JP6414894B2 - 蓄電システムに備えられた電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、系統電圧、蓄電池の放電電圧および太陽電池の発電電圧のいずれかを負荷に供給する蓄電システムにおいて、蓄電システムを制御する制御部に所定の電源電圧を供給する電源装置に関する。
近年、安価な深夜電力で充電しておいた蓄電池を電力需要が大きい昼間に放電させることで、電力需要の平準化と電気料金の低減とを図った蓄電システムの利用が進められている。図5に、従来の蓄電システムの一例として、特許文献1に開示された蓄電システム20を示す。蓄電システム20は、主に、系統Gからの系統電力を直流化して蓄電池Bを充電する機能と、蓄電池Bの放電電力を交流化して逆潮流しないように負荷Rに供給する機能とを有する双方向電力変換部21と、双方向電力変換部21を制御する制御部22と、制御部22に電源電圧を供給する電源装置23とを備えている。
電源装置23は、AC/DCコンバータ24と、DC/DCコンバータ25と、スイッチ手段26とを有する。系統Gに停電が発生していない通常時において、スイッチ手段26は、AC/DCコンバータ24とDC/DCコンバータ25とを接続する。このとき、DC/DCコンバータ25は、AC/DCコンバータ24から供給される系統電力由来の電力に基づいて制御部22に電源電圧を供給する。一方、系統Gに停電が発生している停電時において、スイッチ手段26は、蓄電池BとDC/DCコンバータ25とを接続する。このとき、DC/DCコンバータ25は、蓄電池Bの放電電力に基づいて制御部22に電源電圧を供給する。
この蓄電システム20によれば、停電時においても制御部22に電源電圧を供給し続けて双方向電力変換部21を作動させることができる。
しかしながら、停電が発生したことを検知してスイッチ手段26を切り替えるにはある程度の時間を要する。このため、この蓄電システム20では、AC/DCコンバータ24内に設けた大容量コンデンサによってAC/DCコンバータ24の出力保持時間を長くしておかないと、スイッチ手段26が蓄電池BとDC/DCコンバータ25とを接続して放電電力がDC/DCコンバータ25に供給され始める前にAC/DCコンバータ24からの電力供給が途絶え、制御部22に供給する電源電圧に空白期間が生じるおそれがある。
この問題を解決し得る電源装置として、出願人は、特願2014−055225号において図6に示す電源装置30を提案している。同図に示すように、電源装置30は、系統Gの系統電圧から生成した第1直流電圧を出力する第1電源部31と、第2直流電圧を出力する第2電源部32と、第1電源部31および第2電源部32の双方に接続され、第1直流電圧および第2直流電圧のうちの大きい方をスイッチングするスイッチング部33と、不図示の双方向電力変換部を制御する第1制御部35aおよび第2制御部35bに電源電圧を供給する第1電源電圧生成部34aおよび第2電源電圧生成部34bとを備えている。
第1電源部31は、整流ダイオードD5および平滑コンデンサC1を含む。第1電源部31は、これらにより系統電圧を整流平滑して第1直流電圧を生成する。系統電圧がAC200[V]の場合、第1直流電圧は200[V]×√2≒283[V]となる。ただし、系統電圧は±20%の範囲内で変動することがある。このため、第1直流電圧も160[V]×√2≒226[V]と240[V]×√2≒339[V]の範囲内で変動することがある。
第2電源部32は、ダイオードD1、ダイオードD2、第1トランスT1、第1スイッチング素子Q1、整流ダイオードD4および平滑コンデンサC1を含む。平滑コンデンサC1は、第1電源部31の構成要素でもある。蓄電池Bの放電電圧が後述する代替電圧よりも大きい場合、第1トランスT1の一次巻線T11および第1スイッチング素子Q1からなる直列回路には、ダイオードD1を通じて放電電圧が印加される。一方、蓄電池Bの放電電圧が代替電圧よりも小さい場合、上記直列回路には、ダイオードD2を通じて代替電圧が印加される。
第1スイッチング素子Q1がオン/オフを繰り返すと、放電電圧または代替電圧がスイッチングされ、第1トランスT1の二次巻線T12に交流電圧が誘起される。そして、第2電源部32は、整流ダイオードD4および平滑コンデンサC1によりこの交流電圧を整流平滑して、第1直流電圧よりも小さい第2直流電圧を生成する。系統電圧がAC200[V]の場合、第2直流電圧は、例えば、第1直流電圧の下限値である226[V]よりも小さい180[V]に設定される。
