JPS63222745A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPS63222745A
JPS63222745A JP5940887A JP5940887A JPS63222745A JP S63222745 A JPS63222745 A JP S63222745A JP 5940887 A JP5940887 A JP 5940887A JP 5940887 A JP5940887 A JP 5940887A JP S63222745 A JPS63222745 A JP S63222745A
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JP
Japan
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delay
signal
data
sampling signal
converter
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JP5940887A
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English (en)
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恭大 中村
川淵 正己
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、医用分野において生体内の断層像を得るため
に用いられる超音波診断装置に関するものである。
従来の技術 超音波診断装置は、超音波パルスの送受信を繰り返しな
がらビームを偏向走査し、反射してきたエコー信号を映
像化することにより生体内の断層像を得て診断するよう
にしたもので、医用分野において普及している。この従
来の超音波診断装置としては、例えば特開昭61−51
560号公報等に記載されている構成が知られている。
一般に電子走査型の超音波診断装置では、複数個の微小
圧電素子(以下、振動子と云う)を直線状に並べてアレ
イとし、アレイの一部の振動子より送受信を行ない、こ
の送受信が繰り返されるごとに送受信位置を移動して走
査する直線走査型と、アレイのほぼ全体を使用し、各振
動子に加わる送信信号および各振動子に現われるエコー
信号にそれぞれ異なる遅延時間を与えて超音波ビームの
送受信指向性を持たせ、送受信を繰り返すごとにビーム
方向を扇形に順次変化させるセクタ走査型が主流である
。いずれの方式においても、送受信の両方の系に被検深
度に応じてフォーカスを与えるように遅延手段を設けて
あり、各々の振動子の送信信号、受信信号ともに異なる
遅延時間を与える。
また、セクタ方式では、焦点用の遅延手段の他に超音波
ビームの送受信指向性を制御するために比1絞的大きな
遅延時間を与える遅延手段を設けである。
第5図は送受信信号に与える遅延時間の設定について8
y−ヤンネルのセクタ走査型を例(二とって図示したも
のである。同図において、P1〜P8は振動子であり、
アレイ状に並んでいる。この振動子アレイを用い、振動
子アレイの中心線a −a上で、距離lにあるQlに焦
点を結び、送受信を行うとする。このとき、送信信号、
受信信号に与える遅延時間は、x−x上のtdx〜tt
isである。これらの遅延時間tdl −tdsを振動
子P1〜P8に割り当てて送信することにより振動子P
1〜P8の各々から出た超音波は位相合成されて1本の
超音波ビームとなり、Qlに同時(=到達する。また、
Qlからの反射信号は、振動子P1〜P8の最も近いも
のから到達するが、td1〜td2の遅延を与え、加算
回路で各振動子で得られた受信信号を加算することによ
りQlからのエコー信号は加算点に同時に到達し、Ql
からのエコー信号感度が最大となる。また、焦点位置Q
2が中心線a −aになく、超音波ビームを偏向しなけ
ればならないとき、遅延時間tdx −tdsはy−y
上に並ぶ。これによって送信信号はQ2に向かい、受信
感度はQ2の方向のものが最大となって受信される。
以上のような遅延処理を行なうには、特に受信系では現
在のところ大部分の超音波診断装置が電磁遅延線を用い
ているが、この電磁遅延線は理想的特性を得るのが非常
に困難であり、特にセクタ走査型で大きく偏向した場合
、遅延時間が長くなり、受信信号が通過する遅延線も長
