JP6410260B2 - 家具用引き戸の下レール取付構造 - Google Patents

家具用引き戸の下レール取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6410260B2
JP6410260B2 JP2015124307A JP2015124307A JP6410260B2 JP 6410260 B2 JP6410260 B2 JP 6410260B2 JP 2015124307 A JP2015124307 A JP 2015124307A JP 2015124307 A JP2015124307 A JP 2015124307A JP 6410260 B2 JP6410260 B2 JP 6410260B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower rail
frame
lower frame
furniture
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015124307A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017008564A (ja
Inventor
辰朗 横山
辰朗 横山
Original Assignee
株式会社ムラコシ精工
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ムラコシ精工 filed Critical 株式会社ムラコシ精工
Priority to JP2015124307A priority Critical patent/JP6410260B2/ja
Publication of JP2017008564A publication Critical patent/JP2017008564A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6410260B2 publication Critical patent/JP6410260B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)

Description

本発明は、食器棚や書籍棚などのような家具の引き戸をスムーズに開閉すべく設けられる当該引き戸のための下レールの取付構造に関するものである。
家具における引き戸のために下レールが設けられるが、その下レールの取付構造には種々のものがある(特許文献1,2)。
例えば図11に示すように、特許文献1の食品棚用のレール部材100における取付構造としては、レール部材取付部100aが、食器棚本体側中間部分の中板101の前端部101aの前面に当接される当接面である縦壁部102と、この縦壁部102の上端から中板101の前端部101aの上面側に延びて当接される当接面である上片部103とからなり、上片部103の長手方向所定の位置には、この中板101に対してビスネジ104を挿入して螺合締結するビス穴105が設けられる構造をなしている。
但し、符号106は引戸である。
また、例えば図12に示すように、特許文献2の家具部材における引き戸用ガイドレール(但し、このガイドレールは家具部材の上方に取り付けられる、所謂上レールである。)の取付構造としては、このガイドレール200が、基礎壁201と、この基礎壁201の下部に連設された、案内溝202aを有する下部壁202と、基礎壁201の上部に連設された上部壁203とを有している。また、天板204の前端部に前端面に開口した前端面の長手方向に沿うねじガイド溝205が形成され、このねじガイド溝205の幅がガイドレール200を固定するねじ206のねじ軸部207の先端部207aのみが嵌る幅とされる一方、上記基礎壁201には、長手方向に所定間隔で前後方向に貫通する貫通孔208が形成されている。そして、このようなガイドレール200においては、このガイドレール200の基礎壁201を天板204の前端面に当てがい、その後、貫通孔208及びねじガイド溝205を通じて天板204にねじ206をねじ嵌める構造が採られている。
但し、符号209は引き戸である。
しかしながら、上述した特許文献1の食品棚用のレール部材における取付構造は、レール部材100が、食器棚本体側中間部分の中板101に、当該レール部材100の上片部103の長手方向所定の位置に設けられたビス穴105を挿通し、この実施例ではこの中板101の下部に嵌装固定されたスリーブ部材107に螺着するビスネジ104によって取り付けられる構造をなしており、このような構造においては、レール部材を取り付ける場合、短時間で取付作業完了とはならず少なからず時間を要してしまうという不具合がある。しかも、取付金具としてのビスネジが外観されてしまう構造では、意匠を重んじる家具にあっては見栄えや美感の点から好ましいとは言えない。
また、特許文献2の家具部材における引き戸用ガイドレールの取付構造は、当該ガイドレール200の基礎壁201を家具部材の天板204に、基礎壁201の貫通孔208及び天板204のねじガイド溝205を通じてねじ206をねじ込むことによって取り付けられる構造をなしており、このような構造においては、特許文献1の取付構造と同様に、ガイドレールを取り付ける場合、短時間で取付作業完了とはならず少なからず時間を要してしまうという不具合が生ずる。また、ねじが外観されてしまうと、特許文献1の取付構造と同様に、見栄えや美感の点から好ましいとは言えない。
