JP6427033B2 - 照明器具 - Google Patents
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特許文献1に記載の照明器具は、発光部、反射部を有する光源取付部、拡散パネル、拡散パネルを挟持する枠部を備える光源ユニットが被取付部に固定された本体部に取り付けられている照明器具が記載されている。この光源ユニットは、発光部を点灯させる為の電源ユニットが反射部の側方になるよう枠部に配設されている。
光を透過する透光底部と、光を透過し前記透光底部の周縁から立ち上がる壁状の透光側面部と、前記透光側面部の立上方向の端部によって形成される開口を塞ぐ天板とを有する箱形状の光源ユニットであり、前記箱形状の内部に、発光素子が前記透光底部に対向して配置され、前記天板の二面のうち前記開口を塞ぐ面の反対側の面に前記発光素子を点灯する点灯装置が配置された光源ユニットと、
中央の領域に開口である中央領域開口が形成され、前記中央領域開口の周囲で前記天板の周縁を受ける板状の天板受部と、前記中央領域開口の周囲から離れて位置する前記天板受部の周縁から、前記光源ユニットの前記透光側面部に対向して前記天板から前記透光底部に向かう天板底部方向に立ち上がる底部方向側面部とを有する受け側器具本体部と、
前記受け側器具本体部の前記中央領域開口を前記天板底部方向から塞ぐ箱形状をなすとともに、前記天板底部方向の端部が前記中央領域開口に接続する端部開口をなし、前記天板底部方向と反対方向に前記中央領域開口からはみ出した前記点灯装置を前記天板底部方向から塞ぐ前記箱形状の内部に収納する、前記受け側器具本体部とは異なる別部品の別本体部と
を備える。
以下の実施の形態で述べる取付正面部1210、取付側面部4120、カバー受部5120は、いずれも化粧部9200である。
照明器具1は、器具本体部100と、固定機構200により器具本体部100に着脱自在に取り付けられる光源ユニット1000とを備えている。
(器具本体部100)
器具本体部100は、ボルトなどの固定部材により被取付部(天井など)に取り付けられるものであり、正方形状の本体底面部110と、この本体底面部110の四辺から折り曲げられ形成される4つの側面部120と、本体底面部110に取り付けられ、外部から引き込まれる電源線が取り付けられる電源端子台130と、を備えている。
また、本体底面部110には、光源ユニット1000を固定(保持)する為の取付バネ210M(図8)、引掛受部220M(図11)が取り付けられている。
図2に示すように、4つの側面部120は、略台形状であり本体底面部110周部から広がるように斜め方向に立ち上がる4つの傾斜部121と、各傾斜部121の先端から本体底面部110と略平行に外方向へ形成された光源受部122とが形成されている。
一つの傾斜部121は図2にabcdとして示す部分であり、光源受部122はdcefとして示す部分である。
光源ユニット1000は、
(1)発光モジュール1100と、
(2)発光モジュール1100が取り付けられたモジュール取付部1200と、
(3)発光モジュール1100を覆うようにモジュール取付部1200に固定されるカバー部1300と、
(4)カバー部1300をモジュール取付部1200に固定する固定具1400と、
(5)発光モジュール1100を点灯させる点灯装置1500と、
(6)取付バネが挿入されるバネ受部230Lと、
(7)引掛受部に引っ掛けられる爪部と
を備えている。
図3、図5に示すように、発光モジュール1100は、複数の発光素子1101、略正方形状の矩形形状であり複数の発光素子1101が実装された基板1102を備える。また、発光モジュール1100はモジュール取付部1200に固定されているが、ネジで固定してもよいし接着剤で固定しても良い。なお、図5では発光モジュール1100を4つ記載しているが、1つの発光モジュール1100で4つ分を形成してもよいし、また4つより多く細かく分割しても良い。また、長方形状に形成されたものを並列しても良い。発光素子はこの実施の形態及び以降の実施の形態ではLEDである。
モジュール取付部1200は、
(1)略四角形状(矩形形状)であり発光モジュール1100が取り付けられる取付正面部1210と、取付正面部1210の側辺1210−1である4辺から発光モジュール1100が取り付けられた側へ立ち上がる(突設する)取付側面部1220とが形成されている。
