JP6431585B2 - グリッド接続システムに用いる位相同期回路の位相同期方法 - Google Patents

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本発明は位相同期回路の位相同期方法に関し、特に、グリッド接続システムに用いる位相同期回路の位相同期方法に関する。
グリッド接続システムは、通常デジタル方式で制御が可能なインバータ(inverter)電路があり、インバータ電路が商用電源電圧を検出して正弦同期信号を生成し、正弦同期信号をインバータ電路中の電流回路または交流電圧制御回路に提供して、インバータ電路の電圧、周波数及び位相を商用電源の電圧、周波数及び位相と同じにすることで、二者の間の電力潮流制御(power flow control)を行うことができる。
図1に示すように、従来のインバータ電路1000は、コンパレータまたはオペアンプ1100を使用して商用電源電圧Vのゼロクロスポイントを検出し、デジタルキャプチャ(Capture)1200を介してこのゼロクロス信号SZEROの周波数を計算するほか、またこのゼロクロス信号SZEROはデフォルトの正弦波表(Sine Table)1300をリセットしてインバータ電路1000に必要な同期正弦波信号SSINを生成するためにも利用される。
しかしながら、上述のインバータ電路1000の使用時、商用電源電圧の歪み、検出電路のゼロクロス信号の振動等の問題によって、リセット信号に振動が生じ、さらには正弦波表の振動の問題が引き起こされる。この問題を解決するために、ローパスフィルタを使用して検出する商用電源電圧波形を改善したり、ヒステリシスを有するコンパレータで信号振動(signal oscillation)の問題を軽減したりすることができるが、これは正弦波表の位相遅延問題を引き起こし、電圧周波数変化が比較的広範なアプリケーションへの応用が難しい。
本発明の目的は、入力される商用電源電圧の歪み及び周波数変化等の問題を克服して正確に同期を達成し、インバータが商用電源の干渉の影響を受け難くして、正常な動作を維持させることができる、位相同期回路の位相同期方法を提供することにある。
本発明の別の目的は、高速応答の利点を備え、かつ広範な周波数範囲を有し、ディーゼル油発電機等発電設備の追跡に用い、インバータの応用範囲を拡大することができる、位相同期回路の位相同期方法を提供することにある。
上述の目的及びその他目的を達するため、本発明の位相同期回路の位相同期方法は、グリッド接続システムに用いられ、前記位相同期回路の位相同期方法が、変換信号生成工程と、誤差計算工程と、周波数修正信号取得工程と、角度信号取得工程と、同期信号生成工程と、を含む。
前記変換信号生成工程では、商用電源の電圧を検出することで第1変換信号及び第2変換信号を生成し、前記第1変換信号は第1関数形式であり、前記第2変換信号は第2関数形式である。前記誤差計算工程では、前記第1変換信号、前記第2変換信号、第1同期信号、第2同期信号の値から演算して、誤差値を取得し、前記第1同期信号は前記第2関数形式であり、前記第2同期信号は前記第1関数形式である。前記周波数修正信号取得工程では、前記誤差値を有する誤差信号を比例積分器に入力し、周波数修正信号を取得する。前記角度信号取得工程では、まず前記周波数修正信号と原周波数を相加して調整周波数を取得した後、前記調整周波数を積分して角度信号を取得する。前記同期信号生成工程では、第1関数表及び第2関数表をそれぞれ参照して、前記角度信号の角度値に対応する値を取得し、前記第1関数表中で前記角度信号の角度値に対応する値を前記第1同期信号の値とし、前記第2関数表中で前記角度信号の角度値に対応する値を前記第2同期信号の値とする。
本発明の位相同期回路の位相同期方法の一実施例において、前記第1関数表は正弦波表(Sine table)であり、前記第2関数表は余弦波表(Cosine table)であり、前記第1同期信号の位相と前記第2同期信号の位相の位相差は90度である。
