JP6410661B2 - 試験装置 - Google Patents
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Description
そこで特許文献1に開示された環境試験装置では、試験室内の様子を外部から覗き見るための窓が設けられている。
特許文献1に開示された環境試験装置によると、試験室内における被試験物の状態を、外部から目視することができる。
また映像を記憶する記憶媒体についても、大容量のものが安価に手に入る。
そのため、環境試験装置の分野においては、試験室内の様子をカメラで撮影して外部でモニターしたり、試験室内の様子を連続的に撮影して記録しておきたいという要求がある。
そのため被試験物の様子を撮影することを目的としてカメラを試験室内に設置すると、短期間でカメラが故障してしまう場合がある。
しかしながらこの方策によると、外部の雑光がカメラに入射して光が写り込み、試験室の全体を鮮明に撮影したりモニターすることができない場合があった。
また人影や室内の調度等がカメラに写り込んでしまう場合があった。
以下、その理由を説明する。
図13は、試作した環境試験装置の窓部106の断面図であり、試験室5の扉100等に開口101が設けられ、当該開口101に積層ペアガラス(内側透明壁)103と、化粧ガラス(外側透明壁)105が装着された構造となっている。
積層ペアガラス103は、主として試験室5の内外を断熱するために設けられたものであり、透明であって開口101内の試験室5側に設置されている。
化粧ガラス(外側透明壁)105は、使用者が積層ペアガラス103に触れて火傷等を負うことを防止するために設けられたものであり、透明であって開口101内の試験室5の外部側に設置されている。
この様に、積層ペアガラス103と化粧ガラス105との間には故意に空隙部110が形成されている。
そして図13に符番Aで示す円錐状の通過領域を光が通過してカメラ43の入光部42に光が入り、光が電気信号に変換される。
しかしながら、窓部106に取り付けられた化粧ガラス105は透明であるから、環境試験装置が設置されている室内の蛍光灯111等の光源から発せられた光が窓部106に取り付けられた化粧ガラス105を通過して化粧ガラス105と積層ペアガラス103の間の空隙部110に入る場合がある。そして符番Bで示す光の軌跡の様に、光の一部が積層ペアガラス103の表面で反射し、カメラ43に入光してしまう場合がある。
また符番Cで示す光の軌跡の様に、積層ペアガラス103の裏面側で反射したり、符番Dで示す光の軌跡の様に、積層ペアガラス103を構成する複数のガラスの内、第一層のガラス107を通過した光が第二層のガラス108や第三層のガラスの表面で反射し、カメラ43に入光してしまう場合もある。
そのため外部から雑光が入射して部分的に露光オーバーとなり、映像に光の線が写り込む場合があった。そのため試験室5の全体を鮮明に撮影したり鮮明にモニターすることができない場合があった。
そのためカメラ43は積層ペアガラス103に写った陰影を撮影してしまい、画面にゴースト状の影が入る場合もあった。
そこで本発明は、従来技術の上記した問題点に注目し、試験室内を撮影したり観察するためのカメラを備えた試験装置であり、外部の光等が写り込みにくい試験装置を開発することを課題とする。
従って使用するカメラは、撮影用のものであってもモニター用のものであってもよい。
「略閉塞された空間」とは完全に密閉された状態を含む概念である。「略閉塞された空間」とは外部とある程度の通気性や換気性がある空間を含む概念である。
「透明」とは肉眼で内外を見通すことが可能であることを意味し、無色であっても着色されていてもよい。
また内側透明壁及び外側透明壁は、補強の為の線や、ヒータが内蔵されているものであってもよい。
本発明では、内側透明壁と外側透明壁との間に空隙部があるが、当該空隙部に内部遮光部材が設置されている。そして内部遮光部材は、内側透明壁及び外側透明壁に対して垂直方向の成分を有する姿勢に配されている。
そのため外部の光が内側透明壁に当たることが阻止される。従って試験装置そのものにカメラを取り付けたり、三脚等で外部にカメラを固定して使用された際、カメラに雑光が入光することが防がれ、外部の光や影が写り込みにくい。
即ち室内の照明は、通常、室内の高い位置に取り付けられているから、照明の光は、上方から照射される。ここで本発明では、光の通過領域に対して上部側から光が入射されることが阻止されるから、照明に起因する雑光が内側透明壁に当たることが阻止され、写り込みの大半を防ぐことができる。
また本発明では、光の通過領域に対して側面側から光が入射されることも阻止されるから、照明に起因し、反射を繰り返して空隙部に回りこんだ雑光が外側透明壁に当たることが阻止される。
また本発明によると、設置されるカメラの背面にある調度等の影がカメラに写り込み難い。
