JP6408557B2 - 単結晶鋳造用の型 - Google Patents

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Description

本発明は、鋳造分野に関し、より具体的には鋳造用の型に関し、さらにシェルモールドを製作する方法に関し、そしてこのようなを使用した鋳造法に関する。
下記において、「高い」、「低い」、「水平方向」、及び「鉛直方向」という用語は、金属が型に鋳込まれている間の、このような型の通常の配向によって定義される。
いわゆる「ロスト・ワックス」又は「ロスト・パターン」鋳造法が古くから知られている。これらの方法は、形状が複雑な金属部分を製造するのに特に適している。このようにロスト・パターン鋳造は、特にタービンエンジンブレードを製造するために使用される。
ロスト・パターン鋳造において、第1の工程は通常、溶融温度が比較的低い材料、例えばワックス又は樹脂からパターンを作成することを含む。パターンはそれ自体、型、それも具体的にはシェルモールド・タイプの型を形成するために耐火材料中でコーティングされる。型内部からパターンの材料を除去又は排除した後(この理由から、このような方法はロスト・パターン鋳造法と呼ばれる)、溶融金属を型内へ鋳込むことによって、キャビティを充填する。このキャビティは、パターンが型から除去又は排除されることによって型内部に形成したものである。金属が冷えて凝固したら、型を開くか又は破壊することによって、パターンの形状を有する金属部分を回収することができる。この文脈において、「金属」という用語は、純粋な金属だけでなく、とりわけ金属合金にも範囲が及ぶものと理解されるべきである。
複数の部分を同時に製造可能にするために、複数のパターンを単一の集成体に統一することが可能である。この集成体において、これらのパターンはツリーによって互いに結合される。ツリーは溶融金属のための型内に鋳造チャネルを形成する。
ロスト・パターン鋳造において使用可能な種々のタイプの型の中でも、いわゆる「シェル」モールドが知られている。シェルモールドは、パターン又はパターン集成体をスリップ中にディッピングし、次いでスリップ中でコーティングされたパターン又はパターン集成体上に耐火性砂をダスティングしてパターン又は集成体の周りにシェルを形成し、次いでシェルを焼成してこれを焼結し、ひいてはスリップ及び砂を圧密化することによって形成される。焼成前に充分な厚さのシェルを得るためにディッピング及びダスティングの数回にわたる連続作業を考えることができる。「耐火性砂」という用語はこの文脈では、粒状材料であって、所望の製造誤差を満たすのに充分に小さい粒度を有し、固体の状態にあるときには溶融金属の温度に耐えることができ、そしてシェルの焼成中には圧密化されて単一片になることができる任意の粒状材料を指定するために使用される。
鋳造によって製造される部分に特に有利な熱機械特性を得るために、金属が型内で指向性凝固を確実に被ることが望ましい場合がある。「指向性凝固」という用語はこの文脈において、溶融金属が液体状態から固体状態になるのに伴って溶融金属中の固体結晶の核生成及び成長が制御されることを意味するために用いられる。このような指向性凝固の目的は、部分内部の粒界に対する不都合な作用を回避することである。従って、指向性凝固は柱状又は単結晶状であってよい。柱状指向性凝固は、粒界の全てを同じ方向に配向して、これらが伝搬亀裂に関与できないようにすることにある。単結晶状指向性凝固は、部分が単結晶として確実に凝固することにより、全ての粒界を排除することにある。
このような単結晶状指向性凝固を達成するために、ある特許文献に開示されているように、型は成形キャビティの下方にスタータ・キャビティを提供し、このスタータ・キャビティは、セレクタ・チャネルによって成形キャビティに接続されるのが典型的である(例えば、特許文献1及び2参照。)。金属が型内で凝固している間、スタータ・キャビティから出発して型を徐々に冷却し、これにより型内で結晶が核生成するようにする。セレクタ・チャネルの役割は、第1に単一結晶粒を優先させること、そして第2に単一結晶粒が、スタータ・キャビティ内で核生成されたこの結晶粒の結晶化フロントから成形キャビティへ向かって前進するのを可能にすることである。
しかしながら、このような形態の欠点は、特に型がいわゆる「シェルモールド」タイプの場合、すなわち、溶融金属を受容することになるキャビティ及びチャネルの周りが比較的薄い壁から形成されるタイプの型である場合、型が機械強度を確実に有さなければならないことにある。それというのも成形キャビティが、通常はより小さなスタータ・キャビティの上方の高い位置を占めるからである。このために、ある特許文献に示されているように、型内に支持ロッドを組み込むことが慣例である(例えば、特許文献3参照。)。
