JP6406489B1 - クリーニングシステム及びクリーニング方法 - Google Patents

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Abstract

作業効率を効率させることができるクリーニングシステム及びクリーニング方法を提供する。本発明のクリーニングシステムは、複数のクリーニング製品に付されたUHF帯RFIDタグ付きのID情報を一括して読み取る第1リーダ装置と、ID情報と顧客情報とを関連付けた入荷情報を記憶するデータベースと、洗濯装置と、複数のクリーニング製品のRFIDタグのID情報を個別に読み取る第2リーダ装置と、第2リーダ装置によって読み取られたID情報と入荷情報とに基づいて生成された仕分け情報に基づいて、クリーニング製品を仕分けする仕分け装置と、を備え、仕分け装置は、仕分け情報において、顧客情報を含まないクリーニング製品についての追加情報を作成し、追加情報に基づいて仕分け情報を更新し、更新された仕分け情報に基づいて、保管部に保管されたクリーニング製品を仕分けする。

Description

本発明は、クリーニング製品を洗濯して仕分けするクリーニングシステム及びクリーニング方法に関する。
ホテル、病院、レストラン等の顧客へニフォームを貸し出すユニフォームレンタル業等では、ユニフォーム等を定期的に回収し、クリーニングを行っている。クリーニングでは、回収したユニフォームを洗濯及び乾燥した後、ユニフォームを顧客毎に仕分けている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1では、ユニフォームに付されたバーコード又はRFID(Radio Frequency Identification)タグ等のラベル識別コードに基づいて、ユニフォームを個品管理するシステムが開示されている。特許文献1のシステムでは、ユニフォームの受入確認時に作業者がコードリーダを用いてすべてのユニフォームのラベル識別コードを読み取っている。読み取ったラベル識別コードの情報は、データベースに記憶される。特許文献1のシステムは、データベースに記憶されたラベル識別コードの情報に基づいて、ユニフォームを個品管理している。
特開2016−179898号公報
特許文献1のシステムでは、ユニフォームの受入確認時に作業者がコードリーダを用いてすべてのユニフォームのラベル識別コードを読み取る必要があり、作業効率の向上といった点で改善の余地がある。
本発明は、作業効率を向上させることができるクリーニングシステム及びクリーニング方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様のクリーニングシステムは、
UHF帯RFIDタグ付きの複数のクリーニング製品を洗濯して仕分けするクリーニングシステムであって、
前記複数のクリーニング製品に付された前記RFIDタグのID情報を、入荷時に一括して読み取る第1リーダ装置と、
前記第1リーダ装置で読み取った前記RFIDのID情報と、顧客情報とを関連付けた入荷情報を記憶するデータベースと、
前記複数のクリーニング製品を洗濯する洗濯装置と、
洗濯後の複数のクリーニング製品のRFIDタグのID情報を個別に読み取る第2リーダ装置と、
前記第2リーダ装置によって読み取られたID情報と前記入荷情報とに基づいて仕分け情報を生成し、前記仕分け情報に基づいて前記複数のクリーニング製品を仕分けする仕分け装置と、
を備え、
前記仕分け装置は、
前記仕分け情報において、ID情報を含むが顧客情報を含まないクリーニング製品を保管部に搬送し、
前記保管部に搬送されたクリーニング製品のRFIDタグのID情報と顧客情報とを関連付けた追加情報を作成し、
前記追加情報に基づいて前記仕分け情報を更新し、
更新された仕分け情報に基づいて、前記保管部に保管されたクリーニング製品を仕分けする。
本発明の一態様のクリーニング方法は、
UHF帯RFIDタグ付きの複数のクリーニング製品を洗濯して仕分けするクリーニング方法であって、
前記複数のクリーニング製品に付された前記RFIDタグのID情報を、第1リーダ装置によって入荷時に一括して読み取る第1読み取り工程と、
前記読み取り工程で読み取った前記RFIDのID情報と、顧客情報とを関連付けた入荷情報をデータベースによって記憶する記憶工程と、
前記複数のクリーニング製品を洗濯装置によって洗濯する洗濯工程と、
洗濯後の複数のクリーニング製品のRFIDタグのID情報を第2リーダ装置によって個別に読み取る第2読み取り工程と、
前記第2読み取り工程で読み取られたID情報と前記入荷情報とに基づいて仕分け情報を生成し、前記仕分け情報に基づいて前記複数のクリーニング製品を仕分け装置によって仕分けする仕分け工程と、
を含み、
前記仕分け工程は、
前記仕分け情報において、ID情報を含むが顧客情報を含まないクリーニング製品を保管部に搬送すること、
前記保管部に搬送されたクリーニング製品のRFIDタグのID情報と顧客情報とを関連付けた追加情報を作成すること、
前記追加情報に基づいて前記仕分け情報を更新すること、
更新された仕分け情報に基づいて、前記保管部に搬送されたクリーニング製品を仕分けすること、
を含む。
本発明によれば、作業効率を向上させることができる。
