JP6419817B2 - それぞれ同期信号および関連情報を送信し、検出するためのネットワークノード、ワイヤレスデバイス、およびそれらにおける方法 - Google Patents

それぞれ同期信号および関連情報を送信し、検出するためのネットワークノード、ワイヤレスデバイス、およびそれらにおける方法 Download PDF

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Description

本開示は、概して、ワイヤレスデバイスに対し、ワイヤレスデバイスとネットワークノードとの同期のために第1の同期信号および関連情報メッセージを送信するための、ネットワークノードおよびネットワークノードにおける方法に関する。本開示はまた、概して、第1の同期信号および関連情報メッセージを検出するための、ワイヤレスデバイスおよびワイヤレスデバイスにおける方法に関する。本開示はさらに、概して、これらの方法を実行するためのコンピュータプログラム、およびこれらのコンピュータプログラムがその上に格納されたコンピュータ可読記憶媒体に関する。
端末などの通信デバイスは、例えば、ユーザ機器(UE)、ワイヤレスデバイス、移動端末、ワイヤレス端末および/または移動局としても知られている。端末は、セルラ無線システムまたはセルラネットワークと称されることもあるセルラ通信ネットワークまたはワイヤレス通信システムにおいて、ワイヤレスで通信が可能となっている。この通信は、例えば、2つの端末間で、端末と一般電話機との間で、および/または、セルラ通信ネットワーク内に含まれる無線アクセスネットワーク(RAN)と場合によっては1つもしくは複数のコアネットワークとを介して端末とサーバとの間で行われ得る。
いくつかの別の例に言及すると、端末はさらに、移動電話、携帯電話、ラップトップ、またはワイヤレス機能付きサーフプレート(surf plate)と称されることもある。本コンテキストにおける端末は、例えば、RANを介して別の端末またはサーバなどの別の実体と音声および/またはデータの通信を行うことが可能な、携帯型、ポケット収納型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、または車載型の移動デバイスであってよい。
セルラ通信ネットワークは、複数のセルエリアに分割された地理的エリアをカバーし、各セルエリアは、基地局、例えば、使用される技術および用語に応じて「eNB」、「eNodeB」、「NodeB」、「Bノード」、またはBTS(基地局)と称されることもある、無線基地局(RBS)によってサーブされる。基地局は、送信電力および送信電力によるセルサイズにも基づいて、例えば、マクロeNodeB、ホームeNodeB、またはピコ基地局など、種々のクラスの基地局であってもよい。セルは、基地局サイトにある基地局によって無線カバレッジが提供される、地理的エリアである。基地局サイトに位置している1つの基地局は、1つまたはいくつかのセルにサーブし得る。さらに、各基地局は、単一またはいくつかの通信技術をサポートし得る。基地局は、無線周波で動作するエアインターフェースを介して、当該基地局のレンジ内の端末と通信を行う。本開示のコンテキストでは、ダウンリンク(DL)という表現は、基地局から移動局への伝送路に対して用いられる。アップリンク(UL)という表現は、逆方向の、すなわち移動局から基地局への伝送路に対して用いられる。
第3世代パートナシッププロジェクト(3GPP)のLong Term Evolution(LTE)では、eNodeBまたはeNBとも称され得る基地局は、1つまたは複数のコアネットワークと直接的に接続され得る。
3GPP LTE無線アクセス規格は、アップリンクとダウンリンク両方のトラフィックの高ビットレートおよび低レイテンシをサポートするために策定された。LTEにおいては、すべてのデータ伝送が無線基地局によって制御される。
第5世代(5G)のアクセス技術およびエア干渉(air interference)の開発は緒についたばかりであるが、有力候補となる技術に関して既に早くに公開されている文献もある。5Gエアインターフェースの1つの候補は、20メガヘルツ(MHz)の帯域幅に制限されている現行のLTEを1/Nの持続時間で帯域幅をN倍にスケーリングするものであり、ここではLTE−Nxと略記する。典型的な値はN=5であり、100MHzの帯域幅、スロット長0.1ミリ秒のキャリアとなる。このスケーリングに基づくアプローチにより、LTEにおける多くの機能がLTE−Nxにおいて再利用できるようになり、標準化作業が簡略化され、技術コンポーネントの再利用が可能になる。
予期される5Gシステムのキャリア周波数は現行の3Gおよび第4世代(4G)システムよりもはるかに高くなる可能性があり、10〜80ギガヘルツ(GHz)のレンジの値が検討されている。このような高周波では、ビームフォーミング利得を通じてカバレッジを達成するため、図1に示すようなアレイアンテナが用いられ得る。図1は、3つの伝送ポイント(TP)、すなわち伝送ポイント1(TP1)、伝送ポイント2(TP2)、伝送ポイント3(TP3)、およびUEを備える5Gシステムの例を示している。各TPは伝送にビームフォーミングを利用している。波長が3センチメートル(cm)未満であるため、今日の3Gおよび4G基地局アンテナと同程度のサイズのアンテナ筐体に、多数のアンテナ素子を持つアレイアンテナを収めることができる。妥当なリンクバジェットを達成するアンテナアレイの総面積は、典型的な例でA4の用紙程度である。
非常に多くのアンテナ素子がビーム形成に関与するため、ビームは、通常、指向性が高く、20デシベル(dB)以上のビームフォーミング利得をもたらす。つまり、各ビームは水平角および/または方位角が比較的狭く、5度の半電波強度ビーム幅(HPBW)も珍しくない。したがって、可能な多数のビームによってセルの1つのセクタをカバーする必要が生じる。ビームフォーミングは、このような狭いHPBWで信号が伝送されるとき、単一のワイヤレスデバイスまたは同じような地理的位置にあるワイヤレスデバイスのグループを意図したものであると考えてよい。これは、セル内のユーザのグループの地理的位置に従ってセルのカバレッジが動的に調整される、セルシェーピングなどの他のビームシェーピング技術とは対照的であると見なすことができる。ビームフォーミングとセルシェーピングとは、1つの信号を複数のアンテナ素子から伝送し、これらのアンテナ素子に対し個別に複素重み付けを行うという点で、似通った技術を使っているが、本明細書で説明する実施形態におけるビームフォーミングおよびビームの認識は、基本的に単一のワイヤレスデバイスまたは端末の位置を意図した、狭いHPBWに関連している。
本明細書のいくつかの実施形態においては、複数の伝送ノードを備えるシステムについて検討することとし、各ノードはHPBWの狭い多数のビームを生成することができるアレイアンテナを備えているものとする。これらのノードは、例えば、1つまたは複数のLTE−Nxキャリアを使用して、数百MHzの倍数の総伝送帯域幅を達成することが可能であり、ダウンリンクにおいて10ギガバイト(Gbit/s)以上のピーク時ユーザスループットをもたらす。
LTEアクセス手順では、まずUEがセルサーチ手順を用いてセルをサーチし、LTEセルを検出すると、このセルに登録するのに必要な情報を復号する。UEが既にセルに接続しているときは、近隣セルを見つけるために新しいセルを識別する必要も生じる。この場合、UEは、ハンドオーバの準備をするために、検出した近隣セルのIDおよびいくつかの測定値をそのサービングセルに報告してもよい。セルサーチをサポートするために、一意の一次同期信号(PSS)および二次同期信号(SSS)が各eNBから伝送されてもよい。これらの同期信号は周波数同期および時間同期に用いられる。つまり、ワイヤレスデバイス、例えばUEの受信機を、ネットワークノード、例えばeNBによって伝送される信号に同調させることである。PSSは、LTEにおけるワイヤレスデバイスがセルの5msのタイミングを検出できるようにする情報と、セルIDグループ内のセルIDとを含んでいる。SSSは、LTEにおけるワイヤレスデバイスがフレームタイミングおよびセルIDグループを取得できるようにする。PSSは、中心の64個のサブキャリアにマッピングされた、系列長63のZadoff−Chu系列で構成することができる。ただし、その中央、いわゆるDCサブキャリアは使われない。LTEには、3つの物理層IDに対応する3つのPSSが存在し得る。SSSは、インターリーブされた系列長がそれぞれ31の2つのM系列で構成され、2つのM系列各々の相異なる巡回シフトを適用することにより、異なるSSSを得ることができる。2つのM系列には、セルIDグループを表す、合計168通りの有効な組合せがあり得る。PSSとSSSとを組み合わせると、LTEでは合計504通りの物理セルIDがあり得る。
セルが見つかると、UEは、このセルと関連付けを行うための後続のステップに進むことができる。このセルは次いで、このUEのサービングセルとして知られていることもある。セルが見つかった後、UEは、例えば、PSSおよびSSSの場所に対して相対的な時間周波数位置にある、マスタ情報ブロック(MIB)として知られている物理ブロードキャストチャネル(PBCH)内のシステム情報(SI)を読み取ってもよい。SIは、ワイヤレスデバイスがランダムアクセス手順を用いてネットワークにアクセスするために必要な情報をすべて含んでいる。MIBが検出されると、システムフレーム番号(SFN)およびシステム帯域幅が判明する。UEは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)でメッセージを伝送することにより、自らの存在をネットワークに知らせてもよい。
セルに複数のアンテナが存在するとき、各アンテナが個別に符号化されたメッセージをワイヤレスデバイスすなわちUEへ伝送することで、伝送される層の倍数分、容量が増える。これはMIMO伝送としてよく知られおり、伝送される層の数は伝送のランクとして知られている。ビームフォーミングは、従来、伝送ランク1に相当するものである。伝送ランク1では、符号化されたただ1つのメッセージが伝送されるが、アンテナ毎に個別にビームフォーミング複素重み付けがなされたすべてのアンテナから同時に伝送される。したがって、ビームフォーミングでは、単一層の物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)またはエボルブド物理ダウンリンク制御チャネル(EPDCCH)のみが単一のビームで伝送される。このビームフォーミング伝送はLTEにおいても可能であるため、UEがセルと関連付けられた後に、N=1、2、4または8のチャネル状態情報参照信号(CSI−RS)のセットがUEにおける測定参照のために設定され得、UEはCSI−RS測定に基づき、ビームフォーミング複素重み付けが含まれる好適なランク1のNx1プリコーディングベクトルを報告できるようになる。プリコーディングベクトルは、ランク1プリコーディングベクトルのコードブックから選択することができる。Rel−8では、16のランク1プリコーディングベクトルが規定されており、Rel−12では、256のランク1プリコーディングベクトルで新しいコードブックが設計されている。
このように「ビーム」とは、複数のアンテナ素子にまたがって伝送される1層の信号に対して特定のプリコーディングベクトルが適用された結果と見なすことができる。ここで、一般的には各アンテナ素子に振幅重み付けおよび位相偏移がなされ、あるいは同じことであるが、アンテナ素子から伝送される信号に複素数の重みが乗じられる。アンテナ素子が直線上だけでなく、2次元または3次元に配置されている場合、ビーム指向方向が水平角および方位角の両方に可動となる2次元ビームフォーミングが可能である。可変送信電力も考慮された3次元(3D)ビームフォーミングについて言及されることもある。さらに、アンテナアレイのアンテナ素子が相異なる偏波で構成されていてもよく、その結果、アンテナ重み付けを調整することにより、伝送される電磁波の偏波状態を動的に変えることが可能になる。したがって、偏波の異なる素子を有する2次元アレイにより、アンテナ重み付けに依存してビームフォーミングにおける自由度を大きく確保できる。プリコーディング重み付けの特定のセットは、方位角、仰角、および偏波ならびに電力において特定のビームを生成し、「ビーム状態」と表されることがある。
最も自由度の高い実装は、それぞれの重み付けが互いに独立して適用され得る、完全デジタル方式のビームフォーマを使用することであろう。ただし、ハードウェアのコスト、サイズ、および電力消費を抑えるため、重み付け機能の一部は、例えばバトラーマトリクスを使用してハードウェア内に配置し、他の部分はソフトウェア内で制御してもよい。例えば、仰角はバトラーマトリクス実装により制御し、方位角はソフトウェア内で制御してもよい。ハードウェアによるビームフォーミングの問題点は、ある程度のスイッチングレイテンシが想定されるスイッチと移相器を伴うため、瞬時のビームスイッチングを実現できないという点であろう。
PBCHは、復調用参照として共通参照信号(CRS)を用いて伝送される。PSS、SSS、およびPBCHチャネルは、セルにアタッチしようとするあらゆるUEを意図したものであるため、通常は、例えば120度セクタを用いて広いセルカバレッジで伝送される。したがって、例えば、PSSおよびSSSがサイドローブに現れる、またはビームフォーミング放射パターンのヌル方向に現れることさえあるといったリスクがあるため、LTEでは、このような信号に対してビームフォーミングが行われない。その結果、セルに対する同期の失敗、またはMIB検出の失敗を招くことになる。
ネットワークノードからワイヤレスデバイスへ同期信号を伝送する既存の方法は、将来のシステムでの採用が期待されている伝送キャリア周波数よりも低い周波数で、広域のカバレッジを達成するよう設計されている。このような現行の方法を、将来の5Gシステムに採用が予定されているキャリアなどの、高周波キャリアを使用する通信システムに適用した場合、無数の同期失敗につながりかねない。
