JP6407374B2 - 脊椎矯正システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本開示は、一般に、筋骨格障害の治療のための医療装置に関し、より詳細には脊椎障害の矯正のための外科的システムおよび方法に関する。
脊柱側弯症および他の湾曲異常、脊柱後湾症、変性円板疾患、椎間板ヘルニア、骨粗しょう症、脊椎すべり症、狭窄症、腫瘍、および骨折などの脊椎の病変および障害は、外傷、疾患、ならびに怪我および老化によって引き起こされる変性状態を含む要因から生じ得る。脊椎障害は、通常、変形、疼痛、神経損傷、および可動性の部分的または完全な損失を含む症状を生じさせる。
薬剤、リハビリテーションおよび運動などの非外科的治療は効果的になり得るが、これらの障害に関連付けられた症状を緩和できないことがある。これらの脊椎障害の外科的治療は、矯正、融合、固定、椎間板切除術、椎弓切除術および埋め込み式人工装具を含む。位置決めおよび位置合わせに使用される矯正治療は、脊椎の治療された部分を安定化させるために、棒またはテザーなどの埋込物を使用することができる。本開示は、これらの従来技術の技術に対する改良を説明する。
それにしたがって、外科的システムおよび方法が提供される。1つの実施形態では、本開示の原理によると、脊椎矯正装置が、提供される。脊椎矯正装置は、本体を備える。歯止めが、本体に配設される。長手方向要素が、歯止めに連結される。力が装置の少なくとも一部分にかけられ、この力は、長手方向要素の、本体に対する少なくとも1つの方向の動的な増分移動を引き起こす。
1つの実施形態では、脊椎矯正装置は、第1の端部と第2の端部の間を延びる外側袖部を備える。外側袖部は、縦長空洞を画定する内面を含む。歯止めが、外側袖部の空洞に配設される。歯止めは、外側袖部の内面上に形成される第1のラックおよび第2のラックを含む内側袖部を備える。歯止めは、さらに、送り機構と、第1のラックと係合可能な第1のつめと、第2のラックと係合可能な第2のつめと、を備える。棒が、外側袖部に伸縮自在に配向され、送り機構に連結される。棒は、第1の端部と第2の端部の間を延びる。回転可能なカムは、棒の、外側袖部に対する第1の軸方向の増分移動を容易にする構成で内側袖部と係合可能である。カムは、器具と係合するように構成されたソケットを画定する。拡張力が棒の第1の端部にかけられ、それによって、棒の、カムから独立した、外側袖部に対する第1の軸方向の増分移動を引き起こす。
1つの実施形態では、脊椎矯正装置は、第1の端部と第2の端部の間を延びる外側袖部を備える。外側袖部は、縦長空洞を画定する内面を含む。歯止めが、外側袖部の空洞に配設される。歯止めは、駆動ねじと、送り機構と、送り機構と係合可能ならせん状つめと、を備える。棒が、外側袖部に伸縮自在に配向され、送り機構に連結される。棒は、第1の端部と第2の端部の間を延びる。ウォームギアは、棒の、外側袖部に対する第1の軸方向および第2の軸方向の増分移動を容易にする構成でねじと係合可能である。ウォームギアは、器具と係合するように構成されたソケットを画定する。拡張力が棒の第1の端部にかけられ、それによって、棒の、ウォームギアから独立した、外側袖部に対する第1の軸方向の増分移動を引き起こす。
本開示は、以下の図によって添付される特有の説明からより容易に明らかになるであろう。
本開示の原理による脊椎矯正装置を含むシステムの1つの特定の実施形態の斜視図である。 部品が分離された、図1に示されるシステムの構成要素の斜視図である。 図1に示されるシステムの斜視図である。 工具を含む図1に示されるシステムの破断斜視図である。 図4に示されるシステムおよび工具の破断斜視図である。 図5に示されるシステムおよび工具の斜視図である。 図5に示されるシステムおよび工具の斜視図である。 図1に示されるシステムの破断断面図である。 図1に示されるシステムの破断断面図である。 図1に示されるシステムの破断断面図である。 図1に示されるシステムの斜視図である。 図1に示されるシステムの破断断面図である。 図1に示されるシステムの破断断面図である。 椎骨に配設された、図1に示されるシステムの斜視図である。 図1に示されるシステムおよび椎骨の斜視図である。 本開示の原理による脊椎矯正装置を含むシステムの1つの特定の実施形態の斜視図である。 部品分離された、図16に示されるシステムの構成要素の斜視図である。 図16に示されるシステムの斜視図である。 工具を含む、図16に示されるシステムの破断斜視図である。 図19に示されるシステムおよび工具の破断斜視図である。 図19に示されるシステムおよび工具の斜視図である。 図19に示されるシステムおよび工具の斜視図である。 図19に示されるシステムの切断斜視図である。 図19に示されるシステムの切断斜視図である。 図23に示されるシステムの破断斜視図である。 図16に示されるシステムの斜視図である。 図16に示されるシステムの破断断面図である。 図16に示されるシステムの破断断面図である。 図16に示されるシステムの破断断面図である。 本開示の原理による脊椎矯正装置を含むシステムの1つの特定の実施形態の斜視図である。 図30に示されるシステムの断面破断図である。 本開示の原理による脊椎矯正装置を含むシステムの1つの特定の実施形態の斜視図である。 図32に示されるシステムの切断斜視図である。
同じ参照番号は、図中、類似の部分を示す。
本開示の用途の外科的システムおよび関連する方法の例示的な実施形態が、筋骨格障害の治療のための医療デバイスに関して、より具体的には脊椎矯正装置に関連して論じられる。脊椎矯正装置が、たとえば脊柱後湾症および脊柱側弯症などの変形の矯正のための用途において使用されてよいことが企図される。
1つの実施形態では、システムは、補助駆動延長を有する歯止め式延長を提供する。システムは、金属設計において最小限の金属を含むことができる。システムの構成要素は、約50ミリメートル(mm)延長部を備えた約11.43cm(4.5インチ)棒または約100mm延長部を備えた約13.97cm(5.5インチ)棒を備えることができる。システムは、延長部長さに対して最小限の全体長さを含むことができ、延長および軸方向の回転を可能にすることができる。1つの実施形態では、本開示の原理によるシステムの埋め込み後、患者は、棒を伸張させ、患者の成長を補うことを目指して定期的にけん引にかけられ得る。1つの実施形態では、棒は、患者の活動中、自動的に伸張する。1つの実施形態では、蛍光透視法が、システムの駆動六角部を位置特定するために使用されることが可能であり、ドライバが、経皮的に繋げられ、いずれかの方向に回転されてシステムを伸張させる。システムの構成要素が、感染の可能性を低減するために抗菌剤で被覆され得ることが考慮される。
1つの実施形態では、脊椎矯正装置は、カムを使用して回転中に内側袖部を上昇および下降させ、方向独立性になり得る。内側袖部の上方向運動中、送り機構は、つめを用いてラックに係合される。送り機構と連動して使用されるつめは、この上方向運動中、枢動して袖部のラックを過ぎる。ばねが、つめ間に配置され、それによってつめをそのそれぞれのラック上に係合させる。内側袖部の下方向の進行中、つめは、袖部のラックに係合され、つめは枢動して内側袖部を過ぎる。代替の作用が、送り機構を上方向に進行させる。けん引を使用して伸張するとき、両方のつめは、駆動ねじのねじ山外形上を枢動し、その袖部および内側袖部のラックを過ぎる。この構成は、送り機構を上方向に進行させることを可能にする。
