JP6425513B2 - 照明装置及びその照明装置を用いた自動販売機 - Google Patents

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本件発明は、LED素子を実装した複数の長尺基板を筒状の透光性ケース内に収容してなる照明装置及びその照明装置を用いた自動販売機に関する。
従来より照明装置は、一般に蛍光灯が多く用いられていたが、近年では、低消費電力や低発熱性に優れ、耐用年数が長いLED素子を用いた照明装置が採用されている。例えば、自動販売機やショーケースなどにおいても、蛍光灯の代わりにLED素子を用いた照明装置が使用されてきている。この場合、自動販売機やショーケースなどは、設置場所における種々の要望に対応するため、多数の製品サイズが存在する。ゆえに、これら自動販売機やショーケースに設置される照明装置は、その汎用性を考慮して、所定数のLED素子を基板上に配列した照明モジュールを複数組み合わせて用いている。一般には、各照明モジュールを直列に連結した状態で、一つの照明装置として用いている。
例えば、特許文献1に開示の照明システムは、「第1及び第2の照明ユニットの各々が、(光源を支持する)支持体及び光源を包囲する透光性を有する管状部材と、前記管状部材の少なくとも一方の端部に取り付けられた底壁部と筒状の側壁部とを有するキャップ部材とを有し、前記キャップ部材の前記底壁部には前記支持体の端部を受容するための溝又はスリットが形成されている」構成が採用されている。そして、この照明システムでは、キャップ部材の側壁部に光源に接続された引出線を通すための穴が設けられ、隣り合う照明ユニットから、それぞれの光源に接続された引出線を引き出し、管状部材及びキャップ部材の外側で引出線の端部に設けられたコネクタを接続していた。
また、特許文献2に開示された照明装置は、複数の発光素子と、第1の面及び第2の面のそれぞれに複数個の前記発光素子を実装するとともに、前記複数の発光素子を点灯するための配線パターンが形成された回路基板と、内部に前記複数の発光素子と前記回路基板を保持する光透過性管状部材とを有し、販売機本体に対して前記回路基板の前記発光素子を所定の角度で配設したものが開示されている。この照明装置では、第1及び第2の回路基板をリード線を介して電気的に接続した状態で、光透過性管状部材からなるパイプ部材内部に収容している。
特開2002−163907号公報 特許第5033825号
しかしながら、特許文献1の照明システムでは、第1及び第2の各照明ユニット間の引出線の電気的な接続は、キャップ部材の側壁部に形成された穴から引き出して、管状部材の外側で行われていた。そのため、当該照明システムの設置の際に、照明ユニットの外側に位置する引出線が邪魔となり、作業性が悪くなる問題がある。また、外側に位置する引出線は、外観が悪く、引出線が照明ユニットの光照射側にあると、LED素子からの照射光を遮蔽してしまうため、適切な照明ができなくなる問題がある。
また、各照明ユニット間を接続する引出線を管状部材内に収容したものとして、上述した特許文献2の照明装置があるが、当該照明装置は、長尺のパイプ部材内にリード線で接続された各回路基板を挿入して組立作業が行われる。しかし、パイプ部材は長尺であることから、作業時にリード線や当該リード線を電気的に接続するはんだ部分に無理な力が加わり、接触不良の原因となる。また、各回路基板間のメンテナンス作業を行う場合には、これら回路基板をパイプ部材から引き出してから行う必要があり、作業が煩雑となる問題がある。特に、当該照明装置を長尺の自動販売機やショーケースに用いる場合には、その長さに応じて3個以上の回路基板を全てリード線で接続した状態で、パイプ部材内への挿入作業を行わなければならない。その場合、2個の回路基板をリード線で接続した場合と比べて、より一層組立作業が煩雑となる問題がある。
以上のことから、市場からは、LED素子を実装した長尺基板を複数直列に連結して備える照明装置であって、より組立作業やメンテナンス作業が容易で確実に各回路基板の電気的接続を行うことができる照明装置の開発が要望されてきた。
そこで、本件発明者等は、鋭意研究の結果、LED素子を実装した長尺基板を複数直列に連結して備える照明装置において、組立作業やメンテナンス作業を容易とし、確実に各回路基板間の電気的接続を行うことができる照明装置及びこれを備えた自動販売機を提供することに至った。
すなわち、本件発明に係る照明装置は、筒状の透光性ケース内にLED素子を実装した長尺基板を複数直列に配設したものであって、当該透光性ケースは、隣り合う当該長尺基板の両端部が配置される近傍に開口部を備え、当該開口部から当該透光性ケース内に挿入し、隣り合う当該長尺基板の端部を把持してこれら長尺基板を連結する連結部取付部材を備えることを特徴とする。
