JP6427441B2 - 取付具およびガラスユニット - Google Patents

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Description

本発明は、ガラスパネルを他の構造物に固定するための取付具、およびその取付具がガラスパネルに取り付けられてなるガラスユニットに関する。
これまでに、例えば自動車の車体の窓枠にガラスパネルを取り付けるためのクリップが提案されている(例えば特許文献1,2参照)。
特開2002−5131号公報 特許第5084641号公報
ところで、このような取付具は、ガラスパネルを車体の窓枠などに支持するという基本性能に加え、高い水密性や高い空密性が要求される。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、2つの部材を強固に支持しつつ、水密性および空密性に優れる取付具、およびその取付具を備えたガラスユニットを提供することにある。
本発明の一実施形態としての取付具は、第1の部材を第2の部材に取り付けるものであって、第1の部材を保持する基部と、その基部に立設する本体部と、その本体部の側部に設けられた係止部と、基部と係止部との間において本体部を取り巻くように本体部から張り出し、基部と対向する第1の面およびその第1の面と反対側の第2の面を含む周縁部を有し、本体部の立設する方向において撓むフランジ部と、第2の面を覆うと共に本体部と離間しつつ本体部を取り囲むように環状に設けられ、係止部との間に第2の部材を挟んで把持するシール部とを有するものである。
本発明の一実施形態としてのガラスユニットは、ガラスパネルと、そのガラスパネルを被装着部材に取り付ける1以上の取付具とを備える。取付具は、ガラスパネルを保持する基部と、その基部に立設する本体部と、その本体部の側部に設けられた係止部と、基部と係止部との間において本体部を取り巻くように本体部から張り出し、基部と対向する第1の面およびその第1の面と反対側の第2の面を含む周縁部を有し、本体部の立設する方向において撓むフランジ部と、第2の面を覆うと共に本体部と離間しつつ本体部を取り囲むように環状に設けられ、係止部との間に被装着部材を挟んで把持するシール部とを有する。
本発明の一実施形態としての取付具およびガラスユニットでは、環状のシール部を、本体部から離間させてフランジ部の周縁部に設けるようにした。このため、フランジ部を、その本体部に近い中央部から周縁部に至るまで全面的にシール部によって覆うようにした場合などよりも、シール部と被装着部材との接触面積が狭小化され、シール部に応力が集中する。そのためシール部と第2の部材(被装着部材)との間に部分的な(局所的な)隙間が生じにくくなる。また、このようにシール部を本体部から離間させたことにより、シール部の小型化および軽量化が図られる。さらに、シール部を、本体部から離間させてフランジ部の周縁部に設けるようにしたことで、第2の部材(被装着部材)に取り付ける装着作業において第2の部材(被装着部材)に設けられた開口へ本体部を挿入する場合に、適切な挿入位置に至った際に作業者に適度なクリック感が得られる。よって、第2の部材(被装着部材)に対し第1の部材(ガラスパネル)が適切に取り付けられたか否かの判断が迅速になされ、その取り付け作業の効率の向上が期待できる。
本発明の一実施形態としての取付具は、シール部が、基部と反対側に突出すると共に本体部を取り囲むように環状に設けられた突起を有するようにしてもよい。その場合、シール部のうちの突起が第2の部材(被装着部材)と当接するので、シール部の全体が第2の部材(被装着部材)に押し付けられる場合と比較して、部分的な(局所的な)隙間がより生じにくくなる。シール部のうちの突起に応力が集中するからである。特に、突起は、内縁と、外縁と、フランジ部が本体部から張り出す方向において内縁と外縁との間に位置する稜線と、その稜線から内縁へ至るまで外縁から遠ざかるように傾斜する第1の斜面と、稜線から外縁へ至るまで内縁から遠ざかるように傾斜する第2の斜面とを含むようにするとよい。シール部の突起の稜線が第2の部材(被装着部材)と当接して押圧を受けた際、突起が外縁へ向かうようにあるいは内縁へ向かうように撓むことが防止され、シール部と第2の部材(被装着部材)とが密に接した状態が十分に維持されるからである。
