JP6425531B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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本発明は、空気入りタイヤに関する。
空気入りタイヤにおいて、主溝の溝壁をタイヤ半径方向に対して傾斜させて、タイヤのウェット性能を高く維持して、トレッド部の発生騒音を効果的に低減させる構成が開示されている(特許文献1参照)。また、同様の構成により、ウェット性能を低下させることなく乾燥路面での旋回走行時のグリップを向上させることが開示されている(特許文献2参照)。
特開平5−319026号公報 特開2011−46260号公報
しかしながら、ゴム流れでゲージが厚くなる主溝の脇では、接地時に圧力が集中することにより接地圧分布が不均一となり易い。特に、タイヤ現象としてのワイピングの影響で、主溝のタイヤ幅方向中央側よりもタイヤ幅方向外側において、接地圧分布の不均一がより顕著に表れる傾向にある。
本発明は、上記事実を考慮して、タイヤの接地面積の減少を抑制しつつ、タイヤの接地圧分布を均一化し、ウェット性能を向上させることを目的とする。
第1の態様に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延びる主溝が形成されたトレッドと、前記トレッドのうち、前記主溝のタイヤ幅方向外側の溝壁とその溝壁を有する外側陸部の踏面とが交わる部位に形成され、前記外側陸部の踏面に対して曲率が連続する曲面を有する外側角部と、前記トレッドのうち、前記主溝のタイヤ幅方向内側の溝壁とその溝壁を有する内側陸部の踏面とが交わる部位に形成され、前記内側陸部の踏面からの落込み量が前記主溝に向かって増加する内側角部と、を有している。
この空気入りタイヤでは、外側角部が、外側陸部の踏面に対して曲率が連続する曲面を有しているので、該外側角部での接地圧の集中が抑制される。また、内側角部が、内側陸部の踏面から落ち込んでいるので、該内側角部での接地圧の集中が抑制される。内側角部の落込み量は、主溝に向かって増加しているので、内側角部での接地面積の減少は少なくなる。このため、タイヤの接地面積の減少を抑制しつつ、タイヤの接地圧分布を均一化し、ウェット性能を向上させることができる。
第2の態様は、第1の態様に係る空気入りタイヤにおいて、前記内側角部は、前記内側陸部の踏面に対して曲率が連続する第1曲面と、前記第1曲面の前記主溝側に連なり前記第1曲面よりも曲率半径が小さい第2曲面とを有する。
この空気入りタイヤでは、内側角部が、内側陸部の踏面に対して曲率が連続する第1曲面と、第1曲面の主溝側に連なり第1曲面よりも曲率半径が小さい第2曲面を有しているので、内側角部での接地圧の集中を更に抑制することができる。
第3の態様は、第2の態様に係る空気入りタイヤにおいて、前記外側角部の曲面の曲率半径は、前記第1曲面の曲率半径及び前記第2曲面の曲率半径の何れよりも小さい。
この空気入りタイヤでは、外側角部の曲面の曲率半径が、内側角部の第1曲面の曲率半径及び第2曲面の曲率半径の何れよりも小さいので、外側陸部の接地面積の減少を抑制し、接地圧分布を均一化することができる。
第4の態様は、第3の態様に係る空気入りタイヤにおいて、前記第1曲面の前記曲率半径が、9〜18mmである。
第1曲面の曲率半径がこの範囲を下回ると、接地面積の減少が大きくなる。また、第1曲面の曲率半径がこの範囲を上回ると、接地圧集中の抑制効果がなくなる。この空気入りタイヤでは、第1曲面の曲率半径を適切に設定しているので、接地面積の減少を抑制しつつ、接地圧分布を均一化することができる。
第5の態様は、第2〜第4の態様の何れか1態様に係る空気入りタイヤにおいて、前記第1曲面と前記第2曲面とは、曲率が連続している。
この空気入りタイヤでは、内側角部において、第1曲面及び第2曲面の曲率が連続しているので、第1曲面と第2曲面との境界での接地圧の集中を抑制することができる。
第6の態様は、第1〜第5の態様の何れか1態様に係る空気入りタイヤにおいて、前記落込み量が最も大きくなる位置の最大落込み量が、0.6〜1.0mmである。
最大落込み量がこの範囲を下回ると、接地圧集中の抑制効果がなくなる。また、最大落込み量がこの範囲を上回ると、接地面積の減少が大きくなる。この空気入りタイヤでは、最大落込み量の範囲を適切に設定しているので、接地面積の減少を抑制しつつ、接地圧分布を均一化することができる。
本発明に係る空気入りタイヤによれば、タイヤの接地面積の減少を抑制しつつ、タイヤの接地圧分布を均一化し、ウェット性能を向上させることができる、という優れた効果が得られる。