くなってしまうため、遅延線の周波数特性の劣化、伝搬
中の減衰、反射などの問題が発生し、結果として断層画
像の品位の低下を招いてしまう。また、最近のようにチ
ャンネル数が増加していく状況では、この問題はさらに
大きくなる。
第6図は以上のような遅延をディジタル信号によって行
なう64′fヤンネルの従来の方式の遅延加算部を示す
。このディジタル遅延方式は電磁遅延線を用いていない
ため遅延中に信号が劣化することはない。以下、同図を
参照しながら従来のディジタル遅延方式による超音波診
断装置について説明する。同図において、61はエコー
信号をA/D変換するA/Dコンバータ、62はA/D
コンバータ61から出力されたエコー信号のディジタル
データに遅延時間を与え、加算する遅延加算部、63は
A/Dコンバータ61のサンプリング信号を発生するサ
ンプリング信号発生手段である。
次に上記従来例の動作について説明する。図示し・ない
64個の振動子から被検体からのエコー信号が電気信号
となって出力され、適度に増幅された後、A/Dコンバ
ータ61におけるADZ〜AD64の入力端子C1〜e
64に入力される。A/Dコンバータ61からはサンプ
リング信号発生手段63で発生したサンプリング信号に
従って64個の量子化されたエコー信号が出力され、遅
延手段62aに入力される。遅延手段62aにおけるT
1〜T64はシフトレジスタやRAM等の記憶手段によ
り構成されており、必要な遅延時間をデータに与えた後
、加軍手段62bへ入力する。加算手段62bではT1
〜T64からの全てのデータを加算し、eOUTから出
力する。この後、加算されたエコー信号eOUTは検波
、対数圧縮、走査変換等の処理が行なわれて映像化され
る。
第7図は従来の他の例を示し、電磁遅延線による系の特
性劣化や高速A/Dコンバータによる回路の実現の困難
さを避けるため、短く、微小単位の遅延時間制御は電磁
遅延線で行なうアナログ遅延方式と、長く、粗い遅延時
間はA/Dコンバータにより量子化されたエコー信号を
メモリ等を用いて遅延するディジタル遅延方式とを組み
合わせた方式である。同図において、71は端子e1〜
e8に入力されたエコー信号に比較的短かく、細かいピ
ッチで遅延時間を与える電磁遅延線などによるアナログ
遅延手段、72はアナログ遅延手段71のそれぞれのチ
ャンネルt1〜t8から出力されたエコー信号のうち、
隣接するいくつかのチャンネルの信号を加算するアナロ
グ加算手段、73はアナログ加算手段72で加算された
エコー信号なA/D変換するA/Dコンバータ、74は
シフトレジスタ、メモリ等の記憶手段により構成され、
A/Dコンバータ73から出力されたディジタルデータ
に遅延時間を与えるディジタル遅延手段、75はディジ
タル遅延手段74から出力されたディジタルデータを加
算する加算手段である。
次に上記従来例の動作(二ついて説明する。図示しない
8Chの振動子で受信されたエコー信号は、それぞれ8
つの入力端子el −88を経てアナログ遅延手段71
に入力される。アナログ遅延手段71 におけるt1〜
t8では、第5図で説明したように偏向方向や焦点距離
(=応じて数nS〜数士nsの刻みで数百ns以下の比
較的短い遅延時間を与える。入力端子e1%e81ユ入
力されたエコー信号のうち、隣接する振動子からのエコ
ー信号の遅延時間差は小さいため、次段のアナログ加算
手段72ではこれらの遅延時間差の小さいものを2本づ
つ81−84で加算する。A/Dコンバータ73では、
アナログ加算手段72で加算された4本のエコー信号を
それぞれAD t −AD4でA/D変換する。AD1
〜AD4は外部のサンプリング信号によって同時にディ
ジタル信号を出力し、次段のディジタル遅延手段74へ
出力する。A/Dコンバータ73の変換速度は、一般的
に用いる超音波中心周波数3.5 MHz〜5MHzの
診断装置では、その帯域まで考慮して20〜3QMHz
あれば十分である。ディジタル遅延手段74ではメモリ
等の記憶手段によって、入力されたデータを超音波ビー
ムの偏向方向、焦点距離に応じてチンプリング信号に同
期して遅延する。ディジタル遅延手段74で遅延された
4本のデータはディジタル加算手段75で加算され、位
相合成されたエコー信号がディジタル量で得られる。こ
の遅延時間の設定は、各々のチャンネルに必要な遅延時
間なtd とすれば、ディジタル遅延手段74によりお
およその遅延時間Td で与え、遅延時間tdとTdの
差をアナログ遅延手段71により与える。
