JP6424964B2 - 通信システム、基地局装置、制御装置、及び通信方法 - Google Patents

通信システム、基地局装置、制御装置、及び通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信網における通信システム、基地局装置、制御装置、及び通信方法に関する。
近年、ネットワークの活用の幅が広がることにより、通信サービスの多様化が進んでいる。これにより、ネットワーク環境には様々な変化が生じている。
第一に、交通制御や遠隔医療などの高い信頼性を必要とするサービス、すなわちMCS(ミッション・クリティカル・サービス)の提供が検討されている。
第二に、基地局に接続するデバイスの多様化が進んでいる。具体的には、一般的な移動端末に加えて、監視カメラなどのデバイスに基地局が接続する場合がある。
第三に、MEC(モバイル・エッジ・コンピューティング)を導入したシステムの活用が検討されている。非特許文献1には、MECの技術を導入した通信システムが記載されている。MECの技術を導入することにより、リアルタイム処理や膨大なデータの分析を必要とするサービスを、コアネットワークの負担を抑制しながら提供することができる。
そのため、これまでよりも低遅延及び広帯域のサービスが提供できると考えられている。
一方で、このようなネットワーク環境の変化に伴い、不正アクセス等によるシステム異常の検出についても様々な方法が検討されている。特に、基地局装置に接続するデバイスの多様化により、セキュリティの脆弱なデバイスが基地局装置に接続するケースが考えられる。そのため、不正なアクセスからシステムを保護する必要性が高まっている。
不正アクセス等による異常からシステムを保護する技術が、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1には、制御システムにおいて発生する異常を検知して、異常が認められた制御システムを隔離する異常検知システムについて記載されている。
特開2012−168755号公報
Mobile-Edge Computing-Introductory Technical White Paper September 2014
MECの技術の導入等により、今後、通信システムにおいて、一つの基地局装置が優先度の異なる複数のサービスをユーザ端末に対して提供するようになる可能性がある。このような通信システムに異常が検出された場合に、特許文献1の技術を適用すると、該通信システムに含まれる基地局装置が提供するサービスが全て停止してしまう。ここで、基地局装置が提供するサービスの中にMCSが含まれる場合、該MCSのサービスも停止させてしまうことになる。一方で、通信システムの異常を放置すれば、MCSが正常に機能しなくなり、重大な事故を招く恐れがある。
そこで、本明細書に開示される実施形態が達成しようとする目的の1つは、基地局装置が提供するサービスの可用性の低下を抑制しながらも、異常が検出された通信システムを保護することが可能な通信システム、基地局装置、制御装置、及び通信方法等を提供することである。
本実施形態の通信システムは、第一のサービスを提供する第一のサーバと、第二のサービスを提供する第二のサーバと、第一及び第二のサーバと通信する第一の基地局装置と、を有し第二のサービスが第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、第一のサーバにおいて異常が検出されたとき、第一の基地局装置と第一のサーバとの間の通信経路を遮断する。
本実施形態の基地局装置は、通信システムにおける基地局装置であって、第一のサービスを提供する第一のサーバと通信する手段と、第二のサービスを提供する第二のサーバと通信する手段と、第二のサービスが第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、第一のサーバの異常が検出されたとき、第一のサーバとの間の通信を停止する手段と、を有する。
本実施形態の制御装置は、通信システムにおける制御装置であって、通信システムは、第一のサービスを提供する第一のサーバと、第二のサービスを提供する第二のサーバと、第一及び第二のサーバと通信する第一の基地局装置と、を有し、第二のサービスが第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、第一のサーバにおいて異常が検出されたとき、制御装置は、第一の基地局装置と第一のサーバとの間の通信経路を遮断する制御を行う。
本実施形態の通信方法は、通信システムにおける通信方法であって、通信システムは、第一のサービスを提供する第一のサーバと、第二のサービスを提供する第二のサーバと、第一及び第二のサーバと通信する第一の基地局装置と、を有し、通信方法は、第二のサービスが第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、第一のサーバにおいて異常が検出されたとき、第一の基地局装置と第一のサーバとの間の通信経路を遮断する工程を有する。
上述の実施形態によれば、基地局装置が提供するサービスの可用性の低下を抑制しながらも、異常が検出された通信システムを保護することができる。
第1の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 第3の実施形態に係る通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 第4の実施形態に係る通信システムの構成を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る通信システムの動作を説明するためのフローチャートである。 第4の実施形態に係る通信システムの構成の他の例を示すブロック図である。 第4の実施形態に係る通信システムの動作の他の例を説明するためのフローチャートである。