1つの実施形態では、脊椎矯正装置は、ウォーム駆動装置およびつめ機構を使用して送り機構を上昇および下降させる駆動システムを含む。ウォーム駆動装置の軸方向の回転は、駆動ねじをその軸周りで、たとえばウォームギア軸に対して約90度にそれらの係合された歯を介して回転させ、これらの歯は、駆動ねじのねじ山ピッチを辿り、さらに送り機構を強制してウォーム駆動装置の回転に応じて上方または下方に並進させる。プランジャおよびコイルばねが、らせん状つめと筺体の間に配置され、それによって、らせん状つめを駆動ねじ山に係合させる。駆動ねじが回転されるとき、らせん状つめは、強制されて駆動ねじのねじ山ピッチを辿る。上方向および下方向の運動は、らせん状つめを通して送り機構に伝えられる。たとえば、埋め込み後、患者は、棒を伸張させ、患者の成長を補うことを目指して定期的にけん引にかけられる。棒は、患者の活動中、自動的に伸張する。この伸張が、患者をけん引にかけることによって達成されることが可能でない場合、蛍光透視法が、駆動六角部を位置特定するために使用されることが可能であり、ドライバが経皮的に繋げられ、回転されて構造物を伸張させる。駆動機構の1つの方向の回転は、棒を伸張させ、駆動機構の他の方向の回転は、棒を短縮する。
1つの実施形態では、脊椎矯正装置は、けん引だけを用いて伸張し、システムは、たとえば約100mmまで延びることができる。装置は、それだけに限定されないが、約12mm×約9.5mmを含む寸法を備えた楕円形本体を備える。システムはまた、ばね仕掛けのプランジャを備えることもできる。
1つの実施形態では、脊椎矯正装置は、駆動機構だけ、たとえば駆動六角部だけを使用して伸張する。装置は、それだけに限定されないが約100mmなどまで延びることができる。装置は、それだけに限定されないが約14mm×約8mmを含む寸法を備えた楕円形本体を備えることができる。
外科システムの構成要素の1つまたはすべては、廃棄可能な、ピールパック(peel pack)式の、事前包装された滅菌デバイスでよいことが考慮される。システムの構成要素の1つまたはすべては、再使用可能でよい。システムは、複数のサイズ寸法および構成の構成要素を備えたキットとして構成されてよい。
本開示は、たとえば変性円板疾患、椎間板ヘルニア、骨粗しょう症、脊椎すべり症、狭窄症、脊柱側弯症、および他の湾曲異常、脊柱後湾、腫瘍、および骨折などの脊椎障害を治療するために使用され得ることが企図される。本開示は、診断法および治療法に関連付けられたものを含む、他の骨からなるおよび骨関連の用途で使用され得ることが考慮される。さらに、開示されたシステムが、代替的に、患者をうつ伏せまたはあお向けの位置にして外科的治療に使用されてよく、ならびに/または前方、後方、後正中線、直側方、後側方および/または前側方進入法を含む、脊椎への、および他の身体領域内のさまざまな外科的進入法を使用できることが考慮される。本開示はまた、代替的に、脊柱の腰部、頸部、胸部、および骨盤領域を治療するための処置でも使用され得る。本開示のシステムおよび方法はまた、たとえば訓練、試験、およびデモンストレーションなどにおける動物、骨モデル、および他の非生物物質に対しても使用され得る。
本開示は、本開示の一部を形成する添付の図に関連して得られた本開示の以下の詳細な説明を参照することによってより容易に理解され得る。この開示が、本明細書に説明されるおよび/または示される特有のデバイス、方法、条件、またはパラメータに限定されず、本明細書において使用される用語は、特定の実施形態を例としてのみ説明する目的のものであり、特許請求される開示を限定することは意図されないことが理解されるものとする。また、本明細書でおよび付属の特許請求項の範囲を含んで使用されるとき、単数形「1つ(a)」、「1つ(an)」、および「その」は、複数形を含み、特定の数値の参照は、内容が別途明確に定めない限り、少なくともその特定の値を含む。範囲は、本明細書において、始点の「約」または「凡そ」の1つの特定の値および/または終点の「約」または「凡そ」の別の特定の値として表現され得る。そのような範囲が表現されるとき、別の実施形態は、始点の1つの特定の値および/または終点の他の特定の値を含む。同様に、値が、先行詞「約」を用いて近似値として表現される場合、特定の値は、別の実施形態を形成することが理解される。また、たとえば水平方向、垂直方向、上部、上側、下側、底部、左および右などのすべての空間的参照は、例示的な目的だけのためであり、本開示の範囲内で変更され得ることも理解される。たとえば、「上側」および「下側」の参照は相対的であり、他方に対する文脈でのみ使用され、必ずしも「上位」および「下位」ではない。
さらに、本明細書でおよび付属の特許請求の範囲を含んで使用されるとき、疾患または状態を「治療すること」またはその「治療」は、疾患または状態の兆候または症状を緩和することを目指して1つまたは複数の薬物を患者(正常もしくはそうではない人、または他の哺乳動物)に投与することを含み得る処置を実施することを指す。緩和は、疾患または状態の兆候または症状が出現する前およびその出現後に起こり得る。したがって、治療することまたは治療は、疾患または望ましくない状態を防止することまたはその防止(たとえば、疾患にかかりやすい傾向がある可能性があるが、それを有するとまだ診断されてはいない患者においてその疾患が起こることを防止する)を含む。加えて、治療することまたは治療は、兆候または症状の完全な緩和を必要とせず、治癒を必要とせず、詳細には、患者にわずかな効果を与えるだけの処置を含む。治療は、その疾患を阻害する、たとえばその発達を阻む、または疾患を軽減する、たとえば疾患の退行を引き起こすことを含むことができる。たとえば、治療は、急性または慢性の炎症を低減すること、疼痛を緩和すること、および新しい靭帯、骨、および他の組織の再成長を促し誘発すること、手術における補助として、および/または任意の修復処置を含むことができる。また、本明細書でおよび付属の特許請求の範囲を含んで使用されるとき、用語「組織」は、詳細に別途示されない限り、軟部組織、靭帯、腱、軟骨、および/または骨を含む。
前述の論議は、本開示の原理による外科的システムおよび外科的システムを使用する関連する方法の説明を含む。代替の実施形態もまた開示される。次に、参照が、添付の図に示される本開示の例示的な実施形態により詳細になされる。次に図1〜13を参照すれば、たとえば、本開示の原理による脊椎矯正装置40を含む、外科的システムの構成要素が図示される。
外科的システムの構成要素は、特定の用途および/または医療施術者の好みに応じて、金属、合成ポリマー、セラミック、骨材料、組織および/またはその複合物を含む、医療用途に適した生物学的に許容可能な材料から製作され得る。たとえば、外科的システムの構成要素は、個々にまたは集合的に、ステンレス鋼合金、商業用純粋チタン、チタン合金、グレード5級チタン、超弾性チタン合金、コバルトクロム合金、ステンレス鋼合金、超弾性金属合金(たとえばニチノール、日本国のToyota Material Incorporatedによって製造されたGUM METAL(登録商標)などの超弾塑性金属)、セラミック、およびリン酸カルシウム(たとえばBiologix INC.