JP6418239B2 - 電力供給装置および電力供給方法 - Google Patents

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Description

本開示は、外部電力系統と電池モジュールの出力電力とを利用することが可能な電力供給装置および電力供給方法に関する。
外部電力系統(商用電源、グリッド等と称される)の電力供給量が事故等によって減少したり、電力需要量が季節的に増加したりすると、電力供給量に対して電力需要量が大きくなり、突発的な停電のおそれが生じることがある。それ以外にも、集中豪雨、落雷などの災害により停電になることが想定される。
従来では、コンピュータや周辺機器に対して停電等の電力障害が発生した時に、電力を供給する無停電電源装置(Uninterruptable Power Supply:以下、UPSと適宜称する)を用いることが知られている。しかしながら、従来のUPSは、短時間の停電に対して有効であり、コンピュータ、周辺機器に対して一時的に電力を供給する程度のものであった。したがって、大規模で、且つ長時間の停電の発生時に家庭内の電力を供給するのには不十分であった。さらに、UPSは、停電時に動作するもので、例えば家庭における外部電力系統の使用量を低減する用途には使用できない問題があった。
最近では、より大きな容量の家庭用の蓄電装置が実用化されている。家庭用の蓄電装置を活用することによって、停電時の電力供給を確保し、外部電力系統の電力需要量、電力使用量を削減することが可能である。例えば外部電力系統からの交流電力の供給を減少させ、不足する電力を蓄電装置によって補うことが考えられる(下記の特許文献1参照)。さらに、家庭内の電力需要が増加し、電力供給事業者との間の契約している契約電力を超え、ブレーカーが作動して電力が遮断されるおそれが生じる。そのような場合に、蓄電装置の出力電力を供給することによって、契約電力を超えるような事態を回避することができる。
電池モジュールの直流出力を交流電源に変換するために、通常、DC−ACインバータが使用される。UPSの場合、UPSに接続することができる負荷(機器)の最大値が定格容量として規定されている。さらに、UPSが備える電池モジュールの容量(V/Ah)が規定されている。例えばDC12V/7.2Ahの表記は、DC12V/7.2Aを1時間流し続けることを表している。
過負荷に対しては、保護が働くようになされる。過負荷は、負荷率が100%を超えることである。負荷率とは、UPSの定格出力容量に対する負荷容量の比率のことである。通常の動作は、負荷率が100%以下の範囲の動作である。停電時のバックアップ時間は、負荷率が低いほど長いものとできる。一般的に、予想される負荷を考慮してUPSの定格容量が設定されている。しかしながら、最近の家庭においては、電磁調理器等の大消費電力機器の使用の可能性が増加しており、過負荷が発生する可能性が増えている。
過負荷に対する保護動作の一例としてバイパス回路を使用するものがある。バイパス回路は、UPS系統の代わりに系統交流電力を負荷に直送するために設けられている。過負荷に対する保護に加えて、バイパス回路は、メンテナンス時にも使用される。
UPSに備えられている電池モジュールには、過大な放電電流によってバッテリがダメージを受けることを防止するために、放電電流を遮断するための半導体スイッチング素子(例えばFET(Field Effect Transistor)が接続されている。さらに、過大な放電電流が流れる場合には、ヒューズが溶断するような構成とされている。
特開2013−233070号公報
従来のUPS等では、DC−ACインバータの過負荷耐量、瞬時過負荷耐量を考慮して過負荷保護対策を行うようにしている。しかしながら、電池モジュールの過電流保護についての考慮がされていないことに起因して、瞬停が発生してしまう問題があった。
したがって、本開示の目的は、電池モジュールの過電流保護を考慮して過負荷保護を行うことによって、瞬停の生じるおそれを低くすることができる電力供給装置および電力供給方法を提供することにある。
開示は、負荷電流が所定値より大きい過負荷状態で短時間、出力を発生した後に負荷との接続が切り離される過電流保護機能を有する蓄電モジュールと、
短時間所定の負荷電流を供給可能な瞬時過負荷耐量が設定され、蓄電モジュールの出力を交流電力へ変換するDC−ACインバータと、
交流電力を直送するバイパス回路と、
負荷電力とモード切り換えのしきい値の比較によって、DC−ACインバータの出力を負荷に供給する放電モードとバイパス回路の出力を負荷に供給するバイパスモードとを切り換えるコントローラとを備え、
