JP6422109B2 - 液剤供給監視装置及び吹付け工法 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物、土木構造物等の施工面に複数の液剤をスプレーガンから吐出混合し、吹付けて硬化させ、防水膜、補強膜、断熱層等を形成するための液剤供給装置において、液剤の流量、圧力を監視する液剤供給監視装置及び該液剤供給監視装置を用いた吹付け工法に関する。
従来、特許文献1に、樹脂防水材の吹付ノズルへの供給条件を管理することで、防水塗膜の目的物性や膜厚等の所望の性状を安定に確保し、より長期の品質保証を実現することを目的として、防水材供給機構から吹付ノズルに供給される樹脂防水材の流量の計測データに異常が検知された場合に樹脂防水材の供給を停止するとともに、樹脂防水材の計測データを、防水塗膜形成用ロボットによる樹脂防水材の施工位置を示すデータに対応させて表示する施工記録をプリントアウトする防水施工装置が開示されている。
特開2001−300359号公報
しかし、特許文献1に開示されている防水施工装置では、樹脂防水材(液剤)の供給状態を監視し異常時には自動的に液剤の供給を停止する機能を単体では使用できず、当該機能が付いていない装置では、装置自体を買い換える必要があった。また、装置を買い換えることができなければ、監視機能が具備されていない装置をそのまま使用して、液剤の供給状態については装置近傍に監視者を常駐させることによって監視させるか、作業者の経験に頼ることによって施工されていた。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、液剤の供給状態を監視する機能を備えない液剤供給装置においても、該液剤供給装置に後から取付けることにより液剤の供給状態を監視することができ、液剤の供給状態の異常による施工不良を防止することができる、液剤供給監視装置及び吹付け工法を提供することを目的とする。
本発明の液剤供給監視装置は、
複数の液剤をスプレーガンから吐出混合させるために前記液剤を加圧して供給する液剤供給装置の液剤供給監視装置において、
前記液剤供給装置の前記液剤の吐出側に接続される入側接続部と、
前記液剤の流量、圧力を計測する計測部と、
前記スプレーガン側に接続され前記液剤を吐出する出側接続部と、
前記流量、前記圧力の内1つ以上の値から前記液剤の供給状態が異常か否かを判断し、異常と判断したときに異常信号を出力するとともに、前記液剤が所定の量供給される毎に、前記液剤が所定の量供給されたことを知らせる供給信号又は前記液剤の積算供給量を知らせる積算供給信号を出力する制御部と、
前記供給信号、又は前記積算供給信号を作業者に知らしめる外部機器と、を備え、
前記入側接続部と前記出側接続部によって前記液剤供給装置に取付けられることを特徴とする。
本発明の液剤供給監視装置によれば、液剤供給装置の液剤の吐出側に接続される入側接続部と、スプレーガン側に接続され液剤を吐出する出側接続部とを備えるため、既存の液剤供給装置に後から取り付けることができる。また、液剤の流量、圧力を計測する計測部と、流量、圧力の内1つ以上の値から液剤の供給状態を判断する制御部とを備えるため、複数の液剤について、それぞれの供給状態を監視することができる。また、制御部が液剤の供給状態を異常と判断したときに、その異常を外部に知らせる異常信号を出力するため、該異常信号によって液剤の供給を停止する、又は警報を鳴らすこと等ができ、液剤の供給状態の異常による施工不良を防止することができる。なお、制御部が異常と判断する液剤の圧力には、複数の液剤それぞれの圧力のみならず、複数の液剤の圧力の差も含めることができる。
また、制御部が、液剤の流量を監視し、液剤が所定の量供給される毎に、液剤が所定の量供給されたことを知らせる供給信号又は液剤の積算供給量を知らせる積算供給信号を出力するため、作業者が液剤の残量の目安をつけることができ、作業の段取りがし易くなる。
本発明の液剤供給監視装置は、
複数の液剤をスプレーガンから吐出混合させるために前記液剤を加圧して供給する液剤供給装置の液剤供給監視装置において、
前記液剤供給装置の前記液剤の吐出側に接続される入側接続部と、
前記液剤の流量、圧力を計測する計測部と、
前記スプレーガン側に接続され前記液剤を吐出する出側接続部と、