本発明に係る実施の形態1におけるクリーニングシステムの概略図である。 本発明に係る実施の形態1におけるクリーニングシステムの第1リーダ装置及びデータベースの概略図である。 本発明に係る実施の形態1における入荷情報の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態1におけるクリーニングシステムの洗濯装置の概略図である。 本発明に係る実施の形態1におけるクリーニングシステムの乾燥装置の概略図である。 本発明に係る実施の形態1におけるクリーニングシステムの第2リーダ装置及び仕分け装置の概略図である。 本発明に係る実施の形態1における仕分け情報の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態1における追加情報の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態1における更新された仕分け情報の一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態1における更新された仕分け情報の別例を示す図である。 本発明に係る実施の形態1におけるクリーニング方法のフローチャートの一例を示す図である。 本発明に係る実施の形態1におけるクリーニング方法の仕分け工程のフローチャートの一例を示す図である。
(本発明に至った経緯)
近年、クリーニング製品に付されたRFIDタグの情報に基づいて、クリーニング製品の管理を行うシステムが知られている。例えば、特許文献1のシステムでは、クリーニング製品の受入確認時に、即ち、入荷時に、作業者がすべてのRFIDタグをコードリーダで読み取ることで、クリーニング製品の個品管理を行っている。
特許文献1のようなシステムでは、クリーニング製品にHF帯RFIDタグが付されている。また、クリーニング製品の入荷時において、クリーニング製品は整理されずにランダムに積まれている。このため、作業者はランダムに積まれた複数のクリーニング製品からクリーニング製品を1つずつ取り出し、コードリーダを用いてRFIDタグの読み取り作業を行っている。このように、特許文献1のシステムでは、入荷時において、クリーニング製品に付されたRFIDタグの読み取りに時間がかかる。
そこで、本発明者は、作業効率を向上させるべく、UHF帯RFIDタグを用いたクリーニングシステム及びクリーニング方法を見出した。UHF帯RFIDタグは、リーダ装置によってRFIDタグを一括して読み取ることができるという特徴がある。このため、UHF帯RFIDタグを用いたクリーニングシステム及びクリーニング方法では、入荷時においてクリーニング製品に付されたRFIDタグの読み取りの時間を短縮することができ、作業効率を向上させることができる。
また、本発明者らは、UHF帯のRFIDタグを用いたクリーニングシステム及びクリーニング方法において、リーダ装置に対してRFIDタグが重なっているクリーニング製品等については、RFIDタグを読み取れない場合があることを見出した。
そこで、本発明者らは、鋭意研究したところ、入荷時に読み取ったRFIDタグの情報と、洗濯後のクリーニング製品を仕分けする際に読み取ったRFIDタグの情報とに基づいて、クリーニング製品の管理を行うことを見出し、以下の発明に至った。
本発明の一態様のクリーニングシステムは、
UHF帯RFIDタグ付きの複数のクリーニング製品を洗濯して仕分けするクリーニングシステムであって、
前記複数のクリーニング製品に付された前記RFIDタグのID情報を、入荷時に一括して読み取る第1リーダ装置と、
前記第1リーダ装置で読み取った前記RFIDのID情報と、顧客情報とを関連付けた入荷情報を記憶するデータベースと、
前記複数のクリーニング製品を洗濯する洗濯装置と、
洗濯後の複数のクリーニング製品のRFIDタグのID情報を個別に読み取る第2リーダ装置と、
前記第2リーダ装置によって読み取られたID情報と前記入荷情報とに基づいて仕分け情報を生成し、前記仕分け情報に基づいて前記複数のクリーニング製品を仕分けする仕分け装置と、
を備え、
前記仕分け装置は、
前記仕分け情報において、ID情報を含むが顧客情報を含まないクリーニング製品を保管部に搬送し、
前記保管部に搬送されたクリーニング製品のRFIDタグのID情報と顧客情報とを関連付けた追加情報を作成し、
前記追加情報に基づいて前記仕分け情報を更新し、
更新された仕分け情報に基づいて、前記保管部に保管されたクリーニング製品を仕分けする。
このような構成により、作業効率を向上させることができる。
前記クリーニングシステムにおいて、前記仕分け装置は、前記第2リーダ装置によってID情報を読み取れなかったクリーニング製品を修理部に搬送してもよい。
このような構成により、第2リーダ装置によってID情報を読み取れなかったRFIDタグが付されたクリーニング製品について、スムーズにRFIDタグの修理へと移ることができる。
前記クリーニングシステムにおいて、前記仕分け装置は、前記第2リーダ装置によってID情報を読み取れなかったクリーニング製品に対応するクリーニング製品を前記入荷情報に基づいて補充してもよい。
このような構成により、第2リーダ装置によってID情報を読み取れなかったRFIDタグが付されたクリーニング製品に対応するクリーニング製品を素早く補充することができる。
本発明の一態様のクリーニング方法は、
UHF帯RFIDタグ付きの複数のクリーニング製品を洗濯して仕分けするクリーニング方法であって、
前記複数のクリーニング製品に付された前記RFIDタグのID情報を、第1リーダ装置によって入荷時に一括して読み取る第1読み取り工程と、
