10Aは、当該データを含むIPパケットのDA(Destination Addressの略)にDNSサーバから取得したサーバ50のグローバルIPアドレスを設定し、SAに複合機10AのローカルIPアドレスを設定し、当該IPパケットを含むイーサネットフレーム(イーサネットは、登録商標)の宛先MACアドレスにルータ102AのMACアドレスを設定する。このように、「通信情報を用いて外部装置と通信する」とは、通信情報そのもの或いは通信情報を用いて取得した情報を、外部装置へ送信するデータに含めることも含む。
次に、ルータ102Aは、サーバ50宛てのIPパケットを複合機10Aから受信する。また、ルータ102Aは、当該IPパケットのSAに、複合機10AのローカルIPアドレスに代えて、ルータ102AのグローバルIPアドレスを設定する。そして、ルータ102Aは、当該IPパケットをインターネット101を経由してサーバ50に送信する。このように、「通信情報を用いて外部装置と通信する」とは、複合機10A自身でなく、複合機10Aがサーバ50へ送信したデータを中継するルータ102Aによって設定されることも含む。
[CPU31]
CPU(Central Processing Unitの略)31は、複合機10の全体動作を制御するものである。CPU31は、後述する各種プログラムを記憶部32から取得して実行する。CPU31は、各種プログラムの実行によって、操作部24から出力される各種情報、及び通信部25を通じて外部装置から取得した各種情報等に基づいた各種の処理を実行する。CPU31及び記憶部32は、制御部の一例を構成する。
[記憶部32]
記憶部32は、プログラム記憶領域32Aと、データ記憶領域32Bとを有する。プログラム記憶領域32Aには、OS(Operating Systemの略)34と、制御プログラム35とが格納される。なお、制御プログラム35は、単一のプログラムであってもよいし、複数のプログラムの集合体であってもよい。データ記憶領域32Bには、制御プログラム35の実行に必要なデータ或いは情報が記憶される。
なお、本明細書中の「データ」と「情報」とは、コンピュータによって取り扱い可能なビット或いはビット列である点において共通する。「データ」とは、各ビットが示す意味内容をコンピュータが考慮することなく取り扱えるものを指す。これに対して、「情報」とは、各ビットが示す意味内容によってコンピュータの動作が分岐するものを指す。さらに、「指示」は、送信先の装置に対して次の動作を促すための制御信号であって、情報を含んでいることもあるし、それ自体が情報としての性質を有していることもある。
また、「データ」及び「情報」は、形式(例えば、テキスト形式、バイナリ形式、フラグ形式等)がコンピュータ毎に変更されたとしても、同一の意味内容と認識される限り、同一のデータ及び情報として取り扱われる。例えば、「2つ」であることを示す情報が、あるコンピュータではASCIIコードで“0x32”というテキスト形式の情報として保持され、別のコンピュータでは二進数表記で“10”というバイナリ形式の情報として保持されてもよい。
但し、上記の「データ」及び「情報」の区別は厳密なものではなく、例外的な取り扱いも許容される。例えば、データが一時的に情報として扱われてもよいし、情報が一時的にデータとして扱われてもよい。また、ある装置ではデータとして扱われるものが、他の装置では情報として扱われてもよい。さらには、データの中から情報が取り出されてもよいし、情報の中からデータが取り出されてもよい。
記憶部32は、例えば、RAM(Random Access Memoryの略)、ROM(Read Only Memoryの略)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memoryの略)、HDD(Hard Disk Driveの略)、CPU31が備えるバッファ等、或いはそれらの組み合わせによって構成される。
なお、記憶部32は、コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。コンピュータが読み取り可能なストレージ媒体とは、non−transitoryな媒体である。non−transitoryな媒体には、上記の例の他に、CD−ROM、DVD−ROM等の記録媒体も含まれる。また、non−transitoryな媒体は、tangibleな媒体でもある。一方、インターネット上のサーバなどからダウンロードされるプログラムを搬送する電気信号は、コンピュータが読み取り可能な媒体の一種であるコンピュータが読み取り可能な信号媒体であるが、non−transitoryなコンピュータが読み取り可能なストレージ媒体には含まれない。
プログラム記憶領域32Aに記憶されているプログラムは、CPU31によって実行される。しかしながら、本明細書では、CPU31を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムAが処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「CPU31がプログラムAに記述された処理Aを実行する」ことを指してもよい。後述するサーバ50についても同様である。
また、プログラム記憶領域32Aに記憶されているプログラムは、事象を判断し、判断結果に応じて動作する。しかしながら、本明細書では、判断することを省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムが条件Aに応じて、処理Aを実行する」という趣旨の記述は、「プログラムは条件Aであるか否かを判断する。プログラムは、肯定判断であることに応じて、処理Aを実行する」ことを指してもよい。
OS34は、複合機10を構成するハードウェアであるプリンタ部11、スキャナ部12、FAX部13、表示部23、操作部24、及び通信部25等を制御するためのAPI(Application Programming Interfaceの略)を提供する基本プログラムである。すなわち、上記の各プログラムは、OS34が提供するAPIを呼び出すことによって、各ハードウェアを制御する。しかしながら、本明細書では、OS34を省略して各プログラムの動作を説明することがある。すなわち、以下の説明において、「プログラムBがハードウェアCを制御する」という趣旨の記述は、「プログラムBがOS34のAPIを通じてハードウェアCを制御する」ことを指してもよい。後述するサーバ50についても同様である。
制御プログラム35は、データ収集処理を実行することができる。データ収集処理は、
サーバ50に指定された装置データを複合機10Aから収集し、収集した装置データを通信部25を通じてサーバ50に送信する処理である。装置データの種類は、例えば、プリンタ部11が記録した画像の数、インク或いはトナーの消費量、インク或いはトナーの残量等である。装置データの送信タイミングは、例えば、サーバ50が送信した装置データ要求情報を受信したタイミング、或いはサーバ50に指定された所定の時間間隔毎であってもよい。
[サーバ50]