また、本件発明に係る照明装置において、前記連結部取付部材は、可撓性材料により構成され、前記透光性ケースの長手方向と直交する方向で切断した断面外周を囲繞する管状の一部が切り欠かれた取付部材本体を備え、当該取付部材本体は、当該透光性ケースを取付機器側に係合保持する係合部を備えることが好ましい。
さらに、本件発明に係る照明装置において、前記透光性ケースは、外面に長手方向に沿って形成される突起状の補強リブを備え、前記連結部取付部材により、前記長尺基板の前記LED素子が実装される光照射側の面が、当該補強リブよりも光照射側に位置して保持されることが好ましい。
本件発明に係る自動販売機は、本体の前面開口を開閉自在に閉塞する外扉と、当該外扉内に構成され、商品のサンプルを陳列する商品サンプル室とを備えたものであって、上述した各照明装置により、当該商品サンプル室内の商品のサンプルを照明することを特徴とする。
本件発明に係る照明装置によれば、筒状の透光性ケース内にLED素子を実装した長尺基板を複数直列に配設したものであって、当該透光性ケースは、隣り合う当該長尺基板の両端部が配置される近傍に開口部を備えるので、当該透光性ケースに形成された開口部を介して、隣り合う長尺基板の連結部分の接続作業やメンテナンス作業を容易に行うことができる。よって、当該照明装置が取り付けられる自動販売機等の機種によっては、透光性ケースが著しく長くなる場合であっても、各長尺基板同士を接続する作業を容易に行うことができるため、照明装置の組立作業性を大幅に向上させることができると共に、メンテナンス作業性を向上させることができる。
また、本件発明に係る照明装置は、当該開口部から透光性ケース内に挿入し、隣り合う長尺基板の端部を把持してこれら長尺基板を連結する連結部取付部材を備えるので、当該開口部は、一部が連結部取付部材によって閉塞されることとなる。よって、顧客が誤って当該開口部から手指を挿入してしまう不都合を回避することができる。従って、本件発明の照明装置は、安全面においても支障なく使用することが可能となる。
本実施の形態の照明装置の斜視図である。 図1の照明装置の側面図である。 長尺基板の平面図である。 連結部取付部材の取付箇所の透光性ケースの斜視図である。 連結部取付部材の斜視図である。 長尺基板を連結した状態を示す透光性ケースの部分拡大斜視図である。 他の実施例としての連結部取付部材の斜視図である。 図7の連結部取付部材と長尺基板との結合状態を示す図である。 端部取付部材の斜視図である。 端部取付部材を取り付けた状態の照明装置の部分拡大斜視図である。 他の実施例としての端部取付部材の斜視図である。 図11の端部取付部材と長尺基板との係合状態を示す図である。 本発明の照明装置を用いた一実施の形態としての自動販売機の概略正面図である。 図13の自動販売機の概略縦断側面図である。
以下、本発明に係る照明装置の実施の形態としての照明装置Lについて図面を参照して説明する。図1は本実施の形態としての照明装置Lの斜視図(一端側にのみ端部取り付け部材30を取り付けた状態を示す)、図2は図1の照明装置Lの側面図、図3は長尺基板10の平面図、図4は連結部取付部材40の取付箇所における透光性ケース20の斜視図、図5は連結部取付部材40の斜視図、図6は長尺基板10同士を連結した状態を示す透光性ケース20の部分拡大斜視図、図7は他の実施例としての連結部取付部材40の斜視図、図8は図7の連結部取付部材40と長尺基板10との結合状態を示す図、図9は端部取付部材30の斜視図、図10は端部取付部材30を取り付けた状態の照明装置Lの部分拡大斜視図、図11は他の実施例としての端部取付部材の斜視図、図12は図11の端部取付部材と長尺基板との係合状態を示す図をそれぞれ示している。
本実施の形態としての照明装置Lは、所定数のLED素子11を長尺基板10上に配列した複数の照明モジュールを、単一の透光性ケース20の内部に収容し、これらを直列に連結して一つの照明装置Lを構成する。当該照明装置Lは、連結部取付部材40を用いて透光性ケース20内に収容された隣り合う長尺基板10の端部10Aを把持してこれら長尺基板10、10を連結すると共に、取付機器側に係合保持される。また、当該照明装置Lは、当該透光性ケース20の両端部に取り付けられる端部取付部材30を用いて取付機器側に係合保持される。以下に、長尺基板10、透光性ケース20、連結部取付部材40、端部取付部材30のそれぞれについて詳述する。
<長尺基板>
本件発明の照明装置を構成する長尺基板10は、図3に示すように、複数、例えば4個〜6個のLED素子11を長手方向にわたって間隔をおいて直列接続して実装するための配線パターン(図示しない)が形成された回路基板により構成されている。この長尺基板10の両端部10A、10Aには、当該長尺基板10から引き出された配線12が接続されている。また、この長尺基板10の両端部10A、10Aには、詳細は後述する端部取付部材30の基板保持部34や、連結部取付部材40の基板保持部44を挿入係合する切欠13が形成されている。当該長尺基板10は、複数のLED素子11を実装した状態で1つの照明モジュールを構成する。
