JP6410195B2 - 機器管理装置、及び、機器管理方法 - Google Patents

機器管理装置、及び、機器管理方法 Download PDF

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Description

本発明は、機器管理装置、及び、機器管理方法に関する。
従来、建物に人がいるか否かに応じて機器を制御する機器管理装置が提案されている。たとえば、外出時に、外出スイッチを操作して状態通知システムをセキュリティモードに切り替える技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2006−178574号公報
特許文献1に記載された技術では、宅内に人がいるか否かの判断は、住人による外出スイッチの操作に委ねられている。したがって、住人が外出スイッチの操作を忘れた場合には、在宅時に不在と判断されたり、不在時に在宅と判断されたりする可能性がある。
本発明は、外出スイッチを用いることなく建物に人がいるか否かを判断可能にし、この判断結果に応じた機器の動作を行えるようにした機器管理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る機器管理装置は、建物で使用される特定の機器に対する操作と前記特定の機器の動作との少なくとも一方の状態を検出する検出部と、前記検出部が検出した前記特定の機器の前記状態に関する情報を用いることにより、前記建物のユーザが前記建物に存在する可能性の程度を表す存在レベル、または、前記建物に存在しない可能性の程度を表す不在レベルを決定する決定部と、前記ユーザが前記建物で使用する所定の機器に、前記存在レベルまたは前記不在レベルに応じた指示を与える出力部とを備える。
また、本発明に係る機器管理方法は、機器管理装置が実行する機器管理方法であって、建物で使用される特定の機器に対する操作と前記特定の機器の動作との少なくとも一方の状態を検出する検出ステップと、前記検出ステップで検出した前記特定の機器の前記状態に関する情報を用いることにより、前記建物のユーザが前記建物に存在する可能性の程度を表す存在レベル、または、前記建物に存在しない可能性の程度を表す不在レベルを決定する決定ステップと、前記ユーザが前記建物で使用する所定の機器に、前記存在レベルまたは前記不在レベルに応じた指示を与える出力ステップとを含む。
本発明の構成によれば、建物に人がいるか否かを判断可能にし、この判断結果に応じた機器の動作を行うことができる。
図1は、実施の形態1における機器管理装置の機能ブロックを示すブロック図である。 図2は、実施の形態1における機器管理装置が実行する機器管理方法を示すフロー図である。 図3は、実施の形態2における機器管理装置の機能ブロックを示すブロック図である。 図4は、実施の形態2における機器管理装置が実行する機器管理方法を示すフロー図である。
以下、本実施の形態に係る照明装置について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置や接続形態、及び、工程(ステップ)や工程の順序などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
以下に説明する機器管理装置は、建物が住宅である場合を想定している。住宅は、戸建て住宅に限らず、集合住宅の住戸であってもよい。集合住宅の場合、建物は、建築物の全体を表すのではなく、建築物の一部である住戸を意味する。同様にして、建物は、商業ビルあるいはオフィスビルのテナントであってもよい。
また、以下に説明する機器管理装置は、HEMS(Home Energy Management System)のコントローラの一部の機能として実現される場合を想定しているが、専用の装置として実現してもよい。機器管理装置は、HEMSのコントローラで実現されるから、住宅におけるエネルギーの使用状態を管理する機能、住宅における機器の動作を監視する機能、住宅における機器の動作を制御する機能などを有する。
(実施の形態1)
本実施の形態において、外出スイッチを用いることなく建物に人がいるか否かを判断可能にし、この判断結果に応じた機器の動作を行えるようにした機器管理装置について説明する。この機器管理装置によれば、建物で使用される特定の機器に対する操作と動作との少なくとも一方の状態を用いて、ユーザの存在レベルと不在レベルとを定め、存在レベルと不在レベルとの組み合わせに応じた指示を所定の機器に与えている。そのため、外出スイッチを用いることなく建物に人がいるか否かの判断が可能になる。しかも、この判断結果に応じて、所定の機器に運転を許可するか停止させるかなどの指示を与えることが可能になる。
図1は、本実施の形態における機器管理装置10の機能ブロックを示すブロック図である。
図1に示すように、機器管理装置10は、検出部11と、決定部12と、出力部13とを備えている。
検出部11は、建物としての住宅で使用される特定の機器21について、操作と動作との少なくとも一方の状態を検出する。
決定部12は、建物のユーザである住人について、建物に存在する(つまり、在宅である)可能性の程度である存在レベルと、建物に存在しない(つまり、不在である)可能性の程度である不在レベルとの一方を決定する。
出力部13は、存在レベルまたは不在レベルを用いて所定の機器22に指示を与える。
