JP3204647U - ピンホルダー、ibg手技用ガイドピンおよびibg手技用手術器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】IBG手技用ガイドピンの取り付け性、取り外し性および回旋防止性に優れるピンホルダー、このピンホルダーに好適なIBG手技用ガイドピン、およびこれらを備えるIBG手技用手術器具を提供する。【解決手段】ピンホルダー1は、先端部2Aに位置している挿通孔21、挿通孔との間に間隔をおいて位置している孔状の収容部22、および挿通孔と収容部との間に位置している空間に連通している開口部を有する本体部2と、開口部から空間内に収容される爪部を有する固定部3と、を備え、収容部は、筒状の内周面に位置している凸部4をさらに備える。【選択図】図2

Description

本考案は、ピンホルダー、IBG手技用ガイドピンおよびIBG手技用手術器具に関する。
人工股関節置換術後の大腿骨ステムの緩みに対する再置換手術において、大腿骨が菲薄化している場合がある。このような場合に、IBG手技(Impaction Bone Grafting)が使用されることがある。IBG手技では、菲薄化した大腿骨の髄腔に骨片を充填する際のガイドとして、IBG手技用ガイドピン(以下、「ガイドピン」と言うことがある。)が使用される。ガイドピンは、セメントプラグを使用するか、髄腔遠位に骨セメントが残っている場合にはその骨セメントに直接ガイドピンを刺入して髄腔中心に固定される。ガイドピンを髄腔中心に固定するときには、ガイドピンを保持するためにピンホルダーが使用される(例えば、非特許文献1参照)。ピンホルダーとしては、ガイドピンの取り付け性、取り外し性および回旋防止性に優れるものが望ましい。
"X-change REVISION INSTRUMENTS SYSTEM"、[online]、Stryker、[平成28年3月18日検索]、インターネット<URL: http://www.bizwan.com/_mydoc/stryker/Hip/049%20X-change%20Revision%20Instruments%20Surgical%20Technique%20-%20Femur%20and%20Acetabulum.pdf>
本考案の課題は、IBG手技用ガイドピンの取り付け性、取り外し性および回旋防止性に優れるピンホルダー、このピンホルダーに好適なIBG手技用ガイドピン、およびこれらを備えるIBG手技用手術器具を提供することである。
本考案者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、以下の構成からなる解決手段を見出し、本考案を完成するに至った。
(1)長手方向の先端部に位置しておりIBG手技用ガイドピンの後端部を挿通可能な挿通孔、前記挿通孔との間に間隔をおいて位置しており前記IBG手技用ガイドピンの前記後端部を収容可能な孔状の収容部、および前記挿通孔と前記収容部との間に位置している空間に連通している開口部を有する柱状の本体部と、前記開口部から前記空間内に収容される爪部を有しており前記爪部が前記開口部から離れる方向に移動可能な状態で前記本体部の前記先端部側に取り付けられている固定部と、を備え、前記収容部は、筒状の内周面を有し、前記内周面に位置している凸部をさらに備える、ピンホルダー。
(2)前記爪部は、前記挿通孔側の縁部を面取りしてなる面取り部を有する、前記(1)に記載のピンホルダー。
(3)前記本体部の前記長手方向に対して垂直な状態で前記本体部の前記先端部側に取り付けられている軸をさらに備え、前記固定部は、長尺状であり、その長手方向における先端部に前記爪部を有し、前記長手方向の略中央部に位置しており前記長手方向に対して垂直な方向に延びているとともに前記軸を挿通している筒状の部位をさらに有し、前記軸によって前記爪部が前記開口部から離れる方向に回動可能に軸支されている、前記(1)または(2)に記載のピンホルダー。
(4)前記固定部の前記長手方向における基端部と前記本体部との間に位置しており前記基端部を前記本体部から離れる方向に向けて付勢している付勢部材をさらに備える、前記(3)に記載のピンホルダー。
(5)前記付勢部材は、スプリングである、前記(4)に記載のピンホルダー。
(6)前記凸部は、前記本体部の前記長手方向に対して垂直な方向に延びている、前記(1)〜(5)のいずれかに記載のピンホルダー。
(7)前記凸部は、曲面状である、前記(1)〜(6)のいずれかに記載のピンホルダー。
