JP6428594B2 - 現像装置、画像形成装置、現像装置の制御方法 - Google Patents

現像装置、画像形成装置、現像装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、現像装置、画像形成装置および現像装置の制御方法に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置において、現像装置が、磁気ローラーと現像ローラーとを備え、インタラクティブタッチダウン方式で現像する場合がある。なお、インタラクティブタッチダウン方式が、ハイブリッド現像方式と称されることもある。
前記インタラクティブタッチダウン方式の前記現像装置において、前記磁気ローラーは、トナーおよびキャリアを含む二成分の現像剤を担持して回転する。前記現像ローラーは、前記磁気ローラーから供給される前記トナーを担持して回転し、静電潜像が形成された像担持体へ前記トナーを供給する。通常、前記像担持体へ移行せずに前記現像ローラーに残留した前記トナーは、前記磁気ローラーによって前記現像装置内に回収される。
また、前記現像装置において、前記現像ローラー上の前記トナーの層厚がセンサーで検出され、前記現像ローラーに印加されるバイアス電圧における交流成分のデューティー比が、前記トナーの層厚の検出結果に応じて調節されることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−20640号公報
ところで、低温低湿の環境において前記トナーの帯電量が上昇すると、前記像担持体へ移行しなかった前記現像ローラー上の前記トナーが、前記磁気ローラーへ回収されにくくなる。特に、粒径の小さな前記トナーである微粉トナーが前記現像ローラーに滞留しやすい。そうすると、前記現像ローラーに滞留した前記トナーがいわゆるチャージアップを引き起こし、現像性が悪化する。また、前記トナーの帯電凝集によるノイズ画像が生じやすくなる。
本発明の目的は、像担持体へ移行しなかった現像ローラー上のトナーが前記現像ローラーに滞留することによる現像性の悪化およびノイズ画像の発生を防止できる現像装置、それを備える画像形成装置および現像装置の制御方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る現像装置は、現像ローラーと、磁気ローラーと、第1バイアス印加部と、第2バイアス印加部と、直流バイアス調節部と、交流バイアス調節部とを備える。前記現像ローラーは、トナーを担持して回転し、前記トナーを像担持体へ供給することによって前記像担持体の表面の静電潜像をトナー像へ現像する。前記磁気ローラーは、前記トナーおよびキャリアを含む現像剤を担持して回転し、前記トナーを前記現像ローラーへ供給する。前記第1バイアス印加部は、第1基準電圧を基準にしてプラス側およびマイナス側へ予め設定されたデューティー比で変化する第1交流成分を含む第1バイアス電圧を前記現像ローラーに印加する。前記第2バイアス印加部は、第2基準電圧を基準にして前記第1バイアス電圧の前記第1交流成分のレベルに対応したレベルでプラス側およびマイナス側へ変化し、かつ、前記第1交流成分に対し逆位相で変化する第2交流成分を含む第2バイアス電圧を前記磁気ローラーに印加する。前記直流バイアス調節部は、予め定められたキャリブレーション処理によって前記第2基準電圧を調節する。前記交流バイアス調節部は、前記第1基準電圧と前記直流バイアス調節部による調節後の前記第2基準電圧との差である基準電位差が予め定められた許容差を超える場合に、前記第1バイアス印加部における前記第1バイアス電圧の前記デューティー比を下げる補正を実行する。前記第1バイアス印加部は、前記第1交流成分の前記デューティー比が変更された場合に、前記第1バイアス電圧の最大電圧を一定に維持しつつ、前記第1基準電圧を基準とする前記第1交流成分のマイナス側ピーク電圧と前記第1交流成分におけるマイナス側の電圧の発生期間が占める割合を表す残余比との積の絶対値が、前記第1基準電圧を基準とする前記第1交流成分のプラス側ピーク電圧と前記デューティー比との積の絶対値に一致する方向へ、前記第1バイアス電圧の最小電圧を調節する。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、像担持体と、前記現像装置と、転写装置とを備える。前記像担持体の表面には、静電潜像が形成される。前記現像装置は、前記像担持体の表面の前記静電潜像をトナー像へ現像する。前記転写装置は、前記像担持体の前記トナー像をシートへ転写する。