前記流量、前記圧力の内1つ以上の値から前記液剤の供給状態が異常か否かを判断し、異常と判断したときに異常信号を出力するとともに、所定の施工面積あたりの作業に必要な前記液剤の使用量である標準使用量を記憶し、前記液剤が前記標準使用量供給される毎に、前記液剤が前記標準使用量供給されたことを知らせる標準使用量供給信号を出力する制御部と、
前記標準使用量供給信号を作業者に知らしめる外部機器と、を備え、
前記入側接続部と前記出側接続部によって前記液剤供給装置に取付けられることを特徴とする。
本発明の液剤供給監視装置によれば、制御部が、液剤の流量を監視するとともに所定の施工面積あたりの作業に必要な液剤の使用量である標準使用量を記憶し、標準使用量の液剤が供給される毎に、標準使用量の液剤が供給されたことを知らせる標準使用量供給信号を出力するため、作業者が所定の施工面積を施工する毎に標準使用量供給信号が出力されるように吹付け量を調整することで標準使用量を守ることができ、施工用のロボット等を用いなくとも膜厚を略一定とすることができる。
本発明の吹付け工法は、
複数の液剤をスプレーガンから吐出混合させるために液剤タンクに溜められた前記液剤を加圧して供給する液剤供給装置の液剤供給監視装置を用いる吹付け工法において、
前記液剤供給装置の前記液剤の吐出側に接続される入側接続部と、
前記液剤の流量、圧力を計測する計測部と、
前記スプレーガン側に接続され前記液剤を吐出する出側接続部と、
前記流量、前記圧力の内1つ以上の値から前記液剤の供給状態が異常か否かを判断し、異常と判断したときに異常信号を出力するとともに、前記液剤が所定の量供給される毎に、前記液剤が所定の量供給されたことを知らせる供給信号又は前記液剤の積算供給量を知らせる積算供給信号を出力する制御部と、
前記供給信号、又は前記積算供給信号を作業者に知らしめる外部機器と、を備え、
前記入側接続部と前記出側接続部によって前記液剤供給装置に取付けられる液剤供給監視装置を用い、
前記外部機器によって知らされる前記供給信号又は前記積算供給信号によって前記液剤タンクの残量を把握しながら作業することを特徴とする
本発明の吹付け工法は、
複数の液剤をスプレーガンから吐出混合させるために前記液剤を加圧して供給する液剤供給装置の液剤供給監視装置を用いる吹付け工法において、
前記液剤供給装置の前記液剤の吐出側に接続される入側接続部と、
前記液剤の流量、圧力を計測する計測部と、
前記スプレーガン側に接続され前記液剤を吐出する出側接続部と、
前記流量、前記圧力の内1つ以上の値から前記液剤の供給状態が異常か否かを判断し、異常と判断したときに異常信号を出力するとともに、所定の施工面積あたりの作業に必要な前記液剤の使用量である標準使用量を記憶し、前記液剤が前記標準使用量供給される毎に、前記液剤が前記標準使用量供給されたことを知らせる標準使用量供給信号を出力する制御部と、
前記標準使用量供給信号を作業者に知らしめる外部機器と、を備え、
前記入側接続部と前記出側接続部によって前記液剤供給装置に取付けられる液剤供給監視装置を用い、
前記外部機器によって知らされる前記標準使用量供給信号が出力されるタイミングに応じて前記所定の施工面積を施工することを特徴とする。
これらの本発明の吹付け工法によれば、上述の液剤供給監視装置と同様の作用効果を奏することができる。
以上説明したように、本発明の液剤供給監視装置及び吹付け工法によれば、液剤の供給状態を監視する機能を備えない液剤供給装置においても、該液剤供給装置に後から取付けることにより液剤の供給状態を監視することができ、液剤の供給状態の異常による施工不良を防止することができる。
本発明の一実施形態に係る液剤供給監視装置の構成を示す図である。 監視装置付液剤供給装置の構成を示す図である。 液剤供給監視装置の通常モードの動作を説明するフロー図である。 液剤供給監視装置の供給信号モードの動作を説明するフロー図である。 液剤供給監視装置の積算供給信号モードの動作を説明するフロー図である。 液剤供給監視装置の標準使用量供給信号モードの動作を説明するフロー図である。
以下、本発明の液剤供給監視装置及び吹付け工法の実施の形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明の吹付け工法は、本発明の液剤供給監視装置を用いて実施される。図1は本発明の一実施形態に係る液剤供給監視装置10の構成と液剤供給装置52との接続を示す図である。