しかしながら、スタータ・キャビティ及び成形キャビティ内に貫入するこのような支持ロッドは、結晶粒の核生成及び伝搬を妨げるおそれがある。
仏国特許第2734189号 米国特許第4548255号 米国特許第4940073号
従って、本発明は、成形キャビティと、支持ロッドと、結晶粒の核生成を可能にする形状のスタータ・キャビティとを備えた単結晶鋳造のための型を提案し、そして支持ロッドに適した支持体と、単一結晶粒を成形キャビティへ伝搬させるためにスタータ・キャビティの上部に接続されたセレクタ・チャネルとを提供することにより、上記欠点を取り除こうとする。
少なくとも1つの実施態様において、この目的は、スタータ・キャビティが、逆さまの漏斗の形状を成す少なくとも第1容積部と、第1容積部の底部に配置された、柱脚を形成する区別可能な第2容積部とを含み、第2容積部が、少なくとも1つの水平方向で前記第1容積部に対して知覚可能に突出しているという事実によって、そして支持ロッドがセレクタ・チャネルに対して横方向にオフセットされており、スタータ・キャビティの第2容積部を成形キャビティに結合していることによって、達成される。「逆さまの漏斗の形状」という用語は、第1容積部の最大断面積が第2容積部に隣接して位置し、そして第1容積部の最小断面積が第2容積部から離れて位置するような、収束プロフィールを有する形状を意味するために使用される。この形状は必ずしも円錐形ではなく軸対称でもない。「知覚可能に突出する」という用語は、第1容積部の底縁部と第2容積部の上縁部との水平方向で生じる差を、コンベンショナルな測定手段によって容易に検出できることを意味するために使用される。従って、第2容積部がこのように水平方向に突出することによって、横方向にオフセットされているにもかかわらず、支持ロッドのための安定したベースを提供するのが可能になり、ひいては、漏斗形第1容積部を介してスタータ・キャビティとセレクタ・チャネルとの間を移行する際に選択される粒に対する妨害を回避するのが可能になる。
具体的には、第2容積部は前記第1容積部の全周にわたって水平方向に突出して、これにより第1容積部と第2容積部との不連続性を形成してよい。このような不連続性は結晶粒の選択に関与する。
加えて、前記第1容積部は鉛直方向軸線を中心として軸対称であってよく、こうして円形断面のセレクタ・チャネルに向かう移行を容易にし、これにより妨害粒の核生成リスクを低減し、また型の壁内に弱い個所が生じるリスクを低減する。
さらに、前記第2容積部は鉛直方向軸線を中心として非軸対称であってよく、これにより、型の製作に際してパターン集成体を組み立てるときにスタータ・キャビティのための溶融可能なパターンの位置決めが容易になる。とはいうものの、第2容積部は具体的には、鉛直平面に対して対称であってよく、これにより、パターンを型抜きしやすくすることによって、このキャビティの形成のために使用される溶融可能なパターンを製造するために射出成形を利用しやすくなる。
前記第1容積部内及びセレクタ・チャネル内で特に均一な温度条件を得るために、セレクタ・チャネルに対する支持ロッドの横方向オフセットは、支持ロッドと第1容積部との間の最小距離が、支持ロッドの周りの型の厚さと、第1容積部の周りの型の厚さとの和よりも大きいように設定されてよい。型は具体的には、「ロスト・ワックス」法又は「ロスト・パターン」法によって製造された「シェル」モールド・タイプの型であってよく、これにより、比較的薄い壁を有する型を得ることができる。
具体的には、前記セレクタ・チャネルは、特に単一結晶粒が選択されることを信頼性高く保証する目的で、バッフル形成セレクタ・チャネルであってよい。加えて、前記セレクタ・チャネルは、特にセレクタ・チャネルの周りの型壁の完全性を保証するために、そしてセレクタ・チャネルの鋭い角隅において妨害粒の核生成を回避するために、円形断面を示してよい。
本発明は、また鋳造法であって、少なくとも、例えば「ロスト・ワックス」法又は「ロスト・パターン」法によってこのような型を製作し、型内に溶融金属を鋳込み、スタータ・キャビティから出発する金属の指向性凝固によって金属を冷却し、そして未加工金属鋳物を回収するために型をノックアウトすることを含む、鋳造法を提供する。一例として、この方法は、未加工金属鋳物を仕上げる付加的な工程を含んでもよい。
非限定的な例として挙げた1実施態様の以下の詳細な説明を読めば、本発明をより良く理解することができ、その利点がより明らかになる。この説明は添付の図面を参照する。
