JP2006028938A - Pc構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置、及び注入制御・管理システム - Google Patents

Pc構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置、及び注入制御・管理システム Download PDF

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隆一 中川
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Abstract

【課題】 PC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入作業の自動化と、注入に係わる諸データの改ざん・修正不可能な記録の保存を可能にする。
【解決手段】 ポストテンション方式PC構造物のケーブルシース又はダクト内にグラウトを注入するグラウト注入装置において、グラウト注入側に配設されたグラウト注入ファクタの計測器類と、グラウト排出側に配設されたグラウト排出ファクタの計測器類と、前記各計測器類から出力される測定データを収集・記録・保存するとともに、前記測定データと予め入力された設定値との比較結果に基づいて現場で製造するグラウトの組成・物性を制御する手段を備えた制御装置と、前記制御装置に収集された前記測定データを、監督官庁又はデータ保証機関に設置されコンピュータに通信回線を介して実時間で電送する通信手段とでなる装置及びシステムによる。
【選択図】 図1

Description

PC構造物のケーブルシース又はダクト内へグラウトを注入する際におけるグラウト材の品質及びグラウト注入作業の制御、作業進捗状況の監視、並びに作業結果の改ざん不可能な記録・保存を可能にするグラウト注入制御・管理装置及びグラウト注入制御・管理システムに関する。
橋梁、高架橋、建築物等のPC構造物、特にポストテンション方式PC構造物においては、PC鋼材を緊張・定着した後にケーブルシース又はダクトの内壁とPC鋼材との間にセメントと水と混和剤との混合物であるグラウトが注入・充填されるが、このグラウトの注入・充填を効果的に行うためには、流動性がよく、かつ注入から硬化するまでの間にそれぞれの材料が分離しないという性質を持つグラウトが望ましい。しかし、セメントと水とに間に存在する比重差が、ケーブルシース又はダクト内でグラウトが硬化する間にセメントを下側に沈降分離させ、その上側に残った水分(ブリージング水)が蒸発することによって空隙部(空気溜まり)が生じる場合があり、この空隙部に長年月間に外部水が侵入するとPC鋼材を腐食させ、断線させる恐れが発生する。
そこで流動性がよく、ブリージングの少ないグラウト材が開発されてはいるが、これらグラウト材も作業現場でその都度セメントと水と混和剤を推奨組成比で混和しミキサで混練して製造しており、それぞれの材料の組成比及びミキサの混練時間の管理も人間系の計測、スイッチ操作によって行われている状況にある。
また、グラウトの注入・充填が圧送ポンプによる圧入で行われることから、グラウト混練時と圧入時に空気が巻き込まれたり、注入圧によってブリージングが生じたりするという問題もある。そこでケーブルシース又はダクトのグラウト排出側に真空ポンプを接続して稼働し、ケーブルシース又はダクト内の空気を吸引して空気溜まりの発生を抑制するとともにグラウト注入側に接続した圧送ポンプの圧入効果を高めようとする発明も行われている。
特開2004−100274号公報 特開2002−309777号公報 特開2000−64618号公報
上述したようにPC構造物のケーブルシース又はダクト内への完全なグラウト充填を目指してグラウト材の改善や注入・充填工法の発明がなされているが、PC構造物の緊張材としてのケーブルや鋼材は、その全体がコンクリート構造体の内部に埋め込まれているため、ケーブルシース又はダクト内のグラウトの充填状況や、グラウト硬化後の状態を完全に点検・確認するのは困難である。
グラウト充填完了後に行われるグラウト充填状況の確認作業としては、X線検査・超音波検査・衝撃反射波検査等の非破壊検査法があるが、いずれも完全に内部の状況を把握できるまでには至っておらず、PC鋼材の腐食・破断の恐れは皆無とはなっていない。
また、グラウト注入時における注入状態や異常の有無の監視、把握は、前記圧送ポンプや真空ポンプの運転状況、圧力計の計測値の監視等で行われておりグラウト注入時の作業管理や作業データの保存、解析が十分なされている状況にはない。