当該長尺基板10に実装されるLED素子11の数や配置は、例えば、照明対象に応じて必要な明るさや照明による演出効果を考慮して設定される。よって、1つの長尺基板10に配置されるLED素子11の数や配置は、図3に例として挙げたものに限定されるものではなく、任意に設定可能とする。すなわち、図3では複数のLED素子11が長尺基板10において直列接続された例を示しているが、これに限定されるものではなく、複数個のLED素子を例えば2列以上に並列接続する構成であっても良い。
また、当該長尺基板10の長手方向の寸法は、照明対象に応じて変更可能とする。ただし、当該照明装置Lが採用される自動販売機やショーケースなどは、設置場所における種々の要望に対応するため、多数の製品サイズが存在する。ゆえに、その汎用性を考慮して、所定数のLED素子を長尺基板10上に配列した照明モジュールを複数用意し、これらを組み合わせて直列に連結することで、一つの照明装置を構成することが好ましい。
当該長尺基板10に実装されるLED素子11としては、広視野角のチップタイプのLED素子を採用することが好ましい。ただし、本発明の照明装置Lにおいて用いられるLED素子は、これに限定されるものではない。
<透光性ケース>
次に、上述した長尺基板10が収容される透光性ケース20について説明する。本実施の形態における透光性ケース20は、両端が開口した筒状部材により構成される。当該透光性ケース20は、例えば、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の内部に収容されたLED素子11から照射される光を外部に透過可能な材料により構成される。なお、透光性を備えるものであれば、ここに挙げた樹脂以外の材料を用いて透光性ケース20を構成しても良い。
そして、本実施の形態における透光性ケース20は、図2に示すように、当該透光性ケース20の長手方向と直交する方向で切断した断面が、長尺基板10の幅方向に延びて扁平した略楕円形状を呈している。この際、当該透光性ケース20の内径は、断面楕円形状の長軸に相当する寸法が、長尺基板10を挿脱容易とする寸法となるように形成する。
また、本実施の形態における照明装置Lは、上述したように、単一の透光性ケース20内に、LED素子11を実装した長尺基板10からなる複数の照明モジュールを内部に収容し、これらを直列に連結してなる。よって、本実施の形態における透光性ケース20には、図4に示すように、隣り合う各照明モジュールの各長尺基板10、10の両端部10A、10Aが配置される近傍に開口部23が形成されている。
本実施の形態において、当該開口部23は、当該透光性ケース20の長手方向に長く延びた長穴形状とされている。なお、本実施の形態では、当該開口部23は、長穴形状としているが、これに限定されるものではない、透光性ケース20の外部から、内部に収容された長尺基板10、10の連結及び電気的な接続作業を行うことが可能な寸法の穴であれば、いずれの形状であっても良い。より好ましくは、当該開口部23は、長手方向と直交する方向の寸法が、手指の挿入を不能とする寸法であって、長手方向の寸法が、内部に収容した隣り合う長尺基板10の両端部10A、10Aが当該開口部23を介して外部から見える寸法であることが好ましい。
また、当該透光性ケース20に形成されたこの開口部23は、詳細は後述するように、各照明モジュールの各長尺基板10、10を連結保持する連結部取付部材40が取り付けられるが、当該連結部取付部材40を当該開口部23に装着し、中央に配置した状態で、当該開口部23の連結部取付部材40にて塞されなかった部分の開口面積は、手指が入らない大きさとすることがより好ましい。具体的には、連結部取付部材40にて開口部23の中心付近を閉塞した状態で、その両側に形成される開口は、電気安全環境研究所によるIEC60335−1規定における試験指が挿入し得ない寸法であることが好ましい。
また、当該開口部23は、隣り合う各照明モジュールの各長尺基板10、10の両端部10A、10Aが配置される近傍に形成されていれば、当該長尺基板10の光照射側の面側に形成されるものであっても、これとは反対側の面側に形成されるものであってもいずれでも良い。例えば、詳細は後述するように、自動販売機1において、照明対象となる図示しない商品サンプルを上方から当該照明装置Lによって照明する場合、当該照明装置Lは照明サンプルの上方に位置して天井面等の取付面に取り付けられることとなる。この場合には、長尺基板10の光照射側の面は、下側に位置することとなるが、当該開口部23も下側の面に形成されていることが好ましい。なぜならば、屋外に設置されることが想定される自動販売機では、天井部からの雨水の進入が予想され、当該開口部23から透光性ケース20内に水が進入する不都合を回避することが可能となるからである。
