JP6416884B2 - ダイナミックフォーカスを有する超音波プローブならびに関連するシステムおよび方法 - Google Patents

ダイナミックフォーカスを有する超音波プローブならびに関連するシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本開示は、超音波プローブならびに関連するシステムおよび方法に関し、特に、単純化された動的遅延更新機構を用いた部分開口ビームフォーミングおよびダイナミックフォーカスを有する超音波プローブに関する。
従来の超音波システムは、一般的に、超音波プローブの開口部を画定する複数のトランスデューサから形成される超音波プローブを含む。トランスデューサは空間的に配置することができ、複数の部分開口部またはサブアレイに分割することができる。部分開口プロセッサ(SAP)は、送信および/または受信動作において部分開口部内の素子のビームフォーミング動作を実行することができる。典型的な超音波システムは、一般的に、プローブの外部に位置し、電気ケーブルによりトランスデューサ素子に接続される受信および/または送信ビームフォーマをさらに含む。
ビームフォーマは、一般的に、プローブによって送受信される超音波エネルギーをフォーカスし、ステアリングして、ディスプレイ上に解剖学的内容物の画像を生成する際の1つのステップとして音響残響データを取得する。具体的には、送信ビームフォーマがパルスまたは連続信号を生成し、複数のトランスデューサが電気信号を圧力波に変換し、逆もまた同様である。圧力波は一般に組織を通って伝播し、超音波エネルギーの一部は反射してトランスデューサへ戻る。受信ビームフォーマは、受信した超音波エコーを処理し、エネルギーを集束させる。それから、超音波信号は、処理されて、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)で、音声出力および/または視覚ディスプレイに変換される。
以上説明したように、各超音波波形は、各チャネルを介してプローブにより出力される。従来の(非3D)超音波システムでは、各トランスデューサ素子は、通常、それぞれの超音波信号の処理を容易にするためにビームフォーマにプローブを接続する別個のケーブルまたはワイヤと関係づけられ、例えば、幾何学的な計算がステアリングのために各トランスデューサ素子に必要とされる。数千個の個別素子を有する3D超音波システムでは、別個のケーブルは実現可能ではない。数千個の素子に対応するために、システムからの送信信号のセットを分配することにより、またはプローブの送信器により、送信が処理される。受信は、プローブおよび/またはシステムにおけるビームフォーミングの組み合わせにより処理される。プローブビームフォーミングは、アナログおよび/またはデジタルとすることができる。デジタルによる解決策では、プローブ内にアナログデジタル(ADC)変換器が必要となる。各チャネルはADCを有することができるので、いくつかの実装では、数千個のADCが必要となる場合がある。結果として、プローブ内のビームフォーマの実装は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、ならびにシリコン領域、電力、設定データ、計算時間などについて要求される制限内で必要な回路に適合することを可能にする技術的解決策を必要とする場合がある。
したがって、動的ビームフォーマを実現するための複雑さを低減するための手段を備える超音波プローブが求められている。これらのおよび他の必要性は、本発明の超音波プローブならびに関連するシステムおよび方法によって対処される。
欧州特許出願公開第2284566号明細書
本開示の実施形態によれば、ダイナミックフォーカスが可能な部分開口処理を有する例示的な超音波プローブが提供され、それは、一般に、超音波プローブに部分開口部を形成するトランスデューサ素子のグループまたはアレイを含む。部分開口部のトランスデューサ素子は、超音波信号を送信および/または受信することができる。初期遅延は、一般に、部分開口部の個々のトランスデューサ素子に関係する超音波信号に適用することができる。例示的な超音波プローブは、一般に、部分開口部のトランスデューサ素子に関係する超音波信号に遅延更新を動的に適用する部分開口プロセッサを含む。実装を簡単にするために、トランスデューサ素子を複数の動的遅延更新グループのうちの1つに割り当てることができ、更新グループ内のトランスデューサ素子は、同じレートおよび/または同じ大きさで同じ遅延更新を適用することができる。したがって、部分開口プロセッサは、理想的な遅延プロファイルを近似するために、所定の期間に繰り返して遅延更新を超音波信号に動的に適用するように構成することができ、遅延更新の頻度は、部分開口プロセッサごとに構成可能であり、遅延更新の大きさは、トランスデューサ素子が割り当てられた動的遅延更新グループに依存する。
第1の遅延変更を部分開口部内のトランスデューサ素子の第1のグループに適用し、第2の遅延変更を部分開口部内のトランスデューサ素子の第2のグループに適用するように、部分開口プロセッサを構成することによって、部分開口プロセッサは、トランスデューサ素子を複数の動的更新グループに割り当てることができる。この処理は、複数の動的更新のグループについて繰り返すことができる。各遅延更新グループの遅延変更は、他の遅延更新グループの遅延変更と異なっていてもよい。遅延更新グループの遅延変更は、別の遅延更新グループの遅延変更の反対の符号を有することができる。遅延更新グループのうちの1つまたは複数は、遅延変更を受信しなくてもよい。いくつかの例示的な実施形態では、遅延変更は静的であってもよい。
部分開口部内の動的遅延更新グループは、2つ以上の異なるレートで更新することができる。あるいは、遅延更新は同じレートで適用されてもよいが、2つ以上の異なる遅延更新の大きさを用いる。部分開口プロセッサによって適用される遅延更新は、動的遅延更新グループのトランスデューサ素子と関係する理想的な遅延プロファイルの曲線または区分線形近似とすることができる部分開口プロセッサは、部分開口素子によって最初に受信された超音波信号の位相を実質的に合わせるために、超音波信号に初期遅延を適用するように構成することができる。部分開口プロセッサは、部分開口部についてトランスデューサ素子によって受信された超音波信号の位相を時間の関数として実質的に合わせるために、動的遅延更新グループに遅延更新を適用するようにさらに構成することができる。