図1に示すように、本実施形態の液剤供給監視装置10は、液剤供給装置52とスプレーガン54とに接続され、全体としてスプレーシステム50を構成している。先ず、このスプレーシステム50の概要を説明する。
スプレーシステム50は、液剤タンク51と、液剤供給装置52と、液剤供給監視装置10と、スプレーガン54とを備える。液剤タンク51は複数の液剤タンク51からなり、それぞれに種類の異なる液剤、ここでは主液と硬化液とが入れられている。液剤供給装置52は、複数の液剤タンク51に配管55によって接続されており、それぞれの液剤タンク51から液剤を吸引、圧送等の手段により取り入れる。そして、液剤供給装置52に内蔵されるポンプ53によって液剤を加圧するとともに、必要に応じて図示しないヒータ等の加温手段によって液剤を加温する。そして、液剤の吐出側から液剤を吐出する。吐出された液剤は、接続された液剤供給監視装置10を通過した後、配管55によってスプレーガン54に送られ、スプレーガン54の先端から吐出混合され、建築物、土木構造物等の施工面に吹付けられ、その後に硬化することにより防水膜、補強膜、断熱層等を形成する。
なお、この防水膜の例として、建築物の屋上や高架道路の床板等に吹付けることによって形成されるものがある。また、補強膜の例として、橋脚やトンネルの内壁等に吹付けることによって形成されるものがある。また、断熱層の例として、建築物の壁面内部や天井裏等に吹付け、発泡させることで形成されるものがある。また、これらに限られず、複数の液剤を吐出混合させるものであれば、どのような態様であっても本実施形態の液剤供給監視装置10を使用することは可能である。
次に、本実施形態の液剤供給監視装置10の詳細を説明する。図1に示すように、本実施形態の液剤供給監視装置10は、入側接続部11と、出側接続部12と、計測部13と、入力部17と、表示部18と、制御部19と、記憶部20と、出力部21とを備える。
入側接続部11は、液剤供給装置52の液剤の吐出側に接続されるもので、前記吐出側に採用されている配管継手に対応する配管継手を備え、これらの配管継手のつなぎ合せによって互いに接続される。また、出側接続部12は、スプレーガン54側の配管55に接続されるもので、これもスプレーガン54側の配管55に採用されている配管継手に対応する配管継手を備え、入側接続部11同様に配管継手のつなぎ合せによって互いに接続される。
計測部13は、液剤の流量、圧力、温度を計測するもので、流量計14、圧力センサ15、温度センサ16をそれぞれの液剤の供給ライン毎に備える。そして、これらの流量計14、圧力センサ15、温度センサ16は、液剤供給装置52のポンプ53出口からスプレーガン54入口までの配管55のうち任意の場所に取付けられる。
入力部17は、キーボード、タッチパネル、スイッチ等からなり、液剤供給監視装置10の液剤の供給状態を判断するための流量、圧力、温度等の設定、供給信号を出力するための液剤の所定供給量の設定、標準使用量供給信号を出力するための液剤の標準使用量の設定、動作モードの設定、各種設定のリセット等を行う。なお、液剤供給監視装置の動作モードは、後述する通常モード、供給信号モード、積算供給信号モード、標準使用量供給信号モードが設定できる。また、表示部18は、液晶モニタ、7セグメントLED等の表示装置からなり、液剤供給監視装置10の各種設定状況、計測部13による計測値等を表示する。
制御部19は、CPU、半導体による記憶装置等を備え、計測部13により計測された液剤の流量、圧力、温度の内1つ以上の値と、上記で設定された液剤供給監視装置10の液剤の供給状態を判断する値とを比較し、計測値が設定値の範囲内にあるときは液剤の供給状態が正常、範囲外にあるときは異常と判断する。そして、液剤の供給状態が異常のときは異常信号を出力部21に出力する。また、液剤の流量を監視することで、必要に応じて、液剤が所定の量供給される毎に、液剤が所定の量供給されたことを知らせる供給信号又は液剤の積算供給量を知らせる積算供給信号を出力部21に出力することができる。また、液剤の流量を監視するとともに所定の施工面積あたりの作業に必要な液剤の使用量である標準使用量を前記記憶装置に記憶し、標準使用量の液剤が供給される毎に、標準使用量の液剤が供給されたことを知らせる標準使用量供給信号を出力部21に出力することができる。