(8)前記収容部の前記内周面から一部が露出しており前記本体部の前記長手方向に対して垂直な状態で前記本体部の内部に埋設されている円柱状の部材をさらに備え、前記凸部が、前記内周面から露出している前記円柱状の部材の前記一部からなる、前記(1)〜(7)のいずれかに記載のピンホルダー。
(9)後端部の外周面に位置している凹部と、前記外周面のうち前記凹部よりも後端側に位置しており前記後端に至っている平坦面と、を備え、中心軸に垂直な方向から見たとき、前記平坦面は、前記中心軸に対して平行である、IBG手技用ガイドピン。
(10)前記中心軸に垂直な方向から見たとき、前記平坦面のうち前記後端から遠い側に位置している端部に連続しており前記平坦面から離れるにつれて前記中心軸から遠ざかるように延びている傾斜面をさらに備える、前記(9)に記載のIBG手技用ガイドピン。
(11)前記(1)〜(8)のいずれかに記載のピンホルダーと、前記(9)または(10)に記載のIBG手技用ガイドピンと、を備え、前記IBG手技用ガイドピンは、前記凹部が前記爪部によって係合されており前記平坦面が前記凸部に対向している状態で、前記ピンホルダーに保持されている、IBG手技用手術器具。
本考案によれば、ガイドピンの取り付け性、取り外し性および回旋防止性に優れるという効果がある。
本考案の一実施形態に係るピンホルダーを示す平面図である。 図1に示すピンホルダーを示す一部断面側面図である。 図2に示すピンホルダーの先端部を拡大して示す概略断面図である。 図1に示すピンホルダーにおいて固定部を上方に向けた状態で先端を見たときの図である。 本考案の一実施形態に係るIBG手技用ガイドピンを示す平面図である。 図5に示すIBG手技用ガイドピンの一部を拡大して示す図であり、(a)は図5と異なる角度から見た後端部を示す平面図、(b)は先端部を示す平面図である。 図5に示すIBG手技用ガイドピンにおいて凹部を上方に向けた状態で後端から透視したときの図である。 本考案の一実施形態に係るIBG手技用手術器具を示す概略説明図である。 図8に示すIBG手技用手術器具の一部を拡大して示す概略説明図である。
<ピンホルダー>
以下、本考案の一実施形態に係るピンホルダーについて、図1〜図4を参照して詳細に説明する。
図1に示す本実施形態のピンホルダー1は、後述する図5に示すIBG手技用ガイドピン10を保持する部材である。図1に示すように、ピンホルダー1は、柱状の本体部2を備えている。本体部2は、直径を5〜15mm、全長を100〜150mmにすることができる。このような構成によれば、ピンホルダー1を髄腔内に挿入して使用することができる。なお、本体部2の直径および全長は、例示した数値範囲に限定されるものではない。
本体部2は、図2に示すように、長手方向Aの先端部2Aから順に、挿通孔21および収容部22を有している。
挿通孔21は、先端部2Aに位置しており、図5に示すIBG手技用ガイドピン10の後端部10Bを挿通可能に構成されている。挿通孔21の形状は、ガイドピン10の後端部10Bの形状に対応している。本実施形態では、ガイドピン10の後端部10Bが略円柱状であり、挿通孔21が略円筒状であるが、これらに限定されるものではない。
収容部22は、図3に示すように、挿通孔21との間に間隔Lをおいて位置している。間隔Lは、例えば、3〜10mmにすることができるが、これに限定されるものではない。
収容部22は、ガイドピン10の後端部10Bを収容可能な孔状に構成されている。収容部22は、挿通孔21側に開口している。また、収容部22は、筒状の内周面221を有している。内周面221の形状は、ガイドピン10の後端部10Bの形状に対応している。本実施形態では、ガイドピン10の後端部10Bが略円柱状であり、内周面221が略円筒状であるが、これらに限定されるものではない。
収容部22は、底部222をさらに有している。底部222は、後述する図9に示すように、収容部22の内部にガイドピン10の後端部10Bを収容したとき、ガイドピン10の後端10bに当接してストッパーの役割を果たす部位である。本実施形態の底部222は、円錐状である。
一方、図3に示すように、挿通孔21と収容部22との間には、空間Sが位置している。本体部2は、空間Sに連通している開口部23をさらに有している。言い換えれば、本体部2は、空間Sにつながっている開口部23をさらに有している。