以下では、具体的な実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
以下に説明される複数の実施形態は、独立に実施されることも、適宜組み合わせて実施されることも可能である。これら複数の実施形態は、互いに異なる新規な特徴を有している。したがって、これら複数の実施形態は、互いに異なる目的又は課題を解決することに寄与し、互いに異なる効果を奏することに寄与する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態における通信システムの構成について、図1を用いて説明する。
本実施形態における通信システム10は、サーバ100と、サーバ101と、基地局装置102と、を有する。サーバ100は、第一のサービスを提供するサーバである。サーバ101は、第二のサービスを提供するサーバである。基地局装置102は、サーバ100及びサーバ101と通信をする。
次に、本実施形態における通信システム10の動作について、図2を用いて説明する。
なお、本実施形態においては、サーバ100が提供する第一のサービスよりも、サーバ101が提供する第二のサービスの方が、優先度が高いサービスであるとする。サービスの優先度は、例えば要求される信頼性の高さに基づいて決定されるが、この限りではない。
本実施形態における基地局装置102は、サーバ100及びサーバ101と通信を行う(ステップS1)。そして、サーバ100において、異常が検出された場合(ステップS2)、基地局装置102とサーバ100との間の通信経路を遮断する(ステップS3)。
これにより、基地局装置102による第一のサービスの提供は停止する。一方、基地局装置102と、サーバ101との間の通信経路は遮断しない。これにより、基地局装置102による第二のサービスの提供は継続させることができる。
以上のように、本実施形態においては、第一のサービスの提供するサーバ100に異常が検出された場合、サーバ100と基地局装置102の通信経路を遮断する。そのため、基地局装置102は、サーバ100との通信を停止しながらも、第一のサービスよりも優先度の高い第二のサービスの提供を停止する必要がなくなる。このように、本実施形態における通信システム10は、基地局装置102が提供するサービスの可用性の低下を抑制しながらも、異常が検出された通信システム10を保護することが可能となる。
なお、本実施形態においては、第二のサービスよりも優先度の低い第一のサービスを提供するサーバ100において異常が検出された場合の動作について述べた。一方、第二のサービスを提供するサーバ101において異常が検出された場合は、異なる動作をすることとしても良い。すなわち、サーバ101において異常が検出された場合は、サーバ101と基地局装置102との間の通信経路を遮断せず、異常を検出したことをO&M(Operation and Maintenance)のシステムに通知することとしても良い。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について述べる。図3に、本実施形態の通信システムの構成を示す。本実施形態における通信システム20は、MECサーバ200と、MECサーバ201と、スイッチ202と、基地局装置203と、基地局装置204と、監視装置205と、制御装置206と、通信端末207と、通信端末208と、を有する。
MECサーバ200は、第一のサービスを提供する。MECサーバ201は、第二のサービスを提供する。第二のサービスは、第一のサービスよりも優先度が高いサービスである。本実施形態においては、優先度の高さは、要求される信頼性の高さに基づいて判断される。具体的には、第二のサービスは高い信頼性を要求されるMCSであり、例えば、遠隔医療や交通制御のサービスである。第一のサービスは、MCSと比較すると要求される信頼性は低く、例えば、歩数計などを利用した健康管理のためのヘルスケアサービスである。
スイッチ202は、MECサーバ200、201のそれぞれと、基地局装置203、204それぞれとの間の通信経路を中継するスイッチである。
基地局装置203、204はいずれも、MECサーバ200、201と通信可能であり、第一のサービスと第二のサービスを提供可能な基地局装置である。
監視装置205は、MECサーバ200、201における異常を検出する。監視装置205は、例えばIDS(Intrusion Detection System)装置である。
制御装置206は、スイッチ202の制御や、基地局装置203、204におけるハンドオーバ制御を行う。また、制御装置206は、基地局装置203と基地局装置204がそれぞれ通信可能なサーバの種類の情報を管理している。制御装置206は、例えば、SON(Self−Organizing Network)で使用されるSONサーバである。
通信端末207は、第一のサービスに加入している端末である。また、通信端末207は、本実施形態においては、基地局装置203のセルのカバレッジ209と基地局装置204のセルのカバレッジ210が重複する場所に位置する。通信端末208は、第二のサービスに加入している端末であり、基地局装置204のセルのカバレッジ210の範囲内に位置する。
通信端末207、208は、基地局装置と通信をするデバイスであり、携帯電話、スマートフォンなどの移動端末の他、監視カメラ、環境センサ、コネクテッドカーなどの通信端末であっても良い。
本実施形態における通信システム20の動作を、図4を用いて説明する。初めに、監視装置205はMECサーバ200において異常が発生したことを検出する(ステップS11)。MECサーバ200の異常は、例えば、MECサーバ200が通信端末207を介して不正アクセスを受けた場合に起こり得る。