また、制御部19は、液剤供給監視装置10の動作に必要なその他の処理を、単独で又は他の構成要素と協動して行う。また、制御部19に備えられた記憶装置には、液剤供給監視装置10の動作に必要なプログラムと各種設定値が記憶され、液剤供給監視装置10の動作に必要な一時的な記憶領域が設けられる。
出力部21は、制御部19から出力された異常信号、供給信号、積算供給信号、標準使用量供給信号が入力されると、液剤供給装置52及び警報等を発する外部機器が接続された接点の開閉をしたり、外部機器が接続された端子に印加する電圧を変化させたりすることで、制御部19からの信号を液剤供給装置52及び外部機器を制御又は動作させることができる態様に変換又は増幅等して、液剤供給装置52及び外部機器に出力する。
本実施形態では、出力部21の電気的な接点が液剤供給装置52に接続されており、当該接点の開閉により、液剤供給装置52のポンプ53の停止や、液剤の供給ラインに設置された図示しない電磁遮断弁の動作等をさせることができる。また、出力部21に外部機器としてランプ22とブザー23が接続されており、これらの機器から光と音を発することで、作業者に異常や液剤の供給量を知らせることができる。また、外部機器には、液晶モニタ等の表示機器を用いることもできる。なお、出力部21は必須の構成ではなく、制御部19によって液剤供給装置52及び外部機器を直接制御又は動作させることができるならば設けなくともよい。
記憶部20は、半導体記憶装置等を備え、計測部13により計測された液剤の流量、圧力、温度の値及び制御部19から出力された信号等を、時間の情報とともに記憶する。なお、記憶部20に用いられる半導体記憶装置としては、着脱可能なメモリカード等の記憶媒体が好ましい。
次に、図3〜図6を参照しながら、以上説明した各構成要素の機能を踏まえて、本実施形態の液剤供給監視装置10の動作及び吹付け工法について説明する。図3は液剤供給監視装置10の通常モードの動作を説明するフロー図、図4は液剤供給監視装置10の供給信号モードの動作を説明するフロー図、図5は液剤供給監視装置10の積算供給信号モードの動作を説明するフロー図、図6は液剤供給監視装置10の標準使用量供給信号モードの動作を説明するフロー図である。
先ず、図3を参照して、液剤供給監視装置10の通常モードの動作を説明する。通常モードは、液剤の供給状態を監視し、正常であればそのまま液剤の供給を続行し、異常であれば異常信号を出力することで作業者に異常を知らせるとともに、必要に応じて液剤の供給を停止させるモードである。なお、この通常モードは、後述する他の動作モードと並列して同時に選択することができる。
通常モードの動作が開始されると(S1000)、入力部17により、供給される液剤の供給状態を判断する目安となる、液剤の流量、圧力、温度の上限値と下限値が入力され設定される(S1010)。また、複数の液剤の圧力差についても、その上限値と下限値を入力し設定する。なお、これらの設定された上限値と下限値は、制御部19に備えられた記憶装置に記憶され、また、表示部18に視覚的な情報として出力される。
次に、液剤タンク51から取り入れられた主液と硬化液が、液剤供給装置52で加圧及び加温され、液剤供給監視装置10内の配管55を通り、スプレーガン54に供給される(S1020)。このとき、流量計14、圧力センサ15、温度センサ16によって、主液と硬化液の流量、圧力、温度が計測されるとともに、計測された値が制御部19に電気的な信号で入力され、制御部19によって計測値が監視される(S1030)。また、これらの計測値が表示部18によって視覚的な情報として表示される。そして、制御部19によって計測値はステップS1010で設定された値と比較され、計測値が上限値と下限値の間であれば正常、上限値を超える又は下限値未満となった場合は異常と判断される(S1040)。
ここで、計測値が正常と判断されていれば、異常信号は出力されず、液剤の供給は続行される(S1050)。そして、ステップS1030に戻る。また、そのときの計測値は、制御部19によって時間の情報とともに記憶部20に記憶される。
