JP6424527B2 - 傾斜圧延機 - Google Patents

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本発明は、金属管の製造に用いる傾斜圧延機に関する。さらに詳しくは、マンネスマン方式による継目無金属管の製造に用いる傾斜圧延機に関する。
継目無金属管の製造方法の一つに、マンネスマン方式がある。マンネスマン方式では、ビレットは傾斜圧延機によって中空素管(Hollow Shell)に製造される。傾斜圧延機は穿孔機やエロンゲータ等である。
傾斜圧延機は、複数の傾斜ロールと、傾斜ロールを駆動する駆動装置と、駆動装置の駆動力を傾斜ロールに伝える複数のドライブシャフトとを備える。傾斜ロールは、パスラインに対して傾斜角だけ傾いて配置される。これにより、ビレットは穿孔圧延されながら、傾斜圧延機の入側から出側に搬送される。傾斜ロールはさらに、パスラインに対して交叉角だけ傾いて配置される。これにより、回転鍛造効果が抑制され、製造される中空素管の内面疵の発生が抑制される。
傾斜角及び交叉角は大きい方が、これらの効果は大きくなる。そのため、高傾斜角及び高交叉角の傾斜圧延機は、生産性が高く、難加工性の鋼材を加工することができる。
傾斜圧延機の傾斜角及び交叉角を大きくして、難加工性の金属管を製造する方法が、特開昭57−168711号公報(特許文献1)及び特開昭59−4902号公報(特許文献2)に開示されている。
特許文献1に開示された製造方法は、2つの主ロールを備える圧延機の、主ロールの傾斜角βと交叉角γとを、3度<β<25度、3度<γ<25度及び15度<β+γ<45度の範囲に保持して、ビレットを穿孔圧延する。この製造方法により、連続鋳造材及び極難加工性高合金鋼の穿孔圧延を可能にする、と特許文献1には記載されている。
特許文献2に開示された製造方法は、3つ又は4つのロールを備える圧延機の、傾斜角βと交叉角γとを、0度<γ<15度、3度<β<20度及び5度<γ+β<30度にし、延伸圧延する。この製造方法により、1パスで高加工度圧延ができ生産能率を極めて高くすることができる、と特許文献2には記載されている。
特開昭57−168711号公報 特開昭59−4902号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2の製造方法のように、主ロールの傾斜角及び交叉角を大きくした場合、傾斜圧延機が大型になる。具体的には、傾斜角及び交叉角を大きくした場合、主ロールに一端が接続されるドライブシャフトがパスラインとなす角度(傾斜角,交叉角)も大きくなる。この場合、ドライブシャフトの他端に接続される駆動装置は、パスラインから大きく離れて配置される。そのため、傾斜圧延機が大型になる。
本発明の目的は、傾斜角及び交叉角を大きくしても、サイズを抑制できる傾斜圧延機を提供することである。
本発明の実施形態による傾斜圧延機は、複数の傾斜ロールと、駆動装置と、複数のドライブシャフトとを備える。複数の傾斜ロールは、パスライン周りに配置される。駆動装置は、傾斜ロールを駆動する。複数のドライブシャフトは、各々が対応する傾斜ロールと駆動装置との間に配置され、対応する傾斜ロールに駆動装置の動力を伝える。ドライブシャフトは、第1軸部材と、第2軸部材と、中間軸部材と、第1及び第2ユニバーサルジョイントと、支持装置とを含む。第1軸部材は傾斜ロールと連結される。第2軸部材は駆動装置と連結される。中間軸部材は、第1及び第2軸部材との間に配置される。第1ユニバーサルジョイントは、中間軸部材と第1軸部材との間に配置される。第2ユニバーサルジョイントは、中間軸部材と第2軸部材との間に配置される。支持装置は、中間軸部材を軸周りに回転可能に支持する。
本発明による傾斜圧延機は、傾斜角及び交叉角を大きくしても、傾斜圧延機のサイズを抑えることができる。