(2)また、図5に示すように、取付正面部1210のそれぞれの取付側面部1220側には後述する固定具1400が挿し込まれる挿通孔1211が対として形成されている。(3)このように、モジュール取付部1200は、取付正面部1210を有する。取付正面部1210は板状であり、一方の面1210aと一方の面1210aの反対側の他方の面1210bとのうち一方の面1210aに発光素子1101を有する発光モジュール1100が配設される。
カバー部1300は、一面が開口した略箱形状をしており、開口と対向する面が発光モジュール1100と対向するカバー正面部1310であり、略箱形状の側面がカバー側面部1320になる。カバー側面部1320は開口側端部において、略中央付近に凸部1321が形成されており、また後述する固定具1400が挿し込まれるカバー固定孔1322が形成されている。なお、カバー部1300は4つのカバー側面部1320の外側の寸法は、モジュール取付部1200の4つの取付側面部1220の内側の寸法より小さくなるよう形成されている。
モジュール取付部1200に固定される。固定具1400(図6)は、モジュール取付部1200にカバー部1300を配設するためのカバー固定爪部1420を有する。固定具1400は、モジュール取付部1200に配設されカバー部1300を保持する。この実施の形態では固定具1400は金具(固定金具)であるが、金属でなくても、樹脂やカーボン繊維材料でもよい。固定具1400は、略四角形状でありモジュール取付部1200の取付正面部1210に当接し固定される固定正面部1410、固定正面部1410の側辺より間隔をあけて対になるよう配設されたL形状のカバー固定爪部1420を備える。図6に示すように、カバー固定爪部1420は挿通孔1211を介してカバー部1300のカバー固定孔1322に係止し、カバー部1300を固定する。
点灯装置1500は、照明器具1の外部から電力供給を受け、発光モジュール1100に電力を供給し点灯させる。点灯装置1500は、取付正面部1210の発光モジュール1100が取り付けられた面の裏側となる反対面に配設される。
図9に示すように、バネ受部230Lは、取付バネ210Mの円弧形状部212Mが挿し込まれる円弧形状部212が摺動する。バネ受部230Lは、取付バネに対応するよう取付正面部1210に2つ並列し配設されている。
爪部240Lは、図10に示すように、爪先端部241L、爪軸部242Lを備える。爪部240Lは、爪先端部241Lが引掛受部220M(図11)の開口縁部221M−1に引っ掛けられて取付正面部1210に固定される。爪部240Lは、引掛受部220Mに対応するように取付正面部1210に2つ並列し配設されている。
次に、図7を用いて光源ユニット1000の組み立て方法に関して説明を行う。図7は図6のX方向を法線とする断面で、図6の左側(矢印Xに近い方)のカバー固定孔1322を通るように切断した場合の断面に相当する。
(1)はじめに、カバー部1300の開口(図2のABCD)を覆うように、発光モジュール1100がとりつけられたモジュール取付部1200を配設する。このとき、発光モジュール1100はカバー正面部1310と対面するとともに、取付側面部1220がカバー側面部1320の外側になるように、モジュール取付部1200は配設される(図7の(a))。
(2)次に、固定具1400をモジュール取付部1200の挿通孔1211を介してカバー部1300のカバー固定孔1322に挿し込む。
図7の(a)の状態より、固定具1400をカバー固定爪部1420の先端から挿通孔1211に挿し込む。このとき、固定具1400を回転(図7の(c)に示す回転方向;V1,V2は固定正面部1410の向き)させながら挿し込んでいくことで、カバー固定爪部1420の先端がカバー固定孔1322に挿し込まれるとともに、固定正面部1410が取付正面部1210に当接する(図7の(c))。この固定正面部1410が取付正面部1210に当接したのち、ビス10などにより、固定具1400をモジュール取付部1200に固定する。