ここで、監視装置205による異常の検出方法について詳しく述べる。初めに、監視装置205は、基地局装置203、204によるサービスの提供実績を監視している。提供実績の監視対象となるサービスは、優先度の高いサービス、すなわちMCSである第二のサービスである。具体的には、監視装置205は、基地局装置203、204が自セル内に位置する通信端末に対して第二のサービスの提供を行った回数をカウントして、カウント値として管理する。そして、該カウント値が所定の値以上となった基地局装置と、該基地局装置が接続するMECサーバとの間のトラフィック量を監視する。ここで、カウント値は、所定の期間内におけるカウント値であることとしても良い。例えば、過去1か月の間に第二のサービスの提供を行った回数をカウントすることとしても良い。
本実施形態においては、基地局装置204による第二のサービスの提供回数が所定のカウント値以上であることとする。一方、基地局装置203による第二のサービスの提供回数は所定のカウント値未満であることとする。これは、基地局装置203が第二のサービスを一度も提供したことがない場合も含む。この場合、監視装置205は、基地局装置204と、該基地局装置204が接続するMECサーバ200、201との間のトラフィック量を監視する。そして、監視装置205は、該トラフィック量に基づいて、MECサーバ200、201の異常を検出する。例えば、発生するトラフィック量を統計的に管理して、通常発生するトラフィック量をはるかに超えるトラフィックが発生しているような場合には、異常と判断することとしても良い。
監視装置205がMECサーバ200の異常を検出すると、制御装置206は、MECサーバ200と通信する基地局装置203、204が提供しているサービスの優先度に基づいて、遮断すべき通信経路を判定する(ステップS12)。具体的には、MECサーバ200が提供するサービスよりも優先度の高いサービスを提供している基地局装置を抽出し、該基地局装置とMECサーバ200との間の通信経路を遮断すべきと判定する。本実施形態においては、第二のサービスは第一のサービスよりも優先度が高い。また、基地局装置204による第二のサービスの提供回数は、所定のカウント値以上である。一方、基地局装置203による第二のサービスの提供回数は所定のカウント値未満である。そのため、制御装置206は、基地局装置204とMECサーバ200との間の通信経路を遮断すべきと判定する。
そして、制御装置206は、スイッチ202がMECサーバ200と基地局装置204との間の通信経路を遮断するよう、スイッチ202を制御する。そして、スイッチ202は、MECサーバ200と基地局装置204との間の通信経路を遮断する(ステップS13)。これにより、基地局装置204は、第一のサービスの提供を停止する。一方、MECサーバ201と基地局装置204との間の通信は継続される。そのため、基地局装置204は、第二のサービスの提供を継続することができる。すなわち、通信端末208は、基地局装置204を介して第二のサービスの提供を継続して受けることができる。
ここで、通信端末207は、ステップS13の前まで、基地局装置204を介して第一のサービスを受けていた通信端末であるとする。しかし、基地局装置204とMECサーバ200との通信経路が遮断されたことにより、通信端末207は、基地局装置204を介して第一のサービスの提供を受けられなくなってしまう。そこで、制御装置206は、基地局装置203、204のそれぞれが通信可能なサーバの情報や、通信端末207の位置情報を参照する。そして、通信端末207に対して第一のサービスを提供できる基地局装置を抽出する。
本実施形態においては、基地局装置203は第一のサービスを提供するMECサーバ200と通信可能である。また、基地局装置203による第二のサービスであるMCSの提供回数は所定のカウント値未満である。更に、通信端末207は、基地局装置203のセルのカバレッジ209の範囲内に位置する。そのため、制御装置206は、基地局装置203が、通信端末207に対して第一のサービスを提供することができると判断する。
この場合、制御装置206は、通信端末207が、基地局装置204から基地局装置203にハンドオーバするよう、ハンドオーバ制御を行う(ステップS14)。すなわち、制御装置206は、基地局装置204に対して、通信端末207を基地局装置204から基地局装置203へハンドオーバさせるよう要求する。そして、基地局装置204は、通信端末207を基地局装置204から基地局装置203へハンドオーバさせる。これにより、通信端末207は、基地局装置203を介して第一のサービスの提供を受けることができる。なお、通信端末207がどのサービスの提供を受けているかという情報は、例えばO&Mのシステムなど加入者や課金に関する情報を管理するシステムを利用して、制御装置206が把握することとしても良い。
以上のように、本実施形態においては、基地局装置204を、異常の検出されたMECサーバ200から隔離することが可能となる。そのため、MECサーバ200で発生している異常が、MCSを提供している基地局装置204に被害を及ぼすことを防ぎ、且つ、該MCSの提供を継続させることができる。そのため、通信端末207がセキュティの脆弱な端末であるために不正アクセスを受けたとしても、該不正アクセスがMCSに悪影響を及ぼすことを防ぐことができる。
更に、本実施形態においては、基地局装置204を介して第一のサービスの提供を受けていた通信端末を、基地局装置203にハンドオーバさせる制御を行っている。これにより、通信端末207は、第一のサービスの提供を継続して受けることが可能となる。ここで、基地局装置203は、MCSの提供を所定のカウント値未満しか行っていない。そのため、万が一、MECサーバ200で発生した異常が基地局装置203影響を与えたとしても、MCSに悪影響を及ぼす可能性は低い。特に、基地局装置203がMCSの提供を全く行わない基地局であれば、該MCSに影響を及ぼすことはない。