本発明の他の局面に係る現像装置の制御方法は、前記現像ローラーと、前記磁気ローラーと、前記第1バイアス印加部と、前記第2バイアス印加部とを備える現像装置を制御する方法である。本方法は、以下の複数の工程を含む。前記複数の工程の1つは、予め定められたキャリブレーション処理によって前記第2基準電圧を調節する工程である。前記複数の工程の他の1つは、前記第1基準電圧と前記直流バイアス調節部による調節後の前記第2基準電圧との差である基準電位差が予め定められた許容差を超える場合に、前記第1バイアス印加部における前記第1バイアス電圧の前記デューティー比を下げる補正を実行する工程である。前記第1バイアス印加部は、前記第1交流成分の前記デューティー比が変更された場合に、前記第1バイアス電圧の最大電圧を一定に維持しつつ、前記第1基準電圧を基準とする前記第1交流成分のマイナス側ピーク電圧と前記第1交流成分におけるマイナス側の電圧の発生期間が占める割合を表す残余比との積の絶対値が、前記第1基準電圧を基準とする前記第1交流成分のプラス側ピーク電圧と前記デューティー比との積の絶対値に一致する方向へ、前記第1バイアス電圧の最小電圧を調節する。
本発明によれば、像担持体へ移行しなかった現像ローラー上のトナーが前記現像ローラーに滞留することによる現像性の悪化およびノイズ画像の発生を防止できる現像装置、それを備える画像形成装置および現像装置の制御方法を提供することが可能になる。
図1は、実施形態に係る現像装置を備える画像形成装置の構成図である。 図2は、実施形態に係る現像装置の構成図である。 図3は、実施形態に係る現像装置における第1バイアス電圧および第2バイアス電圧のタイムチャートである。 図4は、実施形態に係る現像装置における第1バイアス電圧および第2バイアス電圧の1周期分の変化を表す図である。 図5は、実施形態に係る現像装置における第1バイアス電圧の交流成分のデューティー比およびそれに関連する電圧の具体例を表す図である。 図6は、実施形態に係る現像装置を備える画像形成装置における制御関連部のブロック図である。 図7は、実施形態に係る現像装置におけるバイアス調節処理の手順の一例を表すフローチャートである。 図8は、現像ローラーのバイアス電圧のデューティー比が異なる条件の下で連続画像形成処理が行われた場合におけるシートの枚数とノイズ画素の数との関係を表すグラフである。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
まず、図1を参照しつつ、実施形態に係る現像装置43を備える画像形成装置10の構成について説明する。画像形成装置10は、電子写真方式でシートに画像を形成する装置である。前記シートは、用紙および封筒などのシート状の画像形成媒体である。
画像形成装置10は、本体部1内にシート供給部2、シート搬送部3、作像部40、光走査部46、定着装置49、複数のトナー補給部400および制御部8などを備える。
作像部40は、前記シートへの現像剤9による画像形成に関する機器の総称であり、現像ユニット4を含む。現像剤9は、トナー9aおよびキャリア9bを含む。
キャリア9bは、磁性を有する粒状物である。例えば、キャリア9bが、粒状の磁性体およびその磁性体の表面にコーティングされたエポキシ樹脂などの合成樹脂被膜とを含む粒状体であることが考えられる。
図1に示される画像形成装置10は、タンデム式画像形成装置であり、カラープリンターである。そのため、画像形成装置10は、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラックの各色に対応した複数の現像ユニット4を備える。
現像ユニット4各々は、感光体41、帯電装置42、現像装置43、一次転写部44および一次クリーニング装置45などを備える。
タンデム式の画像形成装置10は、さらに、中間転写ベルト47、二次転写部48および二次クリーニング装置470を備える。
シート供給部2において、シート送出部22が、複数の前記シートを収容するシートカセット21から、前記シートを1枚ずつ搬送路30へ送り出す。
シート搬送部3は、複数の搬送ローラー31により、前記シートを搬送路30に沿って搬送する。さらに搬送路30の出口に配置された搬送ローラー31が、画像が形成された前記シートを搬送路30から排出トレイ101上へ排出する。
中間転写ベルト47は、環状に形成された帯状部材である。中間転写ベルト47は、2つのローラーに架け渡された状態で回転する。
現像ユニット4各々において、ドラム状の感光体41が回転し、帯電装置42が感光体41の表面を一様に帯電させる。光走査部46は、レーザー光を走査することにより感光体41の表面に静電潜像を書き込む。