サーバ50は、図2(B)に示されるように、表示部53と、操作部54と、通信部55と、CPU61と、記憶部62と、通信バス63とを主に備える。サーバ50に含まれる表示部53、操作部54、通信部55、CPU61、記憶部62、及び通信バス63は、複合機10に含まれる表示部23、操作部24、通信部25、CPU31、記憶部32、及び通信バス33と共通するので、再度の説明は省略する。CPU61及び記憶部62は、制御部の一例である。
サーバ50は、複合機10のユーザに対してサービスを提供する。サーバ50が提供するサービスは、複合機10から収集した装置データに基づいて提供されるものである。本実施形態に係るサーバ50は、第1サービスと、第1サービスと異なる第2サービスとを提供することができる。
第1サービスは、例えば、お知らせデータを複合機10に送信するサービスである。すなわち、サーバ50は、第1サービスにおいて、複合機10から収集した装置データをサーバ50の管理者に出力し、当該装置データに基づいて生成されたお知らせデータを管理者から取得し、取得したお知らせデータを通信部55を通じて複合機10に送信する。お知らせデータは、複合機10のユーザに通知すべきお知らせを示す。お知らせは、複合機10のプリンタ部11によって印刷画像として印刷されてもよいし、複合機10の表示部23に表示画像として表示されてもよい。
お知らせデータで示されるお知らせの内容は、例えば、複合機10に追加可能な新たな機能の説明、サーバ50に追加された新たな機能の説明、複合機10に関する商品或いはサービス(以下、「商品等」と表記する。)の購入金額を割り引くクーポン、サーバ50がクーポンを発行するという目的のために、複合機10で収集された装置データを複合機10からサーバ50へ送信することを許諾するか否かの問合せ等であってもよい。複合機10に関する商品とは、例えば、複合機10に着脱される消耗品(例えば、インク、トナー、ドラム、推奨用紙等)、複合機10の上位互換機種、或いは複合機10を使用する際に用いられるアクセサリ等である。複合機10に関するサービスとは、例えば、補償期間の延長、或いは有償サポート等である。
第2サービスは、例えば、装置データに基づいて複合機10の利用状況を監視するサービスである。また、第2サービスでは、例えば、複合機10の利用状況を示すレポートが複合機10のユーザに送付されたり、利用状況に応じた料金が複合機10のユーザに請求されたりしてもよい。すなわち、サーバ50は、第2サービスの一部の処理を実行する。このように、「サーバ50がサービスを提供する」とは、サーバ50から複合機10へ通信ネットワークを通じてデータを送信する処理を含んでいなくてもよい。
また、第1サービスを提供するために複合機10から収集する装置データの種類と、第2サービスを提供するために複合機10から収集する装置データの種類とは、その一部又は全部が重複していてもよいし、全く異なるものであってもよい。本実施形態では、第1サービスを提供するために必要な装置データの種類は、第2サービスを提供するために必要な装置データの種類に包含されている。換言すれば、第2サービスを提供するために必要な装置データの種類には、第1サービスを提供するために必要な装置データの種類が全て含まれている。
データ記憶領域62Bは、図3(A)に示されるように、装置IDと、第1許諾フラグと、第2許諾フラグと、通信情報と、認証情報とを対応付けて記憶することができる。装置IDは、複合機10A、10Bを識別する装置識別情報の一例である。本実施形態において、複合機10Aの装置IDを“MFP−A”とし、複合機10Bの装置IDを“MFP−B”とする。
第1許諾フラグは、第1サービスの提供を受けるために、複合機10で収集した装置データをサーバ50に送信することを、当該複合機10のユーザが許諾したか否かを示す情報である。第2許諾フラグは、第2サービスの提供を受けるために、複合機10で収集した装置データをサーバ50に送信することを、当該複合機10のユーザが許諾したか否かを示す情報である。第1許諾フラグ及び第2許諾フラグ(以下、これらを総称して、「許諾フラグ」と表記することがある。)には、既に許諾されたことを示す“ON”と、未だ許諾されていないことを示す“OFF”とのいずれかが設定される。許諾フラグの初期値は“OFF”である。
そして、図4に示される処理で第1サービスのための装置データの送信(以下、「データ収集」と表記することがある。)が許諾されたことに応じて、第1許諾フラグに“ON”が設定される。また、図4に示される処理と異なる手段で第2サービスのためのデータ送信が許諾されたことに応じて、第2許諾フラグに“ON”が設定される。一例として、サーバ50は、複合機10と異なる情報処理端末を通じて後述する許諾情報を受信したことに応じて、第2許諾フラグに“ON”を設定してもよい。他の例として、サーバ50の管理者は、データの送信を許諾する意思表示を複合機10のユーザから取得したことに応じて、操作部54を通じて第2許諾フラグに“ON”を設定してもよい。
通信情報は、対応する装置IDで識別される複合機10から受信した通信情報である。通信情報は、ルータ102A、103AのグローバルIPアドレス、複合機10の通信部25に設定されたローカルIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイサーバのIPアドレス、DNSサーバのIPアドレスの一部又は全部を含む。図3(A)には、ルータ102AのグローバルIPアドレスのみが図示されている。図3(A)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶された通信情報は、第1通信情報の一例である。
認証情報は、対応する装置IDで識別される複合機10のユーザに割り当てられた情報である。認証情報は、例えば、操作部24を通じてユーザが入力可能な文字列、数字列、或いはこれらの組み合わせである。認証情報は、例えば、ユーザが決定してサーバ50に通知したものであってもよいし、サーバ50が決定してユーザに通知したものであってもよい。認証情報は、例えば、PINコード、ユーザID、パスワード等であってもよい。図3(A)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶された認証情報は、第1認証情報の一例である。
また、データ記憶領域62Bは、図3(B)に示されるように、装置IDと、装置IDに対応付けられた装置データとを記憶することができる。装置データは、複合機10から受信したものである。装置IDは、対応する装置データの送信元の複合機10を識別するものである。サーバ50は、複合機10から装置データを受信する度に、図3(B)に示されるデータ記憶領域62Bにレコードを追加する。
さらに、データ記憶領域62Bは、図3(C)に示されるように、装置IDと、装置IDに対応付けられたお知らせデータとを記憶することができる。お知らせデータは、サーバ50の管理者によってサーバ50に登録されたものである。装置IDは、対応するお知らせデータの送信先の複合機10を識別するものである。サーバ50は、管理者からお知らせデータの登録を受け付けたことに応じて、図3(C)に示されるデータ記憶領域62Bにレコードを追加する。また、サーバ50は、お知らせデータを複合機10に送信したことに応じて、当該お知らせデータを含むレコードを図3(C)に示されるデータ記憶領域62Bから削除する。
