JP6416081B2 - 二位置水容器を備えた飲料製造装置 - Google Patents

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    • A47J31/00Apparatus for making beverages
    • A47J31/44Parts or details or accessories of beverage-making apparatus

Description

本発明は、特に、限定するものではないが、例えば、温かく、ことによると加圧された水による飲料の製造のための、予めパッケージングされた原料を含む、カプセル、ポッド、カートリッジ、小袋又はその他の一杯型パッケージを取り扱う飲料製造装置のような、コーヒー製造装置のような飲料製造装置に関する。
上述したタイプの飲料製造装置は、例えば国際特許出願公開WO2010/032271に開示されている。
これらの飲料製造装置は、ますます人気の高いものとなっており、斯かる装置のコスト及び寸法、更には、パッケージング及び輸送のコストを低減し、あまり空間が利用できない家庭においても斯かる装置の使用をより実用的なものとするための試みが為されている。
本発明によれば、飲料製造装置であって、筐体と、前記装置が使用されているときに、水取り入れ接続部と流体接続された動作位置において、前記筐体に接続されるように構成された取り外し可能な水容器と、を有する飲料製造装置において、前記取り外し可能な水容器は、前記水取り入れ接続部から取り外し可能なように構成され、前記装置が使用されていないときに、前記装置に備えられた回復シート(recovery seat)のなかの非動作位置において受容可能なように構成された、飲料製造装置が提供される。
斯かる構成によれば、保存又は輸送の間に、水容器が該シートにおいて回復されることができ、斯くして該装置の全体的な寸法を小さくする。斯くして、パッケージングされるとき、保存されるとき、又は輸送されるときに、あまり空間を必要としない、単純且つ安価な装置がもたらされる。少量のパッケージング材料しか必要とされないため、パッケージングコストも低減されることができ、更に低減された環境への影響にも帰着する。
本開示において、飲料製造装置とは、人間の消費のためのいずれかの飲用可能な液体製品を製造することが可能な装置として理解されるべきである。例えば、飲料製造装置は、コーヒー又はコーヒーベースの飲料を製造するための、コーヒーメーカーであっても良い。他の実施例においては、該装置は、別の性質の温かい又は冷たい飲料を製造するように設計されても良い。広い意味では、本発明による飲料製造装置は、紅茶、浸出飲料、インスタント飲料等の調製のため、温かい水を製造するように設計されても良い。最も単純な構成においては、該飲料製造装置は、温かい水を排出するためのポンプ及び温水加熱器を有しても良い。他の実施例においては、該飲料製造装置は、筐体のなかに配置され、一方では水接続部と、他方では飲料排出口と、直接に又は間接的に流体接続された、飲料製造ユニットを有しても良い。該飲料製造ユニットは、煎出室等を有しても良い。該飲料製造ユニットは、一杯型ポッド、カプセル又はカートリッジと組み合わせた使用のために設計されても良い。他の実施例においては、該飲料製造ユニットは、例えばコーヒー粉や茶葉等のような、遊離した製品を用いた使用のために設計されても良い。
幾つかの実施例によれば、該装置の使用時に、部分的に又は完全に筐体の外となるように、水容器が筐体に装着されても良い。好適な実施例においては、使用されていないときに水容器が受容されるシートは、筐体又は筐体の一部により形成されても良い。例えば、該シートは、筐体の本体から前方に突出した2つの部分の間に形成されても良い。これら部分のうち第1の部分は、飲料排出口から排出される飲料を集めるために、カップのような飲料収集容器が配置されることができる、カップ支持部、即ち該装置の表面部若しくは突出部又は該装置の一部分であっても良いし、又は斯かる一部分を形成しても良い。滴受けが、該一部分に備えられても良いし、又は該一部分により形成されても良い。第2の部分は、飲料排出口を支持する突起であっても良く、例えば斯かる第2の部分は、筐体の突出部を有しても良く、該突出部において飲料排出口は少なくとも部分的に配置され、該突出部からカップ支持部に向けて部分的に突出する。