なお、本実施形態においては、MECサーバ200で異常が検出された後、基地局装置203は第一のサービスの提供を継続することとしたが、これに限らない。すなわち、MECサーバ200で検出された異常の分析結果に応じて、MECサーバ200の通信を停止させ、第一のサービスの提供を全ての基地局装置において停止させることとしても良い。
また、本実施形態においては、制御装置206が、通信端末207による基地局装置204から基地局装置203へのハンドオーバを制御することとしたが、これに限らない。
すなわち、基地局装置203と基地局装置204が、LTE(Long Term Evolution)におけるX2などの基地局装置間インターフェースを利用して、ハンドオーバ制御を行うこととしても良い。この場合、基地局装置204は、該基地局装置間のインターフェースを介して、隣接する基地局装置から、該隣接基地局装置が通信可能なMECサーバの識別情報や該隣接基地局装置が提供しているサービスの種別に関する情報等を取得する。そして、基地局装置204は、取得した情報に基づいて、通信端末207を基地局装置203にハンドオーバさせることを判断することとしても良い。
また、本実施形態においては、第一のサービス及び第二のサービスを提供するサーバとして、MECサーバを用いたが、これに限らない。すなわち、基地局装置とAPI(Appication Programming Interface)などのインターフェースを介して通信しながらサービスを提供する、任意のサーバでも良い。
また、本実施形態においては、サービスの優先度の高さを、要求される信頼性の高さに基づいて判断することとしたが、これに限らない。すなわち、要求される実時間性能の高さなど別の指標に基づいて、優先度を決定することとしても良い。
また、本実施形態においては、ステップS14の処理はステップS13の処理の後に行うこととしたが、これに限らない。すなわち、ステップS14の処理はステップS13の処理の前に行うこととしても良い。
また、本実施形態において、MCSを提供するMECサーバ201の異常が検出された場合は、MECサーバ201と基地局装置204との間の通信経路を遮断せず、異常を検出したことをO&Mのシステムに通知することとしても良い。
[第3の実施形態]
次に、本発明の第3の実施形態について述べる。本実施形態における通信システム30は、図3に示した、第2の実施形態における通信システム20と同様の構成を有する。本実施形態における通信システム30と、第2の実施形態における通信システム20との動作の差分について述べる。本実施形態における通信システム30の動作を、図5を用いて説明する。なお、ステップS11〜S14については、第2の実施形態と同様である。
本実施形態における通信システム30は、第2の実施形態と同様に、ステップS14において、通信端末207を基地局装置204から基地局装置203へハンドオーバさせる。ここで、通信端末207が、基地局装置204のセルのカバレッジ210内に留まっている場合、通信端末207は、基地局装置203から基地局装置204に再度ハンドオーバするという、いわゆるピンポン現象が発生する可能性がある。
そこで、本実施形態における通信システムは、ステップS14の後、通信端末207が基地局装置203から基地局装置204へハンドオーバしないための制御を行う(ステップS15)。すなわち、制御装置206は、通信端末207が、基地局装置204から基地局装置203へハンドオーバした後に基地局装置204へ再度ハンドオーバしないよう、制御する。
基地局装置204へハンドオーバさせない制御の具体的な方法としては、次のような方法が挙げられる。例えば、通信端末207が基地局装置204のセルに関するMeasurement Reportを送信しないよう制御することとしても良い。あるいは、制御装置206または基地局装置203が管理する、基地局装置203のネイバーセルのリストから、基地局装置204のセルを削除することとしても良い。あるいは、該ネイバーセルのリストにおいて、基地局装置204のセルに対してNO HANDOVERのフラグを立てることとしても良い。あるいは、制御装置206または基地局装置203が管理する、基地局装置203のネイバーセル情報に、基地局装置毎の提供サービスの情報を追加しても良い。そして、基地局装置204のセルに対応する提供サービス情報から、第一のサービスを削除することで、基地局装置204にハンドオーバさせないようにすることとしても良い。
以上のように本実施形態においては、通信端末207が、基地局装置204から基地局装置203へハンドオーバした後、基地局装置204へ再度ハンドオーバしないよう制御する。これにより、基地局装置203と基地局装置204との間のピンポン現象を防ぐことができる。ここで、基地局装置204は、第一のサービスの提供を停止しており、基地局装置203は第一のサービスの提供を継続している。そのため、通信端末207を基地局装置204へハンドオーバさせないことによって、通信端末207は、第一のサービスの提供を継続して受けることが可能となる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態について述べる。本実施形態における通信システム40の構成を図6に示す。通信システム40は、第2の実施形態における通信システム20の構成と同様の構成を有するが、通信端末207の配置が異なる。すなわち、第2の実施形態においては、通信端末207が基地局装置203のセルのカバレッジ209と基地局装置204のセルのカバレッジ210が重複する場所に位置する場合について述べたが、本実施形態においては、通信端末207が基地局装置204のセルのカバレッジ210内、且つ基地局装置203のセルのカバレッジ209外に位置する場合について述べる。この場合、通信端末207は、基地局装置204から基地局装置203へのハンドオーバはできない。