図1は、第1の実施形態の傾斜圧延機の平面図である。 図2は、図1と異なる他の傾斜圧延機の平面図である。 図3は、図2に示す傾斜圧延機の側面図である。 図4は、図1及び図2のドライブシャフトを比較説明する為の傾斜圧延機の平面図である。 図5は、図4の傾斜圧延機の側面図である。 図6は、図1中の支持装置の斜視図である。 図7は、第2の実施形態の傾斜圧延機の平面図である。
本発明の実施形態による傾斜圧延機は、複数の傾斜ロールと、駆動装置と、複数のドライブシャフトとを備える。複数の傾斜ロールは、パスライン周りに配置される。駆動装置は、傾斜ロールを駆動する。複数のドライブシャフトは、各々が対応する傾斜ロールと駆動装置との間に配置され、対応する傾斜ロールに駆動装置の動力を伝える。ドライブシャフトは、第1軸部材と、第2軸部材と、中間軸部材と、第1及び第2ユニバーサルジョイントと、支持装置とを含む。第1軸部材は傾斜ロールと連結される。第2軸部材は駆動装置と連結される。中間軸部材は、第1及び第2軸部材との間に配置される。第1ユニバーサルジョイントは、中間軸部材と第1軸部材との間に配置される。第2ユニバーサルジョイントは、中間軸部材と第2軸部材との間に配置される。支持装置は、中間軸部材を軸周りに回転可能に支持する。
本実施形態では、ドライブシャフトは、複数の軸部材(第1軸部材、第2軸部材、中間軸部材)を含み、軸部材同士は、ユニバーサルジョイントを介して連結される。ユニバーサルジョイントは、連結した2つの軸部材同士の角度を変更することができる。すなわち、本実施形態のドライブシャフトは多関節を有し、複数箇所で折り曲げることができる。そのため、傾斜角及び交叉角を大きくしても、従来の1つの軸部材からなるドライブシャフトを備える傾斜圧延機と比較して、駆動装置をパスラインに近づけて配置することができる。したがって、傾斜角及び交叉角を大きくしても、本実施形態の傾斜圧延機のサイズは抑制される。
複数の軸部材がユニバーサルジョイントにより連結されたドライブシャフトを駆動させた場合、中間軸部材が振れ回る可能性がある。この場合、駆動装置の駆動力が傾斜ロールに伝わりにくい。そこで、本実施形態の傾斜圧延機では、支持装置が中間軸部材を軸周りに回転可能に支持する。この場合、中間軸部材の振れ回りは抑制され、駆動装置の駆動力を傾斜ロールに伝えることができる。
ドライブシャフトの中間軸部材は、一列に並んだ複数のサブ軸部材を含み、隣り合うサブ軸部材の間にユニバーサルジョイントが配置されてもよい。この場合、支持装置は、サブ軸部材を軸周りに回転可能に支持する。
この場合、傾斜圧延機は、ドライブシャフトを複数箇所で折り曲げながら、駆動装置の動力を傾斜ロールに伝達できる。したがって、傾斜角及び交叉角を大きくしても、傾斜圧延機のサイズを抑制できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[第1の実施形態]
[傾斜圧延機1の全体構成]
図1は、本実施形態の傾斜圧延機1の平面図である。図1を参照して、傾斜圧延機1は、傾斜ロール2と、ドライブシャフト10と、駆動装置7と、プラグ14と、芯金9とを備える。
複数の傾斜ロール2は、パスラインPL周りに配置される。図1では、2つの傾斜ロール2がパスラインPLを挟んで互いに対向して配置される。各傾斜ロール2は、パスラインPLに対して、交叉角及び傾斜角を有する。プラグ14は、複数の傾斜ロール2の間であって、パスラインPL上に配置される。芯金9は、傾斜圧延機1の出側のパスラインPLに沿って配置される。芯金9の先端は、プラグ14の後端と接続される。
上述のとおり、本実施形態では、2つの傾斜ロール2が傾斜圧延機1に配置される。しかしながら、傾斜ロールの個数は2つに限定されない。傾斜ロールは3つ以上配置されてもよい。この場合、複数の傾斜ロールは、パスラインPLの周りに等間隔に配置されるのが好ましい。
