JP6413331B2 - 立体情報処理装置、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法 - Google Patents

立体情報処理装置、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6413331B2
JP6413331B2 JP2014098866A JP2014098866A JP6413331B2 JP 6413331 B2 JP6413331 B2 JP 6413331B2 JP 2014098866 A JP2014098866 A JP 2014098866A JP 2014098866 A JP2014098866 A JP 2014098866A JP 6413331 B2 JP6413331 B2 JP 6413331B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimensional
information
generated
force
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2014098866A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2015214104A (ja
Inventor
佐井 範行
範行 佐井
松本 和悦
和悦 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2014098866A priority Critical patent/JP6413331B2/ja
Publication of JP2015214104A publication Critical patent/JP2015214104A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6413331B2 publication Critical patent/JP6413331B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、立体造形装置、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法に関し、特に、成形途中の立体物の支持に関する。
近年、ラピッドプロトタイピング等の分野において三次元造型という技術が用いられている。かかる三次元造型によって得られた立体物は、商品開発段階等において最終製品の外観や性能の評価を行うための試作品、または展示品等として利用されることが多い。
このような三次元造型の技術の1つとして、立体物を輪切りにした形状を造形して積層していくことにより目的の立体物を形成する積層法が知られている。そして、そのような積層法を用いる装置の1つとして、粉末等の成形材料を成形部分に対応する位置に供給し、後から成形材料を凝固させるための液体を供給することで層を形成する粉末堆積造形プリンタが知られている。
また、このような粉末堆積造形プリンタにおいて、粉末材料中に埋没した造形物の視認性の低さによる造形物の破損を解決するため、造形物を支持するための支持部材を形成する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
粉末堆積造形プリンタにおいては、バインダー液を浸透させて粉末材料を凝固させ、造形物を形成する。造形物本体から突出物部分はバインダー液の浸透しない粉末材料によって支持されることとなる。バインダー液が浸透して凝固した部分は粉末材料よりも重くなるため、造形物が安定して支持されていない場合、粉末材料では造形物を支え切れずに造形物が傾いてしまう場合がある。
例えば、図22に示すような造形物が、図22に示すような姿勢で成形される場合、図中の中空部分は図23に示すように粉末材料Pによって支持されることとなる。しかしながら、図中の中空部分の重量により図24に示すように造形物全体が傾いてしまい、そのまま積層成形を継続すると形成される造形物に位置ずれが発生してしまう。
特許文献1においては、造形物を個体として支持することは考慮されているが、造形物の形状に応じた姿勢の支持については考慮されていない。また、造形物を支持するための支持部を成形材料によって形成することは応用可能であるが、支持部を形成することにより粉末材料やバインダー液の消費が増えてしまうため、支持部は可能な限り減らすことが望まれる。
特に、中空部分を有する造形物であっても、図22に示すような不安定な形状の造形物ではなく、安定して支持される形状の造形物の場合、中空部分の下方に支持部を形成することは粉末材料やバインダー液の無駄な消費となる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、層を堆積させて立体物を形成する場合において、立体物を支持するための支持部を成形材料によって形成すると共に、成形材料の無駄な消費を抑えることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、立体造形装置によって造形するべき目的物の三次元的形状を示す立体情報を処理する立体情報処理装置であって、前記立体情報を取得する立体情報取得部と、取得した前記立体情報に基づき、前記立体造形装置における立体造形の過程において前記目的物を傾かせる力が発生するか否かを判断する傾き力判断部と、前記立体造形装置における立体造形の過程において前記目的物を傾かせる力が発生すると判断された場合、前記目的物の傾きを防ぐための支持部材の三次元的形状を示す情報を生成して前記立体情報に追加する立体情報更新部と、前記支持部材の情報が追加された前記立体情報を出力する情報出力部とを含み、前記傾き力判断部は、前記目的物において前記立体造形装置の基盤上に接する部位と前記目的物の重心とを結ぶ線分と鉛直方向に垂直な面とがなす角度に基づいて前記目的物を傾かせる力が発生するか否かを判断する、ことを特徴とする。
