JP6416582B2 - 医用画像における金属アーチファクト除去のための方法および装置 - Google Patents

医用画像における金属アーチファクト除去のための方法および装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、画像処理の分野に関し、特に、医用画像における金属アーチファクト除去のための方法および装置に関する。
コンピュータ断層撮影法(CT)は、現在医学的診断のための最も重要な手段の1つである。異なるヒト組織のX線の吸収率および透過率の違いによって、人体を測定するために高感度の機器が用いられ、測定から得られたデータはコンピュータに入力される。それから、コンピュータはデータを処理して、検出(すなわちCT撮像技術)対象の人体の部分の断面または3次元画像を取得し、そのようにして人体内の任意の部分のいかなる小さい病変も見いだす。
しかし、CT撮像の処理において、例えば入れ歯または外科的に埋め込まれた金属対象物などの患者の体にある金属対象物がX線ビームの硬度の変化を生じさせ、それは結果として金属アーチファクトとなる。金属アーチファクトの発生がCT撮像後の病理学的解析の認識に影響を与えるので、したがって、病変についての決定が不正確になる。したがって、金属アーチファクト除去のための医用画像処理方法が行われている。しかし、先行技術の方法によるアーチファクト除去処理の後に、通常新たなアーチファクトが画像にもたらされ、金属領域の境界がぼやける。
先行技術のアーチファクト除去のための方法は、金属対象物の存在が検出されたことに従って、金属対象物が含まれる医用画像に対して全体の処理を実行する。その結果、医用画像にアーチファクトが含まれていない領域、またはアーチファクトが医用画像の解像度に影響を及ぼすには不十分である領域も、処理を実際に必要とするアーチファクト領域と同じアーチファクト除去処理を受ける。これは結果として、処理する必要のないアーチファクト領域についての画像の過剰強化になり、それによって、新たなアーチファクトが生成される。同時に、それはまた結果として、その金属領域の境界をぼやけさせることにもなり得る。先行技術で境界のぼけを解決する方法がある。すなわち、周囲または他の位置のアーチファクト部分を考慮せずに全ての金属対象物領域を処理する方法であり、その結果、金属対象物部分の表示の輝度は金属アーチファクトをカバーするように増加する。このような処理の結果、金属領域の境界は依然として十分に鮮明ではなく、CT画像の全体は依然として過剰に修正されたままである。したがって、先行技術による方法は、依然として適切なアーチファクト除去を達成することができず、代わりに新たなアーチファクトが生成され、金属の境界は依然として十分に鮮明ではない。さらに、先行技術による方法は元の医用画像の識別可能な病変の効果を強化することができず、その上アプリケーションコストが増加する。
したがって、画像品質を向上させるために、医用画像の金属アーチファクト除去のための新規な方法と装置を提供することが必要である。
本発明の一実施形態は、医用画像における金属アーチファクト除去のための方法であって、処理される医用画像を取得するステップと、医用画像に金属領域が含まれるか否かを決定するステップと、金属領域が医用画像に含まれ、かつ、金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値以上である場合に、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行するステップと、を含む方法を提供する。
本発明の別の実施形態は、医用画像の金属アーチファクト除去のための装置であって、処理される医用画像を取得するための取得モジュールと、医用画像に金属領域が含まれるか否かを決定するための金属領域決定モジュールと、金属領域が医用画像に含まれ、かつ、金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値以上である場合に、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行するための第1のアーチファクト除去モジュールと、を含む装置を提供する。
本発明の実施形態は、本発明のより良好な理解のために以下の図面と組み合わせて記載される。
本発明による医用画像の金属アーチファクト除去のための方法の一実施形態のフローチャートである。 本発明による医用画像の金属アーチファクト除去のための方法の別の実施形態のフローチャートである。 本発明による医用画像の金属アーチファクト除去の処理における境界平滑化処理の一実施形態のフローチャートである。 本発明の一実施形態による医用画像の金属領域の境界を決定する具体的なフローチャートである。 本発明による医用画像の金属アーチファクト除去のための装置の一実施形態を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による金属アーチファクト除去処理および境界平滑化処理の結果を示す図である。 本発明の一実施形態による金属アーチファクト除去処理および境界平滑化処理の結果を示す図である。 本発明の一実施形態による金属アーチファクト除去処理および境界平滑化処理の結果を示す図である。