本発明は上記背景技術に鑑みて行われたものであり、ポストテンション方式PC構造物のケーブルシース又はダクトのグラウト注入側に接続される圧送ポンプと前記ケーブルシース又はダクトのグラウト注入口との間に圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタを測定する計測器類を、またケーブルシース又はダクトのグラウト排出側に真空ポンプを接続する場合には前記真空ポンプとケーブルシース又はダクトのグラウト排出口との間に負圧計、流量計、温度計等のグラウト排出ファクタを測定する計測器類を配設し、前記グラウト注入ファクタの計測器類及び前記グラウト排出ファクタの計測器類から時々刻々出力される測定データを制御装置に収集・記録・保存するとともに、ディスプレイにその時間経過をグラフ表示してグラウト注入作業状況や異常の有無の実時間監視を可能とし、また前記測定データと予め前記制御装置に入力された設定値との比較結果に基づいて水セメント比、粘度等のグラウト組成・物性を自動制御し、併せて前記制御装置に収集された測定データを、通信回線を介して監督官庁又はデータ保証機関に設置され、かつ前記測定データを記録・保存することのできるコンピュータに実時間で電送することによって、改ざん・修正不可能な信頼度の高い品質記録を提供しようとするものである。
本発明者等は上記課題を下記の手段により解決した。
(1)ポストテンション方式PC構造物のケーブルシース又はダクト内に、圧送ポンプを用いてグラウトを注入するグラウト注入装置において、
前記圧送ポンプと前記ケーブルシース又はダクトのグラウト注入口との間に配設されたグラウト注入圧を測定する圧力計、注入グラウトの流量を測定する流量計、注入グラウトの温度を測定する温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類と、
前記圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類から時々刻々出力される測定データを収集・記録・保存するとともに、前記測定データと予め入力された設定値との比較結果に基づいて水セメント比、粘度等のグラウト組成・物性を制御する手段を備えた制御装置と、
前記制御装置に収集された前記測定データを、通信回線を介して監督官庁やデータ保証機関等に設置され前記測定データを記録・保存することのできるコンピュータに実時間で電送する通信手段と
でなることを特徴とするPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
(2)前記制御装置が、注入されるグラウトの水セメント比、使用されるケーブルシース又はダクトの空隙率と長さ、圧送ポンプの吐出量等グラウト注入作業に係わる諸条件を予め入力する手段を備えてなることを特徴とする前項(1)に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
(3)ポストテンション方式PC構造物のケーブルシース又はダクト内にグラウトを注入する際、ケーブルシース又はダクトのグラウト注入側に圧送ポンプを、排出側に真空ポンプを接続し、前記真空ポンプによりケーブルシース又はダクト内を減圧させた後に該真空ポンプを稼働させたまま前記圧送ポンプを運転して前記ケーブルシース又はダクト内にグラウトを注入するグラウト注入装置において、
前記圧送ポンプと前記ケーブルシースのグラウト注入口との間に配設されたグラウト注入圧を測定する圧力計、注入グラウトの流量を測定する流量計、注入グラウトの温度を測定する温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類と、
前記真空ポンプと前記ケーブルシースのグラウト排出口との間に配設されたケーブルシース内の真空度を測定する負圧計、排出グラウトの流量を測定する流量計、排出グラウトの温度を測定する温度計等のグラウトの排出ファクタの計測器類と、
前記圧力計、負圧計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタ及び排出ファクタの計測器類から時々刻々出力される測定データを収集・記録・保存するとともに、前記測定データと予め入力された設定値との比較結果に基づいて水セメント比、粘度等のグラウト組成・物性を制御する手段を備えた制御装置と、
前記制御装置に収集された前記測定データを、通信回線を介して監督官庁やデータ保証機関等に設置され前記測定データを記録・保存することのできるコンピュータに実時間で電送する通信手段と
でなることを特徴とするPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
(4)前記制御装置が、注入されるグラウトの水セメント比、使用するケーブルシース又はダクトの空隙率と長さ、圧送ポンプの吐出量、真空ポンプの吸引負圧等のグラウト注入作業に係わる諸データを予め入力する手段を備えてなることを特徴とする前項(3)に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
(5)前記制御装置が、該制御装置に収集される各測定データの時間的推移を実時間でグラフ表示し、また該制御装置に予め入力されたグラウト注入作業に係わる諸条件に基づいて算出されるグラウトの積算注入量の時間的推移や注入圧等の設定値をグラフ表示する手段を有するディスプレイを備えてなることを特徴とする前項(1)〜(4)のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