発明が解決しようとする問題点 しかし、以上のような従来の超音波診断装置のうち、前
者の全ディジタル遅延方式では、例えば遅延量子化ピッ
チを1QnsにするならばA/Dコンバータ61 に1
00MHzのサンプリング周波数が必要になり、多チャ
ンネルのシステムにおいては回路実装上も困難で、また
、データ数も多くなるため、後の信号処理やデータを保
持するためのメモリも増加してしまい、装置実現のため
の大きな問題となっている。
また、後者のアナログ遅延方式では、アナログ遅延線の
タップを多く設けなければならないため、アナログ遅延
線の特性の劣化が発生してしまい、全チャンネル間の特
性差を画像の劣化を招く恐れのない30〜40dB 以
下に抑えることは困難である。また、この方式で、ダイ
ナミックフォーカスを実現するためには、アナログ遅延
線のタップ切換回路が必要となり、制御も複雑になると
いう問題があった。
そこで、本発明は、従来技術の以上のような問題点を解
決するもので、エコー信号を高精度に遅延することがで
き、高品位の画像を得ることができ、またコストの低下
を図ることができるようにした超音波診断装置を提供し
ようとするものである。
問題点を解決するための手段 そして上記問題点を解決するための本発明の技術的な手
段は、複数個の電気音響変換手段と、この音響変換手段
により得られたエコー信号をN[F]変換する複数個の
A/Dコンバータと、このA/Dコンバータと同数個設
けられ、A/Dコンバータのサンプリング信号の周期よ
り短い時間単位でサンプリング信号を遅延するサンプリ
ング信号遅延手段と、上記複数個のA/Dコンバータの
ディジタルデータをサンプリング信号の周期で同期する
複数個の同期手段と、この同期手段で得られたディジタ
ルデータを超音波ビームの偏向方向や焦点距離に応じて
遅延加算する遅延加算手段を備えたものである。
作    用 上記技術的手段による作用は次のようになる。
すなわち、複数個の電気音響変換手段C:より得られた
被検体からのエコー信号を複数個のA/Dコンバータで
ディジタル量(二置換する際、A/Dコンバータで用い
るサンプリング信号をサンプリング信号遅延手段でサン
プリング周期以下の細かいピッチで各チャンネル別(二
遅延制御し、各NΦコンバータから出力されたディジタ
ルデータを同期手段によってサンプリング信号の周期に
同期させる。遅延加算手段では同期したディジタルデー
タに必要な遅延時間を与えて加算する。このよう(二電
磁遅延線を使用せず;:変換速度が遅いA/Dコンバー
タでエコー信号を高精度で遅延することができる。
実施例 以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明
する。第1図は本発明の一実施例における超音波診断装
置の構成図であり、本実施例においては、8チヤンネル
の場合を示している。
同図において、1は生体内に超音波を送信し、反射した
エコー信号を受信する8個の電気音響変換手段である振
動子を備えたプローブ、2は装置各部で使用する制御信
号の発生手段、3はプローブ1によって送受信される超
音波ビームの偏向角度、焦点距離(:応じ、送信系、受
信系のそれぞれに遅延データを与えて走査を制御する走
査制御手段、4は制御信号発生手段2が発生した送信ト
リが信号と走査制御手段3が発生した送信遅延データ(
二基づき、遅延された送信信号を発生する送信信号遅延
手段、5は送信信号遅延手段4が発生した送信信号を増
幅し、プローブ1内の8個の振動子を駆動して超音波を
発生させる駆動手段、6はプローブ1の各振動子で受信
された被検体からのエコー信号のそれぞれを適度に増幅
する増幅手段、7は増幅手段6で増幅されたエコー信号
を後述するサンプリング信号に同期してA/D変換する
A/Dコンバータ、8は走査制御手段3が発生した遅延
データ;二基づき制御信号発生手段2が発生したサンプ
リング信号を遅延するサンプリング信号遅延手段、9は
A/Dコンバータ7から出力された量子化エコー信号を
同期する同期手段、 10は同期手段9が出力した量子
化エコー信号に遅延時間を与え加算する遅延加算手段で
、走査制御手段3が発生した遅延データに基づき量子化
エコー信号を遅延するディジタル遅延手段10aど、こ
のディジタル遅延手段10aの各セルT1〜T8から出
力される量子化エコー信号全部を加算する加算手段10
bとより構成されている。11は遅延加算手段10で加
算され、位相合成された量子化エコー信号に、検波、対