本発明によれば、層を堆積させて立体物を形成する場合において、立体物を支持するための支持部を成形材料によって形成すると共に、成形材料の無駄な消費を抑えることができる。
本発明の実施形態に係るシステムの運用形態を示す図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る3Dプリンタの構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る粉末供給の態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る3Dプリンタの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るPCの機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る3Dデータ変換処理部の機能構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る接地範囲の抽出結果を示す図である。 本発明の実施形態に係る重心判定の結果を示す図である。 本発明の実施形態に係るモーメントの判定態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るモーメントの判定態様の他の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るサポート材の生成態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るサポート材の生成態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るサポート材データの生成態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るシステム全体の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る3Dデータ変換処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る3Dプリンタの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係るサポート材の生成態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るサポート材の生成態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るサポート材の生成態様を示す図である。 本発明の実施形態に係るサポート材の生成態様を示す図である。 形成対象の立体物の例を示す図である。 粉末材料中の立体物の状態を示す図である。 立体物が傾いた状態を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本実施形態においては、CAD(Computer Aided Design)データなどの立体物の形状を示す3Dデータを受信し、そのデータに基づいて成形材の層を堆積させることにより立体物を形成する3Dプリンタと、3Dプリンタに3Dデータを送信するPC(Personal Computer)とによって構成されるシステムを例として説明する。このようなシステムにおいて、3Dプリンタに3Dデータを送信する際のPCによるデータ処理機能が本実施形態に係る要旨の1つである。
図1は、本実施形態に係る立体造形システムの運用形態を示す図である。本実施形態に係る立体造形システムは、入力された3Dデータを解析してデータを変換した上で立体造形装置である3Dプリンタに立体造形出力を実行させるPC1と、PC1の制御に従って立体造形出力を実行する3Dプリンタ2とを含む。従って、3Dプリンタ2が立体物の製造装置としても用いられる。ここで、PC1のハードウェア構成について図2を参照して説明する。
図2に示すように、本実施形態に係るPC1は、一般的な情報処理装置と同様の構成を含む。即ち、本実施形態に係るPC1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)20、ROM(Read Only Memory)30、HDD(Hard Disk Drive)40及びI/F50がバス80を介して接続されている。また、I/F50にはLCD(Liquid Crystal Display)60及び操作部70が接続されている。
CPU10は演算手段であり、PC1全体の動作を制御する。RAM20は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM30は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD40は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