詳細な説明は、以下の部分に記載される。本説明は、簡潔にするために、実施の具体的な記述過程において、実際の実施の全ての特徴に詳細な記述を与えることができるわけではないことが指摘されるべきである。任意の工学プロジェクトまたは設計プロジェクトの過程のような任意の一実施形態の実際の実施過程においては、開発者の具体的な目標を実現するために、およびシステムに関するもしくは事業に関する制約を満たすために、様々な具体的な決定がしばしば行われるが、それは結果的に一実施形態から別の実施形態への変更となり得ることが理解されるべきである。また、開発過程の努力は複雑で時間がかかるものであり得るが、本発明によって開示される内容の分野に関する当業者にとっては、本明細書に開示される技術的内容を基礎としたいくつかの設計、製造、または生産などは単に通常の技術的手段であって、本発明の開示が不十分であるとみなされるべきではないということが理解され得る。
特に定義する場合を除き、特許請求の範囲および詳細な説明で用いる技術用語または科学用語は、当業者が理解することができる通常の意味を有するべきである。特許請求の範囲および詳細な説明で用いる「第1の」、「第2の」、および同様の用語は、いかなる順序、数、または重要性も示すものではなく、異なる構成要素を区別するためだけのものであることを理解すべきである。単数の表記は数の限定を意味するものではなく、少なくとも1つを意味することに留意すべきである。「備える」または「含む」などの用語は、「備える」または「含む」という用語の前の要素または構成要素が、「備える」または「含む」という用語の後に列挙される要素、構成要素、または等価な要素を包含し、他の要素または構成要素を除外しないことを意味するだけである。「接続する」または「と接続する」などの用語は、物理的もしくは機械的接続、または直接的もしくは間接的な接続に限定するものではない。
本発明の一実施形態では、アーチファクト除去処理の前に決定プロセスが追加される。すなわち、医用画像の金属領域の例えば金属密度またはサイズなどの金属性質に従って、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行する必要があるか否かについて前決定が成される。アーチファクト除去処理は、処理が必要とされる場合にだけ実行され、さもなければ処理は実行されない。このようにして、アーチファクト除去のプロセスにおいて不必要な処理を回避することができ、また、新たなアーチファクトが生じる可能性が低減され、それによって医用画像の金属アーチファクトの高速処理が実現され、その結果、医学症候群の精査の精度が強化される。具体的には、医用画像の金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値以上であると決定された場合に、アーチファクト除去処理が医用画像に対して実行される。また、その金属密度値が予め設定された密度値より小さいと決定された場合には、アーチファクト除去処理の妥当性および精度を確実にするために、金属領域のサイズと組み合わせて、アーチファクト除去処理が医用画像に対して実行するか否かについてさらなる決定が成される。
さらに、より正確に境界領域を決定し、金属領域に対してより正確な境界平滑化処理を実行するために、金属領域の境界領域が特定領域内の金属のサイズ(比)に基づいて適応可能に決定される。このようにして、アーチファクト処理に起因する境界のぼけによって生じる医用画像の分析に対する影響を回避することができる。
本発明の目的、技術的解決方法、および利点をより明確にするために、本発明の技術的解決方法の明確かつ完全な説明を、具体的な実施形態および対応する図面と共に以下に与える。明らかに、ここに記載されている実施形態は、本発明の実施形態の全てというよりはむしろ一部にすぎない。本発明の実施形態に基づいて、創造的な働きなしに当業者によって得られる全ての他の実施形態は、本発明の範囲に含まれるものとする。
本発明の一実施形態によれば、医用画像のアーチファクト除去処理のための方法が提供される。
図1を参照すると、図1は、本発明による医用画像の金属アーチファクト除去のための方法の一実施形態のフローチャートを示す。
図1に示すように、ステップ101では、処理される医用画像を取得する。取得される医用画像は、スキャンされ画像化されたCT、B超音波、磁気共鳴イメージング(MRI)、および血管造影法による画像であり得るが、上記のタイプの医学的処理画像に限定されない。
ステップ102では、医用画像に金属領域が含まれるか否かを決定する。本発明の一実施形態によれば、医用画像のピクセル点のピクセル値が予め設定されたしきい値より大きいか否かを決定し、予め設定されたしきい値を超えるピクセルを見つけ出す。しきい値を超えるこれらのピクセル点によって形成される領域が金属領域である。