現像装置43は、二成分の現像剤9を用いて、感光体41上の前記静電潜像をトナー9aの像として現像する。これにより、トナー9aの像が感光体41の表面に形成される。
トナー補給部400は、トナー9aの色ごとに設けられている。トナー補給部400各々は、トナー9aを現像装置43各々へ補給する。
一次転写部44は、感光体41表面のトナー9aの像を中間転写ベルト47に転写する。中間転写ベルト47は、複数の感光体41各々からトナー9aの像が転写される。これにより、複数の色のトナー9aの像を含むカラー画像が中間転写ベルト47に形成される。一次クリーニング装置45は、感光体41表面に残存するトナー9aを除去する。
二次転写部48は、搬送路30におおいて、中間転写ベルト47に形成された前記カラー画像を前記シートに転写する。二次クリーニング装置470は、中間転写ベルト47に残存するトナー9aを除去する。
定着装置49は、搬送路30において、前記シートに転写された前記カラー画像を加熱し、前記カラー画像を前記シートに定着させる。
以上に示されるように、前記静電潜像が感光体41の表面に形成され、現像装置43が、感光体41の表面の前記静電潜像をトナー像へ現像する。さらに、一次転写部44、中間転写ベルト47および二次転写部48が、感光体41の前記トナー像を前記シートへ転写する。
なお、感光体41は像担持体の一例であり、一次転写部44、中間転写ベルト47および二次転写部48は転写装置の一例である。
画像形成装置10は、さらに濃度センサー800を備える。濃度センサー800は、中間転写ベルト47に転写されたパターン像の濃度を検出するセンサーである。前記パターン像は、予め定められたパターンの前記トナー像である。前記パターン増は、作像パラメーターを調整するキャリブレーション処理が行われる際に、現像ユニット4によって中間転写ベルト47に形成される。
例えば、濃度センサー800は、発光部および受光部を備える反射式のフォトセンサーである。この場合、前記発光部は、中間転写ベルト47における前記パターン像が形成される部分に光を照射し、前記受光部は、前記パターン像で乱反射した光を受光する。
前記濃度センサー800において、前記受光部によって検出される中間転写ベルト47からの反射光の光量が、前記パターン像の濃度を表す。
濃度センサー800により検出される前記パターン像の濃度が予め設定された目標濃度に近づくように、前記作像パラメーターが調整される。後述するように、前記作像パラメーターは、現像装置43におけるバイアス電圧を含む。
制御部8は、現像装置43を含む現像ユニット4およびその他の機器を制御する。制御部8の一部は、現像装置43の一部を構成している。
例えば、制御部8が、不図示の不揮発性かつコンピューター読取可能な記憶部に記憶されたプログラムを実行するMPU(Micro Processor Unit)およびRAM(Random Access Memory)などを備えることが考えられる。また、制御部8が、前記MPU、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)およびDSP(Digital Signal Processor)のうちの1つまたは複数の組合せにより構成されることも考えられる。
[現像装置43の構成]
図2に示されるように、現像装置43は、現像容器4300、現像ローラー430、磁気ローラー431、磁石432、ブレード434および撹拌機構435などを備える。磁気ローラー431は磁石432を内包するドラム状の非磁性体である。
磁気ローラー431および現像ローラー430を備える現像装置43は、いわゆるインタラクティブタッチダウン方式の現像装置である。
現像剤9を収容する現像容器4300内で、現像ローラー430、磁気ローラー431および撹拌機構435が回転する。撹拌機構435が現像剤9を撹拌し、トナー9aは撹拌されることによって帯電する。
磁気ローラー431は、二成分の現像剤9を担持しつつ回転する。磁気ローラー431は、内包する複数の磁石432の磁力によってキャリア9bを担持する。磁気ローラー431は、担持した現像剤9のうちのトナー9aを現像ローラー430に供給する。
現像ローラー430は、磁気ローラー431から供給されたトナー9aを外周面に担持して回転する。さらに、現像ローラー430は、感光体41の表面における前記静電潜像の部分にトナー9aを供給する。これにより、現像ローラー430は、前記静電潜像を前記トナー像として現像する。
磁気ローラー431上の複数のキャリア9bは、磁石432の磁界によって磁気ブラシを形成する。前記磁気ブラシは、現像ローラー430の外周面に接触する。その際、キャリア9bに付着しているトナー9aが磁気ローラー431から現像ローラー430へ移行する。