I/F50は、バス80と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD60は、ユーザがPC1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部70は、キーボードやマウス等、ユーザがPC1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM30に格納されたプログラムや、HDD40若しくは図示しない光学ディスク等の記憶媒体からRAM20にロードされたプログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係るPC1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、本実施形態に係る3Dプリンタ2の構成について図3を参照して説明する。本実施形態に係る3Dプリンタ2は、立体物を成形するために成形材を積層していくための基盤211、基盤211上に粉末材料を供給する粉末供給基盤212、粉末供給基盤212上の粉末材料を基盤211側へ供給するリコーター213、基盤211側に供給された粉末材料を凝固させるためのバインダー液を吐出するIJ(InkJet)ヘッド201及びIJヘッド201を支持し、基盤211上の空間においてIJヘッド201を移動させるアーム202を含む。
3Dプリンタ2は、上述したように、入力された3Dデータによって確定される立体造形物を水平方向に輪切りにして生成される輪切り画像に応じてIJヘッド201からバインダー液を吐出して基盤211上に供給された粉末材料を凝固させることにより一層分の成形を行い、そのような層を積層していくことによって立体造形を行う。図4(a)〜(f)を参照して、本実施形態に係る一層分の成形動作について説明する。
図4(a)に示すように、粉末供給基盤212上には粉末材料が積載されている。リコーター213が移動して粉末供給基盤212上に積載された粉末材料を基盤211側に押し出すことにより、図4(b)に示すように基盤211上に一層分の粉末材料が供給される。
図4(b)に示すように基盤211上に粉末材料が供給されると、図4(c)に示すように、IJヘッド201から輪切り状の画像データに応じた位置にバインダー液が吐出される。バインダー液とは、粉末材料を凝固させるための凝固液である。これにより、図4(d)に示すように、バインダー液が吐出された部分の粉末材料が、輪切り状の画像データに応じて選択的に凝固される。即ち、IJヘッド201及びアーム202が、平面状に供給された粉末材料に対して、成形対象の立体物の情報に基づいて決定される位置に選択的に吐出捨て粉末材料を凝固させる凝固液吐出部として機能する。
図4(d)に示すように一層分の成形が完了すると、図4(e)に示すように基盤211と粉末供給基盤212との高さを調整し、再度リコーター213を移動させることにより、図4(f)に示すように、既に成形が完了した層の上に新たな層のための粉末材料の層を設ける。このような動作を繰り返すことにより、粉末材料が凝固した成形層を積層させていき、立体成型が行われる。即ち、基盤211、粉末供給基盤212及びリコーター213が、平面状の粉末材料を鉛直方向に堆積させるように供給する粉末材料供給部として機能する。
尚、3Dプリンタ2も、図2において説明した構成に準ずる情報処理機能を含む。そして、そのような情報処理機能によってPC1からの制御を受け付けると共に、情報処理機能によって実現される制御部によって、基盤211と粉末供給基盤212との高さの調節、リコーター213の移動、アーム202の移動やIJヘッド201からの成形材の吐出が制御される。
次に、本実施形態に係る3Dプリンタ2の制御構成について図5を参照して説明する。図5に示すように、本実施形態に係る3Dプリンタ2は、粉末供給基盤212及びリコーター213によって構成される粉末供給部210及びIJヘッド201に加えて、それらを制御するコントローラ220を含む。
コントローラ220は、主制御部221、ネットワーク制御部222、粉末供給部ドライバ223及びIJヘッドドライバ224を含む。主制御部221は、コントローラ220において全体を制御する制御部であり、OSやアプリケーション・プログラムに従ってCPU10が演算を行うことにより構成される。ネットワーク制御部222は、3Dプリンタ2がPC1等の他の機器と情報をやり取りするためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
粉末供給部ドライバ223及びIJヘッドドライバ224は、夫々粉末供給部210、IJヘッド201を駆動制御部するためのドライバソフトウェアであり、主制御部221の制御に従って夫々粉末供給部210、IJヘッド201を駆動制御することにより、図4(a)〜(f)において説明した動作を実現する。
次に、本実施形態に係るPC1の機能構成について図6を参照して説明する。図6に示すように、本実施形態に係るPC1は、図2において説明したLCD60及び操作部70に加えて、コントローラ100及びネットワークI/F101を含む。ネットワークI/F101は、PC1がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ100は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成され、PC1全体を制御する制御部として機能する。図6に示すように、コントローラ100は、立体データアプリ110、3Dデータ変換処理部120及び3Dプリンタドライバ130を含む。
立体データアプリ110は、CAD(Computer Aided Design)ソフト等、物体の3次元的形状を表現するデータを処理するソフトウェアアプリケーションである。3Dデータ変換処理部120は、本実施形態の要旨に係る機能であり、入力された3Dデータを取得して変換処理を行う立体情報処理部である。即ち、3Dデータ変換処理部120を実現するためのプログラムが、立体情報処理プログラムとして用いられる。