モード切り換のしきい値は、蓄電モジュールが過負荷状態で、且つDC−ACインバータの瞬時過負荷耐量以下の条件でモード切り換えが行われるように設定された電力供給装置である。
本開示は、負荷電流が所定値より大きい過負荷状態で短時間、出力を発生した後に負荷との接続が切り離される過電流保護機能を有する蓄電モジュールと、短時間所定の負荷電流を供給可能な瞬時過負荷耐量が設定され、蓄電モジュールの出力を交流電力へ変換するDC−ACインバータと、交流電力を直送するバイパス回路と、負荷電力とモード切り換えのしきい値の比較によって、DC−ACインバータの出力を負荷に供給する放電モードとバイパス回路の出力を負荷に供給するバイパスモードとを切り換えるコントローラとを備える電力供給装置による電力供給方法において、
モード切り換のしきい値は、蓄電モジュールが過負荷状態で、且つDC−ACインバータの瞬時過負荷耐量以下の条件でモード切り換えが行われるように設定される電力供給方法である。
少なくとも一つの実施形態によれば、蓄電モジュールの出力が可能な状態でバイパスモードへの切り換えがなされるので、切り換え時に電力供給が断たれることによる瞬停を防止することができる。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であっても良い。
本開示による電力供給装置の一実施の形態のブロック図である。 本開示の一実施の形態の第1の動作モードの説明に使用するブロック図である。 本開示の一実施の形態の第2の動作モードの説明に使用するブロック図である。 本開示の一実施の形態の第3の動作モードの説明に使用するブロック図である。 本開示の一実施の形態の第4の動作モードの説明に使用するブロック図である。 本開示の一実施の形態の第5の動作モードの説明に使用するブロック図である。 本開示の一実施の形態の動作説明に使用するフローチャートである。 本開示の一実施の形態の過負荷保護動作の説明に使用するグラフである。 本開示の一実施の形態の過負荷保護動作の説明に使用するグラフである。 本開示の電力供給装置の応用例のブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本開示の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本開示の範囲は、以下の説明において、特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの実施の形態に限定されないものとする。
本開示の説明は、以下の順序にしたがってなされる。
<1.一実施の形態>
<2.応用例>
<3.変形例>
<1.一実施の形態>
「電力供給装置の構成」
図1を参照して本開示による電力供給装置(電源システム)について説明する。電力供給者の発電所にて発電した電力が図示しない送電網、配電網を介して家庭の電力量計に供給され、電力量計から図1における外部電力系統(商用電力)入力端子1に交流電力が供給される。なお、家庭における電力制御について説明するが、家庭に限らず、複数の家(コミュニティー)、ビル、工場等の電力供給の面で区画されたエリアであれば、本開示を適用することができる。
一般的に、屋外の配電線から引き込み線を通じて建物内に電力線が導入され、電力線が電力メータに接続される。電力メータの出力側に分電盤が接続される。分電盤からの屋内配線に対して電気機器が接続される。例えば本開示による電力供給装置は、電力メータと分電盤との間に設けられる。一般的な住宅の場合、単相3線式であり、中央の中性線と2本の電圧線の3本の電線を使用する。中性線と一方の電圧線を利用して100Vの電圧を利用でき、2つの電圧線を利用して200Vの電圧を利用できる。なお、本開示は、2線式に対しても適用できる。
商用電力がスイッチSW1およびSW2を介して交流電力供給端子2に供給される。スイッチSW1が分電盤のブレーカの場合もある。交流電力供給端子2に対して屋内電力網が接続される。例えば図示しないが、交流電力が配電盤(分電盤を含む)に供給され、配電盤から導出された電力線およびコンセントを通じて電子機器群の各電子機器に対して電力が供給される。通常、一つのコンセントに接続される電子機器の最大電力が1500Wと規定されている。電子機器群の例は、空調装置、冷蔵庫、照明器具、洗濯機、テレビジョン受信機等である。
商用電力がスイッチSW1を介してAC−DCコンバータ3に供給される。AC−DCコンバータ3は、商用電力から直流電力を形成する。AC−DCコンバータ3の出力直流電力がDC−ACインバータ4に供給される。DC−ACインバータ4は、商用電力と同様のレベル、位相および周波数の交流電力を形成する。DC−ACインバータ4の出力交流電力がスイッチSW3を介して交流電力供給端子2に取り出される。スイッチSW1,SW2,SW3は、コントロール信号によってオン/オフが制御されるものである。