によって製造されたSKELITE(商標))などのその複合物、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトンケトン(PEKK)およびポリエーテルケトン(PEK)を含むポリアリールエーテルケトン(PAEK)などの熱可塑性物質、炭素PEEK複合物、PEEK−BaSOポリマーゴム、ポリエチレンテレフタレート(PET)、繊維、シリコーン、ポリウレタン、シリコーン−ポリウレタン コポリマー、ポリマーゴム、ポリオレフィンゴム、ヒドロゲル、半剛性および剛性材料、エラストマー、ゴム、熱可塑性エラストマー、熱硬化性エラストマー、エラストマー複合物、ポリフェニレン、ポリアミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリエチレンを含む剛性ポリマー、エポキシ、自家移植片、同種移植片、異種移植片または遺伝子組み換え皮質および/または皮質海綿骨を含む骨材料、および組織成長または分化因子、部分的に再吸収可能な材料、たとえば金属およびカルシムベースセラミックの複合物、PEEKおよびカルシムベースセラミックの複合物、再吸収可能なポリマーとのPEEKの複合物など、完全に再吸収可能な材料、たとえばリン酸カルシウム、リン酸三カルシウム(TCP)、ヒドロキシアパタイト(HA)−TCP、硫酸カルシウムなどのカルシウムベースセラミックなど、またはポリアエチド(polyaetide)、ポリグリコライド、ポリチロシン、炭酸塩、ポリカルオプラエトヘ(polycaroplaetohe)などの他の再吸収可能なポリマー、およびその組み合わせから製作され得る。外科的システムのさまざまな構成要素は、上記の材料を含む材料複合物を有して、強度、剛性、弾力性、適合性、生物力学的性能、耐久性、およびX線透過性、または撮像優先度(imaging preference)などのさまざまな所望の特性を達成することができる。外科的システムの構成要素は、個々にまたは集合的に、これもまた、上記で説明された材料の2つまたはそれ以上の組み合わせなどの異種材料から製作されてよい。外科的システムの構成要素は、一体となって形成されてよく、一体的に連結されてよく、または本明細書において説明されるように、締め付け要素および/または器具を含んでよい。
脊椎矯正装置40を含む外科的システムの構成要素は、脊椎障害を有する脊椎に長手方向要素を取り付けるために、たとえば、観血または最小観血、最小限アクセスおよび/または経皮式を含む低侵襲の外科的技術で使用される。1つの実施形態では、長手方向要素は、脊椎および/または他の生体構造の選択された部分に固着されながら、たとえば、思春期特発性側彎およびショイエルマン病脊柱後湾などのさまざまな脊椎病変を治療する矯正治療のために複数の椎骨の凹面側に対する成長および調整を可能にすることができる。
脊椎矯正装置40は、たとえば、長手方向軸aを画定する外側袖部42などの本体を含む。外側袖部42は、第1の端部44と第2の端部46の間を延びる。袖部42は、円筒状の断面構成を有する。袖部42が、卵形、長方形、三角形、正方形、多角形、不定形、一様、非一様、心違い、ジグザグ状、起伏、弓状、可変および/または先細にされた構成を有してよいことが企図される。袖部(スリーブ)42は、外面48を含む。外面48のすべてまたは一部分だけが、特定の用途の要件にしたがって、たとえば、粗面、弓状、起伏、網の目状、多孔性、半多孔性、くぼみ付きおよび/またはざらつきなどの代替の表面構成を有して、組織との固定を促進できることが考慮される。袖部42は、空洞52を画定する内面50を含む。空洞52は、卵形の断面構成を有する。空洞52が、たとえば、長方形、三角形、正方形、多角形、不定形、一様、不一様、心違い、ジグザグ状、起伏、弓状、可変および/または先細にされた構成などの代替の断面構成を有してよいことが企図される。空洞52は、脊椎矯正装置40の構成要素を配設するように構成される。袖部42は、袖部42内に配置された構成要素を観察するための開口部を含んでよいことが企図される。
端部キャップ54は、袖部42の第1の端部44に配設され、中央に配置された開口部56を含む。開口部56は、たとえば以下で論じられる棒120などの第1の長手方向要素を移動可能に配設するように構成される。端部キャップ58は、袖部42の第2の端部46に配設され、中央に配置された開口部60を含む。開口部60は、たとえば以下で論じられる棒122などの第2の長手方向要素を配設するように構成される。開口部56、60が、たとえば円形、卵形、長方形、三角形、正方形、多角形、不定形、一様、非一様、心違い、ジグザグ状、起伏、弓状、可変および/または先細にされた構成などの代替の断面構成を有してよいことが企図される。
歯止め62が、袖部42に連結される。歯止め62は、袖部42の空洞52内に配設される。歯止め62は、内面50に装着されるラック64を含む。ラック64は、第1の端部66と第2の端部68の間を延びる。第1の端部66は、たとえば、横断方向フランジ70などの連結部分を含む。フランジ70は、棒120を支持し、摺動可能に移動させるように構成された開口部を有する。フランジ70は、端部44に隣接して端部キャップ54に装着される。ラック64は、端部66、68間に軸方向に配設されたギア歯72を含む。
歯止め62は、内面50内に形成される第2のラック74を含む。第2のラック74は、第1の端部と第2の端部の間を延びる。第2のラック74は、内面50に沿って軸方向に配設されたギア歯80を含む。ラック74が別個の構成要素でよく、内面50に装着されてよいことが企図される。
歯止め62は、送り機構82を備える送り機構組立体を含む。送り機構82は、つめ88、90の配設のための空洞を画定する表面84を画定する。つめ88は、ギア歯92を含む。ギア歯92は、第2のラック74のギア歯80と係合するように構成される。つめ90は、ギア歯94を含む。ギア歯94は、第1のラック64のギア歯72と係合するように構成される。ピン96は、つめ88、90を送り機構82に連結する。
つめ88、90は、ピン96の周りでそれぞれ枢動するように送り機構82に対して回転可能である。つめ88は、ピン96の周りを枢動して歯92と歯80の解放可能な係合を容易にし、つめ90は、ピン96の周りを枢動して歯72と歯94の解放可能な係合を容易にして、送り機構82を少なくとも1つの軸方向に前進させる。付勢部材が、つめ88、90に連結されて、つめ88、90の、送り機構82に対する枢動可能な移動を容易にできることが考慮される。1つの実施形態では、付勢部材は、ばねを含む。
第2の端部68は、筺体100を含む。筺体100は、横断方向溝104を画定する内面102を含む。溝104は、作動装置106の移動可能な配設のために、たとえばほぼ楕円形などの非円形の構成を有する。溝104は、たとえば本明細書において説明される代替策などのさまざまな構成を有することができる。
作動装置(アクチュエータ)106は、カム108を含む。カム108は、外面110および円筒状の構成を有する。カム108は、溝104内で回転可能であり、それにより、外面110は内面102と係合して筺体100の軸方向の並進を引き起こす。カム108は、六角形構成を有するソケット112を含む。ソケット112は、以下で説明されるように、器具と係合するように構成される。ソケット112は、カム108の中央の横断方向軸からずれており、それにより、カム108は、中央の横断方向軸に対して中心を外した横断方向軸通路を辿るように回転可能である。作動装置106は、内面116を含むワッシャ114を含む。ワッシャ114はカム108に配設され、これらは袖部42の開口部118に装着される。
作動装置106は、袖部42に配設され、歯止め62に連結されて棒120の、袖部42に対する少なくとも1つの軸方向の増分移動を容易にする。作動装置106は、棒120の、たとえば図3の矢印Bによって示されるような第1の軸方向などの少なくとも1つの軸方向の移動を容易にするために、たとえば時計周り方向などの第1の方向、およびたとえば反時計周り方向などの第2の方向に回転可能である。
棒120は、第1の端部124と第2の端部126(図8)の間を延びる。棒120は、端部キャップ54の開口部56を通って袖部42内に挿入される。棒120は、袖部42内で伸縮自在の構成で配設される。第2の端部126は、送り機構82のねじ切りされた空洞127(図8)にねじ込まれる外面を含んで棒120の、袖部42に対する移動を容易にし、これは以下で説明される。
