JP6427916B2 - 球帯状シール体 - Google Patents
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Description
濃度98%の濃硫酸を撹拌しながら、酸化剤として過酸化水素の60%水溶液を加え、これを反応液とする。この反応液を冷却して10℃の温度に保持し、反応液に粒度30〜83メッシュ(500〜180μm)の鱗片状天然黒鉛粉末を添加して30分間反応を行う。反応後、吸引濾過して酸処理黒鉛粉末を分離し、酸処理黒鉛粉末を水で10分間撹拌して吸引濾過するという洗浄作業を2回繰り返し、酸処理黒鉛粉末から硫酸分を充分除去する。ついで、硫酸分を除去した酸処理黒鉛粉末を110℃の温度に保持した乾燥炉で3時間乾燥し、これを酸処理黒鉛粉末とする。
球帯状基体及び外層の補強材には、鉄系としてオーステナイト系のSUS304、SUS310S、SUS316、フェライト系のSUS430等のステンレス鋼線、鉄線(JISG3532)若しくは亜鉛メッキ鋼線(JISG3547)又は銅系として銅−ニッケル合金(白銅)線、銅−ニッケル−亜鉛合金(洋白)線、黄銅線、ベリリウム銅線からなる金属細線を一本又は二本以上使用して織ったり、編んだりして形成される織組金網又は編組金網が使用される。
外層の耐熱材に含有される膨張黒鉛には、好ましくは、酸処理黒鉛粉末を950〜1200℃の温度で1〜10秒間加熱(膨張)処理して分解ガスを発生せしめ、そのガス圧により黒鉛層間を拡張して膨張倍率240〜300倍に膨張させた膨張黒鉛粉末が使用される。この膨張黒鉛粉末は、嵩密度が0.05g/cm3と非常に低いため、その取り扱いが難しい。そこで、本発明においては、膨張黒鉛粉末を所望のロール隙間に調整した双ロール装置に供給してロール成形し、所望の厚さの膨張黒鉛からなるシートを作製し、このシートを裁断し、粉砕機で粉砕して得られる膨張黒鉛粉末を膨張黒鉛として使用することが好ましい。斯かる膨張黒鉛からなるシートを使用することにより、例えば、球帯状基体の耐熱材を製造する際に用いるシートIを所望の型に沿って切り出した際に生じる余分な切れ端、所謂端材を有効利用することができ、それにより膨張黒鉛の材料コストの低減を図り得、延いては球帯状シール体自体のコスト低減を図ることができる。
外層の耐熱材は、膨張黒鉛粉末と、無機繊維としての金属繊維、金属合金繊維又はセラミック繊維と、固形分として30〜50%含有する無機保形材溶液とを準備し、これらを1:0.5〜3:0.05〜3、好ましくは、1:0.5〜2:0.1〜0.15の配合割合(質量比)で計量するか、又は膨張黒鉛粉末と、金属繊維、金属合金繊維又はセラミック繊維と、金属粉末、金属合金粉末又はセラミック粉末と、無機保形材溶液とを準備し、これらを1:0.5〜3:0.5〜3:0.5〜0.3、好ましくは、1:0.5〜2:0.5〜2:0.1〜0.15の配合割合(質量比)で計量し、これらを粉体造粒機に投入して混練し、造粒して湿潤性を有する混合物を作製し、この混合物の形態で使用される。
固体潤滑剤は、平均粒径が0.01〜1μmのPTFE粉末、平均粒径が0.01〜1μmのFEP粉末及び平均粒径が0.1〜20μmのh−BN粉末を含む潤滑組成物粉末39質量%に対して、例えば、界面活性剤4質量%と水57質量%とが混合された水性ディスパージョンの形態のものから製造される。
図3及び4に示すように、円筒状の編組金網1をローラ2及び3間に通して所定の幅Dの帯状金網4を作製し、帯状金網4を所定の長さLに切断した球帯状基体の補強材となると共に縦幅X及び横幅Yの網目の目幅を有する球帯状基体用の帯状の金網5を準備する。
図5に示すように、金網5の幅Dに対して(1.10×D)mmから(2.10×D)mmの幅dを有すると共に金網5の長さLに対して(1.30×L)mmから(2.70×L)mmの長さlを有するように、球帯状基体の耐熱材となるシートI、II又はIIIからなる帯状のシート6を準備する。
球帯状シール体50(図1参照)において、部分凸球状面44の大径側の環状端面45に全体的にシート6が露出するようにすべく、図6に示すように、環状端面45側となる金網5の幅方向の一方の端縁7から最大で(0.10〜0.80)×Dmmであって部分凸球状面44の小径側の環状端面46側となる金網5の幅方向の他方の端縁8からのはみ出し量δ2よりも多いはみ出し量δ1をもってシート6を幅方向にはみ出させ、シート6が金網5の長さ方向の一方の端縁9から最大で(0.30〜1.70)×Lmmだけ長さ方向にはみ出し、金網5の長さ方向の他方の端縁10と端縁10に対応するシート6の長さ方向の端縁11とを合致させてシート6と金網5とを互いに重ね合わせた重合体12を得る。
重合体12を、図7及び図8に示すように、シート6を内側にしてうず巻き状であってシート6が1回多くなるように捲回して、内周側及び外周側の両方にシート6が露出した筒状母材13を形成する。シート6としては、筒状母材13における巻き回数が金網5の巻き回数よりも一回多くなるように、金網5の長さLに対して(1.30×L)mmから(2.70×L)mmの長さlを有したものを予め準備する。筒状母材13において、シート6は、幅方向の一方及び他方の端縁側において金網5の一方及び他方の端縁7の夫々から幅方向にδ1及びδ2だけ夫々はみ出している。
配合割合(質量比)が1:0.5〜3:0.5〜0.3、好ましくは、配合割合(質量比)が1:0.5〜2:0.1〜0.15である膨張黒鉛粉末と、無機繊維としての金属繊維、金属合金繊維又はセラミックス繊維と、固形分として無機保形材を30〜50%含有する無機保形材溶液とを又は配合割合(質量比)が1:0.5〜3:0.5〜3:0.05〜0.3、好ましくは、配合割合(質量比)が1:0.5〜2:0.5〜2:0.1〜0.15である膨張黒鉛粉末と、無機繊維としての金属繊維、金属合金繊維又はセラミックス繊維と、無機粉末としての金属繊維、金属合金繊維又はセラミックス粉末と、固形分として無機保形材を30〜50質量%含有する無機保形材溶液とを粉体造粒機に投入して混練、造粒して湿潤性を有する混合物14を作製する。斯かる混合物14には、更に、質量比で0.01〜0.05の配合割合をもって二硫化モリブデン、二硫化タングステン又は六方晶窒化硼素を含有させてもよい。
<外層形成部材Iの形成>
図9及び図10に示すように、ローラ19側に配されたロードセル22とローラ20側に配された流体シリンダ23とを有する圧延装置15のホッパー16内にコンベア17及び18から混合物14を供給し、ホッパー16から混合物14を一対のローラ19及び20間の隙間に順次供給してローラ19及び20間で混合物14を圧延し、圧延した混合物14を乾燥して水分を逸散、除去して、シート6の幅dよりも小さい幅d1を有すると共に長さl1を有した帯状のシート21を作製する一方、外層用の円筒状の編組金網1をローラ2及び3間に通してシート21の幅d1に対して1.05×dから1.09×dの幅を有すると共にシート21の長さl1とほぼ同じ長さを有すると共に図4に示すように縦幅X及び横幅Yの網目の目幅を有する外層用の帯状の金網5aを準備し、図11に示すように、金網5a内にシート21を挿入すると共にこれらを図12及び13に示すように、ローラ24及び25間に通して一体化させ、図13に示すように、一方及び他方の表面26及び27に金網5aからなる面28とシート21からなる面29とが混在した外層形成部材30aからなる外層形成部材Iを作製する。
図14に示すように、圧延装置15におけるホッパー16内に金網5aを挿入し、金網5aの挿入端部を一対のローラ19及び20間に通過させ、金網5aによって二分されたホッパー16内にコンベア17及び18から供給された混合物14を一対のローラ19及び20間の帯状の金網5aに供給し、供給された混合物14を金網5aと共にローラ19及び20間で圧延して、金網5aの網目に混合物14を充填し、金網5aと金網5aの網目に保持された混合物14とを一体化させ、図15に示すように、金網5aからなる面28とシート21からなる面29とが混在した一方及び他方の表面26及び27をもった外層形成部材30bからなる外層形成部材IIを作製する。
(1)平均粒子径が0.01〜1μmのPTFE粉末、平均粒子径が0.01〜1μmのFEP粉末及び平均粒子径が0.1〜20μmのh−BN粉末からなると共にPTFE、FEP及びh−BNの組成割合(質量%)に関する図16に示す正三角形の三元系組成図(紙面右側斜辺がPTFEの含有量(質量%)を、底辺がFEPの含有量(質%)を、紙面左側斜辺がh−BNの含有量(質量%)を夫々示す)において、四角形57で境界付けられる領域P又は六角形58で境界付けられる領域Q内に相当する数値範囲内にある組成割合をもった潤滑組成物粉末39質量%と、界面活性剤4質量%と水57質量%とからなる水性ディスパージョン、
(2)(1)の組成割合をもった潤滑組成物粉末において、h−BN粉末の含有量45質量%以上を確保して当該h−BN粉末含有量の一部に代えてアルミナ水和物粉末20質量%以下を含有した(1)の潤滑組成物粉末39質量%と界面活性剤4質量%と水57質量%とからなる水性ディスパージョン、
(3)上記(1)の水性ディスパージョンに、更に水溶性有機溶剤を0.1〜22.5質量%含有した水性ディスパージョン、及び
(4)上記(2)の水性ディスパージョンに、更に水溶性有機溶剤を0.1〜22.5質量%含有した水性ディスパージョン、
のうちのいずれかの水性ディスパージョンを上記と同様の方法で作成したシート21の一方の表面に刷毛塗り、ローラ塗り、スプレー等の手段で適用し、これを乾燥させて、図17に示すように、当該表面に固体潤滑剤の被覆層31を形成し、上記と同様の方法で作成した金網5aを図18に示すように、金網5a内に被覆層31を備えたシート21を挿入すると共にこれらを図19に示すように、ローラ24及び25間に通して一体化させ、金網5aの網目にシート21と被覆層31とを充填して、図20に示すように、表面に金網5aからなる面32と被覆層からなる面33とが混在した一方の表面をもった扁平状の外層形成部材30cからなる外層形成部材IIIを作製する。
外層形成部材30a又は30bの一方の表面に、水性ディスパージョン(1)から(4)のうちのいずれかの水性ディスパージョンを刷毛塗り、ローラ塗り、スプレー等の手段で適用し、これを乾燥させて固体潤滑剤の被覆層31を形成し、図21に示すように、被覆層31の面33のみからなっている一方の表面をもった外層形成部材30dからなる外層形成部材IVを作製する。
図22に示すように、外層形成部材30a、30b、30c又は30dを、金網5aからなる面28とシート21からなる面29とが混在した一方の表面、金網5aからなる面32と被覆層31の固体潤滑剤からなる面33とが混在した一方の表面又は被覆層31の面33のみからなる一方の表面を外側にして筒状母材13の外周面に一回巻き付け、予備円筒成形体34を作製する。