好適な実施例においては、使用されていないときに水容器が受容されるシートは、筐体の底面積(footprint)に含まれる。好適には、使用されていない位置において、該容器は、筐体の底面積に完全に含まれる。該底面積は、上面図における筐体の全体の広がりである。該装置のとりわけ小さな寸法が、斯くして達成される。
幾つかの実施例によれば、飲料製造装置であって、前面及び後面を持つ筐体と、前記筐体の前記前面から突出した、飲料収集容器を支持するためのカップ支持部と、前記筐体の前記前面から延在する上側突出部と、前記上側突出部に関連し、前記カップ支持部から或る距離において配置され、前記装置が動作位置にあるときに前記カップ支持部の上に配置される飲料排出口と、を有する、飲料製造装置が提供される。該装置は更に、例えばコーヒー等の製造のための煎出ユニットのような、飲料製造ユニットを有する。該飲料製造ユニットは、前記筐体に収容され、前記飲料排出口と流体接続される。更に該装置は、動作位置にある場合に、例えば前記飲料製造ユニットに水を供給する水ポンプを通して、前記飲料製造ユニットと流体接続された、取り外し可能な水容器を有する。前記上側突出部と前記カップ支持部とは、これらの間に、該取り外し可能な水容器のための回復シートを形成し、ここで該水容器は、該装置が使用されていないときに、該回復シートに少なくとも部分的に又は完全に収容されることができる。
幾つかの実施例においては、該筐体の後面が、該筐体に該取り外し可能な水容器を着脱可能に係合させるための係合部材を備えても良い。該係合部材は、該筐体の底部と上部との間に配置され、該飲料製造装置の上面と、該装置が配置される支持面(例えばテーブル、台所のカウンタ又は棚)との間の中間の高さにおいて、該水容器が支持されるようにされても良い。
幾つかの実施例においては、該係合部材は、前記水容器の前記筐体に対する形状係合を提供するように設計及び構成される。形状係合又は形状接続とは、道具の必要なく、水容器が筐体に接続されること及び水容器が筐体から取り外されることを可能とする構成として理解されるべきである。好適には、該構成は、下に面又は支持部を必要とすることなく、該容器が該筐体から片持ち梁の態様で支持されることができ、好適には該筐体の略垂直な側面から突出するような構成である。該水容器が該筐体に接続されているときには、該水容器は該筐体の底部から十分に離隔され、それにより例えば、該装置を電気ソケットに接続するための電気ケーブルが該水容器の下を延在できるようにしても良い。
幾つかの実施例においては、該水容器を該筐体に係合させるための係合部材は、該係合部材が配置された該筐体の側(例えば後面)、即ち該容器のための回復シートが備えられた側とは反対の側に沿って、垂直方向下向きに該水容器を動かすことによって、該水容器を該筐体に係合させるように設計及び構成される。
幾つかの実施例においては、該係合部材は、該筐体の側面において窪みを有し、該容器が突起を持つか、又はその逆である。該突起及び窪みは、相互に係合して、水容器の筐体への可逆的な力学的接続を提供するように設計される。幾つかの実施例においては、該筐体は、水容器に備えられた、対応した形状のスロットに係合する、傾いた発散する又は収束する端部を備えるか、又はその逆である。
該筐体は、切れ目を有しても良い。水取り入れ接続部が、該切れ目に配置されても良い。該切れ目は、例えば該筐体の後面において、又は端部に沿って配置されても良い。該水取り入れ接続部は、飲料製造ユニットと直接に又は間接的に流体接続されても良い。直接の又は間接的な流体接続とは、ポンプ又は水加熱器のような、付加的な構成要素、部材、装置又は要素が、水取り入れ接続部と飲料製造ユニットとの間に配置されても良いことを意味する。
水取り入れ接続部と飲料製造ユニットとの間に流体の通路が形成され、水容器から引かれた水が、飲料を調製するため、飲料製造ユニットを通って送られる。水容器は、該水容器が筐体に係合されたときに、水取り入れ接続部と係合するための、該水容器の底部において又は該底部の地殻に配置された、水排出口を有しても良い。幾つかの実施例においては、該筐体の後面において、前記切れ目が開かれる。例えば、該切れ目は、該筐体の後面の端部に沿って配置されても良い。
水容器は単に回復シートに配置されても良いし、又は水容器を回復シートに可逆的に保持するために何らかの構成が備えられても良い。例えば、弾力的な掛け金、フック部材、又は類似する装置が、水容器を選択的に係合させる及び取り外すために備えられても良い。