各ドライブシャフト10は、対応する駆動装置7と傾斜ロール2との間に配置される。より具体的には、ドライブシャフト10の一端は、対応する駆動装置7と連結され、他端は、対応する傾斜ロール2と連結される。ドライブシャフト10は、傾斜ロール2に駆動装置7の動力を伝達する。
ビレット12は、パスラインPLに沿って傾斜圧延機1に搬送される。ビレット12が複数の傾斜ロール2に噛み込まれると、ビレット12は、傾斜角を有する傾斜ロール2により、圧延されながら傾斜圧延機1の出側に搬送される。このとき、ビレット12の中央にはプラグ14が押し込まれるため、ビレット12は穿孔圧延されて中空素管になる。穿孔圧延後の中空素管は搬送装置8により、パスラインPL外に搬送される。
[ドライブシャフト10]
ドライブシャフト10は、軸部材3と、中間軸部材4と、軸部材5と、支持装置6と、ユニバーサルジョイント11及び12とを備える。軸部材3は、傾斜ロール2と連結される。軸部材5は、駆動装置7と連結される。中間軸部材4は、軸部材3と軸部材5との間に配置される。ユニバーサルジョイント11は、中間軸部材4と軸部材3との間に配置され、中間軸部材4と軸部材3とに連結される。ユニバーサルジョイント12は、中間軸部材4と軸部材5との間に配置され、中間軸部材4と軸部材5とに連結される。
上述のとおり、ドライブシャフト10は、複数の軸部材(軸部材3、中間軸部材4、軸部材5)を備え、各軸部材の間にはユニバーサルジョイントを備える。要するに、ドライブシャフト10は多関節を有する。そのため、交叉角及び傾斜角を大きくしても、傾斜圧延機1のサイズを抑制できる。以下、この点について詳述する。
図2は、ドライブシャフト100が1つの軸部材からなる場合の傾斜圧延機の平面図であり、図3は、図2に示す傾斜圧延機の側面図である。図2を参照して、傾斜ロール2とパスラインPLとがなす交叉角をα1からα2に拡大する場合、ドライブシャフト100の末端に連結される駆動装置7は、パスラインPLとの距離L1からさらに離れた距離L2の位置に配置される。同様に、図3を参照して、傾斜ロール2とパスラインPLとがなす傾斜角をβ1からβ2に拡大する場合、駆動装置7は、パスラインPLからの高さH1よりもさらに離れた高さH2に配置される。
図2及び図3に示すように、ドライブシャフト100が1つの軸部材からなる場合、交叉角α及び/又は傾斜角βを大きくすれば、その分駆動装置7とパスラインPLとの間の距離が大きくなる。つまり、傾斜角及び/又は交叉角を大きくするほど、傾斜圧延機のサイズは大きくなる。したがって、傾斜圧延機を収納する建屋も大きくしなければならない。
これに対して、図1に示す傾斜圧延機1では、上述のとおり、ドライブシャフト10が複数の部材(軸部材3、5及び中間軸部材4)を備え、各軸部材の間にはユニバーサルジョイントが配置される。そのため、ドライブシャフト10を複数箇所で折り曲げることができる。この場合、従来の傾斜圧延機より駆動装置7をパスラインPLに近づけることができる。図4及び図5を用いてこの点を詳述する。
図4を参照して、破線は、1つの軸部材からなるドライブシャフト100を示す。本実施形態のドライブシャフト10は、ユニバーサルジョイント11及び12で折り曲げられる。そのため、ドライブシャフト100を利用した場合と比較して、駆動装置7は、距離ΔLだけパスラインPLに近づけて配置できる。したがってドライブシャフト100を利用した場合と比較して、交叉角αを大きくしても、傾斜圧延機1のサイズは抑制される。
ドライブシャフト10では、ユニバーサルジョイント11及び12により、軸部材3と中間軸部材4とがなす角θ1と、中間軸部材4と軸部材5とがなす角θ2とが形成される。θ1及びθ2は同じ角度であってもよいし、異なる角度でもよい。ユニバーサルジョイント11及び12の種類は、特に限定されない。
軸部材同士の折り曲げ角θ1及びθ2は、小さい方が好ましい。θ1及びθ2が大きい場合、ユニバーサルジョイントにかかる荷重が大きくなるためである。好ましくは、θ1及びθ2は20度以下である。
