JP6430036B2 - 表示制御装置及び表示制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、プログラムなどのソフトウェアの開発を支援するための表示が可能な表示制御装置及び表示制御方法に関する。
プログラムなどのソフトウェアの開発を支援するための表示を、表示装置にさせる表示制御装置及び表示制御方法について、様々な技術が提案されている。例えば特許文献1には、ソースコードの変更履歴を表示させる技術が提案されている。
特開2013−131002号公報
ソフトウェアの開発は、複数人で並行して行われる場合がある。この場合、ある開発者がプログラム内の関数を更新したことが原因で、他の開発者が当該関数において意図していた機能が実現できなくなってしまうこと、または、関数間の連携においてバグが生じてしまうことがある。
このようなプログラムの不具合は、開発者が、自身が開発している関数またはそれに影響を及ぼす関数に関して、他の開発者の更新を頻繁に確認すれば低減することができるが、開発者の労力が大きくなるという別の問題が生じる。また、開発者が、各関数の更新部分に対して、他の開発者の確認状況を把握したり、コードレビューの実施を行ったりすれば、上述のプログラムの動作の不具合を低減することができるが、この場合も同様に、開発者の労力が大きくなるという別の問題が生じる。
そこで、本発明は、上記のような問題点を鑑みてなされたものであり、プログラムのうち予め設定された部分が更新された場合に、当該更新された部分をユーザが容易に確認可能な技術を提供することを目的とする。
本発明に係る表示制御装置は、複数の更新装置で更新可能なプログラムに含まれる単位であって、当該プログラムにより実現される機能の単位である機能単位の中から、設定機能単位が予め設定され、確認済みの操作が行われた設定機能単位と、現在の設定機能単位との間の差分を抽出する差分抽出部と、差分抽出部で差分が抽出された場合に、当該差分を表示装置に表示させることが可能な表示制御部とを備え、表示制御部は、差分抽出部で差分が抽出された場合に、当該差分と、当該差分が抽出された設定機能単位と、表示オブジェクトとを対応させて表示装置に表示させ、差分抽出部は、入力操作が行われた表示オブジェクトに対応する設定機能単位を、確認済みの操作が行われた設定機能単位として用い、表示オブジェクトへの入力操作が行われた場合に、当該表示オブジェクトに対応する設定機能単位のリビジョン番号を、プログラムの現在のリビジョン番号に更新する更新部をさらに備える。

本発明によれば、差分抽出部は、確認済みの操作が行われた設定機能単位と、現在の設定機能単位との間の差分を抽出し、表示制御部は、差分抽出部で差分が抽出された場合に、当該差分を表示装置に表示させる。これにより、設定機能単位またはそれと関係する機能単位の開発を行っているユーザは、当該設定機能単位が他のユーザの開発によって更新された場合に、当該更新された部分を容易に確認することができる。
本発明の目的、特徴、態様及び利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態2に係る監視対象管理表を示す図である。 実施の形態2に係る差分の表示例を示す図である。 実施の形態2に係る表示制御装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る表示制御装置の動作を示す図である。 変形例2に係る監視対象管理表を示す図である。 変形例2に係る差分の表示例を示す図である。 実施の形態3に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係るリビジョン管理表を示す図である。 実施の形態3に係るチェック状況管理装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態3に係る差分判定部の判定結果を示す図である。 実施の形態3に係る表示制御装置及びサーバの動作を示すフローチャートである。 実施の形態3に係るチェック状況管理装置の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る付随情報の入力例を示す図である。 実施の形態4に係るリビジョン管理表を示す図である。 実施の形態4に係る差分判定部の判定結果を示す図である。 実施の形態4に係る表示制御装置及びサーバの動作を示すフローチャートである。 実施の形態4に係るチェック状況管理装置の動作を示すフローチャートである。 表示制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 表示制御装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
<実施の形態1>
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。この表示制御装置1は、リポジトリ2、出力装置である表示装置3、及び、入力装置4と接続されている。表示装置3は、各種情報を表示する装置であり、例えば液晶ディスプレイなどが適用される。入力装置4は、例えばユーザなどから各種操作を受け付ける装置であり、例えば押しボタンまたはタッチパネルなどが適用される。
リポジトリ2は、複数の更新装置(図示せず)で更新可能なプログラムを記憶する。
ここで、リポジトリ2に記憶されるプログラムは、当該プログラムにより実現される機能の単位である機能単位を含んでいる。機能単位には、例えば関数、モジュール、サブルーチン、ソースファイルなどが適用される。プログラムは、機能単位を含むものであればよく、例えば機能単位に関数が適用された構成では、プログラムに、関数を含むモジュール、サブルーチン、ソースファイルなどが適用される。
本実施の形態1では、当該プログラムに含まれる機能単位の中から、1以上の機能単位が設定機能単位として予め設定される。設定機能単位は、例えば、ユーザが入力装置4に設定操作を行うことなどによって設定されるが、後述するように、表示制御装置1が構文解析などを行なうことによって自動的に設定されてもよい。
次に、図1の表示制御装置1の構成要素について説明する。表示制御装置1は、差分抽出部11と、表示制御装置1などの各構成要素を統括的に制御する制御部である表示制御部12とを備えている。