(3)以上の工程を固定具1400が設置される所定の箇所(図5では4箇所)に実施し、カバー部1300はモジュール取付部1200に固定される。以上のように、光源ユニット1000では、カバー部1300の開口側から発光モジュール1100が取り付けられたモジュール取付部1200を配設し、固定具1400を挿通孔1211を介してカバー部1300のカバー固定孔1322に挿込むことで組み立てる。よって、一方の方向(図5においてモジュール取付部1200からカバー部1300に向かう方向)から作業ができ、容易に組立ができる。また、図4の(a)、図7の(c)に示すように、光源ユニット1000は、取付側面部1220がカバー固定爪部1420の外側に配置される。よって、取付側面部が意匠部(化粧板の役割)となり、取付機構(カバー固定爪部1420、凸部1321及びカバー固定孔1322等)が、意匠面となる取付側面部1220にかくれて表われないため、意匠性が向上する。
(4)以上、図6、図7に示すように、固定具1400は、カバー部1300を保持するためのカバー固定爪部1420を有する。モジュール取付部1200は、カバー固定爪部1420が通り抜け可能な挿通孔1211を有する。カバー部1300は、箱形状の内部から外部に向かう方向でありカバー正面部1310に沿う方向である挿込方向1310a(図7の(c))にカバー固定爪部1420が挿し込まれてカバー固定爪部1420を受ける固定係止部9100であるカバー固定孔1322を有する。固定具1400は、カバー固定爪部1420の一部がカバー固定孔1322に挿し込まれ、一部以外のカバー固定孔1322に挿し込まれていない残りのうちの一部が挿通孔1211を通り抜ける状態でモジュール取付部1200に固定される(図7の(c))。
次に、図12を用いて光源ユニット1000の器具本体部100への取付けに関して説明を行う。図12は、図11の開口縁部221M−1の中央で切断した断面に相当する。(1)はじめに、光源ユニット1000は爪部の爪先端部241Lを器具本体部100に配設された引掛受部220Mの開口221Mに挿し込みし、開口縁部221M−1に引っ掛ける。
(2)次に、器具本体部100に配設された取付バネを図12の(b)のように弾性変形させ、取付バネの先端部213Mをバネ受部230Lの開口231Lの開口縁部231L−1に引っ掛ける。
(3)次に、図12の(b)の状態より、光源ユニット1000を器具本体部100側に押し込むことで、取付バネの円弧形状部212Mがバネ受部230Lの開口縁部231L−1を摺動する(図12の(c))。
このとき、点灯装置1500が器具本体部100の内側に収容されるとともに、光源ユニット1000の取付正面部1210の発光モジュール1100が配設された面の反対面が、器具本体部100の光源受部122と当接する。これによって光源ユニット1000は器具本体部100に固定される(図12の(d))。
(1)本実施の形態は、一面が開口した略箱形状のカバー部1300に、発光モジュール1100と点灯装置1500とを備えたモジュール取付部1200が、カバー部1300の開口(図2のABCD)を塞ぐように配設された光源ユニット1000である。
光源ユニット1000は、固定具1400がモジュール取付部1200の挿通孔1211を介してカバー部1300のカバー固定孔1322に挿込まれて組み立てられるので、一方の方向から作業ができるため、容易に組立ができる。
(2)また、光源ユニット1000は、カバー部1300が隙間Bを設けてモジュール取付部1200に固定される為、カバー部1300の成形を吸収できる。
(3)また、光源ユニット1000は固定具1400が、カバー部1300をモジュール取付部1200に接触しないよう隙間Aを設けてモジュール取付部1200に固定することで、カバー部1300の熱膨張、熱収縮によるきしみ音の発生を抑制できる。
(4)また、光源ユニット1000は、固定具1400によりカバー部1300がモジュール取付部1200に固定されるので、カバー部1300の側方が覆われることがない。よって、側方から発光モジュール1100の光を出射することができる。
図13〜図16を参照し、実施の形態2では、実施の形態1で説明したカバー部1300の変形例であるカバー部2100を備えた光源ユニット2000に関して説明する。なお、実施の形態1と同様の構成は実施の形態1と同じ符号を付し、詳細な説明を省略し異なる構成について説明する。
