JP6423201B2 - 駆動力伝達装置 - Google Patents
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Description
請求項3に係る発明は、複数の駆動源を備えるハイブリッド車両に適用される駆動力伝達装置であって、前記複数の駆動源のうち補助駆動源が出力する駆動力を入力する入力軸と、前記ハイブリッド車両の駆動輪に連結された出力軸と、前記入力軸側から前記出力軸側への駆動力の伝達を許容し、且つ前記出力軸側から前記入力軸側への駆動力の伝達を遮断するワンウェイクラッチ機構と、前記ワンウェイクラッチ機構と前記出力軸との間に配置され、前記ワンウェイクラッチ機構と前記出力軸との間で駆動力を選択的に伝達可能とする断接機構と、を備え、前記ワンウェイクラッチ機構は、前記入力軸に固定された第一部材と、前記第一部材から一方向のみの駆動力を伝達される第二部材と、を有し、前記駆動力伝達装置は、前記ワンウェイクラッチ機構の前記第二部材の回転軸に同軸的に且つ前記第二部材に対して相対回転可能に設けられた第一ギヤと、前記出力軸に固定され、且つ前記第一ギヤと噛合する第二ギヤと、をさらに備え、前記断接機構は、前記ワンウェイクラッチ機構の前記第二部材と一体的に回転するクラッチハブと、前記クラッチハブに対して相対回転不能に且つ前記入力軸の軸方向に相対移動可能に前記クラッチハブに嵌合されたスリーブと、前記第一ギヤに固定され前記スリーブの軸方向位置に応じて前記スリーブと係脱可能に噛合する出力側クラッチリングと、を有し、前記補助駆動源は、内燃機関であり、前記ハイブリッド車両は、入力される駆動力に応じて発電を行うジェネレータを備え、前記駆動力伝達装置は、前記入力軸と平行または同軸上に配置され、前記ジェネレータに駆動力を入力可能な副軸と、前記入力軸の軸方向において前記第一ギヤに対して前記クラッチハブを挟んだ反対側に配置され、前記入力軸に対して相対回転可能に設けられた第三ギヤと、前記副軸に固定され、且つ前記第三ギヤと噛合する第四ギヤと、をさらに備え、前記断接機構は、前記第三ギヤに固定され前記スリーブの軸方向位置に応じて前記スリーブと係脱可能に噛合するジェネレータ側クラッチリングをさらに有する。
(1−1.駆動力伝達装置1の全体構成)
駆動力伝達装置1は、図1に示すように、第一入力軸11と、第一出力軸12と、第二入力軸13(本発明の「入力軸」に相当する)と、第二出力軸14(本発明の「出力軸」に相当する)と、副軸15と、ワンウェイクラッチ機構30と、ドグクラッチ機構50と、制御装置70とを備えて構成される。
ワンウェイクラッチ機構30は、第二入力軸13側から第二出力軸14側への駆動力の伝達を許容し、且つ第二出力軸14側から第二入力軸13側への駆動力の伝達を遮断する。本実施形態において、ワンウェイクラッチ機構30は、ローラ式を採用する。ワンウェイクラッチ機構30は、図2に示すように、内輪部材31(本発明の「第一部材」に相当する)と、外輪部材32(本発明の「第二部材」に相当する)と、複数のローラ33と、複数のスプリング34とを有する。
ドグクラッチ機構50は、ワンウェイクラッチ機構30と第二出力軸14との間で駆動力を選択的に伝達可能とする断接機構である。このドグクラッチ機構50は、ワンウェイクラッチ機構30と第二出力軸14との間に配置される。本実施形態において、ドグクラッチ機構50は、連結対象の部材間の差回転を同期させるシンクロ機構を有しないタイプの断接機構である。
制御装置70は、ECUや各種メモリにより構成され、種々の車両情報に基づいて駆動力伝達装置1の動作を制御する。この制御装置70は、エンジン制御部71およびモータ制御部72を有する。エンジン制御部71は、例えばエンジン82のトルク特性を含む動作特性や現在のエンジン82の回転数などに基づいて、エンジン82の動作を制御する。