(6)前記制御装置が、該制御装置に収集される各測定データを所定の用紙に印字又はグラフ表示する手段を有するプリンタを備えてなることを特徴とする前項(1)〜(5)のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
(7)前記制御装置が、該制御装置に収集される各測定データをデータチップに記録・保存する機能を備えてなることを特徴とする前項(1)〜(6)のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
(8)ポストテンション方式PC構造物のケーブルシース又はダクト内に、圧送ポンプを用いてグラウトを注入するグラウト注入工法おいて、
前記圧送ポンプと前記ケーブルシースのグラウト注入口との間に配設された圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類により注入グラウトの注入圧、流量、温度等を測定し、
前記圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類から時々刻々出力される測定データを制御装置に収集・記録・保存するとともに、前記測定データと予め入力された設定値との比較結果に基づいて水セメント比、粘度等のグラウト組成・物性を制御し、
制御装置に収集された各測定データを、通信回線を介して監督官庁やデータ保証機関等に設置され前記測定データを記録保存できるコンピュータに実時間で電送可能にしたことを特徴とするPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
(9)前記制御装置に注入されるグラウトの水セメント比、使用されるケーブルシース又はダクトの空隙率と長さ、圧送ポンプの吐出量等グラウト注入作業に係わる諸条件を予め入力しておくことによって、コンクリートミキサに投入されるコンクリートと水の量を自動制御すること等を可能にしてなることを特徴とする前項(8)に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
(10)ポストテンション方式PC構造物のケーブルシース又はダクト内にグラウトを注入する際、ケーブルシースのグラウト注入側に圧送ポンプを、排出側に真空ポンプを接続し、前記真空ポンプによりケーブルシース内を減圧させた後に該真空ポンプを稼働させたまま前記圧送ポンプを運転して前記ケーブルシース内にグラウトを注入するグラウト注入工法において、
前記圧送ポンプと前記ケーブルシースのグラウト注入口との間に配設された圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類によって注入グラウトの注入圧、流量、温度等を測定し、
また前記真空ポンプと前記ケーブルシースのグラウト排出口との間に配設された負圧計、流量計、温度計等のグラウト排出ファクタの計測器類によってケーブルシース又はダクト内の真空度及び排出グラウトの流量、温度等を測定し、
前記圧力計、負圧計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタ、及び排出ファクタの計測器類から時々刻々出力される測定データを制御装置に収集・記録・保存するとともに、前記測定データと予め入力された設定値との比較結果に基づいて水セメント比、粘度等のグラウト組成・物性を制御し、
制御装置に収集された各測定データを、通信回線を介して監督官庁やデータ保証機関等に設置され前記測定データを記録・保管できるコンピュータに実時間で電送可能としたことを特徴とするPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
(11)前記制御装置に注入されるグラウトの水セメント比、使用されるケーブルシース又はダクトの空隙率と長さ、圧送ポンプの吐出量、真空ポンプの吸引負圧等グラウト注入作業に係わる諸条件を予め入力しておくことによって、コンクリートミキサに投入されるコンクリートと水の量を自動制御すること等を可能にしてなることを特徴とする前項(10)に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
(12)前記制御装置に収集される各測定データの時間的推移が、ディスプレイに実時間でグラフ表示し、また前記制御装置に予め入力されたグラウト注入作業に係わる諸条件から算出されたグラウト積算注入量の時間的推移や注入圧等の設定値をグラフ表示し、両グラフの比較によってグラウトの注入状況や異常の有無の監視、把握を実時間で可能にしてなることを特徴とする前項(8)〜(11)のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
(13)前記制御装置に収集される各測定データが、プリンタによって所定の用紙に印字又はグラフ表示されることを特徴とする前項(8)〜(12)のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
