JP6423974B1 - コンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラム - Google Patents

コンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6423974B1
JP6423974B1 JP2018065065A JP2018065065A JP6423974B1 JP 6423974 B1 JP6423974 B1 JP 6423974B1 JP 2018065065 A JP2018065065 A JP 2018065065A JP 2018065065 A JP2018065065 A JP 2018065065A JP 6423974 B1 JP6423974 B1 JP 6423974B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
game section
player
player terminal
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018065065A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019170861A (ja
Inventor
量生 川上
量生 川上
真 中野
真 中野
尚 小嶋
尚 小嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dwango Co Ltd
Original Assignee
Dwango Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dwango Co Ltd filed Critical Dwango Co Ltd
Priority to JP2018065065A priority Critical patent/JP6423974B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6423974B1 publication Critical patent/JP6423974B1/ja
Publication of JP2019170861A publication Critical patent/JP2019170861A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信する際に、利便性を向上させる。【解決手段】コンテンツ処理システム9は、第1のゲーム区間に関する第1の動画データを生成する第1のプレイヤ端末4aと、第2のゲーム区間に関する第2の動画データを生成する第2のプレイヤ端末4bと、第1の動画データと、第2の動画データを、配信する動画配信サーバ2と、タイマー制御サーバを備える。タイマー制御サーバ1は、第1のプレイヤ端末4aにおいて、第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した時間を、第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段17を備える。第1のプレイヤが第1のゲーム区間のプレイを終了後、オフセット時間に、第2のプレイヤ端末4bにおける第2のゲーム区間のプレイ時間を加算した時間が、第2の動画データに表示される。【選択図】 図2