本明細書の実施形態の目的は、ネットワークノードがワイヤレスデバイスとネットワークノードとの同期のために同期信号を送信し、ワイヤレスデバイスがこのような同期信号を検出するための改善された手法を提供することにより、ワイヤレス通信ネットワークにおけるパフォーマンスを改善することである。いくつかの実施形態において、ネットワークは、ワイヤレスデバイスへ同期信号を伝送するためにビームフォーミングを用いてもよい。
本明細書の実施形態の第1の態様に従い、本目的は、ネットワークノードによって実行される、ワイヤレスデバイスに対し、第1の同期信号および関連情報メッセージを送信する方法によって達成される。これは、ワイヤレスデバイスとネットワークノードとの同期のために行われる。ネットワークノードおよびワイヤレスデバイスはワイヤレス通信ネットワーク内で動作している。ネットワークノードは、第1の同期信号をサブフレーム内のN個のOFDMシンボルにおいて、N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信する。Nは2以上である。ネットワークノードは、第1の同期信号の送信毎に、OFDMシンボル内の事前定義済みの時間−周波数位置で関連情報メッセージを送信する。事前定義済みの時間−周波数位置は、第1の同期信号の時間−周波数位置に対して相対的である。関連情報メッセージは第1の同期信号に関連付けられている。
本明細書の実施形態の第2の態様に従い、本目的は、ワイヤレスデバイスによって実行される、ネットワークノードによって送信された第1の同期信号および関連情報メッセージを検出する方法によって達成される。これは、ワイヤレスデバイスとネットワークノードとの同期のために行われる。ネットワークノードおよびワイヤレスデバイスはワイヤレス通信ネットワーク内で動作している。ワイヤレスデバイスは第1の同期信号を検出する。第1の同期信号は、ネットワークノードによって、サブフレーム内のN個のOFDMシンボルにおいて、N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信されている。Nは2以上である。ワイヤレスデバイスは、事前定義済みの時間−周波数位置で関連情報メッセージを検出する。事前定義済みの時間−周波数位置は、検出された第1の同期信号の時間−周波数位置に対して相対的である。関連情報メッセージは第1の同期信号に関連付けられている。ワイヤレスデバイスは、関連情報メッセージに含まれるインデックスを検出することにより、サブフレームタイミングおよび/またはフレームタイミングを取得する。
本明細書の実施形態の第3の態様に従い、本目的は、ワイヤレスデバイスに対し、第1の同期信号および関連情報メッセージを送信するように設定されたネットワークノードによって達成される。これは、ワイヤレスデバイスとネットワークノードとの同期のために行われる。ネットワークノードおよびワイヤレスデバイスは、ワイヤレス通信ネットワーク内で動作するように設定されている。ネットワークノードは、第1の同期信号をサブフレーム内のN個のOFDMシンボルにおいて、N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信するように設定されている。Nは2以上である。ネットワークノードは、第1の同期信号の送信毎に、事前定義済みのOFDMシンボル、すなわち時間位置における事前定義済みの周波数位置で関連情報メッセージを送信するように設定されている。事前定義済みの時間−周波数位置は、第1の同期信号の時間−周波数位置に対して相対的である。関連情報メッセージは第1の同期信号に関連付けられている。
本明細書の実施形態の第4の態様に従い、本目的は、ネットワークノードによって送信されるように設定された、第1の同期信号および関連情報メッセージを検出するように設定されたワイヤレスデバイスによって達成される。これは、ワイヤレスデバイスとネットワークノードとの同期のために行われる。ネットワークノードおよびワイヤレスデバイスは、ワイヤレス通信ネットワーク内で動作するように設定されている。ワイヤレスデバイスは、第1の同期信号を検出するように設定されている。第1の同期信号は、サブフレーム内のN個のOFDMシンボルにおいて、N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信されているように設定されている。Nは2以上である。ワイヤレスデバイスは、事前定義済みの時間−周波数位置で関連情報メッセージを検出するようにさらに設定されている。事前定義済みの時間−周波数位置は、検出された第1の同期信号の時間−周波数位置に対して相対的である。関連情報メッセージは第1の同期信号に関連付けられている。ワイヤレスデバイスは、関連情報メッセージに含まれるインデックスを検出することにより、サブフレームタイミングおよび/またはフレームタイミングを取得するようにさらに設定されている。
本明細書の実施形態の第5の態様に従い、本目的は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたときに、ネットワークノードによって実行される方法を、この少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータプログラムによって達成される。
本明細書の実施形態の第6の態様に従い、本目的は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたときに、ネットワークノードによって実行される方法を、この少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含むコンピュータプログラムがその上に格納された、コンピュータ可読記憶媒体によって達成される。
本明細書の実施形態の第7の態様に従い、本目的は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたときに、ワイヤレスデバイスによって実行される方法を、この少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータプログラムによって達成される。
本明細書の実施形態の第8の態様に従い、本目的は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたときに、ワイヤレスデバイスによって実行される方法を、この少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含むコンピュータプログラムがその上に格納された、コンピュータ可読記憶媒体によって達成される。
ネットワークノードがサブフレーム内のN個のOFDMシンボル内で同じ第1の同期信号を繰り返し伝送することにより、ワイヤレスデバイスが、使用されたシンボルの少なくとも1つにおいて第1の同期信号および関連情報メッセージを検出する可能性が高まる。よって、狭ビームを使用する高周波キャリアに最適化された、ワイヤレスデバイスがネットワークノードと同期するための手法が提供される。これはビームフォーミングを利用して実施されてもよい。例えば、ネットワークノードが同じ第1の同期信号をOFDMシンボル毎に新たなビームなどでスキャンするようにして伝送することにより、ワイヤレスデバイスが、これらのビームの少なくとも1つにおいて第1の同期信号および関連情報メッセージを検出する可能性が高まる。ビームフォーミングを利用する実施形態において、第1の同期信号および関連情報メッセージが複数のビームにおいて伝送されるため、ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスが第1の同期信号および関連情報を正常に検出できるためにはどのビームがワイヤレスデバイスにとって好適なのかを知る必要がない。
本明細書で開示されるいくつかの実施形態のさらなる利点については、以下で取り上げる。
添付図面を参照しながら、本明細書の実施形態の例についてさらに詳しく説明する。
3つのTPを有する5Gシステムの例を示す概略図である。 いくつかの実施形態による、ワイヤレス通信ネットワークにおける実施形態を示す概略ブロック図である。 いくつかの実施形態による、ネットワークノードにおける方法の実施形態を示す概略図である。 いくつかの実施形態による、ネットワークノードにおける方法の実施形態を示す概略図である。 いくつかの実施形態による、ネットワークノードにおける方法の実施形態を示す概略図である。 いくつかの実施形態による、ネットワークノードにおける方法の実施形態を示す概略図である。 いくつかの実施形態による、ネットワークノードにおける方法の実施形態を示す概略図である。 いくつかの実施形態による、ネットワークノードにおける方法の実施形態を示す概略図である。 いくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスにおける方法の実施形態を示す概略図である。 いくつかの実施形態による、ワイヤレスデバイスにおける方法の実施形態を示す流れ図である。 いくつかの実施形態による、ワイヤレス通信ネットワークにおける方法の実施形態を示す概略図である。 いくつかの実施形態による、ワイヤレス通信ネットワークにおける方法の実施形態を示す概略図である。 いくつかの実施形態に従って設定されたネットワークノードのブロック図である。 いくつかの実施形態に従って設定されたワイヤレスデバイスのブロック図である。
本明細書の実施形態による解決策の一部として、従来技術による解決策の少なくともいくつかを用いることに関連し、かつ本明細書の実施形態によって対処し得る1つまたは複数の問題について、まず明らかにして考察したい。
本明細書の実施形態は、概して、例えば10GHzを超える高いキャリア周波数において送信機および/または受信機側のアンテナ素子数が、通常は3GHz未満の周波数で動作する一般的な3Gおよび4Gシステムに比べて著しく増え得るという事実に関連している。このようなシステムでは、増加する経路損失をビームフォーミングによって補償し得る。これらのビームが狭い場合、カバレッジエリアを網羅するには多数のビームが必要になる。
本明細書の実施形態は、同様に概して、以下の事実に関連している。つまり、同期情報およびシステム情報は、セルカバレッジおよびリンク信頼性を維持するために、水平角および方位角の狭いビームで伝送する必要があることから、このような信号を伝送する方法、さらに、ユーザ端末、例えばワイヤレスデバイスがどのようにしてセルを見つけるか、すなわちセルサーチを実行する方法、ならびにネットワークの時間および周波数を同期する方法が問題となる。さらに、ビームフォーミングを使用してシステム情報が伝送される場合に、この情報をネットワークから取得する方法、ならびにシンボルおよびサブフレーム同期を獲得する方法も問題となる。
本明細書の実施形態によって対処される問題の1つは、低周波キャリアに比べると大きい経路損失を被る高周波キャリアを使用するワイヤレス通信ネットワークにおいて、ワイヤレスデバイスによる同期信号の検出が最適化され、同期信号検出の失敗による同期失敗が減少するように、ネットワークノードからワイヤレスデバイスへ同期信号を伝送する方法である。
例えば、ビームフォーミングを使用する場合、本明細書の実施形態によって対処される特定の問題の1つは、高周波キャリアを使用するシステムで、セルカバレッジの達成ならびに同期および基本システム情報の伝送に要し得る高いビームフォーミング利得を提供するために必要となり得る狭ビームを用いる方法である。
ワイヤレスデバイスによる初期アクセス時、またはワイヤレスデバイスがさらに他のセルをサーチしているときなど、多くの場合、ネットワークにとって、例えば、各々が伝送ポイント(TP)ビームを伝送している1つまたは複数の伝送ポイント(TP)を制御しているネットワークノードにとって、このような動作に必要な信号を伴うビームをワイヤレスデバイスの方へ向けることは不可能である。ネットワーク、例えばネットワークノードは、特定のワイヤレスデバイスにとって有用なビームすなわちプリコーディングベクトルを知らされていないためである。
したがって、ネットワーク、例えばネットワークノードにおいては、ビームフォーミングが行われるシステムにおけるワイヤレスデバイスに対して、同期信号および基本システム情報、例えばMIBを伝送する方法に関する問題が存在し得る。
その結果として、ワイヤレスデバイスにとっては、セルに対して時間および周波数同期をとる方法、システム情報を獲得する方法、ならびにハンドオーバ動作を実行する方法が問題となる。
さらに、ワイヤレスデバイスがどのようにしてフレームおよびサブフレーム同期をそれぞれとることができ、さらに直交周波数分割多重(OFDM)シンボル同期をとることができるのかも、煩雑な問題である。
このような問題について、以下でさらに検討を加える。
TPのセットについて検討するが、各TPは、アレイアンテナの使用により、多数の相異なるビームの伝送を行うことが可能であり、ビームは相異なるメインローブ指向方向および/または伝送偏波状態を有することができる。
所与のビームは特定のプリコーディングベクトルによって表すことが可能であり、この場合、信号はアンテナ素子毎に複製され、振幅および/または位相重み付けが適用されて伝送される。このような重み付けの選択によって、ビーム、よってビーム指向方向すなわち「ビーム状態」が決定され得る。
TPから伝送される多数のビームから選択できることは、アンテナが多数のアンテナ素子で構成されて大きいアレイ利得を達成するような、10GHz超のより高いキャリア周波数で展開される5Gシステムに典型的であり得る。しかし、多数のビームは、より低い周波数、例えば10GHz未満で動作しているシステムにおいても、波長がより長いためにアンテナ全体のサイズが増すという欠点はあるものの、カバレッジ改善のために適用され得る。
より高いキャリア周波数では、キャリア周波数の関数である各素子の開口サイズは、従来のセルラキャリア周波数、すなわち最大でも5GHzで動作するシステムに比べ小さくなるが、複数のアンテナ素子で構成されるアンテナアレイを用いてこれを補償することができる。さらに、より高い周波数における経路損失を克服するためには、ビームフォーミングの複素重み付けを含めた、大きいアンテナ利得が必要となる。大きいアレイ利得および多数のアンテナ素子により、生成される各ビームはむしろ狭くなり、HPBWで表すと、アレイアンテナの設計に応じて、通常でわずか5〜10度、場合によってはさらに狭くなる。通常は、ビームが水平角および方位角の両方向に同時に可動となる2次元ビームフォーミングが望ましいことがある。可変ビームに送信電力も加えると、2Dビームのカバレッジの制御が可能となり、3Dビームフォーミングシステムを実現することができる。