本発明の位相同期回路の位相同期方法の一実施例において、前記誤差計算工程は、第1乗積取得工程と、第2乗積取得工程と、誤差値取得工程と、を含む。前記第1乗積取得工程では、前記第1変換信号と前記第1同期信号の値を相乗し、第1乗積を取得する。前記第2乗積取得工程では、前記第2変換信号と前記第2同期信号の値を相乗して、第2乗積を取得する。前記誤差値取得工程では、前記第1乗積から前記第2乗積を減算して、前記誤差値を取得する。
本発明の位相同期回路の位相同期方法の一実施例において、前記角度信号取得工程及び前記同期信号生成工程の間にさらに、角度制限工程を含み、まず範囲制限器で前記角度信号の角度値をある範囲内に制限する。
本発明の位相同期回路の位相同期方法の一実施例において、前記商用電源は三相電圧を有し、前記変換信号生成工程において、前記商用電源の三相電圧を検出して前記第1変換信号及び前記第2変換信号が生成される。
本発明の位相同期回路の位相同期方法の一実施例において、前記商用電源は単相電圧を有し、前記変換信号生成工程において、前記商用電源の単相電圧を検出して前記第1変換信号及び前記第2変換信号を生成する。
本発明の位相同期回路の位相同期方法の一実施例において、前記変換信号生成工程にさらに、サンプリング工程を含み、検出された商用電源の電圧に対してサンプリングを実施し、前記第1変換信号を生成する。
本発明の位相同期回路の位相同期方法の一実施例において、前記変換信号生成工程にさらに、遅延工程を含み、前記第1変換信号を遅延して前記第2変換信号を生成する。
これにより、本発明の位相同期回路の位相同期方法は、上述の工程を通じて、入力される商用電源の電圧歪み及び周波数変化を克服し、正確に同期を達成する効果が得られるほか、高速応答の利点を備え、かつ広範な周波数範囲を有する効果を達成し、ディーゼル油発電機等発電設備の追跡に用い、インバータの応用範囲を拡大することができる。
従来のインバータ電路を示す概略図である。 本発明の位相同期回路の位相同期方法を使用したグリッド接続システムの一実施例のシステムブロック図である。 本発明の位相同期回路の位相同期方法の一実施例を示すフローチャートである。 本発明の位相同期回路の位相同期方法の別の一実施例を示すフローチャートである。 商用電源が三相電圧を有するときの本発明の一実施例を示す概略図である。 商用電源が三相電圧を有するときの本発明の一実施例の模擬回路図である。 商用電源が三相電圧を有するときの本発明の一実施例の模擬結果図である。 商用電源が単相電圧を有するときの本発明の一実施例を示す概略図である。 商用電源が単相電圧を有するときの本発明の一実施例の模擬回路図である。 商用電源が単相電圧を有するときの本発明の一実施例の模擬結果図である。
本発明の目的、特徴、効果について充分に理解できるように、以下で具体的な実施例に添付の図面を組み合わせ、本発明について詳細に説明する。
図2を参照する。図2に本発明の位相同期回路の位相同期方法を使用したグリッド接続システム100の一実施例のシステムブロック図を示す。図2に示すように、前記グリッド接続システム100は、位相同期回路110、絶縁保護素子120、電圧コントローラ130、電流コントローラ140、正弦パルス幅変調(Sinusoidal PWM)ドライバ150、インバータ160を含み、前記インバータ160が、直流バス161、MOSFETモジュール162、LCフィルタ163を含み、前記LCフィルタ163が商用電源グリッドに接続される。
そのうち、前記位相同期回路110は、商用電源電圧Vを検出し、内部の追跡調整メカニズムにより出力信号(例えば正弦波信号)と商用電源電圧Vの誤差(例えば位相差)を徐々に低下させ、前記インバータ160の電圧、周波数、位相を商用電源の電圧、周波数、位相と同じにして、二者間の電力潮流制御を行うことができる。
注意すべきは、図2のグリッド接続システム100は数々のグリッド接続システムの一例に過ぎない点であり、本発明の位相同期回路の位相同期方法の適用範囲は図2のグリッド接続システム100に限らない。本発明の位相同期回路の位相同期方法は、少なくともオングリッド型再生エネルギー発電システム及び無停電電源供給器(UPS)等を含む、各種タイプのグリッド接続システムに適用できる。
