JP6418895B2 - インサート成形用金型およびその金型を用いたインサート成形方法 - Google Patents
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Description
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々変更実施可能である。
2 天面(分離した複数の領域の内の一部の領域)
4 側面(一部の領域以外の領域)
10 複合成形体
20 ランナー・ゲート体
21 一次ランナー・ゲート体
22 二次ランナー・ゲート体
40 上部ブロック
41 一次流路
42 二次流路
50 下部ブロック
60 スライドブロック
61 三次流路
62 第1の空間
63 第2の空間
68 キャビティ
68a 一部のキャビティ
68b 他のキャビティ
70 インサート成形用金型
Claims (8)
- 一方向に型締めするブロック内にスライド可能なブロックを持つインサート成形用金型であって、
上部ブロックと、
前記上部ブロックと対向する下部ブロックと、
前記上部ブロックと前記下部ブロックとに挟まれる領域にあって、前記上部ブロックと前記下部ブロックとの型締めの方向と異なる方向にスライド可能な1または複数のスライドブロックと、
前記上部ブロックと前記下部ブロックと前記1または複数のスライドブロックとの間にあって成形品をインサートして形成される少なくとも2つの互いに分離したキャビティと、
前記上部ブロック若しくは前記下部ブロックを貫通して形成され、一部の前記キャビティまで、前記成形品とは異なる未硬化状態の別の材料を流すことのできる1または2以上の一次流路と、
前記上部ブロック若しくは前記下部ブロックを貫通して形成され、前記一部の前記キャビティと分離されている他の前記キャビティまで、前記未硬化状態の別の材料を流すことのできる1または2以上の二次流路と、
前記スライドブロックの少なくとも1つと、そのスライドブロックと対向する別のスライドブロック若しくは前記上部ブロックと前記下部ブロックとに挟まれる領域にあって前記スライドブロックの少なくとも1つと対向しスライドしない固定ブロックとの隙間、あるいは前記スライドブロックの少なくとも1つに形成され、前記二次流路の内側開口部から前記他の前記キャビティまで前記未硬化状態の別の材料を流すことのできる1または2以上の三次流路と、
を備えるインサート成形用金型。 - 前記スライドブロックは、前記成形品を挟んで互いに近づく方向および遠ざかる方向の両方向にスライド可能な一対のブロックである請求項1に記載のインサート成形用金型。
- 前記三次流路は、
前記二次流路に接続する第1の空間と、
当該第1の空間に接続して前記他の前記キャビティにつながる空間であって前記第1の空間よりも平均厚さの小さい第2の空間と、
を含む請求項1または請求項2に記載のインサート成形用金型。 - 前記第1の空間は、それと接する前記二次流路の接続部位よりも幅広に形成されている請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のインサート成形用金型。
- 成形品をインサートして、その成形品の表面に別の材料を成形するためのインサート成形方法であって、
上部ブロックと、
前記上部ブロックと対向する下部ブロックと、
前記上部ブロックと前記下部ブロックとに挟まれる領域にあって、前記上部ブロックと前記下部ブロックとの型締めの方向と異なる方向にスライド可能な1または複数のスライドブロックと、
前記上部ブロックと前記下部ブロックと前記1または複数のスライドブロックとの間にあって前記成形品をインサートして形成される少なくとも2つの互いに分離したキャビティと、
前記上部ブロック若しくは前記下部ブロックを貫通して形成され、一部の前記キャビティまで未硬化状態の前記別の材料を流すことのできる1または2以上の一次流路と、
前記上部ブロック若しくは前記下部ブロックを貫通して形成され、前記一部の前記キャビティと分離されている他の前記キャビティまで、前記未硬化状態の別の材料を流すことのできる1または2以上の二次流路と、
前記スライドブロックの少なくとも1つと、そのスライドブロックと対向する別のスライドブロック若しくは前記上部ブロックと前記下部ブロックとに挟まれる領域にあって前記スライドブロックの少なくとも1つと対向しスライドしない固定ブロックとの隙間、あるいは前記スライドブロックの少なくとも1つに形成され、前記二次流路の内側開口部から前記他の前記キャビティまで前記未硬化状態の別の材料を流すことのできる1または2以上の三次流路と、
を備えるインサート成形用金型を使用し、
前記インサート成形用金型内に前記成形品をインサートするインサート工程と、
前記複数のスライドブロックの少なくとも1つを前記成形品に向かってスライドさせるスライド工程と、
前記上部ブロックと前記下部ブロックとの間を型締めする型締め工程と、
前記一次流路から、一部の前記キャビティに前記未硬化状態の前記別の材料を供給すると共に、前記二次流路から前記三次流路を経て、他の前記キャビティに前記未硬化状態の別の材料を供給する供給工程と、
前記未硬化状態の別の材料を硬化する硬化工程と、
を含むインサート成形方法。 - 前記成形品を、一方側を開口し、その反対側を閉じた面とする筐体とし、
前記供給工程は、前記一次流路から、前記筐体の前記閉じた面に前記未硬化状態の前記別の材料を供給すると共に、前記二次流路から前記三次流路を経て、前記筐体の側面に前記未硬化状態の別の材料を供給する工程である請求項5に記載のインサート成形方法。 - 前記成形品は、主に熱可塑性樹脂若しくは熱硬化性樹脂から成り、
前記別の材料は、ゴム状弾性体である請求項5または請求項6に記載のインサート成形方法。 - 前記別の材料をシリコーンゴムとする請求項7に記載のインサート成形方法。
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