差分抽出部11は、確認済みの操作が行われた設定機能単位と、現在の設定機能単位との間の差分を抽出する。本実施の形態1では、入力装置4が、表示装置3に表示されている設定機能単位に対して確認済みの操作を受け付けた場合に、当該設定機能単位が、確認済みの操作が行われた設定機能単位として用いられる。なお、確認済みの操作が、これまでに複数回行われていた場合には、差分抽出部11は、確認済みの操作が直近に行われた設定機能単位と、現在の設定機能単位との間の差分を抽出する。
表示制御部12は、差分抽出部11で差分が抽出された場合に、当該差分を表示装置3に表示させることが可能となっている。
ところで、上述の差分抽出部11は、現在の設定機能単位を含む現在のプログラムをリポジトリ2から適宜取得する。そして、入力装置4が、表示装置3に表示されている設定機能単位に対して確認済みの操作を受け付けた場合に、表示制御部12は、当該操作が行われた設定機能単位を差分抽出部11に出力する。これにより、差分抽出部11は、差分抽出すべき差分対象を取得することができる。
<実施の形態1のまとめ>
設定機能単位を含むプログラムが更新されることによって、確認済みの操作が行われた過去の設定機能単位と、現在の設定機能単位とが異なる場合がある。このような場合に、本実施の形態1に係る表示制御装置1によれば、それらの間で異なる部分を差分として表示装置3に表示する。これにより、設定機能単位またはそれと関係する機能単位の開発を行っているユーザは、当該設定機能単位が他のユーザの開発によって更新された場合に、当該更新された部分を容易に確認することができる。よって、ユーザは、設定機能単位において意図していた機能が実現できなくなるか否かを容易に確認したり、設定機能単位の間のバグがあるか否かを容易に確認したりすることができる。このことは、例えば、地図表示機能、オーディオ機能などの各種機能を含むプログラムの開発、例えばナビゲーション装置などのプログラムの開発に有効である。
<実施の形態2>
図2は、本発明の実施の形態2に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態2で説明する構成要素のうち、実施の形態1と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
なお以下の説明では、機能単位は、プログラムの関数であり、設定機能単位は、プログラム内の複数の関数の中から予め設定された設定関数であるものとして説明する。
図2の表示制御装置1は、実施の形態1と同様のリポジトリ2〜入力装置4に加えて、監視対象管理データベース5と接続されている。監視対象管理データベース5は、リポジトリ2に記憶されたプログラムごとに監視対象管理表を記憶する。監視対象管理データベース5に記憶された監視対象管理表は、表示制御部12の制御により、表示装置3に適宜表示することが可能となっている。
図3は、本実施の形態2に係る監視対象管理表の一例を示す図である。監視対象管理表では、設定関数(監視対象)の名称と、設定関数のリビジョン番号とが対応付けられている。なお、リビジョン番号とは、リビジョンを一意に特定するための番号である。リビジョンとは、プログラム(ソフトウェア)の改訂に相当し、いわゆるバージョンと同義である。
本実施の形態2では、リビジョン番号として、プログラムのリビジョン番号、及び、設定関数のリビジョン番号が規定されている。
プログラムのリビジョン番号は、リポジトリ2に記憶されている。以下の説明では、プログラムのリビジョン番号に、整数値であって、プログラムが更新されるごとに1ずつ増える値が用いられる。ただしこれに限ったものではなく、バージョン管理ツールによっては、プログラムのリビジョン番号にハッシュ値が用いられてもよい。
設定関数のリビジョン番号は、図3に示すように、監視対象管理データベース5の監視対象管理表に記憶されている。後述するように、設定関数のリビジョン番号は、当該設定関数に対して確認済みの操作が行われた場合に、プログラムの現在のリビジョン番号に更新される。
図2のリポジトリ2は、実施の形態1と同様に、複数の更新装置(図示せず)で更新可能なプログラムを記憶する。ただし本実施の形態2では、リポジトリ2は、バージョン(リビジョン)によって管理されたファイルのデータベースとして用いられる。つまり、リポジトリ2は、プログラムの更新ごとに、プログラム及びプログラムのリビジョン番号を蓄積する。
次に、図2の表示制御装置1の構成要素について説明する。本実施の形態2に係る表示制御装置1は、実施の形態1と同様の差分抽出部11及び表示制御部12に加えて、更新部13を備えている。
差分抽出部11は、実施の形態1と同様に、確認済みの操作が行われた設定関数(設定機能単位)と、現在の設定関数(設定機能単位)との間の差分を抽出する。
ただし本実施の形態2では、差分抽出部11は、前回確認済みの操作が行われた設定関数のリビジョン番号を、監視対象管理データベース5から取得するとともに、プログラムの現在のリビジョン番号を、リポジトリ2から取得する。
それから、差分抽出部11は、リポジトリ2に対してバージョン管理ツールを用いることにより、前回確認済みの操作が行われた設定関数のリビジョン番号と、プログラムの現在のリビジョン番号とに基づいてリビジョン間の差分を抽出する。これにより、差分抽出部11は、確認済みの操作が行われた設定関数と、現在の設定関数との間の差分を抽出する。ただし、差分の抽出はこれに限ったものではなく、実施の形態1のように、リビジョン番号を利用しない差分の抽出が用いられてもよい。
表示制御部12は、実施の形態1と同様に、差分抽出部11で差分が抽出された場合に、当該差分を表示装置3に表示させることが可能となっている。
図4は、本実施の形態2に係る表示装置3における差分の表示例を示す図である。図4の「差分及び設定関数」の欄には、差分抽出部11で抽出された差分と、当該差分が抽出された設定関数とが表示されている。具体的には、現在の設定関数のうち確認済みの操作が行われた設定関数と異なる部分(差分の部分)が、「+++」以降の部分として表示され、確認済みの操作が行われた設定関数のうち現在の設定関数と異なる部分(差分の部分)が、「−−−」以降の部分として表示されている。そして、確認済みの操作が行われた設定関数、及び、現在の設定関数に共通する部分(差分以外の部分)が、「+++」も「−−−」も付されていない部分として表示されている。