カバー部2100は、一面が開口した略箱形状をしており、開口の対向面はカバー正面部2110(図14)であり、側面がカバー側面部2120(図14)である。カバー側面部2120は、箱形状の外部となる外面2120cから凸形状に突き出る外凸部2130を有する。外凸部2130は、図14に示すように、モジュール取付部1200の取付側面部1220の端部を覆うよう取付側面部1220の端部と対向するように設けられている。外凸部2130は、化粧部9200である取付側面部1220の、他方の面1210bから一方の面1210aに向かう方向の端部を覆うので、取付側面部1220の端部が正面方向に意匠面に表れない。よって、意匠性が向上する。また、この外凸部2130は、既に表面処理された部材(カラー鋼板など)を切断・折り曲げなど加工してモジュール取付部1200を形成したときの端部処理にとくに有効である。
図17、図18を参照して実施の形態3を説明する。本実施の形態3では、実施の形態1で説明したモジュール取付部1200の変形例であるモジュール取付部3100と、カバー部1300の変形例であるカバー部3200と、を備えた光源ユニット3000に関して説明を行う。なお、実施の形態1および実施の形態2と同様の構成は実施の形態1および実施の形態2と同じ符号を付し、詳細な説明を省略し異なる構成について説明する。
カバー部3200は、一面が開口した略箱形状をしており、開口の対向面はカバー正面部3210であり、側方がカバー側面部3220である。また、カバー側面部3220は、側面の一部から図18に示すように開口より間隔Cをあけて内方向へ突設した内凸部3230が設けられている。固定係止部9100である内凸部3230は、カバー側面部3220の内面3220bから挿込方向3210aの反対方向に凸形状に突き出るように形成されてカバー固定爪部1420を受ける。図18のように、内凸部3230は下面でカバー固定爪部1420を受けている。
図19〜図23を参照して実施の形態4を説明する。実施の形態4は、実施の形態1で説明したモジュール取付部1200の変形例であるモジュール取付部4100、カバー部1300の変形例であるカバー部4200、固定具1400の変形例である固定具4300を備える光源ユニット4000を説明する。固定具4300は金具(固定金具)を想定するが、金属でなくとも樹脂やカーボン繊維材料でもよい。なお、実施の形態1および実施の形態2、実施の形態3と同様の構成は実施の形態1および実施の形態2、実施の形態3と同じ符号を付し、詳細な説明を省略し異なる構成について説明する。
(1)略四角形状をしており一方の面に発光モジュール1100が取り付けられる取付正面部4110と、
(2)この取付側面部4120の周部より発光モジュール1100が取り付けられる面と反対方向に突設した取付側面部4120と、
(3)取付側面部4120に沿って取付正面部4110に形成される挿通孔4130と
が形成されている。
図22に示すように、固定具には固定具4300、4300−1,4300−2の種類がある。図23は固定具4300等の配置を説明する概略的な平面図(図19のX矢視)である。図23は図19のモジュール取付部4100をX方向から見た場合を示している。
(1)固定具4300は、図22の(a)に示すように、板状に形成され取付正面部4110と当接し固定される固定本体部4310と、カバー部4200のカバー固定孔4222に挿し込まれるカバー固定爪部4320とを備える。
(2)固定具4300−1は、図22の(b)に示すように、器具本体部100に引掛ける為の爪を有している。
(3)固定具4300−2は、図22の(c)に示すように、取付側面部4120の略中央に形成された挿込凸部4221のカバー固定孔4222に挿し込まれる。
図24〜図26を参照して実施の形態5を説明する。本実施の形態5では、実施の形態1から実施の形態4で説明したモジュール取付部の変形例である光源ユニット5000を説明する。光源ユニット5000は、モジュール取付部5100と、実施の形態1から実施の形態4で説明したカバー部の変形例であるカバー部5200とを備える。なお、実施の形態1から実施の形態4と同様の構成は実施の形態1から実施の形態4と同じ符号を付し、詳細な説明を省略し異なる構成について説明する。