環境試験装置1は、試験室5内に所望の環境を作ることができる装置である。環境試験装置1の基本構成は、従来技術と大差無いので先に簡単に説明する。
環境試験装置1は、図2に示すように断熱壁2によって覆われた断熱槽3を有している。そして当該断熱槽3の一部に試験室5が形成されている。試験室5は、被試験物4を設置する空間である。
環境試験装置1は、さらに空調機器10と送風機11を備えている。空調機器10は、加湿装置6、冷却装置7及び加熱ヒータ(加熱装置)8によって構成されている。
環境試験装置1には、試験室5と環状に連通する空調通風路15があり、当該空調通風路15に前記した空調機器10と送風機11が内蔵されている。
そのため送風機11を起動すると、試験室5内の空気が空気導入部18から空調通風路15内に導入される。そして空調通風路15が通風状態となり、空調機器10に空気が接触して熱交換や湿度調整がなされ、空気吹き出し部16から試験室5内に調整後の空気が吹き出される。
また空調通風路15の空気吹き出し部16の近傍に、温度センサー12と湿度センサー13が設けられている。
環境試験装置1を使用する際には、送風機11を運転して空調通風路15内を通風状態とし、温度センサー12及び湿度センサー13の検出値が、設定環境の温度及び湿度に近づく様に空調機器10を制御する。
そして開閉扉20には、図1、図2の様に窓部21が設けられている。
窓部21には透明なガラスがはめ込まれており、外部から試験室5内を覗き見ることができる。
以下、窓部21及びこれに付属する機器について詳細に説明する。
本実施形態では、図4の様に、3枚の耐熱ガラス28a,28b,28cが辺部にスペーサ30a,30bを挟んで重ねられたものである。
耐熱ガラス28a,28b,28cは、いずれも長方形である。スペーサ30a,30bは枠状であり、耐熱ガラス28a,28b,28c同士の間であって、その辺部に介在されている。そのため耐熱ガラス28a,28b,28cの中央部は僅かに隙間をあけた状態で重ねられている。
ヒータの熱線は、細く且つ薄い。また3枚の耐熱ガラス28a,28b,28cはいずれも透明であることが望ましい。ヒータが取り付けられていても、内側透明壁26は、全体として透明である。
また本実施形態では、外側透明壁27は、図6の様に4か所に長孔31が設けられている。長孔31は天地方向に長い。なお孔の形状や位置は限定されるものではない。
外側透明壁27と内側透明壁26とは密接しておらず、両者の間には空隙部32が存在する。
外側透明壁27及び内側透明壁26は、いずれも透明なガラスで作られているから、窓部21は透明であり、窓部21を通して外部から試験室5内を観察することができる。
内部遮光部材40は、図6、図7の様に断面形状が四角形の筒状部材である。内部遮光部材40の正面形状は正方形であり、窓部21に比べて小さい。特に内部遮光部材40は、図1の様に高さ方向には窓部21の半分以下程度であることが望ましい。
内部遮光部材40の大きさ、特に高さを窓部21に比べて小さくすることにより、窓部21の窓としての機能を損なうことを防ぐことができる。
内部遮光部材40の長さは、外側透明壁27と内側透明壁26との間の空隙部32の幅と略等しい。
内部遮光部材40の長さは、空隙部32の幅と等しいことが推奨されるが、空隙部32の幅よりも短くてもよい。内部遮光部材40の長さは、空隙部32の幅の50パーセント以上であることが望ましく、より推奨されるのは80パーセント以上である。
内部遮光部材40の内面は、黒色に着色されている。
図6の姿勢を基準とすると、内部遮光部材40は、上部側内部遮光壁50a、下部側内部遮光壁50b、側面側内部遮光壁50c,50dを有している。
一方、内部遮光部材40の内側透明壁26側の開口48には内フランジ51が設けられている。
外部遮光部材41は、図5、図6、図7の様に四角錐台形状であり、四角錐台形状の底面に相当する部分だけが開口し、他の部位(5面)は閉塞している。
外部遮光部材41の開口の大きさ及び形状は、前記した内部遮光部材40の開口45,48と略等しい。
本実施形態では、外部遮光部材41を構成する5面の壁面は、外部遮光壁55として機能する。
図7の姿勢を基準とすると、外部遮光部材41は、上部側外部遮光壁55a、下部側外部遮光壁55b、側面側外部遮光壁55c,55d及び正面側外部遮光壁55eを有している。
図7の姿勢を基準とすると、上部側外部遮光壁55aと下部側外部遮光壁55b及び側面側外部遮光壁55c,55dは傾斜壁である。また正面側外部遮光壁55eは垂直壁である。
開口部には外フランジ57が設けられている。外フランジ57には取り付け孔58が設けられている。
カメラ43は、デジタル式のカメラである。また下部側外部遮光壁55bには、カメラ43の信号線(図示せず)等を挿通するための孔52が設けられている。孔52には、入光を防止するための栓59が設けられている(図6)。
