JP6406967B2 - 浅層地盤改良工事支援システム及び浅層地盤改良工事方法 - Google Patents

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本発明は、浅層地盤改良工事を支援するためのシステム及びそれを用いた浅層地盤改良工事方法に関する。
従来、軟弱な表層地盤を、高い支持力を有する硬い表層地盤に改良する工法として、浅層地盤改良工法が知られている。浅層地盤改良工法は、例えば地表から3m程度の軟弱な表層地盤を強化するために、セメント系固化材や石灰系固化材等の改良材を添加し、浅層の土と改良材とを混合した後、所定の厚さに締固め、改良材を硬化させることにより表層地盤を強化する工法である。
一般的な浅層地盤改良工法においては、例えば、施工する領域の地盤を掘り返し、改良される土壌の単位体積当たりに一定量の改良材が含まれるように、その領域内に改良材を万遍なく載置し、その領域内で改良材と土とが均質に混ざるように混合する。改良材と土との混合は、例えば、オペレータがバケットを装備したバックホウを操作して、改良材と土とをバケットで繰り返し掘り返すようにして行う。
バックホウを操作するオペレータは、熟練した経験に基づき、改良材と土との混合状態を判断する。オペレータは、例えば、改良材と土との混合物の色の変化を目視で確認し、混合状態を色の変化により判定する。オペレータは、施工する領域の混合物の色がほぼ均質になり、色むらがなくなったと判断したときに、混合する作業を終了する。
浅層地盤改良工法における、改良材と土との混合作業をオペレータの感覚に頼った場合、オペレータの熟練度によって混合度合いにバラつきが生じることがあった。具体的には、領域によって混合度合いに偏りが生じたり、殆ど混合されていない部分が生じたりすることがあった。
特許文献1は、上述のような問題を改良し、地盤改良範囲の全域にわたって、セメント系固化材と掘り返した土砂とをほぼ均等に混合、攪拌し、ばらつきのない品質による固化材入り転圧層を簡単に形成し、地盤改良による充分な支持力を得ることを目的とする技術を開示する。具体的には、地盤改良範囲を予め所定深さに掘削し、掘削で形成された溝底の地盤面であってほぼ同じ面積毎の複数箇所に、セメント系固化材を所定量ずつ均等に置いた後、該地盤面を掘り返すことによりそれぞれのセメント系固化材と掘り返した土砂とを混合、攪拌し、しかる後所定の厚さに敷き詰めて締め固めることにより、地盤改良範囲の全域にわたってセメント系固化材混入土砂による転圧層を形成する表層地盤改良工法を開示する。
ところで、浅層地盤改良工事に関する技術ではないが、下記特許文献2は、密閉式グラブバケットを用いて、浚渫対象区域の水底を精度よく容易に一定の厚さで浚渫できるようにする浚渫支援システムを提供することを目的とする技術を開示する。具体的には、バックホウのアームの先端部に軸支される密閉式のグラブバケットを水平掘り可能な構成にし、複数のセンサやRTK−GPS受信機等の検知データに基づいて算出した垂直軸に対するグラブバケットの傾斜データと、グラブバケットの平面方向位置およびその平面方向位置での最大開口領域を示す平面方向データと、一対のシェルの刃先位置に相当する高さ方向位置を示す高さ方向データとをリアルタイムで操縦室のモニタに表示するとともに、既に浚渫した平面方向領域と、浚渫対象区域における予め設定した浚渫深さ位置を示す目標深さデータを表示する技術を開示する。
また、浅層地盤改良工事に関する技術ではないが、下記特許文献3は、締固め品質管理を適正に行えるだけでなく、作業面全体に亘り効率的かつ的確な無人の締固め作業が実現できる締固め管理システムを提供することを目的とする技術を開示する。具体的には、GPSアンテナ付の遠隔操作式締固め機械を、画像情報、及び衛星による施工情報を表示するモニタ画面を見ながら、オペレーターが遠隔操作する構成で、施工情報は矩形領域に締固め範囲を当てはめ表示する締固め範囲情報、最大転圧回数に対応する段階別転圧回数の夫々を色分けし各ブロックを対応した色で表示するブロック別転圧回数情報、機械の位置等を表示する締固め機械位置方向情報を具備して、締固め機械がブロック中央部分に設定される帯状通過判定領域を通過すると転圧回数を加算する転圧回数加算手段を有する技術を開示する。
特開2003−184072号公報 特開2008−274585号公報 特開平10−102474号公報
従来の浅層地盤改良工法における改良材と土との混合作業は、オペレータの感覚に頼っていたために、オペレータの熟練度によって混合にバラつきが生じることがあった。従って、施工する領域において、混合度合いに偏りが生じたり、充分に混合されていない部分が生じたりすることがあった。また、混合作業をオペレータの感覚に頼った場合、作業記録をトレースすることができない。そのために、施工後に混合の不足やバラつきの発生等による地盤の強度不足等の問題が生じた場合、原因の特定や補修作業を効率的に行うことが困難であった。
