JP6431327B2 - 建具 - Google Patents

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本発明は、断熱性能の優れた建具に関する。
従来、建具の断熱性を向上するために、枠や框等のフレームをアルミと樹脂の複合材にして伝熱を抑えたり、ガラスを複層ガラスにするなどの対策がとられていた(例えば、非特許文献1参照。)。しかし近年、より高い断熱性能が求められている。
三協立山アルミ株式会社発行のカタログ「マディオJ・M 総合カタログ」(カタログNo.STJ0663A)、2011年5月、p.1000〜1021
本発明は以上に述べた実情に鑑み、断熱性能の優れた建具の提供を目的とする。
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による建具は、パネルと、パネルの周囲を囲むフレームとを備え、フレームは、室外側のアルミ部材と室内側の樹脂部材とからなり、内周側が開口したパネル保持溝を有し、パネル保持溝の底部からパネルの小口にわたって、又はパネル保持溝の底部からパネルの小口近傍に向けて設けた断熱性の仕切り部を有し、仕切り部は、アルミ部材の室内側端より室内側に位置することを特徴とする。
請求項記載の発明による建具は、請求項1記載の発明の構成に加え、断熱性の仕切り部が室内外方向に間隔をおいて複数設けてあることを特徴とする。
請求項1記載の発明による建具は、フレームが室外側のアルミ部材と室内側の樹脂部材とからなり、パネル保持溝の底部からパネルの小口にわたって、又はパネル保持溝の底部からパネルの小口近傍に向けて設けた断熱性の仕切り部を有することで、パネル保持溝内の空気の対流による熱移動が阻害され、さらに仕切り部がアルミ部材の室内側端より室内側に位置することで、暖かい空気を仕切り部の室内側の空間に閉じ込めることができ、アルミ部材を伝って仕切り部よりも室内側に冷気が伝わることもないから、断熱性能が向上する。
請求項記載の発明による建具は、断熱性の仕切り部が室内外方向に間隔をおいて複数設けてあることで、空間が室内外方向により細かく仕切られるので、断熱性能をより一層向上することができる。
本発明の建具の第1実施形態を示す縦断面図である。 第1実施形態の建具の横断面図である。 第1実施形態の建具の室外側正面図である。 本発明の建具の第2実施形態を示す縦断面図である。 第2実施形態の建具の横断面図である。 本発明の建具の第3実施形態を示す縦断面図である。 第3実施形態の建具の横断面図である。 本発明の建具の第4実施形態を示す縦断面図である。 第4実施形態の建具の横断面図である。 本発明の建具の第5実施形態を示す縦断面図である。 第5実施形態の建具の横断面図である。 第5実施形態の建具の室外側正面図である。 第1実施形態の建具ついて行った熱移動のシミュレーションの結果を示す熱流線図である。 比較例として、パネル保持溝内に仕切り部が無い建具について行った熱移動のシミュレーションの結果を示す熱流線図である。 建具(採風ドア)の縦断面図であって、(a)はヒレ片を室外側寄りに設けたもの、(b)はヒレ片を室内外方向のほぼ中央に設けたもの、(c)はヒレ片を室内側寄りに設けたものを示す。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1〜3は、本発明の建具の第1実施形態を示している。本建具は、勝手口等に設置される採風ドアであって、躯体開口部に取付けられる枠8に、蝶番9で室外側に開くように支持してあり、上框10と下框11と吊元框12と戸先框13とを四周框組みして矩形の框体が構成され、框体の開口部に外障子14と内障子15とからなる上げ下げ窓16を設けてある。外障子14と内障子15は、ワイヤーと滑車を用いた連動機構(図示省略)により連結され、内障子15を上げるとこれに連動して外障子14が下降し、外障子14の上方と内障子15の下方に形成される開口部を通じて採風が行える。
枠8は、図1,2に示すように、室内側の見えがかりの部分が樹脂形材17で構成され、樹脂形材17の室外側面にドアとの隙間を塞ぐタイト材18を取付けている。
框体を構成する上框10と下框11と吊元框12と戸先框13は、図1,2に示すように、室外側がアルミ形材19a,19b,19c,19dで形成され、室内側が樹脂形材20a,20b,20c,20dで形成してある。各樹脂形材20a,20b,20c,20dは、内部に仕切り壁21を多数設け、内部空間を細かく仕切ってある。また各框10,11,12,13は、内周側に開口して外・内障子14,15の周縁部を呑み込む溝7を有している。