本開示の一実施形態としての取付具およびガラスユニットによれば、2つの部材を強固に支持しつつ、より高い水密性および高い空密性を実現することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る取付具を備えたガラスユニットの全体構成例を表す模式図である。 図1に示した取付具を拡大して表す斜視図である。 図2Aに示した取付具のIIB−IIB線に沿った断面を表す断面図である。 図2Aに示した取付具のIIC−IIC線に沿った断面を表す断面図である。 図2Bに示したフランジ部近傍を拡大して表す断面図である。 図1に示したガラスユニットを被装着部材に装着する際の動作を説明するための第1の模式図である。 図1に示したガラスユニットを被装着部材に装着する際の動作を説明するための第2の模式図である。 図1に示したガラスユニットを被装着部材に装着する際の動作を説明するための第3の模式図である。 図1に示したガラスユニットを被装着部材に装着する際の動作を説明するための第4の模式図である。 図1に示したガラスユニットを被装着部材に装着する際の動作を説明するための第5の模式図である。 本発明の第2の実施の形態に係る取付具を表す断面図である。 図4Aに示した取付具の他の断面を表す断面図である。 図4Aに示したフランジ部近傍を拡大して表す断面図である。 空密性試験における条件Aを説明するための概略図である。 空密性試験における条件Bを説明するための概略図である。 空密性試験における条件Cを説明するための概略図である。 参考例としての取付具を表す斜視図である。 図6Aに示した取付具のVIB−VIB線に沿った断面を表す断面図である。 水密性試験を説明するための概略図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明は本発明の一具体例であって、本発明は以下の態様に限定されるものではない。また、本発明は、各図に示す各構成要素の配置や寸法、寸法比などについても、それらに限定されるものではない。説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態
本体部から張り出したフランジ部の周縁部の上面にシール部が設けられた取付具、およびこれを備えたガラスユニット。
2.第2の実施の形態
本体部から張り出したフランジ部の周縁部の上面から下面に至るまで回り込むようにシール部が設けられた取付具、およびこれを備えたガラスユニット。
3.実施例
4.変形例
<1.第1の実施の形態>
[ガラスユニット1の全体構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る取付具を備えたガラスユニット1の全体構成例を表す模式図である。ガラスユニット1は、ガラスパネル2と、そのガラスパネル2を例えば自動車の車体の窓枠などの被装着部材4に取り付ける取付具3(3A〜3C)とを備える。取付具3(3A〜3C)は例えばクリップなどと呼ばれる部材である。ここで、ガラスパネル2は本発明の「第1の部材」の一具体例に対応し、被装着部材4は本発明の「第2の部材」の一具体例に対応する。なお、図1では、3つの取付具3(3A〜3C)を備えたガラスユニット1を例示しているが、その数はこれに限定されず、任意に設定できる。ただし、3以上の取付具3を備えることで、ガラスパネル2をより強固に被装着部材4に保持することができるので好ましい。また、図1では、ガラスパネル2の厚さ方向をZ軸方向とし、ガラスパネル2がXY面内に広がる場合を例示している。ここでは、取付具3Aと取付具3Bとが並ぶ方向をY軸方向とし、Y軸方向およびZ軸方向の双方と直交する方向をX軸方向としている。
被装着部材4は、中央部に設けられた開口4Kと、3つの取付孔4A〜4Cとを有している。取付孔4A〜4Cは、それぞれ、取付具3A〜3Cと対応する位置に設けられており、後述する略円筒状の本体部20が挿入されてガラスユニット1が保持されるようになっている。取付孔4Aは実質的に円形状を有する開口であり、取付孔4Bは例えばY軸方向を長径方向とする長孔であり、取付孔4Cは取付孔4Bの長径方向とは異なるX軸方向を長径方向とする長孔である。取付孔4Aの内径は本体部20の外径よりも僅かに大きい。また、取付孔4B,4Cの短径は本体部20の外径よりも僅かに大きい。取付孔4Aは、例えば7mmの内径を有する。また、取付孔4B,4Cは、10mmの長径と7mmの短径とを有する。その場合、本体部20の外径は6.8mm程度であるとよい。また、後出の突起52の稜線53は、取付孔4A〜4Cの内径よりも大きく、例えば13mm程度であるとよい。
