JP6407091B2 - アレイ基板および液晶表示装置 - Google Patents
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Description
絶縁膜と、上部電極とを有する。絶縁基板は複数の画素領域を有する。複数の下部電極は、画素領域の各々において絶縁基板上に設けられている。絶縁膜は絶縁基板上で下部電極を覆っている。上部電極は画素領域の各々において絶縁膜上に設けられている。上部電極は、第1櫛歯電極を構成する複数の第1櫛歯と、第2櫛歯電極を構成する複数の第2櫛歯とを含む。第1櫛歯電極および第2櫛歯電極が互いにかみ合うことによって、第1櫛歯および第2櫛歯は間隔を空けて交互に配列されている。下部電極は平面視において、間隔内の部位と、第1櫛歯および第2櫛歯の端部とそれぞれ重複する両端部の部位と、を有し、第1櫛歯が第1電位を有し、かつ第2櫛歯が第1電位と異なる第2電位を有する際に、下部電極は、第1電位および第2電位の各々と異なる、第1の電位および第2の電位の間の電位を有する。
(構成)
図1は、本実施の形態における液晶表示装置101の構成を概略的に示す平面図である。液晶表示装置101は、アレイ基板91と、FPC(Flexible Printed Circuits:フレキシブル基板)12と、ゲート電極駆動回路13と、ソース電極駆動回路14とを有する。ゲート電極駆動回路13およびソース電極駆動回路14の各々はFPC(Flexible Printed Circuits:フレキシブル基板)12を介してアレイ基板91に接続されている。ゲート電極駆動回路13およびソース電極駆動回路14のそれぞれはゲート電極およびソース電極(詳しくは後述する)に電圧を印加するものである。この電圧印加によって画素領域51を単位としてアレイ基板91が駆動される。
図4は、図3のアレイ基板91を有する液晶表示装置101のシミュレーションに用いた実施例の構成を示す断面モデル図である。液晶表示装置101は、アレイ基板91と、液晶層8と、対向ガラス基板9(対向基板)とを有する。液晶層8は、上部電極が設けられた絶縁膜4上に設けられている。対向ガラス基板9は液晶層8上に設けられている。液晶層8はアレイ基板91および対向ガラス基板9の間で封止されている。対向ガラス基板9には上部偏光板(図示せず)が設けられている。またアレイ基板91および対向ガラス基板9の各々と液晶層8との界面には配向処理が施されている。
比較例として、典型的なIPS構造(図8および図9)の場合について、以下に説明する。本比較例においては、下部電極5(図2および図3)が設けられていない。それ以外については、本比較例のモデル(図10)は実施例のモデル(図4)と、物性パラメータも含め同様とした。
比較例として、典型的なFFS構造(図14および図15)の場合について、以下に説明する。本比較例においては、接地電位電極として、櫛歯電極3に代わり下部電極5(図3)と同様の高さ位置に下部接地電極3Fが設けられており、下部電極5は設けられていない。信号電位電極としての櫛歯電極6は櫛歯6a〜6eを有する。本比較例においては電極間の間隔は櫛歯6a〜6eの間隔に対応する。これらの点以外については、本比較例のモデル(図16)は実施例のモデル(図4)と、物性パラメータも含め同様とした。
図20は、実施例、比較例1および比較例2の各々について、波長530nmにおける駆動電圧と透過率との関係を示す。IPS構造(比較例1)では、電極付近でのフリンジ電界が弱いことと、電極間での液晶ダイレクタが最適値を取る領域が限られていることとにより、最大透過率が0.70に留まった。FFS構造(比較例2)では、フリンジ電界を最大に駆使することで最大透過率0.76が得られた。実施例では、FFS構造の最大透過率0.76に近い最大透過率0.74が得られた。つまり実施例によれば、典型的なIPS構造の透過率よりも高く、FFS構造の透過率に近い透過率が得られることがわかった。実施例における高い透過率は、容量結合によって接地電位と信号電位との間の中間電位を取っている下部電極5による、電極付近でのフリンジ電界の補強効果と、電極間での液晶ダイレクタを水平に補正する効果とによると考えられる。
はじめに、駆動電圧に依存した色ずれについて説明する。図21〜図23のそれぞれは、IPS構造(比較例1)、FFS構造(比較例2)、および実施例について、駆動電圧と色度座標との関係を示す。
本実施の形態によれば、接地電位と異なる信号電位が光を変調するために櫛歯6a〜6cに印加される際に、下部電極5の電位を中間電位とすることにより、上部電極中央部におけるフリンジ電界の形成を補助し、かつ上部電極間での液晶ダイレクタの配向を制御することができる。これにより、典型的なIPS方式のものよりも高い透過率と、典型的なFFS方式のものよりも小さい色ずれとが得られる。以上から、透過率の低下を抑えつつ、色ずれを小さくすることができる。