[データ収集システム100の動作]
図4〜図8を参照して、本実施形態に係るデータ収集システム100の動作を説明する。データ収集システム100は、データ収集を許諾するか否かを複合機10Aのユーザに確認し、サーバ50が複合機10Aから装置データを収集し、サーバ50が複合機10Aにサービスを提供する処理を実行する。なお、サーバ50と複合機10Bとの間でも同様の処理が実行される。
まず、複合機10Aの制御プログラム35は、通信部25を通じてサーバ50に問合せ情報を送信する(S11)。問合せ情報は、例えば、複合機10Aを識別する装置ID“MFP−A”と、複合機10Aのモデルを示すモデル情報とを含む。問合せ情報は、装置IDに対応するお知らせデータの有無をサーバ50に問い合わせるための情報である。換言すれば、問合せ情報は、装置IDに対応するお知らせデータの送信をサーバ50に要求するための情報である。問合せ情報は、例えば、制御プログラム35によって任意のタイミングで自動的に繰り返し送信される。複合機10Aが問合せ情報を送信する処理は、問合せ処理の一例である。
次に、サーバ50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10Aから問合せ情報を受信する(S11)。サーバ50が問合せ情報を受信する処理は、問合せ受信処理の一例である。次に、制御プログラム65は、複合機10Aが対象モデルであるか否か、及び複合機10Aが対象地域に設置されているか否かを判断する。対象モデルとは、第1サービスの提供を受けることができる複合機10Aのモデルを指す。対象地域とは、第1サービスの提供を受けることができる複合機10Aの設置場所を示す。
制御プログラム65は、例えば、問合せ情報に含まれるモデル情報で示される複合機10Aのモデルが、データ記憶領域62Bに登録された対象モデルの一覧に存在する場合に、複合機10Aが対象モデルであると判断する。また、制御プログラム65は、例えば、問合せ情報を含むIPパケットのSAに設定されたグローバルIPアドレスが、データ記憶領域62Bに登録された対象地域のグローバルIPアドレスの範囲に含まれることによって、複合機10Aが対象地域に設置されていると判断する。本実施形態に係る複合機10A、10Bは、対象モデルであり、且つ対象地域に設置されているものとする。
次に、制御プログラム65は、問合せ情報に含まれる装置ID“MFP−A”に対応付けられた第1許諾フラグの値を判断する(S12)。そして、制御プログラム65は、第1許諾フラグに“ON”が設定されていると判断したことに応じて(S12:Yes)、ステップS13〜S24の処理をスキップする。より詳細には、この場合の制御プログラム65は、図5に示されるステップS38以降の処理を実行する。図5に示される処理の詳細は、後述する。
一方、制御プログラム65は、第1許諾フラグに“OFF”が設定されていると判断したことに応じて(S12:No)、通信部55を通じて複合機10Aに許諾確認情報を送信する(S13)。許諾確認情報は、第1サービスの提供を受けるためのデータ収集処理の実行を許諾するか否かを、複合機10Aのユーザに問い合わせるための情報である。許諾確認情報は、第1サービスを提供するために複合機10Aで収集された装置データの送信を許諾するか否かを、複合機10Aのユーザに問い合わせるための情報である。サーバ50が許諾確認情報を送信する処理は、許諾確認処理の一例である。
次に、複合機10Aの制御プログラム35は、通信部25を通じてサーバ50から許諾確認情報を受信する(S13)。そして、制御プログラム35は、許諾確認情報を受信したことに応じて、許諾確認画面を表示部23に表示させる(S14)。図7(A)は、許諾確認画面の一例である。図7(A)に示される許諾確認画面は、「複合機で収集した装置データを、サーバに送信しても良いですか?」とのメッセージと、[はい]アイコンと、[いいえ]アイコンとを含む。また、制御プログラム35は、許諾確認画面に含まれる各種アイコンの位置をタップするユーザ操作を操作部24を通じて受け付ける。
そして、制御プログラム35は、許諾確認画面の[はい]アイコンの位置がタップされたことに応じて(S15)、通信部25を通じてサーバ50に第1許諾情報を送信する(S16)。第1許諾情報は、第1サービスの提供を受けるためのデータ収集を複合機10Aのユーザが許諾したことを示す情報である。一方、制御プログラム35は、許諾確認画面の[いいえ]アイコンの位置がタップされたことに応じて、通信部25を通じてサーバ50に非許諾情報を送信する。非許諾情報は、第1サービスの提供を受けるためのデータ収集を複合機10Aのユーザが許諾しなかったことを示す情報である。
第1許諾情報及び非許諾情報は、複合機10Aの装置ID“MFP−A”を含む。また、第1許諾情報は、現在の通信情報を含む。第1許諾情報と共に送信される「現在の通信情報」とは、第1許諾情報を複合機10Aが送信する時点で複合機10Aの通信部25に設定されているローカルIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイサーバのIPアドレス、DNSサーバのIPアドレスであってもよく、第1許諾情報をルータ102Aが送信する時点でのルータ102AのグローバルIPアドレスであってもよい。複合機10AのローカルIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイサーバのIPアドレス、DNSサーバのIPアドレスは、制御プログラム35によって第1許諾情報に含められる。一方、ルータ102AのグローバルIPアドレスは、第1許諾情報を含むIPパケットのSAにルータ102Aによって設定される。
次に、サーバ50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10Aから第1許諾情報或いは非許諾情報を受信する(S16)。サーバ50が第1許諾情報を受信する処理は、許諾受信処理の一例である。制御プログラム65は、第1許諾情報を受信したことに応じて(S17:Yes)、当該第1許諾情報に含まれる装置ID“MFP−A”に対応付けられた第1許諾フラグに“ON”を設定する(S18)。ステップS18の処理は、第1許諾情報を記憶部62に記憶させる処理の一例である。
次に、制御プログラム65は、装置ID“MFP−A”に対応付けられた第2許諾フラグの値を判断する(S19)。そして、制御プログラム65は、第2許諾フラグに“OFF”が設定されていることに応じて(S19:No)、通信部55を通じて複合機10Aにアクティブ情報を送信する(S20)。アクティブ情報は、複合機10Aのデータ収集機能をアクティブにするための情報である。
次に、複合機10Aの制御プログラム35は、通信部25を通じてサーバ50からアクティブ情報を受信する(S20)。次に、制御プログラム35は、複合機10Aのデータ収集機能をアクティブにする(S21)。具体的には、制御プログラム35は、データ収集機能がアクティブであることを示すアクティブフラグを、データ記憶領域32Bに記憶させる。制御プログラム35は、アクティブフラグがデータ記憶領域32Bに記憶されていることに応じて、サーバ50に指定された装置データを収集し、サーバ50に指定されたタイミングで、収集した装置データを通信部25を通じてサーバ50に送信する。