[取付具3の詳細な構成]
以下、図2A〜2Dを参照して、取付具3の詳細な構成について説明する。
取付具3A〜3Cは、それぞれ基部10(後出)の裏面10S1がガラスパネル2の表面と例えば接着により固定されている。本実施の形態では、ガラスパネル2に固定された取付具3A,3Bの向きと、ガラスパネル2に固定された取付具3Cとが互いに異なっている。ただし、取付具3A〜3Cは、実質的に全て同じ構造を有するので、以下では取付具3A〜3Cを取付具3と称して説明する。なお本明細書では、説明の便宜上、取付具3における任意の位置からみて基部10の裏面10S1に近い位置またはそれに近づく方向を「下」または「下方」などと記載し、取付具3における任意の位置からみて本体部20の先端20T(後出)に近い位置またはそれに近づく方向を「上」または「上方」などと記載する。
図2Aは、図1に示した取付具3を拡大して表す斜視図である。また、図2BはP軸方向のIIB−IIB線に沿った矢視方向の断面を表すものであり、図2CはR軸方向のIIC−IIC線に沿った矢視方向の断面を表すものである。また、図2Dは、図2Bに示したフランジ部40(後出)近傍の断面を拡大して表すものである
取付具3は、例えばガラスパネル2を保持する基部10と、その基部10に立設する本体部20と、一対の係止部30(30A,30B)と、フランジ部40と、シール部50とを有している。
基部10は、R軸方向を長手方向とする矩形の平面形状を有する板状部材であり、例えばポリブチレンテレフタレート(PBT)などの熱安定性、寸法安定性、耐薬品性および耐候性などに優れる樹脂により構成されているとよい。基部10は、ガラスパネル2と対向する裏面10S1と、本体部20が立設する表面10S2とを含む。裏面10S1は、例えば接着層11を介してガラスパネル2(図2A〜2Cでは図示せず)と接着固定される。一方、表面10S2には、基部10の厚さ方向に相当するQ軸方向へ伸びる本体部20が立設している。さらに、基部10は、シール部50(後出)の外側(すなわち本体部20と反対側)に立設する立設部12を含んでいてもよい。のちに説明するように、立設部12は、被装着部材4に取付具3を装着する際、過度に押し込み量が過大となるのを未然に防止するように機能する。
本体部20は、Q軸方向へ伸びる内部空間21形成する略円筒状の部位であり、被装着部材4に取付具3が装着される際に取付孔4A〜4Cに挿入される部位である。本体部20における、基部10から最も遠くに位置する先端20Tは、内部空間21が外部と連通した開放端となっている。この本体部20は、例えば基部10と同種の材料により一体に形成されたものである。あるいは、本体部20は基部10と別体として形成され、基部10の表面10S2と接着などにより固定されていてもよい。その場合、本体部20の構成材料は基部10の構成材料と同種であってもよいし異種であってもよい。
本体部20の側部には、例えばR軸方向に本体部20を貫く一対の開口22が形成されており、それら一対の開口22に一部が収容されるように一対の係止部30A,30Bが設けられている。係止部30Aおよび係止部30Bの各々の一端は、それぞれ、一対の開口22の上端縁において本体部20と連結されている。係止部30A,30Bの各々の他端は本体部20に固定されていない。すなわち、図2Bに示したように係止部30A,30Bは一対の開口22の下端縁とそれぞれ離間しており、ギャップGをそれぞれ形成している。係止部30A,30Bは、それぞれ、本体部20の外周面から突出した凸部33A,33Bを有している。凸部33A,33Bは、それぞれ斜面34A,34Bを含んでいる。斜面34A,34Bは、上方から下方へ向かうほど互いに遠ざかるように傾斜している。
係止部30A,30Bは、例えば本体部20と同種の材料により一体に形成されたものである。あるいは、係止部30A,30Bはそれぞれ本体部20と別体として形成され、係止部30A,30Bの各々の一端が本体部20の一部と接着などにより固定されていてもよい。その場合、係止部30A,30Bの構成材料は本体部20の構成材料と同種であってもよいし異種であってもよい。
