JP6420030B2 - ライン状光照射装置 - Google Patents

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Description

本発明はライン状光照射装置に関する。
従来、複数の光源(例えば、LED)を1方向に沿って直線状に配列するとともに、これらの光源の光出射方向にロッドレンズを配置し、各光源からの光をロッドレンズによりそれぞれ楕円形状に集光してこれらを重ね合わせることにより、ライン状の光(以下、「ライン光」ともいう)を形成する光照射装置が知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。
国際公開第2010/125836号 特開2012−186014号公報 特開2010−112939号公報 特開2007−273456号公報
特許文献2には、レンズを一対の側壁部に固定するための固定機構を具備したライン光照射装置が開示されている。この固定機構は、押し出し又は引き抜き成型によりケーシングに一体的に形成されている。
また、特許文献3には、ロッドレンズの外径に合った突起物が設けられた光源装置が開示されている。この突起物は、アルミの押出し成型品と一体的に形成されている。
また、特許文献4には、複数の溝を有する押出形材を含み、前記複数の溝に光学部品を挿入することによりこれらを前記押出形材内に配置する発光装置が開示されている。
特許文献2〜4に記載の装置では、ロッドレンズを保持する部材が押し出し成型や引き抜き成型によって製造されており、ロッドレンズの全長に亘って設けられている。
しかしながら、ロッドレンズは製作上、径にばらつきがある場合がある。また、長尺方向にうねりが存在する場合がある。そのため、特許文献2〜4の装置では、ロッドレンズを保持部分に挿入する際にひっかかる等として所定位置に配置できない場合がある。また、配置できたとしてもロッドレンズの径のばらつきやうねりに起因して位置がずれ、複数の光源の直上に配置されない場合がある。
本発明は、前記の点に鑑み、レンズの位置合わせを容易とすることが可能なライン状光照射装置を提供することにある。
本発明のライン状光照射装置は、
1方向に沿って直線状に配列され、光軸が互いに平行な複数の光源と、
複数の前記光源からの光が入射する入射面及び当該光が出射する出射面を側面に有するロッドレンズと、
前記ロッドレンズを保持する保持機構とを有し、
前記保持機構は、前記ロッドレンズを挟持する挟持部と、たわみを形成することが可能なバー部とを有するカンチレバー構造からなることを特徴とする。
前記構成によれば、ロッドレンズを保持する保持機構が、前記ロッドレンズを挟持する挟持部と、たわみを形成することが可能なバー部とを有するカンチレバー構造からなる。従って、ロッドレンズに径のばらつきがある場合や、長尺方向にうねりが存在する場合にもバー部のたわみよりロッドレンズを所定位置に配置することができる。
また、カンチレバー構造によりロッドレンズを保持するため、挟持部に挟持されたロッドレンズが、バー部のたわみにより調芯される。その結果、レンズの位置合わせが容易となる。
前記構成において、前記保持機構は、前記ロッドレンズの一部分を保持する構成であっても構わない。
前記保持機構が、前記ロッドレンズの一部分を保持する構成であれば、ロッドレンズの全体を保持する構成に比較して、装置全体の軽量化が図れる。
また、ロッドレンズに径のばらつきがある場合や、長尺方向にうねりが存在する場合、押し出し成型等により形成された保持部材(例えば、特許文献2〜4参照)では、ロッドレンズを所定位置に押し込む必要があり、押し込まれた後は応力が加わった状態となる。しかしながら、前記構成であれば、ロッドレンズの一部分を保持するため、ロッドレンズへの負荷が軽減できる。
前記構成において、前記ロッドレンズは、前記入射面と前記出射面とが同一円周上にある構成であっても構わない。
入射面と出射面とが同一円周上にあると、ロッドレンズの円周方向のズレは、集光の精度に影響しないため、ロッドレンズの円周方向の位置決め精度は要求されない。その結果、ロッドレンズの位置合わせがより容易となる。
前記構成において、前記カンチレバー構造は、同一の素材で形成された一対のカンチレバーからなる構成であっても構わない。
カンチレバー構造が、同一の素材で形成された一対のカンチレバーからなる構成であると、各カンチレバーのたわみは同程度となる。その結果、光源の真上に配置されるように調芯し易い。