脊椎矯正装置40は、たとえば棒122などの第2の長手方向要素を含む。棒122は、第1の端部128と第2の端部129(図8)の間を延びる。棒122は、端部キャップ58の開口部60を通って袖部42内に挿入される。
棒120、122は、一様の厚さ/直径を有することができる。棒120、122が、たとえば、特定の用途の要求事項に応じて、粗面の、外科器具との連結のためにねじ切りされた、弓状の、起伏の、くぼみ付けられた、研磨された、および/またはざらつきなどのさまざまな表面構成を有してよいことが企図される。棒120、122によって画定された厚さが、一様に増大または低減するものでよく、またはその長さに沿って交互の直径寸法を有してよいことが考慮される。さらに、棒120、122が、たとえば、卵形、長方形、三角形、矩形、正方形、多角形、不定形、一様、不一様、可変および/または先細にされたものなどのさまざまな断面構成を有してよいことが考慮される。棒120、122が、特定の用途の要求事項にしたがってさまざまな長さを有してよいことが考慮される。
作動においては、図4から10に示されるように、脊椎矯正装置40を含むシステムは、たとえば、図4〜6に示されるような駆動工具132などの器具を含む。駆動工具132は、作動装置106のカム108と係合するように操作され、棒120の、袖部42に対する少なくとも1つの軸方向の増分移動を容易にするように回転される。駆動工具132は、ソケット112と一致するための六角形の断面構成を有する先端部134を含む。先端部134が、たとえば本明細書に説明される代替策などの代替の構成を有してよいことが考慮される。
先端部134は、袖部42の開口部118内に挿入され、図7〜8に示されるように、ワッシャ114の内面116を通過する。カム108は、溝104内に第1の配向で配設される。送り機構82が、第2の端部46に隣接して配設され、つめ88、90は、ラック74、64とギア噛み合い固定式にそれぞれ係合するように配設される。
先端部134は、カム108のソケット112と係合させられ、駆動工具132は、図7の矢印Aによって示されるような時計周り方向に回転される。駆動工具132は、溝104内でカム108を回転させ、それにより、外面110の円形構成は、回転の中心を外した通路に沿って内面102の非円形の構成と係合する。外面110と内面102の係合は、筺体100を第1の端部44に向かって駆動し、送り機構82と係合させる。送り機構82は、矢印Bによって示されるような第1の軸方向に、第1の端部44に向かって駆動され、それにより、歯92は歯80に沿って前進し、歯94は歯72に沿って前進する。つめ88、90は、外方向に付勢され、それにより、ギア歯は、解放可能な噛み合い固定式に、ラック74、64に固定された位置に配設される。
送り機構82が矢印Bの方向に前進するにつれて、つめ88、90は、前進された位置においてラック74、64に解放可能に固定されるようになり、それにより、それぞれのラックおよびつめの歯は、図9〜10に示されるように係合される。駆動工具132がさらに回転されるにつれて、送り機構82は、矢印Bによって示される方向に、説明されたようなラック74、64でのつめ88、90の前進によってさらに前進され、棒120は、特定の用途の要求事項にしたがって、矢印Bによって示される方向に前進される。この構成は、棒120の、袖部42に対する、矢印Bによって示される方向の増分移動を容易にする。棒120の袖部42に対する移動は、装置40の全体長さを拡張して、たとえば、椎骨の安定化、初期埋め込みおよび/または患者の成長を補うための身体侵襲的処置で使用される。1つの実施形態では、カム108は、時計周り方向および反時計周り方向に回転されて、棒120を第1の軸方向に前進させることができる。1つの実施形態では、棒120は、第1の軸方向のみに前進される。1つの実施形態では、棒120の袖部42に対する移動は、脊椎矯正装置の全体長さを拡張して身体の軸方向の回転を補う。
脊椎矯正装置40はまた、図11〜13に示されるように、患者の成長を補うために非侵襲的に伸張するように構成される。たとえば患者の成長中、装置40に装着された生体構造の身体部分の分離による拡張力などの力が、棒120および/または棒122にかけられ、この力は、棒120の、作動装置106から独立した、袖部42に対する、図11の矢印Bによって示されるような第1の軸方向の動的な増分移動を引き起こす。1つの実施形態では、棒120および/または棒122の動的な増分移動は、脊椎および患者の体の隣接する生体構造部分の運動に反応し、これによって引き起こされおよび/または関連付けられる。1つの実施形態では、そのような運動は、屈曲、延長、回転、および横方向曲がりを含むことができる、脊椎の自然の耐負荷性および動的特性による、脊椎および隣接する生体構造の部分の運動を含む。1つの実施形態では、そのような運動は、患者の体にかけられる、軸方向、せん断、線形、非線形、傾斜、ねじり、圧縮および/または張力負荷を含むことができる、外部負荷による脊椎および隣接する生体構造の部分の運動を含む。
拡張力が棒120の第1の端部124にかけられると、送り機構82は、矢印Bによって示されるような第1の軸方向に、第1の端部44に向かって引っ張られ、それにより、図12〜13に示されるように、歯92は歯80に沿って前進し、歯94は歯72に沿って前進する。つめ88、90は、外方向に付勢され、それにより、ギア歯は、解放可能な噛み合い固定式に、ラック74、64に固定された位置に配設される。1つの実施形態では、力は棒122にかけられる。
送り機構82が引っ張られ、矢印Bの方向に前進するにつれて、つめ88、90は、前進された位置においてラック74、64に解放可能に固定されるようになり、それにより、それぞれのラックおよびつめの歯は、解放可能な噛み合い固定式に配設される。送り機構82は、矢印Bによって示される方向に、説明されたようなラック74、64でのつめ88、90の前進によって前進され、棒120は、たとえば、脊椎矯正装置40に連結された生体構造の部分間の成長の量などの拡張力にしたがって、矢印Bによって示される方向に前進される。つめ88、90のギア歯とラック74、64の噛み合い係合は、棒120の、袖部42に対する、第1の軸方向とは反対の方向の収縮および/または軸方向移動を防止し、脊椎矯正装置40にかけられた他の力、および/またはその後の患者の成長にしたがって、棒120の、袖部42に対する第1の軸方向のさらなる拡張および/または前進を可能にする。この構成は、棒120の、袖部42に対する、矢印Bによって示される方向の動的な増分移動をもたらして、たとえば、椎骨の安定化および患者の成長のための非侵襲的伸張および/または補償のために使用される。
組み立て、作動および使用においては、上記で説明されたものに類似する脊椎矯正装置40を含むシステムは、たとえば脊椎の思春期特発性側彎および/またはショイエルマン病脊柱後湾を治療する矯正治療などの外科的処置で使用される。脊椎矯正システムの構成要素の1つまたはすべてが、事前組み立てされたデバイスとして送られ、または埋め込まれることが可能であり、または生体内で組み立てられることが可能であることが考慮される。脊椎矯正装置40を含むシステムは、完全にまたは部分的に変更され、取り外され、または取り換えられてよい。
たとえば、上記で説明された脊椎矯正装置40は、脊柱および身体内の隣接領域、たとえば少なくとも椎骨Vの第1の椎骨V1および第2の椎骨V2などの離間した部分の当てはまる状態または外傷の外科的矯正治療で使用され得る。脊椎矯正装置40が、1つまたは複数の椎骨で使用され得ることが企図される。