同期チャネルおよび、例えばセルにアクセスするための基本システム情報を搬送するブロードキャスト制御チャネルにも大きいアレイ利得が必要となり得るため、これらの信号にもビームフォーミングが必要となろう。
同期は、ワイヤレス通信ネットワークへのアクセスにおける要である。同期はいくつかのレベルで実施され得る。OFDMシンボル境界のように、リソースエレメントで使用されるOFDM時間周波数グリッドに対し、受信機を同調させるために、初期時間−周波数同期が必要となることもあるだろう。次いでサブフレーム境界を検出するためにも同期が必要となり得る。例えば、LTEでは、標準的なサイクリックプレフィックス(CP)長の場合、1サブフレームは14個のOFDMシンボルで構成される。さらに、新しいフレームが始まる時点をワイヤレスデバイスが把握できるように、フレーム構造を検出する必要があり得る。例えば、LTEでは、1フレームは10個のサブフレームで構成される。
本明細書の実施形態では、ネットワーク、例えばネットワークノードによって実行される、複数の伝送ビームの使用を可能にすると同時に、次のいずれをも提供する方法について説明する。すなわち、例えば、当該ネットワークノードによってサーブされるセルへの接続を試み得るワイヤレスデバイスのための、迅速なセル検出、システム情報獲得、ならびにシンボル、サブフレーム、およびフレームの同期である。提案する方法はまた、ネットワークにおける様々な実装、例えばネットワークノードにおける実装、およびワイヤレスデバイスにおける実装もシームレスに実現することができる。この点が重要であるのは、アナログビームフォーミングネットワークを使用する実装もあり、この場合、アナログコンポーネントを用いるビームスイッチング時間が長過ぎて、2個のOFDMシンボル間の時間内すなわちCP長の区間内でのスイッチングが不可能になることがあるためである。またワイヤレスデバイスにおける実装では、例えばセルサーチ計算能力の制約を伴うこともあるため、アクセス遅延の増加の可能性に加えて、セルサーチの頻度がOFDMシンボル毎に1回を下回るというように、セルへのアクセスの可能性が不必要に制限されるべきではない。
次に、特許請求された主題の例が示された添付図面を参照しながら、実施形態について詳しく説明する。ただし、特許請求された主題は多くの異なる形態による実施が可能であり、本明細書に記載した実施形態に限定されるものと解釈すべきではない。これらの実施形態はむしろ、本開示が完璧かつ完全なものとなり、また特許請求された主題の範囲を当業者に余すところなく伝えるものとなるよう意図して提供される。これらの実施形態は相互排他的ではないことにも留意されたい。ある実施形態のコンポーネントは、別の実施形態において存在する/用いられると暗黙のうちに仮定され得る。
図2は、本明細書の実施形態が実施され得るワイヤレス通信ネットワーク200を示す。ワイヤレス通信ネットワーク200は、例えば、Long−Term Evolution(LTE)といわれる例えばLTE周波数分割複信(FDD)、LTE時分割複信(TDD)、LTE半二重周波数分割複信(HD−FDD)、免許不要帯域で動作するLTEのほか、広帯域符号分割多重接続(WCDMA)、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)TDD、Global System for Mobile communications(GSM)ネットワーク、GSM/Enhanced Data Rate for GSM Evolution(EDGE)無線アクセスネットワーク(GERAN)ネットワーク、EDGEネットワーク、例えばマルチスタンダード無線(MSR)基地局、マルチRAT基地局などの無線アクセス技術(RAT)の任意の組合せから成るネットワーク、あらゆる第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)セルラネットワーク、WiFiネットワーク、Worldwide Interoperability for Microwave Access(WMax)、5Gシステム、またはあらゆるセルラネットワークもしくはシステムなどのネットワークとすることができる。
ワイヤレス通信ネットワーク200は、伝送ポイントすなわちTP210を備えている。伝送ポイント210は1つまたは複数のTPビームを伝送する。伝送ポイント210は、例えば、eNB、eNodeB、もしくはホームノードB、ホームeNode B、フェムト基地局、BS、ピコBSなどの基地局、またはワイヤレス通信ネットワーク200内のデバイスもしくはマシンタイプの通信デバイスにサーブすることができる他のいかなるネットワーク装置であってもよい。いくつかの特定の実施形態において、伝送ポイント210は固定中継ノードまたは移動中継ノードとすることができる。ワイヤレス通信ネットワーク200は、複数のセルエリアに分割された地理的エリアをカバーし、各セルエリアは1つのTPによってサーブされるが、1つのTPが1つまたはいくつかのセルにサーブしてもよいし、1つのセルが複数のTPによってサーブされてもよい。図2に示す非限定的な例では、伝送ポイント210がセル220にサーブしている。伝送ポイント210は、送信電力および送信電力によるセルサイズにも基づいて、例えば、マクロeNodeB、ホームeNodeB、またはピコ基地局など、種々のクラスの伝送ポイントであってよい。通常、ワイヤレス通信ネットワーク200は、セル220と同様のさらに多くのセルを含んでおり、これらのセルはそれぞれ1つまたは複数のTPによってサーブされている。簡単にするため、図2には、このような状況を示していない。本明細書では、伝送ポイント210をネットワークノード210と称することもある。ネットワークノード210は、ネットワークノード210のいずれかなどの1つまたは複数のTPを制御する。
ネットワークノード210は、単一またはいくつかの通信技術をサポートしてもよく、さらに用いられる技術および用語に応じた名称を適用されてもよい。3GPP LTEでは、eNodeBまたはeNBとも称され得るネットワークノード210は、1つまたは複数のネットワーク230と直接に接続され得る。
ネットワークノード210は、リンク240を介して1つまたは複数のネットワーク230と通信を行ってもよい。
ワイヤレス通信ネットワーク200にはいくつかのワイヤレスデバイスが存在している。図2のシナリオの例では、ただ1つのワイヤレスデバイスとしてワイヤレスデバイス250が図示されている。ワイヤレスデバイス250は、無線リンク260を介してネットワークノード210と通信を行ってもよい。
ワイヤレスデバイス250は、例えば、移動端末、ワイヤレス端末および/または移動局としても知られるUEなどのワイヤレス通信デバイスである。このデバイスはワイヤレス機能を有し、つまり、セルラ無線システムまたはセルラネットワークと称されることもあるワイヤレス通信ネットワーク200において、ワイヤレスで通信が可能となっている。この通信は、例えば、2つのデバイス間で、デバイスと一般電話機との間で、および/またはデバイスとサーバとの間で行われ得る。この通信は、例えば、ワイヤレス通信ネットワーク200内に含まれるRANと場合によっては1つまたは複数のコアネットワークとを介して行われ得る。
いくつかの別の例に言及すると、ワイヤレスデバイス250は、移動電話、携帯電話、またはワイヤレス機能付きラップトップと称されることもある。本コンテキストにおけるワイヤレスデバイス250は、例えば、RANを介して、サーバ、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、もしくはワイヤレス機能付きサーフプレートと称されることもあるタブレットコンピュータなどの他の実体と、音声および/もしくはデータの通信を行うことが可能な、携帯型、ポケット収納型、ハンドヘルド型、コンピュータ内蔵型、もしくは車載型の移動デバイス、マシンツーマシン(M2M)デバイス、プリンタもしくはファイル記憶装置などワイヤレスインターフェースを搭載したデバイス、またはセルラ通信システム内の無線リンクを介して通信を行うことができる他の任意の無線ネットワーク装置であってよい。このようなシステムによってサーブされ得る、ワイヤレスデバイス250などの各種ワイヤレスデバイスのさらなる例として、モデム、またはセンサなどのマシン型通信(MTC)デバイスがある。
まず図2〜図8に関連して、ネットワークノード210およびワイヤレスデバイス250によって実行される方法の実施形態について、実例により詳細に説明する。次に図9および図10に関連して、特に、これらの例を実施するためにネットワークノード210およびワイヤレスデバイス250によってそれぞれ実行される、または実行され得る特定のアクションの概要について説明する。
本明細書の実施形態において、PSSなどの第1の同期信号は、ネットワークノード210からワイヤレスデバイス250へ、1つのサブフレーム内の、または複数のサブフレームにまたがるN個の別々のOFDMシンボル内で、N回にわたり繰り返し伝送されてもよい。N回の伝送が発生するのは、隣接するOFDMシンボルである必要はなく、OFDMシンボル1つおきであっても、さらに範囲を広げて別々のサブフレーム内またはフレーム内であってもよい。TP、例えばネットワークノード210またはTP210は、PSS伝送の機会毎に、方位角、水平角、送信電力、または偏波状態など伝送に関連するパラメータの1つまたはいくつかを変えてもよい。これらすべての可能な伝送パラメータの所与の設定値を、ここではビームフォーミング状態と規定する。したがって、ネットワークノード210またはTP210は、最大N通りのビームフォーミング状態において3Dビームフォーミングおよび偏波空間をスキャンし、ネットワークノード210またはTP210は、これらの3D位置のいずれかにおいてワイヤレスデバイス250などのUEが同期をとれるように、同じPSSを各々の状態において伝送してもよい。このようなN回の伝送が行われた後に、もう一度最初から3Dスキャンが行われてもよく、値Nは、ワイヤレスデバイス250の必要に応じて、規格の範囲内で指定されてもよいし、またはシステム情報によってワイヤレスデバイス250へ伝達されても、もしくはLTEなどのレガシーシステム上のシグナリングを通じて、5Gキャリアへのアクセスの前に取得されてもよい。このPSSは、LTEで用いられるPSSと同様に、ネットワークノード210によって系列の大きなセットから取り出されてもよく、PSSの検出によって、ワイヤレスデバイス250には、セル220の物理セルIDなどの物理セルIDに関する情報が与えられてもよい。PSSはまた、ワイヤレスデバイス250によって、粗い時間−周波数同期をとるためにも用いられてよい。本明細書で説明する実施形態は、LTEで用いられているものと同じまたは類似したPSSの使用に限定されず、全く異なる設計または系列長も考慮され得ることに留意されたい。
ワイヤレスデバイス250などのUEは、N通りのビーム状態の内1つまたはいくつかについて好適な位置において、当該ビーム状態が用いられたときにPSSを正常に検出してよく、またLTEタイプのPSSが用いられる場合には、セル220の物理セルIDなどの物理セルIDを獲得してもよい。ネットワークノード210またはTP210はまた、PSSに対して相対的な既知の位置で、SSSなどの関連情報メッセージを伝送してもよい。したがって、特定のOFDMシンボル内のPSSがワイヤレスデバイス250によって既に検出されているとき、ワイヤレスデバイス250は、PSSに対して相対的な別の時間および/または周波数位置で関連するSSSも見つけることができる。SSSは次いで、関連するPSSと同じビームフォーミング状態で、ネットワークノード210によって伝送されてもよい。これを実施する1つの方法は、図3に示すように、ネットワークノード210が同一のOFDMシンボル内でPSSが多重されたSSSを伝送することである。もう1つの代替方法として、SSSを2つの部分に分割し、各部分がPSSのいずれかの側にくるようにして、中心周波数に対して対称を成すようなPSSおよびSSSの伝送を実現する方法が考えられる。
図3は、14個のOFDMシンボルで構成されるサブフレームにおいて、PSSおよびSSSが、ネットワークノード210によって、同じシンボル内ではあるが異なる周波数位置すなわちサブキャリアセットで伝送される例を示す。例えば水平角および方位角でビームをスキャンするために、ネットワークノード210によってOFDMシンボル毎に異なるビーム状態(B1...B14)が用いられてもよい。さらに、システム情報を搬送するPBCHもまた、ネットワークノード210により、関連するPSSおよびSSSと同じOFDMシンボル内で、この例ではPSSの両側に分割されて伝送されてもよい。このように、いくつかの実施形態において、1つまたは複数のPBCHが1つのPSSに関連付けられてもよい。システム帯域幅は、この図に示したものより広くてもよいことに留意されたい。ここでは、PSS/SSS/PBCHの周波数多重化の概念のみを図示する。OFDMシンボルはまた、PSS/SSS/PBCHを搬送する周波数帯の外側すなわち両側に、他の制御シグナリングまたは共有データチャネルを含んでいてもよい。ネットワーク/TP、例えばネットワークノード210またはTP210は、この構成で、各OFDMシンボルを別々のビームフォーミング状態を使用して伝送してもよい。あるいは、ネットワークノード210またはTP210は、OFDMシンボルのPSS/SSS/PBCHの部分を第1のビームフォーミング状態で伝送し、例えば両側にあるOFDMシンボルの残りの部分は、別途選択された、つまり第1のビームフォーミング状態とは異なるビームフォーミング状態で伝送してもよい。このようにすると、例えば、共有データチャネルにPSS/SSS/PBCHが周波数多重されながらも、これら、すなわちPSS/SSS/PBCHは別々のビームすなわちビームフォーミング状態を使用することができる。