(14)前記制御装置が、該制御装置に収集される各測定データをデータチップに記録・保存されることを特徴とする前項(8)〜(13)のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
本発明によれば下記のような効果が得られる。
(ア)ケーブルシース又はダクトのグラウト注入側に配設された圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類、また真空引き工程を含む場合は前記ケーブルシース又はダクトのグラウト排出側に配設された負圧計、流量計、温度計等のグラウト排出ファクタの計測器類それぞれの測定データが、時々刻々制御装置に収集・記録・保存され、かつ通信回線を介して監督官庁又はデータ保証機関に設置され、かつ前記測定データが記録・保存できるコンピュータに実時間で電送できるので、測定データの改ざん、修正が防止でき、後日当該グラウト注入作業の進捗状況や異常発生の有無等に疑義がでた場合でもその確認が容易になり、また測定データの集積記録によりグラウト注入作業の問題点の所在が明確になり、改善策の立案に役立つ。
(イ)制御装置に収集された前記各計測器類の測定データの時間的推移がディスプレイ上にグラフ表示されるので、グラウト注入作業の進捗状況や異常の有無が実時間でかつ一目で監視・把握でき、異常時への対応も迅速に行える。
(ウ)グラウトの水セメント比、ケーブルシース又はダクトの長さ、内径等から求められるグラウトの最終充填量等のグラウト注入作業に係わる諸条件を予め制御装置に入力しておけるので、該作業条件に基づく注入グラウトの積算量の推移や前記注入圧力、それに真空引き工程を含む場合は真空度の設定値をディスプレイ上に表示することにより、グラウト注入の遅速やグラウト注入時の注入圧力、真空度と設定値との差異が実時間で観測できる。
(エ)制御装置に収集された前記各計測器類の測定データから得られるグラウトの物性値と、予め設定され制御装置に入力されたグラウトの設定値とを比較し、その結果に基づいてミキサに投入するセメントと水の量、及び混練時間を自動的に制御するので、従来人間系で行っていたこれら制御の省力化が図れ、かつ設計要求に見合ったグラウトが容易に製造できる。
(オ)前記各測定データの記録・保存がデータチップに行われるので、作業終了後に前記データチップを制御装置から取り出して工事発注元の現場監督者等に手交できるので、測定データの改ざん、修正が防止でき、作業実施状況の証拠資料としての効果が高まり、企業体の信頼度向上に寄与する。
(カ)制御装置に記録・保存されたグラウト注入作業時の各測定データをプリンタを用いて所定の用紙に印字又はグラフ表示できるので、後日関係部署へ提出する書類作成の効率化に寄与する。
本発明の実施の形態を実施例の図に基づいて説明する。
図1は本発明実施例のグラウト注入制御・管理システムの概略構成図である。
図において、1はコンクリート構造物、2aはPC鋼材、2bはケーブルシース又はダクト、3aはグラウト注入口、3bはグラウト排出口、4は圧送ポンプ、5はグラウト注入ファクタ計測器類、6は真空ポンプ、7はグラウト排出ファクタ計測器類、8はグラウトホッパ、9はグラウトミキサ、9aはモータ、10は水槽、10aは水栓、10bは水位計、11はセメントホッパ、11aはロータリバルブ又はスライドダンパ、12は可視ろ過器、13は制御装置(電源・制御電源を含む)、14はデータチップ、15はディスプレイ、16はプリンタ、17は塩分センサ、18は測定データ伝送線、19は制御電源伝送線、20は通信回線、21は監督官庁又はデータ保証機関に設置されたコンピュータである。
なお、本発明のグラウト注入制御・管理装置及びシステムの説明に用いる図1は、真空引き工程を含むグラウト注入工法の場合のものであり、圧送ポンプ4のみによるグラウト注入工法の場合には、図1に示した真空ポンプ6及び真空ポンプ6とケーブルシース又はダクト2bのグラウト排出口3bとの間に配設された負圧計、流量計、温度計等のグラウト排出ファクタ計測器類7は省かれ、これら計測器類7からの測定データは存在せず、したがって制御装置13に収集、記録、保存され、またディスプレイ15にグラフ表示され、プリンタ16で所定用紙に印字され、さらに通信回線20を介して監督官庁又はデータ保証機関に設置されたコンピュータ21に電送される測定データは、グラウト注入ファクタ計測器類5から得られる測定データ、制御装置13に予め入力されたグラウト注入に係わる諸条件、及びグラウトミキサ9の運転に係わるデータに限られるのは言うまでもない。
図1に示すように、本発明実施例のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置は、
緊張されたPC鋼材2aが挿通されたケーブルシース又はダクト2bのグラウト注入口3aと圧送ポンプ4との間に配設され注入グラウトの注入圧や流量、温度等のグラウト注入ファクタを測定するグラウト注入ファクタ計測器類5と、
ケーブルシース又はダクト2bのグラウト排出口3bと真空ポンプ6との間に配設されケーブルシース又はダクト2b内の真空度及び排出されるグラウトの流量や温度等のグラウト排出ファクタを測定するグラウト排出計測器類7と、