3Dデータ変換処理部120への3Dデータの入力は、ネットワークを介してPC1に入力されたデータを3Dデータ変換処理部120が取得する場合や、立体データアプリ110が3Dデータ変換処理部120の機能を呼び出すことによって実行される。また、操作部70に対するユーザの操作によって指定されたファイルパスのデータを3Dデータ変換処理部120が取得しても良い。
3Dデータ変換処理部120は、そのように取得した3Dデータを解析し、本実施形態の要旨に係るデータ処理を行うことによりデータを変換する。本実施形態に係る3Dデータ変換処理部120は、入力された3Dデータによって表現される立体物が基盤211上に支持された状態におけるバランスを解析し、必要な場合にのみ立体物を指示するための支持部を形成するためのデータを生成して、元々の3Dデータに追加する。このような処理が本実施形態の要旨に係る処理である。即ち、3Dデータ変換処理部120を含むPC1が、立体情報処理装置として機能する。詳細は後述する。
3Dプリンタドライバ130は、PC1から3Dプリンタ2を動作させるためのソフトウェア・モジュールであり、一般的な3Dプリンタのドライバソフトウェアと同様の機能を有する。3Dプリンタドライバ130は、例えば一般的な紙のプリンタにおけるプリンタドライバの機能に準じており、3Dデータによって形作られる立体物を輪切り状にした各層のデータ(以降、「輪切りデータ」とする)を生成して、制御用の情報と共に3Dプリンタ2に送信する。
次に、3Dデータ変換処理部120の機能について図7を参照して説明する。図7に示すように、本実施形態に係る3Dデータ変換処理部120は、3Dデータ取得部121、接地範囲判定部122、重心判定部123、モーメント判定部124、サポート材データ処理部125及び変換データ出力部126を含む。
3Dデータ取得部121は、3Dデータ変換処理部120に入力された3Dデータを取得する。即ち、3Dデータ取得部121が立体情報取得部として機能する。上述したように、3Dデータとは造形するべき目的の立体物の三次元的形状を示す目的物立体情報である。接地範囲判定部122は、3Dデータ取得部121が取得した3Dデータを解析し、基盤211上に形成される立体物が基盤211と接する面である接地範囲を抽出する。
図8は、接地範囲判定部122による接地範囲の抽出結果を示す図である。図8においては、図22に示す物体が造形対象である場合を例としている。図8において破線の斜線が付された面が、接地範囲である。尚、基盤211上に形成される立体物の姿勢は、3Dプリンタドライバ130の機能によって決定される場合もある。そのような場合、接地範囲判定部122は、3Dプリンタドライバ130からデータを取得することにより、基盤211上に形成される立体物の姿勢を認識する。
重心判定部123は、3Dデータ取得部121が取得した3Dデータを解析し、基盤211上に形成される立体物の重心の位置を判定する。図9は、重心判定部123による重心Gの判定結果を示す図である。図9においても、図22に示す物体が造形対象である場合を例としている。図9に示す重心Gのように、立体物を含む空間上の座標によって重心Gの位置が特定される。
モーメント判定部124は、接地範囲判定部122によって抽出された接地範囲と、重心判定部123によって判定された重心Gの位置とに基づき、基盤211上に形成される立体物を傾かせるような力、即ちモーメントが発生するか否かを判定する。即ち、モーメント判定部124が傾き力判断部として機能する。図10は、モーメント判定部124によるモーメント判定処理の態様を示す図である。
図10に一点鎖線の矢印で示すように、モーメント判定部124は、抽出された接地範囲のうち重心Gに最も近い点と重心Gとを結ぶ線分を特定する。そして、モーメント判定部124は、特定した線分と基盤211の面とが成す角度θを求める。モーメント判定部124は、そのようにして求めた角度θを所定の閾値と比較することにより、基盤211上に形成される立体物が傾くようなモーメントが発生するか否かを判定する。
尚、図10に示すような角度θに基づいて判断する場合の他、例えば、接地範囲と重心Gとの基盤211の面に平行な面上における位置関係に基づいて判断する方法であれば、同様にモーメントを判断することが可能である。また、図10に示す角度θのみに基づいて判定する場合の他、特定された線分の長さと立体物の重量とに基づいて立体物に発生する回転力を求め、その回転力を閾値と比較しても良い。また、図11に示すように、接地範囲が複数ある場合、複数の接地範囲の外周を連結した範囲を擬似的に接地範囲とみなして、重心Gから最も近い点を判断する。
サポート材データ処理部125は、モーメント判定部124による判定結果に基づき、基盤211上に形成される立体物の傾きを防いで姿勢を維持させるための支持部材であるサポート材のデータを生成して、元の3Dデータに追加する。即ち、サポート材データ処理部125が、立体情報更新部として機能する。図12は、サポート材が追加された状態の例を示す図である。図12の例においては、立体物に生じるモーメントによる立体物の傾きを防ぐように、鉛直方向に対して垂直な面を有する平板状の立体物のデータが追加されている。
図13は、図12に示すようにサポート材が追加された状態を示す側面図である。図13に示すように、形成対象の立体物とサポート材との間には隙間dが設けられる。隙間dは、図4(a)〜(f)において説明した粉末材料の層の複数層分であり、例えば5層分〜10層分である。これにより、造形対象の立体物とサポート材とが繋がって形成されてしまうような状態を防ぐことができる。