外障子14と内障子15は、図1,2に示すように、上框2と下框3と左右の竪框4,4とを矩形に框組みし、その枠内に複層ガラス1を装着して構成されている。障子14,15の各框2,3,4は、外障子14の下框3を除いて、室外側がアルミ形材22a,22b,22cで形成され、室内側が樹脂形材23a,23b,23cで形成されている。樹脂形材23a,23b,23cは、内部に仕切り壁24を設け、内部空間を細かく仕切ってある。外障子14の下框3は、内障子15の上框2の室外側に重なるため、全体がアルミ形材で形成してある。
各框2,3,4は、内周側が開口したパネル保持溝5を有しており、パネル保持溝5の室外側壁5aと室内側壁5bとの間に、ビード27を介して複層パネル1を保持している。パネル保持溝5の室内側壁5b及び底部5cは樹脂で形成されており(外障子14の下框3を除く)、そのうち上框2と竪框4のパネル保持溝5の室内側壁5bは、着脱自在な押縁になっている。
外障子14及び内障子15は、複層ガラス1を入れない状態で上框2と下框3と左右の竪框4,4を框組みしてから、上框2と竪框4,4の押縁5bを外した状態で、室内側から複層ガラス1をパネル保持溝5内に下側から室外側に回動させるようにして入れるようになっている。そのため、複層ガラス1を入れるときに複層ガラス1の縁が框と当って破損するのを防ぐために、グレイジングチャンネルを介して複層ガラスを嵌め込むような一般的なサッシの障子と比べて、各框2,3,4のガラス保持溝5内の空間が広くなっている。上框2と竪框4のガラス保持溝5内の空間は、下框3のガラス保持溝5内の空間よりも広くなっている。
上框2と竪框4のパネル保持溝5の底部5cには、室内外方向の中間部より内周側に向けて突出する軟質樹脂製のヒレ片6を有しており、ヒレ片6の先端部が複層ガラス1の小口1aに当接している。このヒレ片6は、框2,4を構成する樹脂形材23a,23cと一体成形したものである。またヒレ片6は、室内側に向けて若干傾斜しており、そのため複層ガラス1の小口1aに当接するヒレ片6の先端部は、常に室内側に曲がるようになっている。ヒレ片6は、框の室外側に配置されたアルミ形材22a,22cよりも室内側に設けてある。このようにパネル保持溝5内にヒレ片6を設けることで、パネル保持溝5内の空間が室内外方向に2つに仕切られている。ヒレ片6によって仕切られた室内側空間33は、樹脂製のヒレ片6、樹脂形材23a,23c、樹脂押縁5b及び複層ガラス1の、熱伝導率の小さい部材で囲まれた断熱された空間となっている。
本建具は、枠8や框2,3,4,10,11,12,13等のフレームの室内側部を樹脂形材20a,20b,20c,23a,23b,23cで形成したことで、フレームを伝っての熱移動が抑えられること、複層ガラス1にしたことによる断熱効果に加え、上述のようにパネル保持溝5の底部5cより複層ガラス1の小口1aにわたって軟質樹脂製のヒレ片6を設け、パネル保持溝5内の空間を室内外方向に仕切ったことで、パネル保持溝5内の空気の対流による熱移動が阻害されるため、断熱性能をより一層向上することができる。特に本実施形態の建具のように、框2,3,4のパネル保持溝5内の空間が広い場合に、このようにヒレ片6を設けることは断熱性能を向上させるのに効果的である。
ヒレ片6が、アルミ形材22a,22cよりも室内側に設けてあることで、暖かい空気を室内側に閉じ込めることができ、断熱性能を高めるのに効果的である。後述するように、ヒレ片6を室内外方向に複数設ける場合には、少なくとも一つのヒレ片6がアルミ形材22a,22cよりも室内側にあればよい。
さらに、ヒレ片6によって分けられた室内側空間33が樹脂等の熱伝導率の小さい部材で囲まれた断熱された空間となっているので、同空間内に閉じ込めた暖かい空気の熱が周りの壁を伝って逃げるのを防ぎ、断熱性能を高めるのに効果的である。
図13は、第1実施形態の建具ついて行った熱移動のシミュレーションの結果を示す熱流線図である。シミュレーションは、外部0℃、内部20℃の条件で行った。図中に表された細い線は熱流線を示し、一本あたりの間隔は0.1W/mである。熱流線が密集していると、移動している熱の量が多いことを意味し、熱流線が離れていると、移動している熱の量が少ないことになる。比較のために、パネル保持溝5内にヒレ片6を設けないものについても、同じようにシミュレーションを行った。その結果を図14に示す。
