JP6412448B2 - クランクシャフトのオイル孔の強化方法および強化工具 - Google Patents

クランクシャフトのオイル孔の強化方法および強化工具 Download PDF

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本発明は、クランクシャフトのピン部およびジャーナル部に形成されるオイル孔の口元部を強化する技術に係り、特に、面取を施した口元部を強化する技術に関する。
クランクシャフトは、ジャーナルピンとクランクピンを備え、クランクピンにコネクティングロッドの大端部が回転自在に支持され、ジャーナルピンはエンジンブロックのジャーナル軸受に回転自在に支持される。クランクピンおよびジャーナルピンには、潤滑油をそれらの表面に供給するオイル孔が開口している。オイル孔の口元部は応力集中が生じる部分であり、内燃機関の爆発時に大きな曲げ応力やねじり応力を受けるから、口元部を強化することが望まれる。
従来、オイル孔の口元部を強化するために、ショットピーニングや窒化処理等が実施されていた。しかしながら、そのような強化方法では、オイル孔の深い部分まで強化することができず、最も強化が必要な部分が強化できないという問題があった。
特許文献1には、オイル孔の面取部にテーパ状の工具を押圧し、面取部に塑性加工を施して圧縮残留応力を付与する技術が開示されている。また、特許文献2には、オイル孔に工具によって打痕を形成して圧縮残留応力を付与する技術が開示されている。
特開昭62−142044号公報 特開2006−111962号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、面取部よりも深部側の強化を別工程で行わなければならないという課題があった。また、特許文献2においては、充分な圧縮残留応力を付与するために長時間を要するという課題があった。さらに、いずれの文献も、必要な疲労強度を得るための具体的な条件を開示するものではなかった。
したがって、本発明は、単純な工程で面取部および円筒部を塑性変形させて必要な疲労強度を得ることができるクランクシャフトのオイル孔の強化方法および強化工具を提供することを目的としている。
本発明は、クランクシャフトのピン部およびジャーナル部に形成されたオイル孔の口元部の強化方法であって、口元部は、面取部と、面取部よりも深部側の円筒部とを備え、面取部に対してクランクシャフトの素材の引張強さの30〜90%の圧縮残留応力を付与し、円筒部に対して口元部の最外口から円筒部の直径以上の深さの範囲に、成形量((成形後の直径−成形前の直径)/2)が5/100〜20/100mmの塑性加工を行うことを特徴とする。
以下、上記数値限定の根拠を本発明の作用とともに説明する。
面取部に対してクランクシャフトの素材の引張強さの30%以上の圧縮残留応力を付与することにより、加工硬化により強度が高められることと相まって面取部に充分な疲労強度を得ることができる。一方、面取部に付与する圧縮残留応力を素材の引張強さの90%以下としたのは、圧縮残留応力が90%を超えると過成形となり、面取部にクラックが発生するおそれがあるからである。また、素材が球状黒鉛鋳鉄の場合には、黒鉛が変性することがあるからである。
オイル孔の円筒部における成形量を5/100mm以上としたことにより、円筒部に圧縮残留応力が付与されるとともに、加工硬化により強度が高められる。したがって、円筒部に充分な疲労強度を得ることができる。一方、オイル孔の円筒部における成形量を20/100mm以下としたのは、成形量が20/100mmを超えると過成形となり、円筒部にクラックが発生するおそれがあるからである。また、素材が球状黒鉛鋳鉄の場合には、黒鉛が変性することがあるからである。
円筒部における成形範囲を口元部の最外口から円筒部の直径以上の深さの範囲としたのは、クランクシャフトの運転中にその範囲で最大応力が発生することがCAE(設計支援システム)等の解析で判明したからである。なお、成形する範囲は口元部の最外口から円筒部の直径の4/3まであれば充分である。また、オイル孔がピン部およびジャーナル部の外周面に対して傾斜している場合には、オイル孔の中心線の最外口での位置から成形範囲を設定する。
口元部への成形では、面取部への成形と円筒部への成形とを2回に分けて行うこともできるが、一工程で行うことが好ましい。面取部への成形を行った後に円筒部への成形を行うと、面取部への成形により材料が円筒部内に塑性流動し、次に円筒部への成形を行ったときに円筒部内に塑性流動した部分が円筒部の内周面に被る不良が生じる。逆に、円筒部への成形を行った後に面取部への成形を行うと、面取部への成形により材料が円筒部内に塑性流動するダレと呼ばれる不良が生じる。