図27〜図33を参照して実施の形態6を説明する。本実施の形態6では、実施の形態1から実施の形態5で説明した器具本体部100の変形例である器具本体部6100と、器具本体部6100を備えた照明器具6001に関して説明を行う。なお、実施の形態1から実施の形態5と同様の構成は実施の形態1から実施の形態5と同じ符号を付し、詳細な説明を省略し異なる構成について説明する。なお、照明器具6001の説明に光源ユニット5000を用いて説明を行うが、光源ユニットは実施の形態1から実施の形態4で説明した光源ユニットでも良い。
はじめに、図27、図28、図29を用いて、器具本体部6100の形状に関して説明する。図27に示すように、照明器具6001は、器具本体部6100と、光源ユニット5000を備えている。器具本体部6100は、ボルトなどの固定部材により天井などの被取付部9010に取り付けられる。また器具本体部6100は、電源端子台130(図2)、取付バネ210M(図2)が配設される第一の本体部6110と、光源ユニット5000の側方を覆う第二の本体部6120を備えている。
第一の本体部6110は、ボルトなどの固定部材により被取付部9010に取り付けられる正方形状の本体正面部6111と、本体正面部6111の四辺から立ち上がる第一側面部6112を備えている。第一の本体部6110は、本体正面部6111と対向する面が開口した箱形状をしている。また、本体正面部6111には外部から引き込まれる電源線が取り付けられる電源端子台130と、光源ユニット5000を固定、保持する為の取付バネ210M、引掛受部220M(図8、図11)が取り付けられている。
第二の本体部6120は、第一側面部6112の端部より本体正面部6111と略平行に外側へ形成された光源受部6121と、光源受部6121から略垂直に形成され光源ユニット5000のカバー側面部5220の側方に位置する第二側面部6122と、第二側面部6122の端部より外側へ形成された本体鍔部6123を有している。
次に、図28、図29を用いて照明器具6001に関して説明を行う。図29は、図28の器具本体部6100に光源ユニット5000が取り付けられた状態である。
図31の(b)に示すように、器具本体部6100−1の第二側面部6122−1が、光源ユニット5000の側方と同等の大きさ、つまり天板底部方向9304で同等の長さで形成されている。そのため、カバー正面部5210と第二側面部6122−1の端部(または本体鍔部6123)は、天板底部方向9304で、同じ位置になる。よって、照明器具6001−1の光路Bの光は、照明器具6001の光路Bの光よりも、多くが、第二側面部6122−1に照射し、反射される。
(1)光源ユニット5000が光源受部6121に当接し器具本体部6100に配設された状態で、光源ユニット5000の側方と第二側面部6122の間に操作空間6000Sが形成されていることで、光源ユニット5000の着脱を安全かつ容易に行うことができる。光源ユニット5000の装着時は、操作空間6000Sの存在により、最後まで作業者がカバー部5200をつかんだ状態で光源ユニット5000の取付作業を行える。よって、取付バネ210Mの復元力に対して作業者のつかむ力で調整がとれるので、取付バネ210Mで光源ユニット5000が急に引き上げられることで光源ユニット5000が破損することを防ぐことができ、また、操作空間6000Sによって、光源ユニット5000を外すときは確実に光源ユニット5000の把持ができる。
(2)また、照明器具6001は、第二側面部6122,6122−1、6122−2、6122−3のように、天板底部方向9304の長さの異なるバリエーションを持つことにより、照明器具ごとに、配光特性を変更することができる。
図34、図35、図36を参照して、実施の形態7の照明器具7001を説明する。実施の形態7では、実施の形態6で説明した器具本体部6100に対して、第一の本体部7100と第二の本体部7200とを有する器具本体部7000を説明する。なお、実施の形態1から実施の形態6と同様の構成は実施の形態1から実施の形態6と同じ符号を付して詳しい説明は省略し、異なる構成について説明する。また、器具本体部7000に取り付けられる光源ユニットは、実施の形態1から実施の形態6で説明した光源ユニットのどの光源ユニットでも良い。
側辺部7210は、第一の本体部7100の側辺に当接しネジなどにより連結される本体当接部7211、第一の本体部7100の開口端縁が当接する本体受部7212、光源受部7213、光源ユニット5000の側方に位置する第二側面部7214、本体鍔部7215、を有している。