ブレード434は、磁気ローラー431が担持する現像剤9の層厚を制限する。ブレード434は、磁気ローラー431における現像ローラー430に対向する位置に対し磁気ローラー431の回転方向の上流側の位置において、磁気ローラー431に対して隙間を隔てて設けられている。これにより、前記磁気ブラシの高さが概ね一定に揃えられる。
現像ローラー430に担持されたトナー9aの層における感光体41の前記静電潜像に対向する一部において、トナー9aが現像ローラー430から感光体41へ移行する。感光体41へ移行せずに現像ローラー430に残留したトナー9aは、磁気ローラー431によって現像容器4300内に回収される。
図2に示されるように、現像装置43は、現像ローラー430および磁気ローラー431の各々にバイアス電圧を印加するバイアス印加部7を備える。バイアス印加部7は、現像ローラー430に第1バイアス電圧V1を印加する第1バイアス印加部71と、磁気ローラー431に第2バイアス電圧V2を印加する第2バイアス印加部72とを含む。
第1バイアス電圧V1は、直流の第1基準電圧Vd1に、第1交流電圧Va1が重畳された電圧である。即ち、第1交流電圧Va1は、第1基準電圧Vd1を基準にしてプラス側およびマイナス側へ一定周期で変化する、第1バイアス電圧V1の交流成分である(図3参照)。以下、この交流成分のことを第1交流成分と称する。
第2バイアス電圧V2は、直流の第2基準電圧Vd2に、第2交流電圧Va2が重畳された電圧である。即ち、第2交流電圧Va2は、第2基準電圧Vd2を基準にしてプラス側およびマイナス側へ一定周期で変化する、第1バイアス電圧V1の交流成分である。以下、この交流成分のことを第2交流成分と称する。
図3に示されるように、前記第1交流成分である第1交流電圧Va1は、第1基準電圧Vd1を基準にしてプラス側およびマイナス側へ予め設定されたデューティー比Dt10で変化する。デューティー比Dt10は、前記第1交流成分におけるプラス側の電圧の発生期間が占める割合を表す比である。
なお、以下の説明において、前記第1交流成分におけるマイナス側の電圧の発生期間が占める割合を表す比のことを残余比Dt11と称する。
デューティー比Dt10が百分率で表される場合、デューティー比Dt10および残余比Dt11の合計は100%である。即ち、100%からデューティー比Dt10を差し引いた残りが残余比Dt11である。
図4に示されるように、第1基準電圧Vd1を基準とする前記第1交流成分のプラス側ピーク電圧、即ち、第1基準電圧Vd1を基準にして変化する第1交流電圧Va1のプラス側の振幅のことを第1プラス側ピーク電圧Vp11と称する。同様に、第1基準電圧Vd1を基準とする前記第1交流成分のマイナス側ピーク電圧のことを第1マイナス側ピーク電圧Vp12と称する。
同様に、第2基準電圧Vd2を基準とする前記第2交流成分のプラス側ピーク電圧、即ち、第2基準電圧Vd2を基準にして変化する第2交流電圧Va2のプラス側の振幅のことを第2プラス側ピーク電圧Vp21と称する。同様に、第2基準電圧Vd2を基準とする前記第2交流成分のマイナス側ピーク電圧のことを第2マイナス側ピーク電圧Vp22と称する。
第1バイアス印加部71は、第1バイアス電圧V1の最大電圧V1maxを予め設定された一定レベルに維持する。さらに、第1バイアス印加部71は、第1プラス側ピーク電圧Vp11とデューティー比Dt10との積の絶対値と、第1マイナス側ピーク電圧Vp12と残余比Dt11との積の絶対値とが一致するように、第1バイアス電圧V1の最小電圧V1minを調節する。
従って、第1バイアス印加部71は、前記第1交流成分のデューティー比Dt10が変更された場合に、最大電圧V1maxを一定に維持しつつ、第1マイナス側ピーク電圧Vp12と残余比Dt11との積の絶対値が、第1プラス側ピーク電圧Vp11とデューティー比Dt10との積の絶対値に一致する方向へ、最小電圧V1minを調節する。
一方、第2バイアス印加部72は、図3,4に示されるような第2バイアス電圧V2を生成し、磁気ローラー431に印加する。
図3に示されるように、前記第2交流成分である第2交流電圧Va2は、第2基準電圧Vd2を基準にして、前記第1交流成分に対し逆位相で変化する。従って、前記第2交流成分のデューティー比Dt20は、前記第1交流成分の残余比Dt11と等しい。同様に、前記第2交流成分の残余比Dt21は、前記第1交流成分のデューティー比Dt10と等しい。
なお、デューティー比Dt20は、前記第2交流成分におけるプラス側の電圧の発生期間が占める割合を表す比である。また、残余比Dt21は、前記第2交流成分におけるマイナス側の電圧の発生期間が占める割合を表す比である。
