JP6423239B2 - 組箱 - Google Patents
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Description
この組箱において、展示時や蓋を開けた時(開放時)、内箱を斜めに持ち上げたり、そのまま持ち上げたりすると、その内箱に納めた商品が見やすく、高級感が増す。その内箱を斜めにし得る組箱として、特許文献1、2等に記載のものがある。
この発明は、その蓋と内箱とをその動作に関連性を持たせて、蓋を開けた時の感動及び高級感を醸し出し得るようにすることを課題とする。
このようにすれば、蓋を開けると、内箱に収納された商品等は持ち上げられて、蓋を開けた者に迫ってくるため、その驚きとともに、その収納商品の高級感を醸し出す。
この構成であると、上記蓋を開放し、押し上げ片がそのL字状の稜線を支点として回動すると、その押し上げ片の先端部によって内箱が持ち上げられる。このとき、上記のように、蓋を開けた者に内箱が迫ってくるため、その驚きとともに、その収納商品の高級感を醸し出す。
この構成の組箱は、片開きであって、蓋を開けると、内箱がその一側端でもって持ち上げられるため、内箱が斜めに持ち上がって斬新な動きを行う。
このとき、内箱をその一側上縁を支点として外箱内に起伏可能に納め、蓋はその内箱の前記支点を有する側面に対向する側面下縁側において押し上げ片を介して開放するようになっている構成とし得る。
この構成であると、蓋の開放に伴って、内箱全体が持ち上がると共に前方に傾き、内箱に収納された商品等は、蓋を開けた者に迫ってくるため、蓋を開けた者に迫ってくる驚き及び高級感の醸し出しがより顕著となる。
この構成の組箱は、両開きのものとなって、その蓋を開けると、内箱がその両端でもって持ち上げられるため、内箱全体が持ち上がって斬新な動きを行う。
このように、蓋を開けた際、内箱が持ち上がると、蓋を開けた者に迫ってくる驚き及び高級感の醸し出しがより顕著となる。
このとき、押し上げ片の一端の起立高さと起伏片の起立高さを同じとすれば、内箱は水平を保って持ち上がり、一方、両起立高さを異ならせれば、内箱は傾斜して持ち上げられる。
このとき、押し上げ片の回動による中敷き片及び起伏片の両起立高さを同じとすれば、内箱は水平を保って持ち上がる。
また、上記押し上げ片の断面L字状の屈曲角度は、蓋を被せた際、その蓋が外箱にすっぽり嵌るように、90度等と適宜に設定すれば良いが、90度未満とすれば、蓋が外箱に対して前屈みになるため、しっくり被さるとともに、蓋を開放した際、その開放状態が安定する。
底板51の周縁には適宜な間隔でもって突起(片)51aが設けられており、中敷き50(底板51)を外箱10内に嵌めると、その突起51aが外箱10の側壁内面下部に切り目線sで形成された切り起こし孔に嵌り込んで底板51(中敷き50)が外箱10の底面に固定される。
すなわち、内箱20に収納された全商品Aがほぼ水平を保って持ち上げられて、蓋40を開けた者に迫ってくるため、その驚きとともに、その商品Aの高級感を醸し出す。
また、以上の蓋40を2分割した組箱において、中敷き50を設けずに、各蓋40、40に対応して押し上げ片53をそれぞれ設け、その押し上げ片53のみで内箱20を持ち上げるようにすることもできる(図18等で示す下記の実施形態参照)。このとき、両押し上げ片53の持ち上げ高さを異ならせれば、内箱20は傾いて持ち上げられることとなる。
すなわち、内箱20に収納された商品Aは前屈み状態に円滑に持ち上げられて、蓋90を開けた者に迫ってくるため、その驚きとともに、その商品Aの高級感を醸し出す。
その中敷き501は、図24に示すように、一枚の連続した底板51’と中敷き片52’とからなり、その底板51’に起伏片54が切欠きにより設けられ、中敷き片52’の各側縁に起伏片55、56が設けられ、その幅L3、L2、L1はL1<L3<L2に設定されている。このため、図24(b)、(c)に示すように、中敷き片52’は各起伏片54、55、56を介して立ち上がる(起立する)と、押し上げ片53に向かって徐々に高くなる傾斜面をなす(同図(c)参照)。
この構成のブランク10’’も、上記外箱10と同様に、各折り目線r及び切り目線sを介して側板12、13、14、15を順々に谷折り又は山折りし、フラップ片16は相互の切り目線sでもって噛み合わせて図19(b)及び図20に示す箱101とする。この外箱101は、図19に示すように、長方形をした四角状(平面視四角形状)箱であって、その一方の短辺側の側壁下縁に上記開口19を有するものとなる(図20(b)参照)。
また、この内箱201にも中仕切が挿入され、その中仕切は図22(b)に示すボール紙製ブランク30’’から形成し、このブランク30’’も同様に、図7(b)に示す仲仕切30のブランク30’と基本構成は同じであって、同一物を同一符号で示し、商品Aの受け部用孔35の数が異なる程度である。