通常時においては、第1直流電圧と第2直流電圧のうちの大きい方、すなわち、第1直流電圧が平滑コンデンサC1の両端に現れる。このとき、第2電源部3は、無負荷で動作していると言える。一方、停電時においては、第1直流電圧および第2直流電圧の大小関係が逆転し、第2直流電圧が平滑コンデンサC1の両端に現れる。
スイッチング部33は、第2トランスT2の一次巻線T21および第2スイッチング素子Q2からなる直列回路を含む。第2スイッチング素子Q2がオン/オフを繰り返すと、平滑コンデンサC1の両端に現れた第1直流電圧または第2直流電圧がスイッチングされ、第2トランスT2の他の巻線、すなわち、一次巻線T21a、T21bおよび二次巻線T22に交流電圧が誘起される。
第2電源部32は、一次巻線T21a、整流ダイオードD6、平滑コンデンサC2およびシリーズレギュレータ36をさらに含む。整流ダイオードD6および平滑コンデンサC2は、一次巻線T21aに誘起された交流電圧を整流平滑する。シリーズレギュレータ36は、この整流平滑後の電圧から蓄電池Bの放電電圧よりも大きい代替電圧を生成する。蓄電池Bの満充電時の放電電圧が190[V]の場合、代替電圧は、例えば、200[V]に設定される。
シリーズレギュレータ36は、過電流保護機能を有する。過電流保護機能は、停電により第1直流電圧と第2直流電圧の大小関係が逆転し、第2電源部32が無負荷ではなく負荷有りの状態で動作し始め、これにより、シリーズレギュレータ6の出力電流が予め定められた作動閾値を超えると作動する。過電流保護機能が作動すると、代替電圧は低下する。このため、トランスT1の一次巻線T11に印加される電圧は、代替電圧から蓄電池Bの放電電圧に切り替わる。
シリーズレギュレータ36は、例えば、図7に示す構成を有する。シリーズレギュレータ36は、過電流保護機能が作動していないとき、すなわち、抵抗R2を流れる電流が作動閾値未満の微小電流であるとき、ツェナダイオードZDの設定電圧よりもNPNトランジスタQ3のベース−エミッタ間電圧と抵抗R2の電圧降下の分だけ小さい電圧を代替電圧として出力する。一方、抵抗R2を流れる電流が作動閾値を超えて過電流保護機能が作動すると、NPNトランジスタQ4がオンし、抵抗R1からツェナダイオードZDおよびNPNトランジスタQ3のベースに向かって流れていた電流の多くがNPNトランジスタQ4に奪われる。そして、その結果、NPNトランジスタQ3は定電圧動作ができず、代替電圧は低下する。
上記電源装置30では、ダイオードの整流作用により第1直流電圧および第2直流電圧のうちの大きい方が選択される。このため、この電源装置30によれば、大容量コンデンサを設けなくても、スイッチングする対象を第1直流電圧から第2直流電圧に、または第2直流電圧から第1直流電圧に切り替える際に、空白期間が生じることはない。また、電源装置30によれば、代替電圧が蓄電池Bの放電電圧よりも大きく設定されているので、通常時に蓄電池Bが消耗するのを防ぐこともできる。
特開2012−175801号公報
蓄電システムは、さらに太陽電池Sを備えている場合もある。この場合、太陽電池Sは、図8に示す電源装置30’のように、ダイオードD3を介して第1トランスT1の一次巻線T11に接続される。
電源装置30’の動作を整理すると、以下の通りとなる。

(条件1)停電なし,発電電圧>代替電圧>放電電圧
・スイッチング部33は、第1直流電圧をスイッチングする。
・トランスT1の一次巻線T11に、発電電圧が印加される。
・第2電源部32’は、無負荷で動作する。

(条件2)停電なし,代替電圧>発電電圧>放電電圧
(条件3)停電なし,代替電圧>放電電圧>発電電圧
・スイッチング部33は、第1直流電圧をスイッチングする。
・トランスT1の一次巻線T11に、代替電圧が印加される。
・第2電源部32’は、無負荷で動作する。

(条件4)停電あり,発電電圧>代替電圧>放電電圧
・スイッチング部33は、第2直流電圧をスイッチングする。
・トランスT1の一次巻線T11に、発電電圧が印加される。
・シリーズレギュレータ36の過電流保護機能は、作動しない。
・第2電源部32’は、負荷有りの状態で動作する。

(条件5)停電あり,代替電圧>発電電圧>放電電圧
・スイッチング部33は、第2直流電圧をスイッチングする。
・トランスT1の一次巻線T11に、代替電圧が印加される。