そこで、本実施形態における通信システム40は、基地局装置203のセルのカバレッジの変更を行うこととする。本実施形態における通信システム40の動作を、図7を用いて説明する。なお、ステップS11〜S13については、第2の実施形態と同様であるので、説明は省略する。
通信端末207が基地局装置203のセルのカバレッジ209内に位置しない場合において、MECサーバ200と基地局装置204との間の通信経路が遮断されたとき、制御装置206は、基地局装置203のセルのカバレッジ209が通信端末207をカバーするよう、基地局装置203のセルのカバレッジの変更制御を行う(ステップS16)。カバレッジの変更制御の具体的な方法としては、例えば、通信端末207が位置する方向に、送信電力、アンテナチルト、あるいはビームの方位角を変更する方法である。第一のサービスの提供を受けられなくなった通信端末が通信端末207の他にも複数存在する場合には、その複数の通信端末の位置を統計的に処理して、最も通信端末が集中する方向に送信電力、アンテナチルト、あるいはビームの方位角を変更することとしても良い。通信端末207の位置は、端末に内蔵されたGPS(Global Positioning System)等の測位機能の情報を用いても良い。あるいは、周囲の基地局装置から通信端末207が受信する電波の強度情報と該周囲の基地局装置の位置情報とから、三点測量等の方法により端末の位置や基地局装置203に対する端末の方位角を推定しても良い。
そして、基地局装置203のセルのカバレッジの変更により、通信端末207が基地局装置203のセルのカバレッジ209内に位置するようになった場合、制御装置206は、通信端末207を基地局装置203へハンドオーバさせる(ステップS17)。
ここで、制御装置206は、第3の実施形態と同様、通信端末207が基地局装置204へ再度ハンドオーバしないよう、制御することとしても良い(ステップS18)。また、ステップS13の処理はステップS18の処理の後に行うこととしても良い。
一方、基地局装置203のセルのカバレッジを変更したとしても、基地局装置203のセルのカバレッジ209に通信端末207を含めることは困難なケースも考えられる。そのため、制御装置206は、ステップS16を実行する前に、第一のサービスを提供可能であり、且つ、カバレッジを変更することで通信端末207と通信可能となる基地局装置を抽出することとしても良い。
例えば、図8に示すように、本実施形態における通信システム40が、MECサーバ200と通信可能な基地局装置300を更に有するとする。この場合における通信システム40の動作を、図9を用いて説明する。ステップS11〜S13については、第2の実施形態と同様なので、説明は省略する。制御装置206は、基地局装置204とMECサーバ200との通信経路が遮断されたとき、MECサーバ200と通信可能な基地局装置203、300の中から、カバレッジの変更制御を行う基地局装置を選択する(ステップS19)。本実施形態においては、通信端末207に最も隣接する基地局装置300を選択することとする。そして、制御装置206は、選択した基地局装置300のセルのカバレッジを変更する制御を行う(ステップS20)。そして、基地局装置300のセルのカバレッジ変更により、通信端末207が基地局装置300のセルのカバレッジ301内に位置するようになった場合、制御装置206は、通信端末207を基地局装置204から基地局装置300へハンドオーバさせる制御を行う(ステップS21)。更に、制御装置206は、通信端末207が基地局装置204へ再度ハンドオーバしないよう、制御することとしても良い(ステップS22)。なお、ステップS13の処理はステップS22の処理の後に行うこととしても良い。
以上のように、本実施形態においては、通信端末207が、第一のサービスを提供可能な基地局装置のセル内に入るよう、基地局装置のセルのカバレッジの変更制御を行う。これにより、通信端末207は、継続して第一のサービスの提供を受けることが可能となる。
上述した実施形態の各処理は、ソフトウェアによって実行されてもよい。すなわち、各処理を行うためのコンピュータ・プログラムが、情報処理装置が備えるCPUによって読み込まれ、実行されてもよい。プログラムを用いて各処理を行っても、上述の実施形態の処理と同内容の処理を行うことができる。そして、上記のプログラムは、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置、光ディスク、磁気ディスク、光磁気ディスク等、非一時的な媒体に格納されてもよい。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)第一のサービスを提供する第一のサーバと、第二のサービスを提供する第二のサーバと、前記第一及び第二のサーバと通信する第一の基地局装置と、を有し前記第二のサービスが前記第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、前記第一のサーバにおいて異常が検出されたとき、前記第一の基地局装置と前記第一のサーバとの間の通信経路を遮断する、通信システム。
(付記2)前記第一及び第二のサーバのそれぞれと、前記第一の基地局装置との間の通信経路のスイッチングを行うスイッチを有し、前記スイッチは、前記異常が検出されたとき、前記第一の基地局装置と前記第一のサーバとの間の通信経路を遮断する、付記1に記載の通信システム。
(付記3)前記スイッチによるスイッチングの制御を行う制御装置を更に有する、付記2に記載の通信システム。