幾つかの実施例においては、該装置の筐体は、側壁に沿って延在する細長い突起を有し、該突起において水容器が筐体に装着される。該水容器は、対応して窪みを持ち、該筐体の細長い突起が、該容器の窪みに受容されるようにされる。該細長い突起に沿って、及び該水容器の窪んだ部分において、相互に係合する要素が備えられる。該水容器は、該細長い突起に沿って該容器を動かすことにより、該筐体に係合される又は該筐体から取り外されることができ、ここで該細長い突起は、該水容器の窪んだ部分に配置される。
以上の簡略な説明は、以下の詳細な説明が、よりよく理解され得るように、及び本発明の本分野への寄与がよりよく理解され得るように、本発明の種々の実施例の特徴を開示するものである。勿論、以下に説明され、添付される請求項において開示される、本発明の他の特徴も存在する。この点において、本発明の幾つかの実施例を詳細に説明する前に、本発明の種々の実施例は、構成の詳細、及び以下の説明に開示された又は図面に示された構成要素の構成に、用途を限定されるものではないことは、理解されるべきである。本発明は、他の実施例も可能であり、種々の態様で実施化及び実行されることが可能である。また、ここで利用される語句及び用語は、説明の目的のためのものであり、限定するものではないとみなされるべきである。
ここで当業者は、本開示が基づく概念が、本発明の幾つかの目的を実行するための他の構成、方法及び/又はシステムを設計するための基礎として、容易に利用され得ることを理解するであろう。それ故、本発明の精神及び範囲から逸脱しない限り、請求の範囲が斯かる同等な構成を含むものとみなされることが重要である。
本発明の開示される実施例及び付随する利点の多くの、より完全な理解は、添付図面と共に考慮されたときに、以下の詳細な説明を参照しながら、これらが理解されたときに、容易に得られるであろう。
一実施例における、飲料製造装置の斜視背面図を示す。 図1の装置の側面図を示す。 図2における線III−IIIによる断面図を示す。 側面図及び図3における線IV−IVによる部分的な断面図を示す。 水容器が分離された、図1乃至4の装置の背面からの斜視図を示す。 分離された水容器の斜視図を示す。 筐体の前方領域に配置された回復シートにおいて水容器が回復させられている装置を示す。 動作位置における、水容器及び筐体の一部の断面図を示す。 非動作位置における、水容器及び筐体の一部の断面図を示す。 動作位置における、水容器が筐体に装着された、該装置の更なる実施例の斜視前面図を示す。 同一の装置の斜視背面図を示す。 水容器が回復シートにおいて回復させられている、図10と同様の斜視図を示す。 水容器が回復シートにおいて回復させられている、図11と同様の斜視図を示す。 水容器が回復シートへと導入されている、図10乃至13の装置の斜視図を示す。
以下の実施例の詳細な説明は、添付図面を参照する。異なる図面における同一の参照番号は、同一の又は類似する要素を示す。更に、これら図面は必ずしも定縮尺で描かれたものではない。また、以下の詳細な説明は、本発明を限定するものではない。本発明の範囲は、添付される請求項によって定義される。
本明細書を通して、「一実施例」又は「幾つかの実施例」とは、当該実施例と組み合わせて記載される特定の特徴、構成又は特性が、本発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味する。従って、本明細書の各所における「一実施例において」又は「幾つかの実施例において」なる語句の出現は、必ずしも全てが、同一の実施例を参照しているわけではない。更に、特定の特徴、構成又は特性が、1つ以上の実施例において、いずれかの適切な態様で組み合わせられ得る。
以下の説明は、コーヒーマシンにおける本発明の適用に言及するが、本発明は他の異なる種類の飲料製造装置においても、また食用製品を取り扱うための異なる種類の機器、機械又は装置においても、実施化されることができることは理解されるべきである。また、以下の説明は、特に煎出ユニットに言及するが、煎出を必要とせずに例えば水と1つ以上の飲料原料とを混合する又は希薄化させることを必要とするような温かい又は冷たい飲料の製造のためのもののような、異なる飲料製造ユニットが用いられても良い。
装置の第1の実施例が、図1乃至9に示される。
例えばコーヒーマシンのような、飲料製造装置が、全体として1として示される。装置1は、本体3Mを持つ筐体3を有する。筐体3は、前面3Aと後面3Bとを含む。