・シリーズレギュレータ36の過電流保護機能が作動し、代替電圧が低下する。
・代替電圧の低下により発電電圧と代替電圧の大小関係が逆転すると、トランスT1の一次巻線T11に、発電電圧が印加される。
・第2電源部32’は、負荷有りの状態で動作する。

(条件6)停電あり,代替電圧>放電電圧>発電電圧
・スイッチング部33は、第2直流電圧をスイッチングする。
・トランスT1の一次巻線T11に、代替電圧が印加される。
・シリーズレギュレータ36の過電流保護機能が作動し、代替電圧が低下する。
・代替電圧の低下により放電電圧と代替電圧の大小関係が逆転すると、トランスT1の一次巻線T11に、放電電圧が印加される。
・第2電源部32’は、負荷有りの状態で動作する。
一般に、太陽電池Sの発電電圧の下限値(例えば、50[V])は、蓄電池Bの放電電圧の下限値(例えば、140[V])よりも小さい。また、蓄電池Bには、通常、過放電を防ぐためのリレーが設けられており、放電電圧が140[V]に近付くと該リレーが作動することにより、蓄電池Bが第2電源部32’から切り離されるようになっている。
このため、従来の電源装置30’では、上記条件6において、過放電が近付いたために蓄電池Bが切り離され、かつ日照条件が悪いために太陽電池Sの発電電圧が下限値である50[V]に近い場合(この場合、代替電圧は発電電圧と同程度になるまで低下する)に、NPNトランジスタQ3のコレクタ−エミッタ間電圧が大きい状態で、NPNトランジスタQ3に作動閾値を超える比較的大きな電流が流れ続け、その結果、NPNトランジスタQ3の発熱が大きくなるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、その課題とするところは、停電発生時においても制御部に電源電圧を途切れることなく供給し続けることができ、しかも、代替電圧を出力する代替電圧生成部(シリーズレギュレータ)の発熱が大きくなるのを防ぐことができる電源装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る電源装置は、系統電圧、蓄電池の放電電圧および太陽電池の発電電圧のいずれかを負荷に供給する蓄電システムにおいて、前記蓄電システムを制御する制御部に所定の電源電圧を供給する電源装置であって、前記系統電圧から生成した第1直流電圧を出力する第1電源部と、前記第1直流電圧よりも小さく設定された第2直流電圧を出力する第2電源部と、前記第1電源部および前記第2電源部の双方に接続され、ダイオードの整流作用を利用して選択した前記第1直流電圧および前記第2直流電圧のうちの大きい方をスイッチングする、スイッチング素子およびトランスの一次巻線からなるスイッチング部と、前記スイッチングにより前記トランスの他の巻線に誘起された電圧から前記電源電圧を生成する少なくとも1つの電源電圧生成部とを備え、前記第2電源部は、前記蓄電池に直列接続された該蓄電池の過放電を防ぐためのリレーと、前記トランスの別の他の巻線に誘起された電圧から前記放電電圧よりも大きく設定された代替電圧を生成する代替電圧生成部とを含み、ダイオードの整流作用を利用して選択した前記代替電圧、前記放電電圧および前記発電電圧のうちの最も大きなものから前記第2直流電圧を生成するように構成され、前記代替電圧生成部は、前記リレーによって前記蓄電池が前記第2電源部から切り離されると、前記代替電圧の出力を停止するよう構成されていることを特徴とする。
この構成では、スイッチング部が、ダイオードの整流作用を利用して第1直流電圧および第2直流電圧のうちの大きい方を選択する。このため、この構成によれば、大容量コンデンサを設けなくても、スイッチングする対象を第1直流電圧から第2直流電圧に、または第2直流電圧から第1直流電圧に切り替える際に、空白期間が生じることはない。
また、この構成では、過放電を防ぐためのリレーが作動して蓄電池が第2電源部から切り離されると、代替電圧生成部が代替電圧の出力を停止する。このため、この構成によれば、蓄電池の放電電圧の下限値よりも低い電圧まで代替電圧が低下することによる代替電圧生成部の発熱を防ぐことができる。
「リレーによって蓄電池が第2電源部から切り離されると、代替電圧生成部が代替電圧の出力を停止する」との構成を実現するために、上記電源装置の第2電源部は、前記リレーの開閉状態に関する開閉信号を出力する開閉検出部をさらに含むことが好ましい。