部分開口プロセッサは、複数のビームを処理するように構成することができる。例えば、部分開口プロセッサは、動的遅延更新パラメータの第1のセットで第1のビームを処理し、動的遅延更新パラメータの第2のセットで第2のビームを処理するように構成することができる。動的遅延更新パラメータの第1のセットは、動的遅延更新パラメータの第2のセットとは異なってもよく、遅延更新グループの割り当ても、次の1つのビームとは異なってもよい。第1のビーム方向を処理するために、第1のビームの方向からの超音波信号をビーム成形するための上述した方式に従って、部分開口プロセッサを設定することができる。第2のビーム方向を処理するために、第2のビームの方向からの超音波信号をビーム成形するための上述した方式に従って、部分開口プロセッサを設定することができる。いくつかの実施形態では、受信ビームフォーマは、トランスデューサ素子に直接接続されるのではなく、部分開口プロセッサ電子回路に接続することができる。この例示的な設定は、複数のビーム方向のビームごとに繰り返すことができる。部分開口プロセッサは、離散遅延更新を部分開口部のトランスデューサ素子と関係する超音波信号に適用するためのレートを設定するようにさらに構成することができる。さらに、部分開口プロセッサは、部分開口部のトランスデューサ素子と関係する超音波信号に適用される初期遅延の大きさを設定するように構成することができる。遅延更新は、例えば、増分遅延、静的遅延、減分遅延などのうちの1つとすることができる。
部分開口プロセッサは、部分開口部のトランスデューサ素子に関係する超音波信号に初期遅延のセットを適用するように構成することができる。さらに、部分開口プロセッサは、カウンタ、例えば、起動カウンタなどに応答して、部分開口部のトランスデューサ素子に関係する超音波信号に遅延更新を適用し始めるように構成することができる。部分開口プロセッサは、カウンタ、例えば、レートカウンタなどによって指定された間隔で遅延更新を適用し続けるように構成することができる。部分開口プロセッサは、カウンタ、例えば、停止カウンタなどに応答して、部分開口部のトランスデューサ素子に関係する超音波信号に対する遅延更新の適用を停止するように構成することができる。いくつかの実施形態では、カウンタはコントローラの一部であってもよい。カウンタは部分開口部の制御に関連して使用されるが、いくつかの実施形態において、他のタイプの制御回路を用いることができることを理解されたい。
本開示の実施形態によれば、ダイナミックフォーカスを有する例示的な超音波システムが提供され、部分開口部を形成するトランスデューサ素子のアレイまたはグループを含む超音波プローブを含む。例示的なシステムは、部分開口部のトランスデューサ素子に関係する超音波信号に初期遅延を適用するように構成された部分開口プロセッサをさらに含む。部分開口部のトランスデューサ素子は、動的遅延更新グループに割り当てることができる。部分開口プロセッサは、理想的な遅延プロファイルを近似するために、所定の期間に繰り返して遅延更新を超音波信号に動的に適用するようにさらに構成することができる。遅延更新は、部分開口プロセッサごとに構成可能とすることができる。遅延更新の大きさは、トランスデューサ素子が割り当てられた動的遅延更新グループに依存することができる。
部分開口プロセッサは、一般に、少なくとも1つのカウンタ、例えば起動カウンタ、レートカウンタ、停止カウンタなどを含む。部分開口プロセッサは、トランスデューサ素子に関係する超音波信号に初期遅延を適用し、少なくとも1つのカウンタに応答して、遅延更新を適用するように構成することができる。部分開口プロセッサは、少なくとも1つのカウンタが指定された値に達するたびに指定されたレートでトランスデューサ素子に関係する超音波信号に離散遅延更新を適用し、指定された数の遅延更新が完了した後に遅延更新を停止するようにさらに構成することができる。
本開示の実施形態によれば、ダイナミックフォーカスで超音波信号を受信および/または送信する例示的な方法が提供され、それは、一般に、超音波プローブに配置された部分開口部のトランスデューサ素子と関係する超音波信号に初期遅延を適用するステップを含む。本方法は、一般に、部分開口部のトランスデューサ素子を動的遅延更新グループに割り当てるステップを含む。さらに、例示的な方法は、一般に、理想的な遅延プロファイルを近似するために、所定の期間に繰り返して遅延更新を超音波信号に適用するステップを含む。遅延更新の頻度は、部分開口プロセッサごとに構成可能とすることができる。遅延更新の大きさは、トランスデューサ素子が割り当てられた動的遅延更新グループに依存することができる。
例示的な方法は、部分開口部のトランスデューサ素子を介して超音波信号を送信し、超音波信号の焦点または超音波信号の所望の焦点情報を特定するために、部分開口プロセッサを介して初期遅延を超音波信号に適用するステップを含むことができる。例示的な方法は、部分開口部のトランスデューサ素子を介して超音波信号を受信し、動的遅延更新グループごとに、トランスデューサ素子によって受信された超音波信号の位相を実質的に合わせるために、部分開口プロセッサを介して遅延更新を超音波信号に適用するステップをさらに含む。
例示的な方法は、動的遅延更新パラメータの第1のセットを用いて第1のビームを処理し、動的遅延更新パラメータの第2のセットを用いて第2のビームを処理するステップを含むことができる。動的遅延更新パラメータの第1のセットは、動的遅延更新パラメータの第2のセットと異なってもよい。例示的な方法は、一般に、動的遅延更新パラメータの第1のセットおよび第2のセットの各々について、遅延更新のための異なる遅延増分または遅延減分を適用するステップを含む。さらに、例示的な方法は、動的遅延更新パラメータの第1のセットおよび第2のセットの各々について、遅延更新のための異なる遅延更新期間を適用するステップを含む。一般に、例示的な方法は、遅延更新を部分開口部のトランスデューサ素子と関係する超音波信号に離散的に適用するためのレートを設定するステップを含む。
他の目的および特徴は、添付図面と関連して考慮される以下の詳細な説明から明らかになろう。しかし、図面は例示として描かれたものであって、本発明の限定を規定するものではないことを理解されたい。