サポート材データ処理部125は、図12、図13に示すようなサポート材データの生成に際して、まず図14(a)に示すように、サポート材の設定範囲を決定する。図14(a)に示すようなサポート材の設定範囲の決定に際して、サポート材データ処理部125は、図9に示すように判定された重心の位置と3Dデータによって示される立体物の形状に基づき、立体物の形状のうち支持する必要のある部分を判断して、基盤211の面に平行な面上でサポート材を形成するべき範囲を決定する。
図14(a)に一点鎖線で示すようにサポート材の設定範囲を決定すると、サポート材データ処理部125は、図14(b)に示すように、サポート材の設定範囲の3Dデータを基盤211と平行な面毎に解析し、立体物と交差するまで鉛直上方に順に解析を繰り返す。そして、解析範囲が立体物と交差すると、図14(c)に示すように、交差した位置から鉛直方向下方にd下がった位置をサポート材の形成位置として決定する。
サポート材データ処理部125は、図14(a)〜(c)に示す処理によってサポート材の設定範囲を決定すると、所定の厚さを有するサポート材の形状データを生成し、元の3Dデータに追加することによって元の3Dデータを変換する。
変換データ出力部126は、サポート材データ処理部125によってサポート材が追加された状態に変換された3Dデータを3Dプリンタドライバ130に対して出力する。即ち、変換データ出力部126が、立体情報出力部として機能する。これにより、3Dプリンタドライバ130が、3Dプリンタ2を動作させるためのジョブを生成して3Dプリンタ2に送信する。
このように、本実施形態に係る3Dデータ変換処理部120は、出力対象の3Dデータを解析し、形成されていく過程でモーメントが生じることにより傾いてしまう可能性がある場合には、その傾きを防ぐためのサポート材のデータを3Dデータに追加する。従って、必要な場合にのみサポート材が形成されるため、成形材の無駄な消費を抑えた上で、姿勢を維持するように立体物を指示することが可能となる。
次に、本実施形態に係るシステムの動作について説明する。図15は、本実施形態に係るシステム全体の動作を示すフローチャートである。図15に示すように、まずは立体データアプリ110が、操作部70に対するユーザの操作に応じて、出力対象の3Dデータを処理する(S1501)。
そして、ユーザが操作部70を操作して3Dプリンタ2での出力を指示すると、立体データアプリ110から3Dデータ変換処理部120に3Dデータが受け渡され、3D出力が開始される(S1502)。3D出力が開始されると、まず、3Dデータ変換処理部120が、上述したようにサポート材データを追加するための3Dデータ変換処理を実行する(S1503)。
3Dデータ変換処理部120から変換済みの3Dデータを取得した3Dプリンタドライバ130が、3Dプリンタ2に立体成型出力を実行させるためのジョブを生成して3Dプリンタ2に送信することにより、3Dプリンタ2に立体成型出力を実行させる(S1504)。このような処理により、本実施形態に係るシステム全体の動作が完了する。
次に、本実施形態の要旨に係る処理である図15のS1503における詳細な動作について図16を参照して説明する。図16に示すように、まずは接地範囲判定部122が、3Dデータ取得部121が取得した3Dデータに基づいて上述したように接地範囲を抽出する(S1601)。また、重心判定部123が、3Dデータ取得部121が取得した3Dデータに基づいて上述したように重心を判定する(S1602)。
S1601及びS1602の処理が完了すると、モーメント判定部124が、夫々の処理の結果に基づいて上述したように立体物を傾かせるようなモーメントの解析を行う(S1603)。S1603においてモーメント判定部124は、上述したように閾値判定を行い、その結果をサポート材データ処理部125に入力する。
モーメントの判定の結果、モーメントが閾値未満であれば(S1604/NO)、サポート材データ処理部125はそのまま3Dデータを変換データ出力部126に入力し、処理を終了する。他方、モーメントが閾値以上であった場合(S1604/YES)、サポート材データ処理部125は、上述したようにサポート材の情報を生成して元の3Dデータに追加し(S1605)、処理を終了する。このような処理により、本実施形態に係る3Dデータの変換処理が完了する。
次に、ジョブを受信した3Dプリンタ2の動作について、図17を参照して説明する。図17に示すように、主制御部221は、粉末供給部ドライバ223を制御してリコーター213を動作させることにより、粉末供給基盤212から基盤211に粉末材料を供給する(S1701)。次に、主制御部221は、IJヘッドドライバ224を制御してアーム202を移動させることによりIJヘッド201を各画素の位置に移動させる(S1702)。
IJヘッド201を移動した後、主制御部221は3Dデータを参照し、その位置が造形対処の立体物の一部であればバインダー液を吐出させ、立体物の一部でなければバインダー液を吐出させない制御を行う(S1703)。主制御部221は、一層分について処理を完了するまでS1702、S1703の処理を繰り返す(S1704/NO)。
そして、一層分の処理を完了したら(S1704/YES)、主制御部221は、すべての層について処理を完了するまで、新たな層の粉末材料の供給から処理を繰り返し(S1705/NO)、すべての層について処理を完了すると(S1705/YES)、処理を終了する。このような処理により、ジョブを受信した3Dプリンタ2の動作が完了する。