また、当該透光性ケース20の外面には、長手方向に沿って突起状の補強リブ21を備えている。本実施の形態において、当該補強リブ21は、長尺基板10の長手方向に延びる側端面10B側の外部側面、すなわち、この場合、当該楕円の長軸と交差する位置の外面に、対向する一対の補強リブ21、21を形成することが好ましい。なお、本実施の形態では、当該透光性ケース20が断面略楕円形状を呈しているため、補強リブ21、21を当該楕円の長軸と交差する位置に形成しているが、当該透光性ケース20の断面形状はこの略楕円形状に限定されるものではなく、円形、多角形等を含む筒状を呈するものであれば、いずれの断面形状を採用することができる。楕円形状以外の断面形状を採用した場合には、補強リブ21、21は、収容する長尺基板10の長手方向に延びる側端面10B側の外部断面に形成すれば足りる。
さらに、本実施の形態では、図2に示すように、当該透光性ケース20の断面形状が、当該長尺基板10の長手方向に延びる側端面10B側と対向する部分において、当該長尺基板10の側端面10Bと略平行となる平坦部22を備えることが好ましい。当該平坦部22は、少なくともその幅寸法が長尺基板10の厚さ寸法よりも所定寸法だけ大きい幅寸法であることが好ましい。当該平坦部22を備える透光性ケース20の場合、上述した補強リブ21、21は、当該透光性ケース20の平坦部22の外面で、好ましくは、当該平坦部22の幅方向における略中央に形成される。
<連結部取付部材>
次に、図5及び図6を参照して連結部取付部材40について説明する。当該連結部取付部材40は、可撓性材料により構成されたものであって、透光性ケース20内に収容される隣り合う長尺基板10同士の間に位置して、当該透光性ケース20の長手方向と直交する方向で切断した断面外周を囲繞する管状の一部が切り欠かれた取付部材本体41を備える。
具体的には、当該取付部材本体41は、図5に示すように、前記透光性ケース20の長手方向と直交する方向で切断した断面外周を囲繞する管状の一部、図6では、管状の係合側が切り欠かれたC字形状を呈している。本実施の形態において、透光性ケース20の断面は、上述したように、略楕円形状を呈しているため、当該取付部材本体41の断面も、一部が切り欠かれた略楕円形状を呈している。
そして、この取付部材本体41が切り欠かれて形成された端部41Aには、透光性ケース20を取付機器側に予め形成された角穴等の係合穴に係合保持する係合部42がそれぞれ形成されている。本実施の形態において係合部42は、係合爪により構成されている。本実施の形態における取付部材本体41は、上述したように可撓性を備えた材料にて構成されており、各係合部42が形成された端部41Aを、互いに近接する方向に押圧することで、当該取付部材本体41自体を変形させて、各係合部42、42を取付機器側の係合穴に挿入させ、その弾性力によって係合保持可能とする。なお、本実施の形態では、透光性ケース20の長手方向において互い違いとなるようにずれた位置に形成している。これにより、当該係合部42、42の操作性をより向上させることができる。
また、この取付部材本体41の内周面には、断面外周を囲繞保持する透光性ケース20の外周面に形成された補強リブ21を挿入保持する凹溝43、43が形成されている。
そして、この取付部材本体41は、透光性ケース20内に収容される隣り合って対向する各長尺基板10、10の端部を把持する一組の基板保持部44、44を備える。これら基板保持部44、44は、図6に示すように透光性ケース20に形成された隣り合う長尺基板10、10の両端部10A、10Aが配置される近傍に形成される開口部23から内部に進入した状態で、取付部材本体41を挟んで背中合わせに透光性ケース20内に配置されるものである。
具体的には、本実施の形態において、当該基板保持部44は、取付部材本体41の長手方向(透光性ケース20の長手方向)の両端縁にそれぞれ形成される。各基板保持部44は、それぞれ取付部材本体41の端縁から断面楕円の径方向内部に向けて延びる起立片44Aと、当該起立片44Aから取付部材本体41の長手方向(透光性ケース20の長手方向)外方に向けて延びる一組の把持片44B、44Bとにより構成される。これら把持片44B、44Bは、透光性ケース20の開口部23から内部に進入した状態で、透光性ケース20内に配置されるものであり、長尺基板10の端部10Aを支障なく挟み込み保持可能とする寸法だけ離間して配置されることが好ましい。当該取付部材本体41に設けられる各基板保持部44、44は、当該取付部材本体41を挟んで背中合わせに各把持片44Bが延びるように形成されている。
各基板保持部44は、当該連結部取付部材40が透光性ケース20に取り付けられた状態で、当該透光性ケース20内に収容される各長尺基板10を、当該長尺基板10のLED素子11が実装される光照射側の面10Bが当該透光性ケース20に形成された補強リブ21よりも光照射側となるような位置に保持する。