底部方向側面部9402は、中央領域開口9403の周囲9404から離れて位置する天板受部9401の周縁9406から、光源ユニット5000の透光側面部9302に対向して天板9303から透光底部9301に向かう天板底部方向に立ち上がる。受け側器具本体部9407とは異なる別部品の別本体部9502である第一の本体部7100−1は、受け側器具本体部9407の中央領域開口9403を天板底部方向9304から塞ぐ箱形状をなす。別本体部9502は、天板底部方向9304の端部が中央領域開口9403に接続する端部開口9501をなし、天板底部方向9304と反対方向に中央領域開口9403からはみ出した点灯装置1500を天板底部方向9304から塞ぐ箱形状の内部に収納する。
(1)図35の(a)は、底部方向側面部9402である第二側面部7214−1は、天板底部方向9304の端部9408が、透光底部9301の天板底部方向9304の外面の位置に位置する。また本体鍔部7215−1の角度θが第二側面部7214の角度θよりも大きい。
(2)図35の(b)は、底部方向側面部9402である第二側面部7214−2は、天板底部方向9304の端部9408が、透光底部9301の天板底部方向9304の外面よりも遠い位置に位置する。また第二側面部7214−2の透光側面部9302と対向する内面には凹凸が形成されている。さらに本体鍔部7215−2の角度θが第二側面部7214の角度θよりも大きい。
(3)図35の(c)は、第二側面部7214−3が形成する開口が、天板底部方向9304方向に進むにつれて大きくなる。また本体鍔部7215−3が垂直に立っている形状である。
Claims (7)
- 光を透過する透光底部と、光を透過し前記透光底部の周縁から立ち上がる壁状の透光側面部と、前記透光側面部の立上方向の端部によって形成される開口を塞ぐ天板とを有する箱形状の光源ユニットであり、前記箱形状の内部に、発光素子が前記透光底部に対向して配置され、前記天板の二面のうち前記開口を塞ぐ面の反対側の面に前記発光素子を点灯する点灯装置が配置された光源ユニットと、
中央の領域に開口である中央領域開口が形成され、前記中央領域開口の周囲で前記天板の周縁を受ける板状の天板受部と、前記中央領域開口の周囲から離れて位置する前記天板受部の周縁から、前記光源ユニットの前記透光側面部に対向して前記天板から前記透光底部に向かう天板底部方向に立ち上がる底部方向側面部とを有する受け側器具本体部と、
前記受け側器具本体部の前記中央領域開口を前記天板底部方向から塞ぐ箱形状をなすとともに、前記天板底部方向の端部が前記中央領域開口に接続する端部開口をなし、前記天板底部方向と反対方向に前記中央領域開口からはみ出した前記点灯装置を前記天板底部方向から塞ぐ前記箱形状の内部に収納する、前記受け側器具本体部とは異なる別部品の別本体部と
を備える照明器具。 - 前記底部方向側面部は、
前記光源ユニットから照射される光の配光を制御する請求項1に記載の照明器具。 - 前記底部方向側面部は、
前記天板底部方向の端部が、前記透光底部よりも前記天板に近い位置に位置する請求項1または請求項2に記載の照明器具。 - 前記底部方向側面部は、
前記天板底部方向の端部が、前記透光底部の前記天板底部方向の外面の位置に位置する請求項1または請求項2に記載の照明器具。 - 前記底部方向側面部は、
前記天板底部方向の端部が、前記透光底部の前記天板底部方向の外面よりも遠い位置に位置する請求項1または請求項2に記載の照明器具。 - 前記底部方向側面部は、
前記光源ユニットの前記透光側面部と対向する内面に、凹凸が形成された請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の照明器具。 - 前記照明器具は、
前記光源ユニットと前記別本体部とを交換することなく、前記受け側器具本体部を前記受け側器具本体部と異なる種別の他の受け側器具本体部に交換することにより、前記光源ユニットから照射される光の配光を変更可能な請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の照明器具。
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