Description

本発明は、一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラムに関する。
近年の情報通信の発達に伴い、端末でのゲームプレイの状況を撮影した動画データを、他の端末に配信する場合がある(特許文献1参照)。特許文献1では、敵を倒すまでの時間が最短のゲームなどの評価項目に基づいて、ゲームプレイの動画データを検索することが可能である。
また単にゲームプレイの動画データを配信するだけでなく、動画データの配信を介してゲームプレイヤ間でコミュニケーションする方法も普及している。例えば、RTA(Real Time Attack)として、ゲームの所定区間をプレイするのに要した実時間を競う動画データも配信されている。さらに所定のゲームについて、複数プレイヤがリレー形式でプレイして、そのゲームのプレイに要した時間の短さを競う動画データも配信されている。
特開2015-016104号公報
所定のゲームについて、複数プレイヤがリレー形式でプレイする場合、ゲームのプレイまたは動画配信に様々な制約が伴う場合がある。
例えば同じ空間にいる複数プレイヤがリレー形式でRTAを行う場合、プレイ中のゲームのコントローラを各プレイヤが引き継ぐなどにより、一つの動画で、複数プレイヤがリレーしてプレイする様子を放送できる。従って、各プレイヤがゲームのプレイに要した合計時間を容易に計測することができる。
一方、遠隔地にいる各プレイヤがリレー形式で連携してゲームをプレイして配信する場合、各プレイヤがそれぞれ動画を配信することになる。この場合、各プレイヤがプレイをしている間に、各プレイヤのプレイ時間を計測できる。また、ゲームプレイ後に、互いのプレイにかかった時間をやりとりすることで、編集により、ゲームスタートからの経過時間を表示することは可能である。しかしながら、各プレイヤがゲームのプレイに要したゲームスタートからの経過時間を、各プレイヤのゲームプレイ時にリアルタイムに表示できない場合がある。
このように、遠隔地にいる各プレイヤがリレー形式でRTAを行う動画データを容易に配信することができないなど、ゲームプレイヤ間、さらにゲームプレイヤおよび視聴者間で、利便性の良いコミュニケーションを実現するプラットフォームがない。
従って本発明の目的は、一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信する際に、利便性を向上させるコンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴は、一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに関する。本発明の第1の特徴に係るコンテンツ処理システムは、第1のプレイヤがプレイするゲームの第1のゲーム区間に関する第1の動画データを生成する第1のプレイヤ端末と、第2のプレイヤがプレイするゲームの第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間に関する第2の動画データを生成する第2のプレイヤ端末と、第1の動画データと、第2の動画データを、配信する動画配信サーバと、第1のプレイヤ端末、第2のプレイヤ端末および動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備える。タイマー制御サーバは、第1のプレイヤ端末において、第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した時間を、第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段を備える。第1のプレイヤが第1のゲーム区間のプレイを終了後、オフセット時間に、第2のプレイヤ端末における第2のゲーム区間のプレイ時間を加算した時間が、第2の動画データに表示される。
タイマー制御サーバは、第1のゲーム区間に対する開始コマンドおよび終了コマンドに基づいて、第1のゲーム区間をプレイに要した時間を取得し、開始コマンドおよび終了コマンドは、第1のプレイヤ端末から入力されても良い。
タイマー制御サーバは、第1のゲーム区間に対する開始コマンドおよび終了コマンドに基づいて、第1のゲーム区間をプレイに要した時間を取得し、開始コマンドおよび終了コマンドは、第1の動画データを視聴する視聴者端末から入力されても良い。
第1のゲーム区間は、複数の第1のプレイヤ端末においてプレイされ、動画配信サーバは、複数の第1のプレイヤ端末のそれぞれが生成する複数の第1の動画データを並べて、視聴者端末に配信しても良い。
第1のゲーム区間は、複数の第1のプレイヤ端末においてプレイされ、第1のゲーム区間を最も早く終了した第1のプレイヤ端末におけるプレイに要した時間に基づいて、第2のゲーム区間のオフセット時間が出力されても良い。
第1のプレイヤ端末は、入力されたコマンドで指定された時間情報に基づいて、第1の動画データから新たな動画データを生成し、動画配信サーバは、新たな動画データを視聴者端末に配信しても良い。
動画配信サーバは、第1の動画データに対して視聴者端末から入力された投稿データを、新たな動画データとともに視聴者端末に配信しても良い。
本発明の第2の特徴は、一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるコンテンツ処理方法に関する。本発明の第2の特徴に係るコンテンツ処理システムは、第1のプレイヤがプレイするゲームの第1のゲーム区間に関する第1の動画データを生成する第1のプレイヤ端末と、第2のプレイヤがプレイするゲームの第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間に関する第2の動画データを生成する第2のプレイヤ端末と、第1の動画データと、第2の動画データを、配信する動画配信サーバと、第1のプレイヤ端末、第2のプレイヤ端末および動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備える。本発明の第2の特徴に係るコンテンツ処理方法は、タイマー制御サーバが、第1のプレイヤ端末において、第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した時間を、第2のゲーム区間のオフセット時間として出力するステップを備え、第1のプレイヤが第1のゲーム区間のプレイを終了後、オフセット時間に、第2のプレイヤ端末における第2のゲーム区間のプレイ時間を加算した時間が、第2の動画データに表示される。
本発明の第3の特徴は、一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるタイマー制御サーバに関する。本発明の第3の特徴に係るコンテンツ処理システムは、複数のプレイヤがそれぞれプレイするゲームの所定のゲーム区間に関する動画データをそれぞれ生成する複数のプレイヤ端末と、複数のプレイヤ端末がそれぞれ作成する複数の動画データを配信する動画配信サーバと、プレイヤ端末および動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備える。本発明の第3の特徴に係るタイマー制御サーバは、一つのゲームを連携してプレイするプレイヤ端末の識別子と、プレイヤ端末がプレイする順序およびゲーム区間とを対応づけた区間データを記憶する記憶装置と、第1のプレイヤ端末においてゲームの第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した時間を、第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段を備える。
本発明の第4の特徴は、一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるタイマー制御プログラムに関する。第4の特徴に係るコンテンツ処理システムは、複数のプレイヤがそれぞれプレイするゲームの所定のゲーム区間に関する動画データをそれぞれ生成する複数のプレイヤ端末と、複数のプレイヤ端末がそれぞれ作成する複数の動画データを配信する動画配信サーバと、プレイヤ端末および動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備える。第4の特徴に係るタイマー制御プログラムは、コンピュータを、一つのゲームを連携してプレイするプレイヤ端末の識別子と、プレイヤ端末がプレイする順序およびゲーム区間とを対応づけた区間データを読み出して、第1のプレイヤ端末においてゲームの第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した時間を、第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段として機能させる。
本発明によれば、一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信する際に、利便性を向上させるコンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラムを提供することができる。