本発明は、上述したような問題を解決すべく、浅層地盤改良工法における改良材と土との混合作業を定量化し、可視化することにより、オペレータの熟練度に頼ることなく、均質な混合作業を可能にし、さらに、混合作業のトレースを可能にすることができる浅層地盤改良工事支援システムを提供することを目的とする。
本発明の一局面は、浅層地盤改良工事において、バケットを備えたバックホウを操作することにより、予め設定された施工領域内の土と改良材とを該バケットで混合する作業を行うためのシステムであって、無限軌道と、無限軌道に対して旋回可能な旋回体と、旋回体の第1連結部に連結された第1アームと、第1アームの第2連結部に連結された第2アームと、第2アームの第3連結部に連結されたバケットを備えたバックホウと、バックホウの位置及び方位を特定するGPS測位手段と、バックホウの位置及び方位と、旋回体の旋回角度、各連結部間の距離、及び第1アーム,第2アーム,バケットの傾斜角度とに基づいてバケットの位置を特定するバケット位置特定手段と、施工領域を仮想的に3次元空間座標に基づいて複数のセグメント群に分割し、バケット位置特定手段で特定されるバケットの位置に基づき、セグメント群に含まれる何れかのセグメントをバケットが通過した回数を記録するバケット移動記録手段と、各セグメントにおける通過した回数を表示するモニタと、を備える浅層地盤改良工事支援システムである。このような構成によれば、施工領域内において、バケットが通過した箇所の通過した頻度を定量的に記録することができる。それにより、バケットが通過していなかったり、バケットの通過頻度が少なかったりした箇所を特定できる。その結果、オペレータはそのような箇所を局所的に混合することにより、混合度合いが不足したり、混合度合いにバラつきが生じたりするといった問題を解決することができる。また、バケットが通過した回数の記録を保存しておくことにより、施工後に地盤強度等に不具合が生じたときに、混合状態をトレースすることもできる。また、3次元空間座標に基づいて分割されたセグメント群を用いることにより、径緯方向のみでなく、深さ(高さ)方向のバケットの通過頻度も可視化することができるために、より確実に混合度合いが不足したり、混合度合いにバラつきが生じたりするといった問題を解決することができる。
また、モニタは、通過回数をその回数または予め設定した目標通過回数との差分の回数に応じて予め定められた色により色分け表示する場合には、バケットを操作するオペレータが直感的に施工領域内の通過回数の分布を判断することができる点から好ましい。
またバックホウは、無限軌道と、無限軌道に対して旋回可能な旋回体と、旋回体の第1連結部に連結された第1アームと、第1アームの第2連結部に連結された第2アームと、第2アームの第3連結部に連結されたバケットとを備え、バケットの位置は、バックホウの位置及び方位と、旋回体の方位、各連結部間の距離、及び第1アーム,第2アーム,バケットの傾斜角度とに基づき、算術的に特定される。各連結部間の距離はバックホウに固有の定数であり、また、旋回体の旋回角度、第1アーム,第2アーム,バケットの傾斜角度はセンサで容易に検知することができるために、特定されたバックホウの位置に基づいて、容易かつ正確にバケットの現在位置を算術的に特定できる。
また、本発明の他の一局面は、上述した浅層地盤改良工事支援システムを用いた浅層地盤改良工事方法であって、施工領域を設定する第1工程と、施工領域の周囲に、バックホウを配置する第2工程と、施工領域内に改良材を配する第3工程と、バケットを備えたバックホウを操作することにより、施工領域内の土と改良材とをバケットで混合する作業を行う第4工程とを備え、第4工程において、施工領域の地盤の特性に応じて各セグメントに対するバケットの目標通過回数を予め設定し、セグメント群のうち該目標通過回数に対して通過回数の少ないセグメントを確認し、そのセグメントの土と改良材とを局所的に混合する作業を含む浅層地盤改良工事方法である。
本発明に係る浅層地盤改良工事支援システムを用いることにより、改良材と土との混合作業のバラつきを定量的に可視化することができる。また、混合作業をトレースすることもできる。