使用においては、椎骨Vの選択された部分を治療するために、医療施術者は、椎骨Vを含む手術部位への接近を、組織の切開および後退などによる任意の適切な方法で得る。脊椎矯正システムが、観血手術、最小観血手術、低侵襲手術、および経皮的な外科的埋め込みを含む任意の既存の外科的方法または技術において使用され得ることが企図され、それによって椎骨Vは、最小切開部、またはその領域に保護された経路を提供する袖部を通して接近される。手術部位への接近が得られた後、特定の外科的処置が、脊椎障害を治療するために実施され得る。
切開が、患者の身体内に施され、切断器具(図示されず)が、脊椎矯正装置40を含むシステムの構成要素の埋め込みのための手術経路を作り出す。準備器具(図示せず)は、椎骨Vの組織表面を準備するため、ならびに特定の外科的用途の要求事項にしたがって、手術領域の吸引および潅注のために使用され得る。
図14および15を参照すれば、たとえば固定ねじ組立体152などの第1の締め付け要素が、棒120の第1の端部124を椎骨V1に取り付けるように構成される。たとえば、固定ねじ組立体154などの第2の締め付け要素が、棒122の第1の端部128を、椎骨V1から椎骨にわたって離間された椎骨V2に取り付けるように構成される。パイロット穴が、固定ねじ組立体152、154を受け入れるために椎骨V1、V2内に施される。固定ねじ組立体152、154は、外科的治療の特定の要求事項にしたがって、椎骨V1、V2に挿入されるまたは別の形でこれに連結される、ねじ切りされた骨係合部分を含む。固定ねじ組立体152、154の各々は、孔、または貫通開口部および止めねじ158を備えた頭部156を有し、この頭部は、端部124、128上にトルク締めされて脊椎矯正装置40を椎骨Vに所定位置に取り付け、これは以下で説明される。締め付け要素が、1つまたは複数のフック、固定具、組織貫通ねじ、単軸ねじ、複軸ねじ、拡張ねじ、くさび、ボタン、クリップ、スナップ、摩擦嵌合、圧縮嵌合、拡張リベット、ステープル、釘、接着剤、固定板および/または柱を含んでよいことが企図される。これらの固定要素は、骨誘導物質または骨誘導材料で被覆されて固定を促進させることができ、および/または1つまたは複数の治療剤を含むことができる。
説明されたように脊椎矯正装置40を椎骨Vに固定すると、駆動工具132が、作動装置106のカム108と係合するように操作され、棒120の、袖部42に対する、図15の矢印Bによって示され、上記で説明されたような第1の軸方向の増分移動を容易するように回転される。送り機構82は、第1の軸方向に前進され、それにより、つめ88、90は、前進された位置においてラック74、64に解放可能に固定されるようになり、それによってそれぞれのラックおよびつめの歯は、係合される。駆動工具132は、特定の用途の要求事項にしたがって、送り機構82を前進させ、棒120を第1の軸方向に拡張させるように回転される。この構成は、棒120の、袖部42に対する第1の軸方向の増分移動を容易にする。棒120の、袖部42に対する移動は、特定の処置のための椎骨の初期の埋め込みおよび安定化のために脊椎矯正装置40の全体長さを拡張する。処置が完了すると、外科的器具および組立体は、取り外され、切開部は閉じられる。脊椎矯正装置40が、その後の処置において、カム108と係合する駆動工具132を用いて調整され得ることが考慮される。
脊椎矯正装置40を埋め込み、処置が完了すると、脊椎矯正装置40は、患者の成長を補うために生体内で非侵襲的に伸張するように構成される。たとえば、患者の成長中、脊椎矯正装置40に取り付けられた椎骨V1、V2の分離による拡張力が、棒120および/または棒122にかけられ、この力は、棒120の、作動装置106から独立した、袖部42に対する、図15の矢印Bによって示され上記で説明されたような第1の軸方向の動的な増分移動を引き起こす。
棒120の第1の端部124に拡張力がかけられると、送り機構82は、第1の軸方向に引っ張られ、つめ88、90は、前進された位置において、ラック74、64に解放可能に固定されるように前進する。つめ88、90のギア歯とラック74、64の噛み合い係合は、棒120の、袖部42に対する、第1の軸方向とは反対の方向の収縮および/または軸方向移動を防止し、脊椎矯正装置40にかけられた他の力、および/またはその後の患者の成長にしたがって、棒120の、袖部42に対する第1の軸方向のさらなる拡張および/または前進を可能にする。この構成は、棒120の、袖部42に対する第1の軸方向の動的な増分移動をもたらす。
1つの実施形態では、端部124、128は、脊椎の選択された部分から助骨の選択された部分まで取り付けられ得る。1つの実施形態では、端部124、128は、骨盤稜から頸椎の選択された部分まで取り付けられ得る。1つの実施形態では、端部124、128は、骨盤稜から助骨の選択された部分まで取り付けられ得る。
脊椎矯正装置40を含むシステムは、ポリマーなどのX線透過性材料から作製され得る。無線位置標識が、X線、蛍光透視法、CTまたは他の画像化技術の下での特定のために含まれ得る。顕微鏡下のおよび画像案内型の技術の使用が、脊椎矯正装置40を含むシステムの補助の下、脊椎劣化または損傷に接近し、観察し、修復するために採用されてよいことが企図される。
脊椎矯正装置40を含むシステムの構成要素が、それだけに限定されないが、思春期前の子供、成長の可能性が続く10〜12歳の思春期、および/またはそれより年齢の高い、成長期が遅れている、または別の形で成長可能性を保持する子供を含む幼児または子供の患者において矢状面奇形を伴うまたは伴わない進行性特発性脊柱側弯症を治療するために使用され得ることが考慮される。さらに、脊椎矯正装置40を含むシステムの構成要素および使用方法が、さまざまな年齢の個人における湾曲進行を防止するまたは最小限に抑えるために使用され得ることが考慮される。
1つの実施形態では、図16〜29に示されるように、図1〜15に関して上記で説明された装置および方法に類似する、脊椎矯正装置40を含むシステムは、たとえば、長手方向軸bを画定する外側袖部242などの本体を含む。外側袖部242は、第1の端部244と第2の端部246の間を延びる。袖部242は、円筒状の断面構成および外面248を有する。袖部242は、空洞252を画定する内面250を含む。空洞252は、卵形の断面構成を有する。空洞252は、脊椎矯正装置40の構成要素を配設するように構成される。
端部キャップ254が、袖部242の第1の端部244に配設され、心違いの開口部256を含む。開口部256は、たとえば以下で論じられる棒320などの第1の長手方向要素を移動可能に配設するように構成される。端部キャップ258は、袖部242の第2の端部246に配設され、中央に配置された開口部260を含む。開口部260は、たとえば以下で論じられる棒322などの第2の長手方向要素を配設するように構成される。
軸受筒338が、端部キャップ254内にねじ込み式に配設される。軸受筒338は、中央に配置された開口部340を含む。開口部240は、端部キャップ254に装着するためのねじ切りされた外部表面342を有する。軸受筒338は、棒320を移動可能に配設するように構成される。
歯止め262が、袖部242に連結される。歯止め262は、袖部242の空洞252内に配設される。歯止め262は、たとえば、内面250に装着される駆動ねじ264などのラックを含む。駆動ねじ264は、第1の端部266と第2の端部268の間を延びる。駆動ねじ264は、端部266と268の間に軸方向に配設されたねじ山形態272を含む。ねじ山形態272は、ピッチを有し、このピッチは、以下で論じられる、それに沿った送り機構組立体の軸方向移動を引き起こす。