ステップ103では、金属領域が医用画像に含まれ、かつ、金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値以上である場合に、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行する。
医用画像をスキャンするプロセスでは、金属対象物(例えば金属入れ歯または合金骨)が患者の体に存在するので、医用画像の最終的なスキャン結果はしばしば影響を受ける。しかし、全ての金属領域が医用画像の最終的なスキャン結果に影響を及ぼすわけではない。したがって、金属領域内の具体的な金属の性質に基づいて、金属領域を含む医用画像に対してアーチファクト除去処理が必要となるか否かを決定する。
具体的には、金属領域を含む医用画像において、金属密度がより高い場合には高い画像グレー値が生成される。グレー値があまりに高いので、それによって画像に生じる輝度があまりに高くなり、したがって周囲の非金属領域が覆われてしまい、医用画像生成の全体的効果が影響を受ける。これに反して、金属密度によって生成される画像グレー値が均一で、医用画像生成の全体的効果に影響を及ぼさない場合には、それは金属の密度が極めて小さいことを意味し、したがって、医用画像に対するアーチファクト除去処理を実行する必要はない。したがって、本発明の実施形態は、金属領域を含む全ての画像にアーチファクト除去処理を実行するのではなく、金属領域を含む画像にアーチファクト除去処理を実行する前に、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行する必要があるか否かを決定する。
より具体的には、本発明の一実施形態によれば、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行する必要があるか否かを決定するプロセスにおいて、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行する必要があるか否かは、金属領域内で得られた金属密度値を予め設定された密度値と比較することによって決定することができる。詳細な説明は、図2と共に以下の部分に与えられる。
上述したアーチファクト除去処理は、本発明の実施形態に示す方法に限定されないことに留意すべきである。アーチファクト除去処理の任意の適切な方法をとることによって、それを実現することができる。例えば、本発明の一実施形態では、以下のステップによってそれを実現することができる。医用画像の投影の金属領域を決定するステップ、金属投影領域内の投影値に対して内挿補正処理(interpolation correction processing)を実行するステップ、および医用画像に対して復元および再構築処理を実行するステップである。
図2を参照すると、図2は、本発明の別の実施形態による医用画像の金属アーチファクト除去のための方法のフローチャートを示し、それは本発明のより具体的な実施形態による金属アーチファクト除去処理のプロセスを説明する。
図2に示すように、ステップ201では、処理される医用画像を取得する。このステップはステップ101に類似し、したがってここでは繰り返さない。
ステップ202では、医用画像に金属領域が含まれるか否かを決定する。
具体的には、処理される医用画像を取得した後に、医用画像に金属領域が含まれるか否かを最初に決定する。本発明の一実施形態によれば、例えば、特定のサイズの金属マスクを設定することによって、取得された医用画像のピクセル点をスキャンすることができる。医用画像の高いピクセル値を有する1つまたは複数のピクセル点をスキャンすると、これらのピクセル点が含まれる領域は、金属を有する領域、すなわち金属領域として示すことができる。その後、金属領域の位置のピクセル値の大きさは、非金属領域内のピクセル値の大きさと全く異なるので、医用画像を決定する前にピクセル値の範囲を予め設定することができ、そして、ピクセル値の予め設定された範囲のピクセル値によって、現在取得された医用画像に金属領域が含まれるか否かを決定する。例えば、金属マスクが予め設定されたピクセル値(ここで、最小値は4000に設定される)の最小値より大きい、現在の医用画像のピクセル値(ここで、スキャン値は5000に設定される)をスキャンした場合には、医用画像の現在のスキャン領域は金属領域であると決定される。決定された金属領域に対してアーチファクト除去処理を実行する必要があるかどうかについて、詳細な説明をステップ203〜205での解析において示すことができる。
医用画像が金属領域を含むかどうかについての決定は、上述した方法に限定されず、当該技術分野において周知の、または将来開発される任意の適切な方法で実現することができる。例えば、それは検出器識別または投影領域解析などの方法で実現することができる。