面取部への成形と円筒部への成形とを一工程で成形を行うための工具としては、面取部への成形のための円錐台部と、この円錐台部の端部から延在する円柱部とを備えたものを用いることもできる。しかしながら、そのような工具では、円錐台部で面取部を押圧したときに円柱部が円筒部に嵌合しているため、面取部の材料が内径側へ塑性流動せず、このため面取部の内径側の部分に圧縮残留応力を付与することができないという問題がある。面取部の内径側の部分は最も強化が要求される部分であるため、上記のような問題は深刻である。また、円筒部に嵌合している工具は、成形が進むに従って円筒部との接触面積が大きくなるため、途中で潤滑油の油膜切れが生じて潤滑が不充分になるという問題もある。そこで、本発明者らは以下のクランクシャフトのオイル孔強化工具を開発した。
すなわち、本発明クランクシャフトのピン部およびジャーナル部に形成されたオイル孔の口元部を塑性加工するための強化工具であって、口元部は、面取部と、面取部よりも深部側の円筒部とを備え、先端側から、平滑な円筒曲面からなり円筒部を拡径する円柱部と円柱部よりも直径が小さい縮径円柱部と縮径円柱部から軸線方向に向けて漸次拡径する平滑な円錐曲面からなり面取部を圧縮する円錐台部とを備え、円柱部は、拡径前の円筒部よりも5/100〜20/100mm大きい曲率半径を有することを特徴とする。
本発明によれば、円錐台部と円柱部との間に縮径円柱部を有しているため、縮径円柱部とオイル孔の内周面との間に空間ができる。したがって、円錐台部で面取部を成形したときに、材料が外径側だけではなく内径側にも塑性流動する(分流)。したがって、面取部の内径側の部分に圧縮残留応力を付与することができるとともに、加工硬化により強度が高められる。また、オイル孔は、成形前のオイル孔よりも曲率半径が5/100〜20/100mm大きい円柱部によって成形されるから、上述のようにオイル孔に充分な疲労強度を得ることができる。
この場合、円柱部は縮径円柱部の分だけ長さが短く、しかもオイル孔の成形では円柱部との接触面積が変わらないため、潤滑油が円柱部に行き渡り易く油膜切れが生じ難いことは勿論のこと、成形荷重を低減することができる。しかも、縮径円柱部の外周部に潤滑油の貯まりができるので、円柱部をオイル孔から抜き取る際の潤滑も充分に行うことができる。また、円柱部をオイル孔から抜き取る際に、オイル孔内に塑性流動した面取部の内径側の部分が押し戻されて正規のオイル孔の直径が維持される。
ここで、強化工具の材料としてダイス鋼(SKD鋼)やハイス鋼(SKH鋼)を用いることができる。この場合、円柱部と縮径円柱部の合計長さは円柱部の直径の3倍以下とすることが望ましい。そのように設定することにより、工具の座屈を防止することができる。
本発明によれば、単純な工程で面取部および円筒部を塑性変形させて必要な疲労強度を得ることができる等の効果が得られる。
本発明の実施形態においてオイル孔の口元部を強化するクランクシャフトを示す側面図である。 本発明の実施形態においてクランクシャフトのオイル孔の口元部を強化している状態を示す平面図である。 本発明の実施形態においてオイル孔の口元部を強化している状態を示す平断面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1は本実施形態でオイル孔を強化するクランクシャフト1を示す側面図である。クランクシャフト1は、熱間鍛造によって成形されたもので、回転軸となるジャーナルピン11に、半径方向へ突出するクランクアーム12を形成し、一対のクランクアーム12の端部にクランクピン13を架設し、一対のクランクアーム12の一方の他端部にバランスウェイト14を形成したものである。各ジャーナルピン11およびクランクピン13の両隅には、断面が略半円形状の溝からなるフィレット部15が形成されている。
図1に示すように、各ジャーナルピン11およびクランクピン13の外周面には、表裏面に貫通するオイル孔16が形成されている。オイル孔16の半径方向中央部は、オイル流路17によって互いに連結されている。オイル流路17の一端部はクランクアーム12に開口しており、エンジンブロック内の油が開口からオイル流路17内に導入され、オイル流路17からオイル孔16に導入されるようになっている。図3に示すように、オイル孔16の開口部には、テーパ状の面取部18が形成されている。また、面取部18よりも深部側の部分は断面円形の円筒部19とされている。
図2はオイル孔16を強化している状態を示す図である。図2において符号20は図示しないフレームに支持されたスタンドである。スタンド20は、上方へ向けて延びる3つのピン21を備え、ピン21がオイル孔16に挿入されることでクランクシャフト1を支持している。