歯止め262は、送り機構282を備える送り機構組立体を含む。送り機構282は、以下で論じられる、少なくとも1つの支柱を支持するための空洞を画定する表面284、286を含み、この支柱は、以下で説明されるつめ290を送り機構282に移動可能に連結する。送り機構282は、ねじ切りされた表面346を有する空洞344を含む。空洞344は、棒320を配設するように構成され、ねじ切りされた表面346は、これに固定するように第2の端部326と係合する。
送り機構282は、駆動ねじ264と係合するように構成されたギア歯348を含む。ギア歯348は、ねじ山形態272のらせんおよび/または渦巻き構成に沿った、袖部242に対する少なくとも1つの軸方向の軸方向移動のためにねじ山形態272と移動可能に係合する。推力ワッシャ350が、端部キャップ258内に配設されるように構成される。推力ワッシャ350は、駆動ねじの第2の端部268を移動可能に配設するように構成された開口部352を含む。
つめ290は、ねじ山形態272と係合するように構成されたギア歯294を含む。ピン298が、空洞284およびつめ290を通って延びて、つめ290を送り機構282に連結する。つめ290は、送り機構282に対して枢動可能である。つめ290は、ピン298の周りを枢動するように送り機構282に対して回転する。つめ290は、ピン298の周りを枢動して歯294とねじ山形態272の解放可能な係合を容易にする。
つめ290は、プランジャ356およびばね358を配設するように構成された横断方向凹部354を含む。プランジャ356およびばね358は、横断方向凹部354内に配設されて、ねじ山形態272と係合するつめ290の付勢された移動を容易にする。ばね358は、プランジャ356を袖部242の壁に対して付勢し、それにより、つめはピン298の周りを枢動し、ギア歯294は、解放可能な噛み合い固定式に、ねじ山形態272に固定された位置に強制される。
作動装置306は、ウォームギア308を含む。ウォームギア308は、外側のねじ切りされた表面310を有する。ウォームギア308は、端部キャップ258の溝360内で回転可能であり、それにより、外側のねじ切りされた表面310は、駆動ねじ264の拡大された第2の端部268においてギア歯362と係合する。端部キャップ258は、送り機構282および駆動ねじ264を支持する空洞を画定する。ウォームギア308は、六角形構成を有するソケット312を含む。ソケット312は、器具と係合するように構成され、これは以下で説明される。作動装置306は、開口部316を有するワッシャ314を含む。ワッシャ314はウォームギア308に配設され、これらはいずれも、端部キャップ258の溝360内に装着される。
作動装置306は、溝360内に配設され、歯止め262に連結されて、棒320の、袖部242に対する少なくとも1つの軸方向の増分移動を容易にする。作動装置306は、棒320の、たとえば図18の矢印B’によって示されるような少なくとも1つの軸方向などの移動を容易にするために、たとえば時計周り方向などの第1の方向、およびたとえば反時計周り方向などの第2の方向に回転可能である。
棒320は、第1の端部324とねじ切りされた第2の端部326の間を延びる。棒320は、軸受筒338および端部キャップ254を通って袖部242内に挿入される。第2の端部326は、送り機構282にねじ込み式係合で固定される。棒320は、袖部242内で伸縮自在の構成で配設される。脊椎矯正装置40は、たとえば棒322などの第2の長手方向要素を含む。棒322は、第1の端部328と第2の端部(図示されず)の間を延びる。棒322は、端部キャップ258を通って袖部242内に挿入される。
作動においては、図19〜29に示されるように、脊椎矯正装置40を含むシステムは、たとえば、駆動工具332などの器具を含む。駆動工具332は、ウォームギア308と係合するように操作され、棒320の、袖部242に対する少なくとも1つの軸方向の増分移動を容易にするように回転される。駆動工具332は、ソケット312と対合するための六角形の断面構成を有する先端部334を含む。
先端部334は、端部キャップ258の開口部318内に挿入され、図19〜20に示されるように、ワッシャ314の開口部316を通過する。ウォームギア308は、端部キャップ258内の拡大された第2の端部268のギア歯362に第1の配向で配設される。送り機構282は、第2の端部246に隣接して配設され、つめ290が、ねじ山形態272とギア噛み合い固定式に係合するように配設される。
先端部334は、ウォームギア308のソケット312と係合させられ、駆動工具332は、図22および24の矢印Aによって示されるような時計周り方向に回転される。駆動工具332は、ウォームギア308を回転させ、それにより、ねじ切りされた表面310は、第2の端部268のギア歯362と係合して、たとえば図24の矢印Eによって示されるような反時計周り方向などの第1の方向に駆動ねじ264を回転させる。ねじ山形態272は、そのらせん構成に沿ってつめ290のギア歯294と係合する。送り機構282は、矢印B’によって示されるような第1の軸方向に、第1の端部244に向かって駆動され、それにより、歯294は、ねじ山形態272のらせん構成に沿って第1の軸方向に軸方向に前進する。つめ290は、ねじ山形態272と係合するように付勢されてそれらの間の係合を維持する。
駆動工具332がさらに回転されるにつれて、送り機構282は、特定の用途の要求事項にしたがってさらに前進される。この構成は、棒320の、袖部242に対する第1の軸方向の増分移動を容易にする。棒320の、袖部242に対する移動は、装置40の全体長さを拡張して、たとえば、椎骨の安定化、初期埋め込みおよび/または患者の成長を補うための身体侵襲処置で使用される。
脊椎矯正装置40は収縮されることが可能であり、それにより、先端部334は、ウォームギア308のソケット312に係合させられ、駆動工具332は、図21および23の矢印A2によって示されるような反時計周り方向に回転される。駆動工具332は、ウォームギア308を回転させ、それにより、ねじ切りされた表面310は、第2の端部268のギア歯362を、たとえば図23の矢印Dによって示されるような時計周り方向などの第2の方向に駆動ねじ264を回転させる。ねじ山形態272は、そのらせん構成に沿ってつめ290のギア歯294と係合する。送り機構282は、矢印C’によって示されるような第2の軸方向に、第2の端部246に向かって駆動され、それにより、歯294は、ねじ山形態272のらせん構成に沿って第2の軸方向に軸方向に前進する。つめ290は、ねじ山形態272と係合するように付勢されてそれらの間の係合を維持する。この構成は、棒320の、袖部242に対する第2の軸方向の増分移動を容易にして、脊椎矯正装置40の全体長さを圧縮および/または収縮する。1つの実施形態では、棒320は、第1の軸方向にだけ、または第2の軸方向にだけ前進される。1つの実施形態では、棒320の袖部242に対する移動は、装置40の全体長さを拡張して身体の軸方向回転を補う。
脊椎矯正装置40はまた、図26〜29に示されるように、患者の成長を補うために非侵襲的に伸張するように構成される。たとえば患者の成長中、脊椎矯正装置40に取り付けられた生体構造の身体部分の分離による拡張力などが、棒320および/または棒322にかけられ、この力は、棒320の、作動装置306から独立した、袖部242に対する、図11〜13に関して上記で説明されたものに類似する、図26の矢印B’によって示されるような第1の軸方向の動的な増分的移動を引き起こす。
拡張力が棒320の第1の端部324にかけられると、送り機構282は、第1の軸方向に第1の端部244に向かって引っ張られ、それにより、歯294は、図12〜13に示されるように、ねじ山形態272上で枢動するようにねじ山形態272のらせん構成に沿って第1の軸方向に軸方向に前進する。つめ290は、ねじ山形態272と係合するように付勢される。1つの実施形態では、力は棒322にかけられる。