前記グラウト注入ファクタ計測器類5及びグラウト排出ファクタ計測器類7から時々刻々出力される測定データを制御装置13に伝送する測定データ伝送線18と、
前記制御装置13に時々刻々到着する各測定データを記録・保存するデータチップ14と、
前記制御装置13に到着する各測定データの時間的推移を実時間でグラフ表示する手段を有するディスプレイ15と、
前記制御装置13に記録・保存された測定データを所定の用紙に印字又はグラフ表示する手段を有するプリンタ16と、
前記制御装置13に収集された測定データと予め制御装置13に入力されている設定値との比較結果に基づいてグラウトの水セメント比、粘度等の組成・物性を制御するために、水槽10の水栓10aとセメントホッパ11のロータリバルブ又はスライドダンパ11aの開閉、及びグラウトミキサ9のモータ9aの作動時間を制御する制御電圧又は制御信号を伝送する制御電源伝送線19と、
ミキサ9内に挿入されミキサ9で製造されるグラウト中の塩分の有無を検出する塩分センサ17と、
制御装置13に時々刻々到着する各測定データを、監督官庁又はデータ保証機関に設置され、かつ前記測定データを記録・保存することのできるコンピュータ21に通信回線20を介して実時間で電送する通信手段と
で構成されている。
本発明実施例のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システムを使用してPC構造物のケーブルシース又はダクト2b内にグラウトを注入するには、まず前記制御装置13に、注入されるグラウトの水セメント比や粘度等の組成・物性の設定値、使用されるケーブルシース又はダクト2bの空隙率と長さ、圧送ポンプ4の吐出量等グラウト注入作業に係わる諸条件を入力することから始める。
次いで、制御装置13がグラウト注入に係わる諸条件に基づいて発する制御信号によって、水槽10の水栓10a及びセメントホッパ11のロータリーバルブ又はスライドダンパ11aの開閉が制御され、先に設定され制御装置13に入力されたグラウトの水セメント比や粘度となる量の水とセメント、さらには混和剤がグラウトミキサ9に投入され、制御装置13からの制御信号によって駆動されるモータ9aによって混練され、所定の組成・物性を有するグラウトが作業現場で製造される。
なお、グラウトミキサ9に投入される水量は水位計10bの変化によって測定され、その結果は制御装置13にフィードバックされる。
製造されたグラウトは、グラウトホッパ8を介して圧送ポンプ4によりPC構造物のケーブルシース又はダクト2b内に注入・充填され、一部はケーブルシース又はダクトのグラウト排出口3bから排出され、可視ろ過器12に送られるが、この際、圧送ポンプ4とケーブルシース又はダクト2bのグラウト注入口3aとの間に配設されたグラウト注入ファクタ計測器類5が測定したグラウトの注入流量、注入圧、注入温度等のデータ、及び真空ポンプ7とケーブルシース又はダクト2bのグラウト排出口3bとの間に配設されたグラウト排出ファクタ計測器類7が測定したケーブルシース又はダクト2b内の真空度、グラウトの排出流量、温度等のデータとが時々刻々測定データ伝送線18を介して制御装置13に伝送され記録・保存されるとともに、通信回線20を介して監督官庁又はデータ保証機関に設置され、かつ前記測定データを記録・保存できるコンピュータ21に実時間で伝送され、改ざん不可能な記録として保存・保管される。
なお、前記制御装置13に収集・記録・保存された測定データを、通信回線20を介して工事発注元に伝送し、作業の進捗状況や結果の迅速な報告に役立てることも好ましい。
また、制御装置13に伝送された各計測器類からの測定データから得られる注入グラウトの物性値を、予め設定し制御装置13に入力されたグラウトの物性値と比較し、その差異に基づいてグラウト製造工程における水セメント比、混練時間、圧送ポンプ4の注入圧、注入流量、真空ポンプ6の吸引力等を自動制御して、高品質なグラウトの製造及び注入とを可能にする。
さらに、制御装置13に伝送された各計測器類からの測定データの時間的推移が、ディスプレイ15に実時間でグラフ表示されるので、グラウト作業の進捗状況や異常事態発生が実時間で観察・把握でき、迅速な対応が可能になる。
さらにまた、制御装置13に記録・保存された測定データをプリンタ16によって所定の用紙に印字又はグラフ表示でき、また前記測定データをデータチップ14に記録・保存できるので報告書類の作成が迅速かつ容易に行え、グラウト注入における管理データとして効用を高めることができる。特に測定データが記録されたデータチップ14は、現場作業終了後直ちに工事発注元の現場監督者に手交することができ、作業実施状況の証拠資料としての効果が高まる。
本発明実施例のグラウト注入制御・管理システムの概略構成図
符号の説明
1:コンクリート構造物
2a:PC鋼材
2b:ケーブルシース又はダクト
3a:グラウト注入口
3b:グラウト排出口
4:圧送ポンプ
5:グラウト注入ファクタ計測器類
6:真空ポンプ
7:グラウト排出ファクタ計測器類
8:グラウトホッパ
9:グラウトミキサ