AC−DCコンバータ3の出力側とDC−ACインバータ4の入力側との間に充電回路5を介して蓄電装置例えば電池モジュール6が接続される。電池モジュール6として、例えば8本の円筒状リチウムイオン二次電池を並列接続して電池ブロックを構成し、16個の電池ブロックを直列接続して共通のケース内に収納した構成を使用することができる。電池モジュール6に限らず、電気二重層、大容量キャパシタ等からなる蓄電装置を使用しても良い。AC−DCコンバータ3の出力直流電力が充電回路5を通じて電池モジュール6を充電する。なお、電池モジュール6として、定置型に限らず、電動車両で使用されるものでも良い。
電池モジュール6の出力直流電力が放電回路としての昇圧回路7を介してDC−ACインバータ4に供給される。昇圧回路7は、電池モジュール6の出力直流電圧を昇圧するものである。昇圧回路7によって、より高い電圧をDC−ACインバータ4に入力することができ、DC−AC変換の効率を向上させることができる。昇圧回路7としては、例えばDC−DCコンバータを使用することができる。なお、昇圧回路7を設けることは、必須ではなく、電池モジュール6の放電路を設ければ良い。
電源システムを制御するためのコントローラ8が設けられている。コントローラ8は、主として電池モジュール6の充放電を制御するためのBMU(バッテリマネージメントユニット)9と、負荷側の情報を受け取り、動作モード切り換えのためのコントロール信号を生成するEMU(エネルギーマネージメントユニット)10とを有する。BMU9とEMU10のそれぞれには、マイクロコントロールユニットが含まれ、BMU9とEMU10の間で通信がなされる。
BMU9は、電池モジュール6の状態(残容量、電池電圧、電池温度等)を監視し、適切な充放電動作が行われるように、充電回路5および昇圧回路7を制御する。BMU9が取得した電池モジュール6の残容量の情報は、EMU10に伝送され、EMU10の動作モードの切り換えに使用される。EMU10がスイッチSW1,SW2,SW3を制御し、AC−DCコンバータ3およびDC−ACインバータ4を制御する。なお、これらの回路に対する制御は、例えば回路の動作電源のオン/オフによってなされる。
EMU10に対しては、ピークシフト指令が供給される。ピークシフト指令は、屋内における消費電力の合計電力(負荷電力)が比較的高くなる時間帯において自動的に発生する。ユーザの設定した時間帯においてピークシフト指令が発生するようにしても良い。さらに、屋内電力を監視するモニタリング部を設け、屋内電力が所定電力を超えそうとなるとピークシフト指令を発生するようにしても良い。一例として、事業者と契約している契約電力を屋内電力が超えるおそれが発生すると、ピークシフト指令が発生する。さらに、電力事業会社が発生する電力制限指令に応じてピークシフト指令を発生することも可能である。なお、本例では、BMU9およびEMU10が別々の構成として記載されているが、これらを一つのマイクロコンピュータ等で実現し、一体化しても良い。
「動作モード」
本開示においては、コントローラ8の制御によって、下記の動作モード(運転モード)が可能とされている。
第1の動作モード:図2に示すように、AC−DCコンバータ3およびDC−ACインバータ4を通って形成される商用電力AC1のみが負荷に供給されると共に、AC−DCコンバータ3が出力する直流電源DC1によって電池モジュール6が充電される。スイッチSW1およびSW3がオンとされ、スイッチSW2がオフとされる。なお、スイッチSW2を含む経路は、バイパス回路(バイパス系統)である。定格の範囲内の動作時には、スイッチSW2がオフのままである。さらに、充電回路5がオンとされ、昇圧回路7がオフとされる。このような第1の動作モードのことを充電優先モードと呼ぶ。
第2の動作モード:図3に示すように、AC−DCコンバータ3およびDC−ACインバータ4を通って形成される商用電力AC1と、電池モジュール6の出力を昇圧し、DC−ACインバータ4によって形成する交流電力AC2とを混合する。混合は、AC−DCコンバータ3の出力側において、直流信号によってなされる。スイッチSW1およびSW3がオンとされ、スイッチSW2がオフとされる。さらに、充電回路5がオフとされ、昇圧回路7がオンとされる。このような第2の動作モードのことを放電優先混合モードと呼ぶ。