上記電源装置の代替電圧生成部は、例えば、前記別の他の巻線に誘起された電圧を整流平滑するダイオードおよびコンデンサと、前記整流平滑後の電圧を定電圧化することにより前記代替電圧を生成するシリーズレギュレータとによって構成することができる。この場合、前記開閉信号は、前記シリーズレギュレータに入力される。
「スイッチング部が代替電圧から生成された第2直流電圧をスイッチングし始めると、代替電圧が低下する」との構成を実現するために、前記シリーズレギュレータは、過電流保護機能を有していることが好ましい。この場合、前記過電流保護機能の作動閾値は、前記スイッチング部が前記代替電圧から生成された前記第2直流電圧をスイッチングし始めると該過電流保護機能が作動するように設定すればよい。
上記電源装置のリレーは、例えば、前記発電電圧が前記放電電圧よりも小さいときに、前記系統電圧の低下により前記第1直流電圧が前記第2直流電圧を下回り、前記スイッチング部が前記代替電圧から生成された前記第2直流電圧をスイッチングし始め、前記過電流保護機能の作動により前記代替電圧が低下し、前記第2電源部が前記放電電圧から前記第2直流電圧を生成し始め、前記放電電圧が低下して前記蓄電池が過放電に近付いた場合に、前記蓄電池を前記第2電源部から切り離し、前記代替電圧の出力を停止させる。
本発明によれば、停電発生時においても制御部に電源電圧を途切れることなく供給し続けることができ、しかも、代替電圧を出力する代替電圧生成部の発熱が大きくなるのを防ぐことができる電源装置を提供することができる。
本発明に係る電源装置を備えた蓄電システムのブロック図である。 本発明の第1実施例に係る電源装置の回路図である。 第1実施例に係る電源装置の一部の詳細な回路図である。 本発明の第2実施例に係る電源装置の一部の詳細な回路図である。 従来の電源装置を備えた蓄電システムのブロック図である。 従来の別の電源装置の回路図である。 従来の電源装置に含まれるシリーズレギュレータの一例を示す回路図である。 従来のさらに別の電源装置の回路図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る電源装置の実施例について説明する。
[第1実施例]
図1に、本発明の第1実施例に係る電源装置1Aを備えた蓄電システム10を示す。蓄電システム10は、双方向電力変換部11と、双方向電力変換部11を制御する制御部12と、制御部12に電源電圧を供給する電源装置1Aとを備えている。双方向電力変換部11は、系統Gからの系統電力を直流化して蓄電池Bを充電する機能と、蓄電池Bの放電電力を交流化して逆潮流しないように負荷Rに供給する機能と、太陽電池Sの発電電力によって蓄電池Bを充電する機能と、太陽電池Sの発電電力を負荷Rに供給する機能とを有する。電源装置1Aには、系統Gの系統電圧、蓄電池Bの放電電圧および太陽電池Sの発電電圧が入力される。また、制御部12は、後述する第1制御部12aおよび第2制御部12bからなる。
図2に示すように、本実施例に係る電源装置1Aは、系統Gの系統電圧を直流化してなる第1直流電圧を出力する第1電源部2と、第2直流電圧を出力する第2電源部3と、第1電源部2および第2電源部3の双方に接続され、第1直流電圧および第2直流電圧のうちの大きい方をスイッチングするスイッチング部4と、第1制御部12aに電源電圧を供給する第1電源電圧生成部5aと、第2制御部12bに電源電圧を供給する第2電源電圧生成部5bとを備えている。
第1電源部2は、整流ダイオードD5および平滑コンデンサC1を含む。第1電源部2は、これらにより系統電圧を整流平滑して第1直流電圧を生成する。本実施例では、系統電圧がAC200[V]である。このため、第1直流電圧は226〜339[V]の範囲内で変動することがある。
第2電源部3は、ダイオードD1,D2,D3、第1トランスT1、第1スイッチング素子Q1、整流ダイオードD4および平滑コンデンサC1を含む。なお、平滑コンデンサC1は、第1電源部2の構成要素でもある。
第1トランスT1の一次巻線T11および第1スイッチング素子Q1からなる直列回路には、蓄電池Bの放電電圧、太陽電池Sの発電電圧および後述する代替電圧のうち、最も大きいものが印加される。具体的には、発電電圧が最も大きい場合は、該発電電圧がダイオードD3を介して印加され、代替電圧が最も大きい場合は、該代替電圧がダイオードD2を介して印加され、放電電圧が最も大きい場合は、該放電電圧がダイオードD1を介して印加される。