また、制御プログラム35は、通信部25を通じてサーバ50に登録情報を送信する(S22)。登録情報は、複合機10Aがデータ収集の対象であることをサーバ50に通知するための情報である。登録情報は、複合機10Aの装置ID“MFP−A”と、現在の通信情報とを含む。登録情報に含められる「現在の通信情報」とは、登録情報を複合機10Aが送信する時点で複合機10Aの通信部25に設定されているローカルIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイサーバのIPアドレス、DNSサーバのIPアドレスであってもよく、登録情報をルータ102Aが送信する時点でのルータ102AのグローバルIPアドレスであってもよい。
次に、サーバ50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10Aから登録情報を受信する(S22)。また、制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10Aに収集指示情報を送信する(S23)。収集指示情報は、第1サービスを提供するのに必要な装置データの種類、及び装置データの送信タイミング等を示す情報である。さらに、制御プログラム65は、登録情報に含まれる通信情報を、登録情報に含まれる装置ID“MFP−A”と対応付けて図3(A)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶させる(S24)。サーバ50が登録情報を受信する処理は、通信情報受信処理の一例である。サーバ50が収集指示情報を送信する処理は、収集指示処理の一例である。装置IDに対応する通信情報をサーバ50がデータ記憶領域62Bに最初に記憶させる処理は、記憶処理の一例である。
一方、制御プログラム65は、非許諾情報を受信したことに応じて(S17:No)、ステップS18〜S24の処理をスキップする。また、制御プログラム65は、第2許諾フラグに“ON”が設定されていることに応じて(S19:Yes)、ステップS20〜S23の処理をスキップして、ステップS24の処理を実行する。なお、制御プログラム65は、ステップS20〜S23がスキップされた場合のステップS24において、第1許諾情報に含まれる通信情報を、第1許諾情報に含まれる装置ID“MFP−A”と対応付けて図3(A)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶させる。
ステップS20〜S23の処理は、第2許諾フラグに“ON”が設定されたタイミングで既に実行されている。また、前述したように、第1サービスのために必要な装置データの種類は、第2サービスのために必要な装置データの種類に含まれている。そこで、制御プログラム65は、第2許諾フラグに“ON”が設定されている場合に、ステップS20〜S23の処理をスキップすることができる。
図4に示される一連の処理中において、複合機10AがLAN102と異なる通信ネットワークに接続されることは考えにくい。すなわち、サーバ50の制御プログラム65は、第1許諾情報に含まれる通信情報と、登録情報に含まれる通信情報とを、同一とみなすことができる。そこで、制御プログラム65は、ステップS24において、第1許諾情報或いは登録情報に含まれる通信情報を、複合機10Aが第1許諾情報を送信する際に用いられた第1通信情報として、図3(A)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶させる。換言すれば、第1通信情報は、第1サービスの提供を受けるためのデータ収集を複合機10Aのユーザが許諾した際の通信情報と表現することもできる。
次に、複合機10Aの制御プログラム35は、図5に示されるように、サーバ50に指定された装置データを複合機10Aから収集する(S31)。また、制御プログラム35は、ステップS31で収集した装置データ、装置ID“MFP−A”、及び現在の通信情報を、サーバ50に指定されたタイミングで、通信部25を通じてサーバ50に送信する(S32)。
装置データと共に送信される「現在の通信情報」とは、装置データを複合機10Aが送信する時点で複合機10Aの通信部25に設定されているローカルIPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイサーバのIPアドレス、DNSサーバのIPアドレスであってもよく、装置データをルータ102Aが送信する時点でのルータ102AのグローバルIPアドレスであってもよい。装置データと共に送信される通信情報は、複合機10Aが装置データを送信する際に用いられた通信情報、換言すれば、複合機10Aがデータ収集処理を実行した際の通信情報であって、第2通信情報の一例である。ステップS31、S32の処理は、データ収集処理の一例である。
次に、サーバ50の制御プログラム65は、装置データ、装置ID“MFP−A”、及び第2通信情報を、通信部55を通じて複合機10Aから受信する(S32)。次に、制御プログラム65は、受信した装置ID“MFP−A”に対応付けて図3(A)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶された第1通信情報と、受信した第2通信情報とが一致するか否かを判断する(S33)。サーバ50が装置データを受信する処理は、装置データ受信処理の一例である。ステップS33の処理は、第1判断処理の一例である。
そして、制御プログラム65は、第1通信情報と第2通信情報とが一致すると判断したことに応じて(S33:Yes)、受信した装置データ及び装置IDを図3(B)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶させる(S34)。ステップS34の処理は、記憶制御処理の一例である。一方、制御プログラム65は、第1通信情報と第2通信情報とが不一致と判断したことに応じて(S33:No)、図6に示される処理を実行する。図6に示される処理の詳細は、後述する。
さらに、制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10Aに受信完了情報を送信する(S35)。受信完了情報は、装置データ等が正常に受信できたことを示すための情報である。また、複合機10Aの制御プログラム35は、通信部25を通じてサーバ50から受信完了情報を受信する(S35)。以下、複合機10Aとサーバ50との間において、ステップS31〜S35の処理が繰り返し実行される。
