JP6407619B2 - 人工関節手術器具用グリップおよびシェルポジショナー - Google Patents
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Description
図1〜図3のうち特に図2および図3に示すように、本実施形態の人工関節手術器具用グリップ(以下、「グリップ」と言うことがある。)1Aは、グリップストッパー2、グリップ本体部3、ロッド4およびピン5を備えている。以下、グリップ1Aの各構成部材について、順に説明する。
グリップストッパー2は、グリップ本体部3が後述するロッド4の基端部42から遠ざかる方向に移動するのを抑制する部材である。言い換えれば、グリップストッパー2は、グリップ本体部3が後述するロッド本体部41の先端部41aに近づく方向に移動するのを抑制する部材である。グリップストッパー2は、図2、図3および図6に示すように、グリップストッパー本体部21およびフランジ部22を有している。
グリップ本体部3は、術者の手で握られる部材である。グリップ本体部3は、筒状の部材である。本実施形態のグリップ本体部3は、略円筒状の部材である。なお、グリップ本体部3の形状は、筒状である限り、略円筒状に限定されるものではなく、グリップ性を考慮した所望の形状を採用することができる。
ロッド4は、グリップ1Aの芯体を構成し、グリップ1Aに剛性を付与する部材である。ロッド4は、図1〜図3に示すように、ロッド本体部41および基端部42を有している。ロッド本体部41は、上述したグリップストッパー2およびグリップ本体部3にそれぞれ挿通可能な柱状の部材である。
ピン5は、グリップストッパー2をロッド本体部41に固定する部材である。ピン5は、図2および図3に示すように、柱状の部材である。本実施形態のピン5は、円柱状のいわゆる平行ピンである。なお、ピン5の形状は、円柱状に限定されるものではなく、例えば多角柱状等の他の形状にすることができる。
その他の構成は、上述した一実施形態に係るグリップ1Aと同様であるので、説明を省略する。
次に、本発明の一実施形態に係るシェルポジショナーについて、上述した一実施形態に係るグリップ1Aを備える場合を例にとって詳細に説明する。
1B 人工関節手術器具用グリップ
2 グリップストッパー
21 グリップストッパー本体部
21a 端部
211 外周面
22 フランジ部
23 グリップストッパー貫通孔
24 グリップストッパー貫通孔
3 グリップ本体部
3a 一端部
3b 他端部
31 収容部
4 ロッド
41 ロッド本体部
41a 先端部
42 基端部
43 凹部
44 ロッド貫通孔
45 雄ネジ部
5 ピン
5a 端部
5b 中央部
51 外周面
6 カバー
61 底部
61a 内面
61b 外面
62 側壁部
62a 内面
63 第2凹部
10 シェルポジショナー
11 アライメントガイド保持部材
111 端面
112 第1凸部
12 付勢手段
13 固定部材
14 ネジ部
15 爪部
16 被打撃部
Claims (15)
- 筒状のグリップストッパー本体部および前記グリップストッパー本体部の外周面に位置しているフランジ部を有するグリップストッパーと、
一端部側の開口近傍の内周面に位置しているとともに、前記グリップストッパー本体部を収容可能であり、かつ内径が前記フランジ部の外径よりも小さい収容部を有し、合成樹脂からなる筒状のグリップ本体部と、
前記グリップストッパーおよび前記グリップ本体部にそれぞれ挿通可能な柱状のロッド本体部および外径が前記グリップ本体部の他端部側の開口の内径よりも大きい基端部を有するロッドと、
柱状の少なくとも1つのピンと、を備え、
前記グリップストッパーは、前記フランジ部に位置しているとともに、前記少なくとも1つのピンを挿通可能な少なくとも1つのグリップストッパー貫通孔をさらに有し、
前記ロッドは、前記ロッド本体部に位置しているとともに、前記少なくとも1つのピンの外周面の一部を収容可能な少なくとも1つの凹部をさらに有し、
前記グリップストッパー本体部は、前記収容部内に収容されており、
前記ロッド本体部は、前記グリップ本体部および前記グリップストッパーの順に挿通されており、
前記少なくとも1つの凹部は、前記ロッド本体部のうち前記フランジ部によって囲まれている部位において、前記ロッド本体部の周方向に連続した環状とならないように前記ロッドの中心軸に略垂直な方向に延びており、
前記少なくとも1つのグリップストッパー貫通孔は、前記フランジ部のうち前記少なくとも1つの凹部の延長上に位置している部位を貫通しており、
前記少なくとも1つのピンは、長手方向の両端部が前記少なくとも1つのグリップストッパー貫通孔に挿通され、かつ長手方向の中央部に位置している外周面の一部が前記少なくとも1つの凹部内に収容されている、人工関節手術器具用グリップ。 - 前記少なくとも1つのピンが、一対のピンであり、
前記少なくとも1つのグリップストッパー貫通孔が、一対のグリップストッパー貫通孔であり、
前記少なくとも1つの凹部が、一対の凹部であり、