内面に円筒壁面35と円筒壁面35に連なる部分凸球面状壁面36と部分凸球面状壁面36に連なる貫通孔37とを備え、貫通孔37に段付きコア38を嵌挿することによって内部に中空円筒部39と中空円筒部39に連なる球帯状中空部40とが形成された図23に示すような金型41を準備し、金型41の段付きコア38に予備円筒成形体34を挿入する。
線径0.28mmのオーステナイト系ステンレス鋼線(SUS304)を一本使用した網目の目幅が縦X=4mm、横Y=5mmの円筒状の編組金網1からなる帯状の金網4を球帯状基体47の補強材となる金網5とし、金網5と、耐熱材となるシートIに、密度1.12Mg/m3、厚さ0.4mmのシート6とを使用して、筒状母材13を作製する一方、膨張黒鉛粉末(シート粉砕粉)と、無機繊維として、平均繊維径90μm、平均繊維長3mmの鉄繊維と、無機保形材として、固形分30%の燐酸二水素マグネシウム溶液とを、質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末40質量%、鉄繊維40質量%、燐酸二水素マグネシウム6質量%及び水分14質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製する一方、線径0.28mmのオーステナイト系ステンレス鋼線(SUS304)を一本使用した網目の目幅が縦X=2.5mm、横Y=2.0mm円筒状編組金網1からなると共に金網5の幅よりも狭い幅の帯状の金網5aを外層の補強材として作製し、該混合物14と金網5aとから図14に示す圧延装置15を用いて作製した外層形成部材30bを筒状母材13の外周面に、一回捲回して作製した予備円筒成形体34から金型41を用いて294N/mm2(3トン/cm2)の圧力で圧縮成形した図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と鉄繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々71.1体積%、19.9体積%及び9.0体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と鉄繊維と燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:1.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、鉄繊維50質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と鉄繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々64.5体積%、27.4体積%及び8.1体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と、無機繊維として、平均繊維径60μm、平均繊維長3mmの銅繊維と、実施例1と同様の燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末40質量%、銅繊維40質量%、燐酸二水素マグネシウム6質量%及び水分14質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と銅繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々72.8体積%、18.0体積%及び9.2体積%含有されていた。
実施例3と同様の膨張黒鉛粉末と銅繊維と燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:1.8:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末30.3質量%、銅繊維54.5質量%、燐酸二水素マグネシウム4.6質量%及び水分10.6質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と銅繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々63.6体積%、28.1体積%及び8.3体積%含有されていた。
実施例3と同様の膨張黒鉛粉末と銅繊維と燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:3:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末22.2質量%、銅繊維66.7質量%、燐酸二水素マグネシウム3.3質量%及び水分7.8質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と銅繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々53.4体積%、39.7体積%及び6.9体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と、無機繊維として、平均繊維径90μm、平均繊維長3mmのアルミニウム繊維と、実施例1と同様の燐酸二水素マグネシウム溶液とを、質量比で1:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末50質量%、アルミニウム繊維25質量%、燐酸二水素アルミニウム7.5質量%及び水分17.5質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とアルミニウム繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々65.1体積%、26.5体積%及び8.4体積%含有されていた。
実施例6と同様の膨張黒鉛粉末と、無機繊維として、平均繊維径30μm、平均繊維長1mmのチタン繊維と、実施例1と同様の燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末40質量%、チタン繊維40質量%、燐酸二水素マグネシウム6質量%及び水分14質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とチタン繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々61.9体積%、30.3体積%及び7.8体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末及び鉄繊維と、実施例3と同様の銅繊維と、実施例6と同様の燐酸二水素マグネシウム溶液とを、質量比で1:1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末28.6質量%、鉄繊維28.6質量%、銅繊維28.6質量%、燐酸二水素マグネシウム4.2質量%及び水分10質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と鉄繊維と銅繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々60.7体積%、16.8体積%、15.0体積%及び7.5体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と、無機繊維として、平均繊維径50μm、平均繊維長2mmのSUS434(フェライト系ステンレス鋼)繊維と、実施例1と同様の燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末50質量%、SUS434繊維25質量%、燐酸二水素マグネシウム7.5質量%及び水分17.5質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々78.8体積%、11.1体積%及び10.1体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末とSUS434繊維と燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:0.8:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末43.5質量%、SUS434繊維34.8質量%、燐酸二水素マグネシウム6.5質量%及び水分15.2質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々73.9体積%、16.8体積%及び9.3体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末とSUS434繊維と燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末40質量%、SUS434繊維40質量%、燐酸二水素マグネシウム6質量%及び水分14質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々70.8体積%、20.2体積%及び9.0体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末とSUS434繊維と燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:1.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、SUS434繊維50質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々64.2体積%、27.7体積%及び8.1体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末とSUS434繊維と燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:2:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末28.6質量%、SUS434繊維57.1質量%、燐酸二水素マグネシウム4.3質量%及び水分10質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々58.8体積%、33.5体積%及び7.7体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末とSUS434繊維と燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:3:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末22.2質量%、SUS434繊維66.7質量%、燐酸二水素マグネシウム3.3質量%及び水分7.8質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々50.2体積%、43.3体積%及び6.5体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と、無機繊維として、平均繊維径55μm、平均繊維長2mmの炭素鋼(スチール:S15C)繊維と、無機保形材として、固形分50%の燐酸二水素アルミニウム溶液とを、質量比で1:1:0.5(固形分0.1、水分0.4)の配合割合で、膨張黒鉛粉末40質量%、炭素鋼繊維40質量%、燐酸二水素アルミニウム4質量%及び水分16質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と炭素鋼繊維と燐酸二水素アルミニウムとが夫々70.8体積%、18.7体積%及び10.5体積%含有されていた。