本明細書のいくつかの実施形態において、特定のPSSと関連付けられた、すなわち共に伝送されるSSSおよび1つまたは複数のPBCHは、本明細書では、PSSと関連付けられたメッセージ、すなわち関連情報メッセージと総称されることがある。
ただし、各SSSには、PSSとは異なり、SSS時間位置に対して相対的なサブフレームオフセットおよび/またはフレームオフセットなどの、サブフレームタイミングに関する情報が含まれ得る。ゆえに、ネットワークノード210によって、OFDMシンボル毎に異なる二次同期(SS)系列が伝送されてもよく、したがって、ネットワークノード210によって最大N個の相異なるSSSが用いられてもよい。特定のOFDMシンボル内でどのSS系列が伝送されるかということ、すなわち「系列インデックス」を検出することにより、ワイヤレスデバイス250は、系列インデックスおよびOFDMシンボルの相対位置とサブフレーム境界との間の事前定義済みの一意のマッピングを用いて、少なくともサブフレーム同期を獲得することができる。したがって、ワイヤレスデバイス250がサブフレームの開始および終了の位置を知ることができるという意味で、サブフレーム同期が達成される。SSSはまた、ワイヤレスデバイス250によって、フレーム同期を獲得するために用いられてもよいが、このために追加のSSS系列を使用する必要が生じ得る。サブフレーム同期のみが必要とされる場合、またはPSS/SSSが当該フレーム内の事前定義済みの1つのサブフレームのみで伝送される場合は、SSSを搬送するすべてのサブフレームで、ネットワークノード210は同じSSSを繰り返し使用してもよい。一方、ワイヤレスデバイス250がSSSによるフレーム同期も必要とし得る場合は、検出されたOFDMシンボルからフレーム境界までの相対距離を獲得できるように、当該フレーム内の別々のサブフレームは一意のSSS系列を使用する必要があり得る。
本明細書の実施形態において用いられるSSSは、LTE SSSと等しくても、等しくなくてもよい。LTEには168通りのSSSしか存在しないため、SSSが時間−周波数同期に加えてサブフレーム同期にも使用される場合は、ネットワークノード210によってビーム毎に異なるSSSが用いられ得ることから、この数では十分ではないことがある。しかしながら、SSSのより大きいセットを規定することもできる。このようなSSSのセットは、ネットワークノード210から、OFDMシンボル毎に、インターリーブされた2つのM系列の追加の巡回シフト組合せを伝送することにより、様々な実施形態においてLTE SSSの拡張として規定され得る。別の実施形態において、ネットワークノード210は、LTE SSSを、少なくとも第3の系列または参照信号、例えば、PBCHを復調する際に用いる参照信号と併用してもよい。
さらに、システム情報を獲得するために、PBCHは、ネットワークノード210によって、SSSと同じビームで、したがって同じOFDMシンボル内で、SSSおよび/またはPSSに対して相対的な既知の場所で伝送されてもよい。PBCHは、PBCHと同じOFDMシンボル内に位置する復調用参照信号と共に伝送されてもよい。すなわち、PBCH復調用の参照信号およびPBCH自身に対して、同じビームフォーミング重み付けベクトル、すなわち同じビーム状態でプリコーディングが行われる。よって、ワイヤレスデバイス250は、異なるビーム状態が用いられているOFDMシンボルにまたがってチャネル推定の補間を行うことができない。したがって、ある意味で、これらの参照信号はビーム固有である。
一実施形態では、ネットワークノード210によって、フレーム内の送信機会毎に同じPBCH情報が伝送される。ワイヤレスデバイス250において実施される実施形態において、ワイヤレスデバイス250はネットワークノード210からの複数回の伝送、例えば、複数のOFDMシンボル、したがって複数のビームによるPBCHを累積してもよく、システム情報が含まれているPBCHの受信パフォーマンスが改善される。場合によっては、PBCH検出のエネルギーを累積するために、ワイヤレスデバイス250が複数のビームにおいて1信号を検出し、十分な電力でPSSを検出した後、同じビーム内の関連PBCHを使用してもよい。しかしワイヤレスデバイス250における実装でのチャネル推定は、ビーム固有のRSが用いられ得るので、各OFDMシンボルにおいて繰り返される必要があろう。このようにすることで、ビームフォーミング利得に加え、ワイヤレスデバイス250によるMlB受信をさらに拡張することができる、複数のビームのコヒーレント受信コンバイニングが可能になり得る。さらなる実施形態において、ワイヤレスデバイス250はまた、PSSの検出パフォーマンスが劣悪なOFDMシンボルすなわちビームにおけるPBCH受信を破棄して、PBCHのエネルギー累積にノイズ推定を捕捉しないようにしてもよい。
3Dビームでは、オーバーラップするビームパターンまたは伝搬チャネルのマルチパス反射により、カバレッジが重なり合うことがあるため、ワイヤレスデバイス250が複数のOFDMシンボル内でPSSを検出することもあり得る。この場合、ワイヤレスデバイス250における実装では、良好な同期パフォーマンスを確保するために、正常に検出されたOFDMシンボルの内、どれに最高の受信品質によるPSS検出が含まれているかを推定し、サブフレームおよび/またはフレームタイミングを決定する際にそのOFDMシンボルのみを採用してもよい。PSSに対してN個より少ないおよび/またはより広いビームを用いることもまた、ネットワーク/TP側、例えばネットワークノード210またはTP210側の実装の実施形態である。ここでNは、5Gネットワークでサポートされるビーム数の指定上限値とし、この場合、ワイヤレスデバイス250がPSSを検出する可能性が十分にあるビームが複数存在する。より広いビームを使用することにより、各ビームのカバレッジは狭まるが、小型セルなどのようにカバレッジがそれほど重要ではない場合もある。より広いビームを用いるこの実施形態には、より迅速なPSS検出が可能であり、また比較的複雑度の低い標準的なLTEセルサーチアルゴリズムをワイヤレスデバイス250において再利用できるという利点がある。
本明細書で説明する少なくともいくつかの実施形態のさらなる利点は、ワイヤレスデバイス250が最初のPSS検出の時点でビームをサーチする必要がないことであろう。つまり、3Dビームフォーミング状態がセル220におけるワイヤレスデバイス250の位置と一致したときのみ、ワイヤレスデバイス250は正常に検出することができる。したがって、少なくともこのPSS検出の初期段階では、ビームの使用はワイヤレスデバイス250に依存しない。説明した実施形態において、PSS/SSSおよびPBCHがネットワークノード210によってどのように伝送され得るかについては、図3の例を参照されたい。
上述の方法の代替実施形態において、同じSSS系列が使用OFDMシンボル/ビーム状態の各々において伝送され、一方でフレームおよび/またはサブフレームオフセットは、関連OFDMシンボル内のPBCHで明示的に示されてもよい。したがって、この実施形態において、フレーム同期を達成する前に、ワイヤレスデバイス250によるMIB検出が必要となり得る。この実施形態には、すべてのOFDMシンボル内で繰り返し、TP毎にただ1つのSSSしか使用されない、すなわち消費されないという利点がある一方、ワイヤレスデバイス250は、OFDMシンボル毎のMIB変更、すなわち複数のビームにまたがるコヒーレントコンバイニングを適用できないという欠点がある。さらに、特定のOFDMシンボルにおいて、最大限可能なN個のビーム状態の内どのビーム状態が用いられたかをワイヤレスデバイス250に通知するために、PBCH内でビームインデックスn={1,...,N}を伝達してもよい。PBCHは、サブフレームオフセットおよび/またはフレームオフセットの明示的なシグナリングも含んでいてよい。いくつかの実施形態において、ビーム状態nはワイヤレスデバイス250に通知されなくてもよいが、それでもなお、このオフセットシグナリングは、ワイヤレスデバイス250がサブフレームおよび/またはフレーム同期を獲得するために必要な情報を提供している。
さらなる代替実施形態において、SSSがワイヤレスデバイス250によってサブフレームオフセットを検出するために使用されてもよく、PBCHがワイヤレスデバイス250によってフレームオフセットを検出するために使用されてもよい。よって、PBCHメッセージは、1つのサブフレーム内のすべてのOFDMシンボル/ビームに対して同じであってよいが、フレームオフセットが変わるためにサブフレーム毎に変わる必要があり得る。実例については、下記の図を参照されたい。この実施形態では、最大でも14個の相異なるSSSが必要になり得るが、このSSSのセットは、次のサブフレームで繰り返されてよい。SSSはサブフレームタイミングを獲得するためだけに使用されるため、これで十分である。
図4は、14個のOFDMシンボルのサブフレームによる例を示す。この場合、PSSとSSSとは、ネットワークノード210によって、時間オフセットを適用して、この場合は1スロットすなわち7個のOFDMシンボルによる時間オフセットで、別々のシンボル内で伝送される。さらに、システム情報を搬送するPBCHも、ネットワークノード210によって、関連するPSSおよびSSSと同じOFDMシンボル内で、この例ではPSSの両側に分割された形で伝送される。システム帯域幅は、この図に示したものより広くてもよいことに留意されたい。ここでは、PSS/PBCHまたはSSS/PBCHの周波数多重化の概念のみを図示しているので、OFDMシンボルは他の制御シグナリングまたは共有データチャネルも含んでいてよい。ネットワーク/TP、例えばネットワークノード210またはTP210は、この構成で、各OFDMシンボルを別々のビームフォーミング状態を使用して伝送してもよい。ただし、この例では、サブフレーム内のシンボルkおよびk+7において、同じビームフォーミング状態が用いられている。ここでk=0,...,6とする。そのため、ワイヤレスデバイス250などのUEは、有利なビームフォーミング状態ゆえにOFDMシンボルk内でPSSを検出し、SSSおよびPBCHを検出する際に、シンボルk+7でも同じビームフォーミング状態を得ることができる。したがって、ネットワークノード210によって、例えば水平角および方位角でビームをスキャンするために、各スロット内のOFDMシンボル毎に、例えばB1...B7といった相異なるビーム状態が用いられてもよい。このようにPSSとSSSとを時間的に、例えば7個のOFDMシンボル分だけ分離することの利点は、図3の実施形態に比べ、PSSおよびSSSが共に周波数同期の向上のために利用され得ることである。これは、PSSおよびSSSに対して同じOFDMシンボルが用いられていることから、図3の構成ではより難しい。
図5は、ワイヤレスデバイス250による、OFDMシンボルk=5におけるPSSのポジティブ検出(positive detection)、よって、さらにOFDMシンボルk=12におけるSSSおよびPBCH検出の例を示す。これは、ネットワークノード210またはTP210は、シンボルk=5およびk=12で同じビームフォーマ状態を使用し、これにより、ワイヤレスデバイス250は、少なくとも、各SSSが相異なる実施形態の場合はSSS、またはPBCH情報のいずれかからサブフレームの開始までのサブフレームオフセットDelta_S=12を獲得することによる。図5では、本明細書におけるサブフレームオフセットを「シンボルオフセット」と表す。
図6は、ワイヤレスデバイス250による、サブフレームn内のOFDMシンボルk=5、PSS、およびk=12、SSSにおけるビームのポジティブ検出の例を示す。ワイヤレスデバイス250は、SSSの検出および/またはPBCHの検出からサブフレームオフセットおよびフレームオフセットを獲得する。図6では、本明細書におけるサブフレームオフセットを「シンボルオフセット」と表し、本明細書におけるフレームオフセットを「サブフレームオフセット」と表す。代替実施形態では、ワイヤレスデバイス250により、SSSをサブフレームオフセットの検出に使用し、PBCHをフレームオフセットの検出に使用してもよい。したがって、PBCHメッセージは、1サブフレーム内のすべてのOFDMシンボル/ビームに対して同じであるが、フレームオフセットが変わるためサブフレーム毎に変わる必要があり得る。
図6では、ネットワークノード210またはTP210がスキャン手順で7個を超えるビーム状態、すなわちN>7を使用できるように、複数のサブフレームが用いられている。この例では、使用するサブフレームの数をnとした場合、N=7n個のビームをスキャンすることができる。これほど多数のビームは不要であり、N<8で十分であると判断される場合、このセル取得手順には、すなわち時間−周波数同期およびセルIDの検出には、ワイヤレスデバイス250によって単一のサブフレームのみが用いられてもよい。この場合、フレームオフセットは、ネットワークノード210によって明示的に伝達されるのではなく、事前定義された値とすることができる。したがって、この値は、標準仕様書を読むことによって得てもよく、例えばゼロまたは9、フレーム内の最初または最後のサブフレームとして選択してもよい。
本明細書の実施形態で説明する構成により、オフセットがSSSおよび/またはPBCHによって伝達されるため、ネットワークノード210またはTP210などのTPが使用するビーム状態の数は、現行の規格がサポートする最大数Nより少なくすることができる。さらに、ビーム状態を規定したプリコーディング重み付けがワイヤレスデバイス250に知らされるため、この構成では、PSS、SSSおよびPBCHに対していかなるビーム形状すなわちプリコーディング重み付けも実施することができる。これは1つの利点であり、ワイヤレス通信ネットワーク200における自由度が得られる。よって、本明細書の実施形態は、5Gのマルチアンテナ3Dビームフォーミングシステムを展開する上で、動作のシナリオおよびネットワークノード210またはTP210の実際の実装にも適応され得る、自由度に優れた手法を提供することができる。本明細書における少なくともいくつかの実施形態の利点は、PSSならびにSSSおよび/またはPBCHがネットワークノード210によって同一のOFDMシンボル内で伝送されることであり得る。これは、送信機側でアナログビームフォーミングが実行されるときに必要となり得る。この場合、ビームフォーミングのプリコーディング重み付けは広帯域のみであるためである。一方、ビームフォーマのデジタル実装では、周波数帯によって異なるビームを使用することができる。ただし、TPベンダによって、場合によっては同じベンダであっても製品によって実装が大幅に異なる可能性があるため、本解決策はTPにおけるビームフォーミングの特定の実装を包含するわけではなく、この目的は本明細書の実施形態により達成され得る。