9a:モータ
10:水槽
10a:水栓
10b:水位計
11:セメントホッパ
11a:ロータリバルブ又はスライドダンパ
12:可視ろ過器
13:制御装置(電源・制御電源を含む)
14:データチップ
15:ディスプレイ
16:プリンタ
17:塩分センサ
18:測定データ伝送線
19:制御電源伝送線
20:通信回線
21:監督官庁又はデータ保証機関に設置されたコンピュータ

Claims (14)

  1. ポストテンション方式PC構造物のケーブルシース又はダクト内に、圧送ポンプを用いてグラウトを注入するグラウト注入装置において、
    前記圧送ポンプと前記ケーブルシース又はダクトのグラウト注入口との間に配設されたグラウト注入圧を測定する圧力計、注入グラウトの流量を測定する流量計、注入グラウトの温度を測定する温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類と、
    前記圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクターの計測器類から時々刻々出力される測定データを収集・記録・保存するとともに、前記測定データと予め入力された設定値との比較結果に基づいて水セメント比、粘度等のグラウト組成・物性を制御する手段を備えた制御装置と、
    前記制御装置に収集された前記測定データを、監督官庁又はデータ保証機関に設置され、かつ前記測定データを記録・保存することのできるコンピュータに通信回線を介して実時間で電送する通信手段と
    でなることを特徴とするPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
  2. 前記制御装置が、注入されるグラウトの水セメント比、使用されるケーブルシース又はダクトの空隙率と長さ、圧送ポンプの吐出量等グラウト注入作業に係わる諸条件を予め入力する手段を備えてなることを特徴とする請求項1に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
  3. ポストテンション方式PC構造物のケーブルシース又はダクト内にグラウトを注入する際、ケーブルシース又はダクトのグラウト注入側に圧送ポンプを、排出側に真空ポンプを接続し、前記真空ポンプによりケーブルシース又はダクト内を減圧させた後に該真空ポンプを稼働させたまま前記圧送ポンプを運転して前記ケーブルシース又はダクト内にグラウトを注入するグラウト注入装置において、
    前記圧送ポンプと前記ケーブルシースのグラウト注入口との間に配設されたグラウト注入圧を測定する圧力計、注入グラウトの流量を測定する流量計、注入グラウトの温度を測定する温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類と、
    前記真空ポンプと前記ケーブルシースのグラウト排出口との間に配設されたケーブルシース内の真空度を測定する負圧計、排出グラウトの流量を測定する流量計、排出グラウトの温度を測定する温度計等のグラウトの排出ファクタの計測器類と、
    前記圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクターの計測機器、及び負圧計、流量計、温度計等のグラウト排出ファクタの計測器類から時々刻々出力される測定データを収集・記録・保存するとともに、前記測定データと予め入力された設定値との比較結果に基づいて水セメント比、粘度等のグラウト組成・物性を制御する手段を備えた制御装置と、
    前記制御装置に収集された前記測定データを、監督官庁又はデータ保証機関に設置され、かつ前記測定データを記録・保存することのできるコンピュータに通信回線を介して実時間で電送する通信手段と
    でなることを特徴とするPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
  4. 前記制御装置が、注入されるグラウトの水セメント比、使用するケーブルシース又はダクトの空隙率と長さ、圧送ポンプの吐出量、真空ポンプの吸引負圧などのグラウト注入作業に係わる諸データを予め入力する手段を備えてなることを特徴とする請求項3に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
  5. 前記制御装置が、該制御装置に収集される各測定データの時間的推移を実時間でグラフ表示し、また該制御装置に予め入力されたグラウト注入作業に係わる諸条件に基づいて算出されるグラウトの積算注入量の時間的推移や注入圧等の設定値をグラフ表示する手段を有するディスプレイを備えてなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
  6. 前記制御装置が、該制御装置に収集される各測定データを所定の用紙に印字又はグラフ表示する手段を有するプリンタを備えてなることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