また、図4の「チェック」の欄には、上述の差分及び設定関数に対応させて、入力インターフェース用の表示オブジェクトであるチェックボックスが表示されている。入力装置4が、チェックボックスにチェックを付加する入力操作(以下「チェック入力操作」と記すこともある)を受け付けた場合に、表示制御部12の制御により、表示装置3が、チェックボックス内にチェックを付加する。
なお後述するように、本実施の形態2では、差分抽出部11は、チェック入力操作が行われたチェックボックスに対応する設定関数を、次回の差分対象(確認済みの操作が行われた設定関数)として用いるように構成されている。
図2の表示制御部12は、図4の表示を行うように表示装置3を制御するだけでなく、入力装置4がチェック入力操作を受け付けた場合に、チェック入力操作が行われたことを更新部13に通知する。
更新部13は、表示制御部12からの通知に基づいて、監視対象管理データベース5に記憶された監視対象管理表(図3)のうち、設定関数のリビジョン番号を更新する。具体的には、チェックボックスへのチェック入力操作が行われ、表示制御部12から通知があった場合に、更新部13は、当該チェックボックスに対応する設定関数のリビジョン番号を、プログラムの現在のリビジョン番号に更新する。一方、チェックボックスへのチェック入力操作が行われず、表示制御部12から通知がなかった場合に、更新部13は、当該チェックボックスに対応する設定関数のリビジョン番号を維持する。図4の例では、チェック入力操作が行われていない「otherfunc」という設定関数のリビジョン番号は、そのまま維持されることになる。一方、チェック入力操作が行われた「otherfunc2」という設定関数のリビジョン番号は、プログラムの現在のリビジョン番号に更新されることになる。
図5は、本実施の形態2に係る表示制御装置1の動作を示すフローチャートであり、図6は、本実施の形態2に係る表示制御装置1の動作の一例を示す図である。なお、図5の動作は、例えば、表示制御装置1がリポジトリ2からプログラムを取得したタイミング、または、入力装置4がユーザから開始操作を受け付けたタイミングで開始される。
以下、「otherfunc」、「otherfunc2」、「otherfunc3」のそれぞれが、設定関数と設定され、かつ、リポジトリ2に記憶されたプログラムの現在のリビジョン番号は、「200」であることを前提にして説明する。
まず、ステップS1にて、差分抽出部11は、「otherfunc」、「otherfunc2」、「otherfunc3」のそれぞれについて、設定関数のリビジョン番号を監視対象管理データベース5から取得するとともに、プログラムの現在のリビジョン番号をリポジトリ2から取得する(図6の「1:入力」)。
ステップS2にて、差分抽出部11は、リポジトリ2に対してバージョン管理ツールを用いることにより、監視対象管理データベース5から取得したリビジョン番号の設定関数(確認済みの操作が行われた設定関数)と、リポジトリ2から取得したリビジョン番号の設定関数(現在の設定関数)との間の差分を抽出する。そして、表示制御部12は、確認済みの操作が行われた設定関数と現在の設定関数との間の差分が、差分抽出部11によって抽出されたか否かを判定する。「otherfunc」、「otherfunc2」、「otherfunc3」のうち少なくとも1つの設定関数について、差分が抽出されたと判定した場合にはステップS3に進み、そうでない場合には図5の動作を終了する。
ステップS3にて、表示制御部12は、差分が抽出された設定関数について、差分、設定関数及びチェックボックスの表示を行う(図6の「2:差分表示」)。なお図6には、「otherfunc」及び「otherfunc2」については差分が抽出されたが、「otherfunc3」については差分が抽出されなかった場合の表示例が示されている。
ステップS4にて、表示制御部12は、少なくとも1つのチェックボックスにチェック入力操作が行われたか否かを判定する(図6の「3:ユーザのチェック」)。チェック入力操作が行われたと判定した場合にはステップS5に進み、そうでない場合にはステップS6に進む。
ステップS5にて、表示制御部12は、チェック入力操作が行われたチェックボックスに対応する設定関数を更新部13に通知する(図6の「4:設定関数の通知」)。そして、更新部13は、チェック入力操作が行われたチェックボックスに対応する設定関数のリビジョン番号を、プログラムの現在のリビジョン番号に更新する(図6の「5:リビジョン番号の更新」)。これにより、差分抽出部11は、チェック入力操作が行われたチェックボックスに対応する設定関数を、次回の差分対象(確認済みの操作が行われた設定関数)として用いることになる。その後、図5の動作を終了する。
なお、図6の例では、チェック入力操作が行われた「otherfunc2」が更新部13に通知され、「otherfunc2」のリビジョン番号「160」が、リポジトリ2に記憶されているプログラムの現在のリビジョン番号「200」に更新される。一方、チェック入力操作が行われなかった「otherfunc」のリビジョン番号「199」及び「otherfunc3」のリビジョン番号「185」は、更新部13に通知されず、そのまま維持される。
ステップS6にて、表示制御部12は、いずれの設定関数も更新部13に通知せず、更新部13は、いずれの設定関数のリビジョン番号をそのまま維持する。その後、図5の動作を終了する。
<実施の形態2のまとめ>
以上のような本実施の形態2に係る表示制御装置1によれば、実施の形態1と同様に、確認済みの操作が行われた設定関数と、現在の設定関数との間の差分が表示装置3に表示される。したがって、実施の形態1と同様に、設定関数またはそれと関係する機能単位の開発を行っているユーザは、当該設定関数が他のユーザの開発によって更新された場合に、当該更新された部分を容易に確認することができる。