一方、計測値が異常と判断されれば、制御部19より異常信号が出力される。この異常信号によって、出力部21が動作し、ランプ22の点灯、ブザー23の鳴動等がなされ、作業者に異常を知らせるとともに、必要に応じて液剤供給装置のポンプ53を停止又は電磁遮断弁を動作させて液剤の供給を停止させる(S1060)。また、この液剤の供給状態が異常であることも、時間の情報とともに記憶部20に記憶される。
なお、作業者がスプレーガン54からの吹付け作業を中断したとき等に液剤の流量が0になることによって供給状態が異常と誤って判断されるのを防止するため、全ての液剤の流量が0になったとき、又はスプレーガン54の引金が操作されていないときは異常信号を出力しない構成とする等、誤報を防止する回路を付加することもできる。また、液剤の流量、圧力、温度の各設定値を2段階に設定し、計測置が狭い範囲の設定値を逸脱したときはプレ警報、広い範囲の設定値を逸脱したときは本警報とすることもできる。
次に、図4を参照して、液剤供給監視装置の供給信号モードの動作を説明する。供給信号モードは、液剤の流量を監視して、液剤が所定の量供給される毎に、液剤が所定の量供給されたことを知らせる供給信号を出力するモードである。
供給信号モードが開始されると(S2000)、入力部17により、供給信号を出力するタイミングを決定するための、液剤の所定の供給量が入力され設定される(S2010)。そして、上記ステップS1020同様に液剤の供給が開始される(S2020)。次に、流量計14によって液剤の流量が計測され、制御部19によって液剤の流量が監視され供給量が記憶される(S2030)。次に、制御部19によってステップS2010で設定された所定の供給量まで液剤が供給されたか否かが判断される(S2040)。液剤が所定の量供給されていないときは、ステップS2030に戻る。一方、液剤が所定の量供給されたと判断されれば、液剤が所定の量供給されたことを知らせる供給信号が出力される(S2050)。そして、ステップS2010で設定された液剤の所定の供給量を判断するために、ステップS2030からステップS2040までの処理で記憶されていた液剤の供給量をリセットし(S2060)、ステップS2030からの処理を繰り返す。
この供給信号モードの使用方法として、例えば、液剤タンク51に入れられた液剤のうち、3割が供給される毎に液剤供給信号を出力することで、作業者が液剤タンク51の残量の目安をつけることができるとともに、3回目の液剤供給信号により作業者に液剤タンクの残量が1割になったことを知らせる等することができる。
なお、供給信号が出力されることによって出力部21が動作し、ランプ22の点灯、ブザー23の鳴動等がなされるのは、上述の通常モードの動作と同様である。また、出力された信号が、異常信号であるか供給信号であるかを区別するため、信号の長さや断続回数を信号の種類毎に設定することができる(以下の、積算供給信号、標準使用量供給信号も同様。)。
次に、図5を参照して、液剤供給監視装置の積算供給信号モードの動作を説明する。積算供給信号モードは、液剤の流量を監視して、液剤が所定の量供給される毎に、液剤の積算供給量を知らせる積算供給信号を出力するモードである。
積算供給信号モードが開始されると(S3000)、入力部17により、積算供給信号を出力するタイミングを決定するための、液剤の所定の供給量が入力され設定される(S3010)。そして、上記ステップS1020同様に液剤の供給が開始される(S3020)。次に、流量計14によって液剤の流量が計測され、制御部19によって液剤の流量が監視され供給量が記憶される(S3030)。なお、ここでは、ステップS3000で積算供給信号モードが開始されてからの液剤の積算供給量も監視され記憶される。次に、ステップS3010で設定された所定の供給量まで液剤が供給されたか否かが判断される(S3040)。液剤が所定の量供給されていないときは、ステップS3030に戻る。一方、液剤が所定の量供給されたと判断されれば、液剤の積算供給量に応じた積算供給信号を出力する(S3050)。そして、ステップS3010で設定された所定の供給量を判断するために、ステップS3030からステップS3040の処理で記憶されていた液剤の供給量をリセットし(S3060)、ステップS3030からの処理を繰り返す。なお、ステップS3060では、液剤の積算供給量はリセットされず、そのまま記憶されている。