実施例15と同様の膨張黒鉛粉末と炭素鋼繊維と燐酸二水素アルミニウム溶液とを質量比で1:1.5:0.5(固形分0.1、水分0.4)の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、炭素鋼繊維50質量%、燐酸二水素アルミニウム3.3質量%及び水分13.4質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と炭素鋼繊維と燐酸二水素アルミニウムとが夫々63.7体積%、27体積%及び9.3体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と、無機繊維として、平均繊維径60μm、平均繊維長3mmの銅−亜鉛合金(黄銅:Cu60、Zn40)繊維と、実施例15と同様の燐酸二水素アルミニウム溶液とを、質量比で1:1:0.5(固形分0.1、水分0.4)の配合割合で、膨張黒鉛粉末40質量%、銅−亜鉛合金繊維40質量%、燐酸二水素アルミニウム4質量%及び水分16質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と銅−亜鉛合金繊維と燐酸二水素アルミニウムとが夫々70.8体積%、18.7体積%及び10.5体積%含有されていた。
実施例17と同様の膨張黒鉛粉末と銅−亜鉛合金繊維と燐酸二水素アルミニウム溶液とを、質量比で1:1.8:0.5(固形分0.1、水分0.4)の配合割合で、膨張黒鉛粉末30.3質量%、銅−亜鉛合金繊維54.5質量%、燐酸二水素アルミニウム3質量%及び水分12.2質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と銅−亜鉛合金繊維と燐酸二水素アルミニウムとが夫々61.1体積%、30.1体積%及び8.8体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と、無機繊維として、平均繊維径60μm、平均繊維長2mmの銅−錫合金(リン青銅)繊維と、実施例15と同様の燐酸二水素アルミニウム溶液とを、質量比で1:1.5:0.5(固形分0.1、水分0.4)の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、銅−錫合金繊維50質量%、燐酸二水素アルミニウム3.3質量%及び水分13.4質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と銅−錫合金繊維と燐酸二水素アルミニウムとが夫々65.9体積%、24.5体積%及び9.6体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末及びSUS434繊維と、実施例1と同様の鉄繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液とを、質量比で1:1:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、SUS434繊維33.3質量%、鉄繊維16.7質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と鉄繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々64.5体積%、18.4体積%、9.0体積%及び8.1体積%含有されていた。
実施例20と同様の膨張黒鉛粉末及びSUS434繊維と、実施例3と同様の銅繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液とを、質量比で1:1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末28.6質量%、SUS434繊維28.6質量%、銅繊維28.6質量%、燐酸二水素マグネシウム4.2質量%及び水分10質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と銅繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々60.5体積%、17.2体積%、14.9体積%及び7.4体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末及びSUS434繊維と、実施例17と同様の銅−亜鉛合金繊維と、実施例1と同様の燐酸二水素マグネシウム溶液とを、質量比で1:1:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、SUS434繊維33.3質量%、銅−亜鉛合金繊維16.7質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と銅−亜鉛合金繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々64.8体積%、18.5体積%、8.6体積%及び8.1体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と、無機繊維として、平均繊維径4μm、平均繊維長1mmのシリカ繊維と、実施例15と同様の燐酸二水素アルミニウム溶液とを、質量比で1:0.5:0.5(固形分0.1、水分0.4)の配合割合で、膨張黒鉛粉末50質量%、シリカ繊維25質量%、燐酸二水素アルミニウム5質量%及び水分20質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とシリカ繊維と燐酸二水素アルミニウムとが夫々60.4体積%、30.3体積%及び9.3体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と、無機繊維として、平均繊維径15μm、平均繊維長1mmのアルミナ−シリカ繊維(85%Al2O3−15%SiO2)と、実施例1と同様の燐酸二水素マグネシウム溶液とを、質量比で1:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末50質量%、アルミナ−シリカ繊維25質量%、燐酸二水素マグネシウム7.5質量%及び水分17.5質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とアルミナ−シリカ繊維と燐酸二水素マグネシウムとが夫々68.0体積%、23.3体積%及び8.7体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末、鉄繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、これらに加えた二硫化モリブデン(MoS2)粉末とを質量比で1:1.5:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.01の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.2質量%、鉄繊維49.8質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%、二硫化モリブデン粉末0.3質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と鉄繊維と二硫化モリブデンと燐酸二水素マグネシウムとが夫々64.6体積%、27.0体積%、0.3体積%及び8.1体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、これらに加えた二硫化モリブデン(MoS2)粉末とを質量比で1:1.5:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.05の配合割合で、膨張黒鉛粉末32.8質量%、SUS434繊維49.2質量%、燐酸二水素マグネシウム4.9質量%、二硫化モリブデン粉末1.6質量%及び水分11.5質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と二硫化モリブデンと燐酸二水素マグネシウムとが夫々63.4体積%、27.2体積%、1.3体積%及び8.1体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末、鉄繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、これらに加えた無機粉末としての平均粒径20μmの鉄粉末とを質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、鉄繊維33.3質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%、鉄粉末16.7質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と鉄繊維と鉄と燐酸二水素マグネシウムとが夫々59.7体積%、24.5体積%、8.3体積%及び7.5体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末、鉄繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、これらに加えた無機粉末としての平均粒径25μmの銅粉末とを質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、鉄繊維33.3質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%、銅粉末16.7質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と鉄繊維と銅と燐酸二水素マグネシウムとが夫々65.4体積%、18.2体積%、8.2体積%及び8.2体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末、鉄繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、これらに加えた無機粉末としての平均粒径30μmの銅−亜鉛合金(黄銅:Cu60、Zn40)粉末とを質量比で1:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、鉄繊維33.3質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%、銅−亜鉛合金粉末16.7質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と鉄繊維と銅−亜鉛合金と燐酸二水素マグネシウムとが夫々65.1体積%、18.1体積%、8.6体積%及び8.2体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、実施例28と同様の銅粉末とを質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、SUS434繊維33.3質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%、銅粉末16.7質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と銅と燐酸二水素マグネシウムとが夫々65.1体積%、18.5体積%、8.2体積%及び8.2体積%含有されていた。
実施例30と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維、銅粉末及び燐酸二水素マグネシウム溶液を質量比で1:1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末28.6質量%、SUS434繊維28.6質量%、燐酸二水素マグネシウム4.2質量%、銅粉末28.6質量%及び水分10質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と銅と燐酸二水素マグネシウムとが夫々60.5体積%、17.2体積%、14.9体積%及び7.4体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、これらに加えた無機粉末としての平均粒径10μmのSUS316L(オーステナイト系ステンレス鋼)粉末とを質量比で1:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末40質量%、SUS434繊維20質量%、燐酸二水素マグネシウム6質量%、SUS316L粉末20質量%及び水分14質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維とSUS316Lと燐酸二水素マグネシウムとが夫々71.1体積%、10.1体積%、9.8体積%及び9.0体積%含有されていた。
実施例32と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維、SUS316L粉末及び燐酸二水素マグネシウム溶液を質量比で1:1:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、SUS434繊維33.3質量%、SUS316L粉末16.7質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維とSUS316Lと燐酸二水素マグネシウムとが夫々64.5体積%、18.4体積%、9.0体積%及び8.1体積%含有されていた。
実施例32と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維、SUS316L粉末及び燐酸二水素マグネシウム溶液を質量比で1:1.5:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末28.6質量%、SUS434繊維42.8質量%、SUS316L粉末14.3質量%、燐酸二水素マグネシウム4.3質量%及び水分10質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維とSUS316Lと燐酸二水素マグネシウムとが夫々59.1体積%、25.0体積%、8.2体積%及び7.7体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、これらに加えた無機粉末としての平均粒径10μmのSUS304L(オーステナイト系ステンレス鋼)粉末とを質量比で1:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35):1の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、SUS434繊維16.7質量%、SUS304L粉末33.3質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維とSUS304Lと燐酸二水素マグネシウムとが夫々64.6体積%、9.3体積%、17.8体積%及び8.3体積%含有されていた。
実施例35と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維、SUS304L粉末及び燐酸二水素マグネシウム溶液を質量比で1:0.5:1.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末28.6質量%、SUS434繊維14.3質量%、SUS304L粉末42.8質量%、燐酸二水素マグネシウム4.3質量%及び水分10質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維とSUS304Lと燐酸二水素マグネシウムとが夫々59.4体積%、8.2体積%、24.6体積%及び7.8体積%含有されていた。
実施例35と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維、SUS304L粉末及び燐酸二水素マグネシウム溶液を質量比で1:1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末28.6質量%、SUS434繊維28.6質量%、SUS304L粉末28.6質量%、燐酸二水素マグネシウム4.2質量%及び水分10質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維とSUS304Lと燐酸二水素マグネシウムとが夫々59.4体積%、16.9体積%、16.4体積%及び7.3体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、無機粉末として、平均粒径10μmのSKH51(高速度工具鋼)粉末とを質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、SUS434繊維33.3質量%、SKH51粉末16.7質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維とSKH51と燐酸二水素マグネシウムとが夫々64.8体積%、18.5体積%、8.6体積%及び8.1体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、無機粉末として、平均粒径10μmのSK105(炭素工具鋼)粉末とを質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、SUS434繊維33.3質量%、SK105粉末16.7質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維とSK105と燐酸二水素マグネシウムとが夫々64.5体積%、18.4体積%、9.0体積%及び8.1体積%含有されていた。
実施例9と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、無機粉末として、実施例29と同様の銅−亜鉛合金粉末とを質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、SUS434繊維33.3質量%、銅−亜鉛合金粉末16.7質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と銅−亜鉛合金と燐酸二水素マグネシウムとが夫々64.8体積%、18.5体積%、8.6体積%及び8.1体積%含有されていた。
実施例40と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維、銅−亜鉛合金粉末及び燐酸二水素マグネシウム溶液を質量比で1:0.8:0.8:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末32.3質量%、SUS434繊維25.8質量%、銅−亜鉛合金粉末25.8質量%、燐酸二水素マグネシウム4.8質量%及び水分11.3質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と銅−亜鉛合金と燐酸二水素マグネシウムとが夫々63.9体積%、14.3体積%、13.5体積%及び8.3体積%含有されていた。
実施例17と同様の膨張黒鉛粉末及び銅−亜鉛合金繊維と、実施例1と同様の燐酸二水素マグネシウム溶液と、これらに加えた無機粉末としての実施例28と同様の銅粉末とを質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、銅−亜鉛合金繊維33.3質量%、銅粉末16.7質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と銅−亜鉛合金繊維と銅と燐酸二水素マグネシウムとが夫々65.6体積%、17.4体積%、8.3体積%及び8.7体積%含有されていた。
実施例42と同様の膨張黒鉛粉末、銅−亜鉛合金繊維及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、これらに加えた無機粉末としての実施例32と同様のSUS316L粉末とを質量比で1:1:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末33.3質量%、銅−亜鉛合金繊維33.3質量%、SUS316L粉末16.7質量%、燐酸二水素マグネシウム5質量%及び水分11.7質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛と銅−亜鉛合金繊維とSUS316Lと燐酸二水素マグネシウムとが夫々65.6体積%、17.0体積%、9.1体積%及び8.3体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と、実施例23と同様のシリカ繊維と、実施例28と同様の銅粉末と、実施例1と同様の燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:0.5:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末40質量%、シリカ繊維20質量%、銅粉末20質量%、燐酸二水素マグネシウム6質量%及び水分14質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とシリカ繊維と銅と燐酸二水素マグネシウムとが夫々57.1体積%、28.6体積%、7.0体積%及び7.3体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と、実施例23と同様のシリカ繊維と、実施例32と同様のSUS316L粉末と、実施例1と同様の燐酸二水素マグネシウム溶液とを質量比で1:0.5:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35)の配合割合で、膨張黒鉛粉末40質量%、シリカ繊維20質量%、SUS316L粉末20質量%、燐酸二水素マグネシウム6質量%及び水分14質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とシリカ繊維とSUS316Lと燐酸二水素マグネシウムとが夫々56.7体積%、28.3体積%、7.8体積%及び7.2体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、実施例24と同様のアルミナ−シリカ繊維と、無機粉末として、平均粒径20μmの酸化鉄(Fe2O3)粉末とを質量比で1:0.5:0.5:0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末40質量%、アルミナ−シリカ繊維20質量%、酸化鉄粉末20質量%、燐酸二水素マグネシウム6質量%及び水分14質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とアルミナ−シリカ繊維と酸化鉄と燐酸二水素マグネシウムとが夫々59.7体積%、20.3体積%、12.5体積%及び7.5体積%含有されていた。
実施例1と同様の膨張黒鉛粉末と、実施例9と同様のSUS434繊維と、実施例1と同様の燐酸二水素マグネシウム溶液と、無機粉末として、平均粒径20μmの酸化チタン(TiO2)粉末とを質量比で1:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.5の配合割合で、膨張黒鉛粉末40質量%、SUS434繊維20質量%、酸化チタン粉末20質量%、燐酸二水素マグネシウム6質量%及び水分14質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維と酸化チタンと燐酸二水素マグネシウムとが夫々65.5体積%、9.3体積%、16.9体積%及び8.3体積%含有されていた。
実施例32と同様の膨張黒鉛粉末、SUS434繊維、SUS316L粉末及び燐酸二水素マグネシウム溶液と、これらに加えた二硫化モリブデン(MoS2)粉末とを質量比で1:0.8:0.5:0.5(固形分0.15、水分0.35):0.02の配合割合で、膨張黒鉛粉末35.5質量%、SUS434繊維28.4質量%、SUS316L粉末17.7質量%、MoS2粉末0.7質量%、燐酸二水素マグネシウム5.3質量%及び水分12.4質量%からなる湿潤性を有する混合物14を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図2に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛とSUS434繊維とSUS316LとMoS2と燐酸二水素マグネシウムとが夫々66.5体積%、15.3体積%、9.1体積%、0.4体積%及び8.7体積%含有されていた。
実施例4と同様の混合物14から図9に示す圧延装置15を用いて作製されたシート21の一方の表面に、平均粒径0.20μmのPTFE粉末10質量%、平均粒径0.15μmのFEP粉末10質量%及び平均粒径8μmのh−BN粉末80質量%を含有する固体潤滑剤用粉末39質量%と界面活性剤としてのポリオキシエチレンアルキルエーテル(非イオン性界面活性剤)4質量%及び水57質量%とからなる水性ディスパージョン(PTFE3.9質量%、FEP3.9質量%、h−BN31.2質量%、非イオン性界面活性剤4質量%及び水57質量%)をローラ塗りし、100℃の温度で乾燥してPTFE10質量%、FEP10質量%及びh−BN80質量%からなる固体潤滑剤の被覆層31を当該一方の面に形成し、実施例1と同様の外層の補強材用の金網5a作製し、被覆層31を備えたシート21を内挿した金網5aを一対のローラ間に通して外層形成部材30cを作製し、筒状母材13の外周面に、外層形成部材30cをその被覆層側を外側にして捲回し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図24に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛63.6体積%、銅繊維28.1体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.3体積%が、そして、当該外層49の固体潤滑剤には、PTFE10質量%、FEP10質量%及びh−BN80質量%が夫々含有されていた。
実施例4と同様の混合物14と、平均粒径0.20μmのPTFE粉末10質量%、平均粒径0.15μmのFEP粉末45質量%及び平均粒径8μmのh−BN粉末45質量%を含有する固体潤滑剤用粉末39質量%並びに実施例49と同様の界面活性剤4質量%及び水57質量%からなる水性ディスパージョン(PTFE3.9質量%、FEP17.55質量%、h−BN17.55質量%、非イオン性界面活性剤4質量%及び水57質量%)とから実施例49と同様の方法で、図1及び図24に示す球帯状シール体50を作製し、作製したシール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛63.6体積%、銅繊維28.1体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.3体積%が、そして、当該外層49の固体潤滑剤には、PTFE10質量%、FEP45質量%及びh−BN45質量%が夫々含有されていた。
実施例12と同様の混合物14と、平均粒径0.20μmのPTFE粉末45質量%、平均粒径0.15μmのFEP粉末45質量%及び平均粒径8μmのh−BN粉末10質量%を含有する固体潤滑剤用粉末39質量%並びに実施例49と同様の界面活性剤4質量%及び水57質量%からなる水性ディスパージョン(PTFE17.55質量%、FEP17.55質量%、h−BN3.9質量%、非イオン性界面活性剤4質量%及び水57質量%)とから実施例49と同様の方法で、図1及び図24に示す球帯状シール体を作製し、作製したシール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛64.2体積%、SUS434繊維27.7体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.1体積%が、そして、当該外層49の固体潤滑剤には、PTFE45質量%、FEP45質量%及びh−BN10質量%が夫々含有されていた。
実施例12と同様の混合物14と、平均粒径0.20μmのPTFE粉末40質量%、平均粒径0.15μmのFEP粉末10質量%及び平均粒径8μmのh−BN粉末50質量%を含有する固体潤滑剤用粉末39質量%並びに実施例49と同様の界面活性剤4質量%及び水57質量%からなる水性ディスパージョン(PTFE15.6質量%、FEP3.9質量%、h−BN19.5質量%、非イオン性界面活性剤4質量%及び水57質量%)とから実施例49と同様の方法で、図1及び図24に示す球帯状シール体50を作製し、作製したシール体50の外層49の耐熱材には、膨張黒鉛64.2体積%、SUS434繊維27.7体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.1体積%が、そして、当該外層49の固体潤滑剤には、PTFE40質量%、FEP10質量%及びh−BN50質量%が夫々含有されていた。
実施例30と同様の混合物14を用いて実施例1と同様の方法で作製した外層形成部材30aと、平均粒径0.20μmのPTFE粉末25質量%、平均粒径0.15μmのFEP粉末15質量%、平均粒径8μmのh−BN粉末60質量%を含有する潤滑組成物粉末39質量%並びに実施例49と同様の界面活性剤4質量%及び水57質量%からなる水性ディスパージョン(PTFE9.75質量%、FEP5.85質量%、h−BN23.4質量%、界面活性剤4質量%及び水57質量%)とから外層形成部材30dを作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図25に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の中間層54の耐熱材には、膨張黒鉛65.1体積%、SUS434繊維18.5体積%、銅8.2体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.2体積%が、そして、外層49の被覆層55の固体潤滑剤には、PTFE25質量%、FEP15質量%及びh−BN60質量%が夫々含有されていた。
実施例30と同様の混合物14を用いて実施例1と同様の方法で作製した外層形成部材30aと、平均粒径0.20μmのPTFE粉末12質量%、平均粒径0.15μmのFEP粉末28質量%及び平均粒径8μmのh−BN粉末60質量%を含有する潤滑組成物粉末39質量%並びに実施例49と同様の界面活性剤4質量%及び水57質量%からなる水性ディスパージョン(PTFE4.68質量%、FEP10.92質量%、h−BN23.4質量%、界面活性剤4質量%及び水57質量%)とから外層形成部材30dを作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図25に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の中間層54の耐熱材には、膨張黒鉛65.1体積%、SUS434繊維18.5体積%、銅8.2体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.2体積%が、そして、外層49の被覆層55の固体潤滑剤には、PTFE12質量%、FEP28質量%及びh−BN60質量%が夫々含有されていた。
実施例33と同様の混合物14を用いて実施例1と同様の方法で作製した外層形成部材30aと、平均粒径0.20μmのPTFE粉末10質量%、平均粒径0.15μmのFEP粉末40質量%及び平均粒径8μmのh−BN粉末50質量%を含有する潤滑組成物粉末39質量%並びに実施例49と同様の界面活性剤4質量%及び水57質量%からなる水性ディスパージョン(PTFE3.9質量%、FEP15.6質量%、h−BN19.5質量%、界面活性剤4質量%及び水57質量%)とから外層形成部材30dを作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図25に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の中間層54の耐熱材には、膨張黒鉛64.5体積%、SUS434繊維18.4体積%、SUS316L9.0体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.1体積%が、そして、外層49の被覆層55の固体潤滑剤には、PTFE10質量%、FEP40質量%及びh−BN50質量%が夫々含有されていた。
実施例33と同様の混合物14を用いて実施例1と同様の方法で作製した外層形成部材30aと、平均粒径0.20μmのPTFE粉末20質量%、平均粒径0.15μmのFEP粉末40質量%及び平均粒径8μmのh−BN粉末40質量%を含有する潤滑組成物粉末39質量%並びに実施例49と同様の界面活性剤4質量%及び水57質量%からなる水性ディスパージョン(PTFE7.8質量%、FEP15.6質量%、h−BN15.6質量%、界面活性剤4質量%及び水57質量%)とから外層形成部材30dを作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図25に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の中間層54の耐熱材には、膨張黒鉛64.5体積%、SUS434繊維18.4体積%、SUS316L9.0体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.1体積%が、そして、外層49の被覆層55の固体潤滑剤には、PTFE20質量%、FEP40質量%及びh−BN40質量%が夫々含有されていた。
実施例41と同様の混合物14を用いて実施例1と同様の方法で作製した外層形成部材30aと、平均粒径0.20μmのPTFE粉末25質量%、平均粒径0.15μmのFEP粉末25質量%、平均粒径8μmのh−BN粉末43質量%及びアルミナ水和物(ベーマイト)粉末7質量%を含有する潤滑組成物粉末39質量%並びに実施例49と同様の界面活性剤4質量%及び水57質量%からなる水性ディスパージョン(PTFE9.75質量%、FEP9.75質量%、h−BN16.77質量%、アルミナ水和物2.73質量%、界面活性剤4質量%及び水57質量%)とから外層形成部材30dを作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図25に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の中間層54の耐熱材には、膨張黒鉛63.9体積%、SUS434繊維14.3体積%、銅−亜鉛合金13.5体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.3体積%が、そして、外層49の被覆層55の固体潤滑剤には、PTFE25質量%、FEP25質量%、h−BN43質量%及びアルミナ水和物7質量%が夫々含有されていた。
実施例41と同様の混合物14を用いて実施例1と同様の方法で作製した外層形成部材30aと、平均粒径0.20μmのPTFE粉末20質量%、平均粒径0.15μmのFEP粉末28質量%、平均粒径8μmのh−BN粉末50質量%及びアルミナ水和物(ベーマイト)粉末2質量%を含有する潤滑組成物粉末39質量%並びに実施例49と同様の界面活性剤4質量%及び水57質量%からなる水性ディスパージョン(PTFE7.8質量%、FEP10.92質量%、h−BN19.5質量%、アルミナ水和物0.78質量%、界面活性剤4質量%及び水57質量%)とから外層形成部材30dを作製し、以下、実施例1と同様の方法で、図1及び図25に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の中間層54の耐熱材には、膨張黒鉛63.9体積%、SUS434繊維14.3体積%、銅−亜鉛合金13.5体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.3体積%が、そして、外層49の被覆層55の固体潤滑剤には、PTFE20質量%、FEP28質量%、h−BN50質量%及びアルミナ水和物2質量%が夫々含有されていた。
実施例12と同様の混合物14を用いて実施例1と同様の方法で作製した外層形成部材30aと実施例53と同様の水性ディスパージョンとから形成した外層形成部材30dを加熱炉において340℃の温度で20分間焼成し、焼成された固体潤滑剤(PTFE25質量%、FEP15質量%及びh−BN60質量%)の被覆層をもった外層形成部材30dから実施例1と同様の方法で、図1及び図25に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の中間層54の耐熱材には、膨張黒鉛64.2体積%、SUS434繊維27.7体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.1体積%が、そして、外層49の焼成された被覆層55の固体潤滑剤には、PTFE25質量%、FEP15質量%、h−BN60質量%が夫々含有されていた。
実施例33と同様の混合物14を用いて実施例1と同様の方法で作製した外層形成部材30aと実施例56と同様の水性ディスパージョンとから形成した外層形成部材30dを加熱炉において340℃の温度で20分間焼成し、焼成された固体潤滑剤(PTFE20質量%、FEP40質量%及びh−BN40質量%)の被覆層をもった外層形成部材30dから実施例1と同様の方法で、図1及び図25に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体50の外層49の中間層54の耐熱材には、膨張黒鉛64.5体積%、SUS434繊維18.4体積%、SUS316L9.0体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.1体積%が、そして、外層49の焼成され被覆層55の固体潤滑剤には、PTFE20質量%、FEP40質量%、h−BN40質量%が夫々含有されていた。
実施例35と同様の混合物14を用いて実施例1と同様の方法で作製した外層形成部材30aと実施例58と同様の水性ディスパージョンとから外層形成部材30dを加熱炉において340℃の温度で20分間焼成し、焼成された固体潤滑剤(PTFE20質量%、FEP28質量%、h−BN50質量%及びアルミナ水和物2質量%)の被覆層をもった外層形成部材30dから実施例1と同様の方法で、図1及び図25に示す球帯状シール体50を作製し、作製した球帯状シール体5の外層49の中間層54の耐熱材には、膨張黒鉛64.6体積%、SUS434繊維9.3体積%、SUS304L17.8体積%及び燐酸二水素マグネシウム8.3体積%が、そして、外層49の焼成された被覆層55の固体潤滑剤には、PTFE20質量%、FEP28質量%、h−BN50質量%及びアルミナ水和物2質量%が夫々含有されていた。
金属細線として線径0.28mmのオーステナイト系ステンレス鋼線(SUS304)を一本使用して網目の目幅が縦X=4mm、横Y=5mmの円筒状編組金網を作製し、これを一対のローラ間に通して球帯状基体の補強材となる帯状の金網とし、この金網と、耐熱材となるシートIに密度1.12Mg/m3、厚さ0.38mmのシートとを使用して実施例1と同様にして筒状母材を作製する一方、金属細線としてSUS304鋼線と同様のSUS304鋼線を一本使用して網目の目幅が縦X=2.5mm、横Y=2.0mmの円筒状編組金網を一対のローラ間に通して作製した球帯状基体用の帯状の金網の幅よりも狭い幅の帯状の金網を、筒状母材の外周面を一周する長さに相当する長さに切断して外層の補強材となる帯状の金網を作製し、外層用の帯状の金網内に外層の耐熱材となる膨張黒鉛からなるシート(シートI)を挿入すると共にこれらをローラ間に通して、一方及び他方の面に膨張黒鉛と金網とが混在して露出した外層形成部材を作製し、筒状母材の外周面に外層形成部材を、膨張黒鉛と金網とが混在して露出した側の面を外側にして捲回して作製した予備円筒成形体を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、中央部の貫通孔を規定する円筒内面と部分凸球状面と部分凸球状面の大径側及び小径側の環状端面とにより規定されており、球帯状基体と、球帯状基体に一体的に形成された外層とを備えた球帯状シール体を得た。
比較例1と同様にして筒状母材を作製する一方、PTFE50質量%と界面活性剤5質量%及び水45質量%からなる水性ディスパージョン(固形分60%)を比較例1と同様の外層の耐熱材としての膨張黒鉛からなるシートの一方の表面にローラ塗りし、100℃の温度で乾燥してPTFEの被覆層を当該シートの一方の表面に形成し、比較例1と同様の外層の補強材用となる帯状の金網内にPTFEからなる固体潤滑剤の被覆層を備えたシートを挿入すると共にこれらをローラ間に通して作製した、一方の面にPTFEからなる固体潤滑剤の面と金網の面とが混在した外層形成部材を筒状母材の外周面にPTFEからなる固体潤滑剤の面と金網の面とが混在した側の一方の面を外側にして捲回して予備円筒成形体を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、中央部の貫通孔を規定する円筒内面と部分凸球状面と部分凸球状面の大径側及び小径側の環状端面とにより規定されており、球帯状基体と、球帯状基体に一体的に形成された外層とを備えた球帯状シール体を得た。
比較例1と同様にして筒状母材13を作製する一方、外層の補強材となる帯状の金網を作製し、平均粒径8μmのh−BN粉末10.2質量%、PTFE粉末18質量%、アルミナ粉末1.8質量%、水分70質量%含有した水性ディスパージョンを比較例1と同様の外層の耐熱材としての膨張黒鉛からなるシートの一方の表面にローラ塗りし、100℃の温度で乾燥して当該シートの一方の表面に固体潤滑剤(h−BN34質量%、PTFE60質量%及びアルミナ6質量%)の被覆層を形成し、比較例1と同様の外層の補強材となる帯状の金網内にh−BN34質量%、PTFE60質量%及びアルミナ6質量%からなる固体潤滑剤の被覆層を備えたシートを挿入すると共にこれらを一対のローラ間に通して作製した外層形成部材を筒状母材の外周面に被覆層側の面を外側にして捲回して予備円筒成形体を作製し、以下、実施例1と同様の方法で、中央部の貫通孔を規定する円筒内面と部分凸球状面と部分凸球状面の大径側及び小径側の環状端面とにより規定されており、球帯状基体と、球帯状基体に一体的に形成された外層とを備えた球帯状シール体を得た。
温度(図26に示す凹球面部302の外表面温度) 室温(RT=25℃)〜500℃
加振周波数 25Hz
定常振幅 ±0.05mm
加振時間 40分間(1サイクル)
コイルばね(図26に示すコイルばね500)よるセット荷重 980N
室温(25℃)から25Hzの加振周波数で±0.05mmの振幅で加振を開始し、加振後10分間で相手材表面(図26に示す凹球面部302の外表面温度)の温度が500℃に到達した時点で当該温度に10分間保持し、ついで20分間かけて室温まで降下するという40分間の温度履歴を1サイクルとして、20サイクル行う。そして、室温(25℃)及び100〜500℃の間は10℃上昇毎に加振周波数25Hz、加振振幅±0.05mmで加振し、摩擦異音を測定すると共に、昇温時の室温及び100℃、150℃、200℃、250℃、300℃、350℃、400℃、450℃、500℃の温度に到達した時点で、25Hzの加振周波数で±0.10mm、±0.15mm、±0.25mmの範囲で変化させ、当該振幅で摩擦異音を測定し、降温時の500℃、480℃、450℃、430℃、400℃、380℃、350℃、330℃、300℃、280℃、250℃、230℃、200℃、180℃、150℃、130℃、100℃及び室温に到達した時点で25Hzの加振周波数で±0.10mm、±0.15mm、±0.25mmの範囲で変化させ、当該振幅で摩擦異音を測定する。
記号:0 摩擦異音なし。
記号:0.5 集音パイプで摩擦異音を確認できる。
記号:1 排気管球面継手の摺動部位から約0.2m離れた位置で摩擦異音を確認 できる。
記号:1.5 排気管球面継手の摺動部位から約0.5m離れた位置で摩擦異音を確認 できる。
記号:2 排気管球面継手の摺動部位から約1m離れた位置で摩擦異音を確認でき る。
記号:2.5 排気管球面継手の摺動部位から約2m離れた位置で摩擦異音を確認でき る。
記号:3 排気管球面継手の摺動部位から約3m離れた位置で摩擦異音を確認でき る。
記号:3.5 排気管球面継手の摺動部位から約5m離れた位置で摩擦異音を確認でき る。
記号:4 排気管球面継手の摺動部位から約10m離れた位置で摩擦異音を確認で きる。
記号:4.5 排気管球面継手の摺動部位から約15m離れた位置で摩擦異音を確認で きる。
記号:5 排気管球面継手の摺動部位から約20m離れた位置で摩擦異音を確認で きる。
6 シート
12 重合体
14 混合物
30a、30b、30c、30d 外層形成部材
31 被覆層(固体潤滑剤)
34 予備円筒成形体
43 円筒内面
44 部分凸球状面
45、46 環状端面
47 球帯状基体
49 外層
50 球帯状シール体
51 外表面
Claims (35)
- 円筒内面、部分凸球状面並びに部分凸球状面の大径側及び小径側の環状端面によって規定されていると共に排気管継手に用いられる球帯状シール体であって、球帯状基体と、この球帯状基体に一体的に形成されていると共に該部分凸球状面を構成している平滑な外表面を有した外層とを備えており、球帯状基体は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、補強材と混在一体化されていると共に圧縮された膨張黒鉛を含む耐熱材とを具備しており、外層は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、当該補強材と混在一体化されていると共に圧縮された少なくとも膨張黒鉛、無機繊維及び無機保形材を含んでいる耐熱材とを具備しており、無機繊維は、鉄合金繊維、銅合金繊維、アルミニウム−ニッケル合金繊維、ニッケル−錫合金繊維及びチタン合金繊維のうちの少なくとも一つから選択されている金属合金繊維を含んでいる球帯状シール体。
- 円筒内面、部分凸球状面並びに部分凸球状面の大径側及び小径側の環状端面によって規定されていると共に排気管継手に用いられる球帯状シール体であって、球帯状基体と、この球帯状基体に一体的に形成されていると共に該部分凸球状面を構成している平滑な外表面を有した外層とを備えており、球帯状基体は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、補強材と混在一体化されていると共に圧縮された膨張黒鉛を含む耐熱材とを具備しており、外層は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、当該補強材と混在一体化されていると共に圧縮された少なくとも膨張黒鉛、無機繊維及び無機保形材を含んでいる耐熱材とを具備しており、外層の耐熱材における膨張黒鉛と無機繊維及び無機保形材との配合割合は、質量比で1:0.5〜3:0.05〜0.3である球帯状シール体。
- 円筒内面、部分凸球状面並びに部分凸球状面の大径側及び小径側の環状端面によって規定されていると共に排気管継手に用いられる球帯状シール体であって、球帯状基体と、この球帯状基体に一体的に形成されていると共に該部分凸球状面を構成している平滑な外表面を有した外層とを備えており、球帯状基体は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、補強材と混在一体化されていると共に圧縮された膨張黒鉛を含む耐熱材とを具備しており、外層は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、当該補強材と混在一体化されていると共に圧縮された少なくとも膨張黒鉛、無機繊維及び無機保形材を含んでいる耐熱材とを具備しており、外層の耐熱材は、更に無機粉末を含んでいる球帯状シール体。
- 円筒内面、部分凸球状面並びに部分凸球状面の大径側及び小径側の環状端面によって規定されていると共に排気管継手に用いられる球帯状シール体であって、球帯状基体と、この球帯状基体に一体的に形成されていると共に該部分凸球状面を構成している平滑な外表面を有した外層とを備えており、球帯状基体は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、補強材と混在一体化されていると共に圧縮された膨張黒鉛を含む耐熱材とを具備しており、外層は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、当該補強材と混在一体化されていると共に圧縮された少なくとも膨張黒鉛、無機繊維及び無機保形材を含んでいる耐熱材とを具備しており、外層の耐熱材は、更に二硫化モリブデン、二硫化タングステン及び六方晶窒化硼素のうちの少なくとも一つを含んでいる球帯状シール体。
- 円筒内面、部分凸球状面並びに部分凸球状面の大径側及び小径側の環状端面によって規定されていると共に排気管継手に用いられる球帯状シール体であって、球帯状基体と、この球帯状基体に一体的に形成されていると共に該部分凸球状面を構成している平滑な外表面を有した外層とを備えており、球帯状基体は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、補強材と混在一体化されていると共に圧縮された膨張黒鉛を含む耐熱材とを具備しており、外層は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、当該補強材と混在一体化されていると共に圧縮された少なくとも膨張黒鉛、無機繊維及び無機保形材を含んでいる耐熱材とを具備しており、外層は、外層の補強材及び耐熱材を具備していると共に球帯状基体に一体的に形成された中間層と、この中間層を覆って当該中間層に被着形成されていると共に固体潤滑剤を含んでいる被覆層とを具備しており、外層の外表面は、被覆層の固体潤滑剤の面からなっている球帯状シール体。
- 円筒内面、部分凸球状面並びに部分凸球状面の大径側及び小径側の環状端面によって規定されていると共に排気管継手に用いられる球帯状シール体であって、球帯状基体と、この球帯状基体に一体的に形成されていると共に該部分凸球状面を構成している平滑な外表面を有した外層とを備えており、球帯状基体は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、補強材と混在一体化されていると共に圧縮された膨張黒鉛を含む耐熱材とを具備しており、外層は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、当該補強材と混在一体化されていると共に圧縮された少なくとも膨張黒鉛、無機繊維及び無機保形材を含んでいる耐熱材とを具備しており、外層は、外層の補強材の金網の網目に充填されていると共に当該補強材及び外層の耐熱材と混在一体化された固体潤滑剤を更に具備しており、固体潤滑剤は、四フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体及び六方晶窒化硼素を含んでおり、四フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体及び六方晶窒化硼素の固体潤滑剤での組成割合は、四フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体及び六方晶窒化硼素の三元系組成図において、四フッ化エチレン樹脂10質量%、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体10質量%及び六方晶窒化硼素80質量%とする組成点、四フッ化エチレン樹脂10質量%、テトラフルオロエチレン−キサフルオロプロピレン共重合体45質量%及び六方晶窒化硼素45質量%とする組成点、四フッ化エチレン樹脂45質量%、テトラフルオロエチレン−キサフルオロプロピレン共重合体45質量%及び六方晶窒化硼素10質量%とする組成点並びに四フッ化エチレン樹脂40質量%、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体10質量%及び六方晶窒化硼素50質量%とする組成点を頂点とする四角形で境界付けられる領域内に相当する数値範囲内にある球帯状シール体。
- 円筒内面、部分凸球状面並びに部分凸球状面の大径側及び小径側の環状端面によって規定されていると共に排気管継手に用いられる球帯状シール体であって、球帯状基体と、この球帯状基体に一体的に形成されていると共に該部分凸球状面を構成している平滑な外表面を有した外層とを備えており、球帯状基体は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、補強材と混在一体化されていると共に圧縮された膨張黒鉛を含む耐熱材とを具備しており、外層は、圧縮された金網からなる補強材と、この補強材の金網の網目を充填し、且つ、当該補強材と混在一体化されていると共に圧縮された少なくとも膨張黒鉛、無機繊維及び無機保形材を含んでいる耐熱材とを具備しており、球帯状基体の耐熱材及び外層の耐熱材のうちの少なくとも一方は、酸化抑制剤としての五酸化燐0.05〜5質量%及び燐酸塩0.1〜16.0質量%のうちの少なくとも一方を含んでいる球帯状シール体。
- 無機繊維は、金属繊維及びセラミックス繊維のうちの少なくとも一つを更に含んでいる請求項1に記載の球帯状シール体。
- 金属繊維は、鉄繊維、銅繊維、アルミニウム繊維、亜鉛繊維、ニッケル繊維、クロム繊維、チタン繊維のうちの少なくとも一つから選択されている請求項8に記載の球帯状シール体。
- セラミックス繊維は、シリカ繊維、シリカ化合物繊維、アルミナ−シリカ繊維及びほう酸アルミニウム繊維のうちの少なくとも一つから選択されている請求項8又は9に記載の球帯状シール体。
- 無機繊維は、金属繊維、金属合金繊維及びセラミックス繊維のうちの少なくとも一つから選択されている請求項2から7に記載の球帯状シール体。
- 金属繊維は、鉄繊維、銅繊維、アルミニウム繊維、亜鉛繊維、ニッケル繊維、クロム繊維、チタン繊維のうちの少なくとも一つから選択されている請求項11に記載の球帯状シール体。
- 金属合金繊維は、鉄合金繊維、銅合金繊維、アルミニウム−ニッケル合金繊維、ニッケル−錫合金繊維及びチタン合金繊維のうちの少なくとも一つから選択されている請求項11に記載の球帯状シール体。
- セラミックス繊維は、シリカ繊維、シリカ化合物繊維、アルミナ−シリカ繊維及びほう酸アルミニウム繊維のうちの少なくとも一つから選択されている請求項11から13のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 無機保形材は、燐酸二水素アルミニウム、燐酸水素アルミニウム、燐酸二水素マグネシウム、燐酸水素マグネシウム、燐酸二水素カルシウム、燐酸水素カルシウム、燐酸、二酸化ケイ素(SiO 2 )及びアルミナ水和物のうちの少なくとも一つから選択されている請求項1から14のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 外層の耐熱材における膨張黒鉛と無機繊維及び無機保形材との配合割合は、質量比で1:0.5〜3:0.05〜0.3である請求項1から15のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 外層の耐熱材は、更に無機粉末を含んでいる請求項1から16に記載の球帯状シール体。
- 無機粉末は、金属粉末、金属合金粉末及びセラミックス粉末のうちの少なくとも一つから選択されている請求項17に記載の球帯状シール体。
- 金属粉末は、鉄粉末、銅粉末、ニッケル粉末、アルミニウム粉末、クロム粉末及びチタン粉末のうちの少なくとも一つから選択されている請求項18に記載の球帯状シール体。
- 金属合金粉末は、鉄合金粉末、銅合金粉末、アルミニウム合金粉末及びニッケル合金粉末のうちの少なくとも一つから選択されている請求項18又は19に記載の球帯状シール体。
- セラミックス粉末は、二酸化ケイ素粉末、酸化鉄粉末、四酸酸化鉄粉末、酸化チタン粉末、酸化ジルコニウム粉末、酸化マグネシウム粉末、ムライト粉末、ステアタイト粉末、フォルステライト粉末及びγ−アルミナ粉末のうちの少なくとも一つから選択されている請求項18から20のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 外層の耐熱材における膨張黒鉛と無機繊維と無機粉末と無機保形材との配合割合は、質量比で1:0.5〜3:0.5〜3:0.05〜0.3である請求項16から19のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 外層の耐熱材は、更に二硫化モリブデン、二硫化タングステン及び六方晶窒化硼素のうちの少なくとも一つを含んでいる請求項1から22のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 外層の耐熱材における二硫化モリブデン、二硫化タングステン又は六方晶窒化硼素の配合割合は、質量比で0.01〜0.05である請求項23に記載の球帯状シール体。
- 外層の外表面には、少なくとも外層の耐熱材からなる面と外層の補強材からなる面とが混在している請求項1から24のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 外層は、外層の補強材の金網の網目に充填されていると共に当該補強材及び外層の耐熱材と混在一体化された固体潤滑剤を更に具備している請求項1から24のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 外層の外表面には、少なくとも外層の補強材からなる面と固体潤滑剤からなる面とが混在している請求項26に記載の球帯状シール体。
- 外層は、外層の補強材及び耐熱材を具備していると共に球帯状基体に一体的に形成された中間層と、この中間層を覆って当該中間層に被着形成されていると共に固体潤滑剤を含んでいる被覆層とを具備しており、外層の外表面は、被覆層の固体潤滑剤の面からなっている請求項1から24のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 固体潤滑剤は、四フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体及び六方晶窒化硼素を含んでいる請求項26から28のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 四フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体及び六方晶窒化硼素の固体潤滑剤での組成割合は、四フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体及び六方晶窒化硼素の三元系組成図において、四フッ化エチレン樹脂10質量%、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体10質量%及び六方晶窒化硼素80質量%とする組成点、四フッ化エチレン樹脂10質量%、テトラフルオロエチレン−キサフルオロプロピレン共重合体45質量%及び六方晶窒化硼素45質量%とする組成点、四フッ化エチレン樹脂45質量%、テトラフルオロエチレン−キサフルオロプロピレン共重合体45質量%及び六方晶窒化硼素10質量%とする組成点並びに四フッ化エチレン樹脂40質量%、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体10質量%及び六方晶窒化硼素50質量%とする組成点を頂点とする四角形で境界付けられる領域内に相当する数値範囲内にある請求項29に記載の球帯状シール体。
- 四フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体及び六方晶窒化硼素の固体潤滑剤での組成割合は、四フッ化エチレン樹脂、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体及び六方晶窒化硼素の三元系組成図において、四フッ化エチレン樹脂25質量%、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体15質量%及び六方晶窒化硼素60質量%とする組成点、四フッ化エチレン樹脂12質量%、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体28質量%及び六方晶窒化硼素60質量%とする組成点、四フッ化エチレン樹脂10質量%、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体40質量%及び六方晶窒化硼素50質量%とする組成点、四フッ化エチレン樹脂20質量%、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体40質量%及び六方晶窒化硼素40質量%とする組成点、四フッ化エチレン樹脂38質量%、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体22質量%及び六方晶窒化硼素40質量%とする組成点並びに四フッ化エチレン樹脂35質量%、テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体15質量%及び六方晶窒化硼素50質量%とする組成点を頂点とする六角形で境界付けられる領域内に相当する数値範囲内にある請求項29又は30に記載の球帯状シール体。
- 固体潤滑剤は、アルミナ水和物を20質量%以下更に含有する請求項29から31のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 固体潤滑剤は、未焼成である請求項28から32のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 固体潤滑剤は、焼成されている請求項28から32のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
- 球帯状基体の耐熱材及び外層の耐熱材のうちの少なくとも一方は、酸化抑制剤としての五酸化燐0.05〜5質量%及び燐酸塩0.1〜16.0質量%のうちの少なくとも一方を含んでいる請求項1から34のいずれか一項に記載の球帯状シール体。
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