続いて、図3を参照する。図3は本発明の位相同期回路の位相同期方法のフローチャートである。図3に示すように、前記位相同期回路の位相同期方法は、変換信号生成工程S110と、誤差計算工程S120と、周波数修正信号取得工程S130と、角度信号取得工程S140と、同期信号生成工程S150と、を含む。
前記変換信号生成工程S110は、商用電源電圧Vを検出して第1変換信号S1及び第2変換信号S2を生成する。一実施例において、前記第1変換信号S1の値はVsin(ωt)であり、前記第1変換信号S1はsine関数形式であるため、sine関数を第1関数と呼び、前記第1変換信号S1は第1関数形式である。前記第2変換信号S2の値はVcos(ωt)であり、前記第2変換信号S2はcosine関数形式であるため、cosine関数を第2関数と呼び、前記第2変換信号S2は第2関数形式である。このほか、Vは商用電源の二乗平均平方根電圧を表し、ω原周波数を表す。tは時間を表す。
注意すべきは、前記実施例において、前記第1関数及び第2関数はそれぞれsine関数及びcosine関数であるが、これに限らない点であり、例えば、その他の可能な実施例において、前記第1関数はcosine関数形式とし、かつ前記第2関数はsine関数形式に対応してもよい。
前記誤差計算工程S120では、前記第1変換信号S1、前記第2変換信号S2、第1同期信号S3、第2同期信号S4の値で演算し、誤差値eを取得する。一実施例において、前記第1同期信号S3の値はcos(ωt)であり、前記第1同期信号S3はcosine関数形式であるため、前記第1同期信号S3は第2関数形式であり、前記第2同期信号S4の値はsin(ωt)であり、前記第2同期信号S4はsine関数形式であるため、前記第2同期信号S4は第1関数形式である。このほか、ωは周波数修正後の調整周波数を表す。
例えば、以下の算式を利用して前記誤差値eを計算することができる。
e= V{sin(ωt)cos(ωt)- cos(ωt)sin(ωt)}。
そのうち、Vsin(ωt)cos(ωt)を第1乗積と呼び、前記第1乗積は前記第1変換信号S1と前記第1同期信号S3の値を相乗した結果に等しい。Vcos(ωt)sin(ωt)を第2乗積と呼び、前記第2乗積は前記第2変換信号S2と前記第2同期信号S4の値を相乗した結果に等しい。前記誤差値eは前記第1乗積から前記第2乗積を減じた値に等しい。
前記周波数修正信号取得工程S130では、前記誤差値eを有する誤差信号を比例積分器に入力し、周波数修正信号S5を取得する。前記周波数修正信号S5の値は△ωである。
前記角度信号取得工程S140では、まず前記周波数修正信号△ωと原周波数ωを相加して前記調整周波数ωを取得した後、前記調整周波数ωを積分して角度信号θを取得する。即ち、ω=ω+△ωであり、ωを積分後θが得られる。
前記同期信号生成工程S150は、第1関数表T1及び第2関数表T2をそれぞれ参照して前記角度信号θの角度値に対応する値を取得する。前記実施例において、前記第1関数表T1は余弦波表(cosine table)であり、前記第2関数表T2は正弦波表(sine table)である。前記第1同期信号S3の位相と前記第2同期信号S4の位相の位相差は90度である。このため、θ=60°の場合、前記第1関数表T1を参照してcos(60°)=1/2が得られ、前記第2関数表T2を参照して
Figure 0006431585

が得られる。
さらに、図4に示すように、前記角度信号取得工程S140及び前記同期信号生成工程S150の間に角度制限工程S160を含み、前記角度制限工程S160はまず範囲制限器で前記角度信号θの角度値をある範囲内に制限し(例えば0〜2πの範囲内に制限)、前記角度制限工程S160により、前記角度信号θの角度値が変換後必ず予め定めた範囲内にはいるように確認することができ、かつ前記第1関数表T1及び前記第2関数表T2の寸法が適切に制御されるようにする。例えば、θ=2π〜4πを考慮する必要がないとき、前記第1関数表T1及び前記第2関数表T2の対応値の問題は、変換を経た後θは必ず0〜2πの範囲内になり、かつ変換後、sinθとcosθの値を計算するとやはり同じになる。