この積算供給信号モードでは、積算供給量に応じた積算液剤供給信号が出力されるため、ステップS3010で設定する液剤の所定の供給量をより少なくしても、作業者が液剤の使用量をその都度判断することができる。例えば、液剤タンク51に入れられた液剤のうち、1割が供給される毎に積算供給量に応じた積算液剤供給信号を出力することで、作業者がそれまでの液剤の使用量の目安をつけることができるとともに、より詳細な液剤タンク51の残量の判断をすることができる。
次に、図6を参照して、液剤供給監視装置の標準使用量供給信号モードの動作を説明する。標準使用量供給信号モードは、液剤の流量を監視するとともに所定の施工面積あたりの作業に必要な液剤の使用量である標準使用量を制御部19に記憶させ、液剤が標準使用量供給される毎に、液剤が標準使用量供給されたことを知らせる標準使用量供給信号を出力するモードである。
標準使用量供給信号モードが開始されると(S4000)、入力部17により、標準使用量供給信号を出力するタイミングを決定するための、所定の施工面積あたりの作業に必要な液剤の使用量である標準使用量が入力され設定される(S4010)。そして、上記ステップS1020同様に液剤の供給が開始される(S4020)。次に、流量計14によって液剤の流量が計測され、制御部19によって液剤の流量が監視され供給量が記憶される(S4030)。次に、ステップS4010で設定された標準使用量まで液剤が供給されたか否かが判断される(S4040)。液剤が標準使用量供給されていないときは、ステップS4030に戻る。一方、液剤が標準使用量供給されたと判断されれば、液剤が標準使用量供給されたことを作業者に知らせるため標準使用量供給信号を出力する(S4050)。そして、ステップS4010で設定された標準使用量を判断するために、ステップS4030からステップS4040までの処理で記憶されていた液剤の供給量をリセットし(S4060)、ステップS4030からの処理を繰り返す。
この標準使用量供給信号モードの使用方法として、例えば、0.09〜3.3平方メートル等の比較的狭い施工面積の作業に必要な液剤の使用量である標準使用量を設定し、標準使用量供給信号が出力されるタイミングに合せて、作業者は前記施工面積を施工するようにする。すると、比較的狭い所定の施工面積毎に作業者が標準使用量を知ることができ、ロボット等を使用しなくとも、施工された塗膜の膜厚を略一定とすることができ、膜厚不足による施工不良を防止することができる。
また、図2に示すように、本発明の他の実施形態として、液剤供給部101と、出側接続部12と、計測部13と、入力部17と、表示部18と、制御部19と、記憶部20と、出力部21とを含めた監視装置付液剤供給装置100とすることができる。係る場合、液剤タンク51から取り入れられた液剤は、ポンプ53、ヒータ等の加圧加温手段を有する液剤供給部101によって加圧加温され、出側接続部12より配管55を通じてスプレーガン54に供給される。なお、本実施形態では、液剤供給部101を含めた構成となっているため、前述の実施形態に備えられていた入側接続部11は省略されている。また、出側接続部12と、計測部13と、入力部17と、表示部18と、制御部19と、記憶部20と、出力部21の各構成要素の機能は前述の実施形態同様であり、前述の実施形態の液剤供給装置52を液剤供給部101と読み替えることで本実施形態の監視装置付液剤供給装置100を理解できるため、詳しい説明は省略する。
なお、本実施形態の監視装置付液剤供給装置100の構成の例は以下の様になる。
複数の液剤をスプレーガンから吐出混合させるために前記液剤を加圧して供給する液剤供給装置において、
前記液剤の流量を計測する計測部と、
前記流量を監視するとともに所定の施工面積あたりの作業に必要な前記液剤の使用量である標準使用量を記憶し、前記液剤が前記標準使用量供給される毎に、前記液剤が前記標準使用量供給されたことを知らせる標準使用量供給信号を出力する制御部と、
を備えることを特徴とする監視装置付液剤供給装置。
また、本実施形態の監視装置付液剤供給装置100を使用した吹付け工法の例は以下の様になる。
複数の液剤を加圧してスプレーガンから吐出混合し、施工面に吹付け、その後硬化させる吹付け工法において、
所定の施工面積あたりの作業に必要な前記液剤の使用量である標準使用量を設定するステップと、
前記液剤の流量を計測し監視するステップと、
前記液剤が前記標準使用量供給される毎に、前記液剤が前記標準使用量供給されたことを知らせる標準使用量供給信号を出力するステップと、を備え、