なお、上述した基板保持部44の他の実施例として、少なくとも把持片44B、44Bのいずれか一方、例えば、図7に示すように、係合部42が形成されている側とは反対側に位置する把持片44Bの先端に挿入される長尺基板10側に突出する突起44Cを設けても良い。この場合、長尺基板10側には、図8に示すように、当該突起44Cと着脱自在に係合可能とする係合穴10Dが形成されている。以上の構成で、連結部取付部材40を透光性ケース20に取り付ける際に、当該透光性ケース20内の長尺基板10に形成された係合穴10Dを連結部取付部材40に形成された把持片44Bの突起44Cと係合させる。これにより、連結部取付部材40を透光性ケース20に取り付けた状態で、当該透光性ケース20内に収容された各長尺基板10の端部は、連結部取付部材40によって保持されているため、安定した状態で当該照明装置Lを持ち運ぶことができ、取付箇所への取付作業を行うことができる。
また、上述した構成を採用する場合には、突起44Cが形成された把持片44Bを他方の把持片44Bよりも長く形成することが好ましい。これにより、取り付けられる長尺基板10の係合穴10Dと当該突起44Cとの係合を容易に行うことが可能となる。
<端部取付部材>
次に、図9及び図10を参照して端部取付部材30について説明する。この端部取付部材30は、可撓性材料により構成されたものであって、透光性ケース20の端部に取り付けられて、当該透光性ケース20の端部外周を囲繞する管状の一部が切り欠かれた取付部材本体31を備える。
具体的には、当該取付部材本体31は、図9に示すように、前記透光性ケースの長手方向と直交する方向で切断した端部外周を囲繞する管状の一部が切り欠かれたC字形状を呈している。本実施の形態において、透光性ケース20の断面は、上述したように、略楕円形状を呈しているため、当該取付部材本体31の断面も、一部が切り欠かれた略楕円形状を呈している。
そして、この取付部材本体31が切り欠かれて形成された端部31Aには、透光性ケース20を取付機器側に予め形成された角穴等の係合穴に係合保持する係合部32がそれぞれ形成されている。本実施の形態において当該係合部32は、係合爪により構成されている。本実施の形態における取付部材本体31は、上述したように可撓性を備えた材料にて構成されており、各係合部32が形成された端部31Aを、互いに近接する方向に押圧することで、当該取付部材本体31自体を変形させて、各係合部32、32を取付機器側の係合穴に挿入させ、その弾性力によって係合保持可能とする。なお、本実施の形態では、透光性ケース20の長手方向において互い違いとなるようにずれた位置に形成している。これにより、当該係合部32、32の操作性をより向上させることができる。
また、この取付部材本体31の内周面には、断面外周を囲繞保持する透光性ケース20の外周面に形成された補強リブ21を挿入保持する凹溝33、33が形成されている。
そして、この取付部材本体31は、取り付けられる透光性ケース20内に収容される長尺基板10の端部10A、具体的には、上述した切欠13が形成された長手方向の端部10Aを把持する基板保持部34を備える。本実施の形態において、当該基板保持部34は、取付部材本体31の端縁から断面楕円の径方向内部に向けて延びる起立片34Aと、当該起立片34Aから取付部材本体31の長手方向(透光性ケース20の長手方向)内部に向けて延びる一組の把持片34B、34Bとにより構成される。これら把持片34B、34Bは、長尺基板10の端部10Aを支障なく挟み込んで保持可能とする寸法だけ離間して配置されることが好ましい。
また、この基板保持部34は、上述した連結部取付部材40の基板保持部44と同様に、当該端部取付部材30が透光性ケース20に取り付けられた状態で、当該透光性ケース20内に収容される長尺基板10を、当該長尺基板10のLED素子11が実装される光照射側の面10Cが当該透光性ケース20に形成された補強リブ21よりも光照射側となるような位置に保持する。
なお、上述した基板保持部34の他の実施例として、少なくとも把持片34B、34Bのいずれか一方、例えば、図11に示すように、係合部32が形成されている側とは反対側に位置する把持片34Bの先端に挿入される長尺基板10側に突出する突起34Cを設けても良い。この場合、長尺基板10側には、図12に示すように、当該突起34Cと着脱自在に係合可能とする係合穴10Dが形成されている。以上の構成で、端部取付部材30を透光性ケース20に取り付ける際に、当該透光性ケース20内の長尺基板10に形成された係合穴10Dを端部取付部材30に形成された把持片34Bの突起34Cと係合させる。これにより、端部取付部材30を透光性ケース20に取り付けた状態で、当該透光性ケース20内に収容された長尺基板10の端部は、端部取付部材30によって保持されているため、安定した状態で当該照明装置Lを持ち運ぶことができ、取付箇所への取付作業を行うことができる。
また、上述した構成を採用する場合には、突起34Cが形成された把持片34Bを他方の把持片34Bよりも長く形成することが好ましい。これにより、取り付けられる長尺基板10の係合穴10Dと当該突起34Cとの係合を容易に行うことが可能となる。