図13と図14を見比べると、パネル保持溝5内にヒレ片6を設けた図13のものは、ヒレ片6を設けない図14のものと比較して、パネル保持溝5内に表れた熱流線の間隔が広く、熱流線の本数も少なくなっており、このことから図13のものの方が移動している熱の量が少ないこと、すなわち断熱性能が高いことが分かる。図13,14において、框の室外側に配置されたアルミ形材22cに熱流線が密集しており、パネル保持溝5内の熱は熱流線が密集したアルミ形材22cに逃げているので、図13に示すように、その室内側でヒレ片6で仕切ることに意味がある。
以上に述べたように、パネル保持溝5の底部5cと複層パネル1の小口1aとにわたってヒレ片6を設け、パネル保持溝5内の空間を室内外に仕切ることで、パネル保持溝5内の空気の対流による熱移動が阻害されるため、断熱性能を高めることができる。ヒレ片6は軟質樹脂で形成され、柔軟に変形するため、複層ガラス1を取付けるのに何ら支障がなく、ガラス1の小口が破損するおそれもない。また、ヒレ片6は框2,4を構成する樹脂形材23a,23cと一体成形することで、あとからヒレ片6を別途装着する手間が要らず、低コストである。またこのようにパネル保持溝5内にヒレ片6を設けることで、雨水が室内に流れ込むことも防止できるため、水密性能も向上できる。障子14,15の下框3のパネル保持溝5内には、パネル保持溝5内に浸入した雨水等の排水を考慮してヒレ片6を設けていないが、下框3のパネル保持溝5内にもヒレ片6を設けることで、断熱性能をさらに向上することができる。この場合、下框3のパネル保持溝5内のヒレ片6に、排水のための孔や切欠き等を設けておけば、排水に支障がない。
上述の実施形態では、ヒレ片6の先端を複層ガラス1の小口1aに当接しているが、ヒレ片6の先端と複層ガラス1の小口1aとの間に若干隙間があってもよい。隙間の大きさは2mm以下であることが好ましい。隙間の大きさが2mm以下であれば、当接している場合と同様に空気の対流を防ぐことができ、断熱性能を向上できる。
さらに本建具は、図1に示すように、内障子15の下框3の外周側面(下面)の室内外方向の中間位置に軟質樹脂製のヒレ片28が垂下して設けてあり、ヒレ片28は先端がドア本体の下框11の溝7の底面に当接しており、溝7内の空間がヒレ片28により室内外に仕切られている。これにより、パネル保持溝5内にヒレ片6を設けた場合と同様に、溝7内の空気の対流による熱移動が阻害されるため、断熱性能が向上する。また、ヒレ片28により雨水が室内側に流れるのを防ぐことで、水密性能も向上する。ヒレ片28は、障子15の下框3を構成する樹脂形材23bと一体成形してあり、そのため後からヒレ片28を別途装着する手間が要らず、低コストである。ヒレ片28は柔軟に変形するため、障子15の開閉を妨げることがない。ヒレ片28は、框の室外側に配置されたアルミ形材22bよりも室内側に配置されているので、暖かい空気を室内側に閉じ込めることができ、断熱性を高める効果がある。また、ヒレ片28により分けられた室内側空間34は、樹脂等の熱伝導率の小さい部材で囲まれた断熱された空間となっているため、同空間34内に閉じ込めた暖かい空気の熱が周りの壁を伝って逃げるのを防ぎ、断熱性能を高めるのに効果的である。
図4,5は、本発明の建具の第2実施形態を示している。この実施形態では、パネル保持溝5の底部5cより複層パネル1の小口1aに向けて、ヒレ片6a,6bを室内外方向に間隔をおいて2つ設け、さらにパネル保持溝5の室内側壁5bを構成する押縁にもヒレ片6cを設け、当該ヒレ片6cを複層パネル1の室内側に当接している。すなわち、本実施形態ではパネル保持溝5内にヒレ片6a,6b,6cが計3つ設けられ、パネル保持溝5内の空間が室内外方向に4つに仕切られている。各ヒレ片6a,6b,6cは、樹脂形材23a、23c及び押縁5bと一体に形成したものである。
本実施形態によれば、パネル保持溝5内の空間が室内外方向により細かく仕切られるため、断熱性能をより一層向上することができる。
図6,7は、本発明の建具の第3実施形態を示している。この実施形態では、パネル保持溝5の底部5cに略半円形断面の軟質突部29を設け、軟質突部29の頂部を複層パネル1の小口1aに当接している。軟質突部29は、框2,4を構成する樹脂形材23a,23cと一体成形している。
本実施形態によれば、軟質突部29によりパネル保持溝5内の空間が仕切られることに加え、軟質突部29の内部の空気が密閉されるため、断熱性能が一層向上する。
図8,9は、本発明の建具の第4実施形態を示している。この実施形態では、パネル保持溝5の底部5cにタイト材ホルダー30を設け、タイト材ホルダー30に通しこんだタイト材31に3つのヒレ片6a,6b,6cを室内外方向に離間して設け、各ヒレ片6a,6b,6cを複層ガラス1の小口1aに当接している。