特開2012−167534(第5頁、図3) 特開2004−337487(第3頁、図2)
解決しようとする問題点は、家具において引き戸のための下レールを取り付ける場合に、ビスネジなどの固定手段を用いず短時間で取付作業を完了させることができる取付構造とし、それと同時に、従来品と比較して外観上、見栄えや美感の点で優れたものとする点である。
本発明の請求項1に係る家具用引き戸の下レール取付構造は、家具の引き戸をスムーズに開閉すべく設けられる当該引き戸のための下レールの取付構造において、前記下レールを前記家具の下枠の前端面に嵌め込んで当該下枠に直接取り付けし、又は前記下枠の前端面に配置された支持体に嵌め込んで当該下枠に間接的に取り付けする一方、前記下枠の両側端面にそれぞれ立設される側板に前記下レールに立設されたボスを嵌め差し込んで取り付ける構造を採っており、ビスネジなどをねじ込んで取り付ける構造ではないために短時間で取付作業を完了させることができ、且つ、下レールを家具の下枠及び側板に取り付ける構造のために強固な取付が可能になることに加え、ビスネジなどを用いていないため従来品と比較して外観上、見栄えや美感の点で優れたものとすることができる。
ところで、この取付構造は、下レールに代えて、家具の上枠や上記側板に取り付けられる上レールに適用することも可能であることはもちろんである。
本発明の請求項2に係る家具用引き戸の下レール取付構造において、前記下レールを前記下枠に直接取り付けする場合のより具体的な形態として、前記下枠の前端面に断面視凹溝状の受け部を設ける一方、前記下レールに断面視略ノコ刃状をなす突起部を設け、この突起部を前記受け部に嵌め込んで取り付ける構造にする。これにより、短時間で取付作業を完了させることができ、しかも、見栄えや美感の点で優れたものにできる。
本発明の請求項3に係る家具用引き戸の下レール取付構造において、前記下レールを前記下枠に間接的に取り付けする場合のより具体的な形態として、前記下枠の前端面に前記支持体をビスネジで固定して配置し、この支持体に断面視扁平なフック状のアーム部を当該支持体の中心軸に対称に成形する一方、前記下レールに断面視扁平なC状の中空部が形成されるようにチャンバ部を成形し、このチャンバ部の中空部に前記アーム部を嵌め込んで取り付ける構造にする。これにより、支持体をビスネジで固定するための時間を要してしまうが、短時間で取付作業を完了させることができ、しかも、見栄えや美感の点で優れたものにできる。
本発明の家具用引き戸の下レール取付構造は、ビスネジなどをねじ込んで取り付ける構造ではないため短時間で取付作業を完了させることができ、且つ、下レールを家具の下枠及び側板に取り付ける構造のため強固な取付が可能になることに加え、ビスネジなどを用いていないため従来品と比較して外観上、見栄えや美感の点で優れたものとすることができる利点がある。
本発明の第1の実施の形態に係る家具用引き戸の下レール取付構造を図1〜5を参照して説明する。
本実施の形態に係る下レール取付構造は、図1,2に示すように、下レール1を収納箱(家具)2の下枠3の前端面3a(図4参照)に直接嵌め込むなどして取り付けるようにしたものである。
まず、収納箱2は、同図に示すように、板状の下枠3、上枠4、及び側板5,6からなる外観視直方体形状をなし、この直方体形状の内部空間をその中央で仕切る方立7が側板5,6に対面する態様で立設されてなるもので、下レール1は、後に詳述するように、収納箱2を構成する下枠3の前端面3aに当該下枠3の長手方向(図1中の矢印方向、以下、左右方向という。)に渡って設けられた受け部3aに嵌め込むなどして取り付けられる。
この下レール1は、図1〜4に示すように、例えばアルミ或いは樹脂製のフレーム部材で構成される断面略長方形状で、且つ、左右方向に長尺な骨組構造部材であり、この骨組構造部材の上部フレーム1aに引き戸のスライダー部(図示せず)が摺動する断面V字状の2つの摺動路1aが適宜隔てて形成され、これら摺動路1aを隔ててほぼ中央位置に、この骨組構造部材の上部フレーム1aと下部フレーム1bとを架け渡す態様で装架フレーム1cが形成されている。そして、この装架フレーム1cの略中央部がCリング状のボス係止部1cとして形成されており、したがって、この下レール1の左右方向に渡って、ボス係止部1cが形成された装架フレーム1cを介して上部フレーム1aと下部フレーム1bとが架け渡される態様となる。
このような下レール1のボス係止部1cに、図2,3に示すように、ボス8の基部8bが、例えば圧入される一方、ボス8の頭部8aが上記側板5の、下枠3の側端面3bに対向する面側に設けられた係止孔5a(側板6の方であれば、側板6の、下枠3の側端面(図示せず)に対向する面側に設けられた係止孔6a)に嵌め差し込まれるようになっている。
即ち、ボス8は、外観視ホースニップルのホース接続部に類似する形状をなす頭部8aと、この頭部8aに連設された円筒状をなす基部8bとから構成され、下レール1の、側板5及び側板6への取り付けに際しては(このとき、下レール1は収納箱2の下枠3に取り付けられている。)、予め上記ボス係止部1cにボス8の基部8bを圧入して当該ボスの頭部8aを突設させておき、しかる後、当該ボス8の頭部8aを上記係止孔5aに嵌め差し込めばよい。