以上、説明したように、本実施形態に係るシステムにおいては、成形材料によってサポート材を生成するため、立体成型出力の対象となる立体物の形状に応じてフレキシブルなサポート材を設けることが可能である。その際、立体物が基盤211と接している接地範囲を抽出すると共に立体物の重心を判定し、基盤211上に支持される立体物が傾くようなモーメントが発生するか否かを判断する。そして、そのようなモーメントが発生する場合にのみ、必要なサポート材を生成するため、無駄な材料消費を抑えることが可能となる。
尚、上記実施形態においては、3Dデータ変換処理部120において、モーメントの判定及びサポート材のデータ生成が行われる場合を例として説明した。しかしながらこれは一例であり、3Dデータ変換処理部120及び3Dプリンタドライバ130の機能を3Dプリンタ2に含め、図7において説明した3Dデータ取得部121が取得する3Dデータを3Dプリンタ2に入力するようにしても良い。
また、3Dプリンタドライバ130の機能はPC1側に残して3Dデータ変換処理部120の機能のみを3Dプリンタ2に設け、3Dデータ変換処理部120が、3Dプリンタドライバ130によって生成されたジョブの情報に基づいて図16に示すような処理を実行可能としても良い。
また、上記実施形態においては、図13に示すように、立体物との間に間隔dの隙間を設けて平板上のサポート材を設ける場合を例として説明した。しかしながら、これは一例であり、例えば、図18に示すように、サポート材と立体物との間を支える支柱を成形材によって設けても良い。このような態様は、図18に示すように、支持するべき立体物の部位の底面が平面でない場合に特に有効である。
また、図13に示すサポート材は平板であるが、例えば図19に示すように、開口部を有する板状の部材としても良い。これにより、開口部の分、成形材料の消費を抑えることが可能となる。また、図20に示すように、サポート材の形状を、支えるべき立体物の部位の方向、即ち鉛直方向上方に向かって突出するように傾斜させることにより、立体物が沈み込むのを防ぐ性能を向上させることが出来る。
図20に示すような開口部を有するサポート材は、例えば、3Dプリンタ2における粉末材料やバインダー液の残量に応じて選択されるようにしても良い。即ち、3Dデータ変換処理部120は、図16の動作を実行する際、3Dプリンタドライバ130を介して3Dプリンタ2における粉末材料やバインダー液の残量の情報を取得し、S1605においてサポート材情報を生成する際、粉末材料やバインダー液の残量が所定の閾値未満である場合に、図20に示す開口部を有するサポート材を選択する。このような処理により、粉末材料やバインダー液の残量が少なくなっている時に、更に効率的に材料消費を抑えることが可能となる。
また、図13、図19、図20に示す夫々のサポート材の形態を、モーメントの解析結果に応じて選択するようにしても良い。立体物の沈み込みを防ぐ性能は、図20、図13、図19の順にすぐれているが、逆に材料消費は図20、図13、図19の順に多い。従って、モーメントが大きく、より効果的に傾きを防ぐ必要がある場合には、図20の態様を用い、モーメントが小さい場合には図19の態様を用い、中程度の場合には図13の態様を用いることが好ましい。これにより、立体物の傾きの回避と消費材料の低減とのバランスをとることが出来る。
また、立体物の形状として鉛直方向に複数の中空部分が含まれる場合、図21に示すように、夫々の中空部分にサポート材を設けることにより、立体物の傾きをより好適に防ぐことができる。図21に示すような態様は、図14(b)において説明した3Dデータの解析を、立体物と交差した時点で完了することなく、3Dデータの上限まで継続して実行することにより実現可能である。
また、上記実施形態においては、接地範囲判定部122が、図8に示すように、造形対象の立体物において基盤211と接触する部分である接地範囲を抽出する場合を例として説明した。しかしながら、これは一例であり、例えば基盤211と造形対象の立体物との間に凝固させない粉末材料の層を挟んで立体造形が行われる場合もある。そのような場合、基本的に立体物と基盤211とは接触しない。
他方、そのような場合であっても、粉末材料中における立体物の落ち込みが発生すると、基盤211と立体物とが接触し、若しくは基盤211と立体物とが粉末材料を介して接触した状態となる。その結果、立体物において基盤211と接触した部分が支店となってモーメントが発生する可能性がある。
従って、接地範囲判定部122は、基盤211と立体物との接地範囲を抽出する場合の他、立体物の表面のうち鉛直方向において最も下方にある面を抽出するようにしても良い。そのようにして抽出した面と立体物の重心との位置関係により、上記と同様にモーメントの発生有無を判断することが可能となる。
10 CPU
20 RAM
30 ROM
40 HDD
50 I/F
60 LCD
70 操作部
80 バス
100 コントローラ
101 ネットワークI/F
110 立体データアプリ
120 3Dデータ変換処理部
121 3Dデータ取得部
122 接地範囲判定部
123 重心判定部
124 モーメント判定部
125 サポート材データ処理部
126 変換データ出力部
201 IJヘッド
202 アーム
210 粉末供給部
211 基盤
212 粉末供給基盤
213 リコーター
220 コントローラ
221 主制御部
222 ネットワーク制御部
223 粉末供給部ドライバ
224 IJヘッドドライバ
特開2013−184405号公報

Claims (8)

  1. 立体造形装置によって造形するべき目的物の三次元的形状を示す立体情報を処理する立体情報処理装置であって、