ピンホルダー1は、固定部3をさらに備えている。固定部3は、開口部23から空間S内に収容される爪部31を有している。爪部31は、後述するガイドピン10の凹部12に係合する部位である。
固定部3は、爪部31が開口部23から離れる矢印B方向に移動可能な状態で、本体部2の先端部2A側に取り付けられている。本実施形態では、固定部3が本体部2に次のような構成で取り付けられている。本実施形態のピンホルダー1は、軸7をさらに備えている。軸7は、図1に示すように、本体部2の長手方向Aに対して垂直な状態で、本体部2の先端部2A側に取り付けられている。本実施形態の固定部3は、図3に示すように、長尺状であり、その長手方向Cにおける先端部3Aに爪部31を有している。また、固定部3は、長手方向Cの略中央部に位置している筒状の部位32をさらに有している。部位32は、図1に示すように、長手方向Cに対して垂直な方向に延びている。部位32は、上述した軸7を挿通している。そして、図3に示すように、固定部3は、軸7によって爪部31が開口部23から離れる矢印B方向に回動可能に軸支されている状態で、本体部2の先端部2A側に取り付けられている。
爪部31は、挿通孔21側の縁部を面取りしてなる面取り部311を有している。このような構成によれば、ピンホルダー1にガイドピン10を取り付けるとき、爪部31にガイドピン10が接触すると、爪部31が開口部23から離れる矢印B方向に押し上げられるので、ガイドピン10をピンホルダー1の内部にスムーズに挿入することができる。
ピンホルダー1は、付勢部材6をさらに備えている。付勢部材6は、固定部3の長手方向Cにおける基端部3Bと、本体部2との間に位置している。また、付勢部材6は、基端部3Bを本体部2から離れる矢印D方向に向けて付勢している。これらの構成によれば、基端部3Bに外力が加えられていないときには、基端部3Bが本体部2から離れる矢印D方向に向けて付勢されていることによって、爪部31が空間S内に収容されている状態を維持することができる。本実施形態の付勢部材6は、スプリングであるが、これに限定されるものではない。
ピンホルダー1は、収容部22の内周面221に位置している凸部4をさらに備えている。凸部4は、後述するガイドピン10の平坦面13に接触することによって、ガイドピン10の回旋を防止する部位である。
本実施形態の凸部4は、図1に示すように、本体部2の長手方向Aに対して垂直な方向に延びている。このような構成によれば、ガイドピン10が回旋する方向に動いたとき、凸部4がガイドピン10の平坦面13に接触しやすくなる。凸部4は、長手方向Aに対して実質的に垂直に延びていればよい。
図3に示すように、本実施形態の凸部4は、曲面状である。このような構成によれば、凸部4にガイドピン10の平坦面13が接触したときに発生する応力を分散させることができ、凸部4が損傷するのを抑制することができる。また、凸部4を加工するときの加工性に優れるという効果も得られる。本実施形態の凸部4は、図3に示すように、本体部2の長手方向Aに平行な断面視において、円弧状である。
本実施形態の凸部4は、円柱状の部材5の一部からなる。具体的に説明すると、ピンホルダー1は、円柱状の部材5をさらに備えている。部材5は、収容部22の内周面221から一部が露出しており、図1に示すように、本体部2の長手方向Aに対して垂直な状態で、本体部2の内部に埋設されている。そして、図3に示すように、凸部4が、内周面221から露出している円柱状の部材5の一部からなる。これらの構成によれば、凸部4を収容部22の内周面221に簡単に形成することができる。なお、部材5は、長手方向Aに対して実質的に垂直な状態で本体部2の内部に埋設されていればよい。
本実施形態では、図4に示すように、固定部3を上方に向けた状態でピンホルダー1の先端1aを見たとき、凸部4は、爪部31の下方に位置する。
ピンホルダー1は、図1に示すように、本体部2の長手方向Aの後端部2Bに位置しており、長手方向Aに対して垂直な方向に延びている棒状のハンドル8をさらに備えている。ハンドル8は、ピンホルダー1を操作するときに術者の手で握られる部位である。
ピンホルダー1の構成材料としては、例えば、ステンレス鋼(SUS)などが挙げられる。SUSとしては、例えば、SUS316、SUS630、SUS420J2などが挙げられる。SUS630、SUS420J2を採用する場合には、熱処理を施してもよい。
<IBG手技用ガイドピン>
次に、本考案の一実施形態に係るIBG手技用ガイドピンについて、図5〜図7を参照して詳細に説明する。