本発明の実施の形態に係るコンテンツ処理システムのシステム構成図である。 本発明の実施の形態に係るコンテンツ処理システムにおける処理を説明するシーケンス図である。 本発明の実施の形態に係るコンテンツ処理システムにおいて、視聴者端末に表示される画面の一例である。 本発明の実施の形態に係るタイマー制御サーバのハードウエア構成と機能ブロックの一例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係るタイマー制御サーバの区間データのデータ構造とデータの一例を説明する図である。 本発明の実施の形態に係るタイマー制御サーバが出力する区間タイム表示画面の一例である。 本発明の実施の形態に係るタイマー制御サーバによる制御処理を説明するフローチャートである。 第1の変形例に係るコンテンツ処理システムにおける処理を説明するシーケンス図である。 第2の変形例に係るコンテンツ処理システムにおける処理を説明するシーケンス図である。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。
本発明の実施の形態において「投稿」は、他のユーザとコミュニケーションをとるために入力されたデータである。「投稿」を、「コメント」と称する場合もある。
本発明の実施の形態において「リアルタイム」は、厳密な意味で時間が完全に一致する場合のみならず、各装置において速やかに処理される場合を含み、伝送や処理に伴う遅延が生じる場合も許容する。
(コンテンツ処理システム)
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るタイマー制御サーバ1が用いられるコンテンツ処理システム9を説明する。コンテンツ処理システム9は、コンテンツ配信システム3、第1のプレイヤ端末4a、第2のプレイヤ端末4bおよび視聴者端末5を備える。コンテンツ配信システム3、第1のプレイヤ端末4a、第2のプレイヤ端末4bおよび視聴者端末5は、通信ネットワーク6により、相互に通信可能に接続される。
本発明の実施の形態に係るコンテンツ処理システム9は、一つのゲームを、複数のプレイヤで順次連携して(リレーして)プレイし、その時間を競うリアルタイムアタックに関する。コンテンツ処理システム9は、各プレイヤが配信する動画データに、ゲームの開始時からの経過時間を付与し、経過時間が付与された動画データをリアルタイムに配信することを可能にする。
本発明の実施の形態において、ゲームは、第1の区間、第2の区間の順にシナリオが進行する。第1のプレイヤ端末4aを操作する第1のプレイヤが、第1の区間をプレイし、第1の区間のシナリオをプレイし終えた後、第2のプレイヤ端末4bを操作する第2のプレイヤが、第2の区間をプレイする。その後、第3のプレイヤが第3の区間をプレイするなどにより、順次リレーしてゲームを進行する。各プレイヤの端末は、各プレイヤが担当するゲーム区間をプレイ可能な状態で待機しており、先行するゲーム区間のプレイが終了した後に、自身のゲーム区間をプレイする。本発明の実施の形態において、複数のプレイヤが各ゲーム区間をリレーしてプレイすることによりゲームを進め、ゲームを完了するまでの合計時間を記録する。さらに、他のプレイヤ群によって同様にリレーしてプレイされたゲーム完了までの時間を、競うことができる。
本発明の実施の形態において「ゲーム」は、所定の区間のプレイヤの動作について時間を競うことができる対象である。ゲームは、ゲームプログラム等により進めるゲームはもちろん、所定の動作に要する時間を、ゲーム感覚で競えるものを含んでも良い。ゲームの区間の一例として、以下のものが挙げられる。下記(1)ないし(3)は一例であって、これに限るものではない。
(1)複数の面により構成されるアドベンチャーゲームの所定の面など、ゲーム空間の条件が異なる区間
(2)ロールプレイングゲームで、「○○村から○○町に到達するまで」など、ゲーム空間内でプレイヤキャラクタが行うタスクが異なる区間
(3)所定時間において料理を作るゲームにおいて、料理を作る一手順など、プレイヤの動作内容が異なる区間
コンテンツ配信システム3は、一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイするそれぞれの動画データを配信する。本発明の実施の形態においてコンテンツ配信システム3は、複数のプレイヤがそれぞれ動画データをリアルタイムに配信し、リアルタイムに配信される各動画データにおいて、最初のプレイヤによるゲーム開始時からの経過時間が表示される場合を説明する。
コンテンツ配信システム3は、タイマー制御サーバ1と、動画配信サーバ2を備える。図1に示す例においてコンテンツ配信システム3は、2台のコンピュータによって実現される場合を説明するがこれに限られない。処理負荷等に応じてさらに多くのコンピュータによって実現されても良いし、1台のコンピュータによって実現されても良い。
タイマー制御サーバ1は、通信ネットワーク6を介して、第1のプレイヤ端末4a、第2のプレイヤ端末4bおよび動画配信サーバ2に接続する。タイマー制御サーバ1は、ゲームを進めるプレイヤが切り替わるタイミングで、先のプレイヤのプレイ時間を取得するとともに、次のプレイヤのプレイ時間のオフセット時間(初期値)を、先のプレイヤのプレイ時間に設定させることで、コンテンツ処理システム9は、プレイヤが配信する動画データに、ゲームの開始時からの経過時間を付与することを可能とする。オフセット時間は、先行するゲーム区間のプレイにかかった時間の合計である。
動画配信サーバ2は、第1のプレイヤ端末4aで生成された第1のゲーム区間のプレイに関する第1の動画データと、第2のプレイヤ端末4bで生成された第2のゲーム区間のプレイに関する第2の動画データを、視聴者端末5に配信する。
動画配信サーバ2は、プレイヤ端末4が生成した動画データを視聴者端末5に配信する際、その動画データに対して視聴者端末5から入力された投稿データを、視聴者端末5がその投稿データを入力したタイミングに対応づけて、視聴者端末5に表示する。投稿データは、例えば、動画データに重畳され、左から右に流れるように表示される。
第1のプレイヤ端末4aおよび第2のプレイヤ端末4bは、ゲームをプレイするプレイヤが利用する端末である。第1のプレイヤ端末4aは、第1のプレイヤがプレイするゲームの第1のゲーム区間に関する第1の動画データを生成する。第2のプレイヤ端末4bは、第2のプレイヤがプレイするゲームの第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間に関する第2の動画データを生成する。本発明の実施の形態において、第1のプレイヤ端末4aと第2のプレイヤ端末4bを特に区別しない場合、単にプレイヤ端末4と表記する場合がある。
プレイヤ端末4は、パソコン、スマートフォンなどのコンピュータである。プレイヤ端末4は、それぞれ、ゲームをプレイするコンピュータと、ゲームをプレイする画面をキャプチャして動画データを生成するコンピュータなど、複数のコンピュータにより構成されても良い。図1に示す例においてコンテンツ処理システム9は2つのプレイヤ端末4を備える場合を説明するが、端末数はこれに限られない。
プレイヤ端末4は、プレイヤがゲームの所定区間をプレイした状況を撮影して動画データを作成し、コンテンツ配信システム3に送信する。本発明の実施の形態において、第1のプレイヤ端末4aは、第1のゲーム区間をプレイする第1のプレイヤが利用し、第2のプレイヤ端末4bは、第2のゲーム区間をプレイする第1のプレイヤが利用する。
本発明の実施の形態において第1のプレイヤ端末4aおよび第2のプレイヤ端末4bは、それぞれ、第1のプレイヤおよび第2のプレイヤが利用する端末である場合を説明するが、これに限らない。第1のプレイヤ端末4aおよび第2のプレイヤ端末4bは、それぞれ第1の動画データおよび第2の動画データを生成する端末であればよく、例えば、第1のプレイヤおよび第2のプレイヤがそれぞれゲームの所定区間をプレイする様子を撮影する撮影者の端末であっても良い。
視聴者端末5は、プレイヤ端末4が作成し、動画配信サーバ2が配信した動画データを視聴する視聴者が利用する端末である。視聴者端末5は、パソコン、スマートフォンなどのコンピュータである。視聴者端末5は、プレイヤ端末4が作成し、コンテンツ配信システム3が配信した動画データを再生する。図1に示す例においてコンテンツ処理システム9は2つの視聴者端末5を備える場合を説明するが、端末数はこれに限られない。
視聴者端末5に配信される動画データには、一つのゲームを複数のプレイヤでリレーする際の、最初のプレイヤがプレイを開始してからの経過時間が表示される。タイマー制御サーバ1は、動画データに最初のプレイヤがプレイを開始してからの経過時間を表示するために、プレイヤが所定区間を終了し次のプレイヤに切り替わる際(ゲームをプレイする動画データが切り替わるタイミングで)、先の区間までのプレイに要した時間を取得し、次の区間のプレイに関する動画データに、オフセット時間として与える。
本発明の実施の形態において、タイマー制御サーバ1、各プレイヤ端末4、視聴者端末5または動画配信サーバ2は、各プレイヤ端末4が生成する動画データに、ゲーム、ゲーム区間またはRTAに関連するタグを付与しても良い。
(コンテンツ処理方法)
図2を参照して本発明の実施の形態に係るコンテンツ処理システム9におけるコンテンツ処理方法を説明する。