    前記立体情報を取得する立体情報取得部と、
    取得した前記立体情報に基づき、前記立体造形装置における立体造形の過程において前記目的物を傾かせる力が発生するか否かを判断する傾き力判断部と、
    前記立体造形装置における立体造形の過程において前記目的物を傾かせる力が発生すると判断された場合、前記目的物の傾きを防ぐための支持部材の三次元的形状を示す情報を生成して前記立体情報に追加する立体情報更新部と、
    前記支持部材の情報が追加された前記立体情報を出力する情報出力部とを含み、
    前記傾き力判断部は、前記目的物において前記立体造形装置の基盤上に接する部位と前記目的物の重心とを結ぶ線分と鉛直方向に垂直な面とがなす角度に基づいて前記目的物を傾かせる力が発生するか否かを判断する、
    ことを特徴とする立体情報処理装置。
  2. 前記傾き力判断部は、前記目的物において前記立体造形装置の基盤上に接する部位と前記目的物の重心とを結ぶ線分の長さ及び前記目的物の重量に基づいて前記目的物を傾かせる力が発生するか否かを判断することを特徴とする請求項に記載の立体情報処理装置。
  3. 前記立体情報更新部は、鉛直方向に対して垂直な面を有する平板状の形状を有する前記支持部材の三次元的形状を示す情報を生成することを特徴とする請求項1または2に記載の立体情報処理装置。
  4. 前記立体情報更新部は、開口部を有する平板状の形状を有する前記支持部材の三次元的形状を示す情報を生成することを特徴とする請求項に記載の立体情報処理装置。
  5. 前記立体情報更新部は、鉛直方向上方に対して傾斜により突出した板状の形状を有する前記支持部材の三次元的形状を示す情報を生成することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の立体情報処理装置。
  6. 前記傾き力判断部は、前記目的物を傾かせる力の程度を判断し、
    前記立体情報更新部は、前記目的物を傾かせる力の程度に応じた形状を有する前記支持部材の三次元的形状を示す情報を生成することを特徴とする請求項1乃至いずれか1項に記載の立体情報処理装置。
  7. 立体造形装置によって造形するべき目的物の三次元的形状を示す立体情報を処理する立体情報処理プログラムであって、
    前記立体情報を取得するステップと、
    取得した前記立体情報に基づき、前記立体造形装置における立体造形の過程において前記目的物を傾かせる力が発生するか否かを判断するステップと、
    前記立体造形装置における立体造形の過程において前記目的物を傾かせる力が発生すると判断された場合、前記目的物の傾きを防ぐための支持部材の三次元的形状を示す情報を生成して前記立体情報に追加するステップと、
    前記支持部材の情報が追加された前記立体情報を出力するステップと、を有し、
    前記判断するステップでは、前記目的物において前記立体造形装置の基盤上に接する部位と前記目的物の重心とを結ぶ線分と鉛直方向に垂直な面とがなす角度に基づいて前記目的物を傾かせる力が発生するか否かの判断を情報処理装置に実行させる
    ことを特徴とする立体情報処理プログラム。
  8. 立体造形装置によって成形材の層を積層することにより立体物である目的物を造形する立体物の製造方法であって、
    前記目的物の三次元的形状を示す立体情報を取得し、
    取得した前記立体情報に基づき、前記立体造形装置における立体造形の過程において前記目的物において前記立体造形装置の基板上に接する部位と前記目的物の重心とを結ぶ線分と鉛直方向に垂直な面とがなす角度に基づいて前記目的物を傾かせる力が発生するか否かを判断し、
    前記立体造形装置における立体造形の過程において前記目的物を傾かせる力が発生すると判断された場合、前記目的物の傾きを防ぐための支持部材の三次元的形状を示す情報を生成して前記立体情報に追加し、
    前記支持部材の情報が追加された前記立体情報に基づき、前記立体造形装置によって前記目的物を造形する
    ことを特徴とする立体物の製造方法。
JP2014098866A 2014-05-12 2014-05-12 立体情報処理装置、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法 Expired - Fee Related JP6413331B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014098866A JP6413331B2 (ja) 2014-05-12 2014-05-12 立体情報処理装置、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014098866A JP6413331B2 (ja) 2014-05-12 2014-05-12 立体情報処理装置、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015214104A JP2015214104A (ja) 2015-12-03
JP6413331B2 true JP6413331B2 (ja) 2018-10-31

Family