また、サーバ50の制御プログラム65は、図3(B)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶された装置データを、サーバ50の管理者の要求に応じて出力する。また、サーバ50の管理者は、出力された装置データに基づいてお知らせデータを生成する。さらに、サーバ50の管理者は、生成したお知らせデータを操作部54或いは通信部55を通じてサーバ50に登録する。サーバ50に登録されるお知らせデータには、例えば、当該お知らせデータの送信先を識別する装置IDが対応付けられている。そして、制御プログラム65は、操作部54或いは通信部55を通じて取得したお知らせデータ及び装置IDを、図3(C)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶させる。
また、複合機10Aの制御プログラム35は、ステップS31〜S35の処理と並行して、通信部25を通じてサーバ50に問合せ情報を送信する(S36)。すなわち、制御プログラム35は、データ収集機能がアクティブにされた後、換言すれば、第1許諾情報を送信した後も、問合せ情報を送信する。問合せ情報は、ユーザの指示によって送信されてもよいし、所定の時間間隔で自動的に繰り返し送信されてもよい。
サーバ50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10Aから問合せ情報を受信する(S36)。次に、制御プログラム65は、受信した問合せ情報に含まれる装置ID“MFP−A”に対応する第1許諾フラグの値を判断する(S37)。次に、制御プログラム65は、第1許諾フラグに“ON”が設定されていると判断したことに応じて(S37:Yes)、受信した問合せ情報に含まれる装置ID“MFP−A”に対応付けられたお知らせデータが図3(C)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶されているか否かを判断する(S38)。ステップS38の処理は、第3判断処理の一例である。
そして、制御プログラム65は、装置ID“MFP−A”に対応するお知らせデータが記憶されていると判断したことに応じて(S38:Yes)、通信部55を通じて複合機10Aに当該お知らせデータを送信する(S39)。ステップS39の処理は、お知らせ送信処理の一例である。一方、制御プログラム65は、装置ID“MFP−A”に対応する第1許諾フラグに“OFF”が設定されていることに応じて(S37:No)、或いは装置ID“MFP−A”に対応するお知らせデータが記憶されていないことに応じて(S38:No)、ステップS39の処理をスキップする。
ステップS38、S39の処理は、第1サービスを提供する第1サービス提供処理の一例である。すなわち、第1サービス提供処理は、第1許諾フラグに“ON”が設定されたことに応じて開始され、第1許諾フラグに“OFF”が設定されたことに応じて終了される。「第1サービス提供処理を開始する」とは、ステップS38、S39の処理を制御プログラム65が実行可能な状態であって、ステップS38、S39の処理が実際に実行されることを必要としない。また、「第1サービス提供処理を終了する」とは、ステップS38、S39の処理を制御プログラム65が実行不能な状態である。そして、第1サービス提供処理は、第1許諾フラグに“ON”が設定された状態で問合せ情報を受信したことに応じて、実際に実行される。
一方、制御プログラム65は、第2サービスを提供する不図示の第2サービス提供処理をさらに実行している。第2サービス提供処理は、第2許諾フラグに“ON”が設定され且つデータ収集が開始されたことに応じて開始され、データ収集が停止されたことに応じて停止される。第2サービス提供処理の詳細の説明は、省略する。
また、複合機10Aの制御プログラム35は、通信部25を通じてサーバ50からお知らせデータを受信する(S39)。そして、制御プログラム35は、当該お知らせデータで示されるお知らせ画像を出力する(S40)。お知らせ画像の出力方法は特に限定されないが、例えば、お知らせデータで示されるお知らせ画像を表示部23に表示させてもよいし、お知らせ画像を記録用紙に対してプリンタ部11に記録させてもよい。
制御プログラム35は、例えば、クーポン画像を含むクーポンデータをお知らせデータとして受信したことに応じて、図7(B)に示されるお知らせ画面を表示部23に表示させる。図7(B)に示されるお知らせ画面は、「お得なクーポンを発行します。クーポン番号:1234567」とのメッセージと、[OK]アイコンと、[プリント]アイコンとを含む。そして、制御プログラム35は、[OK]アイコンの位置がタップされたことに応じて、お知らせ画面の表示を終了する。また、制御プログラム35は、[プリント]アイコンの位置がタップされたことに応じて、クーポン番号“1234567”示すクーポン画像を記録用紙に対してプリンタ部11に記録させる。
そして、複合機10Aのユーザは、表示部23に表示された或いは記録用紙に記録されたクーポン番号を、複合機10Aに関する商品等を購入する際に利用することができる。具体的には、ユーザは、商品等の通販サイトで当該クーポン番号を入力することによって、割り引かれた金額で商品等を購入することができる。
次に、ステップS33で第1通信情報と第2通信情報とが一致しないと判断した場合の処理を、図6を参照して説明する。第1通信情報と第2通信情報とが一致しない場合とは、例えば、第1許諾情報の送信時(S16)にLAN102に接続されていた複合機10Aが、装置データの送信時(S32)にLAN102と異なる通信ネットワークに接続されている場合が考えられる。すなわち、このような場合には、第1許諾情報の送信時と装置データの送信時とで、複合機10Aの管理者等が変更された可能性がある。
そこで、制御プログラム65は、装置データと共に受信した装置ID“MFP−A”に対応付けられた第1許諾フラグに“OFF”設定する(S51)。すなわち、制御プログラム65は、第1サービス提供処理を停止する。また、制御プログラム65は、当該装置ID“MFP−A”に対応付けられた第2許諾フラグの値を判断する(S52)。ステップS52の処理は、第2判断処理の一例である。
次に、制御プログラム65は、第2許諾フラグに“OFF”が設定されていると判断したことに応じて(S52:No)、通信部55を通じて複合機10Aに停止指示情報を送信する(S53)。停止指示情報は、データ収集処理の停止を指示するための情報、換言すれば、データ収集機能を非アクティブにすることを指示するための情報である。すなわち、制御プログラム65は、複合機10Aにデータ収集処理を停止させる。ステップS53の処理は、停止指示処理の一例である。
次に、複合機10Aの制御プログラム35は、通信部25を通じてサーバ50から停止指示情報を受信する(S53)。次に、制御プログラム35は、データ収集機能を非アクティブにする(S54)。具体的には、制御プログラム35は、データ記憶領域32Bに記憶されているアクティブフラグを削除する。データ収集機能を非アクティブにするとは、例えば、データ収集を停止すること、或いはデータ収集は継続するが、収集した装置データの送信を停止することを指す。そして、制御プログラム35は、通信部25を通じてサーバ50に停止情報を送信する(S55)。停止情報は、データ収集機能を非アクティブにしたことを示す情報である。停止情報は、複合機10Aの装置IDを含む。