係止部30A,30Bは弾性を有し、板ばねのような挙動を示す。すなわち、一対の係止部30A,30Bは、例えば図2Bに示した矢印31A,31Bの方向へ外力が印加されると、本体部20との連結部に位置する点32A,32Bを支点として互いに近づく方向へ撓み、内部空間21へ押し出されるように構成されている。なお、図2Bにおける破線は、矢印31A,31Bの方向へ外力が付与されて撓んだときの係止部30A,30Bの位置を表している。
フランジ部40は、基部10と係止部30との間において本体部20を取り巻くように環状をなし、本体部20の立設方向(Q軸方向)と直交する面(PR面)に沿って本体部20から張り出している。図2Dに示したように、フランジ部40は、本体部20から最も離れた端部である周縁部41を有している。周縁部41は、基部10と対向する裏面41S1と、その裏面41S1と反対側の表面41S2とを含む。フランジ部40もまた弾性を有し、本体部20との連結部分に位置する点42を支点として上下方向(Q軸方向)に撓むように構成されている。フランジ部40は、周縁部41へ向かうほど基部10から離れるように傾斜した部分を有する。さらに、フランジ部40は、周縁部41に近づくほど自らの厚さが薄くなる部分を有する。なお、図2Dでは、本体部20との連結部分から周縁部41に向かうほど徐々に厚さが薄くなり、周縁部41において最も薄くなる例を示している。このような構成により、例えば上下方向(Q軸方向)に付勢力を受けた場合に、周縁部41に向かうほど上下方向へ大きく変位することとなる。なお、フランジ部40の厚さは、周縁部41以外の部分(以下、中心部)よりも周縁部41において薄くなっていることが望ましいが、周縁部41の厚さが中心部の厚さと同等であったり、周縁部41の厚さが中心部の厚さよりも厚かったりしてもよい。また、フランジ部40の厚さは、本体部20との連結部分から周縁部41の先端に至るまで一定であってもよい。
シール部50は、係止部30との間に被装着部材4を挟んで把持するように設けられた部材であり、フランジ部40の周縁部41に設けられている。より具体的には、シール部50は、表面41S2を覆うと共に本体部20と離間しつつ本体部20を取り囲むように環状に設けられている。シール部50は、例えばゴムなどの弾性材料により形成されており、図2Dに示したように表面41S2を覆う下地部分51と、その下地部分51の上に設けられた突起52とを含むものである。のちに説明するように、取付具3が被装着部材4に装着された状態において、突起52は被装着部材4の裏面4S1と密接するようになっている。
突起52は、基部10と反対側(すなわち上方)に突出すると共に本体部20を取り囲むように環状に設けられている。より詳細には、突起52は、例えばその上端に位置する稜線53と、内縁54と、外縁55と、斜面54Sと、斜面55Sとを含んでおり、Q軸周りの周回方向と直交する断面が略三角形状となっているとよい。稜線53は、フランジ部40が本体部20から張り出す方向(R軸に沿った方向)において内縁54と外縁55との間に位置する。斜面54Sは、稜線53から内縁54へ至るまで外縁55から遠ざかるように(本体部20へ近づくように)傾斜している。一方、斜面55Sは、稜線53から外縁55へ至るまで内縁54から遠ざかるように傾斜している。特に、斜面54Sと斜面55Sとが実質的に同一であり、突起52の断面が略二等辺三角形であるとよい。また、突起52は、内縁54と外縁55とを結ぶ底辺の長さ52Wが、その底辺から稜線53までの高さ52Hよりも大きいことが望ましい。突起52の稜線53が被装着部材4の裏面4S1と当接して押圧を受けた際、突起52が外縁55へ向けてあるいは内縁54へ向けて倒れるように撓むことが防止されるからである。
[装着動作]
次に、図1〜図2Dに加え、図3A〜図3Eを参照して、本実施の形態のガラスユニット1の、被装着部材4への装着動作について説明する。