まず、第1のプレイヤ端末4aおよび第2のプレイヤ端末4bは、動画データを生放送で配信する。具体的には第1のプレイヤ端末4aは、ステップS1において第1の動画データをリアルタイムに動画配信サーバ2に送信し、ステップS2において動画配信サーバ2は、第1の動画データをリアルタイムに視聴者端末5に配信する。第2のプレイヤ端末4bは、ステップS3において第2の動画データをリアルタイムに動画配信サーバ2に送信し、ステップS4において動画配信サーバ2は、第2の動画データをリアルタイムに視聴者端末5に配信する。なおステップS1ないしステップS4の処理を行うタイミングは、図1の例に限定されず、後述のステップS6またはステップS13において、タイマー開始コマンドが入力されるよりも後に、各プレイヤ端末4で、ゲームプレイ中の動画データをリアルタイムに送信し配信可能であれば問題ない。
第1のプレイヤ端末4aで第1のゲーム区間がプレイされる前に、タイマー制御サーバ1は、オフセット時間を送信する。第1のプレイヤ端末4aでプレイされる第1の区間が、ゲームの先頭の場合、オフセット時間は0となる。一方先頭でない場合、ゲームの開始から直前の区間までのプレイにかかった時間が、オフセット時間となる。
ステップS6において第1のプレイヤ端末4aで、第1のプレイヤ等から、第1のゲーム区間のプレイ開始を示すタイマー開始コマンドが入力される。タイマー開始コマンドが入力されたことを検知すると、ステップS7において第1のプレイヤ端末4aは、ステップS5で取得したオフセット時間に、ステップS6のタイマー開始コマンドの入力からの時間を加算した経過時間を、第1の動画データに表示する。
第1のプレイヤ端末4aは、ステップS8において第1の動画データをリアルタイムに動画配信サーバ2に送信し、ステップS9において動画配信サーバ2は、第1の動画データをリアルタイムに視聴者端末5に配信し、第1のプレイヤ端末4aにおけるプレイの様子が生放送で放送される。ステップS8およびステップS9で送信される動画データには、ステップS7で付与されたゲーム開始からの経過時間が表示される。第1のプレイヤが、第1のゲーム区間をプレイする間、第1の動画データの生放送が行われる。
ステップS10において第1のプレイヤ端末4aで、第1のプレイヤ等から、第1のゲーム区間のプレイ終了を示すタイマー終了コマンドが入力される。タイマー終了コマンドが入力されたことを検知すると、ステップS11において第1のプレイヤ端末4aは、第1のプレイヤが第1のゲーム区間のプレイに要した時間t1を送信する。第1のゲーム区間のプレイに要した時間t1は、ステップS6でタイマー開始コマンドが入力されてからステップS10でタイマー終了コマンドが入力されるまでの時間である。あるいは、ステップS11において第1のプレイヤ端末4aは、ゲームの開始からの経過時間を送信しても良い。ゲームの開始からの経過時間は、ステップS12で取得したオフセット時間に、第1のゲーム区間のプレイに要した時間t1を加算した時間である。
タイマー制御サーバ1は、第1のプレイヤ端末4aから第1のゲーム区間のプレイ時間t1を取得すると、ステップS12において、第2のプレイヤ端末4bにオフセット時間を送信する。ここで送信されるオフセット時間は、ステップS5で第1のプレイヤ端末4aに送信したオフセット時間に、ステップS11で取得した第1のゲーム区間のプレイ時間t1を加算した時間である。
ステップS13において第2のプレイヤ端末4bで、第2のプレイヤ等から、第2のゲーム区間のプレイ開始を示すタイマー開始コマンドが入力される。タイマー開始コマンドが入力されたことを検知すると、ステップS14において第2のプレイヤ端末4bは、ステップS12で取得したオフセット時間に、ステップS13のタイマー開始コマンドの入力からの時間を加算した経過時間を、第2の動画データに表示する。
第2のプレイヤ端末4bは、ステップS15において第2の動画データをリアルタイムに動画配信サーバ2に送信し、ステップS16において動画配信サーバ2は、第2の動画データをリアルタイムに視聴者端末5に配信し、第2のプレイヤ端末4bにおけるプレイの様子が生放送で放送される。ステップS15およびステップS16で送信される動画データには、ステップS14で付与されたゲーム開始からの経過時間が表示される。第2のプレイヤが、第2のゲーム区間をプレイする間、第2の動画データの生放送が行われる。
ここで第2のプレイヤ端末4bは、タイマー制御サーバ1からオフセット時間が通知されたことを以て、第1のプレイヤ端末4aによりタイマー終了コマンドが入力され、第2のゲーム区間のプレイを開始して良いタイミングであることを把握しても良いし、第1の動画データを視聴して、自身がプレイを開始するタイミングを認識しても良い。第1の動画データを視聴して、自身がプレイを開始するタイミングを認識する場合、タイマー制御サーバ1からオフセット時間を受領する前に、第2のゲーム区間のプレイを開始する場合もあるが、タイマー制御サーバ1からオフセット時間を受領した後において、ゲーム開始からの経過時間を表示するように制御しても良い。換言すると、第2のゲーム区間を開始直後の動画データにおいて第2のプレイヤ端末4bは、ゲーム開始からの経過時間を表示しないが、その後オフセット時間を受信した後に第2のプレイヤ端末4bは、経過時間を表示しても良い。
その後、ステップS10と同様に、第2のプレイヤ端末4bで、第2のプレイヤ等から、第1のゲーム区間のプレイ終了を示すタイマー終了コマンドが入力されるまで、ゲーム開始からの経過時間が表示された第2の動画データの配信が継続される。このように、第3のゲーム区間も同様に配信され、すべてのゲーム区間についてプレイが終了すると、処理が終了する。
図2に示す例において、タイマー開始コマンドおよびタイマー終了コマンドが、第1のプレイヤ端末4aで入力される場合を説明したが、これに限らず、例えば、動画データを視聴中の視聴者端末5の視聴者が入力しても良い。その場合、タイマー制御サーバ1は、オフセット時間に、視聴者がコマンドを入力したタイミングからの時間を加算した経過時間を、動画配信サーバ2に表示させ、ゲーム開始からの経過時間が表示された動画データが、視聴者端末5に配信される。
図3を参照して、ゲーム開始からの経過時間が表示された動画データの一例を説明する。図3に示す動画表示画面V1は、視聴者端末5に表示される動画データである。動画表示画面V1は、プレイ中のゲームの様子の画像とともに、タイムライン表示部V11および経過時間表示部V12を含む。タイムライン表示部V11および経過時間表示部V12は、画面に重畳して表示されても良いし、ピクチャーインピクチャーとして表示されても良い。
タイムライン表示部V11は、この動画データにおける時間情報であって、動画データの開始時からの経過時間である。図2に示す第2の動画データの場合、ステップS3において第2の動画データの配信が開始されてからの経過時間である。
一方経過時間表示部V12は、リレーの最初のプレイヤがゲームを開始してからの経過時間である。例えば、図2に示す第2の動画データの場合、第2のプレイヤ端末4bがステップS12で取得したオフセット時間に、ステップS13において第2のプレイヤ端末4bでタイマー開始コマンドが入力されてからの時間を加算した時間である。
このように本発明の実施の形態においてタイマー制御サーバ1は、各プレイヤ端末4でのプレイ時間を取得し、ゲーム区間のプレイ開始時にオフセット時間として、先行するゲーム区間のプレイに要した時間を提供する。これにより、図3に示すように、ゲーム区間のプレイに要した時間をリアルタイムに表示することができる。
(タイマー制御装置)
図4を参照して、本発明の実施の形態に係るタイマー制御サーバ1を説明する。タイマー制御サーバ1は、記憶装置11、処理装置16および通信制御装置19を備える一般的なコンピュータである。一般的なコンピュータがタイマー制御プログラムを実行することにより、図4に示す機能を実現する。
記憶装置11は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random access memory)、ハードディスク等であって、処理装置16が処理を実行するための入力データ、出力データおよび中間データなどの各種データを記憶する。処理装置16は、CPU(Central Processing Unit)であって、記憶装置11に記憶されたデータを読み書きしたり、通信制御装置19とデータを入出力したりして、タイマー制御サーバ1における処理を実行する。通信制御装置19は、タイマー制御サーバ1と通信ネットワーク6を接続するインタフェースである。
なお、本発明の実施の形態において、コンテンツ配信システム3におけるタイマー制御機能を、1台のコンピュータが担う場合を説明するがこれに限られない。タイマー制御機能は、複数台のコンピュータによって実現されても良いし、動画配信サーバ2等の他の機能を実現するコンピュータに実装されても良い。
記憶装置11は、区間データ12を記憶する。区間データ12は、一つのゲームを連携してプレイするプレイヤ端末4の識別子と、プレイヤ端末4がプレイする順序およびゲーム区間とを対応づけたデータである。区間データ12は、図5に示すように、プレイの順序、プレイするプレイヤ端末の識別子、ゲームの区間の識別子および区間タイムが対応づけられる。なお、タイマー制御サーバ1および動画配信サーバ2は、区間データ12のプレイヤ端末の識別子から、各プレイヤの動画を特定することができるものとする。