前記構成において、前記保持機構は、金属材料からなる構成であっても構わない。
保持機構を、金属材料からなる構成とすれば、光源として紫外線照射用の光源を用いる場合、紫外線による劣化の低減を図ることができる。また、たわみを形成するカンチレバー構造とし易い。
本発明のライン状光照射装置によれば、レンズの位置合わせを容易とすることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るライン状光照射装置を模式的に示す斜視図である。 (a)は、図1に示したライン状光照射装置の左側面図であり、(b)は、その正面図である。 図1に示したライン状光照射装置の外カバーを外した状態を示す斜視図である。 (a)は、図3に示したライン状光照射装置の左側面図であり、(b)は、その正面図である。 図4(b)に示したライン状光照射装置のA−A線断面図である。 図4(b)に示したライン状光照射装置の正面図中央縦断面図である。 他の実施形態に係るライン状光照射装置の側面図縦断面図である。 図7に示したライン状光照射装置の正面図中央縦断面図である。
本発明の一実施形態に係るライン状光照射装置につき、図面を参照して説明する。なお、各図において図面の寸法比と実際の寸法比は必ずしも一致しない。
図1は、本発明の一実施形態に係るライン状光照射装置を模式的に示す斜視図であり、図2(a)は、その左側面図であり、図2(b)は、その正面図である。
ライン状光照射装置10は、本体12と本体12の側面を覆う外カバー14とを備える。外カバー14は、本体12の左右側面を覆うカバー14aと正面及び背面を覆うカバー14bとから構成される。カバー14aは、ヒートシンク20の側面を覆わない態様で本体12の左右にネジ止めされている。カバー14a及びカバー14bは、板状の金属で形成されている。
ライン状光照射装置10の上側は、ロッドレンズ28が露出しており、本体12で形成されたライン光がロッドレンズ28から出射する。また、ライン状光照射装置10の下面は、ヒートシンク20が露出している。
図3は、図1に示したライン状光照射装置の外カバーを外した状態を示す斜視図であり、図4(a)は、その左側面図であり、図4(b)は、その正面図である。また、図5は、図4(b)に示したライン状光照射装置のA−A線断面図であり、図6は、正面図中央縦断面図である。
本体12は、冷却水路を備えた水冷方式のヒートシンク20と、複数のLED21が1方向に沿って直線状に配列されたLED基板22と、複数のLED21からの光をライン状に集光させるロッドレンズ28とを備える。なお、本実施形態では、ヒートシンクが水冷方式の場合について説明するが、ヒートシンクは水冷方式に限定されず、例えば、フィンを備える空冷方式のヒートシンクであってもよい。その場合、自然空冷のみならずファンを用いた強制空冷方式のヒートシンクであってもよい。
LED基板22は、平面視で矩形状を有しており、長辺がヒートシンク20の長辺方向と平行となるように、ヒートシンク20上に配置されている。LED基板22上には、複数のLED21が長辺方向に一定の間隔で配置されている。各LED21は、光軸が互いに平行となるように配置されている。LED21は、発光体であるLED素子21aと、LED素子21aの上面に設けられた平凸レンズ21bとから構成されている(図6参照)。
LED素子21aは、ライン状光照射装置10から出射させたい光の波長に応じて適宜選択することができる。例えば、ライン状光照射装置10から紫外光を出射させる場合には、LED素子21aとして、紫外光を発する素子を採用すればよい。
本実施形態において、平凸レンズ21bは、各LED素子21aから出射された光の広がりをある程度抑制することが可能な集光レンズである。これによりLED等の光源から出射される光を効率よくロッドレンズ28の入射面28b(図5参照)に導くことができる。なお、平凸レンズ21bとしてコリメートレンズを用いてもよい。
また、LED基板22の上側には、基板22を保護するための保護部材23が設けられている。保護部材23は、平面視が矩形状で断面形状がコの字型(U字型)の金属製の部材であり、開放面を下面にしてLED基板22上に配置されている。保護部材23の上面には、LED21の間隔と対応させた複数の貫通穴23a(図3参照)が形成されており、各LED21からの光が各貫通穴23aを通過する。