図5に示すように、本実施形態のガイドピン10は、その中心軸Oに沿って延びている略円柱状の部材である。中心軸Oとは、ガイドピン10の先端部10Aおよび後端部10Bの間を貫く軸であり、ガイドピン10を回転させたときに回転軸となる軸を意味するものとする。
なお、後端部10Bとは、図6(a)に示すように、ガイドピン10の後端10bおよびその近傍の部位をも含む概念である。本実施形態の後端10bは、曲面状である。このような構成によれば、後述する図9に示すように、収容部22の底部222にガイドピン10の後端10bが接触したときに発生する応力を分散させることができ、後端10bが損傷するのを抑制することができる。
図6(a)に示すように、ガイドピン10は、後端部10Bの外周面11に位置している凹部12を備えている。凹部12は、上述したピンホルダー1の爪部31によって係合される部位である。
ガイドピン10は、外周面11のうち凹部12よりも後端10b側に位置しており、後端10bに至っている平坦面13をさらに備えている。平坦面13は、ガイドピン10が中心軸Oを基準に回旋する方向に動いたときに、上述したピンホルダー1の凸部4と接触する部位である。
図6(a)に示すように、中心軸Oに垂直な方向から見たとき、平坦面13は、中心軸Oに対して平行である。なお、平坦面13は、中心軸Oに対して実質的に平行であればよい。本実施形態では、図7に示すように、凹部12を上方に向けた状態で後端10bから透視したとき、平坦面13は、凹部12の下方に位置する。
図6(a)に示すように、中心軸Oに垂直な方向から見たとき、ガイドピン10は、平坦面13のうち後端10bから遠い側に位置している端部13aに連続しており、平坦面13から離れるにつれて中心軸Oから遠ざかるように延びている傾斜面14をさらに備えている。このような構成によれば、ピンホルダー1の挿通孔21にガイドピン10を挿通するとき、挿通孔21の開口縁部にガイドピン10が引っ掛かりにくくなり、挿通孔21に対するガイドピン10の挿通性を向上させることができる。
なお、図5および図6(b)に示すように、ガイドピン10は、その先端部10Aに位置しているネジ部15をさらに備えている。ネジ部15は、セメントプラグのネジ孔に螺合する部位である。
ガイドピン10は、直径を2〜5mm、全長を200〜500mmにすることができるる。なお、ガイドピン10の直径および全長は、例示した数値範囲に限定されるものではない。ガイドピン10の構成材料としては、上述したピンホルダー1で例示したのと同じ材料が挙げられる。
<IBG手技用手術器具>
次に、本考案の一実施形態に係るIBG手技用手術器具(以下、「手術器具」と言うことがある。)について、図8および図9を参照して詳細に説明する。
図8に示すように、本実施形態の手術器具100は、ピンホルダー1と、ガイドピン10とを備えている。図9に示すように、ガイドピン10は、凹部12が爪部31によって係合されており、平坦面13が凸部4に対向している状態で、ピンホルダー1に保持されている。このような構成によれば、凹部12が爪部31によって係合されていることから、ガイドピン10がピンホルダー1から抜け出すのを抑制することができる。また、平坦面13が凸部4に対向していることから、ガイドピン10が中心軸Oを基準に回旋する方向に動いたときに、平坦面13が凸部4に接触するので、ガイドピン10が回旋するのを防止することができる。
ガイドピン10のピンホルダー1に対する取り付け、および取り外しは、次のようにして簡単に行うことができる。ガイドピン10をピンホルダー1に取り付けるときには、まず、ピンホルダー1の挿通孔21にガイドピン10の後端部10Bを挿通させる。ガイドピン10の後端部10Bが爪部31に接触するが、そのままガイドピン10を収容部22に向かって押し込むと、爪部31が開口部23から離れる矢印B方向に押し上げられる。そして、ガイドピン10の平坦面13がピンホルダー1の凸部4に対向するように、ガイドピン10の後端部10Bを収容部22の内部に押し込むと、ガイドピン10の凹部12が爪部31によって係合されてガイドピン10がピンホルダー1に取り付けられる。
ガイドピン10をピンホルダー1から取り外すときには、まず、固定部3の基端部3Bを付勢部材6の付勢力に抗して本体部2に向かって押し付ける。これにより、爪部31が開口部23から離れる矢印B方向に押し上げられて、凹部12と爪部31の係合状態が解除される。この状態でガイドピン10をピンホルダー1から引き抜けば、ピンホルダー1からガイドピン10を取り外すことができる。