また、本実施の形態2によれば、差分抽出部11は、チェック入力操作が行われたチェックボックスに対応する設定関数を、確認済みの操作が行われた設定関数として用いる。これにより、ユーザは、設定関数に対する確認済みの操作を容易に行うことができる。なお、確認済みの操作は、チェックボックスへのチェック入力操作に限ったものではなく、例えば、図4の「差分及び設定関数」の設定関数への入力操作などであってもよい。
また、本実施の形態2によれば、チェックボックスへのチェック入力操作に基づいて、当該チェックボックスに対応する設定関数のリビジョン番号を更新または維持する。これにより、例えば、リビジョン番号を利用した差分の抽出を適切化することができる。また、例えば、設定関数の更新の可能性を、ある程度、確認可能になると考えられる。
なお、以上の説明では、図4のように、差分抽出部11で抽出された差分、当該差分が抽出された設定関数、チェックボックスの対応表(一覧)が、設定関数のリスト形式で表示された。しかしこれに限ったものではなく、それと同様の対応表が、エディタ等での表示時にポップアップで表示されてもよい。
<変形例1>
本変形例1では、リポジトリ2のプログラムを更新可能な上記複数の更新装置(図示せず)のうちの1つが、表示制御装置1と対応している。なお、表示制御装置1に対応する更新装置としては、例えば、表示制御装置1と一体的に設けられた更新装置などが想定される。
また本変形例1では、リポジトリ2に記憶されているプログラムは、被編集関数(被編集機能単位)と、関連関数(関連機能単位)とを含んでいる。
なお、被編集関数は、表示制御装置1に対応する更新装置で編集されている関数である。
一方、関連関数は、被編集関数に関連する関数である。関連関数には、例えば、被編集関数の上位もしくは下位の関数、または、ユーザにより入力装置4などを介して指定された関数などが適用される。被編集関数の上位の関数とは、被編集関数を含む関数であり、被編集関数を呼び出す関数である。被編集関数の下位の関数とは、被編集関数に含まれる関数であり、被編集関数に呼び出される関数である。
ここで本変形例1では、関連関数が設定関数として設定される。つまり、ユーザが編集している関数に関連する関数が設定関数に設定される。このため、ユーザによる確認作業を容易化することができる。なお、被編集関数の上位または下位の関数を設定関数として設定する場合には、表示制御装置1が、プログラムの構文解析を行うことによって、設定関数を自動的に設定してもよい。
<変形例2>
本変形例2では、変形例1と同様に、プログラムは被編集関数と関連関数とを含み、関連関数が設定関数として設定される。また、本変形例2では、例えば表示制御部12が、監視対象管理表(図3)において、設定関数と、設定関数の被編集関数(設定関数として設定された関連関数が関連する被編集関数)とを対応付けて登録する。
以上のような本変形例2によれば、例えば図7に示すように、設定関数の名称、及び、設定関数のリビジョン番号に加えて、被編集関数の名称を対応付けた監視対象管理表を記憶することができる。これにより、ユーザは、被編集関数ごとに、当該被編集関数に関連する設定関数について更新内容を確認することができる。
また本変形例2によれば、例えば図8に示すように、エディタ上の被編集関数に関連する設定関数のうち、差分が抽出された設定関数に関して、差分抽出部11で抽出された差分、当該差分が抽出された設定関数、及び、チェックボックスをポップアップで表示することが可能となる。なお、図8では、被編集関数は「myfunc()」であり、設定関数は「otherfunc()」である。これにより、ユーザは、被編集関数に関連する設定関数の更新内容を容易に確認することができる。なお、図示しないが、図4の対応表(一覧)においても、設定関数に対応付けて被編集関数の名称を表示してもよい。
以上に説明した変形例1及び変形例2は、後述する実施の形態3以降においても適用可能である。
<実施の形態3>
図9は、本発明の実施の形態3に係る表示制御装置の構成を示すブロック図である。以下、本実施の形態3で説明する構成要素のうち、実施の形態2と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本実施の形態3に係る表示制御装置51は、表示制御システムを含む概念である。本実施の形態3に係る表示制御装置51は、実施の形態2と同様の表示制御装置1と、リポジトリ2と、サーバ7と、チェック状況管理装置8とを備える。
まず、表示制御装置51の概要について説明する。表示制御装置1は、実施の形態2で説明した監視対象管理表(図3)と同様の情報を、サーバ7に送信する。なお、図9では、一つの表示制御装置1が、監視対象管理表と同様の情報をサーバ7に送信しているが、複数の表示制御装置1が、監視対象管理表と同様の情報をサーバ7に送信してもよい。
サーバ7は、表示制御装置1から送信された情報に基づいて、リビジョン管理表を管理(生成または更新)する。
チェック状況管理装置8は、リビジョン管理表の設定関数と、リポジトリ2に記憶されている現在のプログラムに含まれる設定関数との間の差分に基づいて、リビジョン管理表の設定関数のチェック状況(確認状況)を、設定関数及びユーザごとに判定し、その判定結果を出力する。
次に、表示制御装置51の各構成要素について詳細に説明する。
図10は、本実施の形態3に係る表示制御装置1の構成を示すブロック図である。図10の表示制御装置1は、実施の形態2と同様のリポジトリ2〜監視対象管理データベース5に加えて、ユーザ情報データベース6と接続されている。
ところで、本実施の形態3では、複数のユーザに対して複数の設定関数が設定されている。なお、複数のユーザに対して一つの設定関数が設定されてもよい。
ユーザ情報データベース6は、複数の設定関数が設定された複数のユーザの情報(以下「ユーザ情報」と記す)を記憶している。ユーザ情報には、例えばユーザ名などユーザを識別するための情報が含まれる。
なお、複数のユーザに対して複数の設定関数を設定する手法としては様々な手法が想定される。例えば、ユーザによる手動操作が入力装置4にて行われることによって、ユーザに対する設定関数の設定が行われてもよい。または、例えば、ユーザ情報データベース6が、表示制御装置1から設定関数の名称及びユーザ情報を適宜取得し、所望のユーザに対して設定されていない設定関数があれば、当該所望のユーザに対する当該設定関数の設定が自動的に行われてもよい。
