JP6431379B2 - 建具 - Google Patents
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Description
このような下枠の段差を埋めてフルフラットな引き違い障子に改装して障害にならないことが要求されている。特に住宅を入手した後、数年から十数年が経過して住人が老化したり障害を得たりすると段差のある一般的な引き違い障子からバリアフリーの引き違い障子に改修することが望まれている。
しかも、障子についても下框の下部の見込み寸法(厚み寸法)を上部より小さくすると共に、各障子の煙返しの下端を切り欠くことによって隣り合う障子間にレール間アタッチメントのレール部と干渉しない空間部を形成している。
そのため、一般的な引き違い障子をバリアフリーの引き違い障子に改装することは交換部品が多く費用と手間がかかるという欠点があった。
また、一般的な引き違い障子とフルフラット用の引き違い障子を兼用できない理由として、下枠と障子の気密水密性能を確保できない、一般障子の戸車位置に合わせてフルフラットの障子に補修すると下枠がフラット対応にならない等という問題があった。
本発明によれば、下枠に段差を有する一般的な建具をバリアフリーのフルフラットな建具として用いる場合、レールの屋内側または屋外側で下枠に受け部を取り付けて下枠のレールと受け部をほぼフラットに形成し、障子の下框にアタッチメントを取り付けて第一シール部材をレールに当接させることで障子と下枠との間を気密及び水密に確保できる。
アタッチメントの長手方向端部に別の第二シール部材を装着することで、レールとの間を気密及び水密に確保できる。
一般的な建具をバリアフリーの建具に改装する場合には、障子の下框をレールの上方に位置させることで下枠の段差部にレールに近接した高さの受け部を装着してレールと段差部とをほぼフラットにして段差をなくすと共に、戸車部材の戸車を例えば調整ねじの操作等によって下框の下方に突出させることでレールに取り付けることができ、障子が走行可能である。
また、下枠に受け部を取り付け、障子の下框にアタッチメントを取り付けると共に、一般的な建具における障子を用いて、一般的な建具からバリアフリーの建具に改装できる。また、逆にバリアフリーの建具から一般的な建具に改装することもできる。
そして、下框6の下側にアタッチメント35が取り付けられ、その両端には縦框7の下端に当接するシール部材(第二シール部材)38が取り付けられている。
そして、第二レール18の更に屋外側には第二段差部15よりも更に下方に下がった第三段差部19と網戸用レール20とが設けられている。第一レール17、第二レール18、網戸用レール20は互いに平行に配列され、網戸用レール20は第一及び第二レール17,18より下側に位置している。
また、第二段差部15には第二レール18より若干高さの低い第二受け部23が取り付けられている。第二受け部23の左右両方の端部には、第二レール18の頭部下のくびれ部18aと第二段差部15の係合片部15aとにそれぞれ係合する係止部23a、23bが設けられている。これによって第一及び第二レール17,18と第一及び第二受け部22、23はほぼ同一高さに設定されている。
しかも、戸車部材25は筐体26の外部に設けた調整ねじ28を正逆回転させることで従来公知の手段によって筐体26に対して戸車27を上下方向に進退可能とし、バリアフリーの引き違い障子1Bでは一般的な引き違い障子1Aの位置よりも下方に突出した位置に支持されている。
係合部35bは例えば断面コの字状に形成されていてパッキン36の一端を係合させると共に他端を第一レール17または第二レール18に当接させていて、下框6と下枠11の第一または第二レール17,18との間における屋外と屋内との間の気密性と水密性を確保している。
また、外障子2に設けたアタッチメント35は第二レール18と第三受け部31の平坦部31aとの間に配設され、戸車27の下側で係合部35bに固定したパッキン36が戸車27の一部に重なる位置に突出して第二レール18に当接している。
また、図5に示す一般的な引き違い障子1Aでは、外障子2と内障子3は枠体10内で下框6の下端が下枠11の第一段差部14と第二段差部15内に保持され、下框11の戸車27を下框11内に引っ込ませ、上框5の戸車27を上框5から突出させて、下側の第一及び第二レール17,18と上側の第一及び第二レールにそれぞれ支持されている。そのため、下框6にアタッチメント35とシール部材38は設けられていない。
なお、網戸33はレール溝を深く形成することで、第三受け部31の有無による高さの変化に対応させることができる。