送り機構282は、図26の矢印B’によって示される方向に前進され、歯294は、たとえば、脊椎矯正装置40に連結された生体構造部分間の成長の量などの拡張力にしたがって、ねじ山形態272上を枢動する。拡張力との均衡に達すると、歯294は、ねじ山形態272でのつめ290の付勢によって容易にされるように、ねじ山形態272との噛み合い係合で配設される。この構成は、棒320の、袖部242に対する第1の軸方向の反対の方向の収縮および/または軸方向移動を防止し、脊椎矯正装置40にかけられた他の力および/またはその後の患者の成長にしたがって、棒320の、袖部242に対する第1の軸方向のさらなる拡張および/または前進を可能にする。この構成は、棒320の、袖部242に対する、図26の矢印B’によって示される方向の動的な増分移動をもたらして、たとえば、椎骨の安定化および非侵襲的伸張および/または患者の成長の補償のために使用される。
1つの実施形態では、図30〜31に示されるように、図16〜29に関して上記で説明された装置および方法に類似する、脊椎矯正装置40を備えるシステムは、たとえば、長手方向軸cを画定する外側袖部442などの本体を含む。外側袖部242は、第1の端部444と第2の端部446の間を延びる。袖部442は、楕円の断面構成を有する。袖部442は外面448を含む。袖部442は、空洞452を画定する内面450を含む。空洞252は、脊椎矯正装置40の構成要素を配設するように構成される。
第1の端部444は、たとえば棒520などの第1の長手方向要素を移動可能に配設するように構成される。第2の端部446は、たとえば棒522などの第2の長手方向要素を配設するように構成される。
歯止め462が、袖部442に連結される。歯止め462は、袖部442の空洞452内に配設される。歯止め462は、内面450に装着されるラック464を含む。ラック464は、それに沿って軸方向に配設されたギア歯472を含む。
歯止め462は、送り機構482を備える送り機構組立体を含む。送り機構482は、以下で説明されるつめ490を送り機構482に移動可能に連結するピン498の支持のための空洞484を画定する表面を含む。送り機構482は、ねじ切りされた表面546を有する空洞544を含む。空洞544は、棒520を配設するように構成され、ねじ切りされた表面546は、これに固定するように棒520の第2の端部と係合する。つめ490は、ギア歯472と係合するように構成されたギア歯494を含む。ピン498は、空洞484およびつめ490を通って延びて、つめ490を送り機構482に連結する。つめ490は、送り機構482に対して枢動可能である。つめ490は、ピン498の周りを枢動するように送り機構482に対して回転する。つめ490はピン498の周りを枢動して、歯494とギア歯472の解放可能な係合を容易にする。
つめ490は、プランジャ556およびばね558を配設するように構成された横断方向の凹部554を含む。プランジャ556およびばね558は、横断方向の凹部554内に配設されて、ギア歯472と係合するつめ490の付勢された移動を容易にする。ばね558は、プランジャ556を袖部442の壁に対して付勢し、それにより、つめ490はピン498の周りを枢動し、ギア歯494は、解放可能な噛み合い固定式に、ギア歯472に固定された位置に強制される。
棒520は、第1の端部524と第2のねじ切りされた端部526の間を延びる。棒520は、第1の端部524を通って袖部442内に挿入される。第2の端部526は、送り機構482にねじ込み式係合で固定される。棒520は、袖部442内に伸縮自在の構成で配設される。脊椎矯正装置40は、たとえば棒522などの第2の長手方向要素を含む。棒522は、第1の端部528と第2の端部(図示されず)の間を延びる。棒522は、第2の端部446を通って袖部542内に挿入される。
作動においては、脊椎矯正装置40は、図30〜31に示されるように、患者の成長を補うために非侵襲的に伸張するように構成される。たとえば、患者の成長中、脊椎矯正装置40に取り付けられた生体構造の身体部分の分離による拡張力などが、棒520および/または棒522にかけられ、この力は、棒520の、袖部542に対する、図16〜29に関して上記で説明されたものに類似する、第1の軸方向の動的な増分移動を引き起こす。
棒520の第1の端部524に拡張力がかけられると、送り機構482は、第1の軸方向に第1の端部444に向かって引っ張られ、それにより、歯494はギア歯472上で枢動するようにギア歯472に沿って第1の軸方向に軸方向に前進する。つめ490は、上記で説明されたように、ばね558/プランジャ556を介してギア歯472と係合するように付勢される。1つの実施形態では、力は棒522にかけられる。
送り機構482は、第1の軸方向に前進され、歯294は、たとえば、脊椎矯正装置40に連結された生体構造の部分間の成長の量などの拡張力にしたがって、ギア歯472上を枢動する。拡張力との均衡に達すると、ギア歯472でのつめ490の付勢によって容易にされるように、歯494とギア歯472の噛み合い係合は、棒520の、袖部442に対する、第1の軸方向の反対の方向の収縮および/または軸方向移動を防止し、脊椎矯正装置40にかけられた他の力および/またはその後の患者の成長にしたがって、棒520の、袖部442に対する第1の軸方向のさらなる拡張および/または前進を可能にする。この構成は、棒520の、袖部542に対する第1の軸方向の動的な増分移動をもたらして、たとえば、椎骨の安定化および患者の成長のための非侵襲的補償のために使用される。
1つの実施形態では、図32〜33に示されるように、図16〜29に関して上記で説明された装置および方法に類似する、脊椎矯正装置40を備えるシステムは、たとえば、長手方向軸dを画定する外側袖部642などの本体を含む。外側袖部642は、第1の端部644と第2の端部646の間を延びる。袖部642は、外面648を含む。袖部642は、脊椎矯正装置40の構成要素を配設するように構成された空洞を画定する内面(図示されず)を含む。
端部キャップ654は、袖部642の第1の端部644において配設され、たとえば、以下で論じられる棒720などの第1の長手方向要素を移動可能に配設するように構成された開口部を含む。端部キャップ658は、袖部642の第2の端部646において配設され、たとえば、以下で論じられる棒722などの第2の長手方向要素を配設するように構成された開口部を含む。
歯止め662が袖部642に連結される。歯止め662は、袖部642の空洞内に配設される。歯止め662は、たとえば駆動ねじ664などの第1のラックと、たとえば駆動ねじ674などの第2のラックとを含む。駆動ねじ664、674は、袖部642の内面に装着され、ほぼ平行な配向で軸方向に配設される。
駆動ねじ664は、第1の端部666と第2の端部668の間を延びる。駆動ねじ664は、端部666と668の間に軸方向に配設されたねじ山形態672を含む。ねじ山形態672は、以下で論じられる、送り機構組立体の軸方向移動を引き起こすピッチを有する。駆動ねじ674は、第1の端部676と第2の端部678の間を延びる。駆動ねじ674は、端部676と678の間に軸方向に配設されたねじ山形態680を含む。ねじ山形態680は、以下で論じられる、送り機構組立体の軸方向移動を引き起こすピッチを有する。
歯止め662は、送り機構682を備える送り機構組立体を含む。送り機構682は、駆動ねじ664、674をそれぞれ支持する第1のねじ切りされた空洞770および第2のねじ切りされた空洞772を含み、これらに対する駆動ねじ664、674の軸方向並進を容易にし、これは以下で説明される。送り機構682は、棒720を配設するように構成されたねじ切りされた空洞768を含み、また、ねじ切りされた表面を有し、この表面は、これに固定するように第2の端部726のねじ切りされた部分と係合する。