次に、図10の表示制御装置1の構成要素について説明する。本実施の形態3に係る表示制御装置1は、実施の形態2と同様の差分抽出部11〜更新部13に加えて、通信部14を備えている。
差分抽出部11は、実施の形態2と同様に、複数の設定関数のそれぞれについて差分を抽出する。
表示制御部12は、複数の設定関数に関して差分抽出部11で差分が抽出された場合に、実施の形態2の表示(図4)と同様に、当該差分と、当該差分が抽出された設定関数と、チェックボックスとを対応させて表示装置3に表示させる。また、表示制御部12は、実施の形態2と同様に、入力装置4がチェック入力操作を受け付けた場合に、チェック入力操作が行われたことを更新部13に通知する。
更新部13は、実施の形態2と同様に、表示制御部12から当該通知を受けた場合に、チェック入力操作が行われたチェックボックスに対応する設定関数のリビジョン番号を更新する。なお本実施の形態3では、更新部13は、表示制御部12から当該通知を受けた場合に、チェック入力操作が行われたチェックボックスに対応する設定関数(設定関数の名称)と、更新部13で更新された設定関数のリビジョン番号とを、通信部14に出力する。
通信部14は、更新部13からの情報と、ユーザ情報データベース6に記憶されているユーザ情報とに基づいて、送信情報をサーバ7に送信する。つまり、通信部14は、チェックボックスへのチェック入力操作が行われた場合に、送信情報をサーバ7に送信する。ここで、送信情報は、当該チェックボックスに対応する設定関数(設定関数の名称)と、当該設定関数が設定されたユーザ情報と、更新部13で更新された設定関数のリビジョン番号とを含んでいる。そして、送信情報に含まれる、設定関数、ユーザ情報及び設定関数のリビジョン番号は、対応付けられている。
なお、通信部14には、例えば無線通信装置または有線通信装置などが適用される。
サーバ7は、通信部14から送信された送信情報に基づいて、設定関数(設定関数の名称)と、設定関数のリビジョン番号とが、ユーザごとに対応付けられたリビジョン管理表を管理(生成または更新)する。ここでは、リビジョン管理表は、サーバ7が備えるリビジョン管理データベース7aにおいて記憶される。またここでは、リビジョン管理表は、サーバ7によって管理されているが、これに限ったものではなく、チェック状況管理装置8によって管理されてもよい。
図11は、本実施の形態3に係るサーバ7によって管理されているリビジョン管理表の一例を示す図である。リビジョン管理表は、実施の形態2で説明した監視対象管理表(図3)の設定関数の名称及びリビジョン番号が、ユーザごとに記憶されている。なお、図11の例では、「otherfunc3」という関数は、ユーザAには設定されておらず、その関数に対応する「ユーザAのリビジョン番号」の欄には「チェック対象外」と表記されている。同様に、「otherfunc2」という関数は、ユーザBには設定されておらず、その関数に対応する「ユーザBのリビジョン番号」の欄には「チェック対象外」と表記されている。
図12は、本実施の形態3に係るチェック状況管理装置8の構成を示すブロック図である。図12のチェック状況管理装置8は、リポジトリ2と、出力装置である表示装置28と接続されている。そして、チェック状況管理装置8は、通信部21と、差分判定部22と、チェック状況管理装置8などの各構成要素を統括的に制御する制御部23とを備えている。
通信部21は、サーバ7からリビジョン管理表(図11)の設定関数のリビジョン番号を受信する。なお、通信部21には、例えば無線通信装置または有線通信装置などが適用される。
差分判定部22は、リビジョン管理表の設定関数のリビジョン番号を、通信部21から取得するとともに、プログラムの現在のリビジョン番号を、リポジトリ2から取得する。そして、差分判定部22は、リビジョン管理表の設定関数のリビジョン番号と、プログラムの現在のリビジョン番号とに対して、実施の形態2と同様にリビジョン番号を利用した差分の抽出を用いる。これにより、差分判定部22は、リビジョン管理表の設定関数と、現在のプログラムに含まれる設定関数との間の差分を抽出する。なお、この差分の抽出には、実施の形態1と同様にリビジョン番号を利用しない差分の抽出が用いられてもよい。
差分判定部22は、抽出した差分に基づいて、リビジョン管理表の設定関数がチェック済み(確認済み)か否かを判定する。例えば、差分判定部22は、リビジョン管理表の設定関数と、現在のプログラムに含まれる設定関数との間に差分がなかった場合には「チェック済み」と判定し、当該差分があった場合には「未チェック」と判定する。
図13は、本実施の形態3に係る差分判定部22の判定結果の一例を示す図である。具体的には、図13には、図11のリビジョン管理表に対する判定結果が示されている。図13の判定結果では、図11のリビジョン管理表で表記された設定関数のリビジョン番号の代わりに、チェック済み、及び、未チェックのいずれか一方が表記されている。
なお図11には、プログラムのリビジョン番号が「199」であるときに、ユーザAにより「otherfunc」にチェック入力操作が行われたという結果が示され、図13には、設定関数のリビジョン番号が「199」である「otherfunc」と、現在の「otherfunc」との間に差分がないと判定されたという結果が示されている。同様に、図11には、プログラムのリビジョン番号が「150」であるときに、ユーザBにより「otherfunc3」にチェック入力操作が行われたという結果が示され、図13には、設定関数のリビジョン番号が「150」である「otherfunc3」と、現在の「otherfunc3」との間に差分がないと判定されたという結果が示されている。
また図11には、プログラムのリビジョン番号が「160」であるときに、ユーザAにより「otherfunc2」にチェック入力操作が行われたという結果が示され、図13には、設定関数のリビジョン番号が「160」である「otherfunc2」と、現在の「otherfunc2」との間に差分があると判定されたという結果が示されている。同様に、図11には、プログラムのリビジョン番号が「198」であるときに、ユーザBにより「otherfunc」にチェック入力操作が行われたという結果が示され、図13には、設定関数のリビジョン番号が「198」である「otherfunc」と、現在の「otherfunc」との間に差分があると判定されたという結果が示されている。