ここで、検出部11が状態を検出する対象である特定の機器21は、住人が在宅であるか不在であるかが反映される機器から選択される。この種の機器21は、たとえば、照明機器、空調機器、調理機器、または、音響映像機器などである。ただし、冷蔵庫のように、住人が在宅か不在かにかかわらず運転されている機器であっても、住人が在宅か不在かに応じて使用電力に変化が生じる機器であれば、特定の機器21として用いることが可能である。また、機器21は、住人が在宅か不在かを検出するセンサであってもよい。この種のセンサは、焦電型赤外線センサを用いた人感センサが代表的であるが、テレビカメラでもよく、また、独立したセンサではなく、他の機器21に組み込まれたセンサであってもよい。
検出部11が状態を検出する特定の機器21と、出力部13が指示を与える所定の機器22とは、同じであってもよいし、異なっていてもよい。すなわち、特定の機器21と所定の機器22との少なくとも一方が複数である場合に、両者の一部または全部が重複していてもよい。以下では、説明を簡単にするために、特定の機器21と所定の機器22とを符号のみで区別して説明する。すなわち、機器21は特定の機器21を意味し、機器22は所定の機器22を意味する。
検出部11が検出する機器21の状態のうちの「操作」は、操作が行われた時点の状態だけではなく、所定の判定期間(たとえば、1日、1週間または1ヶ月などから選択される)における履歴であってもよい。そのため、検出部11は、操作の履歴を記憶する機能を有する。検出部11が検出する機器21の状態のうちの「動作」は、主として機器21が運転中か停止中かの別を意味する。
たとえば、機器21が、調光が可能な照明機器である場合、「操作」は、点灯、消灯、調光量などを照明機器に指示するために、スイッチあるいはリモコン装置を操作することに相当する。また、「動作」は、点灯、消灯などの照明器具の動作に相当する。機器21が、空調機器、音響映像機器である場合も同様である。
いずれの機器21についても、検出部11は、操作あるいは動作の状態を、該当する機器21が接続された分岐回路を通過する電流の推移に基づいて間接的に検出することが可能である。すなわち、分電盤の主幹回路と分岐回路、あるいはアウトレット(コンセント)を通過する電流を、電流センサで計測すれば、機器21の操作あるいは動作の状態を検出することが可能である。電流センサは、トロイダルコアにコイルを巻いた構成、ロゴスキーコイル、トロイダルコアと磁気センサとを組み合わせた構成、シャント抵抗などから選択される。
また、機器管理装置10がHEMSのコントローラで実現されている場合、操作あるいは動作の状態は、機器管理装置10が機器21との通信によって、機器21から直接的に受け取ることも可能である。なお、タイマ予約によって行われる動作は、検出部11が検出する動作から除外される。
検出部11は、上述したように、機器21の動作と操作との少なくとも一方の状態を検出する。以下では、機器21が検出する、動作と操作との少なくとも一方の状態のことを、機器21の動作の状態を含むか否かにかかわらず、「機器21の操作の状態」と表現する。すなわち、機器21の操作の状態は、機器21の動作と操作との少なくとも一方の状態を意味する。
決定部12は、機器21の操作の状態に応じて、住人が在宅している可能性の程度である存在レベル、又は、住人が不在である可能性の程度である不在レベルを求める。存在レベルと不在レベルとは、それぞれ複数段階から選択される。本実施の形態では、存在レベルの段階と不在レベルとは、ともに0、1、2の3段階から選択されるものとする。存在レベルと不在レベルとは、0が標準値であり、存在レベルは0から2に向かって、存在する可能性が低くなることを意味し、不在レベルは0から2に向かって、不在である可能性が低くなることを意味する。決定部12は、機器21の操作の状態に決定ルールを適用して存在レベルまたは不在レベルを導出する。決定ルールについては後述する。
機器21が1種類であるときには、検出部11が記憶している機器21の操作の状態に関する履歴を用いて存在レベルまたは不在レベルを決定してもよい。
たとえば、機器21がオーブントースタのような調理機器である場合、朝食の前に機器21を使用し、機器21の使用後から所定時間内に外出するという習慣を持つ住人は多いと考えられる。このような生活上の習慣を考慮すれば、機器21の操作の状態から存在レベルまたは不在レベルを決定することが可能である。
同様にして、機器21が特定の照明器具である場合、帰宅してから所定時間内に照明器具を点灯させるという習慣を持つ住人は多いと考えられる。したがって、この場合も生活上の習慣を考慮すれば、機器21の操作の状態から存在レベルまたは不在レベルを決定することが可能である。
ただし、生活上の習慣は、時間帯、季節または曜日等に応じて変化するから、決定部12は、存在レベルまたは不在レベルを決定する際に、これらの情報を加味してもよい。たとえば、外出は、平日と休日とでは時間帯が異なる可能性があり、また外出前の所定時間内に使用される機器21の種類も曜日により異なる可能性がある。したがって、決定部12が機器21の操作の状態に関する履歴を用いて存在レベルまたは不在レベルを決定する際に、曜日および時間帯を考慮することにより、決定精度を向上させることが可能になる。
決定部12が存在レベルまたは不在レベルを決定する際には、複数種類の機器21の操作の状態を用いることも可能である。この場合、決定部12は、複数の機器21から得られた操作の状態を組み合わせることによって、存在レベルまたは不在レベルを決定する。2種類の機器21から得られた操作の状態を用いて存在レベルまたは不在レベルを決定する決定ルールの例を表1に示す。
Figure 0006410195