車両状態に応じて制御される駆動力伝達装置1の動作について説明する。駆動力伝達装置1は、上述したように、第二入力軸13と第二出力軸14との間において、エンジン82側から順にワンウェイクラッチ機構30とドグクラッチ機構50が直列的に配置される。よって、第二入力軸13の回転数および第二出力軸14の回転数、ドグクラッチ機構50の作動状態に応じて、駆動力の伝達状態が変動する。
EV走行では、モータ制御部72は、駆動モータ81に所定の電力を供給して駆動力を発生させる。これにより、駆動モータ81の駆動力は、第一入力軸11、モータ側ギヤ対21、第一出力軸12、第一最終減速ギヤ25、および差動機構91を介して駆動輪92L,92Rに伝達される。このとき、差動機構91に第二最終減速ギヤ26が常時連結されていることから、駆動モータ81による駆動力の出力に伴ってエンジン側ギヤ対22が回転する。
HV走行では、制御装置70は、ドグクラッチ機構50を接続状態として、エンジン側ギヤ対22の駆動ギヤ22aがワンウェイクラッチ機構30の外輪部材32に連結された状態とする。モータ制御部72は、駆動モータ81に所定の電力を供給して駆動力を発生させる。さらに、エンジン制御部71は、所定の回転数でエンジン82が回転するように制御する。
上述したHV走行では、制御装置70は、ドグクラッチ機構50を切断状態から接続状態に切り替える。このとき、車両が停止状態にある場合には、第二出力軸14が回転していない状態でドグクラッチ機構50を接続状態に切り替えることにより、車両の発進とともにHV走行に移行することが可能である。これに対して、車両がEV走行にある状態でエンジン82によるアシストが必要となった場合には、走行中にHV走行へと移行される。
上述した車両の走行状態(EV走行、HV走行)において、駆動モータ81は、車速に応じた回転数で回転する。そのため、何れの走行状態において、駆動力伝達装置1は、運転操作に応じて、駆動モータ81による駆動力の出力に替えて、駆動モータ81に伝達された駆動力により発電する回生制御を行うことが可能である。
第二実施形態の駆動力伝達装置について、図面を参照して説明する。第二実施形態の構成は、主として、ワンウェイクラッチ機構が配置される位置、およびドグクラッチ機構の構成が第一実施形態の構成と相違する。その他の共通する構成については、第一実施形態と実質的に同一であるため、詳細な説明を省略する。以下、相違点のみについて説明する。
駆動力伝達装置101は、図3に示すように、第一入力軸11と、第一出力軸12と、第二入力軸13と、第二出力軸14と、副軸15と、駆動軸116と、ワンウェイクラッチ機構130と、ドグクラッチ機構150と、制御装置70とを備えて構成される。駆動軸116は、第二入力軸13と同軸上に軸方向に並置される。駆動軸116は、ハウジングに回転可能に支持される。
ワンウェイクラッチ機構130は、本実施形態においては、第二入力軸13と駆動軸116の間に介在する。より具体的には、ワンウェイクラッチ機構130は、内輪部材31が第二入力軸13に固定され、外輪部材32が駆動軸116に固定される。その他の構成については第一実施形態と実質的に同様であるため詳細な説明を省略する。
ドグクラッチ機構150は、クラッチハブ151と、スリーブ52と、出力側クラッチリング53と、ジェネレータ側クラッチリング154とを有する。クラッチハブ151は、駆動軸116に固定され、駆動軸116と一体的に回転するように構成される。つまり、本実施形態において、クラッチハブ151は、ワンウェイクラッチ機構130の外輪部材32と一体的に回転するように、外輪部材32に間接的に固定される。
駆動力伝達装置101は、第一実施形態の駆動力伝達装置1と同様に、制御装置70により駆動モータ81の回転数、エンジン82の回転数、およびドグクラッチ機構150の作動状態を制御する。本実施形態は、ドグクラッチ機構150が駆動軸116と第二出力軸14の連結および駆動軸116と副軸15の連結に兼用される点が第一実施形態と相違する。そのため、以下では、ドグクラッチ機構150の動作に基づいて駆動力伝達装置101の動作を説明する。
