JP6415262B2 - 車両用灯具 - Google Patents

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本発明は、可動シェードを備えるプロジェクタ型ランプに関するものである。
車両用ヘッドランプには、配光パターンをロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンに切り替えることができるプロジェクタ型ヘッドランプがある(例えば、特許文献1)。斯かるプロジェクタ型ヘッドランプは、光源と、該光源から出射される光を反射させるリフレクタと、該リフレクタによって反射した光を投影する投影レンズと、前記リフレクタによって反射した光の一部を選択的に遮蔽する可動シェードと、該可動シェードを駆動するアクチュエータを含んで構成されている。
ところで、配光パターンの切り替えは、可動シェードをアクチュエータによって回動させることによって遮光範囲を変化させることによって行われるが、光源として放電灯や電球を用いる場合には、可動シェードには高い耐熱性が要求されることから金属製の可動シェードが専ら用いられていた。この金属製の可動シェードに複雑な自由曲面を形成することは困難であるため、該可動シェードに要求される反射機能を付与することは不可能である。
ところが、近年、プロジェクタ型ランプにも光源としてLED(発光ダイオード)が使用されるようになってきており、LEDの発熱量は放電灯や電球の発熱量に比して小さいため、可動シェードを樹脂で一体成形することが行われている。
特開2011−119184号公報
可動シェードには、反射や遮光等の光学機能と耐熱性が要求されるとともに、摺動部を有することから高い耐磨耗性と摺動が要求されるが、この可動シェードを樹脂で一体成形する場合には、該可動シェードに要求される前記性能の全てを同時に満足することは不可能である。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、可動シェードに要求される光学機能と摺動機能を同時に満足することができるプロジェクタ型ランプを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、光源と、該光源から出射される光を反射させるリフレクタと、該リフレクタによって反射した光を投影する投影レンズと、前記リフレクタによって反射した光の一部を選択的に遮蔽する可動シェードと、該可動シェードを駆動するモータと、前記モータと前記可動シェードの間に位置する金属ホルダと、を備えたプロジェクタ型ランプにおいて、
前記可動シェード、光学反射と遮光機能を有する光学機能シェードと、前記光学機能シェードと別体に構成された摺動部を有する摺動機能シェードとを備え、
前記金属ホルダは、前記モータと前記光学機能シェードの間に位置する水平部と、前記水平部から折り曲げて下方に延びる垂直部と、前記水平部の一部を折り曲げて立ち上がる遮光部を備え、
前記摺動機能シェードは、左右の側壁部材と、前記側壁部材を連結するクロス部材と、前記クロス部材に設けた軸孔とを備え、PPS(ポリフェニレン・サルファイド)、PES(ポリエーテルスルホン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PPA(プリフタルアミド)又はPEEK(ポリエーテル・エーテル・ケトン)樹脂で一体に構成され、
前記左右の側壁部材の一方には、扇形の歯車が刻設されており、
前記歯車は、前記モータの出力軸に設けたピニオンと噛合しており、
前記光学機能シェードは、平坦なアーチ部と、前記摺動機能シェードと係合する係合部を備え、前記摺動機能シェードより耐熱性の高いPC樹脂で構成されており、
前記光学機能シェードと前記摺動機能シェードは、前記光学機能シェードを前記摺動機能シェードの上に被せた状態で一体化したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記可動シェードは、前記摺動機能シェードに形成された軸孔に挿通する回転軸によってハウジングに回動可能に軸支されており、
前記可動シェードは、前記回転軸に巻装されたスプリングによって前記光学機能シェードを水平状態を維持する方向に付勢されていることを特徴とする。