図2において符号30はパンチホルダであり、図示しない駆動機構によって上下方向に移動させられる。パンチホルダ30には3つのパンチ31が先端部を下方に向けて取り付けられている。図3に示すように、パンチ31は、先端側から、円柱部32と、円柱部32よりも直径が小さい縮径円柱部33と、縮径円柱部33から軸線方向に向けて漸次拡径する円錐台部34とを備えている。また、円柱部32と縮径円柱部33との境界には、テーパ部35が形成されている。さらに、円柱部32においては、成形前の円筒部19よりも曲率半径が5/100〜20/100mm大きく設定されている。
次に、上記構成のパンチ31によりオイル孔16の口元部を強化する方法について説明する。
オイル孔16に潤滑油を塗布しておき、図3(A)に示す状態からパンチ31を下降させ、円柱部32を円筒部19へ挿入する。この場合の挿入範囲は、面取部18の最外口から円筒部19の直径以上の深さの範囲である。また、円柱部32による円筒部19の成形は、((成形後の直径−成形前の直径)/2)が5/100〜20/100mmとなる塑性加工である。この塑性加工により、円筒部19に圧縮残留応力が付与されるとともに加工硬化により強度が高められる。
円柱部32がさらに挿入されると、図3(C)に示すように、円錐台部34が面取部18に当接する。これにより、図3(C)に矢印で示すように、面取部18の内径側の部分と外径側の部分が塑性流動する(分流)。すなわち、面取部18の外径側の部分は面取部18の外周側へ塑性流動し、面取部18の内径側の部分は円筒部19と縮径円柱部33との間の空間へ塑性流動する。そして、この塑性流動により、面取部18に対してクランクシャフト1の素材の引張強さの30〜90%の圧縮残留応力が付与されるとともに、加工硬化により強度が高められる。これにより、面取部18に充分な疲労強度を得ることができる。
次いで、パンチ31を上昇させると、円筒部19の内周面に突出した面取部18の内径側の部分は、パンチ31のテーパ部35によって押し戻され、正規の円筒部19の直径が維持される。この場合において、縮径円柱部33と円筒部19との間の空間に潤滑油が貯まっているから、テーパ部35と円柱部32が潤滑される。
上記実施形態によれば、面取部18および円筒部19を塑性変形させて圧縮残留応力を付与するとともに加工硬化により強度を高めるから、面取部18および円筒部19に充分な疲労強度を得ることができる。また、パンチ31が縮径円柱部33を有しているから、潤滑油の油膜切れを防止して充分な潤滑を行うことができるとともに、成形荷重を低減することができる。
特に、上記実施形態では、円柱部32と縮径円柱部33との間にテーパ部35を有しているので、円筒部19の内周面に突出した面取部18の内径側の部分を矯正して正規の円筒部19の直径を維持することができる。
本発明は、クランクシャフトのオイル孔の強化に利用することができる。
1 クランクシャフト
11 ジャーナルピン
12 クランクアーム
13 クランクピン
15 フィレット部
16 オイル孔
17 オイル流路
18 面取部
19 円筒部
31 パンチ
32 円柱部
33 縮径円柱部
34 円錐台部
35 テーパ部

Claims (2)

  1. クランクシャフトのピン部およびジャーナル部に形成されたオイル孔の口元部の強化方法であって、
    前記口元部は、面取部と、該面取部よりも深部側の円筒部とを備え、前記面取部に対してクランクシャフトの素材の引張強さの30〜90%の圧縮残留応力を付与し、前記円筒部に対して前記口元部の最外口から前記円筒部の直径以上の深さの範囲に、成形量((成形後の直径−成形前の直径)/2)が5/100〜20/100mmの塑性加工を行うことを特徴とするクランクシャフトのオイル孔強化方法。
  2. クランクシャフトのピン部およびジャーナル部に形成されたオイル孔の口元部を塑性加工するための強化工具であって、
    前記口元部は、面取部と、該面取部よりも深部側の円筒部とを備え、
    先端側から、平滑な円筒曲面からなり前記円筒部を拡径する円柱部と、該円柱部よりも直径が小さい縮径円柱部と、該縮径円柱部から軸線方向に向けて漸次拡径する平滑な円錐曲面からなり前記面取部を圧縮する円錐台部とを備え、
    前記円柱部は、拡径前の前記円筒部よりも5/100〜20/100mm大きい曲率半径を有することを特徴とするクランクシャフトのオイル孔強化工具。
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