以上の構成により、本実施の形態に係る照明装置Lの組立及び取付手順について説明する。まずはじめに、透光性ケース20内に、開口した端部から、LED素子11を実装した状態の長尺基板10を連結して用いるだけの数、挿入する。この時点で、連結して用いる長尺基板10を全て透光性ケース20内に挿入しても良いが、はじめ2つのみ挿入し、連結作業が終了した後に次の長尺基板10を挿入しても良い。この際、長尺基板10の側端面10B、10Bをそれぞれ透光性ケース20の平坦部22の内面と対峙させるように当該透光性ケース20内に挿入する。
そして、透光性ケース20内に収納された隣り合う長尺基板10の間に連結部取付部材40を取り付ける。具体的には、隣り合う長尺基板10、10の端部10A、10Aを透光性ケース20に形成された開口部23に対応する位置に配置する。そして、これら隣り合う長尺基板10の端部10A、10A間を少許離間させて、その間に連結部取付部材40の各基板保持部44、44を当該開口部23を介して透光性ケース20内に挿入し、当該連結部取付部材40の取付部材本体41を撓ませて透光性ケース20の外周を囲繞するように装着する。このとき、取付部材本体41に形成された凹溝43、43は、透光性ケース20の外面に形成された補強リブ21、21に対応するように取り付ける。
その後、一方の長尺基板10の端部10Aを透光性ケース20内に挿入された基板保持部44の把持片44B、44B間に挟み込んだ状態で、基板保持部44の起立片44Aが長尺基板10に当接するまで押し込む。この際、長尺基板10の端部10Aに形成された切欠13内に基板保持部44の起立片44Aが進入して当該長尺基板10の端部10Aが基板保持部44に係合保持される。同じ要領で、もう一方の長尺基板10の端部10Aを他方の基板保持部44に係合保持させる。
この状態で、一方の長尺基板10の端部10Aから引き出された配線12を他方の長尺基板10の端部10Aに配線接続を行う。一般に、当該配線接続は、はんだ付けにより行われるため、作業性を考慮して、接続箇所が開口部23から臨むように、透光性ケース20内において各長尺基板10、10の位置をずらして調整する。3つ以上の長尺基板10を単一の透光性ケース20内に収容する場合には、順次、上述した隣り合う長尺基板10、10間における電気的接続作業を行う。
全ての隣り合う長尺基板10間の連結作業が終了した後、長尺基板10が収容された状態の透光性ケース20の両端部10A、10Aにそれぞれ端部取付部材30、30を装着する。具体的には、端部取付部材30を透光性ケース20の端部から挿入し、当該端部取付部材30に設けられた基板保持部34の把持片34B、34B間に当該透光性ケース20内において端部に位置する長尺基板10の端部10Aを挟み込んだ状態で、基板保持部34の起立片34Aが長尺基板10に当接するまで押し込む。この際、長尺基板10の端部10Aに形成された切欠13内に基板保持部34の起立片34Aが進入して当該長尺基板10の端部10Aが基板保持部34に係合保持される。同じ要領で、他方の透光性ケース20の端部に位置する長尺基板10の端部10Aを挟み込むように、端部取付部材30を装着する。
その後、当該照明装置Lの取付箇所となる取付機器の係合穴に端部取付部材30、30のそれぞれの係合部32を挿入して係合保持させる。具体的には、当該端部取付部材30の各係合部32、32が近接する方向に端部取付部材30を押圧して変形させ、当該係合部32、32を取付機器側の係合穴に挿入した後、押圧力を解除する。これにより、端部取付部材30の各係合部32、32は、端部取付部材30自体の弾性力によって、取付機器側の係合穴内で係合保持される。同様に、連結部取付部材40のそれぞれの係合部42を対応する箇所に形成された取付機器側の係合穴に挿入して係合保持させる。
端部取付部材30又は連結部取付部材40が取付機器側の係合穴に係合保持された状態で、当該端部取付部材30又は連結部取付部材40の各凹溝33、43は、透光性ケース20側に押圧され、当該凹溝33内に透光性ケース20に形成された補強リブ21が挿入保持され、がたつきによる不都合を回避することができる。従って、所望する箇所への照明を実現することができ、効果的な照明を行うことができる。
また、当該照明装置Lが取付機器に取り付けられた状態で、透光性ケース20内に収容された各長尺基板10は、端部取付部材30の基板保持部34又は連結部取付部材40の基板保持部44によって、その両端10A、10Aが、LED素子11が実装される光照射側の面10Cが当該透光性ケース20の平坦部22に形成された補強リブ21よりも光照射側となるように、光照射側に偏位した状態で配置される。