図1は、本実施形態の浅層地盤改良工事支援システムを採用したバケット6を備えるバックホウ10を操作して、浅層地盤改良工事を施工しているときの様子を示す説明図である。 図2は、バケットの形状の例を示す模式図である。 図3は、バケット移動記録装置50のブロック図である。 図4は、バケット移動記録装置50の処理プロセスを示すフロー図である。 図5は、施工領域を3次元的なセグメント群に区分けしたときのイメージ図を示す。 図6は、実施形態のバケット6の基準点P1を算出する方法を説明するための説明図である。 図7は、実施形態のバケット6の基準点P1を算出する方法を説明するための説明図である。 図8(a)は、実施形態のバケット6の基準面Fを説明する説明図であり、図8(b)は基準線Lを説明する説明図である。 図9は、実施形態の浅層地盤改良工事支援システムに用いられるバケット移動記録を表示する表示画面の一例である。 図10は図9の座標図51a付近の拡大図である。 図11は実施形態の浅層地盤改良工事支援システムを用いた浅層地盤改良工事の施工フロー図である。
本発明に係る浅層地盤改良工事支援システムの一実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態の浅層地盤改良工事支援システムを採用したバケット6を備えるバックホウ10を操作して、浅層地盤改良工事を施工しているときの様子を示す説明図である。
図1に示すように、バックホウ10は予め設定された施工領域Rの浅層地盤改良工事を施工している。図1は、施工領域Rに散布された改良材Cと施工領域Rの土Gをバケット6で混合しているときの様子を示している。
バックホウ10は、地表を走行するための無限軌道1と、無限軌道1に対して平面方向に旋回する旋回体2と、旋回体2に設けられた操作部3と、旋回体2の第1連結部3aで一端が軸支されたブーム(第1アーム)4と、ブーム4の他の一端の第2連結部5aで一端が軸支されたアーム(第2アーム)5と、アーム5の他の一端の第3連結部6aで軸支されたバケット6とを備える。
バケットの種類は特に限定されず、従来から浅層地盤改良工事に用いられている混合に適したバケットであれば特に限定なく用いられる。具体的には、例えば、図2(a)に示すような、底板部36aが格子状に形成されたスケルトンバケット36や、図2(b)に示すような、モーター46aで回転される複数の撹拌翼46bを備えたバケットミキサー46等が好ましく用いられる。
旋回体2の後部には、バックホウ10の位置及び方位を特定する測位手段として、第1GPS受信機17及び第2GPS受信機27が装備されている。また、施工領域付近には固定局としてGPSアンテナ37が配置されている。バックホウ10に装備された第1GPS受信機17及び第2GPS受信機27は人工衛星から電波信号を受信し、同様にGPSアンテナ37も人工衛星から電波信号を受信する。第1GPS受信機17及び第2GPS受信機27の2台の受信機を装備し、GPSアンテナ37との位置関係を特定することによりGPSジャイロを実現できる。すなわち、このような人工衛星からの情報を用いるGPS測位手段により、標高情報を含む3方位情報が特定され、バックホウ10の基準点P2とバックホウ10の方位を特定することができる。
ブーム4は、旋回体2の略重心位置の第1連結部3aを回動中心として回動自在に連結されている。また、アーム5は、ブーム4の他の一端の第2連結部5aを回動中心として回動自在に連結されている。また、バケット6は、アーム5の他の一端の第3連結部6aを回動中心として回動自在に連結されている。
ブーム4は、旋回体2に一端が連結された第1油圧シリンダ24の他の一端と連結されている。また、アーム5はブーム4に一端が連結された第2油圧シリンダ25の他の一端と連結されている。さらに、バケット6はアーム5に一端が連結された第3油圧シリンダ26の他の一端と連結されている。各油圧シリンダはそれぞれ、旋回体2の後部に配置された図略の油圧ユニットに油圧ホースを介して連結されている。そして、操作部3内の操作席に着席したオペレータが、ブーム4、アーム5、及びバケット6を操作するための図略の操作レバーを操作することにより、各油圧シリンダの油圧が変化して、各油圧シリンダのピストンの伸縮運動により、ブーム4、アーム5、及びバケット6のそれぞれの傾斜角度が変化する。また、オペレータは、旋回体2を操作するための図略の操作レバーを操作することにより、旋回体2を平面方向に、無限軌道1に対して旋回運動させることができる。このようなオペレータの各操作レバーの操作により、施工領域R内においてオペレータの望む位置にバケット6が移動する。
ブーム4にはブーム4の傾斜角度を検出するブーム角度センサ14が設けられている。また、アーム5にはアーム5の傾斜角度を検出するアーム角度センサ15が設けられている。また、バケット6にはバケット6の傾斜角度を検出するバケット角度センサ16が設けられている。さらに、旋回体2には、無限軌道1の進行方向に対する旋回体2の旋回角度を検出する基準角度センサ23が設けられている。なお、ブーム角度センサ、アーム角度センサ、バケット角度センサ、基準角度センサの取付位置は、各角度を検出できる限り、特に限定されない。