本発明によれば、可動シェードを、光学反射と遮光機能を有する光学機能シェードと、摺動部を有する摺動機能シェードとに2分割し、両者を結合一体化するようにしたため、光学機能シェードを、耐熱性の高いPC樹脂で構成し、その表面にアルミ蒸着等の反射処理を施すことによって、該光学機能シェードに光学反射と遮光機能等の所要の光学機能を付与することができる。又、摺動部を有する摺動機能シェードを、耐磨耗性と寸法精度の高いPPS、PES、PEI、PPA又はPEEK樹脂によって構成することによって、該摺動機能シェードに高い耐磨耗性と摺動を付与することができる。
従って、光学機能シェードと摺動機能シェードを結合一体化して成る可動シェードは、これに要求される性能の全てを同時に満足することができる。
本発明に係るプロジェクタ型ランプの縦断面図である。 本発明に係るプロジェクタランプのシェードユニットの斜視図である。 本発明に係るプロジェクタランプのシェードユニットの分解斜視図である。 本発明に係るプロジェクタランプの可動シェードの斜視図である。 本発明に係るプロジェクタランプの可動シェードを構成する光学機能シェードを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は裏面図である。 本発明に係るプロジェクタランプの可動シェードを構成する摺動機能シェードを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は平面図である。 配光パターンがロービーム用配光パターンに切り替えられた状態を示す図であって、(a)はシェードユニットの正面図、(b)はプロジェクタ型ランプの縦断面図である。 配光パターンがハイビーム用配光パターンに切り替えられた状態を示す図であって、(a)はシェードユニットの正面図、(b)はプロジェクタ型ランプの縦断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るプロジェクタ型ランプの縦断面図であり、図示のプロジェクタ型ランプ1は、車両の前部左右に配置されるヘッドランプであって、光学ユニット2とシェードユニット3及び光源ユニット4を車両前後方向(図1の左方が車両前方)に組み付けて構成されている。
上記光学ユニット2は、非球面状の投影レンズ5と、該投影レンズ5を保持するレンズホルダ6等を含んで構成されている。又、前記シェードユニット3は、当該プロジェクタ型ランプ1の配光パターンをロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンの何れかに切り替えるものであって、上下方向に回動可能な可動シェードと、該可動シェード7の駆動源であるDCモータ8と、冷却ファン9等をハウジング10に組み込んで構成されている。尚、このシェードユニット3の構成の詳細については後述する。
前記光源ユニット4は、略水平に配置された基板11上に実装された光源である不図示のLED(発光ダイオード)と、該LEDから上方に向かって出射する光を車両前方へと反射させるリフレクタ12と、LEDにて発生する熱を放熱させるためのヒートシンク13等を含んで構成されている。
ここで、前記シェードユニット3の構成の詳細と作用を図2〜図8に基づいて以下に説明する。
図2はシェードユニットの斜視図、図3は同シェードユニットの分解斜視図、図4は同シェードユニットの可動シェードの斜視図、図4は同可動シェードを構成する光学機能シェードを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は裏面図、図5は同可動シェードを構成する摺動機能シェードを示す図であって、(a)は斜視図、(b)は平面図、図7は配光パターンがロービーム用配光パターンに切り替えられた状態を示す図であって、(a)はシェードユニットの正面図、(b)はプロジェクタ型ランプの縦断面図、図8は配光パターンがハイビーム用配光パターンに切り替えられた状態を示す図であって、(a)はシェードユニットの正面図、(b)はプロジェクタ型ランプの縦断面図である。