第1スイッチング素子Q1がオン/オフを繰り返すと、放電電圧、発電電圧または代替電圧がスイッチングされ、第1トランスT1の二次巻線T12に交流電圧が誘起される。そして、第2電源部3は、整流ダイオードD4および平滑コンデンサC1によりこの交流電圧を整流平滑して、第1直流電圧よりも小さい第2直流電圧を生成する。本実施例では、第1直流電圧の下限値が226[V]であることを考慮して、第2直流電圧が180[V]に設定されている。ただし、180[V]は単なる一例である。
系統Gに停電が発生していない通常時においては、第1直流電圧と第2直流電圧のうちの大きい方、すなわち、第1直流電圧が平滑コンデンサC1の両端に現れる。このとき、第2電源部3は、無負荷で動作していると言える。一方、系統Gに停電が発生している停電時においては、第1直流電圧および第2直流電圧の大小関係が逆転し、第2直流電圧が平滑コンデンサC1の両端に現れる。このとき、第2電源部3は、負荷有りの状態で動作していると言える。
スイッチング部4は、第2トランスT2の一次巻線T21および第2スイッチング素子Q2からなる直列回路を含む。第2スイッチング素子Q2がオン/オフを繰り返すと、平滑コンデンサC1の両端に現れた第1直流電圧または第2直流電圧がスイッチングされ、第2トランスT2の他の巻線、すなわち、一次巻線T21a,T21bおよび二次巻線T22に交流電圧が誘起される。
第1電源電圧生成部5aは、一次巻線T21b、整流ダイオードD7および平滑コンデンサC3を含む。整流ダイオードD7および平滑コンデンサC3は、第2スイッチング素子Q2のスイッチングにより一次巻線T21bに誘起された交流電圧を整流平滑する。そして、これにより得られた直流電圧は、第1制御部12aに電源電圧として供給される。
同様に、第2電源電圧生成部5bは、二次巻線T22、整流ダイオードD8および平滑コンデンサC4を含む。整流ダイオードD8および平滑コンデンサC4は、第2スイッチング素子Q2のスイッチングにより二次巻線T22に誘起された交流電圧を整流平滑する。そして、これにより得られた直流電圧は、第2制御部12bに電源電圧として供給される。
第2電源部3は、一次巻線T21a、整流ダイオードD6、平滑コンデンサC2およびシリーズレギュレータ6Aをさらに含む。整流ダイオードD6および平滑コンデンサC2は、一次巻線T21aに誘起された交流電圧を整流平滑する。シリーズレギュレータ6Aは、この整流平滑後の電圧から、蓄電池Bの放電電圧よりも大きい代替電圧を生成する。本実施例では、蓄電池Bの満充電時の放電電圧が196.8[V]であることを考慮して、代替電圧が205[V]に設定されている。ただし、上記196.8[V]および205[V]は単なる一例である。
整流ダイオードD6、平滑コンデンサC2およびシリーズレギュレータ6Aは、本発明の「代替電圧生成部」に相当する。
シリーズレギュレータ6Aは、過電流保護機能を有する。過電流保護機能は、シリーズレギュレータ6Aの出力電流が予め定められた作動閾値を超えると作動する。過電流保護機能が作動すると、代替電圧は、蓄電池Bの放電電圧および太陽電池Sの発電電圧のうちの大きい方まで低下する。
第2電源部3は、蓄電池Bに直列接続されたリレーRL、およびリレーRLの開閉状態に関する開閉信号を出力する開閉検出部7Aをさらに含む。リレーRLは、蓄電池Bの過放電を防ぐためのものである。本実施例では、蓄電池Bの放電電圧が144[V]まで低下すると、リレーRLが開き、第2電源部3から蓄電池Bが切り離される。
図3を参照しつつ、シリーズレギュレータ6Aおよび開閉検出部7Aの構成について、さらに詳しく説明する。
開閉検出部7Aは、抵抗R5およびフォトダイオードPDの直列回路からなる。リレーRLが閉じている場合、開閉検出部7Aには蓄電池Bの放電電圧(144〜196.8[V])が印加される。これにより、フォトダイオードPDは発光する。一方、リレーRLが開いている場合は、放電電圧が印加されないため、フォトダイオードPDは発光しない。このように、本実施例では、発光の有無が開閉信号となる。
シリーズレギュレータ6Aは、整流ダイオードD6および平滑コンデンサC2による整流平滑後の電圧から所定(本実施例では、205[V])の代替電圧を生成するための抵抗R1、ツェナダイオードZDおよびNPNトランジスタQ3と、代替電圧を安定させるためのコンデンサC5と、過電流保護機能を実現するための抵抗R2,R3,R4およびNPNトランジスタQ4と、代替電圧の出力を停止させるためのフォトトランジスタPTrとを含む。