区間タイムは、すでにプレイが終了したゲーム区間について与えられ、そのゲーム区間をプレイするのに要した時間である。区間タイムは、タイマー制御サーバ1が、新たなゲーム区間についてプレイするプレイヤ端末4に送信するオフセット時間を算出するために用いられ、オフセット時間は、直前までにプレイされたゲーム区間の区間タイムの合計である。
図5に示す例では、予め各ゲーム区間のプレイヤ端末の識別子が決定される場合を説明するが、これに限られない。少なくとも、先行するゲーム区間のプレイが終了する前に、次のゲーム区間をプレイするプレイヤ端末が特定できれば良い。
処理装置16は、制御手段17を備える。制御手段17は、第1のプレイヤ端末4aにおいてゲームの第1のゲーム区間のプレイに要した時間(区間タイム)を取得し、取得した時間を、第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する。制御手段17は、取得した区間タイムを、区間データ12に記憶する。
これにより、第1のプレイヤが第1のゲーム区間のプレイを終了後、オフセット時間に、第2のプレイヤ端末4bにおける第2のゲーム区間のプレイ時間を加算した時間を、第2の動画データに表示することが可能になる。
本発明の実施の形態において制御手段17は、第1のプレイヤ端末4aに、オフセット時間として0を提供するとともに、第1のプレイヤ端末4aから第1のゲーム区間のプレイに要した時間t1を取得する。さらに制御手段17は、第2のプレイヤ端末4bに、オフセット時間として第2のゲーム区間までのプレイ時間である時間t1を提供するとともに、第2のプレイヤ端末4bから第2のゲーム区間のプレイに要した時間t2を取得する。このようにタイマー制御サーバ1の制御手段17が、各ゲーム区間に要した時間を保持し、各プレイヤ端末4に中継することで、各ゲーム区間の動画が個別に生成される場合でも、最初のゲーム区間からの経過時間を動画データに表示することができる。
制御手段17は、第1のゲーム区間に対するタイマー開始コマンドおよびタイマー終了コマンドに基づいて、第1のゲーム区間をプレイに要した時間を取得する。タイマー開始コマンドおよびタイマー終了コマンドは、第1のプレイヤ端末4aから入力されても良いし、第1の動画データを視聴する視聴者端末5から入力されても良い。またタイマー開始コマンドまたはタイマー終了コマンドの入力は、各プレイヤ端末4または視聴者端末5に電子的に設けられたボタンの押下であっても良い。
本発明の実施の形態において制御手段17は、プレイヤ端末4から、第1のゲーム区間に対するタイマー開始コマンドおよびタイマー終了コマンドに基づく第1のゲーム区間をプレイに要した時間を取得する。
ゲームの進行に関するゲーム進行データを、他のコンピュータに送受信可能なゲームの場合、制御手段17は、オフセット時間のみならず、プレイヤ端末4のゲーム区間のプレイ終了後のゲーム進行データを取得し、次のゲーム区間のプレイヤ端末4に提供しても良い。そのプレイヤ端末4は、タイマー制御サーバ1から取得したゲーム進行データに従ってゲームを進めることができる。さらに他の方法として、オンラインゲームなど、ゲームサーバが、各プレイヤのゲーム進行データを保持する場合、ゲームサーバが、各プレイヤに、直前のプレイヤまでのゲーム進行データを提供しても良い。
制御手段17が管理する区間タイムは、どのように計測されても良い。例えば区間タイムは、動画データのタイムラインに基づいて計測されても良いし、電波時計等の絶対時間に基づいて計測されても良い。また区間タイムは、各端末の時間情報が共有されている場合などは、各端末の時間情報に基づいて計測されても良い。さらにコンピュータ間で管理する時間情報に差がある場合、その遅延が調整されても良い。
制御手段17は、各プレイヤの区間タイムを一覧で表示した画面を作成し、各プレイヤ端末4が生成する動画データ、または所定のウェブページ等に表示しても良い。制御手段17は、例えば図6に示すように、各ゲーム区間をリアルタイムにリレーしたプレイについて、各ゲーム区間のプレイヤ名と、その区間タイムとを一覧で表示する区間タイム表示画面V2を生成する。区間タイム表示画面V2は、動画配信サーバ2に提供され、各動画データで表示されても良い。
また制御手段17は、所定のゲーム(またはゲーム内の所定のゲーム区間)について、複数のプレイヤによる区間タイムを、ランキング形式で表示しても良い。このとき、所定の再生数/プレイ数などの条件を満たすプレイヤの区間タイムを、ランキング形式で表示しても良い。あるいは、動画配信サーバ2の管理者などによる所定の認証を得た区間タイムのみが、ランキング形式で表示されても良い。
図7を参照して、本発明の実施の形態に係る制御手段17による制御処理を説明する。図7に示す例では、あるゲームにおいて、各プレイヤが各ゲーム区間をリレーでプレイする際に、ゲームの開始からの経過時間を、各ゲーム区間のプレイに関する各動画データに表示する場合を説明する。
まずステップS51において制御手段17は、経過時間を初期化し、各ゲーム区間についてステップS52ないしステップS55の処理を繰り返す。
ステップS52において制御手段17は、対象のゲーム区間がプレイされる前に、このゲーム区間をプレイするプレイヤ端末4に、ゲーム開始からのプレイに要した経過時間を送信する。ステップS53においてゲーム区間のプレイ終了を待機し、プレイが終了すると、ステップS54に進む。なお、プレイヤ端末4においてプレイされている間、プレイヤ端末4は、制御手段17から取得した経過時間に、自身のプレイ時間を加算した時間を、動画データに表示する。
ステップS54において制御手段17は、このゲーム区間がプレイされたプレイヤ端末から、プレイに要した時間を取得する。ステップS55においてステップS52で送信した経過時間に、ステップS54で取得したプレイ時間を加算して、ゲーム開始からのプレイに要した経過時間を更新する。
次に制御手段17は、ステップS52に戻り、直前のステップS54の処理で更新した経過時間を、次のゲーム区間をプレイするプレイヤ端末4に送信し、同様にステップS53ないしステップS55の処理を行う。
各ゲーム区間についてステップS52ないしステップS55の処理が終了すると、制御手段17は処理を終了する。
このような本発明の実施の形態に係るコンテンツ処理システム9によれば、複数のプレイヤがリレー形式でRTAを行う動画データに、RTAのゲーム開始からの経過時間を容易に表示して配信することができる。これにより、ゲームプレイヤ間、さらにゲームプレイヤおよび視聴者間で、充分なコミュニケーションを実現可能なプラットフォームを提供することができる。またゲームプレイヤおよび視聴者は、同一空間内にいても、遠隔地にいても良く、多くのプレイヤまたは視聴者とコミュニケーションをとることができる。
さらに、ゲームの進行に関するゲーム進行データをほかの端末に送信可能なゲームの場合、タイマー制御サーバ1は、各ゲーム区間のオフセット時間のみならず、プレイヤ端末4のゲーム区間のプレイ終了後のゲーム進行データを管理しても良い。タイマー制御サーバ1は、オフセット時間とゲーム進行データを次のゲーム区間のプレイヤ端末4に提供し、そのプレイヤ端末4は、タイマー制御サーバ1から取得したゲーム進行データに従ってゲームを進める。これにより、よりスムーズなRTAを支援することができるとともに、ゲーム区間の進行に従って決められた属性(キャラクタの属性、敵キャラクタの属性など)も引き継いで、次のゲーム区間を進めることができる。
(第1の変形例)
本発明の実施の形態において、各プレイヤ端末4で、ゲーム画面に、ゲーム開始からの経過時間を付加する場合を説明したが、第1の変形例では、動画配信サーバ2で、ゲーム開始からの経過時間を付加する場合を説明する。
第1の変形例において、タイマー制御サーバ1の制御手段17は、ゲーム開始からの経過時間を動画配信サーバ2に提供する。動画配信サーバ2は、タイマー制御サーバ1から取得した経過時間を、各プレイヤ端末4が生成したゲームプレイの動画データに表示して、視聴者端末5に配信する。
第1の変形例において制御手段17は、プレイヤ端末4においてタイマー開始コマンドまたはタイマー終了コマンドが入力されたタイミングを検知して、各ゲーム区間におけるプレイ時間を把握する。
図8を参照して第1の変形例に係るコンテンツ処理システム9におけるコンテンツ処理方法を説明する。図8の処理に先だって、図2と同様に、予め、第1のプレイヤ端末4aが第1の動画データをリアルタイムに配信可能であり、第2のプレイヤ端末4bが第2の動画データをリアルタイムに配信可能であるとする。
まずステップS101において、第1のプレイヤ端末4aにおいてタイマー開始コマンドが入力されると、ステップS102において第1のプレイヤ端末4aは、タイマー開始コマンドが入力されたことをタイマー制御サーバ1に通知する。
ステップS103においてタイマー制御サーバ1は、区間データ12から算出したオフセット時間に、タイマー開始コマンドが入力されてからの時間を加算した経過時間を算出する。第1のプレイヤ端末4aでプレイされる第1の区間が、ゲームの先頭の場合、オフセット時間は0となる。一方先頭でない場合、ゲームの開始から直前の区間までのプレイにかかった時間が、オフセット時間となる。
