JP6418512B2 - 長尺形材を鋸引きするための方法及び長尺形材をクロスカットするための機械 - Google Patents

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Description

本発明は、長尺形材を鋸引きするための方法に関する。この方法では、丸鋸の環状の外周に沿って歯が配置されている丸鋸が回転し、この丸鋸が自由に回転する位置から長尺形材の外壁へとずらされ、ゼロ位置歯が最初の歯として外壁材料に切り込む。
本発明はまた長尺形材の断片をクロスカットするための機械に関する。この機械は長尺形材のための保持具と、丸鋸の環状の外周に沿って歯が配置されている丸鋸と、保持具方向へ丸鋸を送る送り装置とを備えている。
長尺形材の断片をクロスカットする方法及びそのために使用される機械は、従来技術では管切断機の形で当然ながら十分に公知である。
上述の管切断機で不都合なことは、使用される円形の鋸刃自身が、方向性品質が高い場合、それほど正確に平坦には形成されず、横方向の振れが見られることである。管切断機内で丸鋸が回転する場合、上記の振れによって鋸歯が、丸鋸回転軸に沿って同じように前後にいくらか飛ぶ。またどの歯が最初の歯として管の外壁に当たるのかは偶然に生じる。これは特に、方向性品質が高い場合に簡単に鋸刃が側方に可動であり、すでに最初の歯が小さな鋸溝を長尺形材の外壁に切削し、それによって後続の鋸引き過程のための鋸溝の方向が実質的に決まるため不都合である。歯の横方向の振れによって、不都合にも鋸溝が傾斜してしまう。鋸刃は静的なものではなく、温度、負荷及び摩耗によって変化する。
特許文献1では、その周囲に沿ってダイアモンド体が備えられた環状の鋸刃が開示されている。円周方向に連続する2つのセクタがそれぞれ1つの軸振れ偏差エリアを形成し、連続する軸振れ偏差エリアが、中心面から見て異なった側に向けられている。
特許文献2では、機械鋸が開示されている。ここでは、形材が常に垂直方向に挟み込まれた後端とその前範囲との間でトラッキングレベルで定義された状態になるよう、形材の段階的なトラッキング中に転がり摩擦の下で、挟み込まれた後端の段階的なトラッキング運動が妨げられずに同時に最適なサポートが保証されるように支えられる。
特許文献3は、連続する材料ピースを収容するための機械に関する。この機械は往復台ユニット及び所与の経路を往復運動するための往復台ユニット用装置と、切刃及び切刃をキャリアに支承する装置とを備え、切刃を動かすための装置が半径方向内側へ軸に向かって備えられ、切刃がこの軸の周りを回転し、上述の経路を切断し、それによって切刃がこの経路切断中に、直線上を、上述の経路に対して横向きに動く。
独国特許出願公開第102006000297号明細書 独国特許第4308032号明細書 独国特許第69103033号明細書
本発明の課題の第一の観点は、可能な限り垂直に長尺形材を切断することを可能にする、長尺形材の断片をクロスカットするための方法を提供することであり、及び本発明の課題の第二の観点は、長尺形材の外壁を可能な限り垂直に切断することを可能にする機械を提供することである。
第一の観点の課題は、請求項1の特徴によって特徴づけられた、冒頭に上げられた方法によって解決される。
長尺形材とは、好ましくは金属製又は主として金属からなる、管又は中実形材であると理解される。これらは長手方向に対して垂直の断面が環状であることが好ましいが、しかしまた他の断面も考え得る。
本発明により、丸鋸の自由回転中に歯の横方向の振れが特定され、及び横方向の振れが最小の歯が、好ましくは横方向の振れが全くない歯が特定され、及び特定された歯がゼロ位置歯として使用される。
本発明は、ほとんどすべての場合で、丸鋸が両方向に、理想的なゼロ位置から外へ曲がっているという考えを使用する。いくつかの鋸歯は、右側又は左側への横方向の振れを有している。すなわち丸鋸回転時は、ゼロ位置からの最小の偏差を備えた少なくとも1つの、実際にはそれどころか少なくとも2つの歯で、横方向の振れが最小か、好ましくはまったく横方向の振れを備えていない。本発明はさらに、自由回転中の丸鋸の歯の横方向の振れを本来の切削過程の直前に特定すること、及び横方向の振れが最小の歯を特定すること、及び特定した歯をゼロ位置歯として使用すること、つまりまさにそのゼロ位置歯を最初の歯として、本来の切削過程中に長尺形材の外壁の材料に切り込ませる、という考えを使用する。ゼロ位置歯によってすでに約0.05mm〜0.35mmの小さい鋸溝が外壁にできているため、鋸溝の方向が決まり、丸鋸が柔軟であるために、回転軸に沿ってさらなる切削過程のために鋸溝全体の方向が決まる。本発明は長尺形材の長手方向に対して鋸溝をほぼ垂直に、好ましくは正確に垂直に切り込むことを可能にする。長尺形材の長手方向と丸鋸の回転軸は、好ましくは互いに平行に配置されている。
長尺形材は、好ましくは中実形材又は管であり、好ましくは金属製形材である。
好都合には、自由回転中に連続した横方向の歯の振れが、位置が固定された間隔センサと比較して測定され、及び連続して丸鋸の角度位置が測定され、及び測定値から、丸鋸の横方向の振れ・角度位置グラフが特定され、このグラフから横方向の振れが最小の歯が特定される。丸鋸が通常右及び左の横方向の振れを示すため、グラフは少なくとも2つのゼロ交差を備えている。好ましくはグラフのゼロ交差の角度位置が特定され、及びこの角度位置に付属している丸鋸のゼロ位置歯が算出される。ゼロ位置歯は最初の歯として、長尺形材の外壁に切り込む。
本発明による方法は、制御された鋸引き過程を前提としている。丸鋸の位置は、好ましくは従来技術で公知のNC制御を使用して特定され、丸鋸は同じくNC制御された送り運動で長尺形材の外壁の方向に送られる。鋸刃駆動も送り運動駆動もそれぞれ1つのNC軸である。
間隔センサは、送り運動中も丸鋸の回転軸に対して間隔を一定に保って位置決めされ、及び理想的なゼロ位置からのセンサの距離が知られており、あらかじめ設定される。そのために、好ましくは丸鋸のゼロ位置が算出される。好ましくは送り運動と丸鋸の回転が、横方向の振れが最小の歯がゼロ位置歯になるように制御される。
好ましくは、鋸引きに後続する別の長尺形材の鋸引きの前に、横方向の振れが最小の歯を特定し、ゼロ位置歯として使用する。ゼロ歯は鋸引き過程ごとに変わる。なぜなら鋸刃は静的ではなく、温度、負荷、摩耗によって、鋸引き過程ごとにいくらか変化し得るからである。これによって最適な切断が各鋸引き過程ごとに得られる。
好都合には、後続の鋸引きのために、鋸のゼロ位置歯が、最も広く間隔を空けて後続するゼロ位置歯に特定される。直接連続する鋸引き過程のゼロ歯は、わずかに、少ない数の歯だけ、又はただ1つの歯だけずれているか、又は歯がまったくずれていない。一般に鋸刃1枚当たり2つのゼロ歯があるため、ゼロ歯は交互に使用されるか、又は少なくとも使用されるゼロ位置歯から最も遠く離れたゼロ位置歯が直接連続する鋸引き過程で使用される。
第二の観点の課題は、請求項7の特徴により特徴づけられた、冒頭に上げられた機械によって解決される。
本発明によれば、回転軸に沿って側方に、丸鋸の歯の隣に間隔センサが配置されている。このセンサは丸鋸の刃の方に向けられており、刃の横方向の振れを丸鋸の自由回転中に測定し、間隔センサと接続されて間隔センサの測定値を送ることが可能な評価装置を備えている。
間隔センサは、好ましくは回転軸に対して調節可能であり、特に回転軸に対して垂直に調節可能に配置されている。間隔センサは、所与の丸鋸タイプにより、丸鋸の厚みの半分超の間隔を空け、長手方向に側方へずらされ、通り過ぎる丸鋸の歯の隣になるよう、配置されている。丸鋸の回転軸及び長尺形材の長手方向は、好ましくは互いに平行に配置されている。
間隔センサと回転軸との間隔は、丸鋸タイプに適合される。
本発明による機械の好ましい一実施形態では、角度測定装置が丸鋸の回転位置のために備えられ、この角度測定装置が評価装置と接続され、この評価装置で丸鋸の横方向の振れ・角度位置グラフが計算可能であり、及びこのグラフを使ってゼロ位置歯が決定可能である。本発明による機械はしたがって、横方向の振れ・角度位置グラフのゼロ位置を特定することで、横方向の振れなしの角度位置が特定され、及び角度位置に割り当てられた歯が特定され、この歯がゼロ位置歯として選択されることを可能にする。そのために、好ましくは丸鋸回転のため及び送り運動のための制御が備えられ、長尺形材の外壁の材料に切り込むゼロ位置歯を最初の歯として選択する。
好都合には、後続の鋸引きのために、鋸引きのゼロ位置歯から最も間隔を空けた位置にある後続のゼロ位置歯を特定する制御を許容する。ゼロ歯を切り替えることにより、その摩耗が減少される。
上述のすべての機械は、前述の方法の1つ又は複数を実施するために適している。
本発明は、実施例を使用して3つの図で説明される。
横方向の振れのある3つの異なった回転位置で保持具内に入れられた丸鋸の模式的側面図である。 図1の丸鋸の横方向の振れ・角度位置グラフである。 さまざまな鋸溝を備えた金属管の図である。
図1は円形の周囲に沿った丸鋸2を備えた保持具1の側面図である。丸鋸2は、図1には図示していない管切断機の一部である。丸鋸2は、地面側が図1で金属管3の上方に位置決めされている。丸鋸2は、図1には図示していない管切断機の構成要素である。丸鋸2は、NC制御されている。保持具1の角度位置、及び保持具1内で保持具に対して回転しないよう固定されて挟み込まれた丸鋸2の角度位置は、NC制御によって特定可能である。さらにNC制御により、保持具1の送り運動によってクロスカットしたい金属管3の前に丸鋸2を押し出すことが可能である。送り運動方向Vは、ここではクロスカットしたい金属管3の長手方向Lに対して垂直に配置されている。送り運動中、丸鋸2は最初金属管3と接触せずに自由に回転しているが、丸鋸2の歯6が金属管3と接触して鋸引き法の本来の切削過程が始まるまで前に押し出される。
図1に示された丸鋸2は、市販のほとんどの丸鋸2と同様、いわゆる横方向の振れdを有している。横方向の振れdとは、理想的で平坦な丸鋸2の形状からの偏差であると理解される。丸鋸2は、正しく保持具1内に挟み込まれている場合でも、どの角度位置でも金属管3の外壁に対して正確に垂直に向けられるわけではなく、丸鋸2の角度位置αによって、外壁に最も近い歯6が横方向の振れdを、すなわちゼロ位置からの偏差を備えている。ゼロ位置は垂直線によって決まり、この垂直線は理想的に平坦な丸鋸2の保持具1内に固定された位置によって決まる。横方向の振れのない丸鋸2のゼロ位置は、図1では点線で描かれた丸鋸2で示されている。
さらに、図1には同じ丸鋸2の2つの角度位置αが、直線で描かれた丸鋸2で示されている。直線で描かれた丸鋸2は、横方向の振れdによって目立っている。丸鋸2の隣には、丸鋸2回転軸の方向にずらされて間隔センサ4が備えられている。この場合これは誘導式間隔センサ4で、歯6と間隔センサ4との間隔は0.1マイクロメータの範囲で正確に決められている。間隔センサ4により1.0ミリ秒毎に測定値を記録することが可能になり、その結果丸鋸2の回転数が300rpmで1回転当たり約200の測定点が得られる。間隔センサ4は、丸鋸2の歯6の理想的なゼロ位置からの距離を測定するように調整されている。制御に応じて、もっと短いサイクルも可能である。
図2は、丸鋸2が完全に回転する際の、丸鋸2の角度位置αに応じた横方向の振れdの原理曲線を示している。図2に示されたグラフは記録された測定値の補間によって生じる。図2は、特に、4つの異なる角度位置α1、α2、a3、a4に対して横方向の振れdが存在しないこと、すなわちこの角度位置α1、α2、a3、a4において、間隔センサ4の横をかすめる歯6が横方向の振れdを備えていないことを示している。横方向の振れdが最小であるか又は全くない歯6は、ここではゼロ歯Z1、Z2、Z3、Z4として示されている。図示されていない評価装置により、ゼロ歯Z1、Z2、Z3、Z4の1つが、切削過程中に、最初の歯6として、金属管3の外表面に当たり、金属管3の外表面の材料が削られるように、丸鋸2を制御することが可能になる。歯6当たりの送り運動は、送り運動方向Vに約0.05〜0.35mmである。最初の歯6が金属管3に鋸溝7方向をあらかじめ設定するので、この歯6が横方向の振れdを備えていないことは、正確に正方形の断面が金属管3の外壁に設けられるために決定的である。丸鋸2は側方に簡単に曲がりやすいため、最初の歯6によってあらかじめ設定された鋸溝7の方向は、鋸溝7の全体方向を決める。
図3は、1つの金属管3に描かれた2つの考え得る鋸溝7、8を示している。鋸溝8は、従来の方法で丸鋸2によって生じさせられ、そのゼロ位置歯Z1、Z2、Z3、Z4が横方向の振れdを備え、破線で描かれた第二の鋸溝7は切削工程で生じさせられ、ここではゼロ位置歯Z1、Z2、Z3、Z4が横方向の振れdを備えていない。
1 保持具
2 丸鋸
3 金属管
4 間隔センサ
6 歯
7 鋸溝
8 鋸溝
α 角度
α1 角度位置
α2 角度位置
α3 角度位置
α4 角度位置
d 横方向の振れ
V 送り運動方向
L 長手方向
Z1 ゼロ位置歯
Z2 ゼロ位置歯
Z3 ゼロ位置歯
Z4 ゼロ位置歯

Claims (9)

  1. 丸鋸(2)の環状の外周に沿って配置されている歯(6)を備えた丸鋸(2)が自由に回転されることで長尺形材(3)を鋸引きする方法であって、前記丸鋸(2)が自由回転位置から前記長尺形材(3)の外壁へと押し出され、及びゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)が前記歯(6)の最初の歯として外壁材料に切り込む方法において、前記丸鋸(2)の自由回転中に歯(6)の横方向の振れ(d)が特定され、及び横方向の振れ(d)が最小の歯(6)が特定され、及びゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)として使用され
    前記ゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)は、前記丸鋸(2)が回転する際の前記丸鋸(2)において、横方向の振れ(d)が最小である角度位置(α1、α2、α3、α4)に対応する前記歯(6)である、
    ことを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記歯(6)の横方向の振れ(d)が、回転中に位置が固定された間隔センサ(4)によって連続的に測定され、及び前記丸鋸(2)の角度位置(α)が連続的に測定され、前記丸鋸(2)の横方向の振れ・角度位置グラフが特定され、及びグラフから横方向の振れ(d)が最小の歯(6)が特定されることを特徴とする方法。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、前記丸鋸(2)の送り運動及び回転が、最小の横方向の振れ(d)を備えている前記歯(6)がゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)になるよう制御されることを特徴とする方法。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の方法であって、前記丸鋸(2)のゼロ位置が算出されることを特徴とする方法。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の方法であって、鋸引きに後続する別の長尺形材(3)の鋸引きの前に、横方向の振れ(d)が最小の歯(6)が特定され、及びゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)として使用されることを特徴とする方法。
  6. 請求項1〜5のうちのいずれか一項に記載の方法であって、後続の鋸引きのために鋸引きのゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)から最も距離の離れた後続ゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)が決められることを特徴とする方法。
  7. 長尺形材(3)を断片にクロスカットするための機械であって、前記丸鋸(2)の環状の外周に配置されている歯(6)を備えた前記丸鋸(2)と、前記丸鋸(2)を保持する保持具(1)とを備え、前記丸鋸(2)の送り運動方向(V)が前記長尺形材(3)の長手方向に対して垂直である機械において、回転軸に沿って側方に、前記丸鋸(2)の前記歯(6)の隣に配置されている間隔センサ(4)が前記丸鋸(2)の前記歯(6)の方に向けられており、及び該間隔センサが前記歯(6)の横方向の振れ(d)を前記丸鋸(2)の自由回転中に測定し、前記間隔センサ(4)と接続された評価装置に前記間隔センサ(4)の測定値が供給可能であり、
    前記丸鋸(2)の回転位置のための角度測定装置が、前記評価装置と接続され、該評価装置によって前記丸鋸(2)の横方向の振れ・角度位置グラフが計算可能であり、及び該グラフを使ってゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)が決定可能であり、
    前記ゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)は、前記丸鋸(2)が回転する際の前記丸鋸(2)において、横方向の振れ(d)が最小である角度位置(α1、α2、α3、α4)に対応する前記歯(6)である、
    ことを特徴とする機械。
  8. 請求項7記載の機械であって、前記丸鋸(2)の回転及び送り運動のための制御が、前記長尺形材(3)の外壁の材料に切り込む前記ゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)を最初の歯(6)として選択することを特徴とする機械。
  9. 請求項7又は8に記載の機械であって、前記制御が、後続の鋸引きのために前記鋸引きの前記ゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)から最も距離の離れたゼロ位置歯(Z1、Z2、Z3、Z4)を決めることを特徴とする方法。
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