まず、図5及び図6に示す一般引き違い障子1Aにおいて、下枠11において基部13、第一及び第二レール17,18と第一及び第二段差部14,15とで段差が設定されている。第三段差部19と網戸用レール20は更に下方に下がって設置されている。
更に外障子2及び内障子3における各下框6の係合受け部34にアタッチメント35を取り付け、アタッチメント35の係合部35bにパッキン36を嵌合させる。更にアタッチメント35の係合部35bの両端にシール部材38の嵌合部38aを嵌合する。
また、網戸用レール20の上に第三受け部31を取り付けて固定ねじ32で網戸用レール20に固定させる。
これによって、図2に示す下枠11において、第一レール17及び第二レール18と第一受け部22、第二受け部23、第三受け部31とがほぼフラットになり、バリアフリー状態になる。そのため、老人や障害者や車椅子等がバリアフリーの引き違い障子1Bの下枠11上を移動可能であり、下枠11の第一及び第二レール17,18や第一及び第二段差部14,15につまずいたり落ち込んだりすることがない。
しかも、改装に際して第一から第三受け部14,15、31やアタッチメント35及びシール部材38を下枠11や外障子2及び内障子3に装着し、外障子2及び内障子3についても下框6に設けた各戸車27の突出量を調整するだけで改装可能である。更にアタッチメント35とパッキン36によって上側に持ち上げた外障子2及び内障子3と下枠11との間の気密性と液密性を確保できる。
従って、本実施形態による引き違い障子1は、改装が容易である上に改装に要する部品点数が少なく改装コストを低廉にすることができる。
この場合、第一、第二及び第三受け部22,23、31を取り除き、外障子2及び内障子3の下框6における戸車27の突出量を調整すると共に、アタッチメント35とシール部材38を各障子2,3から取り除くようにすればよい。そして、外障子2及び内障子3の各下框6が図6に示すように第一段差部14及び第二段差部15側に落ち込んだ配置にすればよい。
なお、網戸33と網戸用レール20、そして第三受け部31等は必ずしも設けなくてもよい。
なお、障子が3枚以上の場合には、下枠11に設けたレールや段差部も3つ以上であり、受け部も3つ以上設置されていてよい。また、障子が1枚の場合には下枠11に設けたレールの段差部に取り付ける受け部も1つでよい。これらは全て本発明の建具に含まれる。
なお、上述した実施形態において、一般的な引き違い障子1Aにおいて、外障子2と内障子3の各上框5にパッキン36を取り付けたアタッチメント35とシール部材38を設けて上枠10aと上框5との間に気密性と水密性を確保してもよい。
また、本発明による建具は上述した引き違い障子1、1A、1Bに限定されることなく、レールや段差を備えた構造のものであればよい。
2 外障子
3 内障子
6 下框
10 枠体
11 下枠
14 第一段差部
15 第二段差部
17 第一レール
18 第二レール
22 第一受け部
23 第二受け部
25 戸車部材
27 戸車
34 係合受け部
35 アタッチメント
36 パッキン(シール部材、第一シール部材)
38 シール部材(第二シール部材)
Claims (3)
- 上下枠と左右の縦枠を備えた枠体の下枠にレールを備えていて、該レールによって案内される障子を枠体内に納めた建具において、
前記レールの屋内側または屋外側で前記下枠に取り付けられていて該レールの高さに近接する高さに設定された受け部と、
前記障子の下框に形成され、該下框と前記レールとの間を閉塞するシール部材または該下框から前記下枠方向に延びるアタッチメントを選択的に取り付け可能な係合受け部と、を備え、
前記障子の下框の前記係合受け部に取り付けられた前記アタッチメントと、
前記アタッチメントに取り付けられ前記レールに当接する第一シール部材と、
を備えたことを特徴とする建具。 - 前記アタッチメントの長手方向端部には前記レールに当接する別の第二シール部材を装着した請求項1に記載された建具。
- 前記障子の下框をレールの上方に位置させると共に、前記下框の下方に戸車を突出させて前記レールに取り付けた請求項1または2に記載された建具。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2015003217A JP6431379B2 (ja) | 2015-01-09 | 2015-01-09 | 建具 |
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Family Applications (1)
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