以上、本考案に係る好ましい実施形態について例示したが、本考案は上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない限り任意のものとすることができることは言うまでもない。
例えば、上述の実施形態では、凸部4が円柱状の部材5の一部からなる場合について説明したが、凸部4の形状は、これに限定されるものではなく、他の形状にしてもよい。他の形状としては、例えば、半球状、半楕円球状、四角錐台形状などの多角錐台形状、円錐台形状、楕円錐台形状などが挙げられる。凸部4を多角錐台形状、円錐台形状、楕円錐台形状などで構成するときには、その頂部を曲面状にするのがよい。
1 ピンホルダー
1a 先端
2 本体部
2A 先端部
2B 後端部
21 挿通孔
22 収容部
221 内周面
222 底部
23 開口部
3 固定部
3A 先端部
3B 基端部
31 爪部
311 面取り部
32 部位
4 凸部
5 部材
6 付勢部材
7 軸
8 ハンドル
10 IBG手技用ガイドピン
10A 先端部
10B 後端部
10b 後端
11 外周面
12 凹部
13 平坦面
13a 端部
14 傾斜面
15 ネジ部
100 IBG手技用手術器具

Claims (11)

  1. 長手方向の先端部に位置しておりIBG手技用ガイドピンの後端部を挿通可能な挿通孔、前記挿通孔との間に間隔をおいて位置しており前記IBG手技用ガイドピンの前記後端部を収容可能な孔状の収容部、および前記挿通孔と前記収容部との間に位置している空間に連通している開口部を有する柱状の本体部と、
    前記開口部から前記空間内に収容される爪部を有しており前記爪部が前記開口部から離れる方向に移動可能な状態で前記本体部の前記先端部側に取り付けられている固定部と、を備え、
    前記収容部は、筒状の内周面を有し、
    前記内周面に位置している凸部をさらに備える、ピンホルダー。
  2. 前記爪部は、前記挿通孔側の縁部を面取りしてなる面取り部を有する、請求項1に記載のピンホルダー。
  3. 前記本体部の前記長手方向に対して垂直な状態で前記本体部の前記先端部側に取り付けられている軸をさらに備え、
    前記固定部は、長尺状であり、その長手方向における先端部に前記爪部を有し、前記長手方向の略中央部に位置しており前記長手方向に対して垂直な方向に延びているとともに前記軸を挿通している筒状の部位をさらに有し、前記軸によって前記爪部が前記開口部から離れる方向に回動可能に軸支されている、請求項1または2に記載のピンホルダー。
  4. 前記固定部の前記長手方向における基端部と前記本体部との間に位置しており前記基端部を前記本体部から離れる方向に向けて付勢している付勢部材をさらに備える、請求項3に記載のピンホルダー。
  5. 前記付勢部材は、スプリングである、請求項4に記載のピンホルダー。
  6. 前記凸部は、前記本体部の前記長手方向に対して垂直な方向に延びている、請求項1〜5のいずれかに記載のピンホルダー。
  7. 前記凸部は、曲面状である、請求項1〜6のいずれかに記載のピンホルダー。
  8. 前記収容部の前記内周面から一部が露出しており前記本体部の前記長手方向に対して垂直な状態で前記本体部の内部に埋設されている円柱状の部材をさらに備え、
    前記凸部が、前記内周面から露出している前記円柱状の部材の前記一部からなる、請求項1〜7のいずれかに記載のピンホルダー。
  9. 後端部の外周面に位置している凹部と、
    前記外周面のうち前記凹部よりも後端側に位置しており前記後端に至っている平坦面と、を備え、
    中心軸に垂直な方向から見たとき、前記平坦面は、前記中心軸に対して平行である、IBG手技用ガイドピン。
  10. 前記中心軸に垂直な方向から見たとき、前記平坦面のうち前記後端から遠い側に位置している端部に連続しており前記平坦面から離れるにつれて前記中心軸から遠ざかるように延びている傾斜面をさらに備える、請求項9に記載のIBG手技用ガイドピン。
  11. 請求項1〜8のいずれかに記載のピンホルダーと、
    請求項9または10に記載のIBG手技用ガイドピンと、を備え、
    前記IBG手技用ガイドピンは、前記凹部が前記爪部によって係合されており前記平坦面が前記凸部に対向している状態で、前記ピンホルダーに保持されている、IBG手技用手術器具。
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