そして、図4に示すように、下レール1の、当該下レール1が取り付けられる収納箱2の下枠3の前端面3aに面する側には取付フレーム1dが形成され、この取付フレーム1dの略中央に、この下レール1の左右方向に渡って、且つ、上記前端面3a側に突出する態様で、その外側辺をノコ刃状に成形するとともにその中央部を中空に成形してなる断面視略コ字形状の突起部1dが突設されている。更に、この取付フレーム1dの上端には小鍔1dが、及び下端には大鍔1dが突起部1dと同一方向にそれぞれ突設されている。そして、図4(A)〜図4(B)に示すように、下レール1の、下枠3の前端面3aへの取付に際しては、取付フレーム1dの突起部1dが下枠3の前端面3aに設けられた断面視凹溝状の受け部3aに嵌め込まれるとともに、取付フレーム1dの小鍔1d及び大鍔1dによって下枠3が把持される態様となる。このため、下レール1の取付フレーム1dと下枠3の前端面3aとに隙間が生ずるように場合にはこれの目隠しになるので美感が損なわれなくて済む効果が得られる。尚、小鍔1dが大鍔1dに比べ短く形成されているのは、下レール1の取り付けに際しての方立7との干渉防止のためである。
結局、このような下レール1を収納箱2の下枠3の前端面3aに直接取り付ける場合においては、最初に、図4(A)に示すように下枠3の前端面3aに対して取付フレーム1dの突起部1dを対峙させておき、しかる後、図4(B)に示すように上記受け部3aに上記突起部1dを嵌め込めばよい。この嵌め込みのしかたは、下枠3の前端面3aに対峙する方向から、或いは、側板5の側又は側板6の側からスライドさせて受け部3aに突起部1dを嵌め込んでもよい。嵌め込み終えると、下枠3は取付フレーム1dの小鍔1d及び大鍔1dによって把持される態様となる。しかる後、側板5の係止孔5aに下レール1に圧入されたボス8の頭部8aを嵌め差し込む(側板6の係止孔6aにもボス8の頭部8aを嵌め差し込む)。これら受け部3aへの突起部1dの嵌め込み、及び係止孔5a,6aへの頭部8aの嵌め差し込みを短時間で行えるので、短時間で取付作業を完了させることができ、しかも、ビスネジなどを用いていないため従来品と比較して外観上、見栄えや美感の点で優れたものとなる。更に、これら受け部3aへの突起部1dの嵌め込み及び係止孔5a,6aへの頭部8aの嵌め差し込みにより、即ち、下レール1の、下枠3及び側板5,6への取り付けにより、当該下レール1を収納箱2に強固に取り付けることができる。
ここで、下枠3に下レール1を取り付ける場合、受け部3aに突起部1dを嵌め込めばよいとしたが、この具体的な嵌め込みによる固定方法としては、突起部1dの受け部3aへの圧入による方法、或いは突起部1dの弾性的性質を利用した受け部3a内での拡開による方法、或いはまた接着剤によって突起部1dを受け部3a内に固着させる方法などがある。
ところで、上述した下レール1の突起部1dは、その中央部が中空に成形されてなるものであったが、突起部1dに代えて図5に示すような、その中央部が中実に成形された突起部1eとし、この突起部1eの強度を向上させるようにしてもよい。尚、上述した下レール1の取付フレーム1dには小鍔1dが設けられていたが、突起部1eが突設された取付フレーム1eにはこれに相当する鍔が設けられていない。これは美感が損なわれない限り設けるには及ばないからである。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る家具用引き戸の下レール取付構造を図6〜10を参照して説明する。図6〜10において、図1〜5中の構成要素と同一の構成要素には同一の番号を付し、その説明は割愛する。
本実施の形態に係る下レール取付構造は、図6,7に示すように、下レール10を収納箱2の下枠3の前端面3aに間接的に取り付けるようにしたものである。即ち、下枠3の前端面3aに支持体11を配置しておき、この支持体11に下レール10を嵌め込むなどして取り付けるようにしたものである。尚、図6,7では、上枠4や側板5,6などは省略されている。
この支持体11は、例えばアルミ或いは樹脂製のフレーム部材で構成される、図6中の矢印方向、即ち、左右方向に下枠3と同長の長尺な型部材で、その断面形状は、図8に示すように、扁平なフック状のアーム部11aが当該支持体11の中心軸に対称に成形されてなり、そして、この中心軸を孔芯とする下記ビスネジ12のための貫通孔11b(図7参照)が、本実施の形態では、等間隔に5つ設けられている。このような支持体11は、下枠3の前端面3aに、上記貫通孔11bを挿通する5本のビスネジ12で取り付けられる。したがって、下レール10の取り付けに際しては、支持体11は、予め下枠3の前端面3aに取り付けられている。
下レール10は、上記下レール1と同様な、例えばアルミ或いは樹脂製のフレーム部材で構成される、図6中の矢印方向、即ち、左右方向に下枠3と同長の、したがって、支持体11と同長の長尺な型部材であるが、その断面形状は、図8に示すように、概略、上記下レール1とはその装架フレーム1c及び取付フレーム1dのところが異なっている。