ステップS104においてタイマー制御サーバ1は、算出した経過時間を、動画配信サーバ2に通知する。
ステップS105において第1のプレイヤ端末4aが、第1のゲーム区間のプレイ状況に関する第1の動画データを動画配信サーバ2に送信する。ステップS106において動画配信サーバ2は、ステップS105で取得した第1の動画データに、ステップS104で取得した経過時間を表示して、視聴者端末5に送信する。
ステップS104ないしステップS106の処理は、ステップS107において第1のプレイヤ端末4aにおいてタイマー終了コマンドが入力され、ステップS108において第1のプレイヤ端末4aが、タイマー終了コマンドが入力されたことをタイマー制御サーバ1に通知するまで、繰り返される。
ステップS108において第1のプレイヤ端末4aからタイマー終了コマンドが入力されたことが通知されると、ステップS109においてタイマー制御サーバ1は、区間データ12に、第1のゲーム区間のプレイに要した時間t1を設定し、オフセット時間を更新する。
ステップS110以降において、第2のゲーム区間についても、第1のゲーム区間と同様に処理される。なおステップS112で用いられるオフセット時間は、ステップS109で更新されたオフセット時間である。
図8に示す例では、タイマー制御サーバ1が動画配信サーバ2に逐次経過時間を通知する場合を説明したが、これに限られない。例えば、タイマー制御サーバ1は、ゲーム区間開始および終了のタイミングとオフセット時間を動画配信サーバ2に通知し、動画配信サーバ2において、ゲーム区間の開始および終了の間に、オフセット時間を進めた経過時間を表示しても良い。
図8に示す例では、制御手段17が、プレイヤ端末4からタイマー開始コマンドまたはタイマー終了コマンドが入力されたタイミングが通知されることで、プレイヤ端末4におけるゲーム区間のプレイ時間を把握する場合を説明したが、これに限らない。例えば制御手段17がゲーム区間の開始または終了を判定しても良い。
具体的には、制御手段17が、ゲームにおける所定のチェックポイントに到達したことを検知した際に、所定のゲーム区間が開始または終了したことを検知しても良い。また、制御手段17が、ゲームにおける所定のゲーム区間の開始または終了の画像が表示されたことを検知した際に、所定のゲーム区間が開始または終了したことを検知しても良い。さらに他の例として、他のコンピュータが、所定のチェックポイントに到達したこと、或いは所定のゲーム区間の開始または終了の画像が表示されたことを検知した際に、その他のコンピュータが制御手段17に通知しても良い。
第1の変形例に示すように、各ゲーム区間のプレイに要した時間は、動画配信サーバ2によって動画データに付与された後に、視聴者端末5に配信されても良い。
(第2の変形例)
本発明の実施の形態において、各ゲーム区間のプレイ中にリアルタイムに動画データに経過時間を表示する場合を説明したが、第2の変形例において、各ゲーム区間のプレイ後に、各プレイヤ端末4で経過時間を付加する場合を説明する。
図9を参照して、第2の変形例に係るコンテンツ処理システム9におけるコンテンツ処理方法を説明する。図9の処理に先だって、第1のプレイヤ端末4aおよび第2のプレイヤ端末4bで、ゲーム区間のプレイ中の動画を撮影可能に準備される。
まずステップS201において、第1のプレイヤ端末4aにおいて、タイマー開始コマンドが入力され、ステップS202においてタイマー終了コマンドが入力される。ステップS201およびステップS202の間、第1のプレイヤ端末4aは、第1のプレイヤが第1のゲーム区間のプレイ中の動画を撮影し、第1のプレイヤ端末4aの記憶装置に蓄積する。
ステップS203においてタイマー制御サーバ1からオフセット時間が送信されると、ステップS204において第1のプレイヤ端末4aは、オフセット時間に動画の経過時間を加算した時間を、第1の動画データに表示する編集を行う。
また第1のプレイヤ端末4aは、ステップS202においてタイマー終了コマンドが入力された後、ステップS205において第1のゲーム区間のプレイに要した時間t1をタイマー制御サーバ1に送信する。タイマー制御サーバ1は、取得した時間に基づいて区間データ12を更新する。
さらにステップS206において第1のプレイヤ端末4aは、ステップS204で経過時間が付された第1の動画データを、動画配信サーバ2に送信する。動画配信サーバ2は、ステップS206で取得した第1の動画データを、ステップS207において視聴者端末5に配信する。
またステップS208ないしステップS214において、第2のゲーム区間についても、ステップS201ないしステップS207と同様に処理される。ここで、ステップS210でタイマー制御サーバ1が第2のプレイヤ端末4bに送信するオフセット時間は、ステップS203で送信したオフセット時間に、ステップS204で取得した第1のゲーム区間のプレイに要した時間t1を加算した時間である。
図9に示す例では、ゲーム区間を撮影した動画データを作成し、プレイヤ端末4で経過時間を付した動画データを動画配信サーバ2に送信する場合を説明したが、これに限られない。リアルタイムの生放送よりも遅れて配信するいわゆるタイムシフト機能によって、ゲーム区間を撮影しつつ、プレイヤ端末4が、動画データに経過時間を表示して動画配信サーバ2に送信し、視聴者端末5に配信しても良い。
このように、タイマー制御サーバ1が、各ゲーム区間のプレイ時間を取得し、オフセット時間を各プレイヤ端末4に提供することで、リアルタイムの生放送に限らず、動画配信、動画放送等においても、ゲーム開始からの経過時間を動画に容易に表示することが可能になる。
(第3の変形例)
本発明の実施の形態において、各ゲーム区間を一人のプレイヤがプレイする場合を説明したが、第3の変形例において、一つのゲーム区間を、複数のプレイヤがプレイする場合を説明する。
例えば、第1のゲーム区間は、第1のプレイヤ端末4aにおいてプレイされ、動画配信サーバ2は、複数の第1のプレイヤ端末4aのそれぞれが生成する複数の第1の動画データを並べて、視聴者端末5に配信する。これにより視聴者端末5は、各プレイヤのゲームの進捗を比較して視聴することが可能になる。また、第2のゲーム区間以降においても、同様に複数のプレイヤ端末4でプレイされても良い。
また、第1のゲーム区間をプレイした複数の第1のプレイヤ端末4aのうち、第1のゲーム区間を最も早く終了した第1のプレイヤ端末4aにおけるプレイに要した時間に基づいて、第2のゲーム区間のオフセット時間が出力されても良い。これにより、ゲームのプレイに要した時間だけでなく、各ゲーム区間においてもゲームに要した時間を競争させ、エンターテイメント性を向上することが可能になる。
(第4の変形例)
各プレイヤ端末4は、更なる機能として、ダイジェスト動画データを作成しても良い。
例えば、各プレイヤ端末4は、ゲームプレイ中またはゲームプレイ後に、動画データの所定区間を指定することで、その区間の動画データを生成することができる。
具体的には、第1のプレイヤ端末4aは、入力されたコマンドで指定された時間情報に基づいて、第1の動画データからダイジェスト版の新たな動画データを生成し、動画配信サーバ2に送信する。動画配信サーバ2は、新たな動画データを視聴者端末5に配信する。ここで動画配信サーバ2は、第1の動画データに対して視聴者端末5から入力された投稿データを、新たな動画データとともに視聴者端末5に配信しても良い。
動画配信サーバ2は、動画データと、動画データに対して視聴者端末5から入力された投稿データと、その投稿データが入力されたタイミングを保持する。第1のプレイヤ端末4aが、ダイジェスト版の新たな動画データとともに、その元となる第1の動画データの識別子と、第1の動画データにおける時間情報を動画配信サーバ2に提供する。動画配信サーバ2は、ダイジェスト版の新たな動画データに対応する第1の動画データの所定区間に対して、視聴者端末5から入力された投稿データを、新たな動画データにも表示する。このとき、第1の動画データにおけるタイミングと同じタイミングで、投稿データが表示されるのが好ましい。或いは、第1の動画データにおけるコメントを抜粋して、新たな動画データに表示しても良い。
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明の実施の形態とその変形例1ないし4によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなる。
例えば、本発明の実施の形態に記載したタイマー制御サーバは、図4に示すように一つのハードウエア上に構成されても良いし、その機能や処理数に応じて複数のハードウエア上に構成されても良い。また、既存のコンテンツ配信システム上に実現されても良い。
本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 タイマー制御サーバ
2 動画配信サーバ
3 コンテンツ配信システム
4 プレイヤ端末
5 視聴者端末
6 通信ネットワーク
9 コンテンツ処理システム
11 記憶装置
12 区間データ
16 処理装置
17 制御手段
19 通信制御装置