旋回体2には操作部3が配置されている。操作部3には、バックホウ10を操作するオペレータの操作席が設けられている。操作席の周囲には、バックホウ10を操作するための各種操作レバー及び操作パネルが配置されている。そして、さらに、本実施形態における浅層地盤改良工事支援システムを実行するためのバケット移動記録装置50が配置されている。
バケット移動記録装置50は、第1GPS受信機17及び第2GPS受信機27により測位されたバックホウの基準点P2及びその方位情報を特定するための信号を受信して基準点P2を特定し、移動するバケットの基準点P1の現在位置を、基準点P2に基づいて特定する。基準点P2の位置は任意に規定できるが、例えば、旋回中心に規定されることが基準点P1の算出が容易になる点から好ましい。さらに、バケット移動記録装置50は、オペレータに指定された施工領域Rを3次元空間座標に基づいて複数のセグメントからなるセグメント群に仮想的に分割し、セグメント群に含まれる各セグメントをバケットが通過するときの通過情報をバケット移動記録として記録する。
図3は、バケット移動記録装置50のブロック図である。また、図4は、バケット移動記録装置50の処理プロセスを示すフロー図である。
図3に示すバケット移動記録装置50は、例えば汎用のパーソナルコンピュータに図4に示すような処理プロセスを実行させるプログラムをインストールすることにより実現される。コンピュータは、標準的な構成として、プロセッサであるCPU32と、ROM及びRAM等のメモリ31とを含む演算制御部40と、HDDやSSD等の補助記憶部41と、オペレータが実空間から必要な指示や入力をするための、キーボードやマウス等の指示入力部35と、CRTディスプレイや、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ等のディスプレイデバイスである画像表示部(モニタ)34とを備える。なお、画像表示部と指示入力部とは、タッチパネルディスプレイとして一体化されていてもよい。
バケット移動記録装置50の処理プロセスにおいては、図4に示すように、装置を起動することによる開始後、はじめに、バックホウの基準点P2及び方位情報に関するGPS信号を第1GPS受信機17及び第2GPS受信機27から取得する(ステップ1:s1)。第1GPS受信機17及び第2GPS受信機27により測位されたバックホウの基準点P2及び方位情報に関する信号は、バケット移動記録装置50に接続された第1GPS受信機17及び第2GPS受信機27から、バケット移動記録装置50の信号入力部30に入力される。
図4に示すように、信号入力部30から入力されたバックホウの基準点P2及び方位情報を特定するための信号を経緯情報及び方位情報に変換することにより、基準点P2及び方位が特定される(ステップ2:s2)。具体的には、図3を参照すれば、信号入力部30から入力されたバックホウの基準点P2及び方位情報を特定するための信号は、演算制御部40に出力され、演算制御部40で演算処理されて基準点P2の経緯情報及び方位情報に変換される。この基準点P2は、オペレータに基準点P2の現在位置を認識させるために、モニタ34上に表示させた地図に表示させることが好ましい。
浅層地盤改良工事の施工に際し、オペレータは施工領域Rで工事を開始するためにバケット移動記録装置50に施工領域Rを指定するための指示を入力する。なお、オペレータは施工領域Rの指定後、または指定前に施工領域Rで工事を開始する前に、バックホウを施工領域Rの周囲に予め配置しておく。施工領域Rを指定されたバケット移動記録装置50は、オペレータから指定された施工領域Rを規定する(ステップ3:s3)。具体的には、オペレータは、指示入力部35から施工領域Rを入力して指定する。施工領域の指定は、例えば、オペレータがモニタ34に示された施工領域の地図上で、区割りされた施工領域の範囲をタッチペン等により指示したり、カーソルにより矩形状の範囲を選択したりするような方法で施工領域を指定する。また、このとき、施工領域の指定においては、地盤改良する施工領域の深さ範囲である掘削深さも指定する。掘削深さを指定することにより、後述するように、3次元空間座標に基づいて立体的に混合度合いやバラつきの情報を得ることができるようになる。掘削深さは、例えば、キーボードから、例えば、3.0m等のように数値入力することもできる。