当業者が開示された装置ならびに関連するシステムおよび方法を作製および使用するのを助けるために、以下の添付の図面を参照する。
例示的な超音波システムのブロック図である。 受信動作モードを説明するための、部分開口プロセッサを含む超音波プローブの例示的なブロック図である。 例示的なビームフォーミングシステムのブロック図である。 部分開口部の2次元アレイを有する例示的なトランスデューサを示す図である。 トランスデューサ素子の2次元アレイを有する例示的な部分開口部を示す図である。 例示的なトランスデューサ素子を示す図である。 動的遅延更新グループへの例示的なグループ化を有する例示的な部分開口部を示す図である。 動的遅延更新グループへの例示的なグループ化を有する例示的な部分開口部を示す図である。 グループ化されたトランスデューサ素子を有する部分開口部の例示的な遅延プロファイルを示す図である。 動的遅延更新グループに基づく遅延増分および遅延減分による、例示的な遅延プロファイルの近似を示す図である。 部分開口プロセッサの例示的な遅延更新タイミングコントローラのブロック図である。 2つの例示的な部分開口形状についての理想的なステアリングプロファイルを示す図である。
図1および図2は、本発明の例示的な超音波システム10を示す。図1を参照すると、システム10は、一般に、プローブ12の開口部を画定する複数のトランスデューサ素子から構成された開口アセンブリ14を含む超音波プローブ12を含む。主超音波処理部15は、一般に、電気ケーブル40によってトランスデューサ素子に接続された送信ビームフォーマ20を含む。システム10は、ビームフォーマ20からの送信信号を増幅するための高電圧送信増幅器18(HV Tx AMP)と、マルチプレクサ/デマルチプレクサおよび送信/受信スイッチ16(MUX/DEMUXおよびT/Rスイッチ)と、をさらに含むことができる。ビームフォーマ中央制御システム22は、ビームフォーマ20を制御するために利用することができる。ビームフォーマ20は、選択された設計に応じて、純粋な設定/遅延制御から完全なパルス送信器までの範囲に及ぶことができる。
主超音波処理部15はまた、時間利得補償増幅器24(TGC)と、アナログデジタル変換器26(ADC)と、超音波エネルギーの信号を受信するための受信ビームフォーマ28と、を含むことができる。受信された超音波信号は、例えば、スペクトルドプラ処理30、画像および動き処理32、カラードプラ処理34などによりさらに処理することができる。送信ビームフォーマ20は、パルスまたは制御信号を生成し、複数のトランスデューサ素子は、電気信号を圧力波変換し、圧力波は組織を通って伝播し、反射してトランスデューサ素子に戻る。受信ビームフォーマ28は、受信した超音波エコーを処理し、エネルギーを集束させる。それから、超音波信号は、処理されて、グラフィカルユーザインターフェース(GUI)で、音声出力36および/または視覚ディスプレイ38に変換される。
ここで図2を参照すると、超音波プローブ12は、プローブ12の開口部13を画定するトランスデューサ素子44から一般的に構成された開口アセンブリ14を含む。トランスデューサ素子44は、空間的に配置することができ、送信および受信動作の両方ための複数の部分開口部42(SA42)またはサブアレイに分割することができる。トランスデューサ素子44の各SA42は、専用の部分開口プロセッサ48(SAP48)を含むことができる。トランスデューサ素子44は、初期遅延を個別に受信することができる。いくつかの実施形態では、トランスデューサ素子44は、遅延の同一の周波数および/または大きさを受信するためにグループ化することができる。
部分開口プロセッサ48は、例えば、初期遅延、遅延更新などをコントローラ49を介してトランスデューサ素子44により受信され、出力された超音波信号に動的に制御および/または適用することによって、遅延素子46の適用を調整および/または制御するように構成することができる。遅延素子46は、トランスデューサ素子44により受信された超音波信号の位相を実質的に一致させるために、コントローラ49により動的に制御および/または適用することができる。トランスデューサ素子44に関係するコントローラによる超音波信号の動的処理は、例示的な開口アセンブリ14の部分開口プロセッサレベルで行われる。専用の加算素子50は、特定のSAP48に関係するトランスデューサ素子44からの複数の位相合わせされた超音波信号を1つの超音波信号52、すなわち単一チャネルに組み合わせるために、各SAP48に実装することができる。各SA42の超音波信号52は、ケーブル40を介してプローブ12から主超音波処理部15にさらに出力することができる。
図2は、各SAP48が別個のコントローラ49を含むことができる、1つの例示的な実施形態を示しているが、当業者であれば、1つのコントローラ49がSAP48の各々にある遅延素子46の各々に動作可能に結合することができることを認識するであろう。さらに、またはその代わりに、コントローラ49は、プローブ12の外部にあってもよいし、例えば主超音波処理部15内に実装されてもよい。
図3は、部分開口部42の1つの例示的な実施形態により受信されて、部分開口プロセッサ48の例示的な実施形態によって処理されている、例示的なビーム60を示す。送信ビームフォーマ20は、一般に、超音波信号の球面波が生成されて、特定の点でフォーカスするように、球面信号を生成する。したがって、各超音波信号のタイミングは、他の超音波信号とわずかに異なり、超音波信号の円弧状の遅延パターンによって定義することができる。例えば、図3に示すように、パルスが最初にビームフォーマ20によって生成され、反射パルスが部分開口部42のトランスデューサ素子44によって受信される。送信された超音波信号は、特定の焦点62から反射され得る。波形64は、補正前の超音波信号の円弧状の遅延パターンを示す。各反射波形64は、トランスデューサ素子44によって受信することができ、遅延素子46により対応する遅延、例えば円弧状の遅延パターンを適用することができる。部分開口部42の円弧状の波形64は、補正ステージ68において部分開口プロセッサ48の遅延素子46によりさらに動的に補正、すなわち動的にステアリングまたはフォーカスすることができ、波形64の位相合わせされたバージョンを生成することができる。線条波形64は、加算ステージで加算素子50の例示的な実施形態によりさらに加算され、処理される単一の信号52として出力され得る。したがって、波形64は、トランスデューサ素子44によって受信された各波形64について別々のチャネルを実施するのではなく、SA42ごとに位相合わせされて合計され、主超音波処理部15に転送することができる。