Claims (15)

  1. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムであって、
    第1のプレイヤがプレイする前記ゲームの第1のゲーム区間に関する第1の動画データを生成する第1のプレイヤ端末と、
    第2のプレイヤがプレイする前記ゲームの前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間に関する第2の動画データを生成する第2のプレイヤ端末と、
    前記第1の動画データと、前記第2の動画データを、配信する動画配信サーバと、
    前記第1のプレイヤ端末、前記第2のプレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記タイマー制御サーバは、
    前記第1のプレイヤ端末において、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段を備え、
    前記第1のプレイヤが前記第1のゲーム区間のプレイを終了後、前記オフセット時間に、前記第2のプレイヤ端末における前記第2のゲーム区間のプレイ時間を加算した時間が、前記第2の動画データに表示され
    前記タイマー制御サーバは、前記第1のゲーム区間に対する開始コマンドおよび終了コマンドに基づいて、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、
    前記開始コマンドおよび終了コマンドは、前記第1のプレイヤ端末から入力される
    ことを特徴とするコンテンツ処理システム。
  2. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムであって、
    第1のプレイヤがプレイする前記ゲームの第1のゲーム区間に関する第1の動画データを生成する第1のプレイヤ端末と、
    第2のプレイヤがプレイする前記ゲームの前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間に関する第2の動画データを生成する第2のプレイヤ端末と、
    前記第1の動画データと、前記第2の動画データを、配信する動画配信サーバと、
    前記第1のプレイヤ端末、前記第2のプレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記タイマー制御サーバは、
    前記第1のプレイヤ端末において、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段を備え、
    前記第1のプレイヤが前記第1のゲーム区間のプレイを終了後、前記オフセット時間に、前記第2のプレイヤ端末における前記第2のゲーム区間のプレイ時間を加算した時間が、前記第2の動画データに表示され
    前記タイマー制御サーバは、前記第1のゲーム区間に対する開始コマンドおよび終了コマンドに基づいて、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、
    前記開始コマンドおよび終了コマンドは、前記第1の動画データを視聴する視聴者端末から入力される
    ことを特徴とするコンテンツ処理システム。
  3. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムであって、
    第1のプレイヤがプレイする前記ゲームの第1のゲーム区間に関する第1の動画データを生成する第1のプレイヤ端末と、
    第2のプレイヤがプレイする前記ゲームの前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間に関する第2の動画データを生成する第2のプレイヤ端末と、
    前記第1の動画データと、前記第2の動画データを、配信する動画配信サーバと、
    前記第1のプレイヤ端末、前記第2のプレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記タイマー制御サーバは、
    前記第1のプレイヤ端末において、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段を備え、
    前記第1のプレイヤが前記第1のゲーム区間のプレイを終了後、前記オフセット時間に、前記第2のプレイヤ端末における前記第2のゲーム区間のプレイ時間を加算した時間が、前記第2の動画データに表示され
    前記第1のゲーム区間は、複数の第1のプレイヤ端末においてプレイされ、
    前記第1のゲーム区間を最も早く終了した第1のプレイヤ端末におけるプレイに要した時間に基づいて、前記第2のゲーム区間のオフセット時間が出力される
    ことを特徴とするコンテンツ処理システム。
  4. 前記第1のゲーム区間は、複数の第1のプレイヤ端末においてプレイされ、
    前記動画配信サーバは、前記複数の第1のプレイヤ端末のそれぞれが生成する複数の第1の動画データを並べて、視聴者端末に配信する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンテンツ処理システム。
  5. 前記第1のプレイヤ端末は、入力されたコマンドで指定された時間情報に基づいて、前記第1の動画データから新たな動画データを生成し、
    前記動画配信サーバは、前記新たな動画データを視聴者端末に配信する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のコンテンツ処理システム。
  6. 前記動画配信サーバは、前記第1の動画データに対して視聴者端末から入力された投稿データを、前記新たな動画データとともに前記視聴者端末に配信する
    ことを特徴とする請求項5に記載のコンテンツ処理システム。
  7. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるコンテンツ処理方法であって、
    前記コンテンツ処理システムは、
    第1のプレイヤがプレイする前記ゲームの第1のゲーム区間に関する第1の動画データを生成する第1のプレイヤ端末と、
    第2のプレイヤがプレイする前記ゲームの前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間に関する第2の動画データを生成する第2のプレイヤ端末と、
    前記第1の動画データと、前記第2の動画データを、配信する動画配信サーバと、
    前記第1のプレイヤ端末、前記第2のプレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記コンテンツ処理方法は、
    前記タイマー制御サーバが、前記第1のプレイヤ端末において、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第2のゲーム区間のオフセット時間として出力するステップを備え、
    前記第1のプレイヤが前記第1のゲーム区間のプレイを終了後、前記オフセット時間に、前記第2のプレイヤ端末における前記第2のゲーム区間のプレイ時間を加算した時間が、前記第2の動画データに表示され
    前記タイマー制御サーバは、前記第1のゲーム区間に対する開始コマンドおよび終了コマンドに基づいて、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、
    前記開始コマンドおよび終了コマンドは、前記第1のプレイヤ端末から入力される
    ことを特徴とするコンテンツ処理方法。
  8. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるコンテンツ処理方法であって、
    前記コンテンツ処理システムは、
    第1のプレイヤがプレイする前記ゲームの第1のゲーム区間に関する第1の動画データを生成する第1のプレイヤ端末と、
    第2のプレイヤがプレイする前記ゲームの前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間に関する第2の動画データを生成する第2のプレイヤ端末と、
    前記第1の動画データと、前記第2の動画データを、配信する動画配信サーバと、
    前記第1のプレイヤ端末、前記第2のプレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記コンテンツ処理方法は、
    前記タイマー制御サーバが、前記第1のプレイヤ端末において、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第2のゲーム区間のオフセット時間として出力するステップを備え、
    前記第1のプレイヤが前記第1のゲーム区間のプレイを終了後、前記オフセット時間に、前記第2のプレイヤ端末における前記第2のゲーム区間のプレイ時間を加算した時間が、前記第2の動画データに表示され
    前記タイマー制御サーバは、前記第1のゲーム区間に対する開始コマンドおよび終了コマンドに基づいて、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、
    前記開始コマンドおよび終了コマンドは、前記第1の動画データを視聴する視聴者端末から入力される
    ことを特徴とするコンテンツ処理方法。
  9. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるコンテンツ処理方法であって、
    前記コンテンツ処理システムは、
    第1のプレイヤがプレイする前記ゲームの第1のゲーム区間に関する第1の動画データを生成する第1のプレイヤ端末と、
    第2のプレイヤがプレイする前記ゲームの前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間に関する第2の動画データを生成する第2のプレイヤ端末と、
    前記第1の動画データと、前記第2の動画データを、配信する動画配信サーバと、
    前記第1のプレイヤ端末、前記第2のプレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記コンテンツ処理方法は、
    前記タイマー制御サーバが、前記第1のプレイヤ端末において、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第2のゲーム区間のオフセット時間として出力するステップを備え、
    前記第1のプレイヤが前記第1のゲーム区間のプレイを終了後、前記オフセット時間に、前記第2のプレイヤ端末における前記第2のゲーム区間のプレイ時間を加算した時間が、前記第2の動画データに表示され
    前記第1のゲーム区間は、複数の第1のプレイヤ端末においてプレイされ、
    前記第1のゲーム区間を最も早く終了した第1のプレイヤ端末におけるプレイに要した時間に基づいて、前記第2のゲーム区間のオフセット時間が出力される
    ことを特徴とするコンテンツ処理方法。
  10. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるタイマー制御サーバであって、
    前記コンテンツ処理システムは、
    複数のプレイヤがそれぞれプレイする前記ゲームの所定のゲーム区間に関する動画データをそれぞれ生成する複数のプレイヤ端末と、
    前記複数のプレイヤ端末がそれぞれ作成する複数の動画データを配信する動画配信サーバと、
    前記プレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記タイマー制御サーバは、
    前記一つのゲームを連携してプレイするプレイヤ端末の識別子と、前記プレイヤ端末がプレイする順序およびゲーム区間とを対応づけた区間データを記憶する記憶装置と、
    第1のプレイヤ端末において前記ゲームの第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段を備え
    前記第1のゲーム区間に対する開始コマンドおよび終了コマンドに基づいて、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、
    前記開始コマンドおよび終了コマンドは、前記第1のプレイヤ端末から入力される
    ことを特徴とするタイマー制御サーバ。
  11. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるタイマー制御サーバであって、
    前記コンテンツ処理システムは、
    複数のプレイヤがそれぞれプレイする前記ゲームの所定のゲーム区間に関する動画データをそれぞれ生成する複数のプレイヤ端末と、
    前記複数のプレイヤ端末がそれぞれ作成する複数の動画データを配信する動画配信サーバと、
    前記プレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記タイマー制御サーバは、
    前記一つのゲームを連携してプレイするプレイヤ端末の識別子と、前記プレイヤ端末がプレイする順序およびゲーム区間とを対応づけた区間データを記憶する記憶装置と、
    第1のプレイヤ端末において前記ゲームの第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段を備え、
    前記第1のゲーム区間に対する開始コマンドおよび終了コマンドに基づいて、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、
    前記開始コマンドおよび終了コマンドは、前記第1のゲーム区間に関する第1の動画データを視聴する視聴者端末から入力される
    ことを特徴とするタイマー制御サーバ。
  12. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるタイマー制御サーバであって、
    前記コンテンツ処理システムは、
    複数のプレイヤがそれぞれプレイする前記ゲームの所定のゲーム区間に関する動画データをそれぞれ生成する複数のプレイヤ端末と、
    前記複数のプレイヤ端末がそれぞれ作成する複数の動画データを配信する動画配信サーバと、
    前記プレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記タイマー制御サーバは、
    前記一つのゲームを連携してプレイするプレイヤ端末の識別子と、前記プレイヤ端末がプレイする順序およびゲーム区間とを対応づけた区間データを記憶する記憶装置と、
    第1のプレイヤ端末において前記ゲームの第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段を備え
    前記第1のゲーム区間は、複数の第1のプレイヤ端末においてプレイされ、
    前記第1のゲーム区間を最も早く終了した第1のプレイヤ端末におけるプレイに要した時間に基づいて、前記第2のゲーム区間のオフセット時間が出力される
    ことを特徴とするタイマー制御サーバ。
  13. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるタイマー制御プログラムであって、
    前記コンテンツ処理システムは、
    複数のプレイヤがそれぞれプレイする前記ゲームの所定のゲーム区間に関する動画データをそれぞれ生成する複数のプレイヤ端末と、
    前記複数のプレイヤ端末がそれぞれ作成する複数の動画データを配信する動画配信サーバと、
    前記プレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記タイマー制御プログラムは、
    コンピュータを、
    前記一つのゲームを連携してプレイするプレイヤ端末の識別子と、前記プレイヤ端末がプレイする順序およびゲーム区間とを対応づけた区間データを読み出して、第1のプレイヤ端末において前記ゲームの第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段として機能させ
    前記コンピュータは、前記第1のゲーム区間に対する開始コマンドおよび終了コマンドに基づいて、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、
    前記開始コマンドおよび終了コマンドは、前記第1のプレイヤ端末から入力され
    ことを特徴とするタイマー制御プログラム。
  14. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるタイマー制御プログラムであって、
    前記コンテンツ処理システムは、
    複数のプレイヤがそれぞれプレイする前記ゲームの所定のゲーム区間に関する動画データをそれぞれ生成する複数のプレイヤ端末と、
    前記複数のプレイヤ端末がそれぞれ作成する複数の動画データを配信する動画配信サーバと、
    前記プレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記タイマー制御プログラムは、
    コンピュータを、
    前記一つのゲームを連携してプレイするプレイヤ端末の識別子と、前記プレイヤ端末がプレイする順序およびゲーム区間とを対応づけた区間データを読み出して、第1のプレイヤ端末において前記ゲームの第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段として機能させ、
    前記コンピュータは、前記第1のゲーム区間に対する開始コマンドおよび終了コマンドに基づいて、前記第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、
    前記開始コマンドおよび終了コマンドは、前記第1のゲーム区間に関する第1の動画データを視聴する視聴者端末から入力される
    ことを特徴とするタイマー制御プログラム。
  15. 一つのゲームを、複数のプレイヤで連携してプレイする動画データを配信するコンテンツ処理システムに用いられるタイマー制御プログラムであって、
    前記コンテンツ処理システムは、
    複数のプレイヤがそれぞれプレイする前記ゲームの所定のゲーム区間に関する動画データをそれぞれ生成する複数のプレイヤ端末と、
    前記複数のプレイヤ端末がそれぞれ作成する複数の動画データを配信する動画配信サーバと、
    前記プレイヤ端末および前記動画配信サーバに接続するタイマー制御サーバを備え、
    前記タイマー制御プログラムは、
    コンピュータを、
    前記一つのゲームを連携してプレイするプレイヤ端末の識別子と、前記プレイヤ端末がプレイする順序およびゲーム区間とを対応づけた区間データを読み出して、第1のプレイヤ端末において前記ゲームの第1のゲーム区間のプレイに要した時間を取得し、取得した前記時間を、前記第1のゲーム区間の次の第2のゲーム区間のオフセット時間として出力する制御手段として機能させ
    前記第1のゲーム区間は、複数の第1のプレイヤ端末においてプレイされ、
    前記第1のゲーム区間を最も早く終了した第1のプレイヤ端末におけるプレイに要した時間に基づいて、前記第2のゲーム区間のオフセット時間が出力される
    ことを特徴とするタイマー制御プログラム。
JP2018065065A 2018-03-29 2018-03-29 コンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラム Active JP6423974B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018065065A JP6423974B1 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 コンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018065065A JP6423974B1 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 コンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018196557A Division JP2019171006A (ja) 2018-10-18 2018-10-18 コンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6423974B1 true JP6423974B1 (ja) 2018-11-14
JP2019170861A JP2019170861A (ja) 2019-10-10