第3の動作モード:図4に示すように、電池モジュール6の出力のみを使用する。電池モジュール6の出力を昇圧し、DC−ACインバータ4によって形成する交流電力AC2を交流電源出力とする。UPSと同様の動作を行うもので、停電時等に有効な動作モードである。停電時に限らず、夜間電力のような比較的安価な電力によって電池モジュール6を充電する場合にも、放電指令に応じて第3の動作モードの運転がなされる場合がある。スイッチSW1およびSW3がオンとされ、スイッチSW2がオフとされる。さらに、AC−DCコンバータ3および充電回路5がオフとされ、DC−ACインバータ4および昇圧回路7がオンとされる。このような第3の動作モードを放電優先モードと呼ぶ。
第4の動作モード:図5に示すように、充電優先モードと、放電優先混合モードとが負荷電力に応じて両方存在する動作モードである。すなわち、予めしきい値電力が設定される。負荷電力がしきい値電力より少ない場合には、AC−DCコンバータ3およびDC−ACインバータ4を通って形成される商用電力AC1のみが負荷に供給されると共に、AC−DCコンバータ3の直流電源DC1によって電池モジュール6が充電される。負荷電力がしきい値電力以上の場合には、商用電力AC1と、電池モジュール6の出力を昇圧し、DC−ACインバータ4によって形成する交流電力AC2とを混合する。混合は、AC−DCコンバータ3の出力側において、直流信号によってなされる。スイッチSW1およびSW3がオンとされ、スイッチSW2がオフとされる。さらに、充電優先モードでは、充電回路5がオンとされ、昇圧回路7がオフとされる。放電優先混合モードでは、充電回路5がオフとされ、昇圧回路7がオンとされる。このような第4の動作モードをピークシフトモードと呼ぶ。
第5の動作モード:図6に示すように、入力商用電力AC0をそのまま交流電力供給端子2に取り出す動作モードである。スイッチSW1およびSW2がオンとされ、スイッチSW3がオフとされる。各回路の動作状態は、オンとされている。このような第5の動作モードをバイパスモードと呼ぶ。何らかの異常が検出されると、自動的にバイパスモードに切り替わる。そして、異常が解消されると、元の動作モードに自動的に復帰する。
バイパスモードの変形として、電池モジュールの交換、ファンの点検等の保守のための保守バイパスモードが可能とされている。保守バイパスモードは、AC−DCコンバータ3、DC−ACインバータ4、充電回路5、昇圧回路7等の各部の電源をオフとして、入力商用電力AC0をそのまま交流電力供給端子2に取り出す動作モードである。
「コントローラの制御」
上述の動作モードは、電池モジュール6の残量に応じてコントローラ8によって選択される。一例として上述した放電優先モードからバイパスモードに切り換える場合の処理について、図7のフローチャートを参照して説明する。
ステップST1:負荷電力値が判定される。負荷電力値P=0であれば、休止状態(ステップST2)となる。
ステップST3:電池残量が適正範囲かどうかが調べられる。電池電圧Vが設定された最小値Vmin と最大値Vmax の間の値の場合は、適正と判定される。残量は、SOC(State Of Charge)によって判定しても良い。
ステップST4:ステップST3において、V>Vmax の場合には、適正範囲か否かを検出回路の検出結果を参照して確認し、電池残量が適正範囲外にあればステップST5
(充放電停止)に移行する。適正範囲の場合には、処理がステップST1に戻る。
ステップST5:ステップST4において、電池残量が適正範囲でないと判定されると、電池モジュール6の充放電が停止される。
ステップST6:AC−DCコンバータ3およびDC−ACインバータ4が起動される。
ステップST7:電池モジュール6から電力を供給するか否かが判定される。電力供給を行わない場合、処理がステップST5(充放電の停止)に移る。
ステップST8:電池モジュール6から電力を供給すると判定されると、電池モジュール6から負荷に対して電力が供給される。
ステップST9:負荷電力値がしきい値TH1より大か否かが判定される。すなわち、過負荷か否かが判定される。負荷電力値がしきい値TH1以下の場合には、ステップST7(電池モジュール6から電力を供給するか否かの判定)に処理が戻り、電力供給が継続する。
ステップST10:ステップST9において、負荷電力値がしきい値TH1より大と判定されると、バイパス回路(バイパスモード)へ切り換えられる。
ステップST11:バイパス回路(スイッチSW2)を通じて商用電力が負荷に対して供給される。
ステップST12:負荷電力値がしきい値TH2以下か否かが判定される。すなわち、過負荷でない定格動作の範囲内か否かが判定される。負荷電力値がしきい値TH2より大の場合には、ステップST11(商用電力を供給)に処理が戻る。