前記読み取り工程で読み取った前記RFIDのID情報と、顧客情報とを関連付けた入荷情報をデータベースによって記憶する記憶工程と、
前記複数のクリーニング製品を洗濯装置によって洗濯する洗濯工程と、
洗濯後の複数のクリーニング製品のRFIDタグのID情報を第2リーダ装置によって個別に読み取る第2読み取り工程と、
前記第2読み取り工程で読み取られたID情報と前記入荷情報とに基づいて仕分け情報を生成し、前記仕分け情報に基づいて前記複数のクリーニング製品を仕分け装置によって仕分けする仕分け工程と、
を含み、
前記仕分け工程は、
前記仕分け情報において、ID情報を含むが顧客情報を含まないクリーニング製品を保管部に搬送すること、
前記保管部に搬送されたクリーニング製品のRFIDタグのID情報と顧客情報とを関連付けた追加情報を作成すること、
前記追加情報に基づいて前記仕分け情報を更新すること、
更新された仕分け情報に基づいて、前記保管部に搬送されたクリーニング製品を仕分けすること、
を含む。
このような構成により、作業効率を向上させることができる。
前記クリーニング方法において、前記仕分け工程は、前記第2読み取り工程でID情報を読み取れなかったクリーニング製品を修理部に搬送することを含んでもよい。
このような構成により、第2読み取り工程でID情報を読み取れなかったRFIDタグが付されたクリーニング製品について、スムーズにRFIDタグの修理へと移ることができる。
前記クリーニング方法において、前記仕分け工程は、前記第2読み取り工程でID情報を読み取れなかったクリーニング製品に対応するクリーニング製品を前記入荷情報に基づいて補充することを含んでもよい。
このような構成により、第2読み取り工程でID情報を読み取れなかったRFIDタグが付されたクリーニング製品に対応するクリーニング製品を素早く補充することができる。
以下、本発明に係る実施の形態1について、添付の図面を参照しながら説明する。また、各図においては、説明を容易なものとするため、各要素を誇張して示している。
(実施の形態1)
[クリーニングシステム]
本願発明に係る実施の形態1のクリーニングシステムについて説明する。
図1は、本発明に係る実施の形態1のクリーニングシステム100の概略図を示す。図1に示すように、クリーニングシステム100は、第1リーダ装置11、データベース12、洗濯装置13、乾燥装置14、第2リーダ装置15、及び仕分け装置16を備える。なお、図1はクリーニングシステム100の一例を示すものであり、クリーニングシステム100の構成はこれらに限定されるものではない。
<第1リーダ装置>
第1リーダ装置11は、UHF帯RFIDタグ51を読み取ることが可能な装置である。UHF帯RFIDタグ51は、例えば900MHzのキャリア周波数で無線通信を行うRFIDタグである。
図2Aは、本発明に係る実施の形態1におけるクリーニングシステム100の第1リーダ装置11及びデータベース12の概略図である。図2Aに示すように、第1リーダ装置11は、UHF帯RFIDタグ51が付された複数のクリーニング製品50が入荷されたときに、ハンディ型のリーダ装置を用いて、複数のRFIDタグ51を一括して読み取る(バッチ読み取り)。
実施の形態1では、RFIDタグ51は、クリーニング製品50の下部に取り付けられている。なお、RFIDタグ51の取り付け位置は、これに限定されない。
また、図2Aに示すように、入荷時においては、複数のクリーニング製品50がランダムに積まれている。「ランダムに積まれている」とは、複数のクリーニング製品50が整理されずに、無造作に積まれていることを意味する。
実施の形態1では、第1リーダ装置11は、ランダムに積まれた複数のクリーニング製品50に付された複数のRFIDタグ51の情報を粗く読み取り(仮読み取り)を行っている。本明細書において、「粗く読み取りを行っている」とは、複数のRFIDタグを個別に読み取るのではなく、複数のRFIDタグをバッチ的に、5〜20秒間の短時間で読み取る操作であり、ここでは、入荷されたクリーニング製品50の約70%以上、より好ましくは95%以上のRFIDタグ51の情報を読み取ることを意味する。
このように、第1リーダ装置11は、入荷したすべてのクリーニング製品50のRFIDタグ51の情報を読み取るわけではない。例えば、RFIDタグ51のうち、他のクリーニング製品50のRFIDタグ51と重なっている場合、又はRFIDタグ51が故障している場合、第1リーダ装置11は、RFIDタグ51を読み取らなくてもよい。第1リーダ装置11によって読み取れなかったRFIDタグ51が付されたクリーニング製品50に関しては、後述する仕分け装置16によって処理する。また、洗濯及び乾燥は、第1リーダ装置11で粗く読み取りを行った情報に基づいて行われる。
なお、本明細書において、「クリーニング製品」とは、クリーニングされるべき製品であり、例えば、ホテル、レストラン又は病院などへ貸し出されるユニフォーム又はリネンサプライ等を意味する。
<データベース>
データベース12は、第1リーダ装置11によって読み取ったRFIDタグ51の情報と、顧客情報とを関連付けて記憶する装置である。具体的には、データベース12は、第1リーダ装置11からRFIDタグ51の情報を受信する。次に、データベース12は、受信したRFIDタグ51のタグ情報と顧客情報とを関連付けた入荷情報を生成し、記憶する。入荷情報は、洗濯装置13、乾燥装置14、及び/又は仕分け装置16で行われる処理に使用される。なお、データベース12は、ネットワークを介して洗濯装置13、乾燥装置14、及び仕分け装置16と通信することができる。