(付記4)前記第一のサーバにおける異常を検出する監視装置を更に有し、前記監視装置は、前記第一のサーバと前記第一の基地局装置との間のトラフィック量に基づいて、前記異常を検出する、付記1乃至3のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記5)前記優先度は、それぞれのサービスに求められる信頼性の高さに基づいて決定される、付記1乃至4のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記6)前記第一の基地局装置は、前記第一の基地局装置のセル内に位置する通信端末に対して前記第二のサービスの提供を行ったカウント値が所定の値以上の基地局装置である、付記1乃至5のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記7)前記カウント値は、所定の期間内におけるカウント値である、付記6に記載の通信システム。
(付記8)前記第一のサーバと通信する第二の基地局装置と、前記第一のサービスに加入しており、前記第一の基地局装置を介して前記第一のサービスを受けている通信端末と、を更に有し、前記通信端末が前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ内に位置する場合、前記第一のサーバと前記第一の基地局装置との間の通信経路を遮断するとき、前記通信端末を、前記第一の基地局装置から前記第二の基地局装置へハンドオーバさせるハンドオーバ制御を行う、付記1乃至7のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記9)前記ハンドオーバ制御は更に、前記ハンドオーバをした前記通信端末が、前記第一の基地局装置にハンドオーバしないようにする制御を含む、付記8に記載の通信システム。
(付記10)前記第一の基地局装置と前記第二の基地局装置がそれぞれ通信可能なサーバの種類の情報を管理する制御装置を更に有し、前記制御装置は、前記情報に基づいて、前記第一の基地局装置に対する前記ハンドオーバ制御を実行する、付記8または9に記載の通信システム。
(付記11)前記第一の基地局装置は、X2インターフェースを用いて前記第二の基地局装置が通信可能なサーバの種類の情報を取得し、前記第一の基地局装置が、前記情報に基づいて、前記ハンドオーバ制御を実行する、付記8または9に記載の通信システム。
(付記12)前記通信端末が前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ内に位置しない場合、前記第一のサーバと前記第一の基地局装置との通信経路を遮断するとき、前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ変更制御を行う、付記8乃至11のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記13)前記第一のサーバ及び前記第二のサーバは、前記第一の基地局装置または前記第二の基地局装置とAPI(Appication Programming Interface)を介して通信しながらサービスを提供するサーバである、付記1乃至12のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記14)前記第一のサーバにおいて検出された異常の分析結果に応じて、前記第一のサーバの通信を停止させる、付記1乃至13のいずれか一つに記載の通信システム。
(付記15)通信システムにおける基地局装置であって、第一のサービスを提供する第一のサーバと通信する手段と、第二のサービスを提供する第二のサーバと通信する手段と、前記第二のサービスが前記第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、前記第一のサーバの異常が検出されたとき、前記第一のサーバとの間の通信を停止する手段と、を有する基地局装置。
(付記16)前記優先度は、それぞれのサービスに求められる信頼性の高さに基づいて決定される、付記15に記載の基地局装置。
(付記17)前記基地局装置は、前記基地局装置のセル内に位置する通信端末に対して前記第二のサービスの提供を行ったカウント値が所定の値以上の基地局装置である、付記15または16に記載の基地局装置。
(付記18)前記カウント値は、所定の期間内におけるカウント値である、付記17に記載の基地局装置。
(付記19)前記基地局装置を介して前記第一のサービスの提供を受ける通信端末が、前記第一のサーバと通信する他の基地局装置のセルのカバレッジ内に位置する場合、前記第一のサーバと前記基地局装置との間の通信経路を遮断するとき、前記通信端末を、前記基地局装置から前記他の基地局装置へハンドオーバさせるハンドオーバ制御を行う、付記15乃至18のいずれか一つに記載の基地局装置。
(付記20)前記ハンドオーバ制御は、前記ハンドオーバをした前記通信端末が、前記他の基地局装置から前記基地局装置にハンドオーバしないようにする制御を含む、付記19に記載の基地局装置。
(付記21)前記基地局装置は、X2インターフェースを用いて前記他の基地局装置が通信可能なサーバの種類の情報を取得し、前記基地局装置は、前記情報に基づいて、前記ハンドオーバ制御を実行する、付記19または20に記載の基地局装置。
(付記22)前記第一のサーバ及び前記第二のサーバは、前記第一の基地局装置または前記第二の基地局装置とAPI(Appication Programming Interface)を介して通信しながらサービスを提供するサーバである、付記15乃至21のいずれか一つに記載の基地局装置。