カメラ43の信号線(図示せず)等を挿通するための孔52は他の部位に設けられていてもよい。
本実施形態の環境試験装置1では、外側透明壁27と内側透明壁26との間の空隙部32に、内部遮光部材40が内蔵されている。
また外側透明壁27に外部遮光部材41が取り付けられ、外部遮光部材41にカメラ43が内蔵されている。
内部遮光部材40と外部遮光部材41は、いずれも外側透明壁27にネジ止めされている。
即ち外側透明壁27の外面側に外部遮光部材41の外フランジ57が接し、外側透明壁27の内面側に外フランジ46が接している。そして外部遮光部材41の孔58と、外側透明壁27の長孔31にネジ60が挿通され、当該ネジ60が内部遮光部材40のネジ孔47と係合し、外部遮光部材41と内部遮光部材40が外側透明壁27の内外面に取り付けられている。
またネジ60の先端には、CリングやEリング等が装着されており、ネジ60が抜け去ってしまうことが防止されている。
本実施形態では、外側透明壁27に設けられた孔が長孔31であるから、外部遮光部材41と内部遮光部材40の取り付け高さを調整することができる。
内部遮光部材40は、外側透明壁27に片持ち状に取り付けられており、内側透明壁26には固定されていない。
本実施形態では、内部遮光部材40は環状であり、空隙部32の空間であって光の円錐状の通過領域Aに相当する領域をトンネルの如くに環状に取り囲んでいる。
そのため窓部21に入った光であって、内側透明壁26で反射したならばカメラ43に入射されるであろう角度から入りこんだ光は、内部遮光部材40で遮られて、内側透明壁26に到達せず、内側透明壁26で反射しない。従って窓部21に入った光であって、内側透明壁26で反射したならばカメラ43に入射されるであろう角度から入りこんだ光は、カメラ43に入光しない。
そのためカメラ43に蛍光灯の光等が写り込むことはない。
即ち外部遮光部材41の上部側外部遮光壁55aは、水平姿勢に近い。そのため上部側外部遮光壁55aは、上部側からの雑光が外側透明壁27に当たることを阻止する。
特にカメラ43の入光部42の近傍にも外側透明壁27があるから、雑光が入光部42に入り難い。
また本実施形態では、他に下部側外部遮光壁55b及び側面側外部遮光壁55c,55dを有しているので、乱反射光や、回折光についてもカメラ43の入光部42に入り難い。
そのため本実施形態によると、カメラ43に雑光や陰影が写り難く、試験室5内の様子を正確にモニターしたり撮影することができる。
この構成は、ガラス内で屈折した光がカメラ側に回折することを阻止する効果があり、推奨される。
矢印bの反射光は、耐熱ガラス28aに入光した位置からオフセットした位置に反射して戻る。
ここで本実施形態では、内部遮光部材40の内側透明壁26側に内フランジ51が設けられているから、反射光がオフセットした位置に戻っても内フランジ51で遮られ、カメラ43側に回り込むことはない。
内部遮光部材40の外側透明壁27側に設けられた外フランジ46と、外部遮光部材41に設けられた外フランジ57も同様の機能を果たすものであり、外側透明壁27の内部で反射した光がカメラ43側に回り込むことを防いでいる。
本実施形態について、内部遮光部材40の内側透明壁26側を内フランジ51とし、外フランジとしなかった理由は、窓部21の視野を狭くすることを防ぐためであったが、内フランジ51に代えて外フランジとしても、反射光がオフセットした位置に戻り、カメラ43に回り込むことを防ぐ効果は期待できる。
前記した実施形態では、内部遮光部材40の各内部遮光壁50は、外側透明壁27及び内側透明壁26に対して垂直姿勢であったが、多少の傾斜があってもよい。要するに内部遮光部材40の各内部遮光壁50は、外側透明壁27及び内側透明壁26に対して垂直方向の成分を有する姿勢で取り付けられていればよい。
雑光の光源は、主に室内の照明であり、室内の天上部にあり、雑光は上から照射される。そのため図9に示す内部遮光部材70の様に、上部からの雑光と、回り込む光の除去を目的として、上部側内部遮光壁71aの全部と、側面側内部遮光壁71c,71dの一部だけがある構成を採用することもできる。
外側透明壁27に孔を複数設け、内部遮光部材40と外部遮光部材41の取り付け位置を変更できる様にすることも考えられる。
例えば外側透明壁27に孔を縦二列に多数設け、ネジ60を挿通する孔を選択することによって内部遮光部材40及び外部遮光部材41の取り付け高さを変えることができる構成を採用してもよい。
仮に、外部遮光部材41を取り外したとしても、外側透明壁27と内側透明壁26の間の空隙部32に内部遮光部材40が残るので、内部遮光部材40が邪魔になって試験室5の内部は多少、見え難くくなる。
即ち前記した実施形態では、内部遮光部材40の形状や姿勢は固定的であったが、必要に応じて変形するものであってもよい。