図4は、1つの特定用途向け集積回路(ASIC)のSA104の8×8の2次元アレイを含む例示的な開口部102を示す。SA104の8×8アレイとして示しているが、いくつかの例示的な実施形態では、開口部102は、様々なSA104アレイを含むことができることを理解されたい。開口部102に関係するASICはまた、超音波プローブと超音波信号処理システム、例えばコンピュータ、処理装置などとの間で超音波信号を通信するための周辺入力/出力領域(図示せず)を含むことができる。いくつかの例示的な実施形態では、トランスデューサの長さLTを約10mmとすることができ、トランスデューサの高さHTを約10mmとすることができる。他の例示的な実施形態では、トランスデューサの長さLTおよびトランスデューサの高さHTは、問題のプローブタイプの所望の開口部に依存してもよく、また所望の開口部をまたがって複数のASICが利用されるかどうかに依存してもよい。
図5は、開口部102の例示的なSA104を示す。特に、個々のSA104は、トランスデューサ素子106の2Dアレイを含む。なお、この文脈における「2Dアレイ」の使用は、SA素子のインデックス付けを指すことに留意されたい。物理的なトランスデューサ素子106は、3Dの任意の空間的表面に沿って配置することができる。トランスデューサ素子106の5×5アレイとして示しているが、いくつかの例示的な実施形態では、2Dアレイは、例えば、5×3、5×6、10×5などとすることができる。図5の例示的なSA104では、SAPの長さLSを約1.25mmとすることができ、SAPの高さHSを約1.25mmとすることができる。例えば約1MHzと約12MHzとの間などのRX周波数(すなわち受信周波数)にまたがる多くの用途のために、および例えば約16チャネルと約512チャネルとの間のチャネル数を有する支援システムのために、単一のASICが実装できるように、SA104の幾何学的形状を選択することができる。フルプローブビームフォーマについては、チャネル数は1つであってもよい。例えば、いくつかの例示的な実施形態では、SA104の5×5 2Dアレイは、複数のSA104を互いに組み合わせて、異なる幾何学的形状を有するより大きなSA104を作製するオプションで、実現することができる。以上説明したように、各SA104は、受信した超音波信号に適用される遅延を制御するための専用の部分開口プロセッサを含むことができる。それによって、各部分開口プロセッサは、各部分開口プロセッサに関係するトランスデューサ素子44に遅延を適用する。図6は、SA104の例示的なトランスデューサ素子106を示す。例示的なトランスデューサ素子の長さLTEは約250μmとすることができ、トランスデューサ素子の高さHTEは約250μmとすることができる。
例示的な実施形態では、超音波プローブは、ビームフォーミングASIC内の部分開口プロセッサを用いて、各部分開口部の動的焦点合わせ、すなわちステアリングを支援する。SA104の動的焦点合わせは、部分開口プロセッサが3Dの任意の受信ビームベクトルに沿って所望のステアリング/焦点を動的に追跡することを可能にする。具体的には、以下でより詳細に説明するように、ダイナミックビームフォーミングの例示的な方法は、ビームの範囲にわたってビームフォーミング遅延を近似するステップ、および指定された間隔で素子の再構成可能なグループに増分遅延更新を行うステップを含む。
図7Aは、トランスデューサ素子202の5×5 2Dアレイを含む例示的なSA200を示す。例示的な方法は、SA200のトランスデューサ素子202を動的遅延更新グループ204、例えばグループA、B、C、DおよびEに割り当てるステップを含む。同一遅延更新グループ204内のトランスデューサ素子202は、一定時間間隔で、例えば、+20ナノ秒の増分または−20ナノ秒の減分の同じ遅延更新を受信する。いくつかの遅延更新グループ204、例えばグループCのトランスデューサ素子202は、静的遅延を有していてもよく、したがって遅延更新を受信することはない。5つの動的遅延更新グループ204として示しているが、いくつかの例示的な実施形態では、他の任意の数の動的遅延更新グループ204が実現されてもよい。動的遅延更新グループ204の数は、SA200の大きさに依存してもよい。各トランスデューサ素子202によって受信された超音波信号は、SA200ごとに部分開口プロセッサ内でサンプリングされ、遅延され、および/または合計され得る。各部分開口プロセッサは、個々のトランスデューサ素子202に初期遅延プロファイルを適用し、各トランスデューサ素子202に関係する遅延は、さらに時間とともに動的に更新することができる。具体的には、初期遅延および更新された遅延は、部分開口プロセッサによって、トランスデューサ素子202からの超音波信号を受信する遅延素子に適用され、動的更新ステアリング/焦点合わせ方向を実現することができる。いくつかの例示的な実施形態では、初期遅延は、例えば、約10、20、30ナノ秒などとすることができる。SA200のトランスデューサ素子202の各々に関係する遅延素子は、例えば、実質的に同様の初期遅延、異なる初期遅延などを支援するように構成することができる。図7Bは、別の例示的なSA200’を示し、それは、動的遅延更新グループ205’、例えばグループA、B、C、DおよびEに割り当てられたトランスデューサ素子202’の5×5 2Dアレイを含む。多くの異なるグループ化パターンが可能であり、そのうちの2つを図7Aおよび図7Bに示す。
超音波信号は、トランスデューサ素子202によって受信されるが、部分開口プロセッサは、トランスデューサ素子202が割り当てられたグループ204に基づいて、トランスデューサ素子202に関係する超音波信号に、例えば増分遅延、減分遅延、静的遅延などの遅延更新を適用することができる。遅延更新は、トランスデューサ素子202によって受信した超音波信号の位相を実質的に合わせるために適用することができる。ステアリング更新パターンは、ステアリング更新を適用すべき方向、すなわち回転軸を示している。必要な回路を簡単にするために、異なる更新パターンは、比較的少数の可能なグループ化割り当てで近似することができる。例えば、16の異なる回転軸パターンをサポートすることができ、そのうちの2つを図7Aおよび図7Bに示す。異なる遅延更新グループは、様々な間隔や大きさで、遅延増分または遅延減分を適用することができる。