さらに、第2バイアス印加部72は、第2バイアス電圧V2における前記第2交流成分のレベルである第2交流電圧Va2を、第1バイアス電圧V1の前記第1交流成分のレベルである第1交流電圧Va1に比例させる。
前記第1交流成分と前記第2交流成分とは、位相が180°ずれているため、第1交流電圧Va1と第2交流電圧Va2とは、正負が逆である。従って、第1交流電圧Va1から第2交流電圧Va2への比例係数がK0である場合、Va2=−K0×Va1である。
なお、比例係数K0は、第2バイアス印加部72が備えるトランスにおける一対のコイルの巻き数の比によって定まる係数である。
従って、第2プラス側ピーク電圧Vp21とデューティー比Dt20との積の絶対値と、第2マイナス側ピーク電圧Vp22と残余比Dt21との積の絶対値とが一致する。
以下の説明において、第2基準電圧Vd2から第1基準電圧Vd1を差し引いた電位差のことを基準電位差ΔVdと称する。現像が行われる場合に、バイアス印加部7は、基準電位差ΔVdが、トナー9aの帯電極性に対して同極性となるように第1基準電圧Vd1および第2基準電圧Vd2を設定する。
キャリア9bは、摩擦帯電によってトナー9aの帯電極性に対して逆極性に帯電する。接地電位を基準にした第2基準電圧Vd2は、キャリア9bの帯電極性に対して逆極性の電圧である。
例えば、トナー9aの帯電極性がプラスである場合、基準電位差ΔVdはプラスである。また、トナー9aの帯電極性がプラスである場合、キャリア9bの帯電極性はマイナスである。従って、前記接地電位を基準にした第2基準電圧Vd2の極性はプラスである。
例えば、比例係数K0が0.7053であるバイアス印加部7において、第1基準電圧Vd1が70(V)、第1プラス側ピーク電圧Vp11が900(V)、第2基準電圧Vd2が360(V)に設定された場合を考える。
上記の場合、基準電位差ΔVdは290(V)である。また、第2マイナス側ピーク電圧Vp22635(V)であり、第1バイアス電圧V1の最大電圧V1maxは970(V)である
上記の場合、バイアス印加部7は、別途設定される前記第1交流成分のデューティー比Dt10に応じて、図5に示されるように第1バイアス電圧V1および第2バイアス電圧V2に関連する電圧を調節する。
例えば、デューティー比Dt10が40%に設定された場合、第1バイアス印加部71は、Dt1×Vp12の絶対値がDt10×Vp11の絶対値と一致するように、第1マイナス側ピーク電圧Vp12を−600(V)に調節する。従って、第1バイアス電圧V1の最小電圧V1minが−530(V)に調節される。なお、この場合の残余比Dt11は60%である。
さらに、第2バイアス印加部72が、Vp22=−K0×Vp11となるように、第2マイナス側ピーク電圧Vp22を−635(V)に調節し、Vp21=−K0×Vp12となるように、第2プラス側ピーク電圧Vp21を423(V)に調節する。その結果、第2バイアス電圧V2の最小電圧V2minが−530(V)に調節され
従って、第2バイアス電圧V2の最小電圧V2minが−275(V)になり、第2バイアス電圧V2の最大電圧V2maxが783(V)になる。
また、第1バイアス電圧V1の最大電圧V1maxと第2バイアス電圧V2の最小電圧V2minとの差である第1ピーク電位差ΔVp1が1245(V)になる(図4,5参照)。また、第2バイアス電圧V2の最大電圧V2maxと第1バイアス電圧V1の最小電圧V1minとの差である第2ピーク電位差ΔVp2が1313(V)になる。
また、前記第1交流成分のデューティー比Dt10が36%および32%の各々に設定された場合、上記と同様に、第1マイナス側ピーク電圧Vp12、第2プラス側ピーク電圧Vp21および第2マイナス側ピーク電圧Vp22が、図5に示されるような電圧に調節される。
ところで、低温低湿の環境においてトナー9aの帯電量が上昇すると、感光体41へ移行しなかった現像ローラー430上のトナー9aが、磁気ローラー431へ回収されにくくなる。特に、粒径の小さなトナー9aである微粉トナーが現像ローラー430に滞留しやすい。そうすると、現像ローラー430に滞留したトナー9aがいわゆるチャージアップを引き起こし、現像性が悪化する。また、トナー9aの帯電凝集によるノイズ画像が生じやすくなる。
現像装置43は、感光体41へ移行しなかった現像ローラー430上のトナー9aが現像ローラー430に滞留することによる現像性の悪化およびノイズ画像の発生を防止する機能を備える。以下、その機能を実現するための第1バイアス電圧V1および第2バイアス電圧V2の制御について説明する。