そして、バケット移動記録装置50は、規定した施工領域Rを仮想的に複数のセグメント群に分割する(ステップ4:s4)。具体的には、バケット移動記録装置50は規定した施工領域Rを複数のセグメント(ブロック)に区分けされたセグメント群に分割する演算を行う。図5は、規定した施工領域Rに3次元的な複数のブロックからなるセグメント群を形成したときのイメージ図を示す。バケット移動記録装置50は、図5に示すように、規定した施工領域Rに、平面方向のx方向(第1方向)と、x方向に平面方向で垂直なy方向(第2方向)と、x方向及びy方向に垂直なz方向(第3方向)を有する3次元空間座標を仮想的に形成する。そして、形成した3次元空間座標において、それぞれ一定の長さの辺を有する立方体のブロックを積み重ねたようなセグメント群を形成するように3次元空間座標を分割する。なお各ブロックの一辺の長さは測位手段の精度に応じて適宜調整されるが、例えば、GPS測位手段を用いる場合、10〜80cm、さらには20〜50cmのような立方体のブロックからなるセグメント群を形成することが精度に優れる点から好ましい。
そして、バケット移動記録装置50は、バケット6の基準点P1の現在位置を特定するために、ブームの傾斜角度,アームの傾斜角度,バケットの傾斜角度,及び旋回角度を取得する(ステップ5:s5)。
バックホウ10に装備されたブーム角度センサ14はブーム4の傾斜角度を、アーム角度センサ15はアーム5の傾斜角度を、バケット角度センサ16はバケット6の傾斜角度をそれぞれ検知する。また、基準角度センサ23は無限軌道1の進行方向に平行な方向に対する旋回体3の旋回角度を検出する。ブーム角度センサ14、アーム角度センサ15、バケット角度センサ16により検知されたブーム4の傾斜角度、アーム5の傾斜角度、バケット6の傾斜角度に関する電気信号、及び基準角度センサ23により検知された旋回体2の旋回角度に関する電気信号は信号入力部30に入力される。信号入力部30は検知された傾斜角度に関する各信号を演算制御部40に出力する。演算制御部40は入力された角度に関する信号を具体的な角度情報である、ブーム角度α,アーム角度β,バケット角度γ,及び旋回角度θに変換する。得られた角度情報はメモリ31に保存される。
そして、バケット移動記録装置50は、メモリ31に記憶されたバックホウの基準点P2の位置及び方位情報、ブーム角度α、アーム角度β、バケット角度γ、旋回角度θを用いることによりバケット6の基準点P1の現在位置を特定する(ステップ6:s6)。
図6及び図7を参照して3次元空間座標上のバケット6の位置を特定する方法の一例について説明する。図6(a)は、バックホウ10を側面から見たときの模式図であり、図6(b)は、図6(a)から基準点P1の位置を特定するために用いる必要な要素を抽出してx−z平面に投影した説明図である。また、図7(a)は、バックホウ10を上面から見たときの模式図であり、図7(b)は、図7(a)から基準点P1の位置を特定するために用いる必要な要素を抽出してx−y平面に投影した説明図である。
図6(a)中、αはブーム角度センサ14により検知された傾斜角度から特定された第1連結部3aと第2連結部5aとを結ぶ線分L1の鉛直方向に対する角度、βはアーム角度センサ15により検知された傾斜角度から特定された第2連結部5aと第3連結部6aとを結ぶ線分L2の鉛直方向に対する角度、γはバケット角度センサ16により検知された傾斜角度から特定された第3連結部6aとバケット6の基準点P1とを結ぶ線分L3の鉛直方向に対する角度、φはバックホウ10の旋回中心上に設定された基準点P2と第1連結部3aとを結ぶ線分L0の無限軌道1に向かう垂線に対する角度を示す。φは定数である。また、線分L0は長さd0を有し、線分L1は長さd1を有し、線分L2は長さd2を有し、線分L3は長さd3を有する。各線分の長さはバックホウ10の設計により特定される固有の定数である。図6(b)に示すように、側面をx−z平面に投影した場合、基準点P1のx座標及びz座標は、基準点P2の座標と上記角度等を用いて、例えば、ベクトルを用いた一般的な座標変換の計算を行うことにより算出することができる。
また、図7(a)中、θは基準角度センサ23により検知された無限軌道1の進行方向に対する旋回体2の旋回角度を示す。図7(b)に示すように、バックホウ10の上面をx−y平面に投影した場合、基準点P1と基準点P2とを結ぶ線分とy軸との成す角度がθになるために、回転による一般的な座標変換の計算を行うことにより基準点P2から基準点P1のx座標及びy座標を算出することができる。このようにして、バケット6の基準点P1の3次元空間座標上の現在位置を算出できる。
オペレータは、施工領域の指定後に工事を開始する。工事の開始に際して、オペレータは、バケット移動記録装置50に対して指示入力部35から測定開始の指示を入力する(ステップ7:s7)。そして、工事開始後、オペレータの操作によりバケット6が移動する。