図8は、各遅延更新グループ、例えばA、B、C、DおよびEについて、経時的な遅延変化を伴うSAP内の5つの素子に対する例示的な遅延プロファイルを示す。具体的には、プロットライン(a)は、SAPに関係するトランスデューサ素子の各々について遅延素子に適用される初期遅延を示し、平坦なプロファイルおよび焦点においてまっすぐ向かう信号が得られる。遅延素子間の相対的な遅延が一定である限り、SAPはほぼ変化しない静的な焦点を維持する。初期SAP焦点は、ΔxおよびΔyステアリングパラメータによって決定することができ、それは、x方向およびy方向の遅延勾配を指定する。SAPの相対的な遅延は、SAPの焦点方向が変更されるように、SAPにより一定間隔で更新することができる。遅延更新を適用する期間は、例えば約500ナノ秒のステップとすることができる。
プロットライン(b)は、遅延更新が終了した後の例示的な最終的な遅延プロファイルを示す。具体的には、プロットライン(b)は、部分開口プロセッサがグループ化されたトランスデューサ素子に関係する超音波信号に一定間隔で遅延更新を適用するので、初期遅延プロファイルから遠方場プロファイルへの緩やかな遷移を示している。当業者によって理解されるように、超音波信号に遅延更新を適用することにより、受信した超音波信号は、動的遅延更新グループごとに位相を実質的に合わせることができる。遅延更新が超音波信号に適用されると、SAPのステア/焦点方向が移動することができる。この例示的な場合では、グループAおよびEのトランスデューサ素子の遅延は、グループBおよびDのトランスデューサ素子の2倍のレートで、または2倍の大きさで、増分および減分される。グループCのトランスデューサ素子の遅延は静的なままである。
図9は、例示的な遅延プロファイルが、どのように動的遅延更新グループ204、すなわちグループA、B、C、DおよびEと共に働くかを示す。時刻0(点1)において、ビームが開始する。点2において、動的遅延更新の増分が開始され、グループ204の割り当てに基づいて、トランスデューサ素子202の超音波信号に適用することができる。遅延更新の大きさは一定のままであるが、遅延更新が適用されるレートは、グループ204ごとの更新レートを変更することによって変化させることができる。いくつかの実施形態では、遅延更新は、2つ以上の異なる遅延更新の大きさを用いながら、同じレートで適用することができる。理想的には、各トランスデューサ素子に関係する遅延は時間とともに滑らかにまたは段階的に変化する。しかし、これらの理想的な遅延曲線は、特定の数の量子化された遅延更新ステップで簡単に効率的に近似することができる。図9に示す例示的な遅延プロファイルの近似では、曲線(a)’、(b)’、(c)’、(d)’および(e)’は、例示的な理想的な素子遅延であることを理解されたい。曲線(a)、(b)、(c)、(d)および(e)は、対応する量子化された素子遅延である。具体的には、グループAの曲線(a)は理想的に所望の曲線(a)’を近似し、グループBの曲線(b)は曲線(b)’を近似し、グループDの曲線(d)は曲線(d)’を近似し、グループEの曲線(e)は曲線(e)’を近似し、グループCの曲線(c)は一定のままである。グループAおよびEは、レートカウンタに基づいて、例えば500ナノ秒の間隔で、部分開口プロセッサから遅延更新を受信するが、レートカウンタは、1000ナノ秒の間隔、すなわちグループAおよびEの半分のレートでグループBおよびDに遅延更新を適用することができる。さらに、グループAおよびEは、逆方向の遅延更新、すなわち、各増分について+20ナノ秒の更新および各減分について−20ナノ秒の更新の遅延更新をそれぞれ受信する。同様に、グループBおよびDは、逆方向に遅延更新を受信する。一方、グループCは静的なままであり、遅延信号は変化しない。点3において、動的な更新を停止させることができ、図9から分かるように、時刻nにおいて、例示的な超音波プローブのダイナミックフォーカスは、動的遅延更新グループごとにトランスデューサ素子により受信された超音波信号の位相を実質的に合わせる。点3およびそれ以降の残留ビームフォーミング誤差は小さくて、ほとんど重要ではないことが実証されている。
いくつかの例示的な実施形態では、トランスデューサ素子により受信された超音波信号の理想的な遅延プロファイルは、一般的に、3つのセグメントを有する単純な区分線形近似で近似することができる。時間の第1のセグメントの間では、初期遅延は静的なままである。第2のセグメントの間では、遅延更新を開始し、時間ともに特定の遅延更新レートを効率的に近似することができる。第3のセグメントの間では、遅延更新は停止し、遅延は、受信期間の残りの部分について静的なままである。これらのセグメントのタイミングは、3つのカウンタ、例えば、起動カウンタ、レートカウンタ、および停止カウンタで簡素に達成することができる。例えば、点1では、部分開口プロセッサは、トランスデューサ素子に初期遅延プロファイル、すなわち初期深さを適用することができ、それは起動カウンタによって指定された期間において一定のままである。起動カウンタが点2において指定された値に達すると、部分開口プロセッサ内の遅延は、その遅延が関係するグループに従って更新することができる。具体的には、遅延更新は、更新の間の時間を決定するレートカウンタの何倍かで増分することができ、それによって、遅延プロファイル更新の傾きを制御することができる。遅延更新の適用は、理想的な遅延プロファイルプロットラインを近似するステップとして、図9に見ることができる。点2と点3との間、すなわち、中間場位置では、近似遅延更新は、理想的な遅延プロファイルをより接近して追跡することが分かる。遅延更新の回数は停止カウンタによってカウントすることができ、点3、すなわち停止深さでは、近似遅延更新は部分開口プロセッサにより停止される。したがって、ビームの受信期間の残りの部分については、トランスデューサ素子の遅延は一定のままである。