[制御部8の構成]
図6に示されるように、制御部8は、作像制御部81、直流バイアス調節部82および交流バイアス調節部83などを含む。作像制御部81は、作像部40を制御する。
例えば、作像制御部81は、前記キャリブレーション処理が行われる際に、中間転写ベルト47に前記パターン像を形成する処理を現像ユニット4に実行させる。前述したように、濃度センサー800は、前記パターン像の濃度を検出する。
直流バイアス調節部82は、後述するバイアス調節処理において、前記パターン像の検出濃度に基づいて第2バイアス印加部72を制御する。これにより、直流バイアス調節部82は、第2基準電圧Vd2を調節する。
交流バイアス調節部83は、後述するバイアス調節処理において、所定条件が成立する場合に第1バイアス印加部71を制御する。これにより、交流バイアス調節部83は、第1バイアス電圧V1の前記第1交流成分のパラメーターを調節する。
[バイアス調節処理]
次に、図7に示されるフローチャートを参照しつつ、制御部8が実行するバイアス調節処理の手順の一例について説明する。
前記バイアス調節処理は、画像形成装置10の起動時、および、画像形成処理の終了時などに実行される。以下の説明において、S1,S2,…は、制御部8が実行する工程の識別符号を表す。
<工程S1>
前記バイアス調節処理において、まず、前記キャリブレーション処理が実行される。前記キャリブレーション処理において、作像制御部81が、中間転写ベルト47に予め定められた前記パターン像を形成する処理を現像ユニット4に実行させる。
さらに、前記キャリブレーション処理において、直流バイアス調節部82が、濃度センサー800による前記パターン像の検出濃度に応じて、第2バイアス印加部72の第2基準電圧Vd2を調節する。
前記キャリブレーション処理において、直流バイアス調節部82は、少なくとも第2基準電圧Vd2を調節する。また、直流バイアス調節部82が、第1基準電圧Vd1および第2基準電圧Vd2の両方を調節することも考えられる。
例えば、前記キャリブレーション処理において、直流バイアス調節部82が、第1バイアス印加部71および第2バイアス印加部72に対し、それぞれ基準電位差ΔVdが異なる複数組の第1基準電圧Vd1および第2基準電圧Vd2を順次設定する。
また、第1基準電圧Vd1および第2基準電圧Vd2が設定されるごとに、作像制御部81が、同じ前記パターン像を形成する処理を現像ユニット4に実行させる。これにより、設定された第1基準電圧Vd1および第2基準電圧Vd2の複数の組合せに対応する複数の前記パターン画像の検出濃度が、濃度センサー800によって得られる。
そして、直流バイアス調節部82は、濃度センサー800によって得られた複数の前記検出濃度のうち、予め設定された目標濃度に最も近い前記検出濃度が得られたときの第1基準電圧Vd1および第2基準電圧Vd2を、第1バイアス印加部71および第2バイアス印加部72に設定する。
<工程S2>
次に、交流バイアス調節部83が、第1基準電圧Vd1と直流バイアス調節部82による調節後の第2基準電圧Vd2との差である基準電位差ΔVdが予め定められた許容差ΔV0を超えているか否かを判定する。
なお、第1基準電圧Vd1が直流バイアス調節部82によって調節される場合、許容差ΔV0と比較される基準電位差ΔVdは、調節後の第1基準電圧Vd1および第2基準電圧Vd2の差である。
<工程S3>
基準電位差ΔVdが許容差ΔV0を超えている場合、交流バイアス調節部83は、第1バイアス印加部71に対し、第1バイアス電圧V1のデューティー比Dt10を下げる補正を実行する。
例えば、交流バイアス調節部83は、デューティー比Dt10を1割から2割程度下げる補正を実行する。この場合、補正前のデューティー比Dt10が40%であれば、デューティー比Dt10が36%から32%程度の範囲に補正される。
上記の補正は、第1バイアス印加部71を、第1バイアス電圧V1の最大電圧V1maxを変えずに最小電圧V1minを上げる方向へ調節することを意味する。これにより、第2バイアス印加部72は、第2バイアス電圧V1を、その最小電圧V2minを変えずに最大電圧V2minを下げる方向へ調節する。
<工程S4>
一方、基準電位差ΔVdが許容差ΔV0を超えていない場合、交流バイアス調節部83は、第1バイアス印加部71に対するデューティー比Dt10の補正を解除する。
工程S3または工程S4の処理が行われた後、前記バイアス調節処理は終了する。
トナー9aの帯電量が高い状況下で前記キャリブレーション処理が行われると、必要量のトナー9aが現像ローラー430上に確保されるように、基準電位差ΔVdが大きくなる。