また、図13には、図11のリビジョン管理表と同様に、「チェック対象外」が表記されている。
制御部23は、図13のような判定結果を表示装置28に表示させる。
図14は、本実施の形態3に係る表示制御装置1及びサーバ7の動作を示すフローチャートである。なお、図14のステップS1〜S6の動作は、図5のステップS1〜S6の動作と同じであるため、ここではそれらの説明を適宜省略する。
ステップS5後のステップS11にて、通信部14は、上述の送信情報(設定関数、ユーザ情報、リビジョン番号)をサーバ7に送信する。
ステップS12にて、サーバ7は、通信部14から送信された送信情報に基づいて、リビジョン管理表を管理する。その後、図14の動作を終了する。なおここでは、ステップS12は、ステップS11の後に行われている。しかしこれに限ったものではなく、例えば、ステップS12は、ステップS1〜S6及びステップS11と並行して行われてもよい。
図15は、本実施の形態3に係るチェック状況管理装置8の動作を示すフローチャートである。
まずステップS21にて、通信部21は、サーバ7からリビジョン管理表の設定関数の情報を受信する。そして、差分判定部22は、リビジョン管理表の設定関数のリビジョン番号を、通信部21から取得するとともに、プログラムの現在のリビジョン番号を、リポジトリ2から取得する。
ステップS22にて、差分判定部22は、リビジョン管理表の設定関数のリビジョン番号と、プログラムの現在のリビジョン番号とに基づいて、リビジョン管理表の設定関数と、現在のプログラムに含まれる設定関数との間の差分を抽出する。そして、差分判定部22は、抽出した差分に基づいて、リビジョン管理表の設定関数がチェック済みか否かを判定する。
ステップS23にて、制御部23は、差分判定部22の判定結果、つまり図13のような各設定関数に対する各ユーザのチェック状況を、表示装置28に表示させる。その後、図15の動作を終了する。
<実施の形態3のまとめ>
以上のような本実施の形態3に係る表示制御装置51によれば、上述のようなリビジョン管理表(図11)を管理するので、ユーザは、他のユーザが確認した設定関数のリビジョン番号、ひいては確認状況を知ることができる。
また、本実施の形態3によれば、リビジョン管理表の設定関数と、現在のプログラムに含まれる設定関数との間の差分に基づいて、リビジョン管理表の設定関数がチェック済みか否かを判定する。これにより、例えば、リポジトリ2のプログラムの現在のリビジョンが、確認済みの操作が行われた設定関数のリビジョンよりも新しくなっていても、設定関数が更新されていなければ、その設定関数はチェック済みであると判定することができる。したがって、ユーザは、他のユーザによる設定関数のチェック状況を正確に知ることができる。
なお、以上の説明では、差分判定部22、制御部23及び表示装置28は、表示制御装置1及びサーバ7と別体であった。しかしこれに限ったものではなく、差分判定部22、制御部23及び表示装置28は、表示制御装置1に備えられてもよいし、サーバ7に備えられてもよい。
<実施の形態4>
本発明の実施の形態4に係る表示制御装置のブロック構成は、実施の形態3のブロック構成(図9)と同じである。つまり、本実施の形態4に係る表示制御装置51は、表示制御システムを含む概念である。以下、本実施の形態4で説明する構成要素のうち、実施の形態3と同じまたは類似する構成要素については同じ参照符号を付し、異なる構成要素について主に説明する。
本実施の形態4では、設定関数に対して付随情報(メタ情報)の入力操作が行われる。
図16は、付随情報の入力例を示す図である。図16には、図4の差分の表示例と同様の表示を行っている際に、コメントが、設定関数に対する付随情報として入力されている例が示されている。なお、本実施の形態4では、チェックボックスにチェックを付加する入力操作の代わりに、プルダウンボックスにて「OK」及び「NG」のいずれかを選択する入力操作を、入力装置4に対して行うことが可能となっている。これに伴い、本実施の形態4では、差分抽出部11は、入力操作が行われたプルダウンボックスに対応する設定関数を、次回の差分対象(確認済みの操作が行われた設定関数)として用いるように構成されている。
表示制御部12は、入力装置4で受け付けたコメントの内容を、更新部13を介して通信部14に出力する。
通信部14は、更新部13からの情報と、ユーザ情報データベース6に記憶されているユーザ情報とに基づいて、送信情報をサーバ7に送信する。つまり、通信部14は、プルダウンボックス(表示オブジェクト)への入力操作に加えて、当該プルダウンボックスに対応する設定関数に対してコメントの入力操作が行われた場合に、送信情報をサーバ7に送信する。ここで、送信情報は、当該プルダウンボックスに対応する設定関数と、当該設定関数が設定されたユーザ情報と、更新部13で更新された当該設定関数のリビジョン番号とに加えて、入力されたコメントを含んでいる。そして、送信情報に含まれる、設定関数、ユーザ情報、設定関数のリビジョン番号及びコメントは、対応付けられている。
サーバ7は、通信部14から送信された送信情報に基づき、設定関数(設定関数の名称)、及び、設定関数のリビジョン番号に加えて、コメントも対応付けて、リビジョン管理表にて管理する。
図17は、本実施の形態4に係るリビジョン管理表の一例を示す図である。本実施の形態4に係るリビジョン管理表では、実施の形態3に係るリビジョン管理表(図11)の情報に加えて、プルダウンボックスの選択結果(「OK」または「NG」)、及び、コメントが対応付けられている。
差分判定部22は、実施の形態3と同様に、リビジョン管理表の設定関数と、現在のプログラムに含まれる設定関数との間の差分に基づいて、リビジョン管理表の設定関数が確認済みか否かを判定する。
図18は、本実施の形態4に係る差分判定部22の判定結果の一例を示す図である。具体的には、図18には、図17のリビジョン管理表に対する判定結果が示されている。リビジョン管理表と同様に、差分判定部22の判定結果においても、プルダウンボックスの選択結果(「OK」または「NG」)、及び、コメントが対応付けられている。