数圧縮などの信号処理を加える信号処理手段、12は制
御信号発生手段2から出力された音響走査制御信号に同
期して入力される処理後のエコー信号情報を画像化し、
テレビ等の表示手段13の表示形式に合わせて同期信号
、映像信号を発生する走査変換手段である。
次に上記実施例の動作について説明する。
制御信号発生手段2では、超音波パルスを発生するため
のトリが信号と、このトリが信号をカウントして送受信
を行なっている走査線の番号を得るための走査線番号と
、トリが信号を基準時刻としてエコー信号をA/D変換
するためのサンプリング信号と、超音波ビームを走査す
るために使用されるフレーム、ラインの同期信号とを出
力する。
走査制御手段3は制御信号発生手段2が発生した同期信
号と走査線番号により、走査を開始する音響走査線の方
向と焦点距離に応じた遅延データを送信信号遅延手段4
とサンプリング信号遅延手段8と遅延加算手段10のデ
ィジタル遅延手段10aとに設定する。送信信号遅延手
段4では、制御信号発生手段2が出力したトリが信号を
遅延時間ゼロの基準時刻として、設定された遅延データ
に基づいて遅延された送信パルスを出力する。送信信号
遅延手段4から出力された送信パルスは、第5図に示す
ように遅延時間が設定されており、これを駆動手段5の
8個のセルD1〜D8で個別に増幅し、プローブ1の8
個の振動子を駆動する。プローブ1では、8個の振動子
が入力された送信信号を超音波パルスに変換し、このパ
ルス状の超音波ビームを被検体に送り出す。この超音波
ビームの進行方向にある被検体からのエコー信号は再び
プローブ1の8個の振動子に受信される。第5図にも示
したようにエコー信号の音源Q1やQ2から8個の振動
子P1〜P8の距離はそれぞれ異なる。
従って、各振動子で得られるエコー信号に時間差が発生
するため、各振動子で得られたエコー信号に必要な遅延
時間を与えてエコー信号の加算点に同時に到達させれば
、目的とする方向、距離の受信指向性のみが最大となる
次に、受信されたエコー信号の処理過程(二ついて説明
する。第2図は、第1図における各部の信号で、同図(
a) 、 (b)はそれぞれチャンネル1、チャンネル
8の振動子が受信したエコー信号、(C)。
(d)は、それぞれ(a) 、 (b)をA/D変換す
る際に用いられるサンプリング信号、(e) 、 (f
)はそれぞれ、同期手段9セルMl 、 Msの出力信
号、(g)。
(h)はそれぞれ、ディジタル遅延手段10aのセルT
I、T2の出力信号である。但し、(e)〜(h)は本
来、A/D変換された後のディジタル量として得られる
ものであるが、説明を簡単にするために等価のアナログ
量として表現している。
プローブ1の8個の振動子で得られるエコー信号は、そ
れぞれ増幅手段6で適度な増幅を受けた後、A/Dコン
バータ7の各セルADt〜ADsでA/D変換される。
A/Dコンバータ7に入力される8本のエコー信号の到
達時間(二は差があり、例えばチャンネル1.8では第
2図(a) 、 (b)に示すようにTdの時間差が生
ずる。A/Dコンバータ7がA/D変換する際のサンプ
リング信号は、サンプリング信号遅延手段8の各セル8
1〜S8によって与えられる。サンプリング信号遅延手
段8では制御信号発生手段2が発生した周期Tsの基準
サンプリング信号を走査制御手段3によって設定された
遅延データに基づいて遅延する。例えば、第2図(a)
 、 (b)に示すように到達時間差Tdの場合、サン
プリング信号は同図(C) 、 (d)に示すようにt
A/D時間差を与える。Tdとtn の関係は次式で示
される。
Td=N−ts−f−tn (、n :整数)ts)t
N             ・・団・(1)但し、t
nを無段階に選ぶことは実際上、不可能であり、実用上
、エコー信号の中心周波数fcの周期の10〜20分の
1程度が適当である。従って、できるだけ上記(1)式
を満たすN、tnを選択すればよい。A/Dコンバータ
7は、以上のようにして得られたサンプリング信号で、
エコー信号なA/D変換する。A/D変換された点は、
第2図(a) 、 (b)の波形上の丸印の点である。
A/D変換された量子化エコー信号の時間差は、サンプ
リング信号の時間差と同じだけの時間差で出力される。
同期手段9では、量子化エコー信号の時間差を基準サン
プリング信号(サンプリング信号遅延手段8で遅延され
る以前のサンプリング信号)で同期する。同期手段9に
おいて、例えばセルM1. M2が出力する量子化エコ