表1に示す決定ルールにおいて、「操作なし」は、機器21が操作されない状態で所定の判定時間が経過したことを意味する。また、表1では、2種類の機器21(機器1と機器2)の操作の状態に基づいて、存在レベルまたは不在レベルを決定している。この例では、機器21ごとに、「操作あり」の存在レベルを0とし、「操作あり」の不在レベルを1とし、「操作なし」の存在レベルを1とし、「操作なし」の不在レベルを0とするように予め定められているとする。決定部12は、機器21ごとに求めた存在レベルと不在レベルとを加算した結果を、最終的な存在レベルまたは不在レベルとして決定する。ただし、表1の例では、決定部12は、機器1を機器2に対して優先的に扱っており、機器1が「操作あり」であるときに存在レベルを定め、機器1が「操作なし」であるときに不在レベルを定めている。なお、表1において、「−」は存在レベルまたは不在レベルを求めていないことを意味する。
表1に示す決定ルールに基づくと、決定部12は、2種類の機器21である機器1及び機器2がともに操作されたときには、存在レベルがもっとも高い2に決定し、どちらも操作されない状態が判定時間を経過すると、不在レベルがもっとも高い2に決定することができる。また、機器1だけが「操作あり」の場合、存在レベルが1になり、機器2だけが「操作あり」の場合、不在レベルが1になる。
なお、決定部12において、存在レベルまたは不在レベルを決定する際に、機器21ごとに重み係数を付与するように決定ルールが定められていてもよい。つまり、存在と不在とを区別するために信頼性の高い機器21の重み係数を大きくする。決定部12は、存在レベルあるいは不在レベルを決定する際に、機器21ごとに求めた存在レベルおよび不在レベルに重み係数を乗じて加算した結果を、存在レベルおよび不在レベルとする。重み係数は、すべての機器21に付与した重み係数を加算すると1になるように設定される。
上述のようにして求められる存在レベルおよび不在レベルは整数値にならないことがあるから、四捨五入のように計算結果を整数値にまるめる演算を行い、存在レベルおよび不在レベルを、0、1、2のいずれかの値に修正してもよい。
また、複数の機器21が存在する場合、決定部12において、機器21を複数のグループに分けた後、グループごとに存在レベルまたは不在レベルを定め、グループごとの存在レベルまたは不在レベルを用いて存在レベルまたは不在レベルを決定するように、決定ルールが定められていてもよい。グループごとの存在レベルまたは不在レベルは、機器21ごとの存在レベルまたは不在レベルと同様に扱われる。
いま、決定部12が5種類の機器21を用いて存在レベルまたは不在レベルを決定すると仮定する。この場合、たとえば、2種類の機器21と3種類の機器21とにグループ分けを行い、グループごとに上述のような演算を行えば、グループごとに存在レベルまたは不在レベルを求めることができる。グループごとの存在レベルおよび不在レベルは、機器21ごとの存在レベルおよび不在レベルと同様に扱われ、決定部12は、グループごとの存在レベルまたは不在レベルを表1の例のように組み合わせることによって、最終的に存在レベルまたは不在レベルを求める。
機器21を複数のグループに分ける場合には、グループ内の機器21は、類似した機器21としてもよい。たとえば、住宅に2人の子供が住んでおり、子供のそれぞれに子供部屋があり、かつ子供部屋ごとに機器21としての照明機器が配置されている場合、両方の照明機器は1つのグループに分類される。この例では、グループ内の照明機器は等価であって、一方が点灯すると「操作あり(点灯)」であり、両方が消灯すると「操作なし(消灯)」と判定される。
グループに分けた場合、グループごとに求められた存在レベルおよび不在レベルを組み合わせる際に、決定部12は、重み係数を用いて存在レベルおよび不在レベルを求めてもよい。ただし、重み係数を用いることは必須ではない。
以上のようにして、存在レベルおよび不在レベルが求められると、出力部13は、存在レベルと不在レベルとの組み合わせに応じて機器22に指示を与える。以下に、存在レベルと不在レベルとの組み合わせに応じた指示の例を説明する。
機器22が防犯装置である場合、防犯装置は、住人の在宅中と外出中とでは異なる動作をさせることになる。ここでは、防犯装置が、住宅外の警戒を行い、侵入者を検知すると非常ベルなどで威嚇する機能と、侵入者を検知すると住人の移動体端末、あるいは住人が利用する専用装置などに報知する機能とを備えている場合を想定する。専用装置は、たとえばHEMSのコントローラに付設された表示器、あるいは防犯装置に付属する表示器などから選択される。また、防犯装置は、威嚇と報知との両方を行う第1の警戒レベルと、報知のみを行う第2の警戒レベルと、威嚇と報知とのどちらも行わない第3の警戒レベルとが選択可能であると仮定する。
出力部13は、指示を与える対象である機器22が、このような防犯装置である場合には、決定部12が決定した存在レベルまたは不在レベルに応じて、表2のように警戒レベルを切り替える指示を与える。表2に示す警戒レベルの数値は、第1の警戒レベル、第2の警戒レベル、第3の警戒レベルに対応している。
Figure 0006410195
機器22が電気錠である場合、出力部13は、決定部12が決定した存在レベルまたは不在レベルに応じて、表3のように電気錠の施錠と解錠との指示を与える。出力部13が電気錠に与える指示の内容は、「施錠」と「報知」と「非制御」とから選択される。「施錠」は電気錠を施錠するように制御することを意味し、「報知」は電気錠が解錠されたことを住人の移動体端末あるいは住人が利用する専用装置などに報知することを意味する。専用装置は、HEMSのコントローラに付設された表示器、あるいは電気錠の操作に用いる操作表示器などから選択される。なお、「非制御」は電気錠に対して出力部13から指示を与えないことを意味する。
Figure 0006410195