フォトトランジスタPTrは、リレーRLが閉じていることを開閉信号が示しているとき、すなわち、フォトダイオードPDが発光しているときにオンする。一方、フォトトランジスタPTrは、リレーRLが開いていることを開閉信号が示しているとき、すなわち、フォトダイオードPDが発光していないときにオフする。
抵抗R1は、一端が平滑コンデンサC2の高電位側端部およびNPNトランジスタQ3のコレクタに接続され、他端がフォトトランジスタPTrのコレクタに接続されている。フォトトランジスタPTrは、エミッタがNPNトランジスタQ3のベース、NPNトランジスタQ4のコレクタおよびツェナダイオードZDのカソードに接続されている。また、ツェナダイオードZDは、アノードが平滑コンデンサC2の低電位側端部に接続されている。
NPNトランジスタQ3は、エミッタが抵抗R2および抵抗R3の一端に接続されている。抵抗R2は、他端が抵抗R4の一端およびNPNトランジスタQ4のエミッタに接続されており、抵抗R3は、他端が抵抗R4の他端およびNPNトランジスタQ4のベースに接続されている。また、コンデンサC5は、高電位側端部がNPNトランジスタQ4のエミッタおよびダイオードD2のアノードに接続され、低電位側端部が平滑コンデンサC2の低電位側端部に接続されている。
本実施例では、抵抗R1,R2,R3,R4の抵抗値が、27k[Ω],68[Ω],1.5[kΩ],12[kΩ]であり、ツェナダイオードZDの設定電圧が206.1[V]である。また、本実施例では、第2電源部3が無負荷で動作している場合、第1トランスT1の一次巻線T11における消費電力が1.5[W]である。この1.5[W]をシリーズレギュレータ6Aが負担している場合、すなわち、ダイオードD2を介して代替電圧が第1トランスT1の一次巻線T11に印加されている場合、抵抗R2を流れる電流は、1.5[W]/205[V]≒7.3[mA]である。ただし、これらの具体的数値は単なる一例である。
停電が発生していない通常時において、代替電圧は、NPNトランジスタQ3のベースに入力されるツェナダイオードZDの設定電圧(206.1[V])から、NPNトランジスタQ3のベース−エミッタ間電圧(約0.6[V])と抵抗R2の電圧降下(7.3[mA]×68[Ω]≒0.5[V])とを引いた、205[V]となる。このとき、NPNトランジスタQ4はオンしていない。
停電が発生し、かつ第1トランスT1の一次巻線T11における1.5[W]よりも大きな消費電力をシリーズレギュレータ6Aが負担することになり、抵抗R2を流れる電流が作動閾値である10[mA]を超えると、抵抗R4に0.6[V]以上の電圧が発生するとともにNPNトランジスタQ4がオンする。すなわち、過電流保護機能が作動する。過電流保護機能が作動すると、代替電圧は、蓄電池Bの放電電圧および太陽電池Sの発電電圧のうちの大きい方まで低下する。
過電流保護機能が作動しているときにリレーRLが開き、フォトトランジスタPTrがオフすると、NPNトランジスタQ3へのベース電流の供給が止まり、NPNトランジスタQ3はオフする。NPNトランジスタQ3がオフすると、NPNトランジスタQ3、抵抗R2等に電流が流れなくなり、代替電圧の出力は停止する。
続いて、本実施例に係る電源装置1Aの動作の一例として、代替電圧が205[V]、放電電圧が196.8[V]、発電電圧が50[V]という状態で、停電が発生した場合について説明する。
停電が発生すると、スイッチング部4が、第1直流電圧ではなく第2直流電圧のスイッチングを開始し、第2電源部3が負荷有りの状態で動作するようになる。そして、1.5[W]を超える一次巻線T11の消費電力を負担するために、シリーズレギュレータ6の出力電流(抵抗R2を流れる電流)が増加し、過電流保護機能が作動する。過電流保護機能が作動すると、代替電圧は、放電電圧および発電電圧のうちの大きい方、すなわち、本実施例では放電電圧である196.8[V]まで低下し、これ以降、蓄電池Bが一次巻線T11の消費電力を負担する。
停電している間、蓄電池Bの放電電圧は196.8[V]から徐々に低下していく。そして、放電電圧が144[V]に達すると、蓄電池Bの過放電を防ぐためにリレーRLが開き、これにより、蓄電池Bは第2電源部3から切り離される。また、これと同時に、フォトダイオードPDが発光を停止する。
フォトダイオードPDが発光を停止すると、フォトトランジスタPTrはオフする。これにより、NPNトランジスタQ3へのベース電流の供給が止まり、NPNトランジスタQ3がオフし、代替電圧の出力は停止する。