図26は、本実施の形態における液晶表示装置102の構成を概略的に示す平面図である。液晶表示装置102は、アレイ基板91に代わりアレイ基板92を有する。また液晶表示装置102は、中間電位を供給するための駆動回路15を有する。駆動回路15はFPC12を介してアレイ基板92に接続されている。これ以外の構成については、液晶表示装置102は液晶表示装置101(図1:実施の形態1)と同様の構成を有する。
図28は、本実施の形態におけるアレイ基板の画素領域53の各々の構成を概略的に示す平面図である。本実施の形態においては、下部電極5は平面視(図28)において、櫛歯3a,3b,6bと重なっているものの、櫛歯6aおよび6cからは離れている。これにより下部電極5は、櫛歯電極3および6の電極間に存在する複数の間隔のうち一部のみに配置されている。
Claims (9)
- 液晶表示装置のためのアレイ基板であって、
複数の画素領域を有する絶縁基板と、
前記画素領域の各々において前記絶縁基板上に設けられた複数の下部電極と、
前記絶縁基板上で前記下部電極を覆う絶縁膜と、
前記画素領域の各々において前記絶縁膜上に設けられた上部電極とを備え、
前記上部電極は、第1櫛歯電極を構成する複数の第1櫛歯と、第2櫛歯電極を構成する複数の第2櫛歯とを含み、前記第1櫛歯電極および前記第2櫛歯電極が互いにかみ合うことによって、前記第1櫛歯および前記第2櫛歯は間隔を空けて交互に配列されており、
前記下部電極は平面視において、前記間隔内の部位と、前記第1櫛歯および前記第2櫛歯の端部とそれぞれ重複する両端部の部位と、を有し、
前記第1櫛歯が第1電位を有し、かつ前記第2櫛歯が前記第1電位と異なる第2電位を有する際に、前記下部電極は、前記第1電位および前記第2電位の各々と異なる、前記第1の電位および第2の電位の間の電位を有する、
アレイ基板。 - 平面視において前記上部電極は前記下部電極の外側に位置する部分を含む、請求項1に記載のアレイ基板。
- 前記下部電極はフローティング電極を含む、請求項1または2に記載のアレイ基板。
- 前記下部電極は前記下部電極の外部と電気的に接続されている、請求項1または2に記載のアレイ基板。
- 前記第1櫛歯および前記第2櫛歯は交互に一の方向に配列されており、前記第1櫛歯と前記第2櫛歯との各々の前記一の方向に沿った幅は、前記下部電極の前記一の方向に沿った幅と等しい、請求項1から4のいずれか1項に記載のアレイ基板。
- 前記第1櫛歯および前記第2櫛歯は交互に一の方向に配列されており、前記第1櫛歯と前記第2櫛歯との各々の前記一の方向に沿った幅は、前記下部電極の前記一の方向に沿った幅よりも小さい、請求項1から4のいずれか1項に記載のアレイ基板。
- 前記第1櫛歯および前記第2櫛歯は交互に一の方向に配列されており、前記第1櫛歯と前記第2櫛歯との各々の前記一の方向に沿った幅は、前記下部電極の前記一の方向に沿った幅よりも大きい、請求項1から4のいずれか1項に記載のアレイ基板。
- 前記下部電極は平面視において前記複数の第1櫛歯のうちの一部の櫛歯および前記複数の第2櫛歯のうちの一部の櫛歯の少なくともいずれかから離れている、請求項1から7のいずれか1項に記載のアレイ基板。
- 液晶表示装置であって、
アレイ基板を備え、前記アレイ基板は、
複数の画素領域を有する絶縁基板と、
前記画素領域の各々において前記絶縁基板上に設けられた複数の下部電極と、
前記絶縁基板上で前記下部電極を覆う絶縁膜と、
前記画素領域の各々において前記絶縁膜上に設けられた上部電極とを含み、
前記上部電極は、第1櫛歯電極を構成する複数の第1櫛歯と、第2櫛歯電極を構成する複数の第2櫛歯とを含み、前記第1櫛歯電極および前記第2櫛歯電極が互いにかみ合うことによって、前記第1櫛歯および前記第2櫛歯は間隔を空けて交互に配列されており、
前記下部電極は平面視において、前記間隔内の部位と、前記第1櫛歯および前記第2櫛歯の端部とそれぞれ重複する両端部の部位と、を有し、
前記第1櫛歯が第1電位を有し、かつ前記第2櫛歯が前記第1電位と異なる第2電位を有する際に、前記下部電極は、前記第1電位および前記第2電位の各々と異なる、前記第1の電位および第2の電位の間の電位を有し、
前記液晶表示装置はさらに
前記上部電極が設けられた前記絶縁膜上に設けられた液晶層と、
前記液晶層上に設けられた対向基板とを備える、液晶表示装置。
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