シェードユニット3は、図2及び図3に示すように、上方が開口する矩形ボックス状の前記ハウジング10に、前記可動シェード7と、該可動シェード7を駆動するアクチュエータとしての前記DCモータ8、前記光学ユニット4のヒートシンク13に冷却風を送るための前記冷却ファン9等を組み込んで構成されており、DCモータ8は、直角に折り曲げられた板金製の金属ホルダ14に取り付けられている。尚、金属ホルダ14は、DCモータ8が発生するノイズを遮断するための磁気シールド板として機能している。又、本実施の形態では、可動シェード7を回転駆動するアクチュエータとしてDCモータ8を使用したが、これに代えてソレノイド等を使用しても良い。
前記可動シェード7は、回転軸15によってハウジング10に回動可能に軸支されており、上下に2分割された光学機能シェード16と摺動機能シェード17を組付一体化して構成されている。ここで、光学機能シェード16は、光学反射と遮光機能を備える部材であって、耐熱性の高い耐熱PC(ポリカーボネイト)樹脂によって平面視H状に一体成形され、その表面はアルミ蒸着等の反射処理が施されている。又、摺動機能シェード17は、横方向(幅方向)に貫通する軸孔17aや歯車17b等の摺動部を有する部材であるため、自己潤滑性を有して耐磨耗性と寸法精度の高い樹脂、例えば潤滑剤配合のPPS(ポリフェニレン・サルファイド)、PES(ポリエーテルスルホン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PPA(プリフタルアミド)、PEEK(ポリエーテル・エーテル・ケトン)等の樹脂によって平面視H状に一体成形されている。
ところで、光学機能シェード16は、図5(a),(b)に示すように、平坦なアーチ部16Aと、該アーチ部16Aの左右両端から平行に延びるアーム部16Bを備えており、アーチ部16Aの左右両側部には下方に突出する係合爪16aがそれぞれ形成され、アーチ部16Aの前後方向端縁の一部にはブラケット16bが垂直下方に一体に突設され、このブラケット16bには矩形の係合孔16cが形成されている。
又、光学機能シェード16の左右のアーム部16Bには、長孔状の位置決め孔16dと円孔状の位置決め孔16eがそれぞれ形成されており、各アーム部16Bの裏面の位置決め孔16d,16eの近傍には、図5(b)に示すように、丸い突起状の上下位置管理面16fがそれぞれ突設されている。更に、図5(b)に示すように、光学機能シェード16のアーチ部16Aの裏面の左右両端部の前記係合爪16aが形成された近傍には、丸い突起状の上下位置管理面16gが突設されている。
他方、図6(a),(b)に示すように、前記摺動機能シェード17は、左右の扇状の側壁部材17A,17Bをクロス部材17Cによって連結して平面視H状に一体成形されており、クロス部材17Cに横方向(幅方向)に貫設された前記軸孔17aには、前記回転軸15が挿通している。そして、左右の側壁部材17A,17Bの前後方向一端上面の所定箇所(光学機能シェード16の前記位置決め孔16d,16eに対応する箇所)には、位置決めピン17cがそれぞれ立設されており、各位置決めピン17cの近傍(光学機能シェード16の前記上下位置管理面16fに対応する箇所)には、丸い突起状の上下位置管理面17dが突設されている。
又、摺動機能シェード17の左右の側壁部材17A,17Bの前後方向他端の上面の所定箇所(光学機能シェード16の前記上下位置管理面16gに対応する箇所)には、丸い突起状の上下位置管理面17eが突設されている。そして、クロス部材17Cの長手方向に沿う1箇所(光学機能シェード16の前記係合孔16cに対応する箇所)には、係合爪17fが一体に形成されている。
ところで、摺動機能シェード17の左右の側壁部材17A,17Bの軸孔17a近傍の外面上部には、前後方向に沿う係合リブ17g(図4,図5(a)及び図7(b)参照)が前後方向に沿ってそれぞれ形成されており、一方の側壁部材17Aの外周の一部には、扇形の前記歯車(セクタギヤ)17bが刻設されている。
而して、2分割された光学機能シェード16と摺動機能シェード17とは以下の要領で組付一体化されて可動シェード7が構成される。