蓄電池Bが第2電源部3から切り離されると、これ以降は、太陽電池Sが一次巻線T11の消費電力を負担する。
蓄電池Bが第2電源部3から切り離されても代替電圧の出力が停止されない従来の電源装置30’(図8参照)では、太陽電池Sが一次巻線T11の消費電力を負担し始めると、代替電圧が太陽電池Sの発電電圧(本実施例では、50[V])まで低下する。そして、これにより、NPNトランジスタQ3のコレクタ−エミッタ間電圧が大きくなり、NPNトランジスタQ3の発熱が大きくなる。一方、本実施例に係る電源装置1Aでは、蓄電池Bが第2電源部3から切り離されると、NPNトランジスタQ3がオフし、代替電圧の出力が停止されるので、NPNトランジスタQ3の発熱の問題は起こらない。
[第2実施例]
本発明の第2実施例に係る電源装置1Bは、図4に示すように、シリーズレギュレータ6Aの代わりにシリーズレギュレータ6Bを備えている点と、開閉検出部7Aの代わりに開閉検出部7Bを備えている点において第1実施例に係る電源装置1Aと相違するが、他の点においては電源装置1Aと構成が共通している。
開閉検出部7Bは、抵抗R8および抵抗R9の直列回路からなる。リレーRLが閉じている場合、開閉検出部7Aには蓄電池Bの放電電圧(144〜196.8[V])が印加される。このとき、開閉検出部7Bは、放電電圧を抵抗R8および抵抗R9で分圧してなる電圧を出力する。一方、リレーRLが開いている場合は、放電電圧が印加されないため、開閉検出部7Bの出力電圧は0[V]となる。このように、本実施例では、抵抗R8および抵抗R9の接続点から出力される電圧が開閉信号となる。
シリーズレギュレータ6Bは、整流ダイオードD6および平滑コンデンサC2による整流平滑後の電圧から所定の代替電圧を生成するための抵抗R1、ツェナダイオードZDおよびNPNトランジスタQ3と、代替電圧を安定させるためのコンデンサC5と、過電流保護機能を実現するための抵抗R2,R3,R4およびNPNトランジスタQ4と、代替電圧の出力を停止させるための抵抗R6,R7、PNPトランジスタQ5およびNPNトランジスタQ6とを含む。
PNPトランジスタQ5は、エミッタが平滑コンデンサC2の高電位側端部およびNPNトランジスタQ3のコレクタに接続され、コレクタが抵抗R1の一端に接続されている。抵抗R1は、他端がNPNトランジスタQ3のベース、NPNトランジスタQ4のコレクタおよびツェナダイオードZDのカソードに接続されている。また、ツェナダイオードZDは、アノードが平滑コンデンサC2の低電位側端部に接続されている。
NPNトランジスタQ3は、エミッタが抵抗R2および抵抗R3の一端に接続されている。抵抗R2は、他端が抵抗R4の一端およびNPNトランジスタQ4のエミッタに接続されており、抵抗R3は、他端が抵抗R4の他端およびNPNトランジスタQ4のベースに接続されている。また、コンデンサC5は、高電位側端部がNPNトランジスタQ4のエミッタおよびダイオードD2のアノードに接続され、低電位側端部が平滑コンデンサC2の低電位側端部に接続されている。
抵抗R6は、一端がPNPトランジスタQ5のエミッタに接続され、他端がPNPトランジスタQ5のベースに接続されている。抵抗R7は、一端が抵抗R6の他端に接続され、他端がNPNトランジスタQ6のコレクタに接続されている。また、NPNトランジスタQ6は、エミッタが平滑コンデンサC2の低電位側端部に接続され、ベースが抵抗R8および抵抗R9の接続点に接続されている。
リレーRLが閉じているとき、開閉検出部7Bは、0.6[V]以上の電圧を出力する。これにより、NPNトランジスタQ6がオンし、抵抗R6に電流が流れ、PNPトランジスタQ5のベース−エミッタ間電圧が0.6[V]以上となり、PNPトランジスタQ5がオンする。PNPトランジスタQ5がオンすると、第1実施例と同様、シリーズレギュレータ6Bは代替電圧を出力する。
一方、リレーRLが開いているとき、開閉検出部7Bが出力する電圧は0[V]である。このため、NPNトランジスタQ6、PNPトランジスタQ5およびNPNトランジスタQ3は全てオフとなり、代替電圧の出力は停止する。
本実施例に係る電源装置1Bによっても、第1実施例と同様の作用効果が得られる。すなわち、NPNトランジスタQ3の発熱を防ぐことができる。
以上、本発明に係る電源装置の実施例について説明してきたが、本発明の構成はこの実施例に限定されるものではない。