空洞770、772は、駆動ねじ664、674と係合するように構成されたねじ山形態を含む。空洞770、772のねじ山形態は、ねじ山形態672、680のらせんおよび/または渦巻き構成に沿った、袖部642に対する少なくとも1つの軸方向の軸移動のために、ねじ山形態672、680と移動可能に係合する。
作動装置706は、ウォームギア708を含む。ウォームギア708は、外側のねじ切りされた表面710を有する。ウォームギア708は、端部キャップ658内で回転可能であり、それにより、外側のねじ切りされた表面710は、第2の端部646に配設された平行ギアのギア歯762、774と係合する。端部キャップ658は、駆動ねじ664、674を支持する空洞を画定する。ウォームギア708は、六角形構成を有するソケット712を含む。ソケット712は、以下で説明するように、器具と係合するように構成される。
作動装置706は、歯止め262に連結されて、棒720の、袖部642に対する少なくとも1つの軸方向の増分移動を容易にする。作動装置706は、棒720の、たとえば上記で説明されたものに類似する第1の軸方向などの少なくとも1つの軸方向の移動を容易にするために、たとえば時計周り方向などの第1の方向および反時計周り方向などの第2の方向に回転可能である。
棒720は、第1の端部724と第2のねじ切りされた端部726の間を延びる。棒720は、第1の端部644を通って袖部642内に挿入される。第2の端部726は、送り機構682にねじ込み式係合で固定される。棒720は、袖部742内に伸縮自在の構成で配設される。脊椎矯正装置40は、たとえば棒722などの第2の長手方向要素を含む。棒722は、第1の端部728と第2の端部730の間を延びる。棒722は、第2の端部646を通って袖部642内に挿入される。
作動においては、図32〜33に示されるように、脊椎矯正装置40を含むシステムは、上記で説明されたものに類似する器具を含み、この器具は、ウォームギア708と係合するように操作され、棒720の、袖部642に対する少なくとも1つの軸方向の増分移動を容易にするように回転される。送り機構682は、第2の端部646に隣接して配設される。
ウォームギア708は、時計周り方向に回転され、それにより、ねじ切りされた表面710は、ギア歯762、774と係合して駆動ねじ664、674を第1の方向に回転させる。ねじ山形態672、680は、そのそれぞれのらせん構成に沿って空洞770、772のねじ山形態と係合する。送り機構682は、第1の軸方向に第1の端部644に向かって駆動され、それにより、空洞770、772のねじ山形態は、第1の軸方向にねじ山形態672、680のらせん構成に沿って軸方向に前進する。
駆動工具がさらに回転されるにつれて、送り機構682は、特定の用途の要求事項にしたがってさらに前進される。この構成は、棒720の、袖部642に対する第1の軸方向の増分移動を容易にする。棒720の袖部642に対する移動は、装置40の全体長さを拡張して、たとえば、椎骨の安定化、初期埋め込みおよび/または患者の成長を補うための身体侵襲的処置で使用される。
脊椎矯正装置40は、ウォームギア708が反時計周り方向に回転されるように収縮され得る。駆動工具はウォームギア708を回転させ、それにより、ねじ切りされた表面710は、ギア歯762、774と係合して駆動ねじ664、674を第2の方向に回転させる。ねじ山形態672、680は、そのそれぞれのらせん構成に沿って空洞770、772のねじ山形態と係合する。送り機構682は、第2の軸方向に第2の端部646に向かって駆動され、それにより、空洞770、772のねじ山形態は、ねじ山形態672、680のらせん構成に沿って第2の軸方向に軸方向に前進する。この構成は、棒720の、袖部642に対する第2の軸方向の増分移動を容易にして、脊椎矯正装置40の全体長さを圧縮および/または収縮する。
さまざまな改変形態が、本明細書において開示された実施形態に加えられ得ることが理解されよう。したがって、上記の説明は、さまざまな実施形態を限定するものとしてではなく、その単なる例示として解釈されなければならない。当業者は、付属される特許請求の範囲の範囲および趣旨に入る他の改変形態を企図する。

Claims (8)

  1. 脊椎矯正装置であって、
    本体(42)と、
    前記本体に配設された歯止め(62)と、
    前記歯止め(62)に連結された長手方向要素であって、前記装置の少なくとも一部分にかけられた力が、前記長手方向要素の、前記本体に対する少なくとも1つの方向の動的な増分移動を引き起こす、長手方向要素と、
    を備え、
    前記歯止め(62)が、ラック(64)と、前記長手方向要素に連結される送り機構(82)と、を備え、
    前記送り機構(82)は、前記ラック(64)に係合されるつめ(90)を備え、
    前記送り機構(82)は、作動装置(106)により前記長手方向要素の長手方向軸線に沿って並進するように駆動され、
    前記送り機構(82)の並進時に前記つめ(90)と前記ラック(64)との係合は解放可能であり、
    前記ラック(64)は筐体(100)に接続され、
    前記作動装置(106)が外面(110)を有する回転可能なカム(108)を備え、前記カム(108)は内面(102)を有する前記筐体(100)の溝(104)内で回転することで前記筐体(100)の軸方向の並進を引き起こし、前記つめ(90)が前記ラック(64)に係合することで、前記カム(108)は前記筐体(100)を介して前記歯止め(62)と係合可能である、
    脊椎矯正装置。
  2. 前記本体に配設され、前記歯止めに連結されて、前記長手方向要素の、前記本体に対する前記少なくとも1つの軸方向の増分移動を容易にする作動装置をさらに備え、前記力が、前記長手方向要素にかけられた拡張力を含み、前記拡張力は、前記長手方向要素の、前記作動装置から独立した、前記本体に対する第1の軸方向の前記動的な増分移動を引き起こす、請求項1に記載の装置。
  3. 前記歯止め(62)が、前記本体の内面上に形成される第1のラック(64)および第2のラック(74)と、前記長手方向要素に連結される送り機構(82)と、を備え、前記歯止め(62)が、前記第1のラック(64)と係合可能な第1のつめ(90)と、前記第2のラック(74)と係合可能な第2のつめ(88)と、をさらに備え、
    前記送り機構(82)は、作動装置(106)により前記長手方向軸線に沿って並進するように駆動され、
    前記送り機構(82)の並進時に、前記第1のラック(64)と前記第1のつめ(90)との係合と、前記第2のラック(74)と前記第2のつめ(88)との係合とは解放可能である、請求項1に記載の装置。
  4. 前記長手方向要素が、前記本体に伸縮自在の構成で配設される、請求項1に記載の装置。
  5. 前記作動装置が、前記長手方向要素の軸方向移動を容易にするように少なくとも1つの方向に回転可能である、請求項2に記載の装置。
  6. 前記作動装置が、前記長手方向要素の前記第1の軸方向の移動を容易にするために第1の方向および第2の方向に回転可能である、請求項2に記載の装置。
  7. 前記作動装置が、器具と係合するように構成されたソケットを画定する、請求項2に記載の装置。
  8. 前記長手方向要素が、前記歯止めと連結され、第1の軸方向のみに移動するように構成される、請求項1に記載の装置。
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