ロッドレンズ28は、LED基板22の長辺と同一の長さを有する断面が円形状の集光レンズ(丸棒レンズ)である。ロッドレンズ28は、複数のLED21の光軸C1(図5参照)とロッドレンズ28の光軸C2(図5参照)とが一致するように、LED基板22の上部に配置されている。なお、ロッドレンズ28は、断面が円形状であるため、LED21からの光が入射する入射面28bと当該光が出射する出射面28cとは同一円周上に配置される。
ロッドレンズ28の形成材料は、特に限定されず、例えば、アクリル樹脂、シリコン樹脂、ガラス等を挙げることができる。ライン状光照射装置10を紫外線照射用として使用する場合には、ロッドレンズ28は、紫外線劣化を避けるために、ガラスで形成されていることが好ましい。
ロッドレンズ28は、保持機構30により保持されている。保持機構30は、同一の素材で形成された、一対のカンチレバー31(カンチレバー31−1、及び、カンチレバー31−2)からなるカンチレバー構造となっている(図4(a)参照)。
カンチレバー31は、挟持部31a(挟持部31a−1、31a−2)と挟持部31aから延伸した、たわみを形成することが可能なバー部31b(バー部31b−1、31b−2)とを有する。カンチレバー31の素材としては、たわんで応力を発生させるものであれば特に限定されず、アルミニウム等の各種金属及びその合金を用いることができる。カンチレバー31を、金属材料からなる構成とすれば、光源として紫外線照射用の光源を用いる場合、紫外線による劣化の低減を図ることができる。また、たわみを形成するカンチレバー構造とし易い。
保持機構30が、挟持部31aと、たわみを形成することが可能なバー部31bとを有するカンチレバー構造からなるため、ロッドレンズ28に径のばらつきがある場合や、長尺方向にうねりが存在する場合にもバー部31bのたわみよりロッドレンズ28を所定位置に配置することができる。特に、ロッドレンズ28が、ガラス材で形成されている場合、製作上、径のばらつきや長尺方向のうねりが出やすい。このような場合であっても、保持機構30によれば、ロッドレンズ28を確実に所定位置に配置することができる。例えば、ライン状光照射装置10を紫外線照射用として使用する場合には、ロッドレンズ28は、紫外線劣化を避けるためにガラスで形成されていることが好ましいが、このような場合であっても、ロッドレンズ28を確実に所定位置に配置することができる。
カンチレバー31は、バー部31bの挟持部31aとは反対側において、ヒートシンク20にネジ止めされている。保持機構30は、ロッドレンズ28の端部28aに対応する位置に配置された2つのカンチレバー31により、ロッドレンズ28を両側(図4(a)では左右側)から挟持している。バー部31bがヒートシンク20に固定された状態において、2つのカンチレバー31は、その狭持部31a−1と狭持部31a−2に接する内接円の円周が、ロッドレンズ28の円周よりも小さくなる構造となっているため、ロッドレンズ28が挟持部31a−1と挟持部31a−2の間に配置されると、バー部31b−1とバー部31b−2は、同程度たわんだ状態で、ロッドレンズ28が挟持部31a−1と挟持部31a−2との間に挟持される。カンチレバー31は同一の素材で形成されているため、バー部31bのたわみ量は同程度となる。これにより、バー部31b(31b−1、31b−2)のたわみによる付勢力が、ロッドレンズ28の両側(図4(a)では左右側)に同程度働き、ロッドレンズ28は、LED21の真上に配置されるように調芯される。このとき、挟持部31aの曲面32の曲率は、ロッドレンズ28の曲率よりも小さいため、ロッドレンズ28の側面が曲面の中央に円柱方向に設けられているV溝33に嵌まり込んだ状態で挟持部31a−1と挟持部31a−2との間に挟持される。従って、ロッドレンズ28が高さ方向に位置決めされ、確実に固定することができる。また、ロッドレンズ28は、断面が円形状である。そのため、円周方向のズレは、集光の精度に影響しない。従って、ロッドレンズ28の円周方向の位置決め精度は要求されない。その結果、ロッドレンズ28の位置合わせが容易となる。