ネットワークノード210またはTP210におけるさらなる実施形態では、PSSなどを各々すべてのOFDMシンボルで伝送しないことにより、ネットワークノード210またはTP210における実装をさらに緩やかにする(relax)ことが可能である。これは、例えば、スイッチング時間またはプリコーダ重み付けの整定時間が長い場合に有用である。したがって、本明細書の実施形態における同じアプローチにより、この種の緩和状態での動作(relaxed operation)も可能になる。サブフレームおよびフレームオフセットがワイヤレスデバイス250によって使用OFDMシンボル毎にそれぞれ個別に獲得されるため、ネットワークノード210によって各々すべてのOFDMシンボルが伝送に用いられなくともよい。PSSなどが各々すべてのOFDMシンボルで伝送されるか、それとも下記の例のように、1つおきのOFDMシンボルで伝送されるかは、ワイヤレスデバイス250に依存しない。ワイヤレスデバイス250は、ネットワークノード210による伝送が発生しないところでは、単にOFDMシンボル内のPSSの復号に失敗するだけであるためである。
図7は、ネットワークノード210によって1つおきのOFDMシンボルのみが用いられている、緩和状態にある(relaxed)ネットワークノード210またはTP210における実装の例を示し、この結果、TPのビームフォーミングハードウェアはビームを切り替えるのに十分な時間を確保できるようになる。ここに示す例では、1サブフレームで7ビームのみがスキャンされ得る。
上述の実施形態では、本明細書の実施形態の一般的な態様について説明した。以下のさらなる実施形態では、ワイヤレスデバイス250の処理能力が限られている場合に、ワイヤレスデバイス250における実装を緩やかにする拡張について説明する。
図4では、PSSとSSSとが1スロット分だけ離され得る様子を示した。ただし、ネットワークノード210によるPSS伝送とSSS伝送との間の時間がワイヤレスデバイス250に知られている限りは、片方が、例えばネットワークノード210またはTP210がPSSとSSSとをサブフレーム数個分さらに離してもよい。
PSSの帯域幅がシステム帯域幅よりもはるかに狭い場合、PSSは、高速フーリエ変換(FFT)演算の前に、ワイヤレスデバイス250により、時間領域において下りサンプル値信号を使用して検出され得る。ただし、SSSおよびPBCHは、広帯域信号に対するFFT演算の後に、ワイヤレスデバイス250によって周波数領域において検出され得るが、これにはワイヤレスデバイス250側にもう少し多くの処理能力を必要とすることがあるため、ワイヤレスデバイス250は、所与のOFDMシンボルに対するPSS検出器が検出を終えるまで、各OFDMシンボル内の広帯域信号全体をバッファしておく必要が生じ得る。そこで、PSS検出とSSS/PBCH検出との間の時間が延長されれば、ワイヤレスデバイス250による多数のOFDMシンボルのバッファリングが不要になるため、有用である。図4に示した実施形態は、ネットワークノード210が、PSSとSSSとの間に7個のOFDMシンボルを挟むようにしてPSSおよびSSSを伝送することで、このような仕組みを可能にする。したがって、ワイヤレスデバイス250における実装では、時間領域信号を使用してPSSをサーチすることができ、PSSを正常に検出した後、OFDMシンボル7個分後に伝送されるOFDMシンボルに対するFFT演算の実行に備えることができるため、ワイヤレスデバイス250における実装が緩やかなものになる。
ワイヤレスデバイス250における実装のさらなる実施形態では、ネットワークノード210による、同じビームを使用したPSS伝送とSSS伝送との間の時間がスロットデュレーションよりも長い。SSSは、ネットワークノード210により、数個のサブフレームの後に伝送されてもよい。ただし、この遅延時間が仕様によって周知されていることを前提とする。ワイヤレスデバイス250は、同じPSS/SSS/PBCH伝送を用いる同じOFDMシンボルおよびビーム状態が再び発生するまでの遅延を把握していてもよく、したがって、この遅延したOFDMシンボルが到来するまで待機してから、FFTを実行し、SSSおよびPBCHを検出してもよい。あるいは、ワイヤレスデバイス250が、標準仕様により、同じビームが一定時間後に再利用されることを把握できるように、ビームスキャンに周期性を設けてもよく、この値も標準仕様に定められたビーム状態の最大数Nに依存してもよい。したがって、ワイヤレスデバイス250における実装のこの実施形態において、ワイヤレスデバイス250は、ネットワークノード210による同じ信号伝送の周期性およびネットワークノード210による同じビーム状態の使用を生かし、最初の機会に時間領域信号を使用してPSSを検出し、その後の2番目の機会にFFTを実行してSSSおよびPBCHを検出してもよい。
さらなる実施形態において、ワイヤレスデバイス250は、ネットワークノード210またはTP210に対し、どのビームがネットワークノード210またはTP210に対する同期に用いられたかを通知してもよい。このような通知は、ネットワークノード210またはTP210からワイヤレスデバイス250への後続のダウンリンク伝送において、例えば追加のシステム情報ブロック、ワイヤレスデバイス250の設定、またはアップリンクおよびダウンリンク共有データチャネルのスケジューリングを伝送する際に有用となり得る。
次に、実例と共に提供した詳細な説明に従い、ネットワークノード210によって実行される、ワイヤレスデバイス250に対し、ワイヤレスデバイス250とネットワークノード210との同期のために第1の同期信号および関連情報メッセージを送信する方法の実施形態について、図8に示すフロー図を参照しながら説明する。本方法の概要の把握を容易にするため、これまで実例で説明してきた詳細をここで繰り返すことは控えるが、説明した詳細のいかなるものも、図8に関して提供される説明に適用し得る。既に述べたように、ネットワークノード210およびワイヤレスデバイス250はワイヤレス通信ネットワーク200内で動作している。図8は、本明細書の実施形態においてネットワークノード210によって実行される、または実行され得るアクションのフロー図を示す。
本方法は以下のアクションを含んでいてもよく、またこれらのアクションは以下に説明するのとは別の適切な順序で実行されてもよい。
アクション801
ワイヤレスデバイス250がネットワークノード210と同期できるようにするため、すなわちワイヤレスデバイス250がネットワークノード210によって送信された信号内のサブフレームタイミングおよび/またはフレームタイミングを取得できるようにするため、ネットワークノード210は、図3〜図6に示すように、第1の同期信号をサブフレーム内のN個のOFDMシンボルにおいて、N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信する。Nは、既に述べたように2以上である。
第1の同期信号は、OFDMシンボルタイミングなど、中程度の時間尺度までの最小の時間尺度による時間構造、および第2の同期信号の時間位置を提供してもよい。
第1の同期信号は、既に述べたようにPSSであっても、または同等の同期信号であってもよい。これまでの詳細な説明では、実例としてPSSを用いた。しかしながら、本明細書の実施形態におけるPSSに対するいかなる言及も、第1の同期信号に等しく適用されると解釈されるものとする。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード210はビームフォーミングを利用することにより、送信を実行してよい。
いくつかの実施形態において、ビームフォーミングを利用するものなどにおいて、異なるビーム状態が、既に述べたように、N個のOFDMシンボルの少なくとも2個において用いられる。
N個のOFDMシンボルの各々において相異なるビーム状態が用いられてもよい。
いくつかの実施形態において、N個のOFDMシンボルは非連続的なOFDMシンボルである。
アクション802
同様にワイヤレスデバイス250がネットワークノード210と同期できるようにするため、このアクションにおいて、ネットワークノード210は、図3〜図6に示すように、第1の同期信号の送信毎に、OFDMシンボル内の事前定義済みの時間−周波数位置で関連情報メッセージを送信する。事前定義済みの時間−周波数位置は、第1の同期信号の時間−周波数位置に対して相対的である。関連情報メッセージは第1の同期信号に関連付けられている、すなわち、同期目的で第1の同期信号に関連付けられた情報を含んでいる。つまり、関連情報メッセージは、ワイヤレスデバイス250がサブフレームおよび/またはフレームタイミングを取得できるようにし得る情報を含んでいる。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは関連する第2の同期信号を含んでいる。第2の同期信号は、サブフレームおよび/またはフレームタイミングなど、中程度の時間尺度から大きい時間尺度までの時間構造を提供してもよい。第2の同期信号は、既に述べたようにSSSであっても、または同等の同期信号であってもよい。これまでの詳細な説明では、実例としてSSSを用いた。しかしながら、本明細書の実施形態におけるSSSに対するいかなる言及も、第2の同期信号に等しく適用されると解釈されるものとする。
関連情報メッセージは関連PBCHを含んでいてもよい。これらの実施形態において、関連情報メッセージは、PBCHを単独で含んでいても、または第2の同期信号、例えばSSSに加えて含んでいてもよい。
いくつかの実施形態において、関連PBCHは関連システム情報をさらに含んでいる。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード210は、ビームフォーミングを利用することにより、送信を実行してよい。第1の同期信号がビーム状態で送信される、これらの実施形態において、関連情報メッセージは、関連情報メッセージと関連付けられた第1の同期信号と同じビーム状態を使用して送信されてもよい。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、関連情報メッセージが送信されるOFDMシンボル毎に異なる。
関連情報メッセージはインデックスを含んでいてもよい。インデックスは、OFDMシンボルの相対位置とサブフレームおよび/またはフレーム境界との事前定義済みの一意のマッピングを含む数としてよく、これにより、ワイヤレスデバイス250はサブフレームおよび/またはフレームタイミングを取得できるようになる。
これらの実施形態のいくつかにおいて、インデックスは、既に述べたように系列インデックスである。
これらの実施形態のいくつかにおいて、サブフレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によってインデックスを検出することにより取得可能である。
系列インデックスは、可能な系列のセットの内の系列を表すインデックスを含んでいてもよい。例えば、関連情報メッセージが関連する第2の同期信号を含んでいる実施形態において、系列インデックスは、少なくともサブフレームオフセットに一意にマップする、可能な同期系列の1つに対するインデックスとすることができる。
関連情報メッセージが関連PBCHを含んでいる実施形態において、インデックスはサブフレームオフセットもしくはフレームオフセットまたはその両方を明示するものとすることができる。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、関連情報メッセージがサブフレーム内で送信される各OFDMシンボルにおいて同じであり、かつ関連情報メッセージは、関連情報メッセージが伝送対象フレーム内で送信されるサブフレーム毎に異なる。関連情報メッセージがインデックスを含んでいる、これらの実施形態において、フレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によってインデックスを検出することにより取得可能であり得る。
関連情報メッセージが関連SSSを含んでおり、かつインデックスが系列インデックスである、いくつかの実施形態において、サブフレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によって関連SSSに含まれる系列インデックスを検出することにより取得可能であり得る。
関連情報メッセージが関連SSSを含んでおり、かつインデックスが系列インデックスである、いくつかの実施形態において、フレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によって関連SSSに含まれる系列インデックスを検出することにより取得可能であり得る。
関連情報メッセージが関連システム情報を含んでいる、いくつかの実施形態において、フレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によって関連システム情報に含まれるインデックスを検出することにより取得可能である。
次に、ワイヤレスデバイス250によって実行される、ネットワークノード210によってワイヤレスデバイス250とネットワークノード210との同期のために送信された、第1の同期信号および関連情報メッセージを検出する方法の実施形態について、図9に示すフロー図を参照しながら説明する。本方法の概要の把握を容易にするため、これまで説明してきた詳細をここで繰り返すことは控えるが、説明した詳細のいかなるものも、図9に関して提供される説明に適用し得る。既に述べたように、ネットワークノード210およびワイヤレスデバイス250はワイヤレス通信ネットワーク200内で動作している。図9は、本明細書の実施形態においてワイヤレスデバイス250によって実行される、または実行され得るアクションのフロー図を示す。