  7. 前記制御装置が、該制御装置に収集される各測定データをデータチップに記録・保存する機能を備えてなることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理装置。
  8. ポストテンション方式PC構造物のケーブルシース又はダクト内に、圧送ポンプを用いてグラウトを注入するグラウト注入工法おいて、
    前記圧送ポンプと前記ケーブルシースのグラウト注入口との間に配設された圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類により注入グラウトの注入圧、流量、温度等を測定し、
    前記圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類から時々刻々出力される測定データを制御装置に収集・記録・保存するとともに、前記測定データと予め入力された設定値との比較結果に基づいて水セメント比、粘度等のグラウト組成・物性を制御し、
    制御装置に収集された各測定データを、監督官庁又はデータ保証機関に設置され、かつ前記測定データを記録保存できるコンピュータに通信回線を介して実時間で電送可能にしてなることを特徴とするPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
  9. 前記制御装置に注入されるグラウトの水セメント比、使用されるケーブルシース又はダクトの空隙率と長さ、圧送ポンプの吐出量などグラウト注入作業に係わる諸条件を予め入力しておくことによって、コンクリートミキサに投入されるコンクリートと水の量を自動制御することなどを可能にしてなることを特徴とする請求項8に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
  10. ポストテンション方式PC構造物のケーブルシース又はダクト内にグラウトを注入する際、ケーブルシースのグラウト注入側に圧送ポンプを、排出側に真空ポンプを接続し、前記真空ポンプによりケーブルシース内を減圧させた後に該真空ポンプを稼働させたまま前記圧送ポンプを運転して前記ケーブルシース内にグラウトを注入するグラウト注入工法において、
    前記圧送ポンプと前記ケーブルシースのグラウト注入口との間に配設された圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類によって注入グラウトの注入圧、流量、温度等を測定し、
    また前記真空ポンプと前記ケーブルシースのグラウト排出口との間に配設された負圧計、流量計、温度計等のグラウト排出ファクタの計測器類によってケーブルシース又はダクト内の真空度及び排出グラウトの流量、温度等を測定し、
    前記圧力計、流量計、温度計等のグラウト注入ファクタの計測器類、及び負圧計、流量計、温度計等のグラウト排出ファクタの計測器類から時々刻々出力される測定データを制御装置に収集・記録・保存するとともに、前記測定データと予め入力された設定値との比較結果に基づいて水セメント比、粘度等のグラウト組成・物性を制御し、
    制御装置に収集された各測定データを、監督官庁又はデータ保証機関に設置され、かつ前記測定データを記録・保管できるコンピュータに通信回線を介して実時間で電送可能としてなることを特徴とするPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
  11. 前記制御装置に注入されるグラウトの水セメント比、使用されるケーブルシース又はダクトの空隙率と長さ、圧送ポンプの吐出量、真空ポンプの吸引負圧などグラウト注入作業に係わる諸条件を予め入力しておくことによって、コンクリートミキサに投入されるコンクリートと水の量を自動制御することなどを可能にしてなることを特徴とする請求項10に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
  12. 前記制御装置に収集される各測定データの時間的推移が、ディスプレイに実時間でグラフ表示し、また前記制御装置に予め入力されたグラウト注入作業に係わる諸条件から算出されたグラウト積算注入量の時間的推移や注入圧等の設定値をグラフ表示し、両グラフの比較によってグラウトの注入状況や異常の有無の監視、把握を実時間で可能にしてなることを特徴とする請求項8〜11のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
  13. 前記制御装置に収集される各測定データが、プリンタによって所定の用紙に印字又はグラフ表示されることを特徴とする請求項8〜12のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
  14. 前記制御装置が、該制御装置に収集される各測定データをデータチップに記録・保存されることを特徴とする請求項8〜13のいずれか1項に記載のPC構造物のケーブルシース又はダクト内へのグラウト注入制御・管理システム。
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