筐体3は、装置の種類に応じて、当業者にはそれ自体が知られた、幾つかの装置、機器、構成要素及び素子を含む。幾つかの実施例においては、筐体3のなかには、飲料の調製のための原料を受容する、煎出ユニット5が配置されている。煎出ユニットとは、飲料の調製のための原料と、希薄化、抽出又はその他のいずれかの態様で、原料を通って流れることによって、飲料を製造する、温かい及び/又は加圧された水と、を受容することが可能ないずれかの構成として理解されるべきである。
幾つかの実施例においては、原料は、筐体3の上側面3Cに備えられた上側開口7を通して煎出ユニット5へと導入されることができる一杯分用のカプセル、ポッド又はカートリッジCにパッケージングされることができる。他の実施例(図示されていない)においては、該煎出ユニットは、豆容器に関連付けられた挽き装置と組み合わせられても良い。コーヒー豆は、豆容器から挽き器へと排出され、次いで該挽き器が、豆を挽いてコーヒー粉を生成し、該コーヒー粉が次いで煎出ユニット5に送られる。
煎出ユニット5は通常、以下により詳細に説明される、水容器9からの温かい水を供給される。水は水容器9からポンプ11によりポンピングされ、水加熱器12を通って流れ、ここで該水加熱器は煎出ユニット5と流体接続されている。それ故、加圧された水が煎出ユニット5に送られ、カプセル、ポッド又はカートリッジCに含まれる飲用の原料から風味を抽出するために利用される。他の実施例(図示されていない)においては、該煎出ユニットは、煎出室において塊の形で供給される原料と組み合わせて使用されるように設計されても良い。例えば、該装置は、コーヒー豆容器から排出されるコーヒー豆からコーヒー粉を生成するコーヒー挽き器を備えても良い。他の実施例においては、コーヒー粉又はその他の飲料の調製のための原料が、遊離した形で又は塊の形で、ユーザにより直接に煎出ユニットに供給されても良い。
上述したように、装置1の内側の構成要素の数及び種類は、必要に応じ、装置設計、該装置が製造するべき飲料の種類、原料の種類、煎出ユニット5と接続して使用可能な原料のパッケージの種類、等に基づいて、変わり得る。上述したものは、コーヒー製造装置1のとり構成要素のうちの、1つの選択肢に過ぎないことは、理解されるべきである。
水容器9は、反転可能な態様で、筐体3に接続される。
図示された実施例において、水容器9は、筐体3の後面3Bに接続されている。他の実施例においては、水容器9は、筐体3の横に装着されても良い。筐体3の後面3Bに水容器9を装着することは、飲料製造装置1の前側の寸法を低減させ、小さな空き場所しか利用可能でないような環境においても装置1を配置することを容易化するため、一般に好適である。この場合には、該装置の前側の寸法は、筐体3の左側又は右側からいずれの付加的な部分が突出しない、該筐体の前側の寸法に対応する。
水容器9は、容器9が再び満たされる必要がある場合に、及び/又は、例えば装置1がパッケージング、出荷又は保存される必要があるときに容器9を筐体内に形成された以下に説明される回復シートに置くことが望ましい場合に、容器9の容易な取り外しを可能とする係合部材によって、筐体3に装着される。
添付図面に開示された実施例においては、水容器9の後面9Bは、V字型の突出部11を備える。V字型又はU字型の突出部11は、突出部11のまわりに延在する溝11Cを形成する、L字型の断面を持つ。これに対応して、筐体3の後面3Bは、V字型又はU字型の端部13Eを持つ窪み13を有し、該窪みの形状は、水容器9の後面9Bに備えられた突出部11の形状に略対応する。
それ故、窪み13に突出部11を導入し、突出部11により形成される溝11Cが窪み13の端部13Eに係合するまで水容器9を下向きに(図4における矢印f9)動かすことにより、水容器9が装置1の筐体3の後面に装着される。このようにして、水容器9は、筐体3の後面3Bから片持ち梁の態様で安全に支持される。水容器9は、突出部11が窪み13の開口の下側部を囲む端部13Eから取り外されるように、単に該容器を矢印f9とは反対の方向に持ち上げることによって、筐体3の後面3Bから容易に取り外されることができる。
特に、水容器9が筐体3の後面3Bから取り外された図5から分かるように、筐体の端部3Eの1つに沿って、切れ目15が備えられる。該切れ目15の底部において、水取り入れ接続部17が備えられる。水取り入れ接続部17は、例えば図4に模式的に示された管19を通して、ポンプ11と流体接続される。