本方法は以下のアクションを含んでいてもよく、またこれらのアクションは以下に説明するのとは別の適切な順序で実行されてもよい。ある実施形態においてはすべてのアクションが実行される一方で、他の実施形態においては一部のアクションのみが実行されてもよい。
アクション901
ワイヤレスデバイス250がネットワークノード210によって送信された信号内のサブフレームタイミングおよび/またはフレームタイミングを取得する最初のステップとして、つまり、ネットワークノード210と同期するために、ワイヤレスデバイス250は第1の同期信号を検出する。既に述べたように、第1の同期信号は、ネットワークノード(210)によって、サブフレーム内のN個のOFDMシンボルにおいて、N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信されている。Nは2以上である。
これまで検討したように、いくつかの実施形態において、ネットワークノード210は、ビームフォーミングを利用して、送信を実行しておいてよい。
これもまた既に述べたように、第1の同期信号はPSSとすることができる。
いくつかの実施形態において、このアクションは、例えば、ワイヤレスデバイス250がLTEセルサーチと似た手順を用いて、相異なるTPビームを同時にサーチしているときに実施され得る。
アクション902
良好な同期パフォーマンスを確保するため、いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス250は、既に述べたように、ネットワークノード210によって送信された検出済みOFDMシンボルを破棄してもよい。この動作は、破棄された検出済みOFDMシンボル内の第1の同期信号の検出が、しきい値に基づき不十分である場合に発生し得る。例えば、このしきい値は、検出済みOFDMシンボルの推定信号対雑音比に基づいていてもよい。つまり、ワイヤレスデバイス250は、サブフレームまたはフレームタイミングを取得するために、破棄されたOFDMシンボルを考慮に入れなくてよい。
アクション903
ワイヤレスデバイス250は、事前定義済みの時間−周波数位置で関連情報メッセージを検出する。事前定義済みの時間−周波数位置は、検出された第1の同期信号の時間−周波数位置に対して相対的である。関連情報メッセージは上述のものに対応している。したがって関連情報メッセージは、第1の同期信号に関連付けられている。
これもまた上述のように、いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは関連する第2の同期信号を含んでいる。第2の同期信号はSSSとすることができる。
関連情報メッセージを検出することは、検出された関連情報メッセージの系列を可能な情報メッセージ系列のセットの1つと照合することを含んでいてもよい。既に述べたように、可能な情報メッセージ系列のこのセットは、LTEにおいて指定されたSSSとすることができる。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、上述のように、関連PBCHを含んでいる。これらの実施形態のいくつかにおいて、関連PBCHは関連システム情報をさらに含んでいる。
関連情報メッセージはインデックスを含んでいる。
これらの実施形態のいくつかにおいて、インデックスは系列インデックスである。
いくつかの実施形態において、系列インデックスは、可能な系列のセットの内の系列を表すインデックスを含んでいる。
アクション904
ワイヤレスデバイス250は、関連情報メッセージに含まれるインデックスを検出することにより、サブフレームタイミングおよび/またはフレームタイミングを取得する。これは、インデックスが、OFDMシンボルの相対位置とサブフレームおよび/またはフレーム境界との間の事前定義済みの一意のマッピングを含んでいるためである。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、関連情報メッセージがネットワークノード210によって送信されるOFDMシンボル毎に異なる。これらの実施形態において、サブフレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によってインデックスを検出することにより取得され得る。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、関連情報メッセージがネットワークノード210によってサブフレーム内で送信される各OFDMシンボルにおいて同じであり、かつ関連情報メッセージは、関連情報メッセージがネットワークノード210によって伝送対象フレーム内で送信されるサブフレーム毎に異なる。これらの実施形態において、フレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によってインデックスを検出することにより取得され得る。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは関連SSSを含んでいる。インデックスが系列インデックスである、これらの実施形態において、サブフレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によって関連SSSに含まれる系列インデックスを検出することにより取得され得る。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは関連SSSを含んでいる。インデックスが系列インデックスである、これらの実施形態において、フレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によって関連SSSに含まれる系列インデックスを検出することにより取得され得る。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは関連システム情報を含んでおり、かつフレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によって関連システム情報に含まれるインデックスを検出することにより取得され得る。
アクション905
ネットワークノード210がビームフォーミングを利用して、第1の同期信号および関連情報メッセージの送信を実行している、いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス250はネットワークノード210へメッセージを送信してもよい。このメッセージは、第1の同期信号および関連情報メッセージを送信するためにネットワークノード210によってビームフォーミングが行われたビームの内、どのビームがワイヤレスデバイス250によって同期のために使われたのかに関する情報を含んでいてもよい。例えば、伝送されたメッセージの時間−周波数位置を用いて、どのビームがワイヤレスデバイス250によって使われたのかをネットワークノード210に対し黙示的に伝えてもよい。
いくつかの実施形態において、このメッセージ内の情報は、ワイヤレスデバイス250によって同期のために使われたビームのビーム状態インデックスを含んでいてもよい。
ワイヤレスデバイス250は、例えば、使ったビーム状態のインデックスによって決定される系列および/または時間周波数リソースを含む、ランダムアクセスプリアンブルとして、このメッセージを送信してもよい。
このように、本明細書の実施形態は、ネットワークノード210が同じ、例えばPSSをスキャンするようにしてOFDMシンボル毎に新たなビームで繰り返し伝送することにより、上述の問題に対処するアプローチを提供し得る。所与のOFDMシンボルで用いられる瞬時ビーム(instantaneous beam)はワイヤレスデバイス250にとっては未知であってよい。ワイヤレスデバイス250は、受信機による後続処理の前に受信信号を周波数領域に変換するための必要条件であり得る、OFDMシンボルタイミングを獲得するために、時間領域において、例えばPSSに対するブラインドサーチを実行することができる。PSSを検出すると、ワイヤレスデバイス250は、PSSに対して相対的な位置においてSSSおよび、例えばPBCHを見つけることができる。PSSの場合と違って、SSSおよび/またはPBCHはOFDMシンボル毎に異なっていてもよい。この構成により、ワイヤレス通信ネットワーク200において、ワイヤレスデバイス250はシンボルオフセット、すなわち本明細書でいうところのサブフレームオフセット、およびフレームオフセットを獲得することができる。いくつかの実施形態において、これはビームフォーミングが行われるネットワークとすることができる。
図10は、図9を参照しながら説明した、本明細書のいくつかの実施形態に従いワイヤレスデバイス250によって実行される方法の例を示すフロー図である。図の右側の数字は、図9で説明したアクションとの対応関係を示す。図中、ワイヤレスデバイス250は「UE」と表す。図10において、本明細書でいうところのサブフレームオフセットは「シンボルオフセット(サブフレーム境界)」と表す。この特定の例において、第1の同期信号はPSSであり、関連情報メッセージは、SSSおよびPBCHである第2の同期信号を含んでおり、ネットワークノード210はビームフォーミングを利用した送信を既に実行している。この図においてビームは「Bi」で識別されるように表す。
図11および図12は、図8および図9においてそれぞれいくつかのアクションに関して説明した、本明細書のいくつかの実施形態によるネットワークノード210およびワイヤレスデバイス250における方法の少なくとも一部を示す概略図である。図の左側および右側の数字は、それぞれ図8および図9で説明したアクションとの対応関係を示す。両方の図において、ネットワークノード210またはTP210は「ネットワーク/伝送ポイント」と表し、ワイヤレスデバイス250は「UE」と表す。また両方の図において、この場合、系列インデックスであるインデックスは「インデックスj」と表す。図11は、本明細書で説明した、サブフレームおよびフレームタイミングがSSSによって決定される実施形態の1つにおける、いくつかのアクションを説明する概略図である。PSS、SSS、およびPBCHは、必ずしも同じOFDMシンボルにおいて伝送される必要はないことに注目されたい。また、この実施形態では、PBCHが各OFDMシンボルで同じままであることから、ワイヤレスデバイス250はいくつかのOFDMシンボルにまたがってPBCHを累積してよいことにも注目されたい。図11および図12の特定の例において、第1の同期信号はPSSであり、関連情報メッセージは、SSSおよびPBCHである第2の同期信号を含んでおり、ネットワークノード210はビームフォーミングを利用した送信を既に実行している。両方の図において、ビーム状態インデックスは「Bi」で識別されるように表す。
図12は、本明細書で説明した、サブフレームタイミングがSSSによって決定され、フレームタイミングを決定するための情報がPBCHに含まれている実施形態の1つにおける、いくつかのアクションを説明する概略図である。PSS、SSS、およびPBCHは、必ずしも同じOFDMシンボルにおいて伝送される必要はないことに注目されたい。この図において、インデックスは、SSSにおける系列インデックスに対しては「インデックスj」と表し、PBCHにおけるインデックスに対しては「k」と表す。
図8、図11、および図12に関連して上記に説明した方法のアクションを実行するために、ネットワークノード210は、ワイヤレスデバイス250に対し、ワイヤレスデバイス250とネットワークノード210との同期のために第1の同期信号および関連情報メッセージを送信するように設定されている。ネットワークノード210は、図13に示す、以下の構成をとっている。既に述べたように、いくつかの実施形態において、ネットワークノード210は、ビームフォーミングを利用して送信するように設定されていてよい。ネットワークノード210およびワイヤレスデバイス250は、ワイヤレス通信ネットワーク200内で動作するように設定されている。
以下の一部の詳細な説明は、ネットワークノード210について説明したアクションに関連してこれまで言及したのと同じ内容であるため、ここで繰り返すことは避ける。
ネットワークノード210は、第1の同期信号をサブフレーム内のN個のOFDMシンボルにおいて、N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信するように設定されていてよい。Nは2以上である。
これは、ネットワークノード210内の送信モジュール1301によって実行されてもよい。
いくつかの実施形態において、第1の同期信号の送信毎に、ネットワークノード210は、OFDMシンボル内の事前定義済みの時間−周波数位置で関連情報メッセージを送信するようにさらに設定されている。この事前定義済みの時間−周波数位置は、第1の同期信号の時間−周波数位置に対して相対的である。関連情報メッセージは第1の同期信号に関連付けられている。
これもまた、送信モジュール1301によって実行されてよい。
第1の同期信号はPSSとすることができる。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、関連する第2の同期信号を含んでいる。第2の同期信号はSSSとすることができる。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、関連PBCHを含んでいる。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード210は、N個のOFDMシンボルの少なくとも2個において相異なるビーム状態を使用するようにさらに設定されている。
これもまた、送信モジュール1301によって実行されてよい。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード210は、N個のOFDMシンボルの各々において相異なるビーム状態を使用するようにさらに設定されている。