本明細書において、「RFIDタグの情報」とは、例えば、ID情報を含む。また、「顧客情報」とは、例えば、顧客名、入荷日、出荷予定日、サイズ及び/又は種類等の情報を含む。
図2Bは、本発明に係る実施の形態1における入荷情報の一例を示す図である。図2Bに示すように、入荷情報は、RFIDタグ51のID情報と、顧客名、入荷日及び出荷予定日を含む顧客情報とを関連付けた情報である。
<洗濯装置>
洗濯装置13は、クリーニング製品50を洗濯する装置である。
図2Cは、本発明に係る実施の形態1におけるクリーニングシステム100の洗濯装置13の概略図である。図2Cに示すように、クリーニングシステム100は、複数の洗濯装置13を備えている。洗濯装置13の数は、洗濯するクリーニング製品50の数に応じて決定してもよい。例えば、洗濯装置13は、データベース12から入荷情報を受信し、入荷情報に基づいてクリーニング製品50の数を推定する。次に、洗濯装置13は、推定したクリーニング製品50の数から使用する洗濯装置13の数を決定してもよい。
また、洗濯装置13は、データベース12に記憶された入荷情報に基づいて、洗濯の設定を決定してもよい。例えば、クリーニング製品50の種類が入荷情報に含まれている場合、その種類に応じて洗剤の種類及び/又は洗濯時間等を決定してもよい。
<乾燥装置>
乾燥装置14は、洗濯装置13によって洗濯されたクリーニング製品50を乾燥する装置である。乾燥装置14としては、例えば、熱風式の乾燥装置を使用することができる。
図2Dは、本発明に係る実施の形態1におけるクリーニングシステム100の乾燥装置14の概略図である。図2Dに示すように、乾燥装置14は、乾燥室内で洗濯されたクリーニング製品50をハンガーにかけて一列に並べた状態にする。この状態で、乾燥装置14は、クリーニング製品50を仕分け装置16の方向61に向かって搬送し、例えば、乾燥室の下部から鉛直上方向62に向かって熱風を送り込む。これにより、乾燥室内のクリーニング製品50は、熱風によって乾燥する。
また、乾燥装置14は、データベース12に記憶された入荷情報に基づいて乾燥の設定を決定してもよい。例えば、クリーニング製品50の種類が入荷情報に含まれている場合、その種類に応じて熱風の温度及び/又は乾燥時間等を決定してもよい。
<第2リーダ装置>
第2リーダ装置15は、UHF帯RFIDタグ51を読み取ることが可能な装置である。図2Eは、本発明に係る実施の形態1におけるクリーニングシステム100の第2リーダ装置15及び仕分け装置16の概略図である。図2Eに示すように、第2リーダ装置15は、クリーニング製品50に付されているRFIDタグ51を個別に読み取る。
第2リーダ装置15によって読み取られたRFIDタグ51の情報(ID情報)は、データベース12に送られる。
<仕分け装置>
仕分け装置16は、据置き型の第2リーダ装置15によって読み取られたタグ情報(ID情報)と、データベース12に記憶された入荷情報とに基づいて、仕分け情報を生成し、仕分け情報に基づいて複数のクリーニング製品50を仕分けする装置である。
図2Eに示すように、仕分け装置16は、制御部17、プール18、保管部19及び修理部20を備える。また、仕分け装置16は、供給ラインL1、仕分けラインL2〜L4、保管ラインL5、修理ラインL6、再仕分けラインL7、及び補充ラインL8を備える。なお、ラインL1〜L8は、クリーニング製品50を搬送するコンベアラインを意味する。
仕分け装置16において、洗濯及び乾燥後の複数のクリーニング製品50は、供給ラインL1に搬送される。供給ラインL1において、複数のクリーニング製品50は、手動あるいは自動機によってハンガーにかけられて一列に並んだ状態で搬送される。
供給ラインL1において、第2リーダ装置15は、連続的に搬送される複数のクリーニング製品50のRFIDタグ51のID情報を個別に読み取る。第2リーダ装置15によって読み取られたID情報は、制御部17に送信される。
制御部17は、第2リーダ装置15で読み取ったRFIDタグ51のID情報と、データベース12に記憶された入荷情報とに基づいて、仕分け情報を生成する。具体的には、制御部17は、第2リーダ装置15で読み取ったID情報と入荷情報に含まれるID情報とを照合することによって、仕分け情報を生成する。例えば、制御部17は、第2リーダ装置15で読み取ったID情報が入荷情報に含まれている場合、入荷情報を使用して仕分け情報を生成する。また、制御部17は、第2リーダ装置15で読み取ったID情報が入荷情報に含まれていない場合、顧客情報が空白であり、且つ第2リーダ装置15で読み取ったID情報が含まれる仕分け情報を生成する。更に、制御部17は、第2リーダ装置15でID情報を読み取れなかった場合、ID情報と顧客情報とを空白にした仕分け情報を生成する。制御部17は、仕分け情報をプール18に送信する。
本明細書において、「仕分け情報」とは、複数のクリーニング製品50を顧客毎又は出荷日毎に仕分けるための情報である。仕分け情報は、例えば、クリーニング製品50のNo情報、RFIDタグ51のID情報、顧客名、入荷日及び出荷日等を含む。