前記一対の凹部は、前記中心軸を挟んで互いに対向している、請求項1に記載の人工関節手術器具用グリップ。 - 筒状のグリップストッパー本体部および前記グリップストッパー本体部の外周面に位置しているフランジ部を有するグリップストッパーと、
一端部側の開口近傍の内周面に位置しているとともに、前記グリップストッパー本体部を収容可能であり、かつ内径が前記フランジ部の外径よりも小さい収容部を有し、合成樹脂からなる筒状のグリップ本体部と、
前記グリップストッパーおよび前記グリップ本体部にそれぞれ挿通可能な柱状のロッド本体部および外径が前記グリップ本体部の他端部側の開口の内径よりも大きい基端部を有するロッドと、
柱状の少なくとも1つのピンと、を備え、
前記グリップストッパーは、前記フランジ部に位置しているとともに、前記少なくとも1つのピンを挿通可能な少なくとも1つのグリップストッパー貫通孔をさらに有し、
前記ロッドは、前記ロッド本体部に位置しているとともに、前記少なくとも1つのピンを挿通可能な少なくとも1つのロッド貫通孔をさらに有し、
前記グリップストッパー本体部は、前記収容部内に収容されており、
前記ロッド本体部は、前記グリップ本体部および前記グリップストッパーの順に挿通されており、
前記少なくとも1つのロッド貫通孔は、前記ロッド本体部のうち前記フランジ部によって囲まれている部位を、前記ロッドの中心軸に略垂直な方向に貫通しており、かつ前記ロッド本体部の長手方向に沿って延びておらず、
前記少なくとも1つのグリップストッパー貫通孔は、前記フランジ部のうち前記少なくとも1つのロッド貫通孔の延長上に位置している部位を貫通しており、
前記少なくとも1つのピンは、長手方向の両端部が前記少なくとも1つのグリップストッパー貫通孔に挿通され、かつ長手方向の中央部が前記少なくとも1つのロッド貫通孔に挿通されており、
前記グリップストッパーが、前記ロッド本体部の長手方向に沿って移動できないように前記ロッド本体部に固定されている、人工関節手術器具用グリップ。 - 前記少なくとも1つのロッド貫通孔は、前記中心軸と交差している、請求項3に記載の人工関節手術器具用グリップ。
- 前記中心軸に垂直な方向から見たとき、前記グリップ本体部の前記中心軸に平行な方向における長さが、前記フランジ部および前記基端部の間の距離よりも小さい、請求項1〜4のいずれかに記載の人工関節手術器具用グリップ。
- 前記グリップ本体部の前記中心軸に平行な方向における長さが、前記フランジ部および前記基端部の間の距離に対して95〜99%である、請求項5に記載の人工関節手術器具用グリップ。
- 前記合成樹脂が、ポリフェニルサルフォン樹脂である、請求項1〜6のいずれかに記載の人工関節手術器具用グリップ。
- 前記グリップストッパー、前記ロッドおよび前記少なくとも1つのピンがいずれも、金属からなる、請求項1〜7のいずれかに記載の人工関節手術器具用グリップ。
- 前記少なくとも1つのグリップストッパー貫通孔を覆うカバーをさらに備える、請求項1〜8のいずれかに記載の人工関節手術器具用グリップ。
- リング状の底部および前記底部に接続している側壁部を有し、前記側壁部の内面で前記少なくとも1つのグリップストッパー貫通孔を覆うカバーをさらに備え、
前記ロッド本体部は、前記グリップ本体部、前記グリップストッパーおよび前記カバーの順に挿通されている、請求項1〜9のいずれかに記載の人工関節手術器具用グリップ。 - 請求項1〜10のいずれかに記載の人工関節手術器具用グリップを備える、シェルポジショナー。
- リング状の底部および前記底部に接続している側壁部を有し、前記側壁部の内面で前記少なくとも1つのグリップストッパー貫通孔を覆うカバーと、
前記底部のうち前記少なくとも1つのグリップストッパー貫通孔側に位置している内面と反対の外面に対向するように前記ロッド本体部に取り付けられるアライメントガイド保持部材と、をさらに備え、
前記アライメントガイド保持部材は、前記外面に対向する端面に位置している少なくとも1つの第1凸部または少なくとも1つの第1凹部を有し、
前記カバーは、前記外面において互いに一定の間隔をおいて位置しており、前記少なくとも1つの第1凸部または前記少なくとも1つの第1凹部に嵌合可能な複数の第2凹部または複数の第2凸部をさらに有する、請求項11に記載のシェルポジショナー。 - 前記ロッド本体部に取り付けられるとともに、前記アライメントガイド保持部材を前記カバーに向けて付勢する付勢手段をさらに備える、請求項12に記載のシェルポジショナー。
- いずれも前記ロッド本体部の先端部に位置しており、人工股関節用シェルのネジ穴に螺合可能なネジ部、および前記ネジ穴の近傍に位置している前記人工股関節用シェルの溝部に係合可能な爪部をさらに備える、請求項11〜13のいずれかに記載のシェルポジショナー。
- 前記基端部に取り付けられる被打撃部をさらに備える、請求項11〜14のいずれかに記載のシェルポジショナー。
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