これもまた、送信モジュール1301によって実行されてよい。
いくつかの実施形態において、ネットワークノード210は、第1の同期信号をビーム状態において送信し、かつ関連情報メッセージを、関連情報メッセージと関連付けられた第1の同期信号と同じビーム状態を使用して送信するようにさらに設定されている。
これもまた、送信モジュール1301によって実行されてよい。
いくつかの実施形態において、関連PBCHは関連システム情報をさらに含んでいる。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、関連情報メッセージがネットワークノード210によって送信されるように設定されているOFDMシンボル毎に異なり、関連情報メッセージはインデックスを含み、かつサブフレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によってインデックスを検出することにより取得可能である。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、関連情報メッセージがネットワークノード210によってサブフレーム内で送信されるように設定されている各OFDMシンボルにおいて同じであり、関連情報メッセージは、関連情報メッセージがネットワークノード210によって伝送対象フレーム内で送信されるように設定されているサブフレーム毎に異なり、関連情報メッセージはインデックスを含み、かつフレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によってインデックスを検出することにより取得可能である。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは関連SSSを含み、インデックスは系列インデックスであり、かつサブフレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によって関連SSSに含まれる系列インデックスを検出することにより取得可能である。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは関連SSSを含み、インデックスは系列インデックスであり、かつフレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によって関連SSSに含まれる系列インデックスを検出することにより取得可能である。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは関連システム情報を含み、かつフレームタイミングは、ワイヤレスデバイス250によって関連システム情報に含まれるインデックスを検出することにより取得可能である。
いくつかの実施形態において、系列インデックスは、可能な系列のセットの内の系列を表すインデックスを含んでいる。
いくつかの実施形態において、N個のOFDMシンボルは非連続的なOFDMシンボルである。
例えばビームフォーミングを利用して、ワイヤレスデバイス250に対し、ワイヤレスデバイス250とネットワークノード210との同期のために第1の同期信号および関連情報メッセージを送信するための、本明細書の実施形態は、図13に示す、ネットワークノード210内の処理モジュール1302などの1つまたは複数のプロセッサと併せて、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードにより、実施され得る。上述のプログラムコードはまた、ネットワークノード210内にロードされたときに本明細書の実施形態を実行するコンピュータプログラムコードを担持する、例えばデータキャリアの形態によるコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。このようなキャリアの1つとしてCD ROMディスクの形態が挙げられる。しかし、メモリスティックなどの他のデータキャリアも適している。コンピュータプログラムコードはさらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、ネットワークノード210へダウンロードされてもよい。
ネットワークノード210は、1つまたは複数のメモリ装置を含むメモリモジュール1303をさらに備えていてもよい。メモリモジュール1303は、ネットワークノード210において実行されたときに本明細書の方法を実行するアプリケーションに関連するデータを格納するために使用されるように配置されてもよい。メモリモジュール1303は処理モジュール1302と通信を行ってもよい。処理モジュール1302によって処理される他の情報のいかなるものも、メモリモジュール1303に格納されてよい。
いくつかの実施形態において、例えばワイヤレスデバイス250から、受信ポート1304を通じて情報を受信してもよい。いくつかの実施形態において、受信ポート1304は、例えば、ネットワークノード210内の1つまたは複数のアンテナに接続されていてもよい。他の実施形態において、ネットワークノード210は、ワイヤレス通信ネットワーク200内の別の構造から、受信ポート1304を通じて情報を受信してもよい。受信ポート1304は処理モジュール1302と通信を行ってもよいため、受信ポート1304は、受信した情報を次いで処理モジュール1302へ送信してもよい。受信ポート1304は他の情報も受信するように設定されていてよい。
本明細書の方法の実施形態に関連して処理モジュール1302によって処理された情報は、メモリモジュール1303に格納されてもよく、メモリモジュール1303は、既に述べたように、処理モジュール1302および受信ポート1304と通信を行ってもよい。
処理モジュール1302は、ワイヤレスデバイス250またはワイヤレス通信ネットワーク200内の別のノードに対し、送信ポート1305を通じて情報を伝送または送信するようにさらに設定されていてもよく、送信ポート1305は、処理モジュール1302およびメモリモジュール1303と通信を行ってもよい。
上述のモジュール1301が、処理モジュール1302などの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに上述のように機能する、例えばメモリに格納された、アナログモジュールおよびデジタルモジュールの組合せ、ならびに/またはソフトウェアおよび/もしくはファームウェアと共に設定された1つもしくは複数のプロセッサを指してよいことも、当業者には理解されよう。これらのプロセッサの1つもしくは複数および他のデジタルハードウェアが単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれていてもよいし、またはいくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、個別実装かシステムオンチップ(SoC)への集積かにかかわらず、いくつかの別々のコンポーネントに分散されていてもよい。
したがって、本明細書で説明した実施形態によるネットワークノード210のための方法は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたときに、本明細書で説明したネットワークノード210によって実行されるようなアクションを、この少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令、すなわちソフトウェアコード部分を含む、コンピュータプログラム製品によってそれぞれ実施される。コンピュータプログラム製品はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されていてもよい。コンピュータプログラムがその上に格納されたコンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたときに、本明細書で説明したネットワークノード210によって実行されるようなアクションを、この少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、コンピュータ可読記憶媒体は非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
図9、図10、図11、および図12に関連して上記に説明した方法のアクションを実行するために、ワイヤレスデバイス250は、ネットワークノード210によってワイヤレスデバイス250とネットワークノード210との同期のために送信されるように設定された、第1の同期信号および関連情報メッセージを検出するように設定されている。ワイヤレスデバイス250は、図14に示す、以下の構成をとっている。いくつかの実施形態において、ネットワークノード210は、ビームフォーミングを利用して送信を既に実行しておいてよい。ネットワークノード210およびワイヤレスデバイス250は、ワイヤレス通信ネットワーク200内で動作するように設定されている。以下の一部の詳細な説明は、ワイヤレスデバイス250について説明したアクションに関連してこれまで言及したのと同じ内容であるため、ここで繰り返すことは避ける。
ワイヤレスデバイス250は、第1の同期信号を検出するように設定されていてよい。第1の同期信号は、ネットワークノード210によって、サブフレーム内のN個のOFDMシンボルにおいて、N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信されているように設定されている。Nは2以上である。
これは、ワイヤレスデバイス250内の検出モジュール1401によって実行されてもよい。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス250は、事前定義済みの時間−周波数位置で関連情報メッセージを検出するようにさらに設定されている。事前定義済みの時間−周波数位置は、検出された第1の同期信号の時間−周波数位置に対して相対的である。関連情報メッセージは第1の同期信号に関連付けられている。
これもまた、検出モジュール1401によって実行されてよい。
第1の同期信号はPSSとすることができる。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、関連する第2の同期信号を含んでいる。第2の同期信号はSSSとすることができる。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージを検出することは、検出された関連情報メッセージの系列を可能な情報メッセージ系列のセットの1つと照合することを含んでいる。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは関連PBCHを含んでいる。
いくつかの実施形態において、関連PBCHは関連システム情報をさらに含んでいる。
関連情報メッセージはインデックスを含んでいる。
ワイヤレスデバイス250は、関連情報メッセージに含まれるインデックスを検出することにより、サブフレームタイミングおよび/またはフレームタイミングを取得するように設定されていてよい。
これは、ワイヤレスデバイス250内の取得モジュール1402によって実行されてもよい。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、関連情報メッセージがネットワークノード210によって送信されるように設定されているOFDMシンボル毎に異なり、関連情報メッセージはインデックスを含み、かつワイヤレスデバイス250はインデックスを検出することによりサブフレームタイミングを取得するようにさらに設定されている。
これもまた、取得モジュール1402によって実行されてよい。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは、関連情報メッセージがネットワークノード210によってサブフレーム内で送信されるように設定されている各OFDMシンボルにおいて同じであり、関連情報メッセージは、関連情報メッセージがネットワークノード210によって伝送対象フレーム内で送信されるように設定されているサブフレーム毎に異なり、関連情報メッセージはインデックスを含み、かつワイヤレスデバイス250はインデックスを検出することによりフレームタイミングを取得するようにさらに設定されている。
これもまた、取得モジュール1402によって実行されてよい。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは関連SSSを含み、インデックスは系列インデックスであり、かつワイヤレスデバイス250は関連SSSに含まれる系列インデックスを検出することによりフレームタイミングを取得するようにさらに設定されている。
これもまた、取得モジュール1402によって実行されてよい。
いくつかの実施形態において、関連情報メッセージは関連システム情報を含み、かつワイヤレスデバイス250は関連システム情報に含まれるインデックスを検出することによりフレームタイミングを取得するようにさらに設定されている。
これもまた、取得モジュール1402によって実行されてよい。
いくつかの実施形態において、系列インデックスは、可能な系列のセットの内の系列を表すインデックスを含んでいる。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス250は、ネットワークノード210によって送信されるように設定された検出済みOFDMシンボルを破棄するように設定されていてもよく、破棄された検出済みOFDMシンボル内の第1の同期信号の検出はしきい値に基づき不十分である。
これは、ワイヤレスデバイス250内の破棄モジュール1403によって実行されてもよい。
いくつかの実施形態において、ワイヤレスデバイス250は、ネットワークノード210へメッセージを送信するように設定されていてもよく、このメッセージは、第1の同期信号および関連情報メッセージを送信するためにネットワークノード210によってビームフォーミングが行われるように設定されたビームの内、どのビームがワイヤレスデバイス250によって同期のために使われたのかに関する情報を含んでいる。