即ち、摺動機能シェード17を下にして光学機能シェード16を摺動機構シェード17の上に被せるが、このとき、光学機能シェード16に形成された位置決め孔16d,16eに摺動機能シェード17に立設された位置決めピン17cを嵌合させることによって、光学機能シェード16と摺動機能シェード17とが左右及び前後方向に正確に位置決めされる。そして、この状態から光学機能シェード16を摺動機能シェード17に下方へと押し付ければ、光学機能シェード16に形成された左右の係合爪16aが摺動機能シェード17の左右の側壁部材17A,17Bに形成された係合リブ17gに係合するとともに、摺動機能シェード17に形成された係合爪17fが光学機能シェード16に形成された係合孔16cに係合するため、光学機能シェード16と摺動機能シェード17とが図4に示すように組付一体化されて可動シェード7が構成される。このとき、光学機能シェード16に形成された各2つずつの上下位置管理面16f,16gと摺動機能シェード17に形成された各2つずつの上下位置管理面17d,17eが上下に重ねられるため、これらの上下位置管理面16f,16g,17d,17eの高さを管理することによって、光学機能シェード16と摺動機能シェード17とが上下方向に正確に位置決めされる。
以上のように構成された可動シェード7は、摺動機能シェード17に形成された軸孔17aに挿通する回転軸15によってハウジング10(図2及び図3参照)に上下方向に回動可能に軸支されるが、該可動シェード17は、回転軸15に巻装されたスプリング18(図7(a)参照)によって図7に示すロービーム状態(水平状態)を維持する方向に付勢されている。
ところで、図3に示すように、ハウジング10内には、前記金属ホルダ14に取り付けられた前記DCモータ8が横起き状態で収容されるが、このDCモータ8の横方向に延びる出力軸8aの端部には、図7及び図8に示すように、小径のピニオン19が結着されており、このピニオン19は、可動シェード7(摺動機能シェード17)に形成された扇形の歯車17bに噛合している。
ここで、金属ホルダ14は、板金を直角に折り曲げて構成されており、図3に示すように、水平部14Aから一体に延びるブラケット14aの端部には、円孔14bが形成されている。又、金属ホルダ14の垂直部14Bには、矩形の係合孔14cが形成されている。
而して、金属ホルダ14は、ブラケット14aに形成された円孔14bに挿通する不図示のネジをハウジング10のフランジ部10Aに開口するネジ孔10aにねじ込むとともに、その垂直部14Bに形成された係合孔14cに、ハウジング10に形成された係合爪10bを係合させることによって、図2に示すようにハウジング10に固定される。
ところで、本実施の形態に係るプロジェクタ型ランプ1が日中に太陽光の照射を受けた場合、太陽光の入射角度によっては、太陽光が投影レンズ5の背面で全反射し、投影レンズ5の前面から下方に向かって出射して集光し、この集光した太陽光が樹脂部品である可動シェード7(摺動機能シェード17)の歯車17bに照射されることがある。このような場合、集光した太陽光の照射を受ける歯車17bが異常加熱されて溶損する等の問題が発生することは前述の通りである。
そこで、本実施の形態では、図3に示すように、板金製の金属ホルダ14の水平部14Aの一部を直角に折り曲げて垂直に立ち上げることによって遮光部14dを形成し、金属ホルダ14のハウジング10への取付状態において、図2に示すように、該金属ホルダ14の一部に形成された遮光部14dによって可動シェード7(摺動機能シェード17)の歯車17bを覆って太陽光の照射から保護する構成を採用した。
而して、本実施の形態に係るプロジェクタ型ランプ1において、光源ユニット4の不図示のLEDに電流が供給されて該LEDが発光すると、LEDから上方に向かって出射する光は、リフレクタ12によって車両前方へと反射するが、DCモータ8に通電されていないために該DCモータ8が非作動状態にあるときには、前述のようにスプリング18の付勢力によって可動シェード7が図7に示すようにロービーム状態を維持している。このため、リフレクタ12によって反射した光の一部が可動シェード7によって遮断され、投影レンズ5によって車両前方へと投影される光の配光パターンがロービーム用配光パターンとなって先行車のドライバや歩行者等にグレアを与えることがない。