第1実施形態に係る空気入りタイヤの主溝周辺の構造を示す断面図である。 第2実施形態に係る空気入りタイヤの主溝周辺の構造を示す断面図である。 比較例に係る空気入りタイヤの主溝周辺の構造を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図面において、矢印R方向はタイヤ半径方向を示し、矢印W方向はタイヤ幅方向を示す。タイヤ幅方向とは、タイヤ回転軸(図示せず)と平行な方向を意味する。タイヤ幅方向をタイヤ軸方向と言い換えることもできる。また、本実施形態において、「曲率」、「曲率半径」は、タイヤ幅方向断面を基準とする。
各部の寸法測定方法は、JATMA(日本自動車タイヤ協会)が発行する2013年度版YEAR BOOKに記載の方法による。
図1において、本実施形態に係る空気入りタイヤ10は、トレッド12と、外側角部14と、内側角部16と、を有している。
トレッド12には、タイヤ周方向に延びる主溝18が、例えば複数本形成されている。主溝18は、タイヤ幅方向外側の溝壁18Aと、タイヤ幅方向内側の溝壁18Bとを有している。
外側角部14は、トレッド12のうち、主溝18のタイヤ幅方向外側の溝壁18Aとその溝壁18Aを有する外側陸部24の踏面24Aとが交わる部位に形成された面取り部である。この外側角部14は、外側陸部24の踏面24Aに対して曲率が連続する曲面28を有している。この曲面28の曲率半径Rsは、後述する内側角部16の曲率半径R1,R2の何れよりも小さい。曲面28のタイヤ半径方向内側端は、主溝18の溝壁18Aに連なっている。曲面28と溝壁18Aとは、曲率が連続していてもよい。曲率半径R2は、トレッド12の全体的な曲率Rwよりも小さい。なお、曲率が連続するとは、2つの曲線が繋がる端点で、各々の曲線を一階微分した接線の方向が同じとなる(各々の曲線の一次導関数が共通になる)、いわゆる接線連続である。
曲率半径Rsは、例えば2.0〜3.0mmである。この範囲を下回ると、接地圧集中の抑制効果がなくなる。また、この範囲を上回ると、接地面積の減少が大きくなる。
内側角部16は、トレッド12のうち、主溝18のタイヤ幅方向内側の溝壁18Bとその溝壁18Bを有する内側陸部26の踏面26Aとが交わる部位に形成され、内側陸部26の踏面26Aからの落込み量dが主溝18に向かって増加している。具体的には、内側角部16は、内側陸部26の踏面26Aに対して曲率が連続する第1曲面31と、第1曲面31の主溝18側に連なる第2曲面32とを有している。第2曲面32の曲率半径R2は、第1曲面31の曲率半径R1よりも小さい。第1曲面31と第2曲面32とは、曲率が連続している。なお、落込み量dは、トレッド12の全体的な曲率Rwの円弧Cに立てた垂線Lの方向での、該円弧Cから内側角部16の表面までの距離である。
曲率半径R1は、例えば9.0〜18.0mmである。この範囲を下回ると、接地面積の減少が大きくなる。また、この範囲を上回ると、接地圧集中の抑制効果がなくなる。曲率半径R2は、例えば160mmである。
内側角部16における落込み量dは、第2曲面32の主溝18側の端部の位置で最も大きくなる。この最大落込み量Dは、例えば0.6〜1.0mmである。この範囲を下回ると、接地圧集中の抑制効果がなくなる。また、この範囲を上回ると、接地面積の減少が大きくなる。
1つの内側陸部26のタイヤ幅方向の長さを100%としたとき、曲率半径R1を有する第1曲面31のタイヤ幅方向長さは7〜9%である。第1曲面31のタイヤ幅方向長さがこの範囲を下回ると、第1曲面31の接地圧が高くなることで、内側陸部26の全体の接地圧が不均一となり、ウェット性能が低下する。また、第1曲面31のタイヤ幅方向長さがこの範囲を上回ると、内側陸部26の接地面積が小さくなり、ウェット性能が低下する。
また同様に、1つの内側陸部26のタイヤ幅方向の長さを100%としたとき、曲率半径R2を有する第2曲面32のタイヤ幅方向長さは41〜43%である。第2曲面32のタイヤ幅方向長さがこの範囲を下回ると、第2曲面32の接地圧が高くなることで、内側陸部26の全体の接地圧が不均一となり、ウェット性能が低下する。また、第2曲面32のタイヤ幅方向長さがこの範囲を上回ると、内側陸部26の接地面積が小さくなり、ウェット性能が低下する。
本実施形態に係る外側角部14及び内側角部16の構造は、複数の主溝18のうち、タイヤ赤道面(図示せず)の両側で、該タイヤ赤道面から夫々最も遠い位置に形成された主溝18に適用されることが望ましい。