例えば、電源装置1A,1Bは、2つの電源電圧生成部(第1電源電圧生成部5aおよび第2電源電圧生成部5b)を備えているが、電源電圧生成部の数は制御すべき制御部の数に応じて適宜増減してもよい。
また、シリーズレギュレータおよび開閉検出部の構成は、各実施例の構成に限定されない。シリーズレギュレータは、シリーズレギュレータ6A,6Bと同等の機能を有する限りにおいて、任意の構成をとり得る。また、開閉検出部は、開閉検出部7A,7Bと同等の機能を有する限りにおいて、任意の構成をとり得る。
1A,1B 電源装置
2 第1電源部
3 第2電源部
4 スイッチング部
5a 第1電源電圧生成部
5b 第2電源電圧生成部
6A,6B シリーズレギュレータ
7A,7B 開閉検出部
10 蓄電システム
11 双方向電力変換部
12 制御部
12a 第1制御部
12b 第2制御部
B 蓄電池
G 系統
S 太陽電池
R 負荷
RL リレー

Claims (5)

  1. 系統電圧、蓄電池の放電電圧および太陽電池の発電電圧のいずれかを負荷に供給する蓄電システムにおいて、前記蓄電システムを制御する制御部に所定の電源電圧を供給する電源装置であって、
    前記系統電圧から生成した第1直流電圧を出力する第1電源部と、
    前記第1直流電圧よりも小さく設定された第2直流電圧を出力する第2電源部と、
    前記第1電源部および前記第2電源部の双方に接続され、ダイオードの整流作用を利用して選択した前記第1直流電圧および前記第2直流電圧のうちの大きい方をスイッチングする、スイッチング素子およびトランスの一次巻線からなるスイッチング部と、
    前記スイッチングにより前記トランスの他の巻線に誘起された電圧から前記電源電圧を生成する少なくとも1つの電源電圧生成部と、
    を備え、
    前記第2電源部は、前記蓄電池に直列接続された該蓄電池の過放電を防ぐためのリレーと、前記トランスの別の他の巻線に誘起された電圧から前記放電電圧よりも大きく設定された代替電圧を生成する代替電圧生成部とを含み、ダイオードの整流作用を利用して選択した前記代替電圧、前記放電電圧および前記発電電圧のうちの最も大きなものから前記第2直流電圧を生成するように構成され、
    前記代替電圧生成部は、前記リレーによって前記蓄電池が前記第2電源部から切り離されると、前記代替電圧の出力を停止するよう構成されている
    ことを特徴とする電源装置。
  2. 前記第2電源部は、前記リレーの開閉状態に関する開閉信号を出力する開閉検出部をさらに含み、
    前記代替電圧生成部は、前記開閉信号が、前記リレーが開いていることを示している場合に前記代替電圧の出力を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記代替電圧生成部は、前記別の他の巻線に誘起された電圧を整流平滑するダイオードおよびコンデンサと、前記整流平滑後の電圧を定電圧化することにより前記代替電圧を生成するシリーズレギュレータとを含み、
    前記開閉信号は、前記シリーズレギュレータに入力される
    ことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記シリーズレギュレータが過電流保護機能を有し、
    前記過電流保護機能の作動閾値は、前記スイッチング部が前記代替電圧から生成された前記第2直流電圧をスイッチングし始めると該過電流保護機能が作動するように設定されており、
    前記過電流保護機能が作動すると、前記代替電圧が低下する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記発電電圧が前記放電電圧よりも小さいときに、前記系統電圧の低下により前記第1直流電圧が前記第2直流電圧を下回り、前記スイッチング部が前記代替電圧から生成された前記第2直流電圧をスイッチングし始めると、前記過電流保護機能の作動により前記代替電圧が低下し、前記第2電源部が前記放電電圧から前記第2直流電圧を生成し始め、前記放電電圧が低下して前記蓄電池の過放電を防ぐために前記リレーによって前記蓄電池が前記第2電源部から切り離されると、前記代替電圧生成部が前記代替電圧の出力を停止することを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
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