図1は、指向性凝固鋳造法の実施を示す概略図である。 図2は、鋳造パターン集成体を示す概略図である。 図3は、本発明の1実施態様におけるスタータ・キャビティを、対応セレクタ・チャネルと、対応成形キャビティの一部と、セラミック支持ロッドとともに示す側面図である。 図4は、図3のスタータ・キャビティのための溶融可能なパターンを示す平面図である。
図1は、指向性凝固を達成するために鋳造法において溶融金属を徐々に冷却する典型的なようすを示している。
この方法に使用されるシェルモールド1は、鋳込みカップ5とプレート形ベース6との間で主軸線Xに沿って延びる中心ディセンダ4を含んでいる。シェルモールド1がヒータ・チャンバ3から直接に抜き取られる間、ベース6は底板2と直接に接触している。シェルモールド1はまた、中心ディセンダ4の周りの集成体として配置された複数の成形キャビティ7を有している。それぞれの成形キャビティ7は、供給チャネル8によって鋳込みカップ5に接続されている。溶融金属はこれが鋳込まれるときには、この供給チャネルを通して挿入される。それぞれの成形キャビティ7はまた、底部ではバッフル形セレクタ・チャネル9を介して、ベース6に隣接するより小さなスタータ・キャビティ10に接続されている。
シェルモールド1はいわゆる「ロスト・ワックス」法又は「ロスト・パターン」法によって製造されてよい。このような方法の第1工程は、図2に示されているように、ツリー13によって互いに結合された複数のパターン12を含む非永久的集成体11を作成することである。パターン12及びツリー13は、シェルモールド1内に中空容積部を形成するためのものである。これらは、溶融温度が低い材料、例えば適宜の樹脂又はワックスを使用して得られる。多数の部分を製造しようとする場合、具体的には永久的な型内に樹脂又はワックスを注入することによって、これらのエレメントを製造することができる。各パターン12を支持するために、耐火材料、例えばセラミックから形成された支持ロッド20が、モデル12のそれぞれを集成体11のベースに結合する。
この実施形において、非永久的集成体11からシェルモールドを製造するために、集成体11をスリップ中にディッピングし、次いで耐火性砂でダスティングする。これらのディッピング工程及びダスティング工程は、所望の厚さのスリップ含浸砂から成るシェルが集成体11の周りに形成されるまで、数回繰り返してよい。
このシェルに覆われた集成体11を次いで加熱することにより、集成体11の低溶融温度材料を溶かし、シェル内部からこれを除去することができる。その後、より高温の焼成工程においてシェルを焼結することにより、耐火性砂を圧密化し、そしてシェルモールド1を形成する。
この鋳造法に使用される金属又は金属合金は、溶融されながら鋳込みカップ5を介してシェルモールド1内へ鋳込まれ、そして金属又は金属合金は供給チャネル8を介して成形キャビティ7を充填する。この鋳込み中には、図1に示されているように、シェルモールド1はヒータ・チャンバ3内に保持される。その後、溶融金属を徐々に冷却させるために、冷却された移動可能な支持部材2によって支持されたシェルモールド1は主軸線Xに沿ってヒータ・チャンバ3から下方へ向かって抜き取られる。シェルモールド1は支持体2によってそのベース6を介して冷却されるので、溶融金属の凝固がスタータ10内で引き起こされ、そして図1に示された矢印に沿って、シェルモールド1がヒータ・チャンバ3から徐々に下方へ向かって抜き取られるのに伴って、この凝固は上方へ向かって伝搬する。にもかかわらず、各セレクタ9によって形成された狭窄、及びそのバッフル形状は、スタータ・キャビティ10のそれぞれの中で最初に核生成した結晶粒のうちの1つだけが、対応成形キャビティ7へ延びるように確実に進み続け得るのに役立つ。
この方法における使用に適した金属合金の中でも、具体的には単結晶ニッケル合金、例えば具体的にはSnecmaのAM1及びAM3、また他の合金、例えば C-M GroupのCMSX-2(登録商標)、CMSX-4(登録商標)、CMSX-6(登録商標)、及びCMSX-10(登録商標)、General ElectricのRene(登録商標) N5及びN6、Rolls-RoyceのRR2000及びSRR99、並びにPratt & WhitneyのPWA 1480、1484及び1487がとりわけ見いだされる。表1はこれらの合金の組成を要約する。
表1:単結晶ニッケル合金(重量%)
Figure 0006408557
金属がシェル型内で冷えて凝固した後、型をノックアウトすることによって、金属部分を解放することができる。次いでこれらの金属部分を機械加工法及び/又は表面処理法によって仕上げることができる。