前記角度信号θの角度値は、前記第1関数表T1中の対応する値を前記第1同期信号S3の値とし、即ち、前記第1同期信号S3の値はcos(ωt)であり、前記角度信号θの角度値は前記第2関数表T2中の対応する値を前記第2同期信号S4の値とし、即ち、前記第2同期信号S4の値はsin(ωt)である。例えば、θ=60°の場合、前記第1同期信号S3の値は1/2、前記第1同期信号S4の値は
Figure 0006431585

である。
上述の工程を経て、比例積分調整で誤差eを徐々にゼロにすることで、位相同期の目的を達することができ、即ち、ω=ω、△ω=0。商用電源電圧信号に歪みや周波数振動があっても、位相同期制御回路の計算も制御回路のフィードバック制御により、歪みまたは周波数振動により引き起こされる誤差を減衰して、位相同期信号の振動問題を排除することができる。
このほか、従来技術の検出電路を使用し、コンパレータまたはオペアンプを組み合わせる方法と比較して、本発明の位相同期回路の位相同期方法は、直接商用電源電圧Vを第1関数形式または第2関数形式の変換信号に変換する。この方法は応答速度を速くするために役立ち、また適用周波数範囲を拡張するためにも役立つため、ディーゼル油発電機等の発電設備の追跡に用いることができる。
商用電源の種類の違いに応じて、本発明の位相同期回路の位相同期方法は、対応した変化または調整を行うこともできる。以下、図5〜図7及び図8〜図10を参照する。図5〜図7はそれぞれ商用電源が三相電圧を有するときの一実施例の概略図、模擬回路図及び模擬結果図であり、図8〜図10はそれぞれ商用電源が単相電圧を有するときの一実施例の概略図、模擬回路図及び模擬結果図である。
図5に示すように、商用電源の三相電圧はそれぞれVsa、Vsb、Vscであり、abc-αβ軸変換後、前記第1変換信号S1の値Vsin(ωt)及び前記第2変換信号S2の値Vcos(ωt)が得られる。前記第1変換信号S1及び前記第2変換信号S2がそれぞれ前記第1同期信号S3及び前記第2同期信号S4と相乗された後相互に減算され、前記誤差値eが算出される。前記誤差値eは比例積分器PIを経た後周波数修正信号△ωが得られる。
続いて、図6及び図7の模擬検証した模擬回路図及び模擬結果を参照する。電圧初期値の設定時、故意に三相入力電圧のA相位相とSine table相差を100度にし、位相同期回路の修正を経ることで、その誤差(Verr)がだんだん小さくなり、最終的に入力電圧(Vin_sin)がSine Table(Vsin)と同相になり、周波数(Freq)も商用電源電圧と同じ60Hzに定まる。
図8に示すように、商用電源は単相電圧を有し、サンプリング工程S111及び遅延工程S112の後、前記第1変換信号S1の値Vsin(ωt)及び前記第2変換信号S2の値Vcos(ωt)が得られ、前記第1変換信号S1及び前記第2変換信号S2がそれぞれ前記第1同期信号S3及び前記第2同期信号S4と相乗された後相互に減算され、前記誤差値eが算出される。前記誤差値eは比例積分器PIを経た後周波数修正信号△ωが得られる。
続いて、図9及び図10の模擬検証した模擬回路図及び模擬結果を参照する。電圧初期値の設定時、故意に単相入力電圧の位相とSine table相差を100度にし、位相同期回路の修正を経ることで、その誤差(Verr)がだんだん小さくなり、最終的に入力電圧(Vin_sin)がSine Table(Vsin)と同相になり、周波数(Freq)も商用電源電圧Vと同じ60Hzに定まる。
上述をまとめると、本発明の位相同期回路の位相同期方法は、上述の工程を通じて、入力される商用電源の電圧歪み及び周波数変化を克服し、正確に同期を達成する効果が得られるほか、高速応答の利点を備え、かつ広範な周波数範囲を有する効果を達成し、ディーゼル油発電機等発電設備の追跡に用い、インバータの応用範囲を拡大することができる。
本発明は上述で最良の実施例を開示したが、当業者であれば理解できるように、この実施例は単に本発明を説明するために用いたのみであり、本発明の範囲を限定すると理解されるべきではない。注意すべきは、この実施例と同等効果を有する変化および置換はすべて、本発明の範疇内に含まれることである。このため、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の定義に準じる。