最適な部分開口プロセッサのステアリング/焦点合わせ方向は、深さと共に変化する。理想的には、部分開口プロセッサの遅延プロファイルは、関心のある深さごとに理想的にステアリングされるように受信ビームに沿って更新することができる。所望の遅延更新は、理想的な遠方場遅延プロファイルから理想的な近接場または初期遅延プロファイルを減算することによって算出することができる。残留遅延パターンは、焦点深度が深くなるにつれて徐々に適用されるべき所望の動的遅延更新の総和であって、そのようにして、部分開口プロセッサのステアリングは、所望の焦点を動的に追跡する。
好ましい遅延更新グループパターン、すなわち回転軸は、x方向およびy方向で必要な遅延更新によって決定することができる。各回転軸は、ASIC内にいくつかのスイッチを必要とする。複雑度を低く抑えるためには、限られた数の回転軸を用いることが望ましい。いくつかの例示的な実施形態では、16の回転軸が22.5度のSAPステアリング分解能を提供する。他の例示的な実施形態では、8の回転軸が45度のステアリング分解能を提供する。
回転軸が決定されると、各遅延更新がSAP内のトランスデューサ素子に適用する方向が知られる。しかし、更新の数およびそれらの更新のタイミングを決定しなければならない。いくつかの例示的な実施形態では、起動、更新、および停止カウンタは、問題となる素子の理想的な動的遅延に関する平均遅延誤差を最小化することによって決定される。
したがって、例示的なプローブは、区分線形近似、すなわち初期静的期間で遅延曲線を近似し、その後に1つまたは複数の更新レート期間が続き、その後に遠方場における別の静的期間が続く。遅延更新の大きさおよび/または更新レート/頻度は、遅延しているグループ204に基づいて異なってもよい。具体的には、遅延更新の大きさを一定のままにすることができるが、更新間の周期を、遅延更新の傾きを変化させるためにグループ204ごとに調整することができる。代替的な実施形態では、遅延曲線近似は、理想的な動的焦点合わせ遅延をより良く近似するように非線形とすることができ、あるいは追加の区分線形セグメントを含むことができる。
図10は、SAP(例えば、SAP48)の各々に実装することができる遅延更新タイミングコントローラ250の例示的なブロック図を示す。図10に関して、コントローラ250は、遅延更新の区分線形近似のタイミングを調整するための少なくとも1つのカウンタ、例えば、起動カウンタ252、停止カウンタ254、レートカウンタ256などを含み、調整することができる。いくつかの例示的な実施形態では、1つのカウンタが起動カウンタ252、停止カウンタ254、およびレートカウンタ256として機能することができる。いくつかの例示的な実施形態では、起動カウンタ252、停止カウンタ254、およびレートカウンタ256の機能を実行するために、別々のカウンタを実装することができる。コントローラ250は、トランスデューサ素子202の各々に関係する遅延素子(例えば遅延素子46)に初期遅延プロファイルを適用することができ、それは起動カウンタ252で指定された期間では一定のままである。起動カウンタ252が、指定された値、例えば、コントローラ250により予め定められた値に達すると、あるいは指定された値から0にカウントダウンすると、部分開口プロセッサの遅延素子内の遅延は、トランスデューサ素子202が割り当てられたグループ204に従って更新され得る。1つの例示的な実施形態では、いくつかのグループ204は、増分することができ、いくつかのグループ204は、減分することができ、および/またはいくつかのグループ204は静的なままであり得る。
遅延更新は、レートカウンタ256の何倍か(または係数/分数)で増分され、これが更新間の時間を決定する。したがって、遅延の大きさは、1つのグループ204ごとに異なっていてもよく、例えば、いくつかの遅延素子は、他の遅延素子202と比較して、レートの2倍(または半分)、あるいは大きさの2倍(または半分)で更新することができる。例えば、レートカウンタ256に基づいて、遅延更新は、グループAおよびEでは100ナノ秒の周期で適用することができ、グループBおよびDでは200ナノ秒の周期で適用することができ、グループCでは適用されない。したがって、遅延更新の大きさが1.0の場合には、グループAは+1.0の遅延増分を受け取ることができ、グループEは−1.0の遅延増分を受けることができ、グループBは+0.5の遅延増分を受け取ることができ、グループDは−0.5の遅延増分を受け取ることができ、グループCは静的遅延を受けることができ、すなわち信号は同じ状態のままである。具体的には、一実施形態では、1つのビームについて、グループAおよびBは1つの方向に遅延変更を受け取ることができ、グループDおよびEは逆方向に遅延変更を受けることができる。更新回数は、さらに、停止カウンタ254によって管理することができる。停止カウンタ254は、所望の遅延更新回数をカウントすることができ、停止カウンタ254が指定された値、例えばコントローラ250によって予め決められた値に達した場合には、部分開口プロセッサによって動的遅延更新を停止することができる。遅延更新が停止されると、トランスデューサ素子202の各々に関係する遅延曲線素子の遅延は、ビーム受信期間の残りについて一定に保つことができる。
動的遅延更新グループ204の割り当て、初期遅延の大きさ、および/または遅延更新の大きさは、ビームごとに部分開口プロセッサのコントローラ250によって再評価および再割り当てすることができる。したがって、初期遅延プロファイルは、ビームの所望のステアリングによって定義することができ、またビームごとに更新することができるが、動的遅延更新プロファイルは、ビームごとに時間とともに変化させることができる。部分開口プロセッサはさらに、SA(例えば、SA42、200)のすべてのトランスデューサ素子202の超音波信号を合計し、プローブの外部の主処理部と通信可能なすべてのSAについて、SAPの出力として1つのチャネルを実装することができる。したがって、例えば5×5SAのために25個のチャネルを実装するのではなく、1つのチャネルを用いることができ、それによって、超音波プローブと主処理部との間に延在するケーブルまたはワイヤの数を低減することができる。遅延の区分線形近似を用いて、その後に位相合わせされた信号を部分開口部ごとに単一のチャネルに組み合わせることによって、動的ビームフォーマを実現するための複雑さを大幅に低減することができ、また必要なシリコン領域を減少させることができる。素子に必要な全回路がトランスデューサ素子のサイズより小さいか、またはそれにほぼ等しい場合には、ASICは、トランスデューサスタックの真後ろに配置することができる。低減されたシリコン領域は、超音波プローブの信号処理および電力要件に関して有利であり得る。