図3Aは、本発明に係る実施の形態1における仕分け情報の一例を示す図である。図3Aにおいて、P1〜P4、P6、P8、P10〜P13、P16及びP17は、第2リーダ装置15で読み取ったID情報が入荷情報に含まれている例を示す。即ち、P1〜P4、P6、P8、P10〜P13、P16及びP17は、入荷時と仕分け時の両方でRFIDタグ51を読み取ることができた例を示す。P1〜P4、P6、P8、P10〜P13、P16及びP17については、クリーニング製品50の入荷時にID情報と顧客情報とを関連付けられているため、入荷情報をそのまま仕分け情報に反映する。
P5、P7、P9及びP15は、第2リーダ装置15で読み取ったID情報が入荷情報に含まれていない例を示す。即ち、P5、P7、P9及びP15は、入荷時にRFIDタグ51の読み取りミスをしたが、第2リーダ装置15でRFIDタグ51を読み取ることができたクリーニング製品50を示す。P5、P7、P9及びP15については、顧客情報を空白にしたまま、ID情報を含む仕分け情報が生成される。
P14は、第2リーダ装置15でID情報を読み取れなかった例を示す。即ち、P14は、RFIDタグ51が故障しているクリーニング製品50を示す。P14については、ID情報及び顧客情報を空白にした仕分け情報が生成される。
プール18は、複数のクリーニング製品50を仕分けるために保管するループ状の保管コンベアである。プール18は、第2リーダ装置15によってRFIDタグ51の読みとりを終えた複数のクリーニング製品50をコンベア搬送しながら、仕分け情報に基づいて、クリーニング製品50を仕分けする。
実施の形態1では、仕分けラインL2〜L4は、顧客毎に分けられている。仕分けラインL2、L3、L4は、それぞれA社、B社、C社のクリーニング製品50を搬送する。プール18は、例えば、仕分け情報に含まれる顧客名に基づいて、それぞれの仕分けラインL2〜L4に対応するクリーニング製品50を仕分けている。また、プール18は、仕分け情報に含まれる出荷日に基づいて、クリーニング製品50を出荷日が来るまで保管していてもよい。仕分けラインL2、L3、L4に搬送されたクリーニング製品50は、出荷日に応じてそれぞれA社、B社、C社に出荷される。
プール18は、仕分け情報に基づいて仕分けラインL2〜L4に仕分けすることができないクリーニング製品50を、保管ラインL5を通じて保管部19に搬送する。
本明細書において、「仕分け情報に基づいて仕分けすることができないクリーニング製品」とは、仕分け情報においてID情報及び/又は顧客情報が空白のクリーニング製品を意味する。例えば、仕分け情報にID情報はあるが、顧客情報がないクリーニング製品(入荷時に読み取りミスしたクリーニング製品)、仕分け情報にID情報及び顧客情報がないクリーニング製品(RFIDタグが故障したクリーニング製品)等を意味する。
保管部19は、仕分け情報に基づいて仕分けすることができないクリーニング製品50を保管する。例えば、保管部19では、仕分け情報において、ID情報を含むが顧客情報を含まないクリーニング製品50(図3AのP5、P7、P9及びP15)を一時的に保管する。この場合、制御部17は、保管部19で保管されているクリーニング製品50のRFIDタグ51のID情報と顧客情報とを関連付けた追加情報を生成する。なお、ID情報は、第2リーダ装置15で読み取った情報を使用してもよいし、第3リーダ装置によって読み取られたID情報を使用してもよい。
図3Bは、本発明に係る実施の形態1における追加情報の一例を示す図である。図3Bに示すように、P5、P7、P9及びP15について、ID情報と顧客情報(顧客名と出荷日)とを関連付けた追加情報が生成される。
制御部17は、追加情報に基づいて仕分け情報を更新する。
図3Cは、本発明に係る実施の形態1における更新された仕分け情報の一例を示す図である。図3Cに示すように、仕分け情報において、空白であったP5、P7、P9及びP15の顧客情報が、追加情報によって更新される。これにより、仕分け装置16が、仕分け情報に基づいて、P5、P7、P9及びP15に対応するクリーニング製品50を仕分けすることができる。
制御部17において仕分け情報が更新された後、保管部19に保管されていたクリーニング製品50は、再仕分けラインL7に搬送される。保管部19に保管されていたクリーニング製品50は、例えば、制御部17によって制御されたコンベアなどによって、再仕分けラインL7に搬送される。再仕分けラインL7は、供給ラインL1に接続されている。このため、再仕分けラインL7に搬送されたクリーニング製品50は、供給ラインL1を介してプール18に搬送される。プール18に搬送されたクリーニング製品50は、更新された仕分け情報に基づいて仕分けラインL2〜L4に仕分けされる。
仕分け情報においてID情報及び顧客情報が空白のクリーニング製品50(図3AのP14)は、修理ラインL6を介して修理部20に搬送される。
また、ID情報と顧客情報が入荷情報に含まれているが、仕分け情報には含まれていないクリーニング製品50(図3AのP14)が存在すると制御部17によって判断された場合、制御部17は、入荷情報に基づいて、対応するクリーニング製品50を補充ラインL8から補充してもよい。例えば、洗濯又は乾燥によってRFIDタグ51が故障した場合、第2リーダ装置15によってID情報を読み取ることができない。しかし、入荷時においては、第1リーダ装置11で読み取ったID情報に基づいて入荷情報が生成されている。制御部17は、入荷情報と第2リーダ装置15で読み取ったID情報を照合することによって、故障したRFIDタグ51のクリーニング製品50を推定することができる。したがって、仕分け装置16は、制御部17によって推定したクリーニング製品50と同種のクリーニング製品を補充ラインL8から補充することができる。