ー信号は第2図(e)。
(、f’)のようになり、この段階でのチャンネル1と
8の時間差はtwとなり、tN短縮される。ディジタル
遅延手段10aでは、同期された量子化エコー信号を走
査制御手段3によって設定された遅延データに基づいて
遅延する。第2図(e) 、 (f)に示すようにtw
の時間差がある場合、twは tsの整数倍であるため
、量子化エコー信号の遅延はシフトレジスタや、カウン
タが接続された〃■を用いて3デ一タ分だけ移動させれ
ばよい。この操作は非常に簡単であり、ディジタル遅延
手段10aの出力(第2図(g) 、 (h) )では
、各振動子で得られたエコー信号の到達時間差はゼロに
なる。加算手段10bでは、全てのディジタル遅延手段
10aが出力した量子化エコー信号を加算し、信号処理
手段11へ出力する。信号処理手段11では、検波、対
数圧縮処理などを行ない、走査変換手段I2へ出力する
。走査変換手段12は内部に画像メモリを有しており、
制御信号発生手段2が出力している同期信号や走査線番
号に基づいてメモリのアドレスを決定し、信号処理手段
11が出力した画像データを時間の経過と共に書き込ん
で行く。
このようにして目的とする最大被検深度のエコー信号の
受信が終了した時点で、制御信号発生手段2は走査線番
号を変更し、走査制御手段3はこれ(二伴って各部の遅
延データを設定し直す。そして再度トリが信号を発生し
、送受信を繰り返しながら超音波ビームを走査して断層
画像を構成する。
第3図は、第1図における同期手段9(IF−ヤンネル
分)の具体例を示す構成図である。同図において、37
は第1図におけるA/Dコンバータ7の1セル、38は
第1図におけるサンプリング信号遅延手段8の1セル、
39は第1図における同期手段9の1セル、313 、
31bはA/ D ’:l 7 ハーク37から出力さ
れた量子化エコー信号を一時記憶する第1.第2の記憶
手段、32はサンプリング信号遅延手段38で遅延され
たサンプリング信号を分周する第1の分周手段、33は
第1図における制御信号発生手段2から出力されたサン
プリング信号を分周する第2の分周手段、34は第2の
分周手段33が出力するステータスによって第1.第2
の記憶手段31a 、 31bが出力する量子化エコー
信号を選択するデータ選択手段である。
第4図は第3図の構成における各部の信号を表わしたも
ので、(a)は送信信号を発生させるためのトリガ信号
、(b)は制御信号発生手段2が出力したサンプリング
信号、(C)はサンプリング信号遅延手段38によって
遅延されたサンプリング信号、(d)はA/Dコンバー
タ37がエコー信号をA/D変換した量子化エコー信号
、(e)は第1゜第2の記憶手段31a 、 31bに
入力されたA/Dコンバータ37からの量子化エコー信
号を記憶するためのクロック信号、(f)は第1の記憶
手段31aが出力した量子化エコー信号、(g)は第2
の記憶手段31bが出力した量子化エコー信号、(h)
はデータ選択手段34から出力される量子化エコー信号
、(1)はデータ選択手段34を切り換える切換信号で
ある。
上記のようにトリが信号(a)が発生すると、被検体内
に超音波パルスがプローブ1から出力される。
この後、制御信号発生手段2は、サンプリング信号1(
b)を発生し、これをサンプリング信号遅延手段38は
遅延データに応じて遅延し、サンプリング信号2(C)
を発生する。A/Dコンバータ37はサンプリング信号
2(d)のタイミング■でエコー信号なA/D変換し、
量子化エコー信号1(d)のデータDOを出力する。第
1の分周手段32はサンプリング信号2を分周して第1
.第2の記憶手段31a 、 31bに加える。記憶手
段31a。
311〕には、共にA/Dコンバータ37が出力した量
子化エコー信号1(d)が加えられ、サンプリング信号
2(d)のタイミング■で第1の記憶手段31aが記憶
し、タイミング■で次のデータD1を記憶する。従って
、第1の記憶手段31aはA/Dコンバータ37が出力
する量子化エコー信号の偶数番目のデータを、第2の記
憶手段31bは奇数番目のデータを記憶し、量子化エコ
ー信号2(f)、3(g)をそれぞれ出力する。第2の
分周手段33はサンプリング信号1(b)を分周して切
換信号を同一のタイミング■で発生し、データ選択手段
34に入力する。データ選択手段34は、量子化エコー
信号2(f)、3 (11)を切換信号(i)で選択し
、量子エコー信号De (h)を出力する。この量子化
エコー信号De (h)は、■のタイミングでサンプリ
ング信号1(b)に同期されるため、図示しない他のチ
ャンネルとデータの出力タイミングがサンプリング信号
1(b)に揃えられ、次段の遅延加算手段10 に同時
に加えられる。
なお、第1図の走査制御手段3においては、トリガ信号
により発生した送信信号が被検体により反射し、エコー
信号となって受信されるとき、エコー信号の音源の深度
によって各部に設定する遅延データをトリガ信号から時
間の経過に伴って切り換えることにより、ダイナミック
フィルタ動作が可能となる。また遅延加算手段10が焦
点用遅延手段を含み、この焦点用遅延手段に設定する遅
延時間と、サンプリング信号遅延手段8(=設定する遅
延時間とを被検深度に応じて変化させるダイナミックフ
ォーカス制御手段を有するようにしてもよい。
発明の効果 以上述べたように本発明の超音波診断装置によれば、複
数個の電気音響変換手段により得られたエコー信号なA
/D変換する複数個のA/Dコンバータに加わるそれぞ
れのサンプリング信号を遅延手段により遅延し、各A/
Dコンバータから出力されたディジタルデータを同期手
段によりサンプリング信号の周期に同期させ、この同期
手段により得られたディジタルデータを遅延加算手段(
二より超音波ビームの偏向方向や焦点距離に応じて遅延
加算するようにしている。従って電磁遅延線を使用せず
に変換速が遅いA/Dコンバータでエコー信号を高精度
で遅延することができ、高品位の画像を臨床現場に提供
することができる。また構成が簡単となり、安定に提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
;甲万;=;酊は第1図における各部の信号波形図、第
3図は第1図における同期手段の具体例の構成図、第4
図]キ守は第3図における各部の信号図、第5図は超音
波の偏向と遅延時間の関係を示す図、第6図および第7
図はそれぞれ従来の超音波診断装置の要部の構成図であ
る。 ■・・・プローブ、2・・・制御信号発生手段、3・・
・走査制御手段、4・・・送信信号遅延手段、訃・−駆
動手段、6・・・増幅手段、7・・・A/Dコンバータ
、8・・・サンプリング信号遅延手段、9・・・ディジ
タル遅延手段、10・ 遅延加算手段、10a・・・デ
ィジタル遅延手段、10b・・・加算手段、11・・・
信号処理手段、12・・・走査変換手段、13・・・表
示手段、31a・・・第1の記憶手段、32b・・・第
2の記憶手段、32・・・第2の分周手段、34・・・
データ選択手段。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 はか■名第2
図 時間→ 第5図 第6図 第7図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数個の電気音響変換手段と、この電気音響変換
    手段により得られたエコー信号をA/D変換する複数個
    のA/Dコンバータと、このA/Dコンバータと同数個
    設けられ、A/Dコンバータのサンプリング信号の周期
    より短い時間単位でサンプリング信号を遅延するサンプ
    リング信号遅延手段と、上記複数個のA/Dコンバータ
    のディジタルデータをサンプリング信号の周期で同期す
    る複数個の同期手段と、この同期手段で得られたディジ
    タルデータを超音波ビームの偏向方向や焦点距離に応じ
    て遅延加算する遅延加算手段を備えたことを特徴とする
    超音波診断装置。
  2. (2)電気音響変換手段と、A/Dコンバータが同数で
    ある特許請求の範囲第1項記載の超音波診断装置。
  3. (3)同期手段が複数個の一時記憶手段を有し、A/D
    コンバータからのデータの書き込みを複数個の一時記憶
    手段に1データづつ順次書き込み、書き込みを行なって
    いない一時記憶手段から読み出して次段の遅延加算手段
    に出力する特許請求の範囲第1項記載の超音波診断装置
  4. (4)遅延加算手段が焦点用遅延手段を含み、この焦点
    用遅延手段に設定する遅延時間と、サンプリング信号遅
    延手段に設定する遅延時間とを被検深度に応じて変化さ
    せるダイナミックフォーカス制御手段を有する特許請求
    の範囲第1項記載の超音波診断装置。
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