この内箱201と仲仕切のブランク20’’、30’’も、上記内箱20及び仲仕切30と同様に、各折り目線r及び切り目線sを介して側板32、33、34を順々に谷折り又は山折りして組み立てて、内箱201及び仲仕切とする(図3、図4を参照し、その組立状態の図は省略する)。
この構成のブランク90’’を、同様にして組み立てて、図19及び図20に示す蓋901を得る。
すなわち、内箱201に収納された全商品Aが斜めに持ち上げられて、内箱201は斜めにせり上がって、外箱101の反対から見た状態において、斜めにせり上がった展示態様となる(図19(b)参照)。このため、蓋901を開けた者に迫ってくるため、その驚きとともに、その商品Aの高級感を醸し出す。
また、外箱、内箱、蓋等は、この発明が実施し得る限りにおいて、その平面形状は四角状に限らず、五角形等の種々の多角形のみならず、円形、楕円形、菱形等と任意である。 このとき、上記押し上げ片53、53aの形状(厚さ、長さ、幅など)は、その外箱等の平面視形状に合わせて板状のみならず、棒状等と上記回動によって内箱を持ち上げる作用を行い得るように実験などによって適宜に設定する。
このように、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
14、62 押し上げ片が沿う外箱側面
20、201、70 内箱
40 90、901 蓋
50、501、502 中敷き
52 中敷き片
53、53a 押し上げ片
53c、53ac 押し上げ片の回動支点(稜線)
54、55、56 起伏片
72 内箱70の傾斜側面
77 内箱70の起伏支点(支持片)
A 商品
P1〜P3 組箱
Claims (4)
- 外箱(101)と、その外箱(101)内に上下動可能に納めた内箱(201)と、前記外箱(101)に起伏可能に設けた蓋(901)とを有し、
上記蓋(901)には、外箱(101)の側面に沿った後、外箱(101)内の前記内箱(201)下面に至る断面L字状の押し上げ片(53)が設けられており、前記蓋(901)を開放して前記押し上げ片(53)がそのL字状の稜線(53c)を支点として回動すると、その押し上げ片(53)の先端部によって前記内箱(201)が持ち上げられる組箱において、
上記内箱(201)はその全体が外箱(101)に対して上下動可能に納められており、その内箱(201)の外底面と外箱(101)の内底面(11)との間に中敷き片(52’)を設け、この中敷き片(52’)は、その一端に上記押し上げ片(53)の一端が固定されているとともに、他端には起伏片(54、55、56)が前記外箱内底面(11)に向かってそれぞれ設けられており、上記蓋(901)を開放して前記押し上げ片(53)がそのL字状の稜線(53c)を支点として回動すると、前記中敷き片(52’)が前記起伏片(54、55、56)の起立を伴い上昇して前記内箱(201)が持ち上げられることを特徴とする組箱。 - 外箱(10)と、その外箱(10)内に上下動可能に納めた内箱(20)と、前記外箱(10)に起伏可能に設けた蓋(40)とを有し、
上記蓋(40)には、外箱(10)の側面に沿った後、外箱(10)内の前記内箱(20)下面に至る断面L字状の押し上げ片(53)が設けられており、前記蓋(40)を開放して前記押し上げ片(53)がそのL字状の稜線(53c)を支点として回動すると、その押し上げ片(53)の先端部によって前記内箱(20)が持ち上げられる組箱において、
上記内箱(20)はその全体が外箱(10)に対して上下動可能に納められており、上記蓋(40)はその中程で2つに分割されて、その分割蓋(40)には、分割線両側の外箱(10)の対向する側面(14)にそれぞれ沿った上記押し上げ片(53)が設けられており、前記分割蓋(40)を開放して前記押し上げ片(53)がそのL字状の稜線(53c)をそれぞれ支点として回動すると、その両押し上げ片(53)の先端部によって前記内箱(20)が持ち上げられ、
かつ、内箱(20)の外底面と外箱(10)の内底面(11)との間に並行する対の中敷き片(52、52)を設け、この両中敷き片(52、52)は、その一端に上記押し上げ片(53)の一端がそれぞれ固定されているとともに、他端には起伏片(54)が前記外箱内底面(11)に向かってそれぞれ設けられており、上記蓋(40)を開放して前記押し上げ片(53)がそのL字状の稜線(53c)をそれぞれ支点として回動すると、前記中敷き片(52)が前記起伏片(54)の起立を伴い上昇して前記内箱(20)が持ち上げられることを特徴とする組箱。 - 上記押し上げ片(53)の回動による上記中敷き片(52、52’)及び起伏片(54、56)の両起立高さを同じとしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の組箱。
- 上記押し上げ片(53)の回動による上記中敷き片(52、52’)の起立高さを上記起伏片(54、56)の起立高さより高くしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の組箱。
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