図3はスタータ・キャビティ10のうちの1つの形状を、対応セレクタ・チャネル9、及びセレクタ・チャネル9を介してスタータ・キャビティ10に接続された成形キャビティ7の一部と一緒にさらに詳しく示している。このように、スタータ・キャビティ10が、上方に向かって収束するプロフィールを含むタイプの第1容積部10a、すなわち逆さまの漏斗の形状を成す第1容積部10aと、第1容積部10aの底部に位置する区別可能な第2容積部10bとを含む様子を見ることができる。第1容積部の上方に向いた収束形状は、第1容積部の最大断面積が第2容積部に隣接して位置し、そして第1容積部の最小断面積が第2容積部から離れて位置するように形成される。換言すれば、第1容積部10aの最大断面積は、図3の配向においてその最小断面よりも低い位置にある。この第2容積部10bは、水平方向に配置されたその断面が、ほぼ一定であり、第1容積部10aの全周にわたって第1容積部10aに対して横方向に突出するが、しかし主方向においてより大きい規模で突出していると有利である。ロッド20の底端部は第2容積部10bのこの横方向突出部内に受容される。
図示の実施態様では、ロッド20のための充分な固着を可能にするために、第2容積部10bの高さhbは少なくとも5ミリメートル(mm)である。第2容積部10bの上縁部を丸み付けすることによって、シェルモールド1内のこの場所での応力集中、ひいては亀裂を回避する。このような亀裂は、シェルモールド1の壁内に含まれる金属の微細な漏れを招くことがあり、このような亀裂は妨害粒の核生成部位を成すこともある。この丸み付け部分の半径は例えば約0.5mmであってよい。
第1容積部10aと第2容積部10bとの間、そして第1容積部10aとセレクタ・チャネル9との間の移行部も同じ理由から丸みづけられる。鉛直に延びると想定される平面内で見た、水平面に対する第1容積部10aの1つ又は2つ以上の壁の傾斜角α(アルファ)は、例えば40°〜70°であってよい。この傾斜角は、最初の粒選択作業が行われるのを可能にし、凝固終了時のひけマーク(shrink marks)を回避する。ひけマークは妨害粒の核生成部位を作るおそれがある。しかしながら、第1容積部10aの形状に応じて、他の傾斜角も考えられる。
図示の実施態様ではこの第1容積部10aは円錐台形状であるが、上方に向かって減少する水平断面積を有する他の形状、より具体的には軸対称の形状(しかしながら、これに限られない)も同様に考えられる。例えば凸面側が上を向いた半球形状も考えられる。その形状とは無関係に、第1容積部10aの高さhaは例えば2mm〜20mmであってよい。
セレクタ・チャネル9は、5つの連続するエレメント9a〜9eを有するバッフルの形態を成している。これらのエレメントは、直径dcが少なくとも5mm、好ましくは例えば6mm〜8mmのほぼ一定の円形断面を備えている。この直径範囲によって、セレクタ・チャネル9のあまりにも小さな直径を回避しつつ、単一結晶粒選択を達成することが可能になる。直径があまりにも小さいと、妨害粒の核生成を促すことになる。同じ理由から、連続するセグメント9a〜9e間の結合部が、半径約7mmで丸みづけられる。これらの5つの連続するセグメント9a〜9eは、ほぼ鉛直方向に延びる第1及び第5のセグメント9a及び9eと、同様にほぼ鉛直方向に延びるがしかし第1及び第5のセグメント9a及び9eに対して横方向にオフセットされた第3のセグメント9cと、第3のセグメント9cの端部をそれぞれ第1及び第5のセグメント9a及び9eに結合する、傾斜した第2及び第4のセグメント9b及び9dとを含む。水平面に対する前記第2及び第4のセグメント9b及び9dの傾斜角ベータ(BETA)は例えば5°〜45°であってよい。スタータ・キャビティ10全体とセレクタ・チャネル9との全高hは例えば30mm〜40mmであってよい。
成形キャビティ7の底部は図3で見ることもできる。セレクタ・チャネル9と成形キャビティ7との間の移行部を、型1のこのような臨界個所における妨害粒の形成を回避するように提供するために、成形キャビティ7の底縁部は傾斜して丸みづけられている。水平面に対するこれらの縁部の傾斜角γ(ガンマ)も例えば5°〜45°であってよい。標準曲線がこれらの丸み付け縁部をセレクタ・チャネル9に結合する。この標準曲線は妨害粒の核生成に関与する形状変化を回避するために、縁部の半径に近い半径を有する丸み付け部分によって構成されている。
ロッド20は成形キャビティ7内に、その丸み付け底縁部のうちの1つを通って貫入する。妨害金属粒の核生成部位を成すかもしれないギャップの形成を回避するために、ロッド20と成形キャビティ7との結合部21は、角度半径(angle radius)ができる限り小さいか又はない。このことはロッド20の周囲全てに当てはまる。支持ロッド20は耐火材料、例えばセラミック、具体的にはアルミナから形成されていてよく、この断面の直径dtは例えば3mmであってよい。
図4は、スタータ・キャビティ10を形成するのに使用される溶融可能なパターン10’を示す平面図である。この溶融可能なパターン10’の第1及び第2容積部10’a及び10’bの形状は、スタータ・キャビティ10の第1及び第2容積部10a及び10bの形状に相当する。図面から明らかなように、この溶融可能なパターン10’の第2容積部10’bは、半径が異なる2つの円弧によって形成された対称的な水平断面を示しており、これらの円弧の端部は直線によって互いに結合されている。この形状は具体的には、集成体11を組み立てるときにパターン10’が確実に正しく配向されるのに役立つ。前記円弧のうちの半径Rを有する一方の円弧は、溶融可能なパターン10’の第1容積部10’aの中心軸線上にセンタリングされるのに対して、半径Rよりもかなり小さい半径rを有する他方の円弧は、ロッド20の中心軸線上にセンタリングされる。ロッド20とスタータ・キャビティ10の第1容積部10aとの間の最小距離Sは、前記ロッド20の周りの型1の壁厚etと、前記第1容積部10aの周りの型1の壁厚eaとの和よりも大きく、これにより、これらの壁のオーバーラップを回避する。それというのも、壁のオーバーラップは、スタータ・キャビティ10の第1容積部10a内部の温度均一性にとって有害になるからである。
本発明は具体的な実施態様を参照しながら説明されているが、請求項によって定義された本発明の全般的な範囲を逸脱することなしに、この実施態様に改変及び変更を加えることができる。加えて、記載された種々の実施態様の個々の特徴を付加的な実施態様において組み合わせてもよい。従って、説明及び図面は限定的意味ではなく例示的意味で考えられるべきである。

Claims (7)

  1. 単結晶鋳造のための型(1)であって、
    該型が少なくとも、成形キャビティ(7)と、スタータ・キャビティ(10)と、セレクタ・チャネル(9)とを含み、
    該スタータ・キャビティ(10)が少なくとも第1容積部(10a)と、区別可能な第2容積部(10b)とを有しており、
    該第1容積部(10a)が逆さまの漏斗の形状を成しており、
    該第2容積部(10b)が、該第1容積部の底部に柱脚を形成していて、少なくとも1つの水平方向で前記第1容積部に対して知覚可能に突出しており、
    該セレクタ・チャネル(9)が前記スタータ・キャビティ(10)を前記成形キャビティ(7)に接続しており、
    該型がさらに支持ロッド(20)を含み、該支持ロッドは前記セレクタ・チャネルに対して横方向にオフセットされており、そして該スタータ・キャビティ(10)の第2容積部(10b)を該成形キャビティ(7)に結合しており、
    前記支持ロッド(20)の底端部が、前記第2容積部(10b)の前記横方向突出部内に受容されており、
    前記支持ロッド(20)と前記第1容積部(10a)との間の最小距離が、前記支持ロッド(20)の周りの型(1)の厚さと、前記第1容積部(10a)の周りの型(1)の厚さとの和よりも大きい、ことを特徴とする、単結晶鋳造のための型。
  2. 前記第2容積部(10b)が前記第1容積部の全周にわたって水平方向に突出している、請求項に記載の型(1)。
  3. 前記第1容積部(10a)が鉛直方向軸線を中心として軸対称である、請求項1又は2に記載の型(1)。
  4. 前記第2容積部(10b)が鉛直方向軸線を中心として軸対称でない、請求項1〜のいずれか1項に記載の型(1)。
  5. 前記セレクタ・チャネル(9)が、反対方向の連続する少なくとも2つの曲げ部を備える、請求項1〜のいずれか1項に記載の型(1)。
  6. 前記セレクタ・チャネル(9)が円形断面を示す、請求項1〜5のいずれか1項に記載の型(1)。
  7. 鋳造法であって、少なくとも下記工程、すなわち、
    請求項1〜のいずれか1項に記載の型(1)を製作する工程と、
    該型(1)内に溶融金属を鋳込む工程と、
    前記スタータ・キャビティ(10)から出発する金属の指向性凝固によって該金属を冷却する工程と、
    未加工金属鋳物を回収するために該型(1)をノックアウトする工程と
    を含む、鋳造法。
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