まず、取付具3A〜3Cを、ガラスパネル2の表面の所定の位置に接着するなどしてそれぞれ固定し、ガラスユニット1を形成する。次に、取付孔4A〜4Cを有する被装着部材4を用意し、取付具3A〜3Cと取付孔4A〜4Cとの位置合わせののち、図3Aに示したように、各取付具3A〜3Cの本体部20を、それぞれ対応する取付孔4A〜4Cへ挿入するようにガラスユニット1を被装着部材4へ近づける。ここで、取付孔4BはX軸方向を短径方向とする長孔である(図1)ので、それに対応する取付具3Bは係止部30Aと係止部30Bとを結ぶP軸がX軸と一致する向きとする。また、取付孔4CはY軸方向を短径方向とする長孔である(図1)ので、それに対応する取付具3Cは係止部30Aと係止部30Bとを結ぶP軸がY軸と一致する向きとする。
各取付具3A〜3Cの本体部20をそれぞれ対応する取付孔4A〜4Cへ挿入すると、やがて本体部20の側部に設けられた係止部30A,30Bが取付孔4A〜4Cの端縁4Tと当接する(図3B)。さらに本体部20を押し込むことにより係止部30A,30Bは端縁4Tにより外力を受けるので、点32A,32Bを支点として互いに近づく方向へ撓み、内部空間21へ押し出される。さらに本体部20を押し込むことにより、取付孔4A〜4Cの端縁4Tが凸部33A,33Bを乗り越えるので、係止部30A,30Bは当初の位置に戻る(図3C)。このとき、図3Cおよび図3Dに示したように、凸部33A,33Bの下端が被装着部材4の表面4S2と当接すると共に、シール部50の突起52が被装着部材4の表面4S1と当接する。フランジ部40は、突起52が表面4S2と当接することにより下方に押圧を受けて撓むこととなる。同時に、突起52の稜線53近傍が圧縮されることとなる。図3Eに突起52の近傍の様子を拡大して表す。フランジ部40が撓むことにより、被装着部材4はフランジ部40の弾性による上方への付勢力を受けることとなる。併せて、突起52が圧縮され弾性変形することにより、被装着部材4は弾性変形した突起52の復元力による上方への付勢力を受けることとなる。このため、被装着部材4は、係止部30A,30Bの凸部33A,33Bとシール部50の突起52とにより強固に把持されることとなる。
[作用効果]
このように、本実施の形態では、環状のシール部50を、本体部20から離間させてフランジ部40の周縁部41に設けるようにした。このため、フランジ部40を、その本体部20に近い中央部から周縁部41に至るまで全面的にシール部50によって覆うようにした場合などよりも、シール部50と被装着部材4の表面4S1との間に部分的な(局所的な)隙間が生じにくくなる。シール部50と被装着部材4の裏面4S1との接触面積が狭小化され、シール部50に応力が集中するからである。したがって、被装着部材4を強固に支持しつつ、高い水密性および高い空密性を実現できる。また、このようにシール部50を本体部20から離間させたことにより、シール部50の小型化および軽量化が図られる。さらに、シール部50を、本体部20から離間させてフランジ部40の周縁部41に設けるようにしたことで、被装着部材4に装着する作業において被装着部材4に設けられた取付孔4A〜4Cへ本体部20を挿入する場合に、適切な挿入位置に至った際に作業者に適度なクリック感が得られる。よって、被装着部材4に対しガラスパネル2が適切に取り付けられたか否かの判断が迅速になされ、その取り付け作業の効率の向上が期待できる。
また、本実施の形態では、シール部50が、基部10と反対側に突出すると共に本体部20を取り囲むように環状に設けられた突起52を有するようにした。そのため、突起52が被装着部材4の裏面4S1と当接して弾性変形するので、シール部50の全体が被装着部材4の裏面4S1に押し付けられる場合と比較して、部分的な(局所的な)隙間がより生じにくくなる。シール部50と被装着部材4の裏面4S1との接触面積が狭小化され、シール部50のうちの突起52に応力が集中するうえ、裏面4S1の細かな凹凸に対し良好に追従できるからである。突起52が稜線53、内縁54および外縁55により規定される略三角形状の断面を有している場合には、突起52と被装着部材4とが密に接した状態を十分に維持でき、水密性および空密性がより向上する。突起52の稜線53が被装着部材4と当接して押圧を受けた際、突起52が外縁55や内縁54へ向かうように傾倒することが防止されるからである。特に、稜線53が内縁54と外縁55との間に位置し、底辺の長さ52Wが高さ52Hよりも大きい場合には、突起52の傾倒が十分に防止され、水密性および空密性をよりいっそう向上させることができる。