即ち、その断面形状は、図8に示すように、上記取付フレーム1dの代わりに、断面視扁平なC状の中空部10dであって、当該中空部10dに外方に臨む開口口を形成してなるチャンバ部10dが成形される形状をなし、更に、このチャンバ部10dを構成する外枠フレームのうち上部外枠フレーム10d及び下部外枠フレーム10dが当該チャンバ部10dの輪郭からいくらか突設される形状をなしている。これにより、下レール10の、収納箱2の下枠3の前端面3aへの取付に際しては、同図(B)に示すように、上記アーム部11aがチャンバ部10dの中空部10dに嵌め込まれるとともに、上部外枠フレーム10dが、このチャンバ部10dと下枠3の前端面3aとの隙間を目隠しして美感が損なわれないようにすべく下枠3の上面に係止される。
また、その断面形状は、上記装架フレーム1cの代わりに、上部フレーム1aに対峙する下部フレーム10b(下部フレーム1bと若干形状を異にする。)の、当該下部フレーム10bの中央位置よりチャンバ部10d寄りの位置にCリング状のボス係止部1cが、左右方向に渡って形成される形状をなしている。
そして、このような下レール10のボス係止部1cには、図6,7に示すように、ボス8の基部8bが、例えば圧入され、ボス8の頭部8aが上記側板5に設けられた係止孔5a(側板6の方であれば、側板6に設けられた係止孔6a)に嵌め差し込まれるようになっている。尚、下レール10の、側板5及び側板6への取り付け方は、上述した下レール1の、側板5及び側板6への取り付け方と全く同様である。
このような下レール10を収納箱2の下枠3の前端面3aに間接的に取り付ける場合においては、まず最初に、図8(A)に示すように支持体11を下枠3の前端面3aにビスネジ12で取り付け、この支持体11のアーム部11aに対してチャンバ部10dの、外方に開口する中空部10dを対峙させておき、しかる後、図8(B)に示すように上記アーム部11aをチャンバ部10dの中空部10dに嵌め込めばよい。この嵌め込みのしかたは、支持体11に対峙する中空部10dの開口口から嵌め込めばよいが、場合によっては、側板5の側から又は側板6の側からスライドさせてアーム部11aを中空部10dに嵌め込んでもよい。嵌め込み終えると、上部外枠フレーム10dが下枠3の上面に係止される態様となる。しかる後、側板5の係止孔5aに下レール10に圧入されたボス8の頭部8aを嵌め差し込む(側板6の係止孔6aにもボス8の頭部8aを嵌め差し込む)。これらチャンバ部10dの中空部10dへのアーム部11aの嵌め込み、及び係止孔5a,6aへの頭部8aの嵌め差し込みを短時間で行えるので、短時間で取付作業を完了させることができ、しかも、ビスネジなどを用いていないため従来品と比較して外観上、見栄えや美感の点で優れたものとなる。更に、これらチャンバ部10dの中空部10dへのアーム部11aの嵌め込み及び係止孔5a,6aへの頭部8aの嵌め差し込みにより、即ち、下レール10の、下枠3及び側板5,6への取り付けにより、当該下レール10を収納箱2に強固に取り付けることができる。
ここで、支持体11に下レール10を取り付ける場合、アーム部11aをチャンバ部10dの中空部10dに嵌め込めばよいとしたが、この具体的な嵌め込みによる固定方法としては、アーム部11aの中空部10dへの圧入による方法、或いはアーム部11aの弾性的性質を利用した受け部3aに対する押し拡げによる方法、或いはまた接着剤によってアーム部11aを中空部10d内に固着させる方法などがある。
ところで、上記実施の形態では、支持体11に長尺な型部材を用いた場合を説明したが、例えば図9に示すように、この支持体11を適宜な大きさの小片13a〜13eに分割・縮尺し、これらの小片13a〜13eを下枠3の前端面3aにビスネジ12でそれぞれ取り付けるようにしたものであってもよい。
また、上記実施の形態では、下レール取付構造として下レール1,10に適用した場合を説明したが、かかる取付構造は、家具の上枠や側板に取り付けられる上レールに適用することも可能であり、例えば図10では、本発明の取付構造が、下枠3に取り付けられる下レール1のみならず、上枠4に取り付けられる上レール1にも適用されている。尚、上レール1は下レール1と同じものである。
本発明の家具用引き戸の下レール取付構造は、ビスネジなどをねじ込んで取り付ける構造ではないため短時間で取付作業を完了させることができ、且つ、下レールを家具の下枠及び側板に取り付ける構造のため強固な取付が可能になることに加え、ビスネジなどを用いていないため従来品と比較して外観上、見栄えや美感の点で優れたものとすることができ、既存の取付構造に比べ利用価値の高いものと言える。
本実施の第1の形態に係る家具用引き戸の下レール取付構造を示す外観斜視図である。 図1の部分分解斜視図である。 図2の一部の拡大図である。 図1の取付構造おいて下レールを嵌め込むときの説明図である。 図1の下レールとは一部形状が異なる下レールを嵌め込むときの説明図である。 本実施の第2の形態に係る家具用引き戸の下レール取付構造を示す部分分解斜視図である。 図6の一部の拡大図である。 図6の取付構造おいて下レールを嵌め込むときの説明図である。 図6の支持体とは異なる支持体を用いた取付構造を示す分解斜視図である。 図1の取付構造を上レールに対しても適用した場合の取り付け状態図である。 従来の下レール取付構造を示す部分断面図である。 従来の上レール取付構造を示す断面図である。
1,10 下レール
1d 突起部
2 収納箱(家具)
3 下枠
3a 前端面
3a 受け部
3b 側端面
5,6 側板
8 ボス
10d チャンバ部
10d 中空部
11 支持体
11a アーム部
12 ビスネジ