ID=54751476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014098866A Expired - Fee Related JP6413331B2 (ja) 2014-05-12 2014-05-12 立体情報処理装置、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6413331B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019064834A1 (ja) * 2017-09-28 2019-04-04 株式会社日立製作所 粉末積層造形用入力データ作成装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3181987B2 (ja) * 1992-06-25 2001-07-03 松下電工株式会社 三次元形状造形物の製造方法
JP3357888B2 (ja) * 1995-06-23 2002-12-16 帝人製機株式会社 光造形におけるサポート自動生成方法
JP2001009920A (ja) * 1999-06-25 2001-01-16 Sanyo Electric Co Ltd 光造形法におけるサポート形成方法およびその設計装置
JP5510277B2 (ja) * 2010-11-10 2014-06-04 セイコーエプソン株式会社 データ変換装置、データ変換方法および造形装置
JP5408221B2 (ja) * 2011-10-14 2014-02-05 コニカミノルタ株式会社 立体物造形装置及び制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2015214104A (ja) 2015-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3507077B1 (en) Improved additive manufacturing of a three-dimensional object
JP5711780B2 (ja) 逐次的充填最適化
JP6558751B2 (ja) 立体物製造装置、立体物製造方法及びプログラム
CN105339173B (zh) 修改对象的基层
JP5408207B2 (ja) 立体物造形装置及び制御プログラム
JP5408221B2 (ja) 立体物造形装置及び制御プログラム
JP6711394B2 (ja) 情報処理装置、プログラム、情報処理方法、造形システム
JP2019069613A (ja) 三次元(3d)物体を印刷する方法及び装置
US20170266883A1 (en) Information processing apparatus, additive manufacturing system, and information processing method
JP6906939B2 (ja) 3次元造形物の製造方法、部品、および、製造プログラム
US20160263836A1 (en) Three-dimensional object forming system
KR20160112093A (ko) 3d 프린팅 지지대 검증 장치 및 방법
EP3028840B1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and three-dimensional solid object
JP2018012220A (ja) 情報処理装置、造形システム、プログラム、データ処理方法
JP2017535443A (ja) 3次元オブジェクトの生成
JP6413331B2 (ja) 立体情報処理装置、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法
JP2017056574A (ja) 立体造形装置、立体造形方法及び立体造形装置の制御プログラム
JP2017007126A (ja) サポートの配置決定装置、3次元造形システム、および、サポートの配置決定方法
JP2017519264A (ja) ステレオリソグラフィによる三次元物体の作製への使用に適した三次元物体の数値表現を生成する方法及び機器
US11176729B2 (en) Three-dimensional object data generation apparatus, three-dimensional object forming apparatus, and non-transitory computer readable medium
JP2015208873A (ja) 3次元造形データ生成装置、3次元造形データ生成方法、及び、プログラム
JP2015217533A (ja) 立体造形装置、立体情報処理プログラム及び立体物の製造方法
US20210162659A1 (en) Packing a three-dimensional build bed
KR101653802B1 (ko) 3d 캡쳐 시스템 및 방법
KR101696560B1 (ko) 3 차원 프린팅을 위한 3 차원 모델 데이터의 처리 방법 및 이를 이용한 3 차원 프린팅 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180316

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180410

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180514

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180917

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6413331

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees