JP6427441B2 - 取付具およびガラスユニット - Google Patents
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Description
1.第1の実施の形態
本体部から張り出したフランジ部の周縁部の上面にシール部が設けられた取付具、およびこれを備えたガラスユニット。
2.第2の実施の形態
本体部から張り出したフランジ部の周縁部の上面から下面に至るまで回り込むようにシール部が設けられた取付具、およびこれを備えたガラスユニット。
3.実施例
4.変形例
[ガラスユニット1の全体構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る取付具を備えたガラスユニット1の全体構成例を表す模式図である。ガラスユニット1は、ガラスパネル2と、そのガラスパネル2を例えば自動車の車体の窓枠などの被装着部材4に取り付ける取付具3(3A〜3C)とを備える。取付具3(3A〜3C)は例えばクリップなどと呼ばれる部材である。ここで、ガラスパネル2は本発明の「第1の部材」の一具体例に対応し、被装着部材4は本発明の「第2の部材」の一具体例に対応する。なお、図1では、3つの取付具3(3A〜3C)を備えたガラスユニット1を例示しているが、その数はこれに限定されず、任意に設定できる。ただし、3以上の取付具3を備えることで、ガラスパネル2をより強固に被装着部材4に保持することができるので好ましい。また、図1では、ガラスパネル2の厚さ方向をZ軸方向とし、ガラスパネル2がXY面内に広がる場合を例示している。ここでは、取付具3Aと取付具3Bとが並ぶ方向をY軸方向とし、Y軸方向およびZ軸方向の双方と直交する方向をX軸方向としている。
以下、図2A〜2Dを参照して、取付具3の詳細な構成について説明する。
次に、図1〜図2Dに加え、図3A〜図3Eを参照して、本実施の形態のガラスユニット1の、被装着部材4への装着動作について説明する。
このように、本実施の形態では、環状のシール部50を、本体部20から離間させてフランジ部40の周縁部41に設けるようにした。このため、フランジ部40を、その本体部20に近い中央部から周縁部41に至るまで全面的にシール部50によって覆うようにした場合などよりも、シール部50と被装着部材4の表面4S1との間に部分的な(局所的な)隙間が生じにくくなる。シール部50と被装着部材4の裏面4S1との接触面積が狭小化され、シール部50に応力が集中するからである。したがって、被装着部材4を強固に支持しつつ、高い水密性および高い空密性を実現できる。また、このようにシール部50を本体部20から離間させたことにより、シール部50の小型化および軽量化が図られる。さらに、シール部50を、本体部20から離間させてフランジ部40の周縁部41に設けるようにしたことで、被装着部材4に装着する作業において被装着部材4に設けられた取付孔4A〜4Cへ本体部20を挿入する場合に、適切な挿入位置に至った際に作業者に適度なクリック感が得られる。よって、被装着部材4に対しガラスパネル2が適切に取り付けられたか否かの判断が迅速になされ、その取り付け作業の効率の向上が期待できる。
図4Aおよび図4Bは、本発明の第2の実施の形態に係る取付具5の構成例を表す断面図である。また、図4Cは、図4Aに示したフランジ部40近傍の断面を拡大して表すものである。図4A〜4Cは、それぞれ上記第1の実施の形態における図2B〜2Dに対応する。
[空密性試験]
(実施例)
次に、上記第1の実施の形態で説明した取付具3について、条件A〜Cの条件下での空密性試験(エア漏れ試験)を実施した。ここでは図5Aに示したように、ガラスユニット1を被装着部材4に装着し、裏面4S1をシール部50に密接させた状態で被装着部材4の表面4S2にカバー7を被せた。その状態においてカバー7の一部に設けられた開口7Kから空気を送り込むことで被装着部材4の表面4S2側からガラスユニット1へ空気圧を負荷し、その空気圧を測定するようにした。その結果を表1に示す。
また、参考例として、図6Aおよび図6Bに示した構造を有する取付具103について、上記条件A〜Cの条件下での空密性試験(エア漏れ試験)を同様に実施した。その結果についても表1に併せて示す。なお、取付具103は、それぞれ基部10、本体部20、係止部30A,30Bおよびシール部50に対応する基部110、本体部120、係止部130A,130Bおよびシール部150を有する。取付具103は、フランジ部40に相当する部位を有さない。また、シール部150は、基部110の側面に直接固定されている。そのシール部150は、基部110から離れるにしたがって外側へ(本体部120から遠ざかる方向へ)傾斜する2つの斜面を含む突起152を有する。