また、フランジ部40は周縁部41に近づくほど自らの厚さが薄くなる部分を有するので、例えば上下方向(Q軸方向)に付勢力を受けた場合に周縁部41に向かうほど上下方向へ大きく変位する。そのうえ、フランジ部40は、周縁部41へ向かうほど基部10から離れるように傾斜した部分を有するので、より大きなストローク(周縁部41の変位可能な範囲)を確保している。よって、シール部50と被装着部材4の裏面4S1との密着性を高めることができる。
また、本実施の形態では、被装着部材4における3つの取付孔4A〜4Cのうち、取付孔4Aを円形状とし、取付孔4BをY軸方向を長径方向とする長孔とし、取付孔4CをX軸方向を長径方向とする長孔とした。このため、ガラスユニット1を被装着部材4へ装着する際、取付孔4Aを基準位置としつつ、取付具3Bを取付孔4Bに挿入することでX軸方向の動きおよびガラスユニット1の回転を規制し、取付具3Cを取付孔4Cに挿入することでY軸方向の動きを規制することができる。その結果、ガラスユニット1を、被装着部材4における所定の装着位置に正確に装着することができる。
また、取付具3における基部10、本体部20、一対の係止部30A,30Bおよびフランジ部40が全て同種材料により構成される場合には、射出成形などの一体成形により、それらをより簡易に製造することができる。
<2.第2の実施の形態>
図4Aおよび図4Bは、本発明の第2の実施の形態に係る取付具5の構成例を表す断面図である。また、図4Cは、図4Aに示したフランジ部40近傍の断面を拡大して表すものである。図4A〜4Cは、それぞれ上記第1の実施の形態における図2B〜2Dに対応する。
図4Aおよび図4Bに示したように、本実施の形態の取付具5は、上記第1の実施の形態における取付具3のシール部50の代わりに、シール部50Aを有している。この点を除き、他は上記第1の実施の形態の取付具3と実質的に同様の構成である。なお、取付具5における基部10および本体部20の形状と取付具3における基部10および本体部20の形状とは部分的に僅かに異なるが、それらの形状は適宜変更可能である。
本実施の形態のシール部50Aは、下地部分51Aと、その下地部分51Aの上に設けられた突起52とを含むものである。下地部分51Aは、フランジ部40の周縁部41における表面41S2から端面を経て裏面41S1へ至るまで覆うように設けられている。
このように、本実施の形態では、取付具5がフランジ部40の周縁部41の周囲を取り囲むように形成されたシール部50Aを有するようにした。このため、取付具5を有するガラスユニット1を被装着部材4に装着する際、あるいは装着後に振動を受けた場合において、シール部50Aがフランジ部40から脱落したり、シール部50Aがフランジ部40の周縁部41における所定の位置から移動してしまったりすることを十分に回避できる。したがって、この取付具5によれば、被装着部材4をより強固に支持することができる。それ以外の作用効果については上記第1の実施の形態の取付具3と同様である。
<3.実施例>
[空密性試験]
(実施例)
次に、上記第1の実施の形態で説明した取付具3について、条件A〜Cの条件下での空密性試験(エア漏れ試験)を実施した。ここでは図5Aに示したように、ガラスユニット1を被装着部材4に装着し、裏面4S1をシール部50に密接させた状態で被装着部材4の表面4S2にカバー7を被せた。その状態においてカバー7の一部に設けられた開口7Kから空気を送り込むことで被装着部材4の表面4S2側からガラスユニット1へ空気圧を負荷し、その空気圧を測定するようにした。その結果を表1に示す。
ここでは、図1に示した被装着部材4の取付孔4Bに取付具3Bを取り付けるようにした。取付孔4Bは10mmの長径と7mmの短径とを有する長孔とした。シール部50のPR平面における平面形状も取付孔4Bに対応させ、14.8mmの長径と12.8mmの短径とを有する長孔形状とした。また、本体部20の外径は6.8mmとした。