上述した実施形態では、挟持部31aが内側に曲面32を有している場合について説明した。しかしながら、本発明における挟持部の形状は、ロッドレンズを挟持することができれば、この例に限定されない。例えば、曲面32を、2つの平面を有する形状(例えば、2つの平面が交わったV字形状や、2つの平面が側面視で交わらない形状)に変更した構成を挙げることができる。これにより、ロッドレンズの側面が2つの平面の各々に当接され、挟持部31a−1と挟持部31a−2との間に挟持される。従って、ロッドレンズ28が高さ方向に位置決めされ、確実に固定することができる。また上記同様、ロッドレンズ28は断面が円形状のため、円周方向のズレは、集光の精度に影響しない。従って、ロッドレンズ28の円周方向の位置決め精度は要求されない。その結果、ロッドレンズ28の位置合わせが容易となる。
また、前記狭持部31aの曲面32の曲率は、ロッドレンズの曲率より大きくともよい。この場合、ロッドレンズ28の側面が曲面32上の二点で当接されるため、挟持部31a−1と挟持部31a−2との間で狭持した際に、ロッドレンズ28が高さ方向に位置決めされ、確実に固定される。
上述した実施形態の他、本発明におけるカンチレバーの狭持部31aの形状は、ロッドレンズの側面の二箇所(狭持部31a−1と狭持部31a−2の間で狭持した際には四箇所)と当接する形状であることが、ロッドレンズの中心を位置決めする上で好ましい。
本実施形態において、保持機構30(カンチレバー31)は、ロッドレンズ28の両方の端部28aを保持しており、端部28aよりも中央部側においては、保持機構30(カンチレバー31)を設ける必要がない。従って、ロッドレンズ28の全体を保持する構成(例えば、特許文献2〜4の装置の構成)に比較して、装置全体の軽量化が図れる。
また、ロッドレンズ28に径のばらつきがある場合や、長尺方向にうねりが存在する場合、押し出し成型等により形成された保持部材では、ロッドレンズ28を所定位置に押し込む必要があり、押し込まれた後は応力が加わった状態となる。しかしながら、ライン状光照射装置10によれば、ロッドレンズ28を端部28a(ロッドレンズの一部分)において保持するため、ロッドレンズ28への負荷が軽減できる。
上述の実施形態では、保持機構30(カンチレバー31)がロッドレンズ28の端部28aのみを保持している場合について説明した。しかしながら、本発明における保持機構の配置としては、例えば、ロッドレンズの端部以外の箇所にさらに保持機構(カンチレバー)を設けてもよい。この構成は、例えば、長尺のロッドレンズを保持する場合に採用することができる。また、本発明において保持機構はロッドレンズの全体を保持する構成であってもよい。このような構成であっても、ロッドレンズをバー部のたわみにより調芯することができる。
ライン状光照射装置10では、保持機構30がたわみを形成することが可能なバー部31bを有するため、保持機構30とロッドレンズ28との間に緩衝部材を用いなくとも好適にロッドレンズ28を保持することができる。緩衝部材を用いなければならない構成の場合、緩衝部材が光源からの光や熱により劣化するため、定期的な交換を要することになる。しかしながら、ライン状光照射装置10では、緩衝部材を用いなくてもよいため、定期的な交換の手間等が削減できる。また、保持機構30とロッドレンズ28との間に緩衝部材を用いなくてもよいため、ロッドレンズ28の設置工程の複雑化を回避できる。ただし、本発明は、ロッドレンズと保持機構との間に緩衝部材を配置する構成を排除するものではなく、必要に応じて配置してもよい。
以上、ライン状光照射装置10の構成について説明した。
上述した実施形態では、本発明の光源がLEDである場合について説明した。しかしながら、本発明における光源は、この例に限定されず、例えば、光ファイバーの出射端であってもよい。
図7は、他の実施形態に係るライン状光照射装置の側面図縦断面図であり、図8は、その正面図中央縦断面図である。図7、及び、図8に示すライン状光照射装置60は、光源として光ファイバーを用いた点でライン状光照射装置10と異なり、他の点で共通する。従って、異なる点以外は、ライン状光照射装置10と同一の符号を付し、共通する部分の説明は省略することとする。なお、図7及び図8では、外カバーの図示を省略している。
本体62は、冷却水路を備えた水冷方式のヒートシンク20と、1方向に沿って直線状に配列された複数の光ファイバー出射端82と、複数の光ファイバー出射端82からの光をライン状に集光させるロッドレンズ28とを備える。光ファイバー出射端82は、光ファイバー80の出射端であり、光ファイバー80の入射端(図示せず)から入射された光が出射される。なお、光ファイバー出射端82から出射される光は、ある程度平行化されたものであるため、ライン状光照射装置10が備える集光レンズとしての平凸レンズ21b等を用いない構成とすることができる。