次に、上記実施例および参考例について、以下の要領で水密性試験を行った。図7は、この水密性試験を説明するための概略図である。具体的には、図7に示したように、開口8Kが設けられた底面8Sを有する容器8を用意し、その容器8の内部から下向きに開口8Kへ本体部20を挿入し、シール部50と底面8Sとが密接するように配置した。その状態のまま容器8に深さ200mmとなるまで注水し、水漏れの有無を調査した。その結果を表2に示す。
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。例えば上記実施の形態で説明した基部10、本体部20、係止部30、フランジ部40およびシール部50などの形状や寸法、材質等は例示であって、本発明はこれに限定されるものではない。例えば上記実施の形態等では、係止部30を、その一端のみが本体部20と連結された片持ち構造としたが、係止部30の両端を本体部20と連結させ、その中間部分を撓ませる両持ち構造としてもよい。
Claims (6)
- 第1の部材を第2の部材に取り付ける取付具であって、
前記第1の部材を保持する基部と、
前記基部に立設する本体部と、
前記本体部の側部に設けられた係止部と、
前記基部と前記係止部との間において前記本体部を取り巻くように前記本体部から張り出し、前記基部と対向する第1の面および前記第1の面と反対側の第2の面を含む周縁部を有し、前記本体部の立設する方向において撓むフランジ部と、
前記第2の面を覆うと共に前記本体部と離間しつつ前記本体部を取り囲むように環状に設けられ、前記係止部との間に前記第2の部材を挟んで把持するシール部と
を有し、
前記シール部は、前記基部と反対側に突出すると共に前記本体部を取り囲むように環状に設けられた突起を含み、
前記突起は、
内縁と、外縁と、前記フランジ部が前記本体部から張り出す方向において前記内縁と前記外縁との間に位置する稜線と、前記稜線から前記内縁へ至るまで前記外縁から遠ざかるように傾斜する第1の斜面と、前記稜線から前記外縁へ至るまで前記内縁から遠ざかるように傾斜する第2の斜面とを含み、
前記内縁と前記外縁とを結ぶ底辺の長さが前記底辺から前記稜線までの高さよりも大きく、
前記係止部との間に前記第2の部材を挟んで把持する際に前記内縁または前記外縁へ向けて倒れることなく圧縮されて弾性変形することにより、前記基部と反対方向の付勢力を発現する
取付具。 - 前記フランジ部は、前記周縁部に近づくほど自らの厚さが薄くなる部分を有する
請求項1に記載の取付具。 - 前記フランジ部の厚さは、前記周縁部において最も薄い
請求項1または請求項2に記載の取付具。 - 前記周縁部は、前記第1の面と前記第2の面とを繋ぐ端面をさらに含み、
前記シール部は、前記第2の面から前記端面を経て前記第1の面へ至るまで覆っている
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の取付具。 - ガラスパネルと、
前記ガラスパネルを被装着部材に取り付ける1以上の取付具と
を備え、
前記取付具は、
前記ガラスパネルを保持する基部と、
前記基部に立設する本体部と、
前記本体部の側面に設けられた係止部と、
前記基部と前記係止部との間において前記本体部を取り巻くように前記本体部から張り出し、前記基部と対向する第1の面および前記第1の面と反対側の第2の面を含む周縁部
を有し、前記本体部の立設する方向において撓むフランジ部と、
前記第2の面を覆うと共に前記本体部と離間しつつ前記本体部を取り囲むように環状に設けられ、前記係止部との間に前記被装着部材を挟んで把持するシール部と
を有し、
前記シール部は、前記基部と反対側に突出すると共に前記本体部を取り囲むように環状に設けられた突起を含み、
前記突起は、
内縁と、外縁と、前記フランジ部が前記本体部から張り出す方向において前記内縁と前記外縁との間に位置する稜線と、前記稜線から前記内縁へ至るまで前記外縁から遠ざかるように傾斜する第1の斜面と、前記稜線から前記外縁へ至るまで前記内縁から遠ざかるように傾斜する第2の斜面とを含み、
前記内縁と前記外縁とを結ぶ底辺の長さが前記底辺から前記稜線までの高さよりも大きく、
前記係止部との間に前記被装着部材を挟んで把持する際に前記内縁または前記外縁へ向けて倒れることなく圧縮されて弾性変形することにより、前記基部と反対方向の付勢力を発現する
ガラスユニット。 - 複数の前記取付具を備え、
前記被装着部材は、前記複数の取付具のうちの一の取付具が挿入される第1の開口と、前記複数の取付具のうちの前記一の取付具以外の他の取付具が挿入される第2の開口とを有し、
前記第1の開口は、前記一の取付具における前記本体部に対応した形状を有し、
前記第2の開口は、長孔である
請求項5に記載のガラスユニット。
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