図3Dは、本発明に係る実施の形態1における更新された仕分け情報の別例を示す図である。図3Dに示すように、入荷情報に基づいてID情報がないRFIDタグ51(図3AのP14)のID情報及び顧客情報が判定できる場合、補充ラインL8に蓄えられた同種のクリーニング製品50(図3DのP14’)を補充してもよい。この場合、仕分け情報には、P14の代わりに補充したクリーニング製品50の情報が追加される。
修理部20は、ID情報が読み取ることができなかったRFIDタグ51を故障していると判定し、修理する。具体的には、修理部20では、故障したRFIDタグ51を新しいRFIDタグに交換する。
[クリーニング方法]
本願発明に係る実施の形態1のクリーニングシステム100で実行されるクリーニング方法について説明する。
図4は、本発明に係る実施の形態1におけるクリーニング方法のフローチャートの一例を示す図である。図4に示すように、クリーニング方法は、入荷工程ST10、洗濯工程ST20、乾燥工程ST30、仕分け工程ST40、出荷工程ST50を含む。なお、図4はクリーニング方法の一例を示すものであり、実施の形態1のクリーニング方法の工程はこれらに限定されるものではない。
<入荷工程>
図4に示すように、入荷工程ST10は、複数のクリーニング製品50に付されたUHF帯RFIDタグ51の情報を一括して読み取る読み取り工程ST11と、読み取ったRFIDタグ51の情報に基づいて生成した入荷情報をデータベース12に記憶する記憶工程ST12とを含む。
読み取り工程ST11においては、第1リーダ装置11によって、複数のクリーニング製品50に付されたRFIDタグ51のID情報を一括して読み取る。
記憶工程ST12においては、データベース12によって、読み取り工程ST11で読み取ったID情報を顧客情報と関連付けて入荷情報(図2B参照)を生成し、記憶する。
<洗濯工程>
洗濯工程ST20においては、洗濯装置13によって、複数のクリーニング製品50を洗濯する。洗濯工程ST20の処理は、入荷工程ST10で得られた入荷情報に基づいて行ってもよい。例えば、入荷情報からクリーニング製品50の数を推定し、推定したクリーニング製品50の数に応じて稼動する洗濯装置13の数を決定してもよい。
<乾燥工程>
乾燥工程ST30においては、乾燥装置14によって、洗濯後の複数のクリーニング製品50を乾燥する。乾燥工程ST30の処理は、入荷工程ST10で得られた入荷情報に基づいて行ってもよい。
<仕分け工程>
仕分け工程ST40においては、洗濯及び乾燥後の複数のクリーニング製品50のRFIDタグ51のID情報を第2リーダ装置15によって個別に読み取り、第2リーダ装置15で読み取ったID情報と入荷情報とに基づいて仕分け情報(図3A、図3C、図3D参照)を生成する。また、仕分け工程ST40においては、仕分け情報に基づいて、複数のクリーニング製品50を仕分けする。
図5は、本発明に係る実施の形態1におけるクリーニング方法の仕分け工程ST40のフローチャートの一例を示す図である。
図5に示すように、仕分け工程ST40では、仕分け前に第2リーダ装置15によってRFIDタグ51のID情報を個別に読み取る。
工程ST41において、供給ラインL1においてハンガーにかけられて一列に並べられたクリーニング製品50のRFIDタグ51を、第2リーダ装置15によって個別に読み取る(読み取り工程ST41)。
工程ST42において、読み取り工程ST41で読み取られたRFIDタグ51のID情報と入荷情報とに基づいて仕分け情報(図3A参照)を制御部17によって生成する(仕分け情報生成工程ST42)。例えば、読み取り工程ST41で得られたID情報に対応する入荷情報が存在する場合、入荷情報をそのまま仕分け情報に反映する。読み取り工程ST41で得られたID情報に対応する入荷情報が存在しない場合、顧客情報を空白にしつつ、ID情報を含む仕分け情報を生成する。更に、読み取り工程ST41でID情報を読み取れなかった場合、ID情報と顧客情報の両方を空白にした仕分け情報を生成する。
工程ST43において、仕分け情報にID情報があるか否かを制御部17によって判定する(ID情報判定工程ST43)。仕分け情報にID情報が存在する場合、工程ST44に進む。仕分け情報にID情報が存在しない場合、工程ST61へ進む。
工程ST61において、仕分け情報にID情報が存在しないクリーニング製品50、即ち、RFIDタグ51が故障しているクリーニング製品50(図3AのP14)を、保管ラインL5を介して保管部19へ搬送する(搬送工程ST61)。保管部19に搬送されたクリーニング製品50は、修理ラインL6を介して修理部20へ搬送される(搬送工程ST62)。修理部20において、故障したRFIDタグ51が修理される。なお、入荷情報に基づいて故障したRFIDタグ51(図3AのP14)のID情報及び顧客情報が制御部17によって判定できる場合、補充ラインL8に蓄えられた同種のクリーニング製品50(図3DのP14’)を補充する工程(追加工程)を、搬送工程ST62の後に追加してもよい。
工程ST44において、仕分け情報に顧客情報があるか否かを制御部17によって判定する(顧客情報判定工程ST44)。仕分け情報に顧客情報が存在する場合、工程ST48へ進む。仕分け情報に顧客情報が存在しない場合、工程ST45へ進む。