また、条件Aとは、被装着部材4をシール部50から遠ざけるように正規の装着位置からQ軸方向へ0.5mmだけ移動させたものである。具体的には、図5Aに示したように、裏面4S1のうち基部10における立設部12と対向する位置に、被装着部材4が正規の装着位置から+Q方向へ0.5mmだけ移動する程度の厚さを有する介在層IPを選択的に設け、立設部12が介在層IPと当接するようにした。この場合であってもフランジ部40(特に周縁部41)の有する弾性により、シール部50の突起52が裏面4S1と当接した状態となるようにした。また条件Bとは、図5Bに示したように、被装着部材4が取付具3に対して正規の装着位置から傾いた状態とするものである。具体的には、裏面4S1のうち、P軸方向における一方の立設部12と対向する位置に、被装着部材4が正規の装着位置から+Q方向へ1mmだけ移動する程度の厚さを有する介在層IPを選択的に設け、その一方の立設部12が介在層IPと当接するようにした。他方の立設部12は裏面4S1と直接接する状態とした。上記の条件A,Bでは、PR平面において、シール部50の中心位置と取付孔4Bの中心位置とをほぼ一致させるようにした。これに対し、条件Cでは、図5Cに示したように、本体部20の外周面を、取付孔4Bの長径方向(ここではP軸方向に対応)における端縁4Tと当接させるように(取付具3を片寄せするように)した。
(参考例)
また、参考例として、図6Aおよび図6Bに示した構造を有する取付具103について、上記条件A〜Cの条件下での空密性試験(エア漏れ試験)を同様に実施した。その結果についても表1に併せて示す。なお、取付具103は、それぞれ基部10、本体部20、係止部30A,30Bおよびシール部50に対応する基部110、本体部120、係止部130A,130Bおよびシール部150を有する。取付具103は、フランジ部40に相当する部位を有さない。また、シール部150は、基部110の側面に直接固定されている。そのシール部150は、基部110から離れるにしたがって外側へ(本体部120から遠ざかる方向へ)傾斜する2つの斜面を含む突起152を有する。
Figure 0006427441
表1に示したように、実施例では、条件A〜Cのいずれにおいても参考例よりも優れた空密性を有することが確認できた。
[水密性試験]
次に、上記実施例および参考例について、以下の要領で水密性試験を行った。図7は、この水密性試験を説明するための概略図である。具体的には、図7に示したように、開口8Kが設けられた底面8Sを有する容器8を用意し、その容器8の内部から下向きに開口8Kへ本体部20を挿入し、シール部50と底面8Sとが密接するように配置した。その状態のまま容器8に深さ200mmとなるまで注水し、水漏れの有無を調査した。その結果を表2に示す。
Figure 0006427441
表2に示したように、参考例では僅かに水漏れが認められた。突起152の傾倒が生じ、底面8Sとシール部150との密着性が不十分であったためと考えられる。これに対し、実施例では水漏れが全く認められず、底面8Sとシール部50との密着性が十分であったことが確認された。
これらの結果から、本発明によれば、より高い水密性および高い空密性が実現できることが確認できた。
<4.変形例>
以上、実施の形態および実施例を挙げて本発明を説明したが、本発明はこれらの実施の形態等に限定されず、種々の変形が可能である。例えば上記実施の形態で説明した基部10、本体部20、係止部30、フランジ部40およびシール部50などの形状や寸法、材質等は例示であって、本発明はこれに限定されるものではない。例えば上記実施の形態等では、係止部30を、その一端のみが本体部20と連結された片持ち構造としたが、係止部30の両端を本体部20と連結させ、その中間部分を撓ませる両持ち構造としてもよい。
また、上記実施の形態等では、本体部20に2つの係止部30を設けるようにした場合について説明したが、本発明では係止部を1つのみ設けるようにしてもよいし、係止部を3以上設けるようにしてもよい。
また、上記実施の形態等では、本発明における「取付具」の一具体例として、ガラスパネル2と接着されるガラスユニット1へ適用する例について説明したが、本発明の「取付具」はこれには限られない。すなわち、ガラスパネル以外の部材を他の部材へ装着する際の取付具として広く適用され得るものである。
1…ガラスユニット、2…ガラスパネル、2S…表面、3(3A〜3C)…取付具、4…被装着部材、4A〜4C…取付孔、10…基部、10S1…裏面、10S2…表面、11…接着層、20…本体部、20T…先端、21…内部空間、22…開口、40…フランジ部、41…周縁部、41S1…裏面、41S2…表面、50…シール部、51…下地部分、52…突起。