従って、前記キャリブレーション処理によって画像濃度の最適化が行われた場合に、基準電位差ΔVdが大きいことは、トナー9aの帯電量が高い状況であることを示している。そのような状況下では、微粉トナーが現像ローラー430に滞留し、前記チャージアップによる現像性の悪化、および、トナー9aの帯電凝集によるノイズ画像が生じやすくなる。
一方、第2ピーク電位差ΔVp2が小さいほど、磁気ローラー431による現像ローラー430からのトナー9aの引き剥がしが促進される。前述したように、第2ピーク電位差ΔVp2は、第2バイアス電圧V2の最大電圧V2maxと第1バイアス電圧V1の最小電圧V1minとの差である(図4参照)。
従って、トナー9aの帯電量が高い状況下において、第2ピーク電位差ΔVp2が小さくなるように第1バイアス電圧V1および第2バイアス電圧V2が調節されれば、現像ローラー430上のトナー9aのチャージアップが抑制される。その結果、現像性の悪化、および、ノイズ画像の発生を回避することができる。
一方、第1ピーク電位差ΔVp1が小さくなると、磁気ローラー431上のトナー9aが現像ローラー430へ移行しにくくなってしまう。そのため、第1ピーク電位差ΔVp1は、適切なレベルで維持されることが必要である。
図4,5に示されるように、第1バイアス電圧V1の前記第1交流成分のデューティー比Dt10が下げられると、第1バイアス電圧V1の最小電圧V1minが高くなり、第2バイアス電圧V2の最大電圧V2maxが低くなる。その結果、第2ピーク電位差ΔVp2が小さくなる。
従って、基準電位差ΔVdが大きい場合に、交流バイアス調節部83が、第1バイアス電圧V1の前記第1交流成分のデューティー比Dt10を下げる補正を実行する(S3)。これにより、現像ローラー430上のトナー9aのチャージアップが抑制され、現像性の悪化、および、ノイズ画像の発生を回避することができる。
また、図5に示されるように、デューティー比Dt10が下がっても、第1ピーク電位差ΔVp1は維持される。そのため、磁気ローラー431から現像ローラー430へのトナー9aの移行性は、適切に維持される。
図8は、図5に示される3種類のデューティー比Dt10の条件の下で、5枚の前記シートへの連続画像形成処理が行われた場合における、前記シート各々にノイズ画素が現れる状況のテスト結果を示す。
図8に示されるように、基準電位差ΔVdが290(V)である場合に、デューティー比Dt10が40%であれば、前記連続画像形成のシート枚数が増えるほど、多くのノイズ画素が前記シートに現れる。
一方、基準電位差ΔVdが290(V)であっても、デューティー比Dt10が36%または32%まで下げられれば、前記シートに現れるノイズ画素の数が、画質への悪化を感じない程度まで大幅に減少する。
また、前記キャリブレーション処理が行われた後の状態からデューティー比Dt10が1割から2割程度下げられても、目立った画質への悪影響は生じなかった。
[応用例]
以上に示された現像装置43が、モノクロの画像形成装置に適用されることも考えられる。この場合、前記キャリブレーション処理において、濃度センサー800は、例えば感光体41の表面に形成された前記パターン像の濃度を検出する。
なお、本発明に係る現像装置、画像形成装置および現像装置の制御方法は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
1 :本体部
2 :シート供給部
3 :シート搬送部
4 :現像ユニット
7 :バイアス印加部
8 :制御部
9 :現像剤
9a :トナー
9b :キャリア
10 :画像形成装置
21 :シートカセット
22 :シート送出部
30 :搬送路
31 :搬送ローラー
40 :作像部
41 :感光体(像担持体)
42 :帯電装置
43 :現像装置
44 :一次転写部
45 :一次クリーニング装置
46 :光走査部
47 :中間転写ベルト
48 :二次転写部
49 :定着装置
71 :第1バイアス印加部
72 :第2バイアス印加部
81 :作像制御部
82 :直流バイアス調節部
83 :交流バイアス調節部
101 :排出トレイ
400 :トナー補給部
430 :現像ローラー
431 :磁気ローラー
432 :磁石
434 :ブレード
435 :撹拌機構
470 :二次クリーニング装置
800 :濃度センサー
4300 :現像容器
Dt10 :デューティー比
Dt11 :残余比
Dt20 :デューティー比
Dt21 :残余比
K0 :比例係数
V1 :第1バイアス電圧
V1max :第1バイアス電圧の最大電圧
V1min :第1バイアス電圧の最小電圧