(付記22)通信システムにおける制御装置であって、前記通信システムは、第一のサービスを提供する第一のサーバと、第二のサービスを提供する第二のサーバと、前記第一及び第二のサーバと通信する第一の基地局装置と、を有し、前記第二のサービスが前記第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、前記第一のサーバにおいて異常が検出されたとき、前記制御装置は、前記第一の基地局装置と前記第一のサーバとの間の通信経路を遮断する制御を行う、制御装置。
(付記23)前記通信システムは、前記第一及び第二のサーバのそれぞれと、前記第一の基地局装置との間の通信経路のスイッチングを行うスイッチを有し、前記制御装置は、前記スイッチによるスイッチングを制御することによって、前記通信経路を遮断する、付記22に記載の制御装置。
(付記24)前記優先度は、それぞれのサービスに求められる信頼性の高さに基づいて決定される、付記22または23に記載の制御装置。
(付記25)前記通信システムは、前記第一のサーバと通信する第二の基地局装置と、前記第一のサービスに加入しており、前記第一の基地局装置を介して前記第一のサービスを受けている通信端末と、を更に有し、前記通信端末が前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ内に位置する場合、前記第一のサーバと前記第一の基地局装置との間の通信経路を遮断するとき、前記通信端末を、前記第一の基地局装置から前記第二の基地局装置へハンドオーバさせるハンドオーバ制御を行う、付記22乃至24のいずれか一つに記載の制御装置。
(付記26)前記ハンドオーバ制御は更に、前記ハンドオーバをした前記通信端末が、前記第一の基地局装置にハンドオーバしないようにする制御を含む、請求25に記載の制御装置。
(付記27)前記制御装置は、前記第一の基地局装置と前記第二の基地局装置がそれぞれ通信可能なサーバの種類の情報を管理し、前記情報に基づいて、前記第一の基地局装置に対する前記ハンドオーバ制御を実行する、付記25または26に記載の制御装置。
(付記28)前記通信端末が前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ内に位置しない場合、前記第一のサーバと前記第一の基地局装置との通信経路を遮断するとき、前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ変更制御を行う、付記25乃至27のいずれか一つに記載の制御装置。
(付記29)前記第一のサーバ及び前記第二のサーバは、前記第一の基地局装置または前記第二の基地局装置とAPI(Appication Programming Interface)を介して通信しながらサービスを提供するサーバである、付記22乃至28のいずれか一つに記載の制御装置。
(付記30)前記第一のサーバにおいて検出された異常の分析結果に応じて、前記第一のサーバの通信を停止させる、付記22乃至29のいずれか一つに記載の制御装置。
(付記31)通信システムにおける通信方法であって、前記通信システムは、第一のサービスを提供する第一のサーバと、第二のサービスを提供する第二のサーバと、前記第一及び第二のサーバと通信する第一の基地局装置と、を有し、前記通信方法は、前記第二のサービスが前記第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、前記第一のサーバにおいて異常が検出されたとき、前記第一の基地局装置と前記第一のサーバとの間の通信経路を遮断する工程を有する通信方法。
(付記32)前記第一のサーバと前記第一の基地局装置との間のトラフィック量に基づいて、前記異常を検出する工程を有する、付記31に記載の通信方法。
(付記33)前記優先度は、それぞれのサービスに求められる信頼性の高さに基づいて決定される、付記31または32に記載の通信方法。
(付記34)前記通信システムは、前記第一のサーバと通信する第二の基地局装置と、前記第一のサービスに加入しており、前記第一の基地局装置を介して前記第一のサービスを受けている通信端末と、を更に有し、前記通信端末が前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ内に位置する場合、前記第一のサーバと前記第一の基地局装置との間の通信経路を遮断するとき、前記通信端末を、前記第一の基地局装置から前記第二の基地局装置へハンドオーバさせるハンドオーバ制御を行う工程を有する、付記31乃至33のいずれか一つに記載の通信方法。
(付記35)前記ハンドオーバ制御は更に、前記ハンドオーバをした前記通信端末が、前記第一の基地局装置にハンドオーバしないようにする制御を含む、付記34に記載の通信方法。
(付記36)前記通信端末が前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ内に位置しない場合、前記第一のサーバと前記第一の基地局装置との通信経路を遮断するとき、前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ変更制御を行う工程を有する、付記31乃至35のいずれか一つに記載の通信方法。
(付記37)前記第一のサーバ及び前記第二のサーバは、前記第一の基地局装置または前記第二の基地局装置とAPI(Appication Programming Interface)を介して通信しながらサービスを提供するサーバである、付記31乃至36のいずれか一つに記載の通信方法。
(付記38)前記第一のサーバにおいて検出された異常の分析結果に応じて、前記第一のサーバの通信を停止させる工程を有する、付記31乃至37のいずれか一つに記載の通信方法。
(付記39)通信システムで使用されるプログラムであって、前記通信システムは、第一のサービスを提供する第一のサーバと、第二のサービスを提供する第二のサーバと、前記第一及び第二のサーバと通信する第一の基地局装置と、を有し、前記第二のサービスが前記第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、前記第一のサーバにおいて異常が検出されたとき、前記第一の基地局装置と前記第一のサーバとの間の通信経路を遮断する工程を、コンピュータに実行させる、プログラム。