工事開始後、オペレータのバックホウ6の操作により、バックホウ6の基準点P2の位置と方位及びバケット6の基準点P1の位置が変化する。第1GPS受信機17及び第2GPS受信機27はバックホウ6の基準点P2の位置及び方位の変化をリアルタイムで測位し、その測位情報を信号入力部30に入力する。同様に、ブーム角度センサ14、アーム角度センサ15、バケット角度センサ16、基準角度センサ23は、ブーム4の傾斜角度、アーム5の傾斜角度、バケット6の傾斜角度、及び旋回体2の旋回角度をリアルタイムに検知し、その情報を信号入力部30に入力する。そして、リアルタイムに更新されるそれらのデータに基づき、バケット6の基準点P1の3次元空間座標上の現在位置を示す座標が演算される。このようにして、バックホウ10及びバケット6が移動することにより、基準点P1の座標がリアルタイムで更新される(ステップ8:s8)。
ステップ8において、オペレータのバックホウ6の操作により、基準点P1の座標が変化し、変化する基準点P1が各ブロック間の境界を超えたとき、演算制御部40は、新たに到達したブロックにおいて、基準点P1が通過した情報として、通過回数1回を加える。このようにして、バケット6の現在位置を示す基準点P1が通過した回数をカウントする。すなわち、バケット6の現在位置が各ブロックを通過するときに、ブロックごとに1カウント追加する(ステップ9:s9)。リアルタイムで更新されるバックホウ10の現在位置の座標は、モニタ34にリアルタイムで表示される。また、モニタ34には作業の進行に伴い、各ブロックを通過した回数が表示される。そして、オペレータはモニタ34を参照して、ブロック間で通過回数のバラつきが少なくなるように混合作業を進める。
また、バケット6の通過した回数のカウントは、上述したような現在位置を示す基準点P1が各ブロックを通過するときをカウントする代わりに、バケット6上の特定の基準面または基準線が通過する複数ブロックを一度にカウントしてもよい。具体的には、図8(a)に示すようにバケット6に斜線で示したような基準面Fを基準点P1に基づいて設定し、基準面Fが通過する複数のブロックを一度に同時にカウントしてもよい。または、図8(b)に示すようにバケット6に破線で示したような基準線Lを基準点P1に基づいて設定し、基準線Lが通過する複数のブロックを一度に同時に複数カウントしてもよい。
図9は、モニタ34に示されるバケット移動記録を表示する表示画面の一例を示す。また、図10は図9の座標図51a付近の拡大図である。図9及び図10においては、基準点P1の現在位置が(x,y,z)=(1.91,1.88,−1.20)のときの情報を表示している。図9中、表示部51は、指定した施工領域に基づいて形成された仮想の3次元空間座標から抽出した、基準点P1の現在位置のz座標であるz=−1.20のときのxy平面を断面した碁盤目状の座標図51aが示されている。座標図51aの各ブロックにはバケット6の通過回数が表示されている。さらに、表示部51には、バックホウ10のおおよその現在位置を示す、バックホウモデル51bが表示されている。座標図51aにはバックホウモデル51bとの重なり部分が示されており、重なり部分では通過回数が隠れている。通過回数の隠れた部分は、表示部51の紙面上方の表示部51cに現在位置のx方向に沿った通過回数が、表示部51の紙面右方の表示部51dに現在位置のy方向に沿った通過回数が表示されている。表示部52には、基準点P1の現在位置のxy座標(x=1.91,y=1.88)が表示されている。
また、表示部53は、基準点P1の現在位置のz座標であるz=−1.20のときのyz平面を断面視したときのバックホウ10の位置を示すバックホウモデル53aが表示されている。表示部53は、z軸方向、すなわち深さ(高さ)方向における、基準点P1の現在位置を模式的に示している。表示部53を参照することにより、オペレータは、現在のバケット6の深度を直感的に理解できる。
表示部54には、基準点P1の現在位置のz座標(z=−1.20)が深度として表示されており、さらに、その隣の表示部55には、施工領域の深さとして予め指定された深さ(−3.0m)が表示されている。さらに表示部56a及び表示部56bには、測定開始または測定中止をカーソルで指示するための入力部が表示されている。
図9及び図10に示すように、座標図51aの各ブロックには基準点P1が通過した回数の通過回数を示す数字が示されている。そして、この数字はオペレータのバックホウ10の操作による、バケット6の基準点P1の現在位置が変化するときに実質的にリアルタイムで通過回数が更新される。図10を参照すれば、座標図51aにおいて、各ブロックに通過回数が0〜9回の何れかの回数が表示されている。座標図51aの通過回数は、0〜9回のように大きくばらついており、0回のブロックでは混合が殆ど行われておらず、9回のブロックでは充分に混合されていると判断できる。オペレータは、このような通過回数の数値を参照することにより、充分に混合が成されている領域と、混合が不充分な領域とを認識することができる。