図19は、本実施の形態4に係る表示制御装置1及びサーバ7の動作を示すフローチャートである。なお、図19のステップS1〜S6の動作は、チェックボックスがプルダウンボックスに変更された点を除けば、図5のステップS1〜S6の動作と同じであるため、ここではそれらの説明を適宜省略する。
ステップS5後のステップS31にて、通信部14は、上述の送信情報(設定関数、ユーザ情報、リビジョン番号、コメントなどの付随情報)をサーバ7に送信する。
ステップS32にて、サーバ7は、通信部14から送信された送信情報に基づいて、コメントなどの付随情報が対応付けられたリビジョン管理表を管理する。その後、図19の動作を終了する。なおここでは、ステップS32は、ステップS31の後に行われている。しかしこれに限ったものではなく、例えば、ステップS32は、ステップS1〜S6及びステップS31と並行して行われてもよい。
図20は、本実施の形態4に係るチェック状況管理装置8の動作を示すフローチャートである。なお、図20のステップS21及びS22の動作は、図15のステップS21及びS22の動作と同じであるため、ここではそれらの説明を適宜省略する。
ステップS22後のステップS41にて、制御部23は、差分判定部22の判定結果、つまり図18のような各設定関数に対する各ユーザのチェック状況を、表示装置28に表示させる。また、確認済みの設定関数にコメントなどの付随情報が対応付けられている場合には、制御部23は、図18のように、当該付随情報も表示装置28に表示させる。その後、図20の動作を終了する。
<実施の形態4のまとめ>
以上のような本実施の形態4に係る表示制御装置51によれば、設定関数、及び、設定関数のリビジョン番号に加えて、コメントなどの付随情報も対応付けて、リビジョン管理表にて管理する。これにより、ユーザは、付随情報を確認することが可能となり、他のユーザによる設定関数の確認状況をより具体的に知ることができる。
なお、以上の説明では、付随情報は、設定関数に対するコメントであるものとして説明した。しかしこれに限ったものではなく、付随情報は、設定関数に対する評価、または、設定関数での更新の評価を数値化した評価値などであってもよい。例えば、更新の評価を数値化した評価値が3段階である場合には、1段階目が更新に問題ないことを意味し、2段階目が更新に問題がある可能性あることを意味し、3段階目が更新に問題があることを意味するようにしてもよい。
また、以上の説明では、付随情報は、入力装置4でユーザから受け付けられるものとして説明した。しかしこれに限ったものではなく、例えば、表示制御装置1が、更新後の設定関数のバグを検出できるように構成されている場合には、その検出結果に基づいて付随情報が生成されてもよい。
<その他の変形例>
上述した表示制御装置1における差分抽出部11及び表示制御部12(以下「差分抽出部11等」と記す)は、図21に示す処理回路91により実現される。すなわち、処理回路91は、確認済みの操作が行われた設定機能単位と、現在の設定機能単位との間の差分を抽出する差分抽出部11と、差分抽出部11で差分が抽出された場合に、当該差分を表示装置3に表示させることが可能な表示制御部12と、を備える。処理回路91には、専用のハードウェアが適用されてもよいし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサ(CPU、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、Digital Signal Processor)が適用されてもよい。
処理回路91が専用のハードウェアである場合、処理回路91は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものが該当する。差分抽出部11等の各部の機能それぞれは、複数の処理回路91で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路91で実現されてもよい。
処理回路91がプロセッサである場合、差分抽出部11等の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリに格納される。図22に示すように、処理回路91に適用されるプロセッサ92は、メモリ93に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、表示制御装置1は、処理回路91により実行されるときに、確認済みの操作が行われた設定機能単位と、現在の設定機能単位との間の差分を抽出するステップと、差分が抽出された場合に、当該差分を表示装置3に表示させることが可能なステップと、が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ93を備える。換言すれば、このプログラムは、差分抽出部11等の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ93には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)及びそのドライブ装置等が該当する。
以上、差分抽出部11等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、差分抽出部11等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、差分抽出部11については専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ92としての処理回路91がメモリ93に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。なお、以上のことは、更新部13、通信部14、差分判定部22などについても同様である。
以上のように、処理回路91は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