本実施形態に係るライン状光照射装置60であっても、ライン状光照射装置10と同様、ロッドレンズ28を保持する保持機構30が、ロッドレンズ28を挟持する挟持部31aと、たわみを形成することが可能なバー部31bとを有するカンチレバー構造からなるため、ロッドレンズ28に径のばらつきがある場合や、長尺方向にうねりが存在する場合にもバー部31bのたわみよりロッドレンズ28を所定位置に配置することができる。
また、カンチレバー構造によりロッドレンズ28を保持するため、挟持部31aに挟持されたロッドレンズ28が、バー部31bのたわみにより調芯される。その結果、レンズの位置合わせが容易となる。
本発明のロッドレンズの形状は複数の光源からの光を集光することができる形状であれば特に限定されないが、複数の光源からの光が入射する入射面と当該光が出射する出射面とが同一円周上にあることが好ましい。入射面と出射面とが同一円周上にあると、ロッドレンズの円周方向のズレは、集光の精度に影響しないため、ロッドレンズの円周方向の位置決め精度は要求されない。その結果、ロッドレンズの位置合わせがより容易となる。このようなロッドレンズとしては、上述したロッドレンズ28のような断面形状が円形状の丸棒レンズや、丸棒レンズの側面2箇所を、入射面及び出射面にかからない程度に面取りしたものを挙げることができる。
また、本発明のライン状光照射装置には、入射面と出射面とが同一円周上にないロッドレンズを用いることも可能である。このようなロッドレンズとしては、例えば、平凸レンズを挙げることができる。入射面と出射面とが同一円周上にないロッドレンズを用いる場合は、当該ロッドレンズの円周方向(長手方向に伸びる軸のローリング方向)の位置決め精度が要求されるものの、前記保持機構によりロッドレンズが好適に調芯され、光源の真上に位置させることができる。
上述した実施形態では、複数の光源が直線状に1列配列されている場合について説明した。しかしながら、本発明において複数の光源の配列はこれに限定されず、例えば、2列以上であってもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上述した例に限定されるものではなく、本発明の構成を充足する範囲内で、適宜設計変更を行うことが可能である。
10、60 ライン状光照射装置
12、62 本体
14 外カバー
14a カバー
14b カバー
20 ヒートシンク
21 LED
21a LED素子
21b 平凸レンズ
22 LED基板
30 保持機構
31(31−1、31−2) カンチレバー
31a(31a−1、31a−2) 挟持部
31b(31b−1、31b−2) バー部
32(32−1、32−2) (挟持部31aの)曲面
28 ロッドレンズ
28a (ロッドレンズ28の)端部
28b 入射面
28c 出射面
C1 LED21の光軸
C2 ロッドレンズ28の光軸

Claims (5)

  1. 1方向に沿って直線状に配列され、光軸が互いに平行な複数の光源と、
    複数の前記光源からの光が入射する入射面及び当該光が出射する出射面を側面に有する、断面が円形状のロッドレンズと、
    前記ロッドレンズを保持する保持機構とを有し、
    前記保持機構は、前記ロッドレンズを挟持する挟持部と、たわみを形成することが可能なバー部とを有するカンチレバー構造からなり、
    前記保持機構は、挟持部とバー部とを有するカンチレバーが一対となるカンチレバー構造であり、
    各前記挟持部は、前記ロッドレンズの側面の二箇所と当接する形状であることを特徴とするライン状光照射装置。
  2. 前記保持機構は、前記ロッドレンズの一部分を保持していることを特徴とする請求項1に記載のライン状光照射装置
  3. 前記ロッドレンズは、前記入射面と前記出射面とが同一円周上にあることを特徴とする請求項1又は2に記載のライン状光照射装置。
  4. 前記カンチレバー構造は、同一の素材で形成された一対のカンチレバーからなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載のライン状光照射装置。
  5. 前記保持機構は、金属材料からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1に記載のライン状光照射装置。
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