工程ST45において、仕分け情報に顧客情報が存在しないクリーニング製品50(図3AのP5、P7、P9及びP15)を、保管ラインL5を介して保管部19へ搬送する(搬送工程ST45)。
工程ST46において、保管部19に保管されたクリーニング製品50のRFIDタグ51のID情報と顧客情報とを関連付けた追加情報(図3B参照)を制御部17によって生成する(追加情報生成工程ST46)。
工程ST47において、追加情報生成工程ST46で生成された追加情報に基づいて仕分け情報を制御部17によって更新する(仕分け情報更新工程ST47)。
工程ST48において、仕分け情報に基づいて、複数のクリーニング製品50を仕分けする。具体的には、工程ST44において、仕分け情報に顧客情報が存在すると制御部17によって判定されている場合、工程ST42で生成された仕分け情報に基づいてクリーニング製品50を仕分ける。一方、工程ST44において、仕分け情報に顧客情報が存在しないと判定されたクリーニング製品50は、工程ST47で更新された仕分け情報に基づいてクリーニング製品50を仕分ける。
<出荷工程>
出荷工程ST50は、仕分け工程ST40で仕分けされたクリーニング製品50を、顧客に対して予定される出荷日に出荷する。
[効果]
実施の形態1に係るクリーニングシステム100によれば、以下の効果を奏することができる。
クリーニングシステム100によれば、UHF帯RFIDタグ51を付したクリーニング製品50を用いているため、入荷時に複数のRFIDタグ51を第1リーダ装置11によって一括して読み取ることができる。また、入荷時のRFIDタグ51の読み取りを粗く行うことで、入荷時におけるRFIDタグ51の読み取り時間を短縮することができる。これにより、作業効率を向上させることができる。
仕分け装置16の制御部17は、仕分け前に第2リーダ装置15によってRFIDタグ51のID情報の読み取りを個別に行い、第2リーダ装置15によって読み取ったID情報と入荷情報とに基づいて仕分け情報を生成する。仕分け装置16は、仕分け情報に基づいてクリーニング製品50の仕分けを行っている。仕分け装置16は、入荷時にID情報を読み取れなかったクリーニング製品50を一時的に保管部19に保管し、保管している間にこれらのクリーニング製品50のID情報と顧客情報とを関連付けた追加情報を生成している。この追加情報に基づいて仕分け情報を更新することによって、入荷時にID情報を読み取れなかったクリーニング製品50についても正確に仕分けすることができる。
このように、クリーニングシステム100によれば、作業効率の向上を実現しつつ、クリーニング製品50を正確に仕分けすることができる。
また、仕分け装置16は、第2リーダ装置15によってID情報を読み取れなかったRFIDタグ51については、故障していると判定し、故障したRFIDタグ51が付されたクリーニング製品50を修理部20へ搬送することができる。これにより、RFIDタグ51の修理作業へスムーズに移ることができる。
また、仕分け装置16は、第2リーダ装置15によってID情報を読み取れなかったクリーニング製品に対応するクリーニング製品50を入荷情報に基づいて補充している。これにより、故障したRFIDタグ51付きのクリーニング製品50を、同種の新しいクリーニング製品50に交換することができる。よって、出荷予定日を遅らせることなく、クリーニング製品50を顧客に対して出荷することができる。
なお、実施の形態1では、クリーニングシステム100として、第1リーダ装置11、データベース12、洗濯装置13、乾燥装置14、第2リーダ装置15、及び仕分け装置16を含む例について説明したが、これに限定されない。クリーニングシステム100は、洗濯及び/又は乾燥の種類(例えば、ドライクリーニング、ウェットクリーニング等)に応じて、構成を変更してもよい。例えば、クリーニングシステム100は、洗濯装置13及び/又は乾燥装置14を備えなくてもよい。
実施の形態1では、クリーニング方法は、入荷工程ST10、洗濯工程ST20、乾燥工程ST30、仕分け工程ST40、出荷工程ST50を含む例について説明したが、これに限定されない。例えば、クリーニング方法は、乾燥工程ST30、出荷工程ST50を含まなくてもよい。
実施の形態1では、第1リーダ装置11は、入荷時において、複数のクリーニング製品50がランダムに積まれている状態でRFIDタグ51のID情報の読み取りを行う例について説明したが、これに限定されない。例えば、第1リーダ装置11は、整理されて並べられた複数のクリーニング製品50のRFIDタグ51のID情報を読み取ってもよい。
仕分け装置16において、第2リーダ装置15は、供給ラインL1に配置される例について説明したが、これに限定されない。例えば、第2リーダ装置15は、プール18に配置されていてもよい。この場合、仕分けラインL2〜L4の前に、第2リーダ装置15を配置する。
仕分け装置16において、第2リーダ装置15によってID情報を読み取ることができなかったクリーニング製品50については、保管部19で保管された後、修理部20へ搬送される例について説明したが、これに限定されない。例えば、第2リーダ装置15によってID情報を読み取ることができなかったクリーニング製品50については、プール18から修理部20へ直接搬送されてもよい。
仕分け装置16において、再仕分けラインL7は、供給ラインL1に接続される例について説明したが、これに限定されない。例えば、再仕分けラインL7は、プール18に接続されてもよい。