しかし、医用画像が金属領域を含むと決定された場合であっても、最終的な医学画像は必ずしも影響を受けない。例えば、金属領域の金属密度が極めて小さい場合(例えばスキャンされたピクセル値が4000である場合)、または、金属領域が医用画像全体の非常に小さい範囲を占めるだけの場合(すなわち金属領域が医用画像のわずか約0.1%である場合)には、生成されるアーチファクトは医用画像の最終的な医学的画像化および生成に影響を及ぼさない。したがって、不必要なアーチファクト除去処理を低減し、医用画像の表示効果を強化するために、金属領域の金属密度または占められている対応する面積についてのさらなる決定を行うことが必要となる。
さらに、ステップ202において医用画像が金属領域を含まないと決定された場合には、アーチファクト除去処理は医用画像に対して実行されず、すなわち処理を終了する。
ステップ202において医用画像が金属領域を含むと決定された場合には、ステップ203に進む。ステップ203では、金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値以上かどうかについてさらに決定される。
具体的には、金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値以上である場合には、ステップ204へ進む。ステップ204では、医用画像に対してアーチファクト除去処理が実行される。
金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値より小さい場合には、ステップ205に進む。ステップ205では、金属領域のサイズに基づいて、アーチファクト除去処理を金属領域に対して実行する必要があるか否かの決定が成される。
具体的には、その金属密度値が予め設定された密度値より小さいことが決定されたので、比較的大きいサイズの金属領域によって生成されるアーチファクトが医用画像自体に依然として影響を及ぼすことを考慮して、より妥当なアーチファクト除去処理を実現するために、その金属領域のサイズをさらに決定することが必要となる。
例えば、密度値の予め設定された範囲が[4000、6000]である場合には、密度値の予め設定された範囲[4000、6000]が取得された医用画像で実現され、それは医用画像の特定のピクセル位置に対応するグレー値として示すことができる。さらに、金属マスクによってスキャンされる金属領域内の平均グレー値が予め設定された範囲の最小値より小さい場合には、明らかに、金属対象物によって生成されるアーチファクトは医用画像全体には影響を及ぼさない。金属領域内の平均グレー値が予め設定された範囲の最大値以上である場合には、それは、金属対象物が医用画像スキャンプロセス全体の最終的な医用画像生成効果に影響を及ぼしたことを意味する。この場合には、アーチファクト除去処理を実行することが必要である。
さらに、金属領域においてスキャンされた平均グレー値が5000であり、密度値の予め設定された範囲[4000、6000]内である場合には、それによって生成されるアーチファクトは医用画像効果に影響を及ぼす可能性があり、対応するアーチファクト除去処理を実行することが必要となる。さらに、それによって生成されるアーチファクトが医用画像の最終的な生成効果に影響を及ぼすには不十分である場合には、不必要なアーチファクト除去処理を実行する必要がない。さらに、金属の検出された平均グレー値が密度値の予め設定された範囲[4000、6000]内である場合には、医用画像全体において医用画像の金属によって生成されるグレー値に対応するピクセルが占める面積の割合をさらに考慮しなければならない。その金属領域の平均グレー値が小さくても、それが比較的大きな面積を占める場合には、それは最終的な医用画像生成の効果になお影響を及ぼす。したがって、その金属領域のサイズをさらに決定することが必要となる。
ステップ205において金属領域のサイズが予め設定されたサイズより大きいと決定された場合には、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行するためにステップ204へ進む。ここでの決定の結果は、その金属密度が小さいにもかかわらず、それによって形成されるアーチファクトの面積が医用画像の効果に影響を及ぼすのに十分であることを示しており、アーチファクト除去プロセスを実行することが必要である。
具体的には、金属密度値が密度値の予め設定された範囲内である場合には、医用画像においてその金属領域が占める面積のサイズをさらに決定することが必要であり、すなわち、密度値の予め設定された範囲内の金属密度を有するピクセル値の場所の分布条件についての決定である。例えば、決定された金属領域のサイズは3*3ピクセル値によって形成される金属領域であり、その金属領域の平均グレー値は5000であり、それは医用画像全体においてピクセル値位置分布の3%より多くを占めて、医用画像の最終的な表示効果に影響を及ぼす。この時に、金属密度値を検出するだけでは明らかに不完全である。
ステップ205において金属領域のサイズが予め設定されたサイズより小さいと決定された場合には、医用画像に対する処理を終了する。すなわち、医用画像に対するアーチファクト除去処理を実行しない。ここでの決定の結果は、複数の金属領域が存在する場合であっても、その金属密度が小さく、かつ、金属領域が医用画像全体の面積の小さい部分を占めるだけである場合、すなわち、それによって生成されるアーチファクトが医用画像に影響を及ぼすには不十分である場合には、この時点で、新たな障害要因(例えば新たなアーチファクトなど)を生成することを回避するために、これ以上アーチファクト除去処理を実行する必要はない。
アーチファクト除去処理の方法は、図1のそれと同じであり、それはここでは繰り返さない。
図3を参照すると、図3は、本発明の一実施形態による医用画像の金属アーチファクト除去の処理における境界平滑化処理のフローチャートを示す。
図3に示すように、ステップ301では、医用画像の金属領域の境界領域を決定する。
具体的には、ステップ301は、アーチファクト除去または原画像の細部の損失の後に生成される新たなアーチファクト(例えば図6Aに示すアーチファクト除去の後に生成される新たなアーチファクト)の現象に対処するために、図1および図2に基づくアーチファクト除去後のさらに強化された処理である。より具体的には、次の境界平滑化処理をより正確なものにすることができ、したがって、より正確で妥当な復元および再構築を金属領域に対して実行することができるように、金属領域(処理される領域)の境界は、特定の領域内の金属のサイズ比に基づいて適応可能に決定することができる。その詳細な説明は、図4の説明で示すことができる。
ステップ302では、境界平滑化処理が金属の境界領域に対して実行される。金属の境界領域に対して境界平滑化処理を実行するのは、アーチファクト除去処理の後、歪みがない医用画像を保証するために、新たなアーチファクトの発生または医用画像の細部の損失の問題に関して、修正および補償を実行する必要があるからである。
具体的には、図6A〜図6Cに示すように、図6Aは現在スキャンされた医用画像であり、白い明るい金属領域の密度があまりに大きいので、結果としてそのグレー値は非常に高くなり、周囲の領域が影響を受ける。したがって、いくつかのストライプ状のアーチファクト領域が形成される(図6Aの赤外線矢印で示す)。アーチファクト処理の後、その効果を図6Bに示す。そこでは、依然として境界のぼけが発生している(図6Bの赤外線矢印で示す)。このように、図6Bに示すぼやけた境界位置を見いだして処理することが必要となる。したがって、ぼやけた境界を有する領域を決定することがキーポイントである(図4の説明を参照)。処理を必要とする金属境界領域を決定すると、境界平滑化処理を実行する。その効果を図6Cに示す。
本発明の一実施形態によれば、処理されるように決定された金属境界領域の境界平滑化処理を実行するために、境界検出およびウェーブレットアルゴリズムなどを用いることができるが、本発明はこれらに限定されない。その代わりに、当該技術分野において周知の方法、または将来開発される方法を、境界平滑化処理を実行するために用いることができる。このステップについての詳細な説明は、図4に示すステップ404で示すことができる。
図4を参照すると、図4は、本発明の一実施形態による医用画像の金属領域の境界領域を決定する(ステップ301)フローチャートを示す。
図4に示すように、ステップ401では、医用画像の金属領域の各ピクセル点を円の中心として、境界領域を決定するための円形検出領域が形成され、初期半径を予め設定する。
本発明の一実施形態によれば、金属領域の各ピクセル点(医用画像における位置は2次元マトリックスによって構成される)を円の中心(点Oに設定される)として用い、初期半径をr=3ピクセル幅に予め設定して、それによって、1つまたは複数の円形検出領域が形成される。さらに、本発明の実施形態で提案される円形検出領域は、実質上、金属領域をスキャンする際の各ピクセル位置に対応するピクセル値であり、このようにして、処理する必要がある金属境界領域を正確に決定することができる。
ステップ402では、円形検出領域内の金属領域と非金属領域との比がプリセット値より大きいか否かを決定する。
具体的には、提案された円形検出領域の円の中心のピクセルcを(xc,yc)と仮定すると、点Oを円の中心としrを半径とする円形検出領域におけるピクセルkは(xk、yk)である。
それによって、本発明の実施形態によれば、方程式(1)に示すように、円形検出領域の金属領域内のピクセル数をDcと仮定すると、
となり、方程式(2)に示すように、円形検出領域の非金属領域内のピクセル数はDnである。
ここで、fkは金属領域内のピクセル数であり、tはピクセル数の予め設定された範囲である。すなわち、非金属領域は円形検出領域内の金属領域を除いた領域を指す。
本発明の一実施形態によれば、円形検出領域内の金属領域と非金属領域との比
を得ることができ、それから
が満たされるかどうかが決定される。ここで、Tは金属領域の境界を決定するための予め設定された経験値であり、例えばT=0.5である。
は円形検出領域における非金属領域の比とみなすことができることに留意すべきである。円形検出領域の非金属領域の比が特定のしきい値を超える場合には、金属領域の境界領域が決定されたとみなすことができる。
ステップ402において、円形検出領域内の金属領域と非金属領域との比がプリセット値より小さいと決定された場合には、ステップ403に進む。
ステップ403では、円形検出領域内の金属領域と非金属領域との比がプリセット値より大きくなるまで初期半径を徐々に小さくする。例えば、初期半径は1ピクセル幅ずつ徐々に小さくなる。
ステップ402において、円形検出領域内の金属領域と非金属領域との比がプリセット値より大きいと決定された場合には、ステップ404に進む。
ステップ404では、円形検出領域に対して境界平滑化処理を実行する。
一実施形態では、円形検出領域内のピクセルのピクセル値を置き換えるための金属置換値を取得するために、内挿アルゴリズムを用いることができ、そのようにして医用画像の金属領域の境界平滑化処理を完了させる。具体的には、前述したDcに基づいて円形検出領域内の金属領域の割合Fcは、以下のように算出することができる。
さらに、内挿係数は、Fcに基づいて取得することができる。
本発明の具体的な実施形態によれば、金属置換値を得るために、以下の内挿方程式を取得することができる。
ここで、μはDnのピクセルの再構築値の平均値であり、mは置換前の金属値である。
nが0である場合、すなわち円形検出領域に金属領域だけがある場合には、μはmに設定される。
ここまで、本発明の様々な実施形態による医用画像の金属アーチファクト除去のための方法について記載している。本発明の一実施形態の方法によれば、アーチファクト除去プロセスにおける不必要な処理を回避することができ、新たなアーチファクトを生成する可能性低減することができる。それによって、アーチファクト除去をより合理的に実行して、医用画像の歪みを低減することができる。このような方法と同様に、本発明の一実施形態は、対応する装置をさらに提供する。
図5を参照すると、図5は、本発明の一実施形態による医用画像の金属アーチファクト除去のための装置のブロック図を示す。
図5に示すように、装置500は、取得モジュール501、金属領域決定モジュール502、および第1のアーチファクト除去モジュール503を含むことができる。
具体的には、取得モジュール501は、処理される医用画像を取得するために用いることができる。
金属領域決定モジュール502は、金属領域が医用画像に含まれるか否かを決定するために用いることができる。
第1のアーチファクト除去モジュール503は、金属領域が医用画像に含まれ、かつ、金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値以上である場合に、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行するために用いることができる。
本発明の一実施形態によれば、装置500は、金属領域が医用画像に含まれ、かつ、金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値より小さい場合に、金属領域のサイズに基づいて、金属領域に対してアーチファクト除去処理を実行する必要があるか否かを決定するための第2のアーチファクト除去モジュールをさらに含むことができる。
本発明の一実施形態によれば、第1のアーチファクト除去モジュールは、医用画像の投影の金属領域を決定するための金属領域決定モジュールと、投影領域内のピクセルに対して内挿補正処理を実行するための内挿モジュールと、医用画像に対して復元および再構築を実行するための画像再構築モジュールと、を含むことができる。
本発明の一実施形態によれば、第2のアーチファクト除去モジュールは、医用画像の投影の金属領域を決定するための金属領域決定モジュールと、投影領域内のピクセルに対して内挿補正処理を実行するための内挿モジュールと、医用画像に対して復元および再構築を実行するための画像再構築モジュールと、を含むことができる。
本発明の一実施形態によれば、装置500は、医用画像の金属領域の境界領域を決定するための境界決定モジュールと、境界領域に対して境界平滑化処理を実行するための境界処理モジュールと、を含むことができる。
本発明のより具体的な実施形態によれば、境界決定モジュールは、円形検出領域形成サブモジュールおよび境界決定サブモジュールをさらに含むことができる。円形検出領域形成サブモジュールは、医用画像の金属領域のピクセル点の各々を円の中心として、境界領域を決定するための円形検出領域を形成し、初期半径を予め設定するために用いられる。境界決定サブモジュールは、円形検出領域内の金属領域と非金属領域との比がプリセット値以上である場合には、円形検出領域は境界領域であると決定し、円形検出領域内の金属領域と非金属領域との比がプリセット値より小さい場合には、形成された円形検出領域内の金属領域と非金属領域との比がプリセット値より大きくなるまで初期半径を徐々に小さくするために用いられる。
ここまで、本発明の実施形態による医用画像の金属アーチファクト除去のための装置について記載している。上述した方法と同様に、装置を用いて、アーチファクト除去をより合理的に実行することができ、医用画像の歪みを低減することができる。
医用画像の金属アーチファクト除去のための装置の処理は、図1〜図4と共に記載した医用画像の金属アーチファクト除去のための方法の処理と対応するので、その具体的な詳細については、上記の医用画像の金属アーチファクト除去のための方法を参照することができる。それで、それについてはここでは繰り返さない。
先行技術と比較すると、本発明の一実施形態の技術的解決方法によれば、処理される取得された医用画像が金属領域を含むかどうかを決定し、金属領域が含まれると決定した場合には、金属領域の金属密度値および/または金属領域のサイズをさらに解析し、それによって、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行する必要があるか否かを決定する。したがって、アーチファクト除去のプロセスにおける不必要な処理を回避することができ、新たなアーチファクトが生じる可能性が低減され、アーチファクト除去処理が最適化され、それによって、その後の病理学的解析のためにより正確な結果が示される。
さらに、本発明の一実施形態の技術的解決方法によれば、金属領域が取得された医用画像に含まれ、かつ、金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値より小さい場合に、金属領域のサイズに基づいて、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行する必要があるか否かを決定し、そのようにして、実際に処理する必要があるアーチファクト領域を決定する。同時に、医用画像の金属領域の境界領域を決定し、境界領域に対して対応する境界平滑化処理を実行することによって、アーチファクト処理後の画像の細部の損失または新たなアーチファクトの生成が低減される。
上述したことは本発明の実施形態にすぎず、本発明を限定するために用いるものではない。当業者にとっては、本発明に対する様々な修正および変更があり得るであろう。本発明の趣旨および原理の内のいかなる修正、等価な置換、および改良は、本発明の特許請求の範囲に含まれるものとする。
本明細書は、本発明を開示するために実施例を用いており、好ましい実施例を含んでいる。また、いかなる当業者も本発明を実施することができるように実施例を用いており、任意のデバイスまたはシステムを製作し使用し、任意の組み込まれた方法を実行することを含んでいる。本発明の特許され得る範囲は、請求項によって定義され、当業者が想到する他の実施例を含むことができる。このような他の実施例が請求項の文字通りの言葉と異ならない構造要素を有する場合、または、それらが請求項の文字通りの言葉と実質的な差異がなく等価な構造要素を含む場合には、このような他の実施例は特許請求の範囲内であることを意図している。
101 処理される医用画像を取得するステップ
102 医用画像に金属領域が含まれるか否かを決定するステップ
103 金属領域が医用画像に含まれ、かつ、金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値以上である場合に、医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行するステップ
201 処理される医用画像を取得するステップ
202 医用画像に金属領域が含まれるか否かを決定するステップ
203 金属領域のうちの1つの金属密度値が予め設定された密度値以上か否かを決定するステップ
204 医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行するステップ
205 金属領域のサイズに基づいて、アーチファクト除去処理を金属領域に対して実行する必要があるか否かを決定するステップ
301 医用画像の金属領域の境界領域を決定するステップ
302 金属の境界領域に対して境界平滑化処理を実行するステップ
401 医用画像の金属領域の各ピクセル点を円の中心として、境界領域を決定するための円形検出領域を形成し、初期半径を予め設定するステップ
402 円形検出領域内の金属領域と非金属領域との比がプリセット値以上か否かを決定するステップ
403 初期半径を徐々に小さくするステップ
404 円形検出領域に対して境界平滑化処理を実行するステップ
500 装置
501 取得モジュール
502 金属領域決定モジュール
503 第1のアーチファクト除去モジュール

Claims (7)

  1. 医用画像装置において動作可能であり、医用画像における金属アーチファクト除去のための方法であって、前記方法は、
    医用画像を取得するステップ(101、201)と、
    前記医用画像における金属領域を決定するステップ(102、202)と、
    前記金属の金属密度値を決定するステップと、
    前記金属領域の前記金属密度値が予め設定された密度値以上である場合に、前記医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行するステップ(103、203、204)と、
    を含み、
    前記アーチファクト除去処理は、
    前記金属領域のピクセル点の各々を円の中心として、境界領域を決定するための円形検出領域を形成し、初期半径を予め設定するステップ(401)と、
    前記円形検出領域内の前記金属領域と非金属領域との比がプリセット値以上である場合には、前記円形検出領域は前記境界領域であると決定するステップ(402)と、前記円形検出領域内の前記金属領域と前記非金属領域との比がプリセット値より小さい場合には、前記形成された円形検出領域内の前記金属領域と非金属領域との前記比が前記プリセット値より大きくなるまで前記初期半径を徐々に小さくするステップ(403)と、を含む、前記金属領域の境界領域を決定するステップと、
    前記境界領域に対して境界平滑化処理を実行するステップ(302)と、を含む方法。
  2. 前記金属領域の前記金属密度値が予め設定された密度値より小さい場合に、前記金属領域のサイズに基づいて、前記金属領域に対してアーチファクト除去処理を実行する必要があるか否かを決定するステップ(205)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記金属領域に対してアーチファクト除去処理を実行する必要があるか否かを決定するステップ(205)は、
    前記金属領域のサイズが予め設定されたサイズより大きい場合に、前記医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行するステップと、
    前記金属領域のサイズが予め設定されたサイズより小さい場合に、前記医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行しないステップと、を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行するステップ(103、204)は、
    前記医用画像の投影領域を決定するステップと、
    前記投影領域における内挿値に対して内挿補正処理を実行するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  5. 医用画像の金属アーチファクト除去のための装置(500)であって、前記装置(500)は、
    医用画像を取得するための取得モジュール(501)と、
    前記医用画像における金属領域を決定し、かつ前記金属の金属密度値を決定するよう構成される金属領域決定モジュール(502)と、
    前記金属領域の前記金属密度値が予め設定された密度値以上である場合に、前記医用画像に対してアーチファクト除去処理を実行するための第1のアーチファクト除去モジュール(503)と、
    を含むコンピュータ、を含み、
    前記第一のアーチファクト除去モジュール(503)は、
    前記金属領域の境界領域を決定するための境界決定モジュールと、
    前記境界領域に対して境界平滑化処理を実行するための境界処理モジュールと、
    を含み、
    前記境界決定モジュールは、
    前記金属領域のピクセル点の各々を円の中心として、前記境界領域を決定するための円形検出領域を形成し、初期半径を予め設定するための円形検出領域形成サブモジュールと、
    前記円形検出領域内の前記金属領域と非金属領域との比がプリセット値以上である場合には、前記円形検出領域は前記境界領域であると決定し、前記円形検出領域内の前記金属領域と非金属領域との比が前記プリセット値より小さい場合には、前記形成された円形検出領域内の前記金属領域と非金属領域との前記比が前記プリセット値より大きくなるまで前記初期半径を徐々に小さくするための境界決定サブモジュールと、を含む、装置(500)。
  6. 前記金属領域の前記金属密度値が予め設定された密度値より小さい場合に、前記金属領域のサイズに基づいて、前記金属領域に対してアーチファクト除去処理を実行する必要があるか否かを決定するための第2のアーチファクト除去モジュールをさらに含む、請求項5に記載の装置(500)。
  7. 前記第1のアーチファクト除去モジュール(503)は、
    前記医用画像の投影の金属領域を決定するための金属領域決定モジュール(502)と、
    前記投影領域内のピクセルに対して内挿補正処理を実行するための内挿モジュールと
    を含む、請求項5に記載の装置(500)。
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