ステップST13:ステップST12において、負荷電力値がしきい値TH2以下と判定されると、電池モジュール6の残量が適正範囲か否かが判定される。残量が適正範囲内の場合、ステップST15において元の動作モード(運転モード)に切り換えた後にステップST8(負荷電力の供給)に処理が戻る。
ステップST14:ステップST13において、電池モジュール6の残量が適正範囲でないと判定されると、休止する。
上述したしきい値TH1は、放電優先モードからバイパスモードへの切り換えを行う場合の判定のしきい値であり、しきい値TH2は、バイパスモードから放電優先モードへ復帰する場合の判定のしきい値である。通常、しきい値TH1>TH2とされている。
図8を参照して電池モジュール6の出力特性の一例について説明する。図8の縦軸が時間(秒)であり、横軸が負荷電流(放電電流)である。負荷電流の単位は、Cである。1Cとは、公称容量値のセルを定電流放電して、1時間で放電終了となる電流値のことである。例えば2Ahの公称容量値のセルの場合、1C=2Aである。
一般的なリチウムイオン二次電池をセルとして使用する電池モジュール6の場合、2C程度までの負荷電流は、通常出力の領域である。2C〜3Cの範囲は、大電力出力の領域である。3Cを超える負荷電流は、過負荷領域である。過負荷領域において、電池モジュール6が数秒(例えば2〜3秒)間、負荷電流を出力できる。さらに、4Cを超えてほぼ5Cまでの領域は、瞬間値最大出力の領域であり、出力できる時間が1秒以下となる。そして、負荷電流が5Cとなると、過電流保護が働き、保護用のFETがオフして負荷との接続が切り離される。この過電流保護によって、電池の過負荷による異常加熱を防止することができる。さらに、大きな負荷電流が流れるような異常状態では、ヒューズが遮断する。したがって、図8に示す特性の電池モジュール6を使用した場合、5Cより低い負荷電流であれば、短時間の出力が可能である。
図9を参照して過負荷時の保護について説明する。図9の縦軸が時間(秒)であり、横軸が負荷率である。上述したように、負荷率とは、定格出力容量に対する負荷容量の比率のことである。定格範囲内の動作は、負荷率が100%以下の範囲の動作である。例えば定格出力が3.5kWのDC−ACインバータ4が使用されている。DC−ACインバータ4の瞬時過負荷耐量が例えば6kW(負荷率=170%)とされている。
電池モジュール6は、負荷電流が3C以上で過負荷領域となり、過負荷領域ではコントローラ8(BMU9)の過電流保護が働いて例えば2秒間で接続が遮断される。さらに、負荷電流が4C以上で瞬間値最大出力の領域となり、保護用のFETによって遮断されるまで、1秒以下例えば0.5秒程度出力を供給することが可能とされている。すなわち、瞬間値最大出力の領域においても、0.5秒程度の間は、電池モジュール6が出力可能である。
電池モジュール6の過電流保護を考慮しないで、DC−ACインバータ4の過負荷保護を考えれば、電池モジュール6が出力する放電優先モードからバイパスモードへの切替のしきい値を6kWに設定すれば良い。電池モジュール6の過負荷保護(FET遮断)を考慮した場合には、図9で破線で示すように、例えば負荷率が142%(=5kW)にモード切り換えのしきい値が設定される。このしきい値は、過負荷となっても、電池モジュール6の出力が例えば2秒間遮断されないと共に、DC−ACインバータ4の瞬時過負荷耐量より小さいので、瞬停を生じないでモード切り換えができる値である。
ここで、例えば家庭内で定格負荷から過負荷へ変化する状況について考えると、200V電子機器の場合では、インバータを有する機器が多いので、負荷の上昇が比較的緩やかである。一方、100V電子機器の場合には、コンセントに接続されて電源スイッチがオンとされると、急激に負荷が高くなる。コンセントの容量が一般的に1.5kWとされているので、上述したように、負荷率=140%にしきい値を設定した場合には、負荷が急に増えた場合に対する余裕がなく、バイパスモードへ切り替わった場合に瞬停が発生するおそれがある。
したがって、本開示の一実施の形態では、(負荷率=128%=4.5kW=6kW−1.5kW)にモード切り換えのしきい値TH1を設定する。しきい値TH1を超える場合には、電池モジュール6によって短時間過渡的に給電を行いながらバイパスモードに移行するので、過負荷状態でFETによって出力を遮断する前まで一時的に電流供給を可能とすることできるので、急激な負荷変動を許容できる。従来では、一旦電池モジュール6の出力が過電流保護によって遮断された後に交流電力を再度出力していたのと異なり、電池モジュール6の出力の遮断が発生せず、電力供給の瞬断が生じない。このようなしきい値TH1の設定によって、急激な負荷変動が発生しても、確実に瞬停を防止することができる。