次に、サーバ50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10Aから停止情報を受信する(S55)。そして、制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10Aに認証確認情報を送信する(S56)。認証確認情報は、複合機10Aのユーザから認証情報を取得することを指示するための情報である。ステップS56の処理は、認証確認処理の一例である。また、制御プログラム65は、第2許諾フラグに“ON”が設定されていることに応じて(S52:Yes)、ステップS53〜S55の処理をスキップして、ステップS56の処理を実行する。すなわち、第2許諾フラグに“ON”が設定されている場合の制御プログラム65は、停止指示処理を実行せず、第2サービス提供処理を停止しない。
次に、複合機10Aの制御プログラム35は、通信部25を通じてサーバ50から認証確認情報を受信する(S56)。次に、制御プログラム35は、認証画面を表示部23に表示させる(S57)。図8は、認証画面の一例である。図8に示される認証画面は、「認証情報を入力して下さい。」とのメッセージと、操作部24を通じて入力された認証情報を表示するテキストボックスと、[OK]アイコンとを含む。そして、制御プログラム35は、認証情報を入力するユーザ操作と、[OK]アイコンの位置をタップするユーザ操作とを、操作部24を通じて受け付ける。
そして、制御プログラム35は、[OK]アイコンの位置がタップされたことに応じて(S58)、操作部24を通じて入力された認証情報、すなわち、テキストボックスに表示された認証情報と、装置ID“MFP−A”とを、通信部25を通じてサーバ50に送信する(S59)。ステップS57、S58でユーザから取得した認証情報、換言すれば、ステップS59で送信される認証情報は、第2認証情報の一例である。
次に、サーバ50の制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10Aから第2認証情報及び装置IDを受信する(S59)。次に、制御プログラム65は、受信した装置ID“MFP−A”に対応付けられて図3(A)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶された第1認証情報と、受信した第2認証情報とが一致するか否かを判断する(S60)。サーバ50が第2認証情報を受信する処理は、認証受付処理の一例である。ステップS60の処理は、第4判断処理の一例である。
そして、制御プログラム65は、第1認証情報と第2認証情報とが一致することに応じて(S60:Yes)、ステップS32で受信した装置データ及び装置IDを図3(B)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶させる(S61)。ステップS61の処理は、記憶制御処理の一例である。制御プログラム65は、第1認証情報と第2認証情報とが一致する場合に、複合機10Aの設定場所は変更されたが、複合機10Aの管理者等は変更されていないと判断する。そこで、制御プログラム65は、図4のステップS18〜S24の処理を実行する。以下、ステップS61の後に実行されるステップS18〜S24の処理を、前述の処理との相違点を中心に説明する。
まず、制御プログラム65は、装置ID“MFP−A”に対応付けられた第1許諾フラグに“ON”を設定する(S18)。すなわち、制御プログラム65は、ステップS51で停止した第1サービス提供処理を再開する。次に、制御プログラム65は、装置ID“MFP−A”に対応付けられた第2許諾フラグの値を判断する(S19)。次に、制御プログラム65は、第2許諾フラグに“OFF”が設定されていることに応じて(S19:No)、通信部55を通じて複合機10Aにアクティブ情報を送信する(S20)。次に、制御プログラム65は、データ収集機能をアクティブにした(S21)複合機10Aから通信部55を通じて登録情報を受信する(S22)。次に、制御プログラム65は、通信部55を通じて複合機10Aに収集指示情報を送信する(S23)。
そして、制御プログラム65は、装置ID“MFP−A”に対応付けられた第1通信情報を、ステップS32で受信した第2通信情報で更新する(S24)。すなわち、制御プログラム65は、装置ID“MFP−A”に対応付けられて図3(A)に示されるデータ記憶領域62Bに記憶された第1通信情報を、ステップS32で受信した第2通信情報で上書きする。この処理は、更新処理の一例である。また、制御プログラム65は、装置ID“MFP−A”に対応付けられた第2許諾フラグに“ON”が設定されていることに応じて(S19:Yes)、ステップS20〜S23の処理をスキップして、更新処理(S24)を実行する。
一方、制御プログラム65は、第1認証情報と第2認証情報とが不一致である場合(S60:No)に、複合機10Aの管理者等が変更されたと判断する。そこで、制御プログラム65は、図4のステップS13〜S24の処理を実行する。ステップS60でNoと判断した後のステップS13〜S17の処理は、前述の説明と共通する。また、ステップS60でNoと判断した後のステップS18〜S24の処理は、ステップS61の後に実行されるステップS18〜S24の処理と共通する。
[本実施形態の作用効果]
上記の実施形態によれば、通信情報の変化を検知したことによって、複合機10Aの管理者等が変更された可能性があると判断し、第1サービスのための装置データの収集の許諾を受け直す(以下、「再許諾」と表記する。)ことができる。その結果、複合機10Aの管理者等が変更されたにも拘わらず、新たな管理者等から再許諾を受けずに装置データの収集が継続されることを抑制できる。
また、上記の実施形態によれば、再許諾を受ける処理に先立って停止指示情報が送信されるので、通信情報の変化を検知してから再許諾を受けるまでの間に、データ収集が継続されない。すなわち、未許諾のデータ収集をより効果的に抑制できる。一方、第2許諾フラグに“ON”が設定されている場合には、停止指示情報が送信されない。そのため、第1サービスの再許諾を受け付けるまでの間に、第2サービスのためのデータ収集が停止されるのを防止できる。
また、上記の実施形態によれば、ステップS56〜S60の処理を実行することにより、例えば、同じ管理者等の許で複合機10Aの設置場所が変更された場合等に、再許諾の手続を省略することができる。その結果、過去に許諾の意思表示をした管理者等から再許諾を受けることが抑制される。
なお、制御プログラム65は、ステップS33において、前述した複数の通信情報の全てが一致した場合に、第1通信情報と第2通信情報とが一致すると判断してもよい。または、制御プログラム65は、各通信情報に予め重み係数を設定しておき、一致する通信情報の重み係数の合計が閾値以上である場合に、第1通信情報と第2通信情報とが一致すると判断してもよい。また、ステップS33では、前述した複数の通信情報の全てを用いる必要はない。例えば、IPパケットに設定されたグローバルIPアドレスのみを通信情報として用いれば、通信情報を送信する機能を複合機10に実装する必要がない。