ここで、ドグクラッチ機構150は、第一位置P11、第二位置P12、および第三位置P13を含む軸方向位置にスリーブ52を位置決めする。スリーブ52が第一位置P11に位置決めされると、図4Aに示すように、スリーブ52が出力側クラッチリング53に噛合する状態となる。制御装置70は、車両のHV走行の場合に、スリーブ52を第一位置P11に位置決めして、ドグクラッチ機構150を接続状態とする。
車両の走行中において、EV走行からHV走行への移行動作について説明する。エンジン82によるアシスト要求があった場合に、先ず、エンジン制御部71は、図示しないスタータモータによりエンジン82を始動させる。次に、エンジン制御部71は、エンジン82の回転数が目標回転数となるように回転数制御する。このとき、駆動軸116およびワンウェイクラッチ機構130の外輪部材32は、内輪部材31から伝達される駆動力によって、エンジン82の回転数で回転する状態にある。
第三実施形態の駆動力伝達装置について、図面を参照して説明する。第三実施形態の構成は、主として、ドグクラッチ機構の構成が第二実施形態の構成と相違する。その他の共通する構成については、第二実施形態と実質的に同一であるため、詳細な説明を省略する。以下、相違点のみについて説明する。
駆動力伝達装置201は、第二実施形態の駆動力伝達装置101と同様に(図3を参照)、第一入力軸11と、第一出力軸12と、第二入力軸13と、第二出力軸14と、副軸15と、駆動軸116と、ワンウェイクラッチ機構130と、ドグクラッチ機構250と、制御装置70とを備えて構成される。
ドグクラッチ機構250は、図5Aに示すように、クラッチハブ151と、スリーブ252と、出力側クラッチリング53と、ジェネレータ側クラッチリング154とを有する。スリーブ252の軸方向長さは、クラッチハブ151の軸方向長さよりも長く設定されている。このような構成により、ドグクラッチ機構250は、第一位置P21、第二位置P22、および第三位置P23を含む軸方向位置にスリーブ252を位置決めする。
車両の走行中において、EV走行からHV走行への移行動作について説明する。エンジン82によるアシスト要求があった場合に、先ず、エンジン制御部71は、図示しないスタータモータによりエンジン82を始動させる。次に、エンジン制御部71は、エンジン82の回転数が目標回転数となるように回転数制御する。
上述した駆動力伝達装置1,101,201は、複数の駆動源を備えるハイブリッド車両に適用される。駆動力伝達装置1,101,201は、複数の駆動源のうち補助駆動源(エンジン82)が出力する駆動力を入力する入力軸(第二入力軸13)と、ハイブリッド車両の駆動輪92L,92Rに連結された出力軸(第二出力軸14)と、入力軸(第二入力軸13)側から出力軸(第二出力軸14)側への駆動力の伝達を許容し、且つ出力軸(第二出力軸14)側から入力軸(第二入力軸13)側への駆動力の伝達を遮断するワンウェイクラッチ機構30,130と、ワンウェイクラッチ機構30,130と出力軸(第二出力軸14)との間に配置され、ワンウェイクラッチ機構30,130と出力軸(第二出力軸14)との間で駆動力を選択的に伝達可能とする断接機構(ドグクラッチ機構50,150,250)と、を備える。
断接機構(ドグクラッチ機構50,150,250)は、ワンウェイクラッチ機構30,130の第二部材(外輪部材32)と一体的に回転するクラッチハブ51と、クラッチハブ51に対して相対回転不能に且つ入力軸(第二入力軸13)の軸方向に相対移動可能にクラッチハブ51に嵌合されたスリーブ52,252と、第一ギヤ(駆動ギヤ22a)に固定されスリーブ52,252の軸方向位置に応じてスリーブ52,252と係脱可能に噛合する出力側クラッチリング53と、を有する。
このような構成によると、ドグクラッチ機構50は、ワンウェイクラッチ機構30の外周側に一体的に構成される。これにより、ドグクラッチ機構50のクラッチハブ51とワンウェイクラッチ機構30の外輪部材を連結する部材が省略される。よって、ドグクラッチ機構50のスリーブ52からワンウェイクラッチ機構30の外輪部材32までの部材による慣性質量をより小さくすることができる。従って、ドグクラッチ機構50を接続状態に切り替えた際の衝撃力をさらに低減できる。