ところで、機器22が、空調機器、照明機器または音響映像機器のように、住宅において比較的多くの電力を消費する場合、出力部13は、この種の機器22により消費される電力を低減させるように指示を与えてもよい。要するに、住人が不在である場合には、この種の機器22が運転されていると電力が無駄に消費されていることになるから、外出時のように住人が不在であれば、この種の機器22は停止させてもよい。
したがって、出力部13は、決定部12から得られた存在レベルまたは不在レベルに応じて、この種の機器22に対して、たとえば表4のような指示を与えてもよい。表4において、指示の内容は、「停止」と「一部停止」と「非制御」との選択が可能になっている。「停止」は機器22を停止させることであり、「一部停止」は指定された機器22のみを停止させることを意味する。また、「非制御」は、出力部13からは指示を与えないことを意味する。
Figure 0006410195
以上のように構成された機器管理装置10が実行する機器管理方法について以下で説明する。
図2は、本実施の形態における機器管理装置1が実行する機器管理方法を示すフロー図である。
ステップS101において、検出部11は、建物としての住宅で使用される特定の機器21について、操作と動作との少なくとも一方の状態を検出する。
ステップS102において、決定部12は、建物のユーザである住人について、建物に存在する(つまり、在宅である)可能性の程度である存在レベルと、建物に存在しない(つまり、不在である)可能性の程度である不在レベルとの一方を決定する。
ステップS103において、出力部13は、存在レベルまたは不在レベルを用いて所定の機器22に指示を与える。
上記一連の処理により、機器管理装置10は、外出スイッチを用いることなく建物に人がいるか否かを判断することができる。
以上説明したように、決定部12が存在レベルまたは不在レベルを決定すると、出力部13は、存在レベルまたは不在レベルに応じて機器22が動作するように、機器22に指示を与える。このような動作によって、機器管理装置10は、住人が在宅している可能性の程度、あるいは住人が外出している(つまり、在宅していない、不在である)可能性の程度に応じて、機器22の動作を変化させることが可能になる。しかも、機器21の操作の状態を用いて住人が在宅か外出かを判定しているから、外出スイッチが不要である。本実施の形態では、機器21が操作されたか否かを、判定時間を定めて判断しているから、外出してからの経過時間が長いほど、不在と判断される可能性が高まり、不在レベルで機器22への指示内容が定められることになる。
また、機器管理装置10は、存在レベルと不在レベルとに分けて機器22への指示の内容を定めているから、存在レベルの範囲では、在宅時の動作に近くなるように機器22に指示可能になり、不在レベルの範囲では、外出時の動作に近くなるように機器22に指示可能になる。その一方で、存在レベルの範囲でも在宅の可能性が低ければ、機器22の動作を外出時の動作に近づけることになり、不在レベルの範囲でも不在の可能性が低ければ、機器22の動作を在宅時の動作に近づけることになる。
図1において、機器管理装置10には表示器23が接続されており、この表示器23には、出力部13が機器22に指示した内容が表示される。また、決定部12が決定した存在レベルまたは不在レベルも表示器23に表示してもよい。表示器23は、機器管理装置10に有線で接続される構成のほか、スマートフォン、タブレット端末のような移動体端末で実現することも可能である。
以上説明した本実施の形態の機器管理装置10は、検出部11と決定部12と出力部13とを備える。検出部11は、建物で使用される特定の機器に対する操作と特定の機器の動作との少なくとも一方の状態を検出する決定部12は、検出部11が検出した特定の機器の状態に関する情報を用いることにより、建物のユーザが建物に存在する可能性の程度を表す存在レベル、または、建物に存在しない可能性の程度を表す不在レベルを決定する。出力部13は、ユーザが建物で使用する所定の機器に、存在レベルまたは不在レベルに応じた指示を与える。
この構成によれば、機器21の状態に基づいて、ユーザが存在する可能性の程度である存在レベル、又は、ユーザが不在である可能性の程度である不在レベルを求めるから、外出スイッチを用いることなく、ユーザの存在または不在を判断することができる。
また、特定の機器21は複数種類あってもよい。この場合、決定部12は、複数種類の特定の機器21の状態に関する情報を組み合わせて用いることにより、存在レベルまたは不在レベルを決定する。
この構成によれば、複数の機器21の状態を組み合わせるから、決定される存在レベルまたは不在レベルの信頼性が高くなる。
さらに、特定の機器21ごとに重み係数が設定されていてもよい。この場合、決定部12は、特定の機器21ごとの重み係数を特定の機器21ごとに定められた存在レベルまたは不在レベルに適用し、重み係数を適用した後の存在レベルおよび不在レベルを用いて、存在レベルまたは不在レベルを決定する。
この構成によれば、機器21に対して重み係数を設定しているから、ユーザの存在あるいは不在を反映する機器21の重み係数を大きくすることによって、決定される存在レベルまたは不在レベルの信頼性を高めることができる。
また、決定部12は、特定の機器を複数のグループに分けてもよい。この場合、決定部12は、特定の機器21のグループごとに求められた存在レベルまたは不在レベルを組み合わせて用いることにより、存在レベルまたは不在レベルを決定する。
この構成によれば、複数の機器21が存在する場合に、グループに分けることによって、存在レベルまたは不在レベルの判断処理が簡略化される可能性がある。