また、通信情報は、複合機10の設置場所の変更に伴って変化し得るものであれば、前述の例に限定されない。例えば、FAX部13に設定される発信元FAX番号を、通信情報として採用してもよい。発信元FAX番号は、FAX部13が電話交換機等から取得してもよいし、操作部24を通じてユーザから取得してもよい。
また、上記の実施形態の複合機10及びサーバ50において、記憶部32、62のプログラム記憶領域32A、62Aに記憶された各種プログラムがCPU31、61によって実行されることによって、本発明の制御部が実行する各処理が実現される例を説明した。しかしながら、制御部の構成はこれに限定されず、その一部又は全部を集積回路(IC(Integrated Circuitの略)とも言う。)等のハードウェアで実現してもよい。
さらに、本発明は、複合機10及びサーバ50として実現できるだけでなく、複合機10及びサーバ50に処理を実行させるプログラムとして実現してもよい。そして、当該プログラムは、non−transitoryな記録媒体に記録されて提供されてもよい。non−transitoryな記録媒体は、CD−ROM、DVD−ROM等の他、通信ネットワークを通じて複合機10及びサーバ50に接続可能なサーバに搭載された記憶部を含んでもよい。そして、サーバの記憶部に記憶されたプログラムは、当該プログラムを示す情報或いは信号として、インターネット等の通信ネットワークを通じて配信されてもよい。
10・・・複合機
11・・・プリンタ部
23・・・表示部
24・・・操作部
25,55・・・通信部
31,61・・・CPU
32,62・・・記憶部
35,65・・・制御プログラム
50・・・サーバ

Claims (14)

  1. 通信部と、
    記憶部と、
    制御部とを備えるサーバであって、
    前記通信部は、画像を形成する画像形成装置と通信可能であり、
    前記制御部は、前記通信部を通じて前記画像形成装置から第1許諾情報を受信する許諾受信処理を実行し、前記第1許諾情報は、データ収集処理を前記画像形成装置に実行させることを当該画像形成装置のユーザが許諾したことを示す情報であり、前記データ収集処理は、前記第1許諾情報に対応する装置データを収集し、収集した前記装置データを該サーバに送信する処理であり、
    前記制御部は、前記通信部を通じて前記画像形成装置から第1通信情報を受信する通信情報受信処理を実行し、前記第1通信情報は、前記画像形成装置が外部装置と通信するために用いられる通信情報であって、且つ前記画像形成装置が前記第1許諾情報を送信する際に用いられた前記通信情報であり、
    前記制御部は、
    受信した前記第1通信情報を前記記憶部に記憶させる記憶処理と、
    前記許諾受信処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記データ収集処理の開始を指示する収集指示情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する収集指示処理と、
    前記第1通信情報を受信した後に、前記通信部を通じて前記画像形成装置から前記装置データ及び第2通信情報を受信する装置データ受信処理とを実行し、前記第2通信情報は、前記画像形成装置が前記装置データを送信する際に用いられた前記通信情報であり、
    前記制御部は、
    前記第2通信情報が前記第1通信情報と一致するか否かを判断する第1判断処理と、
    前記第1判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記データ収集処理を許諾するか否かをユーザに確認することを指示する許諾確認情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する許諾確認処理と、を実行するサーバ。
  2. 前記制御部は、
    前記第1判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記データ収集処理の停止を指示する停止指示情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する停止指示処理を、前記許諾確認処理に先立って実行し、
    前記許諾確認処理を実行した後に前記許諾受信処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記収集指示処理を実行する請求項1に記載のサーバ。
  3. 前記制御部は、前記許諾確認処理を実行した後に前記許諾受信処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記記憶部に記憶された前記第1通信情報を前記第2通信情報で更新する更新処理を実行する請求項2に記載のサーバ。
  4. 前記制御部は、前記許諾受信処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記画像形成装置に第1サービスを提供する第1サービス提供処理を開始し、前記第1サービスは、前記装置データ受信処理で受信した前記装置データに基づいて提供されるものであり、
    前記制御部は、
    前記第1判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記第1サービス提供処理を停止し、
    前記第1サービス提供処理を停止した後に前記許諾受信処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記第1サービス提供処理を再開する請求項2又は3に記載のサーバ。
  5. 前記記憶部は、前記第1許諾情報と異なる第2許諾情報を記憶することが可能であり、
    前記制御部は、前記第2許諾情報が前記記憶部に記憶されていることに応じて、前記第1サービスと異なる第2サービスを提供する第2サービス提供処理を実行し、前記第2サービスは、前記装置データ受信処理で受信した前記装置データに基づいて提供されるものであり、
    前記制御部は、
    前記第1判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記第2許諾情報が前記記憶部に記憶されているか否かを判断する第2判断処理と、
    前記第2許諾情報が記憶されていると前記第2判断処理で判断したことに応じて、前記停止指示処理を実行せず、前記第2サービス提供処理を停止せず、前記第1サービス提供処理を停止する請求項4に記載のサーバ。
  6. 前記制御部は、
    前記第2許諾情報が記憶されていないと前記第2判断処理で判断したことに応じて、前記停止指示処理を実行し、前記第1サービス提供処理を停止し、
    前記第1サービス提供処理を停止した後に前記許諾受信処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記収集指示処理を実行し、且つ前記第1サービス提供処理を再開する請求項5に記載のサーバ。
  7. 前記記憶部は、前記装置データから生成されるお知らせデータを記憶可能であり、
    前記制御部は、
    前記第1サービス提供処理において、
    前記お知らせデータの有無を問い合わせる問合せ情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信する問合せ受信処理と、