なお、空気入りタイヤ10における他の部位については、公知の構造を適用することができるので、詳細な説明は省略する。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図1において、本実施形態に係る空気入りタイヤ10では、外側角部14が、外側陸部24の踏面24Aに対して曲率が連続する曲面28を有しているので、該外側角部14での接地圧の集中が抑制される。また、内側角部16が、内側陸部26の踏面26Aから落ち込んでいるので、該内側角部16での接地圧の集中が抑制される。内側角部16の落込み量は、主溝18に向かって増加しているので、内側角部16での接地面積の減少は少なくなる。
具体的には、内側角部16が、内側陸部26の踏面26Aに対して曲率が連続する第1曲面31と、第1曲面31の主溝18側に連なり第1曲面31よりも曲率半径が小さい第2曲面32を有しているので、内側角部16での接地圧の集中を更に抑制することができる。内側陸部26は外側陸部24と比較して接地圧分布が均一であるが、第1曲面31及び第2曲面32を設けることにより、接地面積の減少をごく僅かに抑えつつ、接地圧分布を更に均一化することができる。
また、内側角部16において、第1曲面31及び第2曲面32の曲率が連続しているので、第1曲面31と第2曲面32との境界での接地圧の集中を抑制することができる。
更に、外側角部14の曲面28の曲率半径が、内側角部16の第1曲面31の曲率半径及び第2曲面32の曲率半径の何れよりも小さいので、外側陸部の接地面積の減少を抑制し、接地圧分布を均一化することができる。
このように、本実施形態によれば、タイヤの接地面積の減少を抑制しつつ、タイヤの接地圧分布を均一化し、ウェット性能を向上させることができる。
[第2実施形態]
図2において、本実施形態に係る空気入りタイヤ20では、外側角部14が、曲面28と、傾斜面34とを有している。傾斜面34は、曲面28の主溝18側に連なっており、曲面28と傾斜面34とは、曲率が連続している。傾斜面34の輪郭は、タイヤ幅方向断面において例えば直線状に形成されている。なお、傾斜面34は、曲面28の曲率半径Rsに対して大幅に大きな曲率半径(図示せず)を有する曲面であってもよい。
本実施形態では、外側角部14に傾斜面34を設けることにより、主溝18の容積を大きくして、排水性を更に高めることができる。
他の部分については、第1実施形態と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
[他の実施形態]
内側角部16が、第1曲面31及び第2曲面32を有するものとしたが、その少なくとも一方を断面の輪郭が直線的な傾斜面としてもよい。内側角部16での踏面からの落込み量の増加は2段階に限られず、3段階以上であってもよい。また、第1曲面31と第2曲面32との曲率が連続しているものとしたが、これに限られず、曲率が非連続であってもよい。外側角部14の曲面28の曲率半径Rsが、第1曲面31の曲率半径R1及び第2曲面32の曲率半径R2の何れよりも小さいものとしたが、これに限られず、例えばRs≒R2となるように構成してもよい。
(試験例1)
比較例及び実施例に係る空気入りタイヤについて、接地面積、接地圧分布及びウェット性能についての比較試験を行った。
実施例に係る空気入りタイヤ10の構成は、図1に示されるとおりである。比較例1,2に係る空気入りタイヤ100の構成は、図3に示されるとおりである。比較例1,2は、外側角部14に曲面(実施例における曲面28)が設けられていない(曲率半径Rsが0である)点で実施例と異なる。
タイヤの仕様及び使用条件は、表1及び次のとおりである。なお、曲率半径R1については、9〜18mmが好適範囲である。最大落込み量Dについては、0.6〜1.0mmが好適範囲である。そして、曲率半径Rsについては、2〜3mmが好適範囲である。
タイヤサイズ:195/65R15 RR61CZ
Rs:2.0mm(実施例1〜5のみ)
R2:160mm
リム:6.0J
内圧:180kPa
各試験の内容及び評価方法は、次のとおりである。
[接地面積]
接地面積は、タイヤのトレッドを路面に対して垂直に接地させ、ラジアル荷重として4.52kNを付与したときに接地する部分の面積である。表1の結果は、比較例1を100とした指数で示されており、数値が大きいほど接地面積が広いことを示している。
[接地圧分布]
接地圧分布は、タイヤのトレッドを路面に対して垂直に接地させ、ラジアル荷重として4.52kNを付与したときに接地する路面に対して垂直方向に働く力である。表1の結果は、内側角部16で比較例1を100とした指数で示されており、数値が小さいほど接地圧の集中が抑制されていることを示している。
[ウェット性能]
ウェット性能を確認するため、ウェット制動試験を行った。具体的には、ウェット状態のサーキットコースを各種走行モードにて走行したときのブレーキの効き具合について、テストドライバーのフィーリングにより評価した(官能評価)。表1の結果は、比較例1を100とした指数で示されており、数値が大きいほどウェット性能が高いことを示している。