前記標準使用量供給信号が出力されるタイミングに応じて前記所定の施工面積を施工することを特徴とする吹付け工法。
以上説明したように、本発明の液剤供給監視装置及び吹付け工法によれば、液剤の供給状態を監視する機能を備えない液剤供給装置においても、後から取付けることにより液剤の流量、圧力、温度等の供給状態を、異常信号を出力することで監視することができ、液剤の供給状態の異常による施工不良を防止することができる。また、記憶部を備えることにより、液剤の供給状態が正常であったか又は異常であったかを時間の情報とともに保存しておくことができ、施工した防水膜、補強膜、断熱層等の品質管理及び施工状態の保証が容易になる。また、出力部から供給信号又は積算供給信号に応じた信号を出力させ作業者に報知することで、液剤タンク内の残量が予測でき、作業者の段取りが容易なものとなる。また、出力部から、所定の施工面積あたりの液剤の標準使用量が供給される毎に、標準使用量供給信号に応じた信号を出力させ作業者に報知することで、作業者が所定の施工面積あたりの液剤の使用量を容易に把握し守ることができるようになり、施工用のロボット等を使用せずとも膜厚を規定内に収めた均一なものとすることができる。
また、液剤供給部と、出側接続部と、計測部と、入力部と、表示部と、制御部と、記憶部と、出力部とを含めた監視装置付液剤供給装置においても、異常信号、供給信号、積算供給信号、標準使用量供給信号を出力することで液剤供給監視装置と同様の作用効果を奏することができる。
10・・液剤供給監視装置、11・・入側接続部、12・・出側接続部、13・・計測部、14・・流量計、15・・圧力センサ、16・・温度センサ、17・・入力部、18・・表示部、19・・制御部、20・・記憶部、21・・出力部、22・・ランプ、23・・ブザー、
50・・スプレーシステム、51・・液剤タンク、52・・液剤供給装置、53・・ポンプ、54・・スプレーガン、55・・配管、
100・・監視装置付液剤供給装置、101・・液剤供給部、

Claims (2)

  1. 複数の液剤をスプレーガンから吐出混合させるために前記液剤を加圧して供給する液剤供給装置の液剤供給監視装置において、
    前記液剤供給装置の前記液剤の吐出側に接続される入側接続部と、
    前記液剤の流量、圧力を計測する計測部と、
    前記スプレーガン側に接続され前記液剤を吐出する出側接続部と、
    前記流量、前記圧力の内1つ以上の値から前記液剤の供給状態が異常か否かを判断し、異常と判断したときに異常信号を出力するとともに、所定の施工面積あたりの作業に必要な前記液剤の使用量である標準使用量を記憶し、前記液剤が前記標準使用量供給される毎に、前記液剤が前記標準使用量供給されたことを知らせる標準使用量供給信号を出力する制御部と、
    前記標準使用量供給信号を作業者に知らしめる外部機器と、を備え、
    前記入側接続部と前記出側接続部によって前記液剤供給装置に取付けられることを特徴とする液剤供給監視装置。
  2. 複数の液剤をスプレーガンから吐出混合させるために前記液剤を加圧して供給する液剤供給装置の液剤供給監視装置を用いる吹付け工法において、
    前記液剤供給装置の前記液剤の吐出側に接続される入側接続部と、
    前記液剤の流量、圧力を計測する計測部と、
    前記スプレーガン側に接続され前記液剤を吐出する出側接続部と、
    前記流量、前記圧力の内1つ以上の値から前記液剤の供給状態が異常か否かを判断し、異常と判断したときに異常信号を出力するとともに、所定の施工面積あたりの作業に必要な前記液剤の使用量である標準使用量を記憶し、前記液剤が前記標準使用量供給される毎に、前記液剤が前記標準使用量供給されたことを知らせる標準使用量供給信号を出力する制御部と、
    前記標準使用量供給信号を作業者に知らしめる外部機器と、を備え、
    前記入側接続部と前記出側接続部によって前記液剤供給装置に取付けられる液剤供給監視装置を用い、
    前記外部機器によって知らされる前記標準使用量供給信号が出力されるタイミングに応じて前記所定の施工面積を施工することを特徴とする吹付け工法。
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