よって、本実施の形態のように、複数の長尺基板10(照明モジュール)を、単一の透光性ケース20の内部に収容し、これらを直列に連結して構成する照明装置Lは、それぞれの長尺基板10の端部10Aを、端部取付部材30の基板保持部34と連結部取付部材40の基板保持部44、もしくは、両端部10Aを連結部取付部材40の基板保持部44により保持することで、長尺基板10のLED素子11が実装される光照射側の面10Cを略面一の状態で、透光性ケース20に形成された突起状の補強リブ21の位置よりも光照射側に配置することができる。よって、各長尺基板10に実装されたLED素子11から照射された光は、透光性ケース20の補強リブ21によって遮られることなく、演出効果の高い照明を行うことが可能となる。
また、本発明における照明装置Lは、上述したように、隣り合う長尺基板10同士の電気的な接続作業を、透光性ケース20内に収容した状態で、これら長尺基板10の両端部10A、10Aが配置される近傍に形成された開口部23を介して行うことができる。よって、照明装置Lを構成する透光性ケース20が著しく長くなる場合であっても、それぞれの長尺基板10同士の電気的な接続作業を終了した後に透光性ケース20内に収容する必要がなくなり、組立作業性を大幅に向上させることができる。この開口部23を介した作業は、組立作業時のみではなく、取付機器への設置後におけるメンテナンス時においても行うことができる。よって、複数連結された長尺基板10を透光性ケース20から引き出して、メンテナンスを行い、その後、もとの状態に戻す作業を簡素化することができ、作業の効率化を図ることができる。また、配線接続等により電気的に接続された状態の複数の長尺基板10を透光性ケース20内に挿脱する作業を簡素化することができるため、配線12等が透光性ケース20内に引っかかり、断線等を生じる不都合を回避することができる。
また、本件発明に係る照明装置Lは、当該開口部23から透光性ケース20内に挿入し、隣り合う長尺基板10の端部10Aを把持してこれら長尺基板10を連結する連結部取付部材40を備えるので、当該開口部23は、連結部取付部材40によってその少なくとも一部を閉塞することができる。よって、作業性を考慮して大きく開口部23を形成した場合であっても、当該開口部23は、連結部取付部材40を装着し、当該連結部取付部材40を開口部23の中央部に配置させることによって、その両側方に開いた開口から作業者やメンテナンス管理者が誤って手指を挿入してしまう不都合を回避することができる。従って、本件発明の照明装置は、安全面においても支障なく使用することが可能となる。なお、接続作業やメンテナンス作業を行う際には、当該連結部取付部材40を邪魔とならない方向に移動させることにより、作業スペースとなる開口を広く確保でき、作業性の向上を図ることができる。
次に、上述した照明装置Lを備えた取付機器の一例として自動販売機1を例に挙げて説明する。なお、本実施の形態では、本発明に係る照明装置を自動販売機1に取り付けた場合について説明しているが、本発明の照明装置は、当該自動販売機に用いられるものに限定されるものではない。よって、本発明に係る照明装置は、LED素子を実装した長尺基板を筒状の透光性ケース内に収容した照明装置であれば、いずれの機器等に用いられるものであってもよく、また、単独で用いるものであっても良い。
ここでは、図13及び図14を参照して本発明の照明装置Lを用いた実施の形態としての自動販売機1を説明する。図13は本実施の形態としての自動販売機1の概略正面図、図14は図13の自動販売機1の概略縦断側面図をそれぞれ示している。
本実施の形態における自動販売機1は、前面が開口した断熱性の本体52と、当該本体52の一側に対して回動自在に枢支され当該本体52の前面開口を開閉自在に閉塞する外扉53とを備える。当該外扉53の後方には、前面に断熱性の内扉54を備え、内部に商品を収納するための複数列の商品収納コラム56が配設された商品収納庫55が本体2内に設けられている。当該商品収納コラム56には、販売する商品Sを収納し、所定の商品搬出制御に応じて、外扉53に設けられた商品取出口57から商品Sを搬出する。当該商品収納庫55内に貯蔵された各商品Sは、周知の冷却装置や加熱ヒータにより、所定の温度に維持される。
自動販売機1の外扉53の前面には、紙幣投入口58、硬貨投入口59と、硬貨返却口60と、返却レバー61と、金銭表示器62等の商品の販売に必要となる金銭取扱装置が配設されている。そして、当該自動販売機1の外扉53内上部には、図10に図示する複数の商品サンプル63が陳列される商品サンプル室64が構成されている。本実施の形態では、当該商品サンプル室64には、上段、中段、下段の三段にわたってそれぞれ複数の商品サンプル63が陳列されている。なお、本実施の形態では、商品サンプル室64段に上下にわたって三段の商品サンプル63を陳列しているが、これに限定されるものではない。
そして、この商品サンプル室64の前面には、各段毎に配置された各商品サンプル63に対応する選択ボタン63A・・が、各段に応じて設けられている。それぞれの選択ボタン63Aは、透光性材料にて構成されており、内部には、図示しない選択ボタン用照明が設けられている。