(付記40)コンピュータに読み取り可能な情報記憶媒体であって、付記39に記載のプログラムを記録する記録媒体。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は、上記実施形態の記載に限定されない。上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることが可能であることは当業者にとって自明である。従って、そのような変更又は改良を加えた形態もまた本発明の技術的範囲に含まれることは説明するまでもない。また、以上説明した実施形態において使用される、数値や各構成の名称等は例示的なものであり適宜変更可能である。
この出願は、2015年8月20日に出願された日本出願特願2015−162350を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
10、20、40 通信システム
100、101 サーバ
102、203、204、300 基地局装置
200、201 MECサーバ
202 スイッチ
205 監視装置
206 制御装置
207、208 通信端末
209、210、301 セルのカバレッジ

Claims (10)

  1. 第一のサービスを提供する第一のサーバと、
    第二のサービスを提供する第二のサーバと、
    前記第一及び第二のサーバと通信する第一の基地局装置と、を有し
    前記第二のサービスが前記第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、前記第一のサーバにおいて異常が検出されたとき、前記第一の基地局装置と前記第一のサーバとの間の通信経路を遮断する、通信システム。
  2. 前記優先度は、それぞれのサービスに求められる信頼性の高さに基づいて決定される、請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第一の基地局装置は、前記第一の基地局装置のセル内に位置する通信端末に対して前記第二のサービスの提供を行ったカウント値が所定の値以上の基地局装置である、請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記第一のサーバと通信する第二の基地局装置と、
    前記第一のサービスに加入しており、前記第一の基地局装置を介して前記第一のサービスを受けている通信端末と、を更に有し、
    前記通信端末が前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ内に位置する場合、前記第一のサーバと前記第一の基地局装置との間の通信経路を遮断するとき、前記通信端末を、前記第一の基地局装置から前記第二の基地局装置へハンドオーバさせるハンドオーバ制御を行う、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の通信システム。
  5. 前記ハンドオーバ制御は更に、前記ハンドオーバをした前記通信端末が、前記第一の基地局装置にハンドオーバしないようにする制御を含む、請求項4に記載の通信システム。
  6. 前記通信端末が前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ内に位置しない場合、前記第一のサーバと前記第一の基地局装置との通信経路を遮断するとき、前記第二の基地局装置のセルのカバレッジ変更制御を行う、請求項4または5に記載の通信システム。
  7. 前記第一のサーバ及び前記第二のサーバは、前記第一の基地局装置とAPI(Appication Programming Interface)を介して通信しながらサービスを提供するサーバである、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の通信システム。
  8. 通信システムにおける基地局装置であって、
    第一のサービスを提供する第一のサーバと通信する手段と、
    第二のサービスを提供する第二のサーバと通信する手段と、
    前記第二のサービスが前記第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、前記第一のサーバの異常が検出されたとき、前記第一のサーバとの間の通信を停止する手段と、を有する基地局装置。
  9. 通信システムにおける制御装置であって、
    前記通信システムは、第一のサービスを提供する第一のサーバと、第二のサービスを提供する第二のサーバと、前記第一及び第二のサーバと通信する第一の基地局装置と、を有し、
    前記第二のサービスが前記第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、前記第一のサーバにおいて異常が検出されたとき、前記制御装置は、前記第一の基地局装置と前記第一のサーバとの間の通信経路を遮断する制御を行う、制御装置。
  10. 通信システムにおける通信方法であって、
    前記通信システムは、第一のサービスを提供する第一のサーバと、第二のサービスを提供する第二のサーバと、前記第一及び第二のサーバと通信する第一の基地局装置と、を有し、
    前記通信方法は、前記第二のサービスが前記第一のサービスよりも優先度の高いサービスである場合、前記第一のサーバにおいて異常が検出されたとき、前記第一の基地局装置と前記第一のサーバとの間の通信経路を遮断することを有する通信方法。
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