対応して、水容器9の端部に沿って、水排出口19が配置される。水排出口19の位置は、水容器9が筐体3の後面3Bに装着されたときに、水取り入れ接続部17に係合するような位置である。水容器9の水排出口19は、水容器9が水取り入れ接続部17と接続されていないときには閉じ、水容器9が筐体3の後面3Bに適切な位置で適切に装着されているときには水取り入れ接続部17の水排出口19への挿入によって開く、弁21を持つ(図8及び9参照)。
本構成により、水容器9が装置1に装着されると、水容器9とポンプ11との間に流体接続が容易に確立される。
前方においては、筐体3が、該筐体の本体3Mからの2つの突出部又は延長部、即ち第1の下側の突出部3L及び第2の上側の突出部3Uを形成する。下側の突出部3Lは、カップ支持部を形成する上側面23を持ち、該支持部において、装置1により生成される飲料を集めるため、カップCPが配置されることができる。上側面23は、例えばグリッドの形で、好適に開口を備え、滴受けの上に置かれることができる。上側の突出部3Uは、下側の突出部3Lの上に延在し、25として模式的に示された、飲料排出口、即ち飲料排出ノズルを収容する。該飲料排出口25は、煎出ユニット5と流体接続され、それにより、煎出ユニット5により生成された、例えばコーヒーのような飲料を、面23により形成された支持部に配置されたカップCPへと排出する。
上側の突出部3Uの下側面と下側の突出部3Lの面23との間の距離Dは、筐体3の本体3Mの前面3Aと、上側の突出部3U及び下側の突出部3Lの対向する面との間に形成された回復シート27に、水容器9が収容されることができるように選択される。上側の突出部3U及び下側の突出部3Lの前面3Aに直交する方向における寸法(E)は、水容器の幅Wに略対応する。水容器9の前側の寸法は、筐体3の前側の寸法に対応する。水容器9の高さHは、上側の突出部3U及び下側の突出部3Lの2つの対向する面間の距離Dと等しいか、又は該距離Dよりも僅かに小さい。
このようにして、水容器9は、装置1が使用されていないとき、該装置から突出することなく、回復シート27のなかに収容されることができる。水容器9が回復シート27において回復させられているときの装置1の底面積は、筐体3の底面積と等しくなる。幾つかの実施例においては、水容器9の少なくとも1つの寸法が、回復シート27の対応する寸法よりも小さくても良い。
図7から分かるように、水容器9が回復シート27のなかに配置されているときの、装置1の全体的な寸法は、極めて限られたものとなり、装置1が容易にパッケージング、保存、輸送され又は片付けられ得るようにする。
図10乃至14は、本発明を実施化する、変更された装置の実施例を示す。同じ参照番号が、以上に説明され図1乃至9において示されたものと同一又は同等の部分を示す。ここでは、以上に説明された実施例とは異なる部分又は構成要素の、短い説明が以下に示される。
図10乃至14において、カバーを備えた水容器9が示される。カバーは図1乃至10の容器についても備えられても良く、斯かるカバーは省略されたことは、理解されるべきである。
図10乃至14において、水容器9は、水容器9の背面に備えられた窪み114に形成されたスロット111を持つ。筐体3の後面3Bは、長手方向の突出部115を形成し、該突出部に沿って、容器9の窪み114が係合されることができる。長手方向の突出部115の対向する側壁からは、2つの端部113が横方向に突出する。端部113は、これら端部113は、該端部の上端から下端に向けて広がるような形状とされる。端部113が窪み114に備えられたスロット111に係合するまで、長手方向の突出部115に沿って水容器9を下向きに滑動させて、筐体3において水容器9の力学的な接続が得られるようにすることによって、水容器9が装置1の筐体3に係合される。該水容器は斯くして、筐体3の後面において片持ち梁の態様で支持される。
ここで説明された主題の開示された実施例は、図面において示され、具体的且つ詳細に、以上において幾つかの実施例と共に完全に説明されたが、ここで開示された原理及び概念、並びに、添付された請求項に記載された主題の利点から実質的に逸脱することなく、多くの修正、変更及び省略が可能であることは、当業者には明らかであろう。ここで、開示された発明の適切な範囲は、全ての斯かる修正、変更及び省略を含むように、添付された請求項の最も広い解釈によってのみ、決定されるべきである。加えて、いずれの工程又は方法ステップの順序又はシーケンスも、代替実施例によって変更又は並び替えられても良い。「有する(comprising)」なる語は、請求項において列記されたもの以外の要素又はステップの存在を除外するものではない。要素に先行する「1つの(a又はan)」なる語は、複数の斯かる要素の存在を除外するものではない。幾つかの手段を列記した装置請求項において、これら手段の幾つかは同一のハードウェアのアイテムによって実施化されても良い。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これら手段の組み合わせが有利に利用されることができないことを示すものではない。