駆動力伝達装置101,201は、入力軸(第二入力軸13)と平行または同軸上に配置され、ジェネレータ83に駆動力を入力可能な副軸15と、入力軸(第二入力軸13)の軸方向において第一ギヤ(駆動ギヤ22a)に対してクラッチハブ51を挟んだ反対側に配置され、入力軸(第二入力軸13)に対して相対回転可能に設けられた第三ギヤ(駆動ギヤ123a)と、副軸15に固定され、且つ第三ギヤ(駆動ギヤ123a)と噛合する第四ギヤ(従動ギヤ123b)と、をさらに備える。断接機構(ドグクラッチ機構150,250)は、第三ギヤ(駆動ギヤ123a)に固定されスリーブ52,252の軸方向位置に応じてスリーブ52,252と係脱可能に噛合するジェネレータ側クラッチリング154をさらに有する。
このような構成によると、ドグクラッチ機構50,150,250は、他種の断接機構と比較すると部品点数が少なく、引き摺りトルクなどが発生しない点で有利である。
実施形態において、エンジン側ギヤ対22およびジェネレータ側ギヤ対123は、駆動ギヤ22a,123aおよび従動ギヤ22b,123bにより構成される歯車機構である。これに対して、駆動力の伝達機構としては、歯車機構の他に、スプロケットとチェーン、プーリと無端ベルトなどの組み合わせにより構成されてもよい。
11:第一入力軸、 12:第一出力軸
13:第二入力軸(入力軸)、 14:第二出力軸(出力軸)
15:副軸、 116:駆動軸
21:モータ側ギヤ対
22:エンジン側ギヤ対
22a:駆動ギヤ(第一ギヤ)、 22b:従動ギヤ(第二ギヤ)
23,123:ジェネレータ側ギヤ対
23a,123a:駆動ギヤ(第三ギヤ)
23b,123b:従動ギヤ(第四ギヤ)
25:第一最終減速ギヤ、 26:第二最終減速ギヤ
30,130:ワンウェイクラッチ機構
31:内輪部材(第一部材)、 31a:凹部
32:外輪部材(第二部材)、 33:ローラ、 34:スプリング
50,150,250:ドグクラッチ機構(断接機構)
51,151:クラッチハブ、 52,252:スリーブ
53:出力側クラッチリング、 154:ジェネレータ側クラッチリング
70:制御装置
71:エンジン制御部、 72:モータ制御部
81:駆動モータ、 82:エンジン(内燃機関、補助駆動源)
83:ジェネレータ
91:差動機構、 92L,92R:駆動輪
P11,P21:第一位置
P12,P22:第二位置
P13,P23:第三位置
Claims (6)
- 複数の駆動源を備えるハイブリッド車両に適用される駆動力伝達装置であって、
前記複数の駆動源のうち補助駆動源が出力する駆動力を入力する入力軸と、
前記ハイブリッド車両の駆動輪に連結された出力軸と、
前記入力軸側から前記出力軸側への駆動力の伝達を許容し、且つ前記出力軸側から前記入力軸側への駆動力の伝達を遮断するワンウェイクラッチ機構と、
前記ワンウェイクラッチ機構と前記出力軸との間に配置され、前記ワンウェイクラッチ機構と前記出力軸との間で駆動力を選択的に伝達可能とする断接機構と、
を備え、
前記ワンウェイクラッチ機構は、
前記入力軸に固定された第一部材と、
前記第一部材から一方向のみの駆動力を伝達される第二部材と、を有し、
前記駆動力伝達装置は、
前記ワンウェイクラッチ機構の前記第二部材の回転軸に同軸的に且つ前記第二部材に対して相対回転可能に設けられた第一ギヤと、
前記出力軸に固定され、且つ前記第一ギヤと噛合する第二ギヤと、をさらに備え、
前記断接機構は、
前記ワンウェイクラッチ機構の前記第二部材と一体的に回転するクラッチハブと、
前記クラッチハブに対して相対回転不能に且つ前記入力軸の軸方向に相対移動可能に前記クラッチハブに嵌合されたスリーブと、
前記第一ギヤに固定され前記スリーブの軸方向位置に応じて前記スリーブと係脱可能に噛合する出力側クラッチリングと、を有し、
前記ワンウェイクラッチ機構の前記第二部材は、前記第一部材の外周側に配置された外輪部材であり、
前記クラッチハブは、前記外輪部材に直接的に固定される駆動力伝達装置。 - 前記補助駆動源は、内燃機関であり、