図11を参照すると、図4に示した開口部の異なる位置における2つのSAPについて例示的なステアリングプロットを示す。具体的には、トランスデューサ素子のアレイのエッジ付近のSAPは、区分的線形曲線(a)で表され、曲線(a)’で近似されており、トランスデューサ素子のアレイの中央付近のSAPは、曲線(b)で表され、曲線(b)’で近似されている。以上説明したように、初期遅延は、起動カウンタ252が指定された値に到達するまで、期間Aにおいて各SAPに適用される。それから遅延更新近似は、レートカウンタ256によって決定されたレートに基づいて、期間Bにおいて各SAPに適用される。期間Cにおいて遅延更新が指定された回数に達すると、停止カウンタ254が遅延更新を停止することができ、ビームの残りの部分は静的遅延のままである。
例示的な実施形態について本明細書で説明してきたが、これらの実施形態は、限定するものとして解釈されるべきではなく、本明細書で明白に記載したものに対する追加や変更も、本発明の範囲内に含まれることに留意されたい。さらに、本明細書に記載した様々な実施形態の特徴は、相互に排他的なものではなく、様々な組み合わせおよび置換が本明細書に明示されていなくても、本発明の趣旨および範囲から逸脱することなく、様々な組み合わせおよび置換で存在し得ることを理解されたい。
10 超音波システム
12 超音波プローブ
13 開口部
14 開口アセンブリ
15 主超音波処理部
16 マルチプレクサ/デマルチプレクサおよび送信/受信スイッチ
18 高電圧送信増幅器
20 送信ビームフォーマ
22 ビームフォーマ中央制御システム
24 時間利得補償増幅器
26 アナログデジタル変換器
28 受信ビームフォーマ
30 スペクトルドプラ処理
32 画像および動き処理
34 カラードプラ処理
36 音声出力
38 視覚ディスプレイ
40 電気ケーブル
42 部分開口部
44 トランスデューサ素子
46 遅延素子
48 部分開口プロセッサ(SAP)
49 別個のコントローラ
50 加算素子
52 1つの超音波信号
60 例示的なビーム
62 特定の焦点
64 波形
68 補正ステージ
102 開口部
104 部分開口部(SA)
106 トランスデューサ素子
200 部分開口部(SA)
200’ 部分開口部(SA)
202 トランスデューサ素子
202’ トランスデューサ素子
204 動的遅延更新グループ
205’ 動的遅延更新グループ
250 遅延更新タイミングコントローラ
252 起動カウンタ
254 停止カウンタ
256 レートカウンタ

Claims (22)

  1. ダイナミックなビームフォーミングが可能な部分開口処理を有する超音波プローブ(12)であって、
    前記超音波プローブ(12)に部分開口部(42)を形成するトランスデューサ素子(44)のアレイであって、前記部分開口部(42)の前記トランスデューサ素子(44)が、超音波信号を受信するよう構成され、かつ前記部分開口部のトランスデューサ素子(44)は、少なくともトランスデューサ素子(44)の第1のグループとトランスデューサ素子(44)の第2のグループとを含む複数の動的遅延更新グループ(204)に分割されている、トランスデューサ素子(44)のアレイと、
    前記部分開口部の前記トランスデューサ素子(44)に前記ビームフォーミングを行なうための遅延量の初期値を用いた初期遅延を適用し、かつ前記部分開口部の前記トランスデューサ素子(44)と関係する前記超音波信号に、前記ビームフォーミングを行なうために設定される遅延量を更新する遅延更新を動的に適用するように構成された部分開口プロセッサ(48)と、を含み、前記遅延更新は、遅延量の時間変化を示す遅延プロファイルが所望の遅延プロファイルと近似するように、所定の期間に繰り返して前記超音波信号に適用され、前記遅延プロファイルは、前記動的遅延更新グループ(204)に依存する、超音波プローブ(12)。
  2. 前記部分開口プロセッサ(48)は、第1の遅延変更を前記部分開口部(42)内のトランスデューサ素子(44)の前記第1のグループに適用し、第2の遅延変更を前記部分開口部(42)内のトランスデューサ素子(44)の前記第2のグループに適用するように構成され、前記第1の遅延変更は、前記第2の遅延変更と異なる、請求項1に記載の超音波プローブ(12)。
  3. 前記第1の遅延変更および前記第2の遅延変更は、遅延増分または遅延減分として異なる方向に適用される、請求項2に記載の超音波プローブ(12)。
  4. 前記部分開口部(42)内の前記動的遅延更新グループ(204)は、2つ以上の異なるレートで更新される、請求項2に記載の超音波プローブ(12)。
  5. 前記遅延更新は、前記動的遅延更新グループ(204)の前記トランスデューサ素子(44)と関係する前記所定の遅延プロファイルの区分線形近似である、請求項1に記載の超音波プローブ(12)。
  6. 前記部分開口部(42)の前記トランスデューサ素子(44)は、超音波信号を送信するように構成され、前記部分開口プロセッサ(48)は、前記超音波信号の焦点を特定するために、前記初期遅延を前記超音波信号に適用するように構成される、請求項1に記載の超音波プローブ(12)。
  7. 前記部分開口プロセッサ(48)は、前記動的遅延更新グループ(204)ごとに、前記トランスデューサ素子(44)によって受信された前記超音波信号の位相を実質的に合わせるために、前記遅延更新を前記超音波信号に適用するように構成される、請求項1に記載の超音波プローブ(12)。
  8. 前記部分開口プロセッサ(48)は、前記遅延更新における前記遅延量の第1のセットで第1のビームを処理し、前記遅延更新における前記遅延量の第2のセットで第2のビームを処理するように構成され、前記遅延量の第1のセットは、前記遅延量の第2のセットと異なる、請求項1に記載の超音波プローブ(12)。