上記状態からDCモータ8に通電がなされて該DCモータ8が起動されると、その出力軸8aの端部に結着されたピニオン19が図8(b)の矢印方向(時計方向)に回転するため、該ピニオン19に噛合する歯車17bを備える可動シェード7がスプリング18の付勢力に抗して回転軸15を中心として矢印方向(反時計方向)に回動する。すると、可動シェード7は、車両前方に向かって下方へと傾斜するハイビーム状態となり、この状態ではリフレクタ12によって反射した光が可動シェード7によって遮られることなく投影レンズ5によって車両前方へと投影されるため、配光パターンがハイビーム用配光パターンへと切り替えられる。
以上において、本実施の形態では、配光パターンをロービーム用配光パターンとハイビーム用配光パターンの何れかに切り替えるための可動シェード7を、光学反射と遮光機能を有する光学機能シェード16と、軸孔17aや歯車17b等の摺動部を有する摺動機能シェード17とに2分割し、両者を結合一体化するようにしたため、光学機能シェード16を、例えば耐熱性の高いPC樹脂で構成し、その表面にアルミ蒸着等の反射処理を施すことによって、該光学機能シェード16に光学反射と遮光機能等の所要の光学機能を付与することができる。又、軸孔17aや歯車17b等の部を有するし摺動機能シェード17を、例えば耐磨耗性と寸法精度の高いPPS樹脂によって構成することによって、該摺動機能シェード17に高い耐磨耗性と摺動を付与することができる。
従って、光学機能シェード16と摺動機能シェード17を結合一体化して成る可動シェード7は、これに要求される性能の全てを同時に満足することができるという効果が得られる。
尚、以上は本発明を車両のヘッドランプに対して適用した形態について説明したが、本発明は、他の任意のプロジェクタ型ランプに対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 プロジェクタ型ランプ
2 光学ユニット
3 シェードユニット
4 光源ユニット
5 投影レンズ
6 レンズホルダ
7 可動シェード
8 DCモータ(アクチュエータ)
9 冷却ファン
10 ハウジング
11 基板
12 リフレクタ
13 ヒートシンク
14 金属ホルダ
15 回転軸
16 光学機能シェード
17 摺動機能シェード
17a 軸孔(摺動部)
17b 歯車(摺動部)
18 スプリング
19 ピニオン

Claims (2)

  1. 光源と、該光源から出射される光を反射させるリフレクタと、該リフレクタによって反射した光を投影する投影レンズと、前記リフレクタによって反射した光の一部を選択的に遮蔽する可動シェードと、該可動シェードを駆動するモータと、前記モータと前記可動シェードの間に位置する金属ホルダと、を備えたプロジェクタ型ランプにおいて、
    前記可動シェード、光学反射と遮光機能を有する光学機能シェードと、前記光学機能シェードと別体に構成された摺動部を有する摺動機能シェードとを備え、
    前記金属ホルダは、前記モータと前記光学機能シェードの間に位置する水平部と、前記水平部から折り曲げて下方に延びる垂直部と、前記水平部の一部を折り曲げて立ち上がる遮光部を備え、
    前記摺動機能シェードは、左右の側壁部材と、前記側壁部材を連結するクロス部材と、前記クロス部材に設けた軸孔とを備え、PPS(ポリフェニレン・サルファイド)、PES(ポリエーテルスルホン)、PEI(ポリエーテルイミド)、PPA(プリフタルアミド)又はPEEK(ポリエーテル・エーテル・ケトン)樹脂で一体に構成され、
    前記左右の側壁部材の一方には、扇形の歯車が刻設されており、
    前記歯車は、前記モータの出力軸に設けたピニオンと噛合しており、
    前記光学機能シェードは、平坦なアーチ部と、前記摺動機能シェードと係合する係合部を備え、前記摺動機能シェードより耐熱性の高いPC樹脂で構成されており、
    前記光学機能シェードと前記摺動機能シェードは、前記光学機能シェードを前記摺動機能シェードの上に被せた状態で一体化したことを特徴とするプロジェクタ型ランプ。
  2. 前記可動シェードは、前記摺動機能シェードに形成された軸孔に挿通する回転軸によってハウジングに回動可能に軸支されており、
    前記可動シェードは、前記回転軸に巻装されたスプリングによって前記光学機能シェードを水平状態を維持する方向に付勢されていることを特徴とする請求項1記載のプロジェクタ型ランプ。
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