仕分け装置16において、補充ラインL8は、再仕分けラインL7に接続されている例について説明したが、これに限定されない。例えば、補充ラインL8は、供給ラインL1又はプール18に接続されてもよい。あるいは、補充ラインL8は、設けなくてもよい。
実施の形態1において、入荷情報、仕分け情報、追加情報は、ID、顧客名、入荷日及び出荷日を含む例について説明したが、これに限定されない。これらの情報は、仕分けするときに用いるパラメータに応じて変更してもよい。例えば、これらの情報には、例えば、種類、サイズ、又は人名などの情報が含まれていてもよい。
実施の形態1において、クリーニングシステム100を構成する要素は、例えば、これらの要素を機能させるプログラムを記憶したメモリ(図示せず)と、CPU(Central Processing Unit)などのプロセッサに対応する処理回路(図示せず)を備え、プロセッサがプログラムを実行することでこれらの要素として機能してもよい。あるいは、クリーニングシステム100を構成する要素は、例えば、これらの要素を機能させる集積回路を用いて構成してもよい。
本発明は、添付図面を参照しながら好ましい実施形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本発明のクリーニングシステムは、入荷時のRFIDタグの読み取り時間を短縮できるため、作業効率を向上させることができる。このため、RFIDタグ付きのクリーニング製品を洗濯して仕分けするクリーニングシステムに有用である。
100 クリーニングシステム
11 第1リーダ装置
12 データベース
13 洗濯装置
14 乾燥装置
15 第2リーダ装置
16 仕分け装置
17 制御部
18 プール
19 保管部
20 修理部
50 クリーニング製品
51 RFIDタグ
61、62 方向

Claims (6)

  1. UHF帯RFIDタグ付きの複数のクリーニング製品を洗濯して仕分けするクリーニングシステムであって、
    前記複数のクリーニング製品に付された前記RFIDタグのID情報を、入荷時に一括して読み取る第1リーダ装置と、
    前記第1リーダ装置で読み取った前記RFIDのID情報と、顧客情報とを関連付けた入荷情報を記憶するデータベースと、
    前記複数のクリーニング製品を洗濯する洗濯装置と、
    洗濯後の複数のクリーニング製品のRFIDタグのID情報を個別に読み取る第2リーダ装置と、
    前記第2リーダ装置によって読み取られたID情報と前記入荷情報とに基づいて仕分け情報を生成し、前記仕分け情報に基づいて前記複数のクリーニング製品を仕分けする仕分け装置と、
    を備え、
    前記仕分け装置は、
    前記仕分け情報において、ID情報を含むが顧客情報を含まないクリーニング製品を保管部に搬送し、
    前記保管部に搬送されたクリーニング製品のRFIDタグのID情報と顧客情報とを関連付けた追加情報を作成し、
    前記追加情報に基づいて前記仕分け情報を更新し、
    更新された仕分け情報に基づいて、前記保管部に保管されたクリーニング製品を仕分けする、クリーニングシステム。
  2. 前記仕分け装置は、前記第2リーダ装置によってID情報を読み取れなかったクリーニング製品を修理部に搬送する、請求項1に記載のクリーニングシステム。
  3. 前記仕分け装置は、前記第2リーダ装置によってID情報を読み取れなかったクリーニング製品に対応するクリーニング製品を前記入荷情報に基づいて補充する、請求項2に記載のクリーニングシステム。
  4. UHF帯RFIDタグ付きの複数のクリーニング製品を洗濯して仕分けするクリーニング方法であって、
    前記複数のクリーニング製品に付された前記RFIDタグのID情報を、第1リーダ装置によって入荷時に一括して読み取る第1読み取り工程と、
    前記読み取り工程で読み取った前記RFIDのID情報と、顧客情報とを関連付けた入荷情報をデータベースによって記憶する記憶工程と、
    前記複数のクリーニング製品を洗濯装置によって洗濯する洗濯工程と、
    洗濯後の複数のクリーニング製品のRFIDタグのID情報を第2リーダ装置によって個別に読み取る第2読み取り工程と、
    前記第2読み取り工程で読み取られたID情報と前記入荷情報とに基づいて仕分け情報を生成し、前記仕分け情報に基づいて前記複数のクリーニング製品を仕分け装置によって仕分けする仕分け工程と、
    を含み、
    前記仕分け工程は、
    前記仕分け情報において、ID情報を含むが顧客情報を含まないクリーニング製品を保管部に搬送すること、
    前記保管部に搬送されたクリーニング製品のRFIDタグのID情報と顧客情報とを関連付けた追加情報を作成すること、
    前記追加情報に基づいて前記仕分け情報を更新すること、
    更新された仕分け情報に基づいて、前記保管部に搬送されたクリーニング製品を仕分けすること、
    を含む、クリーニング方法。
  5. 前記仕分け工程は、前記第2読み取り工程でID情報を読み取れなかったクリーニング製品を修理部に搬送することを含む、請求項4に記載のクリーニング方法。
  6. 前記仕分け工程は、前記第2読み取り工程でID情報を読み取れなかったクリーニング製品に対応するクリーニング製品を前記入荷情報に基づいて補充することを含む、請求項5に記載のクリーニング方法。
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