V2 :第2バイアス電圧
V2max :第2バイアス電圧の最大電圧
V2min :第2バイアス電圧の最小電圧
Va1 :第1交流電圧
Va2 :第2交流電圧
Vd1 :第1基準電圧
Vd2 :第2基準電圧
Vp11 :第1プラス側ピーク電圧
Vp12 :第1マイナス側ピーク電圧
Vp21 :第2プラス側ピーク電圧
Vp22 :第2マイナス側ピーク電圧
ΔV0 :許容差
ΔVd :基準電位差
ΔVp1 :第1ピーク電位差
ΔVp2 :第2ピーク電位差

Claims (4)

  1. トナーを担持して回転し、前記トナーを像担持体へ供給することによって前記像担持体の表面の静電潜像をトナー像へ現像する現像ローラーと、
    前記トナーおよびキャリアを含む現像剤を担持して回転し、前記トナーを前記現像ローラーへ供給する磁気ローラーと、
    第1基準電圧を基準にしてプラス側およびマイナス側へ予め設定されたデューティー比で変化する第1交流成分を含む第1バイアス電圧を前記現像ローラーに印加する第1バイアス印加部と、
    第2基準電圧を基準にして前記第1バイアス電圧の前記第1交流成分のレベルに対応したレベルでプラス側およびマイナス側へ変化し、かつ、前記第1交流成分に対し逆位相で変化する第2交流成分を含む第2バイアス電圧を前記磁気ローラーに印加する第2バイアス印加部と、
    予め定められたキャリブレーション処理によって前記第2基準電圧を調節する直流バイアス調節部と、
    前記第1基準電圧と前記直流バイアス調節部による調節後の前記第2基準電圧との差である基準電位差が予め定められた許容差を超える場合に、前記第1バイアス印加部における前記第1バイアス電圧の前記デューティー比を下げる補正を実行する交流バイアス調節部と、を備え、
    前記第1バイアス印加部は、前記第1交流成分の前記デューティー比が変更された場合に、前記第1バイアス電圧の最大電圧を一定に維持しつつ、前記第1基準電圧を基準とする前記第1交流成分のマイナス側ピーク電圧と前記第1交流成分におけるマイナス側の電圧の発生期間が占める割合を表す残余比との積の絶対値が、前記第1基準電圧を基準とする前記第1交流成分のプラス側ピーク電圧と前記デューティー比との積の絶対値に一致する方向へ、前記第1バイアス電圧の最小電圧を調節する、現像装置。
  2. 前記第2バイアス印加部は、前記第2バイアス電圧における前記第2交流成分のレベルを、前記第1バイアス電圧の前記第1交流成分のレベルに比例させる、請求項1に記載の現像装置。
  3. 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
    前記像担持体の表面の前記静電潜像をトナー像へ現像する請求項1または請求項2に記載の現像装置と、
    前記像担持体の前記トナー像をシートへ転写する転写装置と、を備える画像形成装置。
  4. トナーを担持して回転し、前記トナーを像担持体へ供給する現像ローラーと、
    前記トナーおよびキャリアを含む現像剤を担持して回転し、前記トナーを前記現像ローラーへ供給する磁気ローラーと、
    第1基準電圧を基準にしてプラス側およびマイナス側へ予め設定されたデューティー比で変化する第1交流成分を含む第1バイアス電圧を前記現像ローラーに印加する第1バイアス印加部と、
    第2基準電圧を基準にして前記第1バイアス電圧の前記第1交流成分の変化に応じて変化し、かつ、前記第1交流成分に対し逆位相で変化する第2交流成分を含む第2バイアス電圧を前記磁気ローラーに印加する第2バイアス印加部と、を備える現像装置の制御方法であって、
    予め定められたキャリブレーション処理によって前記第2基準電圧を調節する工程と、
    前記第1基準電圧と前記キャリブレーション処理による調節後の前記第2基準電圧との差である基準電位差が予め定められた許容差を超える場合に、前記第1バイアス印加部における前記第1バイアス電圧の前記デューティー比を下げる補正を実行する工程と、を含み、
    前記第1バイアス印加部は、前記第1交流成分の前記デューティー比が変更された場合に、前記第1バイアス電圧の最大電圧を一定に維持しつつ、前記第1基準電圧を基準とする前記第1交流成分のマイナス側ピーク電圧と前記第1交流成分におけるマイナス側の電圧の発生期間が占める割合を表す残余比との積の絶対値が、前記第1基準電圧を基準とする前記第1交流成分のプラス側ピーク電圧と前記デューティー比との積の絶対値に一致する方向へ、前記第1バイアス電圧の最小電圧を調節する、現像装置の制御方法。
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