これは、ワイヤレスデバイス250内の送信モジュール1404によって実行されてもよい。
例えばビームフォーミングを利用して、ネットワークノード210によってワイヤレスデバイス250とネットワークノード210との同期のために送信された第1の同期信号および関連情報メッセージを検出するための、本明細書の実施形態は、図14に示す、ワイヤレスデバイス250内の処理モジュール1405などの1つまたは複数のプロセッサと併せて、本明細書の実施形態の機能およびアクションを実行するためのコンピュータプログラムコードにより、実施され得る。上述のプログラムコードはまた、ワイヤレスデバイス250内にロードされたときに本明細書の実施形態を実行するコンピュータプログラムコードを担持する、例えばデータキャリアの形態によるコンピュータプログラム製品として提供されてもよい。このようなキャリアの1つとしてCD ROMディスクの形態が挙げられる。しかし、メモリスティックなどの他のデータキャリアも適している。コンピュータプログラムコードはさらに、サーバ上の純粋なプログラムコードとして提供され、ワイヤレスデバイス250へダウンロードされてもよい。
ワイヤレスデバイス250は、1つまたは複数のメモリ装置を含むメモリモジュール1406をさらに備えていてもよい。メモリモジュール1406は、ワイヤレスデバイス250において実行されたときに本明細書の方法を実行するアプリケーションに関連するデータを格納するために使用されるように配置されてもよい。メモリモジュール1406は処理モジュール1405と通信を行ってもよい。処理モジュール1405によって処理される他の情報のいかなるものも、メモリモジュール1406に格納されてよい。
いくつかの実施形態において、例えばネットワークノード210から、受信ポート1407を通じて情報を受信してもよい。いくつかの実施形態において、受信ポート1407は、例えば、ワイヤレスデバイス250内の1つまたは複数のアンテナに接続されていてもよい。他の実施形態において、ワイヤレスデバイス250は、ワイヤレス通信ネットワーク200内の別の構造から、受信ポート1407を通じて情報を受信してもよい。受信ポート1407は処理モジュール1405と通信を行ってもよいため、受信ポート1407は、受信した情報を次いで処理モジュール1405へ送信してもよい。受信ポート1407は他の情報も受信するように設定されていてよい。
本明細書の方法の実施形態に関連して処理モジュール1405によって処理された情報は、メモリモジュール1406に格納されてもよく、メモリモジュール1406は、既に述べたように、処理モジュール1405および受信ポート1407と通信を行ってもよい。
処理モジュール1405は、ネットワークノード210に対し、送信ポート1408を通じて情報を伝送または送信するようにさらに設定されていてもよく、送信ポート1408は、処理モジュール1405およびメモリモジュール1406と通信を行ってもよい。
上述の各種モジュール1401〜1404が、処理モジュール1405などの1つまたは複数のプロセッサによって実行されたときに上述のように機能する、例えばメモリに格納された、アナログモジュールおよびデジタルモジュールの組合せ、ならびに/またはソフトウェアおよび/もしくはファームウェアと共に設定された1つもしくは複数のプロセッサを指してよいことも、当業者には理解されよう。これらのプロセッサの1つもしくは複数および他のデジタルハードウェアが単一の特定用途向け集積回路(ASIC)に含まれていてもよいし、またはいくつかのプロセッサおよび様々なデジタルハードウェアが、個別実装かシステムオンチップ(SoC)への集積かにかかわらず、いくつかの別々のコンポーネントに分散されていてもよい。
したがって、本明細書で説明した実施形態によるワイヤレスデバイス250のための方法は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたときに、本明細書で説明したワイヤレスデバイス250によって実行されるようなアクションを、この少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令、すなわちソフトウェアコード部分を含む、コンピュータプログラム製品によってそれぞれ実施される。コンピュータプログラム製品はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されていてもよい。コンピュータプログラムがその上に格納されたコンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのプロセッサ上で実行されたときに、本明細書で説明したワイヤレスデバイス250によって実行されるようなアクションを、この少なくとも1つのプロセッサに実行させる命令を含んでいてもよい。いくつかの実施形態において、コンピュータ可読記憶媒体は非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であってもよい。
「含む、備える(comprise)」または「含んでいる、備えている(comprising)」という用語が用いられているとき、非限定的、すなわち「少なくとも〜で構成される」を意味するものと解釈しなければならない。
本明細書の実施形態は、上述の好ましい実施形態に限定されるものではない。様々な代替例、変形例、および同等例が採用され得る。したがって、上記の実施形態は、本発明の範囲を限定するものと見なされるべきではない。

Claims (13)

  1. ネットワークノード(210)およびワイヤレスデバイス(250)が動作するワイヤレス通信ネットワーク(200)において、前記ワイヤレスデバイス(250)と前記ネットワークノード(210)との同期のため、第1の同期信号および関連情報メッセージを前記ワイヤレスデバイス(250)に対し送信するために、前記ネットワークノード(210)によって実行される方法であって、
    前記第1の同期信号を、サブフレーム内の2以上であるN個のOFDMシンボルにおいて、前記N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信すること(801)と、
    前記第1の同期信号の送信毎に、OFDMシンボル内の、前記第1の同期信号の前記時間−周波数位置に対して相対的である事前定義済みの時間−周波数位置で、前記第1の同期信号に関連付けられている関連情報メッセージを送信すること(802)とを含み、
    前記第1の同期信号が一次同期信号(PSS)であり、かつ前記関連情報メッセージが関連二次同期信号(関連SSS)を含み
    前記関連SSSは、前記関連SSSが送信されるOFDMシンボル毎に異なる系列による巡回シフトが適用されており、
    サブフレームタイミングおよびフレームタイミング前記ワイヤレスデバイス(250)によって、前記関連SSSにより特定される系列インデックスを検出することにより取得可能である、方法。
  2. 前記関連情報メッセージが関連物理ブロードキャストチャネル(関連PBCH)を含み、前記関連PBCHが関連システム情報をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の同期信号がビーム状態において送信され、かつ前記関連情報メッセージが、前記関連情報メッセージと関連付けられた前記第1の同期信号と同じビーム状態を使用して送信される、請求項1または2に記載の方法。
  4. ネットワークノード(210)およびワイヤレスデバイス(250)が動作するワイヤレス通信ネットワーク(200)において、前記ネットワークノード(210)によって前記ワイヤレスデバイス(250)と前記ネットワークノード(210)との同期のために送信された、第1の同期信号および関連情報メッセージを検出するために、前記ワイヤレスデバイス(250)によって実行される方法であって、
    前記ネットワークノード(210)によって、サブフレーム内の2以上であるN個のOFDMシンボルにおいて、前記N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信された、前記第1の同期信号を検出すること(901)と、
    前記検出された第1の同期信号の前記時間−周波数位置に対して相対的である事前定義済みの時間−周波数位置で、前記第1の同期信号毎に関連付けられている前記関連情報メッセージを検出すること(903)と、
    前記関連情報メッセージにより特定されるインデックスを検出することにより、サブフレームタイミングおよび/またはフレームタイミングを取得すること(904)とを含み、
    前記第1の同期信号が一次同期信号(PSS)であり、かつ前記関連情報メッセージが関連二次同期信号(関連SSS)を含み
    前記関連SSSは、前記関連SSSが前記ネットワークノード(210)によって送信されるOFDMシンボル毎に異なる系列による巡回シフトが適用されており、
    前記サブフレームタイミングおよびフレームタイミングは、前記ワイヤレスデバイス(250)によって、前記関連SSSにより特定される系列インデックスを検出することにより取得される、方法。
  5. 前記関連情報メッセージを検出することが、前記検出された関連情報メッセージの系列を、前記関連SSSにより特定され得る系列のうちの1つと照合することを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記関連情報メッセージが関連物理ブロードキャストチャネル(関連PBCH)を含み、前記関連PBCHが関連システム情報をさらに含む、請求項4または5に記載の方法。
  7. 記フレームタイミングが前記ワイヤレスデバイス(250)によって前記関連システム情報に含まれるインデックスを検出することにより取得される、請求項に記載の方法。
  8. ネットワークノード(210)およびワイヤレスデバイス(250)が動作するように設定されているワイヤレス通信ネットワーク(200)において、前記ワイヤレスデバイス(250)に対し、前記ワイヤレスデバイス(250)と前記ネットワークノード(210)との同期のために第1の同期信号および関連情報メッセージを送信するように設定されている、前記ネットワークノード(210)であって、
    前記第1の同期信号をサブフレーム内の2以上であるN個のOFDMシンボルにおいて、前記N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信することと、
    前記第1の同期信号の送信毎に、OFDMシンボル内の、前記第1の同期信号の前記時間−周波数位置に対して相対的である事前定義済みの時間−周波数位置で、前記第1の同期信号に関連付けられている関連情報メッセージを送信することと
    を行うように設定されており、
    前記第1の同期信号が一次同期信号(PSS)であり、かつ前記関連情報メッセージが関連二次同期信号(関連SSS)を含み
    前記関連SSSは、前記関連SSSが前記ネットワークノード(210)によって送信されるように設定されているOFDMシンボル毎に異なる系列による巡回シフトが適用されており、
    サブフレームタイミングおよびフレームタイミング前記ワイヤレスデバイス(250)によって、前記関連SSSにより特定される系列インデックスを検出することにより取得可能である、ネットワークノード(210)。
  9. 前記関連情報メッセージが関連物理ブロードキャストチャネル(関連PBCH)を含み、前記関連PBCHが関連システム情報をさらに含む、請求項に記載のネットワークノード(210)。
  10. 前記第1の同期信号をビーム状態において送信し、かつ前記関連情報メッセージを、前記関連情報メッセージと関連付けられた前記第1の同期信号と同じビーム状態を使用して送信するようにさらに設定されている、請求項またはに記載のネットワークノード(210)。
  11. ネットワークノード(210)およびワイヤレスデバイス(250)が動作するように設定されているワイヤレス通信ネットワーク(200)において、前記ワイヤレスデバイス(250)と前記ネットワークノード(210)との同期のために、前記ネットワークノード(210)によって送信されるように設定された第1の同期信号および関連情報メッセージを検出するように設定されている、前記ワイヤレスデバイス(250)であって、
    前記ネットワークノード(210)によって、サブフレーム内の2以上であるN個のOFDMシンボルにおいて、前記N個のOFDMシンボルの各々すべてにおける時間−周波数位置で少なくとも1回送信されているように設定された、前記第1の同期信号を検出することと、
    前記検出された第1の同期信号の前記時間−周波数位置に対して相対的である事前定義済みの時間−周波数位置で、前記第1の同期信号毎に関連付けられている前記関連情報メッセージを検出することと、
    前記関連情報メッセージにより特定されるインデックスを検出することにより、サブフレームタイミングおよび/またはフレームタイミングを取得することと
    を行うように設定されており、
    前記第1の同期信号が一次同期信号(PSS)であり、かつ前記関連情報メッセージが関連二次同期信号(関連SSS)を含み
    前記関連SSSは、前記関連SSSが前記ネットワークノード(210)によって送信されるように設定されているOFDMシンボル毎に異なる系列による巡回シフトが適用されており、
    前記ワイヤレスデバイス(250)が、前記関連SSSから特定される系列インデックスを検出することにより、前記サブフレームタイミングおよびフレームタイミングを取得するようにさらに設定されている、ワイヤレスデバイス(250)。
  12. 前記関連情報メッセージを検出することが、前記検出された関連情報メッセージの系列を、前記関連SSSにより特定され得る系列のうちの1つと照合することを含む、請求項11に記載のワイヤレスデバイス(250)。
  13. 前記関連情報メッセージが関連物理ブロードキャストチャネル(関連PBCH)を含み、前記関連PBCHが関連システム情報をさらに含む、請求項11または12に記載のワイヤレスデバイス(250)。
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