Claims (3)

  1. 家具の引き戸をスムーズに開閉すべく設けられる当該引き戸のための下レールの取付構造において、
    前記下レールを前記家具の下枠の前端面に嵌め込んで当該下枠に直接取り付けし、又は前記下枠の前端面に配置された支持体に嵌め込んで当該下枠に間接的に取り付けする一方、前記下枠の両側端面にそれぞれ立設される側板に前記下レールに立設されたボスを嵌め差し込んで取り付けしてなることを特徴とする家具用引き戸の下レール取付構造。
  2. 前記下レールを前記下枠に直接取り付けする場合、前記下枠の前端面に断面視凹溝状の受け部を設ける一方、前記下レールに断面視略ノコ刃状をなす突起部を設け、この突起部を前記受け部に嵌め込んで取り付けることを特徴とする請求項1に記載の家具用引き戸の下レール取付構造。
  3. 前記下レールを前記下枠に間接的に取り付けする場合、前記下枠の前端面に前記支持体をビスネジで固定して配置し、この支持体に断面視扁平なフック状のアーム部を当該支持体の中心軸に対称に成形する一方、前記下レールに断面視扁平なC状の中空部が形成されるようにチャンバ部を成形し、このチャンバ部の中空部に前記アーム部を嵌め込んで取り付けることを特徴とする請求項1に記載の家具用引き戸の下レール取付構造。
JP2015124307A 2015-06-22 2015-06-22 家具用引き戸の下レール取付構造 Active JP6410260B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015124307A JP6410260B2 (ja) 2015-06-22 2015-06-22 家具用引き戸の下レール取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015124307A JP6410260B2 (ja) 2015-06-22 2015-06-22 家具用引き戸の下レール取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017008564A JP2017008564A (ja) 2017-01-12
JP6410260B2 true JP6410260B2 (ja) 2018-10-24