前記ハイブリッド車両は、入力される駆動力に応じて発電を行うジェネレータを備え、
前記駆動力伝達装置は、
前記入力軸と平行または同軸上に配置され、前記ジェネレータに駆動力を入力可能な副軸と、
前記入力軸の軸方向において前記第一ギヤに対して前記クラッチハブを挟んだ反対側に配置され、前記入力軸に対して相対回転可能に設けられた第三ギヤと、
前記副軸に固定され、且つ前記第三ギヤと噛合する第四ギヤと、をさらに備え、
前記断接機構は、
前記第三ギヤに固定され前記スリーブの軸方向位置に応じて前記スリーブと係脱可能に噛合するジェネレータ側クラッチリングをさらに有する請求項1の駆動力伝達装置。 - 複数の駆動源を備えるハイブリッド車両に適用される駆動力伝達装置であって、
前記複数の駆動源のうち補助駆動源が出力する駆動力を入力する入力軸と、
前記ハイブリッド車両の駆動輪に連結された出力軸と、
前記入力軸側から前記出力軸側への駆動力の伝達を許容し、且つ前記出力軸側から前記入力軸側への駆動力の伝達を遮断するワンウェイクラッチ機構と、
前記ワンウェイクラッチ機構と前記出力軸との間に配置され、前記ワンウェイクラッチ機構と前記出力軸との間で駆動力を選択的に伝達可能とする断接機構と、
を備え、
前記ワンウェイクラッチ機構は、
前記入力軸に固定された第一部材と、
前記第一部材から一方向のみの駆動力を伝達される第二部材と、を有し、
前記駆動力伝達装置は、
前記ワンウェイクラッチ機構の前記第二部材の回転軸に同軸的に且つ前記第二部材に対して相対回転可能に設けられた第一ギヤと、
前記出力軸に固定され、且つ前記第一ギヤと噛合する第二ギヤと、をさらに備え、
前記断接機構は、
前記ワンウェイクラッチ機構の前記第二部材と一体的に回転するクラッチハブと、
前記クラッチハブに対して相対回転不能に且つ前記入力軸の軸方向に相対移動可能に前記クラッチハブに嵌合されたスリーブと、
前記第一ギヤに固定され前記スリーブの軸方向位置に応じて前記スリーブと係脱可能に噛合する出力側クラッチリングと、を有し、
前記補助駆動源は、内燃機関であり、
前記ハイブリッド車両は、入力される駆動力に応じて発電を行うジェネレータを備え、
前記駆動力伝達装置は、
前記入力軸と平行または同軸上に配置され、前記ジェネレータに駆動力を入力可能な副軸と、
前記入力軸の軸方向において前記第一ギヤに対して前記クラッチハブを挟んだ反対側に配置され、前記入力軸に対して相対回転可能に設けられた第三ギヤと、
前記副軸に固定され、且つ前記第三ギヤと噛合する第四ギヤと、をさらに備え、
前記断接機構は、
前記第三ギヤに固定され前記スリーブの軸方向位置に応じて前記スリーブと係脱可能に噛合するジェネレータ側クラッチリングをさらに有する駆動力伝達装置。 - 前記断接機構は、前記スリーブが前記出力側クラッチリングのみに噛合する第一位置、前記スリーブが前記出力側クラッチリングおよび前記ジェネレータ側クラッチリングに噛合する第二位置、前記スリーブが前記ジェネレータ側クラッチリングのみに噛合する第三位置を含む軸方向位置に前記スリーブを位置決めする請求項2または3の駆動力伝達装置。
- 前記断接機構は、ドグクラッチ機構であり、
前記駆動力伝達装置は、前記ドグクラッチ機構の作動により前記入力軸と前記出力軸を連結する場合に、前記ジェネレータを回転させて前記副軸を介して前記第三ギヤに駆動力を伝達することにより、前記第三ギヤの回転数を前記第一ギヤの回転数に同期させる制御を行うモータ制御部をさらに備える、請求項2〜4の何れか一項の駆動力伝達装置。 - 前記断接機構は、
クラッチハブと、
前記クラッチハブに対して相対回転不能に且つ前記入力軸の軸方向に相対移動可能に前記クラッチハブに嵌合されたスリーブと、
前記スリーブの軸方向位置に応じて前記スリーブと係脱可能に噛合する出力側クラッチリングと、を有するドグクラッチ機構である請求項1〜5の何れか一項の駆動力伝達装置。
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