また、表示制御装置1は、以上の説明では別体であった表示装置3、入力装置4、監視対象管理データベース5、及び、ユーザ情報データベース6などの少なくともいずれか1つを備えていてもよい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態及び各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態及び各変形例を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、本発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、本発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 表示制御装置、3 表示装置、7 サーバ、11 差分抽出部、12 表示制御部、13 更新部、14 通信部、22 差分判定部、91 処理回路、92 プロセッサ、93 メモリ。

Claims (8)

  1. 複数の更新装置で更新可能なプログラムに含まれる単位であって、当該プログラムにより実現される機能の単位である機能単位の中から、設定機能単位が予め設定され、
    確認済みの操作が行われた前記設定機能単位と、現在の前記設定機能単位との間の差分を抽出する差分抽出部と、
    前記差分抽出部で前記差分が抽出された場合に、当該差分を表示装置に表示させることが可能な表示制御部と
    を備え
    前記表示制御部は、
    前記差分抽出部で前記差分が抽出された場合に、当該差分と、当該差分が抽出された前記設定機能単位と、表示オブジェクトとを対応させて前記表示装置に表示させ、
    前記差分抽出部は、
    入力操作が行われた前記表示オブジェクトに対応する前記設定機能単位を、前記確認済みの操作が行われた前記設定機能単位として用い、
    前記表示オブジェクトへの前記入力操作が行われた場合に、当該表示オブジェクトに対応する前記設定機能単位のリビジョン番号を、前記プログラムの現在のリビジョン番号に更新する更新部をさらに備える、表示制御装置。
  2. 請求項に記載の表示制御装置であって、
    前記更新部は、
    前記表示オブジェクトへの入力操作が行われなかった場合に、当該表示オブジェクトに対応する前記設定機能単位のリビジョン番号を維持する、表示制御装置。
  3. 請求項に記載の表示制御装置であって、
    前記プログラムは、
    前記複数の更新装置のうち前記表示制御装置に対応する更新装置で編集されている前記機能単位である被編集機能単位と、
    前記被編集機能単位に関連する前記機能単位であって、前記設定機能単位として設定される関連機能単位とを含み、
    前記設定機能単位と、前記設定機能単位の前記被編集機能単位とを対応付けて登録する、表示制御装置。
  4. 請求項に記載の表示制御装置であって、
    複数のユーザに対して少なくとも1つの前記設定機能単位が設定され、
    サーバと、
    前記表示オブジェクトへの前記入力操作が行われた場合に、当該表示オブジェクトに対応する前記設定機能単位と、当該設定機能単位が設定されたユーザの情報と、前記更新部で更新された当該設定機能単位のリビジョン番号とが対応付けられた送信情報を、前記サーバに送信する通信部と
    をさらに備え、
    前記サーバは、
    前記通信部から送信された前記送信情報に基づいて、前記設定機能単位と、前記設定機能単位のリビジョン番号とが、ユーザごとに対応付けられたリビジョン管理表を管理する、表示制御装置。
  5. 請求項に記載の表示制御装置であって、
    前記サーバで管理されている前記リビジョン管理表の前記設定機能単位と、現在の前記プログラムに含まれる前記設定機能単位との間の差分に基づいて、前記リビジョン管理表の前記設定機能単位が確認済みか否かを判定する差分判定部をさらに備える、表示制御装置。
  6. 請求項に記載の表示制御装置であって、
    前記通信部は、
    前記表示オブジェクトへの前記入力操作に加えて、当該表示オブジェクトに対応する前記設定機能単位に対して付随情報の入力操作が行われた場合に、当該設定機能単位と、当該設定機能単位が設定されたユーザの情報と、前記更新部で更新された当該設定機能単位のリビジョン番号とに加えて、前記付随情報が対応付けられた前記送信情報を、前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    前記通信部から送信された前記送信情報に基づき、前記設定機能単位、及び、前記設定機能単位のリビジョン番号に加えて、前記付随情報も対応付けて、前記リビジョン管理表にて管理する、表示制御装置。
  7. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記プログラムは、
    前記複数の更新装置のうち前記表示制御装置に対応する更新装置で編集されている前記機能単位である被編集機能単位と、
    前記被編集機能単位に関連する前記機能単位であって、前記設定機能単位として設定される関連機能単位とを含み、
    前記関連機能単位は、前記被編集機能単位の上位もしくは下位の前記機能単位、または、ユーザにより指定された前記機能単位を含む、表示制御装置。
  8. 複数の更新装置で更新可能なプログラムに含まれる単位であって、当該プログラムにより実現される機能の単位である機能単位の中から、設定機能単位が設定され、
    確認済みの操作が行われた前記設定機能単位と、現在の前記設定機能単位との間の差分を抽出し、
    前記差分が抽出された場合に、当該差分を表示装置に表示させることが可能であり、
    前記差分が抽出された場合に、当該差分と、当該差分が抽出された前記設定機能単位と、表示オブジェクトとを対応させて前記表示装置に表示させ、
    入力操作が行われた前記表示オブジェクトに対応する前記設定機能単位を、前記確認済みの操作が行われた前記設定機能単位として用い、
    前記表示オブジェクトへの前記入力操作が行われた場合に、当該表示オブジェクトに対応する前記設定機能単位のリビジョン番号を、前記プログラムの現在のリビジョン番号に更新する、表示制御方法。
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