Family

ID=57761076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015124307A Active JP6410260B2 (ja) 2015-06-22 2015-06-22 家具用引き戸の下レール取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6410260B2 (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS519459Y2 (ja) * 1972-07-21 1976-03-13
JPS5240822U (ja) * 1975-09-13 1977-03-23
JPS53153350U (ja) * 1977-05-09 1978-12-02
JPS5743554Y2 (ja) * 1979-06-22 1982-09-25
JP3462409B2 (ja) * 1998-11-30 2003-11-05 株式会社稲葉製作所 金属製キャビネットの連結構造
US20040107646A1 (en) * 2001-04-23 2004-06-10 Hubert Elmer Fixing element for fixing a guide rail for sliding doors
JP2004116230A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Matsushita Electric Works Ltd キャビネット用引き戸

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017008564A (ja) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9167939B2 (en) Shower door assembly
AU2013100819A4 (en) Door assembly
EP2774519B1 (en) Shower door assembly
KR102166037B1 (ko) 블라인드 및 커튼 설치용 브라켓 고정장치
US10376056B2 (en) Device for mounting a rear wall on a movable furniture component
RU2566257C2 (ru) Дверной блок
JP6410260B2 (ja) 家具用引き戸の下レール取付構造
JP5822216B2 (ja) 建築用ルーバー
JP2014118785A (ja) 開き戸用蝶番
JP5638717B1 (ja) トリガ装置
CA2837482A1 (en) Door assembly
WO2017125757A1 (en) Device for connecting components of a wall frame assembly and method of using said device
JP2019083976A (ja) 枠付き鏡およびその鏡の組立て方法
KR200492672Y1 (ko) 건물 외장용 어셈블리
JP5540999B2 (ja) サイドパネルの取付装置
KR20150142369A (ko) 미닫이식 도어용 슬림형 틀프레임
KR20150003307U (ko) 목재블록 연결장치
JP5730796B2 (ja) スクリーン装置
JP2006046787A (ja) 冷蔵庫
KR200405289Y1 (ko) 차량용 웨스트라인 몰딩구조
JP6242754B2 (ja) 開口枠の組立構造
JP4455774B2 (ja) パネル取付具
KR200378288Y1 (ko) 슬라이딩장치
JP5765886B2 (ja) 上部パネルユニット
JP4468386B2 (ja) 天井パネル用接合部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171214

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20171214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180907

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180919

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180919

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6410260

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250