<2.応用例>
「応用例としての住宅における蓄電システム」
本開示を住宅用の蓄電システムに適用した例について、図10を参照して説明する。例えば住宅101用の蓄電システム100においては、火力発電102a、原子力発電102b、水力発電102c等の集中型電力系統102から電力網109、情報網112、スマートメータ107、パワーハブ108等を介し、電力が蓄電装置103に供給される。これと共に、家庭内発電装置104等の独立電源から電力が蓄電装置103に供給される。蓄電装置103に供給された電力が蓄電される。蓄電装置103を使用して、住宅101で使用する電力が給電される。住宅101に限らずビルに関しても同様の蓄電システムを使用できる。
住宅101には、発電装置104、電力消費装置105、蓄電装置103、各装置を制御する制御装置110、スマートメータ107、各種情報を取得するセンサー111が設けられている。各装置は、電力網109および情報網112によって接続されている。発電装置104として、太陽電池、燃料電池等が利用され、発電した電力が電力消費装置105および/または蓄電装置103に供給される。電力消費装置105は、冷蔵庫105a、空調装置105b、テレビジョン受信機105c、風呂105d等である。さらに、電力消費装置105には、電動車両106が含まれる。電動車両106は、電気自動車106a、ハイブリッドカー106b、電気バイク106cである。
蓄電装置103は、二次電池またはキャパシタから構成されている。例えば、リチウムイオン電池によって構成されている。リチウムイオン電池は、定置型であっても、電動車両106で使用されるものでも良い。スマートメータ107は、商用電力の使用量を測定し、測定された使用量を、電力会社に送信する機能を備えている。電力網109は、直流給電、交流給電、非接触給電の何れか一つまたは複数を組み合わせても良い。蓄電装置103および制御装置110からなる電力供給装置に対して本開示を適用できる。
各種のセンサー111は、例えば人感センサー、照度センサー、物体検知センサー、消費電力センサー、振動センサー、接触センサー、温度センサー、赤外線センサー等である。各種センサー111により取得された情報は、制御装置110に送信される。センサー111からの情報によって、気象の状態、人の状態等が把握されて電力消費装置105を自動的に制御してエネルギー消費を最小とすることができる。さらに、制御装置110は、住宅101に関する情報をインターネットを介して外部の電力会社等に送信することができる。
パワーハブ108によって、電力線の分岐、直流交流変換等の処理がなされる。制御装置110と接続される情報網112の通信方式としては、UART(Universal Asynchronous Receiver-Transceiver:非同期シリアル通信用送受信回路)等の通信インターフェースを使う方法、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、Wi−Fi等の無線通信規格によるセンサーネットワークを利用する方法がある。Bluetooth(登録商標)方式は、マルチメディア通信に適用され、一対多接続の通信を行うことができる。ZigBeeは、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers) 802.15.4の物理層を使用するものである。IEEE802.15.4は、PAN(Personal Area Network) またはW(Wireless)PANと呼ばれる短距離無線ネットワーク規格の名称である。
制御装置110は、外部のサーバ113と接続されている。このサーバ113は、住宅101、電力会社、サービスプロバイダーの何れかによって管理されていても良い。サーバ113が送受信する情報は、たとえば、消費電力情報、生活パターン情報、電力料金、天気情報、天災情報、電力取引に関する情報である。これらの情報は、家庭内の電力消費装置(たとえばテレビジョン受信機)から送受信しても良いが、家庭外の装置(たとえば、携帯電話機等)から送受信しても良い。これらの情報は、表示機能を持つ機器、たとえば、テレビジョン受信機、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)等に、表示されても良い。
各部を制御する制御装置110は、CPU(Central Processing Unit )、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等で構成され、この例では、蓄電装置103に格納されている。制御装置110は、蓄電装置103、家庭内発電装置104、電力消費装置105、各種センサー111、サーバ113と情報網112により接続され、例えば、商用電力の使用量と、発電量とを調整する機能を有している。なお、その他にも、電力市場で電力取引を行う機能等を備えていても良い。