例えば図10に示す内部遮光部材72の様に、上部側内部遮光壁73aは板状であるが、側面側内部遮光壁73c,73dは、布状や蛇腹状の様な伸縮変形可能なものを素材としている。もちろん他の伸縮又は変形可能な素材であってもよい。
側面側内部遮光壁73c,73dの下辺部は他の部材に固定されていて上下動することはない。
また上部側内部遮光壁73aの端部に磁石77が設けられている。
図10に示す内部遮光部材72では、カメラ43による撮影を要しない場合には、上部側内部遮光壁73aが自重によって下部に移動し、側面側内部遮光壁73c,73dは、折り畳まれた状態となる。
一方、カメラ43による撮影を行う場合には、外部から図示しない磁石を押し当てて外側透明壁27越しに上部側内部遮光壁73aを磁着し、外部の磁石を移動させて上部側内部遮光壁73aを上昇させる。
その結果、図10(b)の様に、側面側内部遮光壁73c,73dが広がり、側面からの光の入射を阻止する。
またワイヤー等で内部遮光部材72の一部を吊り下げ、ワイヤー等を操作することによって内部遮光部材72を移動させたり姿勢を変形させることも考えられる。
他の方法として、外側透明壁27に縦に孔を多数設け、内部遮光部材72の少なくとも一部を取り付けるためのネジを挿通する孔を選択することによって、内部遮光部材72の一部又は全部を移動させてもよい。
一方、カメラ43による撮影を行う場合には、上部側内部遮光壁80aと下部側内部遮光壁80bを水平姿勢に変更し、枠状の内部遮光部材75を構成させる。
本構成によっても、カメラを使用しない場合には、広い視野が確保される。
一方、カメラ43による撮影を行う場合には、外側透明壁27側の開口82を窄め、漏斗状の内部遮光部材81を構成する。
本構成によっても、カメラを使用しない場合には、広い視野が確保される。
また、ガラスにはヒータが取り付けられていなくてもよい。
5 試験室
20 開閉扉
21 窓部
25 開口
26 内側透明壁
27 外側透明壁
28a,28b,28c 耐熱ガラス
40 内部遮光部材
41 外部遮光部材
43 カメラ
50 内部遮光壁
55 外部遮光壁
70 内部遮光部材
71a 上部側内部遮光壁
73a 上部側内部遮光壁
73c,73d 側面側内部遮光壁
75 内部遮光部材
76 内部遮光壁
81 内部遮光部材
Claims (9)
- 略閉塞された空間であって被試験物が設置される試験室と、外部から試験室内を覗き込むことが可能な窓部を有し、
窓部は透明であって試験室側に設置された内側透明壁と、透明であって外部側に設置された外側透明壁を有し、前記内側透明壁と外側透明壁との間に空隙部が存在する試験装置において、
前記空隙部に内部遮光部材が設置され、当該内部遮光部材は、内側透明壁及び外側透明壁に対して垂直方向の成分を有する姿勢に配された内部遮光壁を有することを特徴とする試験装置。 - 外側透明壁の外側にカメラを設置するためのカメラ設置部があることを特徴とする請求項1に記載の試験装置。
- 外側透明壁の外側に入光部を有するカメラを設置可能であって、カメラが設置された際に当該カメラの入光部に入射される光の通過領域があり、内部遮光部材は、少なくとも前記通過領域に対して上部側及び側面側の一部または全部から光が入射されることを防止する位置に設置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の試験装置。
- 内部遮光部材は筒状又は略筒状であって、前記空隙部の一部を環状に取り囲むものであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の試験装置。
- 試験室の外部に外部遮光部材があり、
当該外部遮光部材は、外側透明壁に対して垂直方向の成分を有する姿勢に配された外部遮光壁を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の試験装置。 - 外側透明壁の外側に入光部を有するカメラを設置可能であって、
外部遮光部材の外部遮光壁は、少なくとも設置されるカメラの入光部の周囲を取り囲むものであることを特徴とする請求項5に記載の試験装置。 - 外側透明壁の外側にカメラを設置可能であり、外部遮光部材は箱状であり、設置されるカメラの周囲を取り囲むものであることを特徴とする請求項5又は6に記載の試験装置。
- 外側透明壁の外側にカメラが設置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の試験装置。
- 内部遮光部材は形状及び又は姿勢変更が可能であり、外部から内部遮光部材の形状及び又は姿勢を変更させることができることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の試験装置。
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