Claims (14)

  1. 飲料製造装置であって、筐体と、前記装置が使用されているときに、水取り入れ接続部と流体接続された動作位置において、前記筐体に接続されるように構成された取り外し可能な水容器と、を有する飲料製造装置において、前記取り外し可能な水容器は、前記水取り入れ接続部から取り外し可能なように構成され、前記装置が使用されていないときに、前記装置に備えられたシートのなかの非動作位置において受容可能なように構成され、前記飲料製造装置は更に
    前記筐体の前面から突出した、カップ支持部と、
    前記筐体の前記前面から延在する上側突出部と、
    前記上側突出部に配置され、前記カップ支持部とは或る距離をおいて配置された、少なくとも1つの飲料排出口と、
    を有し、前記上側突出部と前記カップ支持部と間に前記取り外し可能な水容器のための前記シート形成された、飲料製造装置。
  2. 前記動作位置において、前記水容器は、少なくとも部分的に前記筐体の外に配置される、請求項1に記載の飲料製造装置。
  3. 前記シートは、前記筐体又は前記筐体の一部により形成された、請求項1又は2に記載の飲料製造装置。
  4. 前記筐体に配置され、前記水取り入れ接続部と流体接続された、飲料製造ユニットを有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の飲料製造装置。
  5. 前記水容器が前記シートに受容されているとき、前記水容器は前記筐体の床面積内に含まれる、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の飲料製造装置。
  6. 前記水容器が突出部を有し、前記筐体が窪みを有するか、又は、前記水容器が窪みを有し、前記筐体が突出部を有し、前記水容器は、前記突出部を前記窪みに手動で係合させることにより前記筐体に接続される、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の飲料製造装置。
  7. 前記シートは、前記筐体の本体から突出する少なくとも2つの部分の間に形成された、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の飲料製造装置。
  8. 前記2つの部分のうち第1の部分は、カップ支持部を有し、前記2つの部分のうち第2の部分は、少なくとも1つの飲料排出口を支持する突出部であり、前記飲料排出口は、前記カップ支持部に向けられて配置された、請求項7に記載の飲料製造装置。
  9. 前記筐体は、前記前面と反対側の後面を持ち、前記後面は、前記水容器が前記動作位置にあるときに、前記取り外し可能な水容器を前記筐体に着脱可能に係合するための係合部材を備えた、請求項1に記載の飲料製造装置。
  10. 前記係合部材は、前記水容器を前記筐体の前記後面に沿って下向きに垂直に動かすことにより、前記水容器を前記筐体に係合させるように構成された、請求項9に記載の飲料製造装置。
  11. 前記筐体は切れ目を有し、前記水取り入れ接続部は前記切れ目に配置され、前記水容器は、前記水容器が前記筐体に係合されているときの前記水取り入れ接続部との係合のため前記水容器の底部に配置された水排出口を有する、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の飲料製造装置。
  12. 前記切れ目は、前記筐体の前記後面に配置された、請求項11に記載の飲料製造装置。
  13. 前記切れ目は、前記筐体の前記後面の端部に沿って配置された、請求項11に記載の飲料製造装置。
  14. 前記水容器を前記シートに可逆的に保持するための係止構成を有する、請求項1乃至13のいずれか一項に記載の飲料製造装置。
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