以上のように、電力が火力発電102a、原子力発電102b、水力発電102c等の集中型電力系統102のみならず、家庭内発電装置104(太陽光発電、風力発電)の発電電力を蓄電装置103に蓄えることができる。したがって、家庭内発電装置104の発電電力が変動しても、外部に送出する電力量を一定にしたり、または、必要なだけ放電するといった制御を行うことができる。例えば、太陽光発電で得られた電力を蓄電装置103に蓄えると共に、夜間は料金が安い深夜電力を蓄電装置103に蓄え、昼間の料金が高い時間帯に蓄電装置103によって蓄電した電力を放電して利用するといった使い方もできる。
なお、この例では、制御装置110が蓄電装置103内に格納される例を説明したが、スマートメータ107内に格納されても良いし、単独で構成されていても良い。さらに、蓄電システム100は、集合住宅における複数の家庭を対象として用いられてもよいし、複数の戸建て住宅を対象として用いられてもよい。
<3.変形例>
以上、本開示の一実施の形態について具体的に説明したが、本開示は、上述の一実施の形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施形態において挙げた構成、方法、工程、形状、材料および数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料および数値などを用いてもよい。例えば上述した一実施の形態では、通常の運転モードからバイパスモードへ切り換わるひとつのしきい値TH1が設定されている。しかしながら、DC−ACインバータ4を構成する部品の過負荷耐量が低い場合には、しきい値としてより低い値を設定可能としても良い。例えば電池モジュール6が大電力出力可能な範囲のしきい値(図9における120%の値)も設定可能としても良い。さらに、複数のしきい値を設定可能とすると、より実用的な構成とできる。
1・・・外部交流電力(商用電力)入力端子
2・・・交流電源供給端子
3・・・AC−DCコンバータ
4・・・DC−ACインバータ
5・・・充電回路
6・・・電池モジュール
8・・・コントローラ
9・・・BMU
10・・・EMU

Claims (4)

  1. 負荷電流が所定値より大きい過負荷状態で短時間、出力を発生した後に負荷との接続が切り離される過電流保護機能を有する蓄電モジュールと、
    短時間所定の負荷電流を供給可能な瞬時過負荷耐量が設定され、前記蓄電モジュールの出力を交流電力へ変換するDC−ACインバータと、
    前記交流電力を直送するバイパス回路と、
    負荷電力とモード切り換えのしきい値の比較によって、前記DC−ACインバータの出力を負荷に供給する放電モードと前記バイパス回路の出力を負荷に供給するバイパスモードとを切り換えるコントローラとを備え、
    前記モード切り換のしきい値は、前記蓄電モジュールが前記過負荷状態で、且つ前記DC−ACインバータの前記瞬時過負荷耐量以下の条件でモード切り換えが行われるように設定された電力供給装置。
  2. 前記モード切り換えは、前記瞬時過負荷耐量に対して負荷が接続されるコンセントの許容される最大の電力を減じた条件でモード切り換えが行われるように設定された請求項1に記載の電力供給装置。
  3. 負荷電流が所定値より大きい過負荷状態で短時間、出力を発生した後に負荷との接続が切り離される過電流保護機能を有する蓄電モジュールと、短時間所定の負荷電流を供給可能な瞬時過負荷耐量が設定され、前記蓄電モジュールの出力を交流電力へ変換するDC−ACインバータと、前記交流電力を直送するバイパス回路と、負荷電力とモード切り換えのしきい値の比較によって、前記DC−ACインバータの出力を負荷に供給する放電モードと前記バイパス回路の出力を負荷に供給するバイパスモードとを切り換えるコントローラとを備える電力供給装置による電力供給方法において、
    前記モード切り換のしきい値は、前記蓄電モジュールが前記過負荷状態で、且つ前記DC−ACインバータの前記瞬時過負荷耐量以下の条件でモード切り換えが行われるように設定される電力供給方法。
  4. 前記モード切り換えは、前記瞬時過負荷耐量に対して負荷が接続されるコンセントの許容される最大の電力を減じた条件でモード切り換えが行われるように設定される請求項3に記載の電力供給方法。
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