(実施の形態2)
図3は、本実施の形態における機器管理装置10Aの機能ブロックを示すブロック図である。
本実施の形態は、図3に示すように、外出時および帰宅時に住人により操作される外出スイッチ20を備える。外出スイッチ20は、存在状態と不在状態とを住人が切り替えるスイッチであって、操作用のハンドルを備えた機械スイッチと、ハンドルを備えていないタッチスイッチとのいずれかが選択される。また、外出スイッチ20が機械スイッチである場合には、遠隔操作が可能になるように、接点を開閉するための電磁石装置を内蔵していてもよい。
外出スイッチ20は、住人が外出する際に住人による操作により不在状態に切り替えられ、住人が帰宅すると住人による操作により存在状態に切り替えられる。機器管理装置10Aは、外出スイッチ20から操作状態を取得する取得部14を備える。すなわち、取得部14は、外出スイッチ20が存在状態と不在状態とのどちらの操作状態であるかという情報を取得する。
本実施の形態の決定部12Aは、実施の形態1の決定部12の機能に加えて、存在レベルまたは不在レベルを決定する際に、取得部14が取得した外出スイッチ20の操作状態を、検出部11が検出した機器21の操作の状態より優先して用いる。すなわち、決定部12Aは、外出スイッチ20で存在状態が選択されていると、機器21から得られた状態を用いて存在レベルを決定し、外出スイッチ20で不在状態が選択されていると、機器21から得られた状態を用いて不在レベルを決定する。決定部12Aにおいて存在レベルまたは不在レベルを決定する決定ルールの一例を表5に示す。表5において、「操作あり」は機器21が操作された状態を表し、「操作なし」は機器21が操作されていない状態が所定の判定期間継続した状態を表している。「操作未定」は機器21が操作されていない状態ではあるが、判定期間終了に達していない状態を表している。
Figure 0006410195
ところで、決定部12Aは、外出スイッチ20で存在状態が選択されたときに、存在レベルを0と推定し、外出スイッチ20で不在状態が選択されたときに、不在レベルを2と推定する。存在レベルは0が標準レベルであり、不在レベルは2が標準レベルであって、標準レベルは在宅または外出の可能性が最大であるレベルを意味する。外出スイッチ20が操作されたときには、決定部12Aは、原則として、外出スイッチ20の操作状態を標準レベルに対応させる。
さらに、決定部12Aは、外出スイッチ20が操作されることにより標準レベルが選択された状態において、存在レベルまたは不在レベルを、検出部11が検出した機器21の操作の状態を用いて補正する機能を有している。したがって、決定部12Aは、表5に示すように、外出スイッチ20の操作状態と、機器21の操作の状態とに基づいて、存在レベルと不在レベルとを決定することが可能になる。
要するに、決定部12Aは、外出スイッチ20が不在状態を選択している状態で、機器21が操作されると、不在レベルを存在側に変化させ、外出スイッチ20が存在状態を選択している状態で、機器21が操作されないと存在レベルを不在側に変化させる。一方、決定部12Aは、外出スイッチ20が存在状態を選択している状態で、機器21が操作されると、存在レベルをさらに存在側に変化させ、外出スイッチ20が不在状態を選択している状態で、機器21が操作されないと不在レベルをさらに不在側に変化させる。ここで、「存在側に変化させる」とは、ユーザが建物に存在する可能性が高くなる方向へ変化させることを意味する。また、「不在側に変化させる」とは、ユーザが建物に存在しない可能性が高くなる方向へ変化させることを意味する。以降でも同様の表現を用いる。
表5から明らかなように、機器21が操作されなければ、存在レベルあるいは不在レベルは変化するが、機器21が操作されない期間が判定期間を超えると、存在レベルあるいは不在レベルはさらに変化する。このような動作により、決定部12Aは、住人が在宅しているか住人が外出しているかの状態を、時間経過に伴って、より確実に定めていくことが可能になる。
ところで、上述したように、機器21は、住人が在宅か不在かを検出するセンサであってもよく、またこの種のセンサが機器21に組み込まれていてもよい。人感センサあるいはテレビカメラのようなセンサを用いて、住人の存在あるいは不在が、直接的に検出できる場合に、決定部12Aは、この種のセンサから得られる情報を、機器21の操作の状態に代えて用いてもよい。
すなわち、決定部12Aは、外出スイッチ20が不在状態を選択している状態で、機器21が住人を検出すると、不在レベルを存在側に変化させ、外出スイッチ20が存在状態を選択している状態で、機器21が住人を検出しないと存在レベルを不在側に変化させる。そして、決定部12Aは、外出スイッチが存在状態を選択している状態で、機器21が住人を検出すると存在レベルを存在側に変化させ、外出スイッチ20が不在状態を選択している状態で、機器21が住人を検出しないと不在レベルを不在側に変化させる。
要するに、機器21が住人を検出する機能を有する場合は、機器21の操作の状態に代えて、機器21が検出した住人の存在あるいは不在の状態を用いることが可能である。
外出スイッチ20が用いられている場合、存在レベルあるいは不在レベルを時間経過に伴って変更した上で、外出スイッチ20が選択している状態とは反対の状態が確定した場合に、外出スイッチ20が選択している状態を反転させてもよい。
Figure 0006410195
表6において、第1判定、第2判定及び第3判定は、時間経過に伴って変化する判定結果を表しており、所定の判定期間終了までが第1判定、判定期間終了から所定の監視期間終了までが第2判定、監視期間終了後が第3判定を表す。監視期間は判定期間よりも長い時間長が設定される。表6は、外出スイッチ20が存在状態を選択している場合についてのみ決定ルールを示している。