  9. 前記部分開口プロセッサ(48)は、前記遅延更新を前記部分開口部(42)の前記トランスデューサ素子(44)と関係する前記超音波信号に適用するためのレートを設定するように構成される、請求項1に記載の超音波プローブ(12)。
  10. 前記部分開口プロセッサ(48)は、前記部分開口部(42)の前記トランスデューサ素子(44)と関係する前記超音波信号に適用される前記初期遅延における前記初期値の大きさを設定するように構成される、請求項1に記載の超音波プローブ(12)。
  11. 前記遅延更新は、増分遅延、静的遅延、または減分遅延のうちの1つである、請求項1に記載の超音波プローブ(12)。
  12. 前記部分開口プロセッサ(48)は、前記初期遅延における前記初期値の1セットを前記部分開口部(42)の前記トランスデューサ素子(44)と関係する前記超音波信号に適用し、起動カウンタ(252)に応答して、前記部分開口部(42)の前記トランスデューサ素子(44)と関係する前記超音波信号に対して前記遅延更新の適用を開始し、レートカウンタ(256)によって指定された間隔で前記遅延更新の適用を継続し、停止カウンタ(254)に応答して、前記部分開口部(42)の前記トランスデューサ素子(44)と関係する前記超音波信号に対する前記遅延更新の適用を停止するように構成される、請求項1に記載の超音波プローブ(12)。
  13. ダイナミックなビームフォーミングを有する超音波システム(10)であって、
    超音波プローブ(12)を含み、前記超音波プローブ(12)は、部分開口部(42)を形成するトランスデューサ素子(44)のアレイであって、前記部分開口部のトランスデューサ素子が、超音波信号を受信するよう構成され、かつ前記部分開口部のトランスデューサ素子(44)は、少なくともトランスデューサ素子(44)の第1のグループとトランスデューサ素子(44)の第2のグループとを含む複数の動的遅延更新グループ(204)に分割されている、トランスデューサ素子(44)のアレイと、
    前記部分開口部の前記トランスデューサ素子(44)に前記ビームフォーミングを行なうための遅延量の初期値を用いた初期遅延を適用し、かつ前記部分開口部の前記トランスデューサ素子(44)と関係する前記超音波信号に、前記ビームフォーミングを行なうために設定される遅延量を更新する遅延更新を動的に適用するように構成された部分開口プロセッサ(48)と、を含み、前記遅延更新は、遅延量の時間変化を示す遅延プロファイルが所望の遅延プロファイルと近似するように、所定の期間に繰り返して前記超音波信号に適用され、前記遅延プロファイルは、前記動的遅延更新グループ(204)に依存する、超音波システム。
  14. 前記部分開口プロセッサ(48)は、少なくとも1つのカウンタを含む、請求項13に記載の超音波システム。
  15. 前記部分開口プロセッサ(48)は、前記初期遅延を前記トランスデューサ素子(44)と関係する超音波信号に適用し、前記少なくとも1つのカウンタに応答して前記遅延更新を適用し、前記遅延更新を、前記少なくとも1つのカウンタが指定された値に達するたびに指定されたレートで前記トランスデューサ素子(44)と関係する前記超音波信号に適用し、指定された数の遅延更新が完了した後に前記遅延更新を停止するように構成される、請求項14に記載の超音波システム。
  16. ダイナミックなビームフォーミングで超音波信号を受信する方法であって、
    超音波プローブ(12)に配置された部分開口部(42)のトランスデューサ素子(44)と関係する超音波信号に前記ビームフォーミングを行なうための遅延量の初期値を用いた初期遅延を適用するステップと、
    少なくともトランスデューサ素子(44)の第1のグループとトランスデューサ素子(44)の第2のグループとを含む複数の動的遅延更新グループ(204)に前記部分開口部(42)の前記トランスデューサ素子(44)を分割するステップと、
    前記部分開口部の前記トランスデューサ素子(44)と関係する前記超音波信号に、前記ビームフォーミングを行なうために設定される遅延量を更新する遅延更新を適用するステップと、を含み、前記遅延更新は、遅延量の時間変化を示す遅延プロファイルが所望の遅延プロファイルと近似するように、所定の期間に繰り返して前記超音波信号に適用され、前記遅延プロファイルは、前記動的遅延更新グループ(204)に依存する、方法。
  17. 前記部分開口部(42)の前記トランスデューサ素子(44)を介して前記超音波信号を送信し、前記超音波信号の焦点を特定するために、部分開口プロセッサ(48)を介して前記初期遅延を前記超音波信号に適用するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記部分開口部(42)の前記トランスデューサ素子(44)を介して前記超音波信号を受信し、前記動的遅延更新グループ(204)ごとに、前記トランスデューサ素子(44)によって受信された前記超音波信号の位相を実質的に合わせるために、部分開口プロセッサ(48)を介して前記遅延更新を前記超音波信号に適用するステップをさらに含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記遅延更新における前記遅延量の第1のセットを用いて第1のビームを処理し、前記遅延更新における前記遅延量の第2のセットを用いて第2のビームを処理するステップをさらに含み、 前記遅延量の第1のセットは、前記遅延量の第2のセットと異なる、請求項16に記載の方法。
  20. 前記遅延量の前記第1のセットおよび前記第2のセットの各々について、前記遅延更新のための異なる遅延増分または遅延減分を適用するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記遅延量の前記第1のセットおよび前記第2のセットの各々について、前記遅延更新のための異なる遅延更新期間を適用するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
  22. 前記遅延更新を前記部分開口部(42)の前記トランスデューサ素子(44)と関係する前記超音波信号に離散的に適用するためのレートを設定するステップをさらに含む、請求項19に記載の方法。
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