傾斜角βについても、交叉角αと同様である。図5を参照して、図中の破線は、ドライブシャフト100を示す。ドライブシャフト100を利用する場合と比較して、ドライブシャフト10を利用した場合、同じ傾斜角βで傾斜ロール2が配置された場合であっても、駆動装置7をパスライン7に高さΔHだけ近づけることができる。
交叉角αの場合と同様に、ドライブシャフト10は、複数の折り曲げ角δ1及びδ2を有する。これらの折り曲げ角δ1及びδ2は、同じ角度でもよいし、異なる角度でもよい。折り曲げ角δ1及びδ2も、折り曲げ角θ1及びθ2と同様に、それぞれ20度以下が好ましい。
以上のとおり、本実施形態の傾斜圧延機1のドライブシャフト10は多関節を有し、複数箇所で折り曲げられる。そのため、傾斜角及び/又は交叉角を大きくしても、駆動装置7をパスラインPLに近づけたまま維持できる。その結果、傾斜圧延機1のサイズを抑えることができる。軸部材同士の角θ1、θ2、δ1及びδ2は、必要に応じて変更することができる。
上述のとおり、ドライブシャフト10はユニバーサルジョイント11及び12により、多関節を有する。そのため、ドライブシャフト10がなんら支持されないまま、駆動装置7を駆動すれば、ドライブシャフト10の各軸部材が振れ回る可能性がある。そこで、本実施形態では、図1に示すとおり、支持装置6が中間軸部材4を、軸周りに回転可能に支持する。ここで、搬送装置8側に配置される支持装置6及び駆動装置7は、パスラインPLより上方で固定される。支持装置6及び駆動装置7はたとえば、建屋の側壁等に固定される。この場合、ドライブシャフト10の下方に空間ができるため、搬送装置8を配置することができる。
図6は、支持装置6の斜視図である。図6を参照して、支持装置6は、中央に貫通孔を有するスタンド60と、ベアリング61とを備える。ベアリング61は、スタンド60の貫通孔に収納される。中間軸部材4は、ベアリング61に挿入される。この場合、中間軸部材4は、軸周りに回転可能に支持装置6に固定される。
上述のとおり、支持装置6は、中間軸部材4を軸周りに回転可能に支持する。中間軸部材4は支持装置6により固定されるため、ドライブシャフト10が振れ回ることなく回転する。そのため、ドライブシャフト10は駆動装置7の駆動力を傾斜ロール2に伝えることができる。
傾斜圧延機1では、傾斜ロール2と軸部材3との間に、ユニバーサルジョイントを配置してもよい。また、駆動装置7と軸部材5との間にユニバーサルジョイントを配置してもよい。この場合、ドライブシャフト10の折り曲げ箇所の数が増える。したがって、軸部材同士の角度を小さくすることができるため、ユニバーサルジョイントにかかる負荷を軽減することができる。その上、傾斜圧延機1をさらに小型にすることができる。
[第2の実施形態]
上述の実施の形態では、ドライブシャフト10は3つの軸部材(軸部材3、軸部材5、及び、中間軸部材4)を備える。しかしながら、ドライブシャフトは3つ以上の軸部材を備えてもよい。
図7は、第2の実施形態による傾斜圧延機の平面図である。図7を参照して、傾斜圧延機30は、図1に示す傾斜圧延機1と比較して、ドライブシャフト10に代えて、ドライブシャフト20を備える。傾斜圧延機30のその他の構成は、傾斜圧延機1と同じである。
ドライブシャフト20は軸部材3と、軸部材5と、中間軸部材40とを備える。中間軸部材40は、サブ軸部材4Aと、サブ軸部材4Bとを含む。支持装置6は、サブ支持装置6Aと、サブ支持装置6Bとを含む。要するに、第1の実施形態のドライブシャフト10では、中間軸部材が1つの部材であったのに対して、第2の実施形態のドライブシャフト20では、中間軸部材が複数のサブ軸部材を含む。サブ軸部材4A及び4Bは直列に配置される。
隣り合うサブ軸部材4A及び4Bの間には、ユニバーサルジョイント13が配置される。サブ支持装置6A及び6Bは、各々が対応するサブ軸部材を軸周りに回転可能に支持する。すなわち、サブ支持装置6Aは、サブ軸部材4Aを軸周りに回転可能に支持する。サブ支持装置6Bは、サブ軸部材4Bを軸周りに回転可能に支持する。