表6に示す決定ルールでは、外出スイッチ20が存在状態を選択した時点で存在レベルが0になる。その後、機器21の操作がなければ判定時間までは、存在レベルが1になる。これが第1判定の判定結果となる。その後、判定期間終了から監視期間終了までは、存在レベルが2になる。これが第2判定の判定結果となる。そして、機器21が操作されない期間が監視期間に達すると、出力部13は、住人が不在であると判断し、外出スイッチ20を不在状態に変化させる。これが第3判定の判定結果となる。
外出スイッチ20が不在状態を選択している場合は、機器21が操作されると不在レベルが2になるから、不在レベルが2になってから所定時間内に機器21の操作が検出された場合に、決定部12Aは、住人が在宅していると判断する。この場合に、出力部13は、外出スイッチ20を存在状態に変化させる。
以上のように構成された機器管理装置10Aが実行する機器管理方法について以下で説明する。
図4は、本実施の形態における機器管理装置10Aが実行する機器管理方法を示すフロー図である。
ステップS201において、取得部14は、外出スイッチ20が存在状態と不在状態とのどちらの操作状態であるかという情報を取得する。
ステップS202において、決定部12Aは、存在レベルまたは不在レベルを推定する。具体的には、決定部12Aは、外出スイッチ20で存在状態が選択されていると、機器21から得られた状態を用いて存在レベルを推定し、外出スイッチ20で不在状態が選択されていると、機器21から得られた状態を用いて不在レベルを推定し、この推定に基づいて存在レベルまたは不在レベルを決定する。
ステップS203において、出力部13は、存在レベルまたは不在レベルを用いて所定の機器22に指示を与える。
上記一連の処理により、機器管理装置10Aは、建物に人がいるか否かを判断することができる。
上述のような決定ルールを採用することによって、外出スイッチ20の操作忘れがあったとしても、機器管理装置10Aが外出スイッチ20の操作状態を自動的に切り替えることが可能になる。本実施の形態の他の構成および動作は実施の形態1と同様である。
上述した本実施の形態の機器管理装置10Aは、ユーザが操作する外出スイッチの操作状態であって、ユーザが建物に存在するときには存在状態に選択され、ユーザが建物から外出するときには不在状態に選択される操作状態を取得する取得部14をさらに備える。決定部12Aは、さらに、取得部14が取得した操作状態が存在状態に選択されているときに存在レベルを標準レベルと推定し、取得部14が取得した操作状態が不在状態に選択されているときに不在レベルを標準レベルと推定する。
この構成によれば、外出スイッチ20を機器管理装置10Aの存在レベルおよび不在レベルに関連付けることが可能になる。
また、決定部12Aは、取得部14が取得した外出スイッチ20の操作状態に基づいて推定した存在レベルまたは不在レベルを、検出部11が検出した特定の機器21の状態を用いて補正することにより、存在レベルまたは不在レベルを決定してもよい。
この構成によれば、外出スイッチ20の操作状態だけではなく、機器21の状態を併せて用いることによって、ユーザの存在と不在とを精度よく確定することができる。
この構成において、決定部12Aは、取得部14が取得した操作状態が不在状態に選択されている状態において、検出部14が特定の機器の操作を検出すると、不在レベルを、ユーザが建物に存在する可能性の程度が高くなる方向へ変化させ、取得部14が取得した操作状態が存在状態に選択されている状態において、検出部11が特定の機器21が操作を検出しない期間が所定の判定時間を経過すると、存在レベルを、ユーザが建物に存在しない可能性の程度が高くなる方向へ変化させてもよい。
あるいは、この構成において、特定の機器21は、使用する人を検出する機能を有していてもよい。この場合、決定部12Aは、取得部14が取得した操作状態が不在状態に選択されている状態において、特定の機器21が人を検出すると、不在レベルを、ユーザが建物に存在する可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させ、取得部14が取得した操作状態が存在状態に選択されている状態において、特定の機器21が人を検出しない期間が所定の判定時間を経過すると、存在レベルを、ユーザが建物に存在しない可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させてもよい。
すなわち、外出スイッチ20の操作状態がユーザの存在あるいは不在の状態に対応していない場合でも、時間が経過すると、存在レベルまたは不在レベルが次第に修正される。
この構成おいて、決定部12Aは、取得部14が取得した操作状態が存在状態に選択されている状態において、特定の機器の操作を検出すると、存在レベルを、ユーザが建物に存在する可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させ、取得部14が取得した操作状態が不在状態に選択されている状態において、特定の機器21が操作されない期間が所定の判定時間を経過すると、不在レベルを、ユーザが建物に存在しない可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させてもよい。