また、この商品サンプル室64内には、各商品サンプル63を上方から照明する照明装置が取り付けられている。本実施の形態における自動販売機1では、各段毎に配置された商品サンプル63を上方から照明する照明装置が設けられており、当該照明装置として、詳細は上述した本件発明に係る照明装置Lが採用されている。
具体的には、商品サンプル室64内の上段に陳列された商品サンプル63を照明する照明装置Lは、外扉53の上部に位置する商品サンプル室64天井、又は、天井付近に設けられた取付板に形成された図示しない係合穴に端部取付部材30の係合部32及び連結部取付部材40の係合部42を挿入係合させることにより取り付ける。
商品サンプル室64内の中段及び下段に陳列された商品サンプル63を照明する照明装置Lは、それぞれ上側に配設された商品サンプル63の下方であって、当該選択ボタン63A・・の配置によって正面からは隠蔽される空間内に配置する。この場合においても、上側に配置された商品サンプル63の下方に取り付けられる図示しない取付板に形成された係合穴に端部取付部材30の係合部32及び連結部取付部材40の係合部42を挿入係合させることにより当該照明装置Lを商品サンプル室64内に取り付ける。
これによって、商品サンプル室64内の上段、中段、下段のそれぞれに陳列された商品サンプル63は、それぞれの段毎に取り付けられた本発明に係る照明装置Lによって、上方から照明することができる。
この際、本発明に係る照明装置Lは、自動販売機1側に設けられた係合穴に端部取付部材30及び連結部取付部材40を用いた係合保持により、長尺基板10の透光性ケース20内における確実に保持しつつ、当該照明装置L自体の固定を行うことができる。よって、自動販売機1側と係合保持を行う端部取付部材30や連結部取付部材40によって、透光性ケース20を確実に保持することができるため、がたつきようによってはずれが生じる等の不都合を回避することができる。よって、各商品サンプル63の所望とする箇所へ確実に照明を行うことができ、効果的に販売促進を行うことができる。
特に、上述したように本発明に係る照明装置Lは、自動販売機1に取り付けられた状態で、透光性ケース20内に収容された長尺基板10が、端部取付部材30の基板保持部34及び連結部取付部材40の基板保持部44によって、LED素子11が実装される光照射側の面10Cが当該透光性ケース20の平坦部22に形成された補強リブ21よりも光照射側となるように、光照射側に偏位した状態で配置される。よって、当該LED素子11から照射された光が、透光性ケース20の補強リブ21によって遮られる不都合を回避することができ、補強リブ21による無駄な影の入り込みを回避し、演出効果の高い照明を行うことが可能となる。
本件発明にかかる照明装置は、長手方向にLED素子を複数実装した長尺基板を筒状の透光性ケース内に収容してなるものであるため、従前の直管タイプの蛍光灯の代替品として用いることができる。
L 照明装置
S 商品
1 自動販売機
10 長尺基板
10A 端部
10B 側端面
10C 光照射面
11 LED素子
12 配線
13 切欠
20 透光性ケース
21 補強リブ
22 平坦部
23 開口部
30 端部取付部材
31、41 取付部材本体
31A 端部
32、42 係合部(係合爪)
33、43 凹溝
34、44 基板保持部
34A、44A 起立片
34B、44B 把持片
52 本体
53 外扉
63 商品サンプル
63A 選択ボタン
64 商品サンプル室

Claims (4)

  1. 筒状の透光性ケース内にLED素子を実装した長尺基板を複数直列に配設した照明装置において、
    当該透光性ケースは、隣り合う当該長尺基板の両端部が配置される近傍に開口部を備え
    当該開口部から当該透光性ケース内に挿入し、隣り合う当該長尺基板の端部を把持してこれら長尺基板を連結する連結部取付部材を備えることを特徴とする照明装置。
  2. 前記連結部取付部材は、可撓性材料により構成され、
    前記透光性ケースの長手方向と直交する方向で切断した断面外周を囲繞する管状の一部が切り欠かれた取付部材本体を備え、
    当該取付部材本体は、当該透光性ケースを取付機器側に係合保持する係合部を備える請求項に記載の照明装置。
  3. 前記透光性ケースは、外面に長手方向に沿って形成される突起状の補強リブを備え、
    前記連結部取付部材により、前記長尺基板の前記LED素子が実装される光照射側の面が、当該補強リブよりも光照射側に位置して保持される請求項又は請求項に記載の照明装置。
  4. 本体の前面開口を開閉自在に閉塞する外扉と、当該外扉内に構成され、商品のサンプルを陳列する商品サンプル室とを備えた自動販売機において、
    請求項1〜請求項のいずれかに記載の照明装置により、当該商品サンプル室内の商品のサンプルを照明することを特徴とする自動販売機。
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