これらの結果から、実施例1,2,4は、比較例1に対して、接地面積がわずかに減少しているものの、内側角部の接地圧分布が均一化され、ウェット性能が向上又は維持されていることがわかる。実施例3では、曲率半径R1が好適範囲を上回っているため、ウェット性能がわずかに低下し、内側角部の接地圧分布がやや不均一になっているが、接地面積の減少はない。実施例5では、最大落込み量Dが好適値を上回っているため、接地面積が減少し、ウェット性能が低下しているが、内側角部の接地圧分布は若干均一化されている。比較例2では、曲率半径R1が好適範囲を下回っており、Rsが0であることから、接地面積が減少し、ウェット性能が低下し、内側角部での接地圧分布が不均一になっている。
(試験例2)
表2の[1]に示されるように、1つの内側陸部のタイヤ幅方向の長さを100%としたとき、曲率半径R1を有する第1曲面のタイヤ幅方向長さの最適範囲は7〜9%であり、曲率半径R2を有する第2曲面のタイヤ幅方向長さは41〜43%である。
このことを確認するために、上記長さの割合が最適範囲を外れた場合について試験を行った。表2の[2]は第1曲面のタイヤ幅方向長さが最適範囲を下回った場合、[3]は最適範囲を上回った場合を示している。また、表2の[4]は第2曲面のタイヤ幅方向長さが最適範囲を下回った場合、[5]は最適範囲を上回った場合を示している。なお、表2における接地面積、接地圧、ウェット性能の数値は、[1]の最適範囲の場合を100とした指数により示されている。
[2]のように、第1曲面のタイヤ幅方向長さが最適範囲を下回ると、第1曲面の接地圧が高くなることで、内側陸部の全体の接地圧が不均一となり、ウェット性能が低下する。また、[3]のように、第1曲面のタイヤ幅方向長さが最適範囲を上回ると、内側陸部の接地面積が小さくなり、ウェット性能が低下する。[4]のように、第2曲面のタイヤ幅方向長さが最適範囲を下回ると、第2曲面の接地圧が高くなることで、内側陸部の全体の接地圧が不均一となり、ウェット性能が低下する。そして、[5]のように、第2曲面のタイヤ幅方向長さが最適範囲を上回ると、内側陸部の接地面積が小さくなり、ウェット性能が低下する。このように、第1曲面又は第2曲面の長さが最適範囲を外れると、ウェット性能が低下することがわかる。
10 空気入りタイヤ、12 トレッド、14 外側角部、16 内側角部、18 主溝、18A 溝壁、18B 溝壁、20 空気入りタイヤ、24 外側陸部、24A 踏面、26 内側陸部、26A 踏面、28 曲面、31 第1曲面、32 第2曲面、d 落込み量、D 最大落込み量、R1 第1曲面の曲率半径、R2 第2曲面の曲率半径、Rs 曲率半径

Claims (4)

  1. タイヤ周方向に延びる主溝が形成されたトレッドと、
    前記トレッドのうち、前記主溝のタイヤ幅方向外側の溝壁とその溝壁を有する外側陸部の踏面とが交わる部位に形成され、前記外側陸部の踏面に対して曲率が連続する曲面を有する外側角部と、
    前記トレッドのうち、前記主溝のタイヤ幅方向内側の溝壁とその溝壁を有する内側陸部の踏面とが交わる部位に形成され、前記内側陸部の踏面からの落込み量が前記主溝に向かって増加する内側角部と、を有し、
    前記内側角部は、前記内側陸部の踏面に対して曲率が連続する第1曲面と、前記第1曲面の前記主溝側に連なり前記第1曲面よりも曲率半径が小さい第2曲面とを有し、
    前記外側角部の曲面の曲率半径は、前記第1曲面の曲率半径及び前記第2曲面の曲率半径の何れよりも小さい空気入りタイヤ。
  2. タイヤ周方向に延びる主溝が形成されたトレッドと、
    前記トレッドのうち、前記主溝のタイヤ幅方向外側の溝壁とその溝壁を有する外側陸部の踏面とが交わる部位に形成され、前記外側陸部の踏面に対して曲率が連続する曲面を有する外側角部と、
    前記トレッドのうち、前記主溝のタイヤ幅方向内側の溝壁とその溝壁を有する内側陸部の踏面とが交わる部位に形成され、前記内側陸部の踏面からの落込み量が前記主溝に向かって増加する内側角部と、を有し、
    前記落込み量が最も大きくなる位置の最大落込み量は、0.6〜1.0mmである空気入りタイヤ。
  3. 前記第1曲面の前記曲率半径は、9〜18mmである請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第1曲面と前記第2曲面とは、曲率が連続している請求項〜請求項の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
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