Claims (6)

  1. 第1の部材を第2の部材に取り付ける取付具であって、
    前記第1の部材を保持する基部と、
    前記基部に立設する本体部と、
    前記本体部の側部に設けられた係止部と、
    前記基部と前記係止部との間において前記本体部を取り巻くように前記本体部から張り出し、前記基部と対向する第1の面および前記第1の面と反対側の第2の面を含む周縁部を有し、前記本体部の立設する方向において撓むフランジ部と、
    前記第2の面を覆うと共に前記本体部と離間しつつ前記本体部を取り囲むように環状に設けられ、前記係止部との間に前記第2の部材を挟んで把持するシール部と
    を有し、
    前記シール部は、前記基部と反対側に突出すると共に前記本体部を取り囲むように環状に設けられた突起を含み、
    前記突起は、
    内縁と、外縁と、前記フランジ部が前記本体部から張り出す方向において前記内縁と前記外縁との間に位置する稜線と、前記稜線から前記内縁へ至るまで前記外縁から遠ざかるように傾斜する第1の斜面と、前記稜線から前記外縁へ至るまで前記内縁から遠ざかるように傾斜する第2の斜面とを含み、
    前記内縁と前記外縁とを結ぶ底辺の長さが前記底辺から前記稜線までの高さよりも大きく、
    前記係止部との間に前記第2の部材を挟んで把持する際に前記内縁または前記外縁へ向けて倒れることなく圧縮されて弾性変形することにより、前記基部と反対方向の付勢力を発現する
    取付具。
  2. 前記フランジ部は、前記周縁部に近づくほど自らの厚さが薄くなる部分を有する
    請求項1に記載の取付具。
  3. 前記フランジ部の厚さは、前記周縁部において最も薄い
    請求項1または請求項2に記載の取付具。
  4. 前記周縁部は、前記第1の面と前記第2の面とを繋ぐ端面をさらに含み、
    前記シール部は、前記第2の面から前記端面を経て前記第1の面へ至るまで覆っている
    請求項1から請求項のいずれか1項に記載の取付具。
  5. ガラスパネルと、
    前記ガラスパネルを被装着部材に取り付ける1以上の取付具と
    を備え、
    前記取付具は、
    前記ガラスパネルを保持する基部と、
    前記基部に立設する本体部と、
    前記本体部の側面に設けられた係止部と、
    前記基部と前記係止部との間において前記本体部を取り巻くように前記本体部から張り出し、前記基部と対向する第1の面および前記第1の面と反対側の第2の面を含む周縁部
    を有し、前記本体部の立設する方向において撓むフランジ部と、
    前記第2の面を覆うと共に前記本体部と離間しつつ前記本体部を取り囲むように環状に設けられ、前記係止部との間に前記被装着部材を挟んで把持するシール部と
    を有し、
    前記シール部は、前記基部と反対側に突出すると共に前記本体部を取り囲むように環状に設けられた突起を含み、
    前記突起は、
    内縁と、外縁と、前記フランジ部が前記本体部から張り出す方向において前記内縁と前記外縁との間に位置する稜線と、前記稜線から前記内縁へ至るまで前記外縁から遠ざかるように傾斜する第1の斜面と、前記稜線から前記外縁へ至るまで前記内縁から遠ざかるように傾斜する第2の斜面とを含み、
    前記内縁と前記外縁とを結ぶ底辺の長さが前記底辺から前記稜線までの高さよりも大きく、
    前記係止部との間に前記被装着部材を挟んで把持する際に前記内縁または前記外縁へ向けて倒れることなく圧縮されて弾性変形することにより、前記基部と反対方向の付勢力を発現する
    ガラスユニット。
  6. 複数の前記取付具を備え、
    前記被装着部材は、前記複数の取付具のうちの一の取付具が挿入される第1の開口と、前記複数の取付具のうちの前記一の取付具以外の他の取付具が挿入される第2の開口とを有し、
    前記第1の開口は、前記一の取付具における前記本体部に対応した形状を有し、
    前記第2の開口は、長孔である
    請求項に記載のガラスユニット。
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