    前記問合せ情報を受信したことに応じて、前記お知らせデータが前記記憶部に記憶されているか否かを判断する第3判断処理と、
    前記お知らせデータが記憶されていると前記第3判断処理で判断したことに応じて、当該お知らせデータを前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信するお知らせ送信処理と、を実行する請求項4から6のいずれかに記載のサーバ。
  8. 前記記憶部は、第1認証情報、及び前記第1認証情報に対応付けられた前記第1通信情報を記憶しており、前記第1認証情報は、前記画像形成装置のユーザに割り当てられた認証情報であり、
    前記制御部は、
    前記認証情報をユーザから取得することを指示する認証確認情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置に送信する認証確認処理と、
    前記画像形成装置がユーザから取得した前記認証情報である第2認証情報を、前記通信部を通じて前記画像形成装置から受信する認証受付処理と、
    前記第2認証情報が前記第1認証情報と一致するか否かを判断する第4判断処理と、
    前記第4判断処理で一致と判断したことに応じて、前記第1認証情報に対応付けて前記記憶部に記憶された前記第1通信情報を、前記第2通信情報で更新する更新処理と、
    前記第4判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記許諾確認処理とを実行する請求項1から7のいずれかに記載のサーバ。
  9. 前記制御部は、前記第1判断処理で一致と判断したことに応じて、受信した前記装置データを前記記憶部に記憶させる記憶制御処理を実行する請求項1から8のいずれかに記載のサーバ。
  10. 前記画像形成装置は、インターネットに接続されたLANに属しており、
    前記通信情報は、前記LANとインターネットとの間の通信を中継するルータに割り当てられたグローバルIPアドレスを含む請求項1から9のいずれかに記載のサーバ。
  11. 前記通信情報は、前記画像形成装置に設定されたデフォルトゲートウェイサーバ或いはDNSサーバのIPアドレスを含む請求項1から10のいずれかに記載のサーバ。
  12. 前記画像形成装置は、FAXデータを送受信するFAX部を備えており、
    前記通信情報は、前記FAX部に設定された前記画像形成装置のFAX番号を含む請求項1から11のいずれかに記載のサーバ。
  13. 表示部と、
    通信部と、
    記憶部と、
    制御部とを備える画像形成装置であって、
    前記通信部は、サーバと通信可能であり、
    前記記憶部は、第1通信情報を記憶しており、前記第1通信情報は、該画像形成装置が外部装置と通信するために用いられる通信情報であって、且つ該画像形成装置が第1許諾情報を送信する際に用いられた前記通信情報であり、前記第1許諾情報は、データ収集処理を該画像形成装置に実行させることを当該画像形成装置のユーザが許諾したことを示す情報であり、前記データ収集処理は、前記第1許諾情報に対応する装置データを収集し、収集した前記装置データを前記サーバに送信する処理であり、
    前記制御部は、
    前記第1許諾情報及び前記第1通信情報を、前記通信部を通じて前記サーバに送信する処理と、
    前記データ収集処理の実行を指示する収集指示情報を、前記通信部を通じて前記サーバから受信する処理と、を実行し、
    前記制御部は、
    前記収集指示情報を受信したことに応じて、前記装置データを収集し、収集した前記装置データ及び前記通信情報である第2通信情報を、前記通信部を通じて前記サーバに送信する前記データ収集処理を実行し、
    前記サーバが、受信した前記第1通信情報と現在の前記第2通信情報とが一致しないことに応じて送信する許諾確認情報を、前記通信部を通じて受信し、
    前記許諾確認情報を受信したことに応じて、前記データ収集処理を許諾するか否かをユーザに確認することを指示するための画面を前記表示部に表示する画像形成装置。
  14. サーバと、画像を形成する画像形成装置とを備えるデータ収集システムであって、
    前記サーバは、
    記憶部と、
    第1通信部と、
    第1制御部とを備えており、
    前記第1通信部は、前記画像形成装置と通信可能であり、
    前記第1制御部は、前記第1通信部を通じて前記画像形成装置から第1許諾情報を受信する許諾受信処理を実行し、前記第1許諾情報は、データ収集処理を前記画像形成装置に実行させることを当該画像形成装置のユーザが許諾したことを示す情報であり、前記データ収集処理は、前記第1許諾情報に対応する装置データを収集し、収集した前記装置データを該サーバに送信する処理であり、
    前記第1制御部は、前記第1通信部を通じて前記画像形成装置から第1通信情報を受信する通信情報受信処理を実行し、前記第1通信情報は、前記画像形成装置が外部装置と通信するために用いられる通信情報であって、且つ前記画像形成装置が前記第1許諾情報を送信する際に用いられた前記通信情報であり、
    前記第1制御部は、
    受信した前記第1通信情報を前記記憶部に記憶させる記憶処理と、
    前記許諾受信処理で前記第1許諾情報を受信したことに応じて、前記データ収集処理の開始を指示する収集指示情報を、前記第1通信部を通じて前記画像形成装置に送信する収集指示処理と、
    前記第1通信情報を受信した後に、前記第1通信部を通じて前記画像形成装置から前記装置データ及び第2通信情報を受信する装置データ受信処理とを実行し、前記第2通信情報は、前記画像形成装置が前記装置データを送信する際に用いられた前記通信情報であり、
    前記第1制御部は、
    前記第2通信情報が前記第1通信情報と一致するか否かを判断する第1判断処理と、
    前記第1判断処理で不一致と判断したことに応じて、前記データ収集処理を許諾するか否かをユーザに確認することを指示する許諾確認情報を、前記第1通信部を通じて前記画像形成装置に送信する許諾確認処理とを実行し、
    前記画像形成装置は、
    操作部と、
    第2通信部と、
    第2制御部とを備えており、
    前記第2制御部は、
    前記データ収集処理の許諾を前記操作部を通じて受け付ける受付処理と、
    前記受付処理で許諾を受け付けたことに応じて、前記第2通信部を通じて前記サーバに前記第1許諾情報を送信する許諾送信処理と、
    前記第2通信部を通じて前記サーバに前記第1通信情報を送信する通信情報送信処理と、
    前記装置データ及び前記第2通信情報を前記第2通信部を通じて前記サーバに送信する前記データ収集処理と、
    前記第2通信部を通じて前記サーバから前記許諾確認情報を受信する許諾確認情報受信処理と、
    前記許諾確認情報を受信したことに応じて、前記受付処理とを実行するデータ収集システム。
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