Vsa、Vsb、Vsc 三相商用電源電圧
100 グリッド接続システム
110 位相同期回路
120 絶縁保護素子
130 電圧コントローラ
140 電流コントローラ
150 正弦パルス幅変調ドライバ
160 インバータ
161 直流バス
162 MOSFETモジュール
163 LCフィルタ
1000 インバータ電路
1100 オペアンプ
1200 デジタルキャプチャ
1300 正弦波表
ZERO ゼロクロス信号
SIN 正弦波信号
T1 第1関数表
T2 第2関数表
sa、Vsb、Vsc 商用電源の三相電圧
商用電源電圧
S110〜S160 工程
S111 サンプリング工程
S112 遅延工程
S1 第1変換信号
S2 第2変換信号
S3 第1同期信号
S4 第2同期信号
S5 周波数修正信号

Claims (8)

  1. グリッド接続システムに用いる位相同期回路の位相同期方法であって、
    商用電源の電圧を検出して第1変換信号及び第2変換信号を生成し、前記第1変換信号が第1関数形式であり、前記第2変換信号が第2関数形式である変換信号生成工程と、
    前記第1変換信号、前記第2変換信号、第1同期信号、第2同期信号の値で演算して誤差値を取得し、前記第1同期信号が前記第2関数形式であり、前記第2同期信号が前記第1関数形式である誤差計算工程と、
    前記誤差値を有する誤差信号を比例積分器に入力し、周波数修正信号を取得する、周波数修正信号取得工程と、
    まず前記周波数修正信号と原周波数を相加して調整周波数を取得した後、前記調整周波数を積分して角度信号を取得する、角度信号取得工程と、
    第1関数表及び第2関数表をそれぞれ参照して、前記角度信号の角度値に対応する値を取得し、前記第1関数表中で前記角度信号の角度値に対応する値を前記第1同期信号の値とし、前記第2関数表中で前記角度信号の角度値に対応する値を前記第2同期信号の値とする、同期信号生成工程と、
    を含むことを特徴とする、位相同期回路の位相同期方法。
  2. 前記第1関数表が正弦波表(Sine table)であり、前記第2関数表が余弦波表(Cosine table)であり、前記第1同期信号の位相と前記第2同期信号の位相の位相差が90度であることを特徴とする、請求項1に記載の位相同期回路の位相同期方法。
  3. 前記誤差計算工程が、
    前記第1変換信号と前記第1同期信号の値を相乗し、第1乗積を取得する第1乗積取得工程と、
    前記第2変換信号と前記第2同期信号の値を相乗し、第2乗積を取得する第2乗積取得工程と、
    前記第1乗積から前記第2乗積を減算し、前記誤差値を取得する誤差値取得工程と、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の位相同期回路の位相同期方法。
  4. 前記角度信号取得工程及び前記同期信号生成工程の間にさらに、角度制限工程を含み、まず範囲制限器で前記角度信号の角度値をある範囲内に制限することを特徴とする、請求項1に記載の位相同期回路の位相同期方法。
  5. 前記商用電源が三相電圧を有し、前記変換信号生成工程において、前記商用電源の三相電圧を検出して前記第1変換信号及び前記第2変換信号を生成することを特徴とする、請求項1に記載の位相同期回路の位相同期方法。
  6. 前記商用電源が単相電圧を有し、前記変換信号生成工程において、前記商用電源の単相電圧を検出して前記第1変換信号及び前記第2変換信号を生成することを特徴とする、請求項1に記載の位相同期回路の位相同期方法。
  7. 前記変換信号生成工程にさらに、サンプリング工程を含み、検出された商用電源の電圧に対してサンプリングを実施し、前記第1変換信号を生成することを特徴とする、請求項6に記載の位相同期回路の位相同期方法。
  8. 前記変換信号生成工程にさらに、遅延工程を含み、前記第1変換信号を遅延して前記第2変換信号を生成することを特徴とする、請求項7に記載の位相同期回路の位相同期方法。
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