本実施形態によれば、第2実施形態と同様にパネル保持溝5内の空間が室内外方向に細かく仕切られるので、断熱性能が一層向上する。また、パネル保持溝5の全体がアルミで構成されている場合でも、パネル保持溝5内にヒレ片6a,6b,6cを容易に設置できる。
図10〜12は、本発明の建具の第5実施形態を示している。本建具は、勝手口等に設置される框ドアであって、躯体開口部に取付けられる枠8に、蝶番9で室外側に開くように支持してあり、上框10と下框11と吊元框12と戸先框13とを四周框組みして矩形の框体が構成され、各框10,11,12,13の内周側に開口して形成されたパネル保持溝5に、グレイジングチャンネル32を介して複層ガラス1を嵌め込んで構成したものである。
グレイジングチャンネル32は、図10,11に示すように、外周側面に2つのヒレ片6a,6bが室内外方向に離間して突設され、各ヒレ片6a,6bがパネル保持溝5の底部5cに当接している。
本実施形態の建具も、グレイジングチャンネル32から突設したヒレ片6a,6bによりパネル保持溝5内の空間が室内外方向に複数に仕切られることで、断熱性能を向上する効果がある。ヒレ片6a,6bをグレイジングチャンネル32と一体に設けたことで、本グレイジングチャンネル32をガラス1に巻き付けるだけで、全ての窓種の断熱性能を向上できる。
以上に説明した採風ドアの第1〜第4実施形態、框ドアの第5実施形態について、熱貫流率を計算によって求めた。また、比較例1として、採風ドアでパネル保持溝5内のヒレ片6がないもの、比較例2として、框ドアでパネル保持溝5内のヒレ片6がないものについても熱貫流率を求め、各実施形態と比較例との熱貫流率の差を求めた。その結果を以下の表1に示す。
Figure 0006431327
表1より明らかなように、採風ドアの第1実施形態は、ヒレ片6のない比較例1よりも熱貫流率が小さく、断熱性能が優れている。ヒレ片6を複数設けた第2,4実施形態、半円形の軟質突部29を設けた第3実施形態は、第1実施形態よりもさらに熱貫流率が小さく、断熱性能がより優れている。框ドアの第5実施形態は、ヒレ片6のない比較例2よりも熱貫流率が小さく、断熱性能が優れている。
さらに、ヒレ片6の位置による影響を調べるために、図15(a)〜(c)に示すように、ヒレ片6を室外側寄りに設けた場合、ヒレ片6を室内外方向のほぼ中央に設けた場合、ヒレ片6を室内側寄りに設けた場合(何れも採風ドア)について、熱貫流率を計算によって求めた。比較のために、ヒレ片6がないものについても熱貫流率を求めた。その結果を以下の表2に示す。
Figure 0006431327
表2より明らかなように、ヒレ片6を室外側寄り、室内外方向のほぼ中央、室内側寄りの何れの位置に設けた場合でも、ヒレ片6がないものと比べて熱貫流率が小さく、断熱性能が向上することが分かる。特に、ヒレ片6を室内外方向のほぼ中央に配置したものは、ヒレ片6を室外側寄りや室内側寄りに配置したものと比べて、その効果が顕著である。このように、空間をヒレ片6によりほぼ半分に仕切ることで、断熱性能をより一層向上することができる。
本発明は以上に述べた実施形態に限定されない。フレームは、室外側及び室内側がアルミで中間に樹脂製のブリッジ材を設けたもの、全体が樹脂又はアルミで形成されたものであってもよい。パネルは、必ずしも複層ガラスでなくてもよい。本発明は、採風ドアや框ドアに限らず、あらゆる建具に適用することができる。
1 複層ガラス(パネル、他方の部材)
2 上框(フレーム、一方の部材)
3 下框(他方の部材)
4 竪框(フレーム、一方の部材)
5 パネル保持溝(空間)
6,6a,6b,6c ヒレ片(仕切り部)
7 溝(空間)
11 下框(一方の部材)
28 ヒレ片(仕切り部)
29 軟質突部(仕切り部)

Claims (2)

  1. パネルと、パネルの周囲を囲むフレームとを備え、フレームは、室外側のアルミ部材と室内側の樹脂部材とからなり、内周側が開口したパネル保持溝を有し、パネル保持溝の底部からパネルの小口にわたって、又はパネル保持溝の底部からパネルの小口近傍に向けて設けた断熱性の仕切り部を有し、仕切り部は、アルミ部材の室内側端より室内側に位置することを特徴とする建具。
  2. 断熱性の仕切り部が室内外方向に間隔をおいて複数設けてあることを特徴とする請求項1記載の建具。
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