あるいは、この構成において、決定部12Aは、取得部14が取得した操作状態が存在状態に選択されている状態において特定の機器21が人を検出すると、存在レベルを、ユーザが建物に存在する可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させ、取得部14が取得した操作状態が不在状態に選択されている状態において特定の機器が人を検出しない期間が所定の判定時間を経過すると、不在レベルを、ユーザが建物に存在しない可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させてもよい。
すなわち、外出スイッチ20の操作状態がユーザの存在あるいは不在の状態に対応している場合に、時間が経過すると、存在レベルまたは不在レベルが次第に確定されることになる。
さらに、決定部12Aは、取得部14が取得した操作状態が存在状態に選択されている状態において特定の機器が人を検出すると、存在レベルを、ユーザが建物に存在する可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させ、取得部14が取得した操作状態が不在状態に選択されている状態において特定の機器が人を検出しない期間が所定の判定時間を経過すると、不在レベルを、ユーザが建物に存在しない可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させてもよい。
この構成によれば、外出スイッチ20の操作をユーザが忘れていたとしても、時間が経過すると、外出スイッチ20が正しい操作状態に設定される。
なお、上述した実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんのことである。
なお、上記各実施の形態における機器管理装置は、コンピュータがプログラムを実行することにより実現されてもよい。このプログラムが実行するプログラムは、コンピュータに、機器管理装置が実行する機器管理方法であって、建物で使用される特定の機器に対する操作と前記特定の機器の動作との少なくとも一方の状態を検出する検出ステップと、前記検出ステップで検出した前記特定の機器の前記状態に関する情報を用いることにより、前記建物のユーザが前記建物に存在する可能性の程度を表す存在レベル、または、前記建物に存在しない可能性の程度を表す不在レベルを決定する決定ステップと、前記ユーザが前記建物で使用する所定の機器に、前記存在レベルまたは前記不在レベルに応じた指示を与える出力ステップとを含む機器管理方法を実行させるプログラムである。
10、10A 機器管理装置
11 検出部
12、12A 決定部
13 出力部
14 取得部
20 外出スイッチ
21 (特定の)機器
22 (所定の)機器

Claims (13)

  1. 建物で使用される特定の機器に対する操作と前記特定の機器の動作との少なくとも一方の状態を検出する検出部と、
    前記検出部が検出した前記特定の機器の前記状態に関する情報を用いることにより、前記建物のユーザが前記建物に存在する可能性の程度を表す存在レベル、または、前記建物に存在しない可能性の程度を表す不在レベルを決定する決定部と、
    前記ユーザが前記建物で使用する所定の機器に、前記存在レベルまたは前記不在レベルに応じた指示を与える出力部とを備え
    前記決定部は、前記ユーザが操作する外出スイッチの操作状態であって、前記ユーザが前記建物に存在するときには存在状態に選択され、前記ユーザが前記建物から外出するときには不在状態に選択される操作状態に応じて前記存在レベル又は前記不在レベルを推定する
    機器管理装置。
  2. 前記特定の機器は複数種類あり、
    前記決定部は、複数種類の前記特定の機器の前記状態に関する情報を組み合わせて用いることにより、前記存在レベルまたは前記不在レベルを決定する
    請求項1に記載の機器管理装置。
  3. 前記特定の機器ごとに重み係数が設定されており、
    前記決定部は、
    前記特定の機器ごとの前記重み係数を前記特定の機器ごとに定められた前記存在レベルまたは前記不在レベルに適用し、前記重み係数を適用した後の前記存在レベルおよび前記不在レベルを用いて、前記存在レベルまたは前記不在レベルを決定する
    請求項2に記載の機器管理装置。
  4. 前記決定部は、
    前記特定の機器を複数のグループに分け、
    前記特定の機器のグループごとに求められた前記存在レベルまたは前記不在レベルを組み合わせて用いることにより、前記存在レベルまたは前記不在レベルを決定する
    請求項2に記載の機器管理装置。
  5. 前記ユーザが操作する外出スイッチの操作状態であって、前記ユーザが前記建物に存在するときには存在状態に選択され、前記ユーザが前記建物から外出するときには不在状態に選択される操作状態を取得する取得部をさらに備え、
    前記決定部は、さらに、
    取得部が取得した前記操作状態が存在状態に選択されているときに前記存在レベルを標準レベルと推定し、
    取得部が取得した前記操作状態が不在状態に選択されているときに前記不在レベルを標準レベルと推定する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の機器管理装置。
  6. 前記決定部は、
    前記取得部が取得した前記外出スイッチの前記操作状態に基づいて推定した前記存在レベルまたは前記不在レベルを、前記検出部が検出した前記特定の機器の前記状態を用いて補正することにより、前記存在レベルまたは前記不在レベルを決定する
    請求項5に記載の機器管理装置。
  7. 前記決定部は、
    前記取得部が取得した前記操作状態が不在状態に選択されている状態において、前記検出部が前記特定の機器の操作を検出すると、前記不在レベルを、前記ユーザが前記建物に存在する可能性の程度が高くなる方向へ変化させ、