図9及び図10では、バケット6の基準点P1の現在位置が(x,y,z)=(1.91,1.88,−1.20)のときのxy平面を断面した碁盤目状の座標図51aを一例として表示している。バケット6をz軸方向に移動させた場合には、その変化したz値を含む層においてxy平面を断面した碁盤目状の座標図及びそのときの通過回数が表示される。
上述のようにして通過回数が記録され、モニタ上に表示される。また、モニター上には現在のバケット6が位置する座標のz値を含む層のxy平面を断面したときの通過回数が表示されるほか、任意のz値を指定することにより、指定されたz値を含む層のxy平面を断面したときの通過回数を表示させることもできる。
本処理プロセスは、オペレータの工事完了の判断の後、オペレータによるバケット移動記録装置50に対する指示入力部35からの測定終了の指示の入力で終了する(ステップ10:s10)。
なお、通過回数の記録は、必要に応じて、バケット移動記録装置50の補助記憶部41に保存される。補助記憶部41に記憶された通過回数データは、施工後に混合の不足やバラつきの発生等による地盤の強度不足等の問題が生じた場合に、施工時の混合状態を再確認するためのトレーサビリティを可能にする。
上述したようなバケット移動記録装置50を備えたバックホウ10を用いた、本実施形態の浅層地盤改良工事支援システムを用いた浅層地盤改良工事の一実施形態のフローを図11のフロー図を参照して説明する。
浅層地盤改良工事の施工においては、はじめに、オペレータは、施工に際しバケット移動記録装置50に対して施工領域Rを指示入力部35から指定する。そして、バックホウ10を走行させて予め設定された施工領域Rの周辺へ移動する(ステップ1:S1)。そして、セメント系固化材等の改質材を施工領域に散布する(ステップ2:S2)。例えば、セメント系固化材の散布は、フレキシブルコンテナに充填されたセメント系固化材をクレーン等で施工領域の上方で懸架し、フレキシブルコンテナの下方の口を開放することにより、施工領域Rに予め計量されたセメント系固化材を落下させる。
そして、施工領域Rに予め計量された改質材を混合する作業を開始する。混合する作業の開始に際しては、予め、施工領域の全域に改質材が万遍なく配分されるように、バックホウ10を操作して予備的に地面を掘り返すような作業をしてもよい。
そして、本実施形態のバケット移動記録装置50による、バケット移動記録を開始する(ステップ3:S3)。測定開始の指示により、バケット移動記録装置50は、バケット6の基準点P1の現在位置の記録を開始する。そして、オペレータはバックホウ10を操作して混合作業を開始する(ステップ4:S4)。バケット移動記録装置50は、バケット6の基準点P1や基準線Lや基準面Fの移動による各ブロックの通過回数をリアルタイムで記録する。操作部3のモニタには各ブロックを通過した回数が表示される。オペレータは各ブロックのバケット6の通過回数を確認する(ステップ5:S5)。通過回数は、x−y平面だけでなく、任意のz値を指定し、そのz値を含む層のxy平面を断面した碁盤目状の座標図及びそのときの通過回数をモニター上に表示させることにより、3次元的に通過回数の少ないところをスクリーニングするようにして確認することもできる。オペレータは3次元的に各ブロックの通過回数を確認し、全ブロックが目標通過回数に達しているかどうかを判定する(ステップ6:S6)。目標通過回数は、その地盤を充分に混合するために要求される最小混合回数が設定される。このような目標通過回数は、地盤の土質や含水率等によって適宜選択される。また、本システムを用いて混合回数情報のデータを蓄積していくことにより、地盤の特性に応じてより最適な回数を特定することもできる。そして、各ブロックの通過回数が目標回数に達している場合(YES)には、混合作業を終了する(ステップ8:S8)。一方、各ブロックの通過回数が目標回数に達していない場合(NO)には、目標回数に達していないブロックを局所的に混合し(ステップ7:S7)、再度、各ブロックのバケット6の通過回数を確認する(ステップ6:S6)。そして、各ブロックの通過回数が目標回数に達した場合(YES)には、混合作業を終了する(ステップ8:S8)。このような浅層地盤改良工事支援システムを用いた浅層地盤改良工事によれば、混合が不充分な領域を低減させることができる。