Family

ID=64269218

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018065065A Active JP6423974B1 (ja) 2018-03-29 2018-03-29 コンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6423974B1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6965413B1 (ja) * 2020-07-17 2021-11-10 グリー株式会社 コンピュータプログラム、方法、及び、サーバ装置
JP7216314B1 (ja) 2022-02-17 2023-02-01 株式会社Mixi プログラム、情報処理装置、及び情報処理方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043484A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Namco Bandai Games Inc プログラム、情報記憶媒体、及びゲームシステム
JP2015016104A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント コンテンツ提供方法、コンテンツ提供サーバ、およびコンテンツ提供システム
WO2015129077A1 (ja) * 2014-02-26 2015-09-03 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント プレイ時間記録装置、プレイ時間記録方法、プログラム及び情報記憶媒体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008043484A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Namco Bandai Games Inc プログラム、情報記憶媒体、及びゲームシステム
JP2015016104A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント コンテンツ提供方法、コンテンツ提供サーバ、およびコンテンツ提供システム
WO2015129077A1 (ja) * 2014-02-26 2015-09-03 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント プレイ時間記録装置、プレイ時間記録方法、プログラム及び情報記憶媒体

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
"新世紀GPXサイバーフォーミュラVS CYBER FORMULA VS", 週刊ファミ通, vol. 第23巻 第21号, JPN6018023849, 23 May 2008 (2008-05-23), pages 204 - 205 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019170861A (ja) 2019-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11917254B2 (en) Methodology for equalizing systemic latencies in television reception in connection with games of skill played in connection with live television programming
US10099145B2 (en) Video game recording and playback with visual display of game controller manipulation
KR102392415B1 (ko) 가상 토너먼트를 위한 동기화 모델
JP6244127B2 (ja) コンテンツ提供方法、コンテンツ提供サーバ、およびコンテンツ提供システム
US8705195B2 (en) Synchronized gaming and programming
US20150246284A1 (en) Game system, a controlling method of the game system thereof, and a non-transitory computer-readable storage medium thereof
CN109195003B (zh) 基于直播进行游戏的互动方法、系统、终端及装置
US20200014949A1 (en) Synchronizing session content to external content
JP6423974B1 (ja) コンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラム
CN110267056B (zh) 直播方法、装置系统及计算机存储介质
CN113274727B (zh) 直播交互方法、装置和存储介质及电子设备
CN116980706A (zh) 视频播放方法和装置、存储介质及电子设备
KR100907206B1 (ko) 게임 시스템, 게임 시스템의 제어 방법 및 정보 기억 매체
JP2019171006A (ja) コンテンツ処理システム、コンテンツ処理方法、タイマー制御サーバおよびタイマー制御プログラム
JP7336684B2 (ja) ゲームシステム及び装置
JP7185172B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
KR20020092264A (ko) 웹 상에서의 게임 중계 방법
JP2020006245A (ja) ゲームプログラムおよびゲームシステム
JP2011143010A (ja) プログラム及びサーバ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180329

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20180329

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20180525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180814

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180905

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181002

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6423974

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250