    前記取得部が取得した前記操作状態が存在状態に選択されている状態において、前記検出部が前記特定の機器が操作を検出しない期間が所定の判定時間を経過すると、前記存在レベルを、前記ユーザが前記建物に存在しない可能性の程度が高くなる方向へ変化させる
    請求項6に記載の機器管理装置。
  8. 前記決定部は、
    前記取得部が取得した前記操作状態が存在状態に選択されている状態において、前記特定の機器の操作を検出すると、前記存在レベルを、前記ユーザが前記建物に存在する可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させ、
    前記取得部が取得した前記操作状態が不在状態に選択されている状態において、前記特定の機器が操作されない期間が所定の判定時間を経過すると、前記不在レベルを、前記ユーザが前記建物に存在しない可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させる
    請求項6又は7に記載の機器管理装置。
  9. 前記特定の機器は、使用する人を検出する機能を有し、
    前記決定部は、
    前記取得部が取得した前記操作状態が不在状態に選択されている状態において、前記特定の機器が前記人を検出すると、前記不在レベルを、前記ユーザが前記建物に存在する可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させ、
    前記取得部が取得した前記操作状態が存在状態に選択されている状態において、前記特定の機器が前記人を検出しない期間が所定の判定時間を経過すると、前記存在レベルを、前記ユーザが前記建物に存在しない可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させる
    請求項6に記載の機器管理装置。
  10. 前記決定部は、
    前記取得部が取得した前記操作状態が存在状態に選択されている状態において前記特定の機器が前記人を検出すると、前記存在レベルを、前記ユーザが前記建物に存在する可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させ、
    前記取得部が取得した前記操作状態が不在状態に選択されている状態において前記特定の機器が前記人を検出しない期間が所定の判定時間を経過すると、前記不在レベルを、前記ユーザが前記建物に存在しない可能性の程度が高くなる方向へさらに変化させる
    請求項9に記載の機器管理装置。
  11. 前記出力部は、
    前記取得部が取得した前記操作状態が存在状態に選択されている期間に、前記決定部が前記存在レベルを前記ユーザが前記建物に存在しない可能性の程度が高くなる方向へ変化させた後に、前記決定部が前記不在レベルを変化させない期間が所定の監視時間を超えると、前記外出スイッチの操作状態を不在状態に選択されるよう変化させ、
    前記取得部が取得した前記操作状態が不在状態に選択されている期間に、前記決定部が前記不在レベルを前記ユーザが前記建物に存在する可能性の程度が高くなる方向へ変化させた後に、前記決定部が前記存在レベルを変化させない期間が所定の監視時間を超えると、前記外出スイッチの操作状態を存在状態に選択されるよう変化させる
    請求項5〜10のいずれか1項に記載の機器管理装置。
  12. 機器管理装置が実行する機器管理方法であって、
    建物で使用される特定の機器に対する操作と前記特定の機器の動作との少なくとも一方の状態を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出した前記特定の機器の前記状態に関する情報を用いることにより、前記建物のユーザが前記建物に存在する可能性の程度を表す存在レベル、または、前記建物に存在しない可能性の程度を表す不在レベルを決定する決定ステップと、
    前記ユーザが前記建物で使用する所定の機器に、前記存在レベルまたは前記不在レベルに応じた指示を与える出力ステップとを含み、
    前記決定ステップでは、前記ユーザが操作する外出スイッチの操作状態であって、前記ユーザが前記建物に存在するときには存在状態に選択され、前記ユーザが前記建物から外出するときには不在状態に選択される操作状態に応じて前記存在レベル又は前記不在レベルを推定する
    機器管理方法。
  13. 機器管理装置が実行する機器管理方法であって、
    建物で使用される特定の機器に対する操作と前記特定の機器の動作との少なくとも一方の状態を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出した前記特定の機器の前記状態に関する情報を用いることにより、前記建物のユーザが前記建物に存在する可能性の程度を表す存在レベル、または、前記建物に存在しない可能性の程度を表す不在レベルを決定する決定ステップと、
    前記ユーザが前記建物で使用する所定の機器に、前記存在レベルまたは前記不在レベルに応じた指示を与える出力ステップとを含み、
    前記決定ステップでは、前記ユーザが操作する外出スイッチの操作状態であって、前記ユーザが前記建物に存在するときには存在状態に選択され、前記ユーザが前記建物から外出するときには不在状態に選択される操作状態に応じて前記存在レベル又は前記不在レベルを推定する
    器管理方法を実行させるプログラム。
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