以上、浅層地盤改良工事支援システムの一実施形態を詳しく説明したが、本発明に係る浅層地盤改良工事支援システムは上述したような形態に限られず、本発明の効果を損なわない限り、目的や状況に応じて変更して適宜、使用できる。具体的な一例としては、以下のような態様が例示される。
上述した実施形態では、モニタに通過回数を数値で表した例を示したが、数値で直接的に示す代わりに、その回数に応じて予め定められた色により色分けして間接的に通過回数を表示してもよい。具体的には、例えば、0回は白色、1〜3回は赤色、4〜6回は緑色、7回〜9回は青色のように色分けして間接的に通過回数を表示してもよい。このように通過回数を色分けして間接的に表示することにより、煩雑な工事現場でもオペレータが直感的に施工領域内の通過回数の分布を判断することができる点から好ましい。また、別の表示方法としては、例えば、通過回数が、予め設定された目標通過回数を超えると青色、目標通過回数よりも1〜2回少ない場合には黄色、3回以上少ない場合には赤色等により表示してもよい。このような目標通過回数との差分を色分けする表示にすることにより、オペレータは全ての領域を目標通過回数を超える青色にするように作業を進めるだけで、施工領域内の全ての領域が目標通過回数を達するように容易に作業できる。
また、上述した実施形態では、バックホウに備えられた操作部でオペレータが操作した例を示したが、バックホウから操作部を隔離した操作部からバックホウを遠隔操作するような形態であってもよい。
本発明に係る浅層地盤改良工事支援システムは、浅層地盤改良工法における改良材と土との混合作業を定量化し、可視化することにより、オペレータの熟練度に頼ることなく、均質な混合作業を可能にし、さらに、混合作業のトレースを可能にすることに寄与する。
1 無限軌道
2 旋回体
3 操作部
3a 第1連結部
4 ブーム(第1アーム)
5 アーム(第2アーム)
5a 第2連結部
6 バケット
6a 第3連結部
10 バックホウ
14 ブーム角度センサ
15 アーム角度センサ
16 バケット角度センサ
17 第1GPS受信機
24 第1油圧シリンダ
25 第2油圧シリンダ
26 第3油圧シリンダ
27 第2GPS受信機
34 画像表示部(モニタ)
36 スケルトンバケット
36a 底板部36a
37 GPSアンテナ
46 バケットミキサー
46a モーター
46b 撹拌翼
50 バケット移動記録装置
P1 バケット6の基準点
P2 バックホウ10の基準点

Claims (3)

  1. 浅層地盤改良工事において、バケットを備えたバックホウを操作することにより、予め設定された施工領域内の土と改良材とを前記バケットで混合する作業を行うためのシステムであって
    無限軌道と、前記無限軌道に対して旋回可能な旋回体と、前記旋回体の第1連結部に連結された第1アームと、前記第1アームの第2連結部に連結された第2アームと、前記第2アームの第3連結部に連結されたバケットを備えたバックホウと、
    前記バックホウの位置及び方位を特定するGPS測位手段と
    前記バックホウの位置及び方位と、前記旋回体の旋回角度、前記各連結部間の距離、及び前記第1アーム,前記第2アーム,前記バケットの傾斜角度とに基づいて前記バケットの位置を特定するバケット位置特定手段と、
    記施工領域を仮想的に3次元空間座標に基づいて複数のセグメント群に分割し、前記バケット位置特定手段で特定される前記バケットの位置に基づき、前記セグメント群に含まれる何れかのセグメントを前記バケットが通過した回数を記録するバケット移動記録手段と、
    各前記セグメントにおける前記通過した回数を表示するモニタと、
    を備えることを特徴とする浅層地盤改良工事支援システム。
  2. 前記モニタは、各前記セグメントにおける前記通過した回数を、その回数または予め設定した目標通過回数との差分の回数に応じて色分け表示する請求項1に記載の浅層地盤改良工事支援システム。
  3. 請求項1に記載の浅層地盤改良工事支援システムを用いた浅層地盤改良工事方法であって、
    前記施工領域を設定する第1工程と、
    前記施工領域の周囲に、前記バックホウを配置する第2工程と、
    前記施工領域内に改良材を配する第3工程と、
    前記バケットを備えたバックホウを操作することにより、前記施工領域内の土と前記改良材とを前記バケットで混合する作業を行う第4工程とを備え、
    前記第4工程において、前記セグメント群のうち前記通過した回数の少ないセグメントを判定し、そのセグメントの前記土と前記改良材とを局所的に混合する作業を含むことを特徴とする浅層地盤改良工事方法。
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