この場合、ドライブシャフト20は、第1の実施形態のドライブシャフト10より多くのユニバーサルジョイントをもつ。そのため、ドライブシャフトの折り曲げ箇所の数が増え、ドライブシャフト20をさらに大きく折り曲げることができる。この場合、駆動装置7を、パスラインPLにさらに近づけることができ、傾斜圧延機のサイズを抑制できる。
第2の実施形態では、サブ軸部材が2つである。しかしながら、サブ軸部材の数は、特に限定されない。サブ軸部材の数は2つ以上でもよい。この場合、ユニバーサルジョイントの数がさらに増える。そのため、ドライブシャフト全体を、より大きく折り曲げることができる。
上述の実施の形態では、交叉角αは傾斜ロール2とパスラインPLとが水平方向でなす角度であり、傾斜角βは傾斜ロール2とパスラインPLとが垂直方向でなす角度である。すなわち、上述の実施の形態では、傾斜圧延機は、2つの傾斜ロール2がパスラインPLを挟んで水平方向に対向して配置される。しかしながら、上述の実施の形態は、交叉角αが垂直方向でなす角度、傾斜角βが水平方向でなす角度である傾斜圧延機、すなわち、2つの傾斜ロール2がパスラインPLを挟んで垂直方向に対向して配置される傾斜圧延機においても同様に適用できる。
上述の実施の形態では、傾斜圧延機はコーン型の傾斜ロールを備える。しかしながら、傾斜ロールはコーン型に限定されない。傾斜ロールはバレル型であってもよい。
本実施形態の傾斜圧延機は、穿孔機であってもよいし、エロンゲータ等であってもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明した。しかしながら、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。したがって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変更して実施することができる。
1、30 傾斜圧延機
2 傾斜ロール
3、5 軸部材
4、40 中間軸部材
4A、4B サブ軸部材
6 支持装置
6A、6B サブ支持装置
7 駆動装置
10、20、100 ドライブシャフト
11、12、13 ユニバーサルジョイント

Claims (2)

  1. パスライン周りに配置される複数の傾斜ロールと、
    前記傾斜ロールを駆動する駆動装置と、
    各々が対応する前記傾斜ロールと前記駆動装置との間に配置され、対応する前記傾斜ロールに前記駆動装置の動力を伝える複数のドライブシャフトとを備え、
    前記ドライブシャフトは、
    前記傾斜ロールと連結される第1軸部材と、
    前記駆動装置と連結される第2軸部材と、
    前記第1及び第2軸部材との間に配置される中間軸部材と、
    前記中間軸部材と前記第1軸部材との間に配置される第1ユニバーサルジョイントと、
    前記中間軸部材と前記第2軸部材との間に配置される第2ユニバーサルジョイントと、
    前記中間軸部材を軸周りに回転可能に支持する支持装置と、
    を含み、
    前記支持装置は、
    中央に貫通孔を有し、所定位置に止まって動かないように建屋に固定されたスタンドと、
    前記貫通孔に嵌め込まれ、前記中間軸部材が挿入されたベアリングとを含む、傾斜圧延機。
  2. 請求項1に記載の傾斜圧延機であって、
    前記中間軸部材は、
    一列に並んだ複数のサブ軸部材と、
    隣り合う前記サブ軸部材との間に配置されるユニバーサルジョイントとを含み、
    前記支持装置は、
    各々が対応するサブ軸部材